JPH0873305A - 除草組成物 - Google Patents
除草組成物Info
- Publication number
- JPH0873305A JPH0873305A JP6234198A JP23419894A JPH0873305A JP H0873305 A JPH0873305 A JP H0873305A JP 6234198 A JP6234198 A JP 6234198A JP 23419894 A JP23419894 A JP 23419894A JP H0873305 A JPH0873305 A JP H0873305A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- herbicide
- composition
- weeds
- formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
選択性の高い芝生用除草剤を提供する。 【構成】式(I)で表される化合物と式(II)で表され
る化合物からなる除草剤組成物: 【化1】 この組成物は高い選択性除草効果と化合物(I)と化合
物(II)の相加作用並びに相乗作用を示す。
Description
用の除草剤組成物に関する。
フ場や公園などの芝生地の雑草を防除するために長年に
わたって除草剤の研究開発がなされ多種多様な薬剤が実
用化されてきた。しかしながら、芝生に全く薬害を及ぼ
すことなく対象雑草特にヒメクグ、ハマスゲ等の難防除
カヤツリグサ科多年生雑草に対して優れた選択的除草効
果を示す既存の薬剤はほとんどない。
に鑑み鋭意検討した結果、式(I):
く薬害を発現することなく、上記雑草に対しては単にそ
れぞれの除草効果が相加的に得られるだけではなく、相
乗的にも効果を発揮することを見い出し本発明を完成す
るに至った。
号公報記載の化合物で、従来の除草剤に比して低薬量で
優れた除草効果をあげ、なおかつ、トウモロコシ、コム
ギ、イネ等の作物や芝生に対して高い安全性を有する。
また、多くの一年生雑草に卓効を示すのみならず多年生
雑草にも強い効力を示し、その有用性は大きい。化合物
(II)は、メチルダイムロンと呼ばれ、公知除草活性化
合物である。
成分の相対的活性にもよるが、一般には化合物(I)1
重量部当たり、化合物(II)を0.1〜1000重量部
含んでいる。多くの場合、本発明の配合除草剤の最高の
利点は化合物(I)1重量部当たり化合物(II)が10
〜500重量部、特に15〜200重量部、更に特に2
5〜100重量部のときに得られる。これら混合物の処
理薬量は、有効成分として0.1〜10g/m2 が適当
である。
来除草が困難であった芝生中のカヤツリグサ科多年生雑
草例えばヒメクグ、ハマスゲ等を芝生に薬害を与えるこ
となしに選択的に除草できる。そして、その除草作用に
は相加作用のみならず、相乗作用も認められる。
体希釈剤からなるキャリヤーと混合した組成物の形態で
使用するのが好ましい。組成物は更に界面活性剤を含む
のが好ましい。本発明組成物を除草剤として施用するに
あたっては一般には適当な担体、例えばクレー、タル
ク、ベントナイト、珪藻土等の固体担体或いは水、アル
コール類(メタノール、エタノール等)、芳香族炭化水
素類(ベンゼン、トルエン、キシレン等)塩素化炭化水
素類、エーテル類、ケトン類、エステル類(酢酸エチル
等)、酸アミド類(ジメチルホルムアミド等)などの液
体担体と混用して適用することができ、所望により乳化
剤、湿潤剤、分散剤、結合剤、浸透剤、展着剤、安定剤
などを添加し、乳剤、液剤、水和剤、粉剤、粒剤、顆粒
剤、懸濁剤等任意の剤型にて実用に供することができ
る。この際同時に複数の他の除草剤、殺虫剤、殺菌剤、
植物生長調整剤、肥料等と混合使用することも可能であ
る。
次のように説明することができる。即ち、個々の活性化
合物は、その除草活性にそれぞれ欠点を示す場合が多く
あるが、その場合2種の活性化合物を組み合せた場合の
除草活性が、その2種の化合物の各々の活性の単純な合
計(期待される活性)よりも大きくなる場合にこれを相
乗作用という。2種の除草剤の特定組合せにより期待さ
れる活性は、次のようにして計算することができる(下
記の数1の式をコルビーという:Colby S.R.除草剤の組
合せの相乗及び拮抗作用反応の計算「Weed」15巻20
〜22頁、1967年を参照)。
理した場合に期待される抑制率 即ち、実際の抑制率が上記計算より大きいならば組合せ
による活性は相乗作用を示すということができる。
説明するが、本発明における化合物、製剤量、剤形等は
実施例のみに限定されるものではない。尚、「部」は全
て重量部を意味する。
mmφのスクリーンにて押し出し造粒し、50℃で2時
間乾燥して粒剤とする。
製箱に殺菌した畑地土壌を入れ、ヒメクグ、ハマスゲの
塊茎およびコウライシバの地下茎を各々スポット状に播
き、0.5cm覆土した。播種当日100cc/m2 の
散布水量で、土壌処理を行った。散布の際の薬液は、前
記配合例に準じて、適宜調整された水和剤を水で希釈し
て小型スプレーで散布した。薬液散布3週間後に、地上
部生体重を測定し、次の式で抑制率(%)を求めた。
効果試験の結果を示した。第2表に化合物(I)と化合
物(II)とを混合した場合の試験結果を示した。
製箱に殺菌した畑地土壌を入れ、ヒメクグ、ハマスゲの
塊茎およびコウライシバの地下茎を各々スポット状に播
き、0.5cm覆土した。播種後10日目に100cc
/m2 の散布水量で、生育期処理を行った。散布の際の
薬液は、前記配合例に準じて、適宜調整された水和剤を
水で希釈して小型スプレーで散布した。薬液散布3週間
後に、地上部生体重を測定し、試験例1と同様に抑制率
(%)を求めた。第3表に化合物(I)および化合物
