JP2008080647A - プリンタ及びリボンカセット - Google Patents

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Abstract

【課題】熱転写リボンの温度上昇を抑えてを良好な品質の印刷を行うことができるプリンタ、及びそのプリンタに使用するリボンカセットを提供する。
【解決手段】プリンタ筐体1の内部に送風するファン41が設けられ、プリンタ筐体1の内部に装着されるリボンカセット50の熱転写前リボン収容部52には空気の取込口58が設けられているとともに、リボンカセット50のヘッド配置部54に向けて空気の吹出口59が設けられている。ファン41によって生じた風が取込口58を介して熱転写前リボン収容部52の内部に送られてそこに収容されている熱転写前の多色インクリボン60を冷却し、また熱転写前リボン収容部52の内部を通って送られた風が吹出口59からヘッド配置部54に配置されたサーマルヘッド7に向けて吹き出してサーマルヘッド7を冷却する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、インクリボンによって記録紙に熱転写するプリンタ及び前記インクリボンを保持し前記プリンタに装着されて使用されるリボンカセットに関する。
サーマルヘッドを加熱しインクリボンのインクを熱転写して画像の印刷を行う熱転写プリンタでは、印刷中にサーマルヘッドが高温になって蓄熱され、その結果、印刷結果の印刷物の印刷濃度にムラが生じる問題がある。このため、従来、サーマルヘッドの蓄熱を防止するためにサーマルヘッドに加える電気エネルギを制御するとともに、サーマルヘッドにファンの風を当ててサーマルヘッドの蓄熱を放熱させることが行われている。例えば、特開平11−123838号公報(特許文献1)ではプラテンに沿って往復自在とされたキャリッジに搭載されるサーマルヘッドに対して、ファンの風を当てるようにしてサーマルヘッドを冷却し過度の蓄熱を防止している。
特開平11−123838号公報
上記特許文献1のプリンタでは、サーマルヘッドにファンの駆動によって生じた風を当ててサーマルヘッドの蓄熱を放熱するようにしているが、特に複数枚の記録紙に連続印刷をするようなときには、サーマルヘッドが連続して駆動されることによってプリンタの筐体内部の温度が上昇し、筐体内部に装填されているリボンカセットのインクリボンの温度も上昇する。そして、インクリボンの温度が上昇すると、印刷画像の濃度調整に悪影響して良好な印刷結果が得ることができない。上記従来のプリンタでは、サーマルヘッドに風を当てて冷却するものの、インクリボンの温度上昇については特に考慮されていなかった。
本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、熱転写リボンを使用して良好な品質の印刷を行うことができるプリンタ、及びそのプリンタに使用するリボンカセットを提供することを目的とする。
本発明のプリンタは、印字ヘッドを用いて記録紙上に熱転写リボンのインクを熱転写して画像を印刷するプリンタにおいて、前記印字ヘッドに供給する熱転写前の熱転写リボンに風を当てて冷却するための送風手段を設けたことを特徴とする。
前記プリンタにおいて、前記送風手段は、前記印字ヘッドにも風を当てて冷却するように構成する。
また、本発明のプリンタは、熱転写リボンを保持したリボンカセットと、このリボンカセットに保持された熱転写リボンのインクを記録紙に熱転写して画像を印刷する印字ヘッドを備えたプリンタにおいて、前記リボンカセットには、前記印字ヘッドに供給する熱転写前の熱転写リボンの収容部分に空気の取込口を設け、前記取込口から前記リボンカセットの内部に送風して前記リボンカセットの内部に保持されたに熱転写前の熱転写リボンを冷却する送風手段を設けたことを特徴とする。
前記プリンタにおいて、前記リボンカセットは、前記印字ヘッドが配置されるとともに転写前の熱転写リボンが繰り出される印字ヘッド配置部を備えるとともに、前記送風手段により前記取込口から送られた風を前記印字ヘッド配置部に配置される前記印字ヘッドに向けて