JPH0872275A - 感熱記録装置 - Google Patents

感熱記録装置

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JPH0872275A
JPH0872275A JP6240672A JP24067294A JPH0872275A JP H0872275 A JPH0872275 A JP H0872275A JP 6240672 A JP6240672 A JP 6240672A JP 24067294 A JP24067294 A JP 24067294A JP H0872275 A JPH0872275 A JP H0872275A
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recording
platen roller
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thermal transfer
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Sachio Shibata
柴田佐知夫
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Graphtec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感熱記録装置において、記録品質に悪影響を
与えるプラテンローラの蓄熱による温度上昇を防止す
る。 【構成】 プラテンローラを冷却するファンを設け、こ
のファンのダクトとして記録前の記録紙をプラテンロー
ラへ導く記録前ガイドと記録後の記録紙を装置外に送出
するための記録後ガイドとを利用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録媒体上にサーマ
ルヘッドを用いて所定の画像を形成する感熱記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】感熱記録装置では、一般に金属芯材に硬
質ゴム等が付されたプラテンローラ上に保持された記録
媒体にサーマルヘッドを用いて記録する。従って、細か
い画像を記録する場合などサーマルヘッドが頻繁に駆動
され発生する熱量が大きくなる。これは、記録画像の品
質の低下あるいはサーマルヘッドの寿命の低下等をもた
らす。このため、従来の装置では、サーマルヘッドを冷
却するサーマルヘッド冷却ファンを設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サーマ
ルヘッドを冷却したとしても装置内温度が周囲環境ある
いは運転により上昇した場合、プラテンローラに所定以
上の蓄熱が生じる場合があった。プラテンローラに一旦
蓄熱が生じると、一般にプラテンローラは上述のように
構成されているので放熱がされにくくますますプラテン
ローラの温度が上昇する場合があった。このような感熱
記録装置において、例えば樹脂系のインクリボンを使用
するいわゆる熱転写記録装置を製造した場合、プラテン
ローラの温度上昇により描画品質が低下する欠点があっ
た。この発明はこの点を改善するためになされたもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、この発明で
は、プラテンローラに対して記録前の記録媒体をガイド
する記録前ガイドと記録後の記録媒体を上記プラテンロ
ーラから装置外に移送するための記録後ガイドを利用し
て、上記プラテンローラに対抗する部分のみ開口を有す
る略密閉された空間を形成し、外空間内の空気を排気す
ることにより上記プラテンローラの熱を放散させるプラ
テンローラ冷却ファンを設けるよう構成した。
【0005】
【作用】このようにプラテンローラ冷却ファンによりプ
ラテンローラの熱を奪う空気の流れを形成するようにし
たので、プラテンローラの放熱効率を大きくすることが
できる。
【0006】
【実施例】以下、図面の一実施例を参照して本発明を詳
細に説明する。ここで、図1及び図2は本発明の第1実
施例装置、図3は本発明の第2実施例装置をそれぞれ示
したものである。まず、図1及び図2を参照して第1実
施例装置について説明する。この第1実施例装置は熱転
写記録装置に関するもので、本体部とカバー部とリボン
カートリッジとを有している。
【0007】本体部は、電源及び制御部と、プラテンロ
ーラ31、定型紙(記録媒体)としてのカット紙用上ガ
イド(記録前定型用ガイド)32、カット紙用下ガイド
33、紙有無センサー34、プラテン駆動モータ35、
プラテン冷却ファン36、リボン駆動モータ37、リボ
ンカートリッジガイド38、センサー検出板39、ロー
ル記録紙ガイド301及び記録後ガイド302から構成
されている。
【0008】カバー部は、操作部11、ヘッド冷却ファ
ン12、サーマルヘッド13、風向変更ソレノイド1
4、風向変更板15及びリボン剥離棒16を有してい
る。
【0009】リボンカートリッジは、リボン巻取ローラ
21、リボン供給ローラ22及び位置決め溝23を有し
ている。
【0010】図1に示した状態で、リボンカートリッジ
を本体部のリボンカートリッジガイド38に取り付けカ
バーを閉じる。プラテンローラ31上には、ロール記録
紙30、熱転写リボン、サーマルヘッド13の順で保持
される。この時、リボンカートリッジのリボン巻取ロー
ラ21は本体部のリボン巻取モータ37に係合し、カバ
ー部のリボン剥離棒16が所定の剥離位置に保持され
る。さらに、カバー部の風向変更板15が転写後の熱転
写リボンに対抗する位置に位置づけられる。
【0011】この実施例装置のリボンカートリッジはそ
の保持する熱転写リボンの色または種類に応じた識別の
ための物理構造(図示せず)が設けられており、また、
この装置の本体部にはリボンカートリッジの物理構造を