(II)の単剤の除草効果試験の結果を示した。第4表に
化合物(I)および化合物(II)とを混合した場合の試
験結果を示した。
各成分の相対的活性にもよるが、一般には化合物(I)
1重量部当たり、化合物(II)を0.1〜1000重量
部含んでいる。多くの場合、本発明の配合除草剤の最高
の利点は化合物(I)1重量部当たり化合物(II)が1
0〜500重量部、特に15〜200重量部、更に特に
25〜100重量部のときに得られる。これら混合物の
処理薬量は、有効成分として0.1〜10g/m2 が適
当である。このような化合物(I)と(II)の混合比と
処理薬量で処理する場合、芝生中のカヤツリグサ科の多
年生雑草、例えばヒメクグ、ハマスゲ等を選択的に除草
でき、又、それら化合物(I)又は(II)を単独で散布
する場合より低い薬量で、芝生に薬害を与えずに優れた
選択的除草効果を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 式(I): 【化1】 で表される化合物と式II: 【化2】 で表される化合物とを有効成分として含有することを特
徴とする除草剤組成物。 - 【請求項2】芝生用である請求項1記載の除草剤組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6234198A JPH0873305A (ja) | 1994-09-03 | 1994-09-03 | 除草組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6234198A JPH0873305A (ja) | 1994-09-03 | 1994-09-03 | 除草組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0873305A true JPH0873305A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16967229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6234198A Pending JPH0873305A (ja) | 1994-09-03 | 1994-09-03 | 除草組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0873305A (ja) |
-
1994
- 1994-09-03 JP JP6234198A patent/JPH0873305A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1045516A (ja) | 除草剤組成物 | |
JPH0873305A (ja) | 除草組成物 | |
JPH02160706A (ja) | 除草剤組成物 | |
JPS6045503A (ja) | 除草剤 | |
JPH0669926B2 (ja) | 除草剤組成物 | |
JPH0528202B2 (ja) | ||
JP3613715B2 (ja) | 除草剤組成物 | |
JPH04257503A (ja) | 除草剤組成物 | |
EP0352992A2 (en) | Herbicidal composition | |
JPS62292708A (ja) | 水田用除草剤組成物 | |
JPH09309808A (ja) | 除草剤組成物 | |
JPH06271409A (ja) | 除草剤組成物 | |
KR930002954B1 (ko) | 제초제 조성물 | |
JPH0363526B2 (ja) | ||
JPS6351304A (ja) | 除草剤組成物 | |
JPH0669923B2 (ja) | 除草剤組成物 | |
JPS6379804A (ja) | 水田用除草剤組成物 | |
JPH0511088B2 (ja) | ||
JPS6141490B2 (ja) | ||
JPH06192017A (ja) | 除草剤組成物 | |
JPS638303A (ja) | 水田用除草剤組成物 | |
JPH0446921B2 (ja) | ||
JPS608204A (ja) | 除草組成物 | |
JPS63190803A (ja) | 除草組成物 | |
JPH0578528B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071025 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081025 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091025 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091025 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101025 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101025 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111025 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111025 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121025 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131025 Year of fee payment: 11 |