JPS635976A - 熱転写記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、シート上に塗布形成されたインク層をサーマ
ルヘッドによって選択的に加熱し、記録２・・、　。

紙上にインクを熱転写して記録を行う熱転写記録装置に
関するものである。

従来の技術 従来の熱転写記録装置は、例えば特開昭５７−１９９６
７１号公報で開示されているように、その構成は第６図
に示すようなものであった。すなわち第６図において、
表面にインク層を形成したインクシート４４は、記録紙
４３とともにサーマルヘッド４１とプラテンローラー４
２の間に挾まれて矢印Ｃ方向に搬送される。このとき入
力画信号“に応じて駆動されるサーマルヘッド４１によ
り選択的に加熱されたインクシート４４上のインクが記
録前４３上に熱転写され記録される。

また−般に、このような構成の装置におけるインクシー
ト保持手段としては、前記インクシートの交換及び着脱
等を容易に行なわせ腸るため、例えば特開昭６０−１０
５５６１号公報にて開示されるようなインクシートカセ
ットによるインクシート保持機構があった。第７図は、
その構成を示したものであり、管状の巻芯４６に巻回さ
れたインクシート４６を保持するために、筐体４７．４
８の両側に各々配設されたリール軸４９及び４９’に巻
芯ガイド部材５０．５０’が設けられており、前記リー
ル軸及び巻芯ガイド部材によって巻芯４６の両端部内径
面をガイドし、保持する構成となっている。

丑だ、サーマルヘッドを用いた感熱記録方式による記録
機器分野においては、近年、高速化と共に熱転写記録方
式により多色又は多階調のいわゆるフルカラー画像記録
が可能になったことから活発に研究・開発が行なわれて
いる。

しかし、フルカラー画像記録の場合においては微妙な階
調表現能力が要求され、これらの要求に装置として対応
するためには、感熱記録に必要な熱エネルギーを発生さ
せるサーマルヘッドの熱履歴による蓄熱現像を軽減する
必要があった。換言するならばす〜マルヘノドの放熱・
冷却特性を向上させるため、例えば第８図に示すような
大型の冷却フィン５１等の放熱部材を取付けたサーマル
ヘッドが必要であった。

また記録の高速化を図る場合においても事情は同じであ
りサーマルヘッドの放熱部材の大型化を招いていた。

発明が解決しようとする問題点 このことは結果としてサーマルヘッド及び放熱部材の占
めるスペースが大きくなることであり、第７図に示すよ
うなインクシート保持機構を用いる場合、リール軸間り
の間隔を短くすることが困難であった。

このことは、機器構成面からみると、サーマルヘッドの
放熱・冷却構成及び、インクシート保持機構をコンパク
トにまとめ、機器の小型軽量化を図る上で大きな課題で
あった。

そこで本発明は、前記の問題点を解決しようとするもの
であり、サーマルヘッドの放熱・冷却能力を損うことな
く、インクシートの交換・着脱が容易なｌＪＳ型・軽量
の熱転写記録装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するため本発明は、プラテン６・＼− ローラーと前記プラテンローラーに臨んでライン状の発
熱体を配置したサーマルヘッドとを配けた装置筐体と、
前記サーマルヘッドの発熱体形成面を除く、少なくとも
他の一面を覆う送風フードと、前記サーマルヘッド及び
送風フードを挾む位置に設けた、インクシートを保持す
る第１の巻芯保持部材とインクシートを巻取る巻芯を保
持する第２０巻芯保持部材とを、前記装置筐体に対して
着脱自在な同一の機枠に設けてなるインクシートカセッ
トと、前記サーマルヘッドを冷却するため、インクシー
トカセットに設けた送風フード内に送風を行うファン等
の送風手段とから成る、小型・軽量の熱転写記録装置を
構成するものである。