読み取りいずれの色または種類の熱転写リボンが装着さ
れているか検出するセンサー(図示せず)が備えられて
いる。
【0012】今、装着された熱転写リボンが樹脂系の熱
転写リボンであったばあい、その剥離に際しては熱転写
リボンの温度を十分冷却する必要があるので、カバー部
の風向変更ソレノイド14に指令を発し風向変更板15
を転写後の熱転写リボン方向に向けヘッド冷却ファン1
2の風が転写後の熱転写リボンに当たるようにしてい
る。また、装着された熱転写リボンがワックス系のもの
であった場合には、転写後の熱転写リボンを冷却する必
要がないので風向変更ソレノイド14は風向変更板15
を転写後の熱転写リボンとは無関係な位置に位置づけ
る。この装置はこのように構成されているので、熱転写
リボンの種類におうじた適切な処理を可能にしている。
【0013】図1に示すように、ロール記録紙30は、
その保持部からロール記録紙ガイド(図2符号301)
を経てプラテンローラ31上に繰り出される。このよう
な状態で、リボンカートリッジを装着しカバーを閉じ
る。プラテンローラ31をプラテン駆動モータ35によ
り駆動し、記録信号をサーマルヘッド13に付与するこ
とで所望の熱転写記録を行うことができる。
【0014】図2に示すように、プラテンローラ31に
近接して記録後ガイド302、カット(定型)紙用上ガ
イド32、カット(定型)紙用下ガイド33、紙有無セ
ンサー34、センサー検出板39及びロール記録紙ガイ
ド301が設けられている。記録後ガイド302とカッ
ト(定型)紙用上ガイド32はプラテンローラ31を冷
却するためのダクトとなるようにプラテンローラ31に
対抗する部分を除いて閉じられ略密閉空間を形成するよ
う構成されている。すなわち、対抗配置された記録後ガ
イド302とカット(定型)紙用上ガイド32による側
部開口については図示しない側板を用いて閉じ、下部に
ついてはそれぞれのガイドが折り曲げ部材により一体形
成されて閉じられている。
【0015】そして、このダクトとして作用するこの略
閉じた空間の両側板部にプラテン冷却ファン36をを設
けている。この2つのそれぞれのプラテン冷却ファン3
6は、装置の両側の側板に設けられたスリット付き開口
(図示せず)に対応しておりプラテンローラ31の熱を
含んだ空気流を装置外に放出するよう作用している。さ
らに、プラテンローラ31を支持する装置の両側板には
その支持部付近にスリット付き開口(図示せず)が設け
られている。したがって、プラテン冷却ファン36の動
作による空気の流れは、プラテンローラ31装着部付近
の装置外空気→プラテンローラ31→プラテン冷却ファ
ン36→装置外となり、装置内の空気を循環させるもの
より放熱効果を良好なものとしている。
【0016】装置がカット紙(定型紙)を使用する場合
には、図1に示すリボンカートリッジ及びロール記録紙
30を取り出し、カバーを開けた状態で、前方(図1右
方)からプラテンローラ31、記録後ガイド302上に
カット紙を挿入し、次いでこのカット紙の他端側をカッ
ト紙用上ガイド32とカット紙用下ガイド33との間に
挿入して装着する。そして、リボンカートリッジを装着
しカバーを閉じることで記録可能な状態とすることがで
きる。
【0017】ところで、この実施例装置では、ロール記
録紙30及びカット(定型)紙双方を使用可能にするた
めそれらの記録紙の有無を検出する機構を設けている。
図2に示すように、ロール記録紙30の有無を検出する
ためのロール側片391とカット紙の有無を検出するた
めのカット側片392を有したセンサー検出板39を設
けている。図2に示すように、ロール記録紙30または
カット紙のいずれかが装置に装着されているとすると、
センサー検出板39は反時計方向に所定量回転する。こ
れにより、紙有無センサー34の検出領域を大きくおお
う。従って、紙有無センサー34に入力される反射光量
が大きくなり大きな出力が生じ、いずれかの記録紙が装
着されていることを知ることができる。
【0018】さて、図3に示す本発明の第2実施例装置
は、記録後ガイド302に記録紙切断機構を設けたもの
である。記録後ガイド302には使用可能な記録紙の最
大幅に対応した長さの切断下刃52を設け、この切断下
刃52に対応する位置に回転刃51をカッター駆動機構
51を介して取り付けている。回転刃51はカッター駆
動機構50により記録紙の横断方向に移動可能に構成さ
れており装置制御部の指令により記録紙を必要な大きさ
に切断する。
【0019】このように、プラテンローラ31のダクト
を形成する記録後ガイド302に記録紙切断機構を設け
たので、この切断により紙粉等が発生したとしてもプラ
テン冷却ファン36により発生した紙粉がダクト内に吸
い込まれるので、切断後の記録紙を汚すことがなく、ま
た紙粉が切断部に滞ることによる切断不良をも防止する
ことができる。なお、このばあいにおいて、この実施例
装置では、切断による紙粉の散逸を防止するためにダク
ト内に紙粉を保持するためのフィルタを設けている。
【0020】
【発明の効果】以上、本発明では記録紙のガイドをプラ
テンローラの冷却のためのダクトとして利用するよう構
成したので、比較的簡単にプラテンローラの冷却を行う
ことができ感熱記録装置の記録品質特に樹脂系熱転写リ
ボンを使用する熱転写記録装置の記録品質を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例を示す装置の全体
構成説明図である。
【図2】図2は、図1に示す装置の要部構成図である。
【図3】図3は、本発明の第2実施例装置を示す要部構
成図である。
【符号の説明】
302:記録後ガイド 32:カット紙用上ガイド 31:プラテンローラ 36:プラテン冷却ファン
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 29/377 B41J 29/00 Q