作　　用 上記のように構成することにより、サーマルヘッドを冷
却するだめの大型の放熱部材を設けることなく十分な放
熱・冷却能力を確保しながら、インクシートを保持する
第１の巻芯保持部材と、インクノートを巻取る巻芯を保
持する第２０巻芯保持部材の間隔を極めて小さく構成す
ることができるため、インクシート保持機構を含むイン
クシートカセットを大幅に小型・軽量化することができ
、小型・軽量の熱転写記録装置を提供できるものである
。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図から第３図において、ライン状の発熱体を有
するサーマルヘッド２は、筐体機枠１に設けられたプラ
テンローラー３と対向する位置に配置されており、前記
プラテンローラー３の外周にはピンチローラ−４，及び
６が圧接されている。筐体機枠１は支軸６を支点に回動
自在に設けられており、インクシートガイド７及び凸状
の記録紙ガイド部材８が設けられている。壕だ筐体機枠
１には、サーマルヘッド２を冷却する送風手段であるフ
ァン９が設けられている。

サーマルヘッド２を設けた筐体機枠１ｏには、記録紙１
１とインクシートカセット１２が着脱自在に配置されて
いる。

表面にインク層を形成したインクシート１３は、７１・
−。

インクシートカセット１２に保持された供給ロール１４
より引き出されインクシートガイド１６及び１７を経て
巻取ロール１６に導かれる。前記供給ロール１４及び巻
取ロール１６は、第６図に示すように、各々第１の巻芯
保持部材１８及び第２の巻芯保持部材１９によって、前
記インクシートカセット１２に着脱自在に取付けられて
いる。

インクシートカセット１２は、第４図及び第６図に示す
ようにカセット本体を構成する機枠２０゜２１と機枠を
つなぐインクシートガイド１７と、ポスト２２及び送風
フード３６と、第１の巻芯保持部材１８．第２の巻芯保
持部材１９とから構成されている。

前記第１の巻芯保持部材１８はインクシート１３を巻回
した供給ロール１４の管状巻芯２５の両側内径部分を保
持する７ランジ２３及び２４と、フランジ間に管状巻芯
２６を挾持するバネ２６と、フランジ支持軸２７と２８
とから構成されている。

また第２の巻芯保持部材１９もインクシート１３を巻取
る巻取ロール１５の管状巻芯２９の両側内径部分を保持
するフランジ３ｏ及び３１と、フランジ間に管状巻芯２
９を挾持するバネ３２と、フランジ支持軸３３と３４と
から構成されている。

ギヤ列３５は巻取ロール１５を矢印Ｂ方向に回動させる
もので、フランジ３ｏに直結している。尚、ギヤ列の一
部はインクシートカセット１２の機枠２０からのぞいて
おり、筐体機枠１ｏに設けた駆動源（図示せず）とギヤ
結合され駆動される。

前記記録紙１１は、記録紙ロールより記録紙ガイド部材
８を介してピンチローラ−４，６によってプラテンロー
ラー３に巻付けられると共に、各ローラー間に挾持され
て搬送される。

次に、本発明にょる一実施例の動作を簡単に説明する。

通常、記録を行う場合は、記録開始信号の入力に伴って
、非記録時には離間していたサーマルヘッド２をプラテ
ンローラー３に押圧し、プラテンローラー３との間に記
録紙１１とインクシート１３を挾持する。

記録信号が入力されると、大刀信号に応じて選９ベーン 択的にサーマルヘッド２の発熱体が発熱すると共に、記
録紙１１とインクシート１３をプラテンローラー３にて
矢印入方向に搬送することにより記録が行なわれる。

記録を行ないながら搬送された記録紙１１とインクシー
ト１３は互いに引離され、記録に使用された使用済みの
インクシート１３は巻取ロール１６に巻取られる。

また記録の終了した記録紙１１は、プラテンローラー３
とピンチローラ−４，５によって送り出される。

このとき、記録に伴ってサーマルヘッド２の発熱素子を
設けた基板上には、記録に際し有効に使用されなかった
熱エネルギーが蓄積されるが、この熱は、送風フード３
６と対向したサーマルヘッド裏面から放熱される。これ
は送風フード３６で囲まれた送風フード内には送風手段
であるファン９によって常時送風が行なわれているため
サーマルヘッド裏面は常に冷却が行表われる。従って、
サーマルヘッド２の放熱も十分かつ迅速に行なう１ｏ　
ペーソ ことができるものである。