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンローラ上に移送される記録媒体に
    サーマルヘッドを用いて感熱記録を行う感熱記録装置に
    おいて、 プラテンローラと、一端側がこのプラテンローラに近接
    して配置され記録前の記録媒体を上記プラテンローラに
    案内する記録前ガイドと、該記録前ガイドに対抗すると
    ともに一端側が上記プラテンローラに近接して配置され
    記録後の記録媒体を該プラテンローラから装置外に案内
    する記録後ガイドと、上記記録前ガイドと上記記録後ガ
    イドの2つの側部開口及び他端側の開口をそれぞれ閉じ
    る部材を設けて略閉じた空間を形成し、かつ該閉じた空
    間の所定の位置に上記プラテンローラの熱を放散させる
    冷却ファンを設けたことを特徴とする感熱記録装置。
  2. 【請求項2】プラテンローラ上に移送される記録媒体に
    サーマルヘッドを用いて感熱記録を行う感熱記録装置に
    おいて、 プラテンローラと、一端側がこのプラテンローラに近接
    して配置されロール記録媒体から引き出された記録前の
    ロール記録媒体を上記プラテンローラに案内する記録前
    ロールガイドと、一端側が上記プラテンローラに近接し
    て配置され記録前の定型記録媒体を上記プラテンローラ
    に案内する記録前定型用ガイドと、該記録前定型用ガイ
    ドに対抗するとともに一端側が上記プラテンローラに近
    接して配置され記録後の記録媒体を該プラテンローラか
    ら装置外に案内する記録後ガイドと、上記記録前定型用
    ガイドと上記記録後ガイドの2つの側部開口及び他端側
    の開口をそれぞれ閉じる部材を設けて略閉じた空間を形
    成し、かつ該閉じた空間の所定の位置に上記プラテンロ
    ーラの熱を放散させる冷却ファンを設けたことを特徴と
    する感熱記録装置。
  3. 【請求項3】上記記録後ガイドに記録後の用紙を切断す
    る用紙切断装置を設けたことを特徴とする請求項2記載
    の感熱記録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019077109A (ja) * 2017-10-25 2019-05-23 ブラザー工業株式会社 印刷装置
JP2019123177A (ja) * 2018-01-18 2019-07-25 東芝テック株式会社 処理端末

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JP2019077109A (ja) * 2017-10-25 2019-05-23 ブラザー工業株式会社 印刷装置
JP2019123177A (ja) * 2018-01-18 2019-07-25 東芝テック株式会社 処理端末

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