尚、前記送風フード３６はカセット本体の機枠２０．２
１に設けられると共に、サーマルヘッドの裏面には従来
のように冷却フィンの大きな出張りを設ける必要がない
ため、インクシート１３の供給ロール１４と巻取リール
１６の間隔りを短くできるばかりか、従来だとデッドス
ペースであった冷却フィンの下部スペース、すなわち本
発明における送風フード３６の下部スペースを第２のイ
ンクシート保持部材設置スペースとして有効に利用でき
るため、インクシートカセット１２をさらに小型化する
ことが可能となり、ひいては感熱記録装置自身も小型・
軽量化できるものである。

このように本発明によれば、サーマルヘッド上に発生し
た記録に不必要な熱を、サーマルヘッドを覆うように設
けた送風フード内に、送風手段によって送風することに
よって放熱・冷却するため、従来のような大型の冷却フ
ィンが不要となり、インクシートカセット及び機器本体
を小型・軽量化できるばかりでなく、インクシートカセ
ットの着１１　ヘー。

脱も容易に行えるものである。

発明の効果 以上述べたように本発明によれば、筐体機枠に対し着脱
自在設けたインクシートカセットに、サーマルヘッドを
覆うように送風フードを設けると共に、前記送風フード
内に送風手段によって送風することにより、放熱構成を
大型化することなく記録に伴ってサーマルヘッド上に発
生した記録に不要な熱を、前記サーマルヘッドの送風フ
ードと対向する面から放熱させ冷却し、記録に伴うサー
マルヘッドの温度上昇幅を小さくおさえ、蓄熱現象によ
る画像の劣化の少ない高品質の記録画像を得ることがで
きると共に、装置筐体に対して着脱が容易で小型軽量の
インクカセット及び、前記インクカセットを使用した小
型で軽量の熱転写記録装置を提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の第１の実施例における熱転
写記録装置の側面断面図、第３図は同要部斜視図、第４
図及び第５図は本発明実施例におけるインクシートカセ
ットの斜視図と平面図、第６図、第７図は従来例の熱転
写記録装置とインクシートカセット平面図、第８図は従
来例のサーマルヘッド斜視図である。 ２・・・・・・サーマルヘッド、３・・・・・・プラテ
ンローラー、９・・・・・・ファン、１ｏ・・・・・・
筐体機枠、１２・・・・・・インクシートカセット、１
３・・・・・・インクシート、１８・・・・・・第１０
巻芯保持部材、１９・・・・・・第２の巻芯保持部材、
３６・・・・・・送風フード。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ｙ−
一一ざ」（牛君辷（〕、ン） Ｊ６−−−顯フード ／６−−−芋ｌの巻応不Ａ１Ｈ町羽オ ／７−　　第２の息沌禄杵部材 第５図 ／デ 第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ライン状の発熱体を有するサーマルヘッドを設けた装置
   筐体と、この装置筐体に対して着脱自在な機枠に設けた
   前記サーマルヘッドの発熱体形成面を除く、少なくとも
   他の一面を覆う送風フードと、前記サーマルヘッド及び
   前記送風フードを挾む位置に設けた、インクシートを巻
   回した管状巻芯を保持する第１の巻芯保持部材と、前記
   第１の巻芯保持部材に保持されたインクシートを巻取る
   管状巻芯を保持する第２の巻芯保持部材とからなるイン
   クシートカセットと、前記インクシートカセットに設け
   た送風フード内に送風する送風手段とを備えた熱転写記
   録装置。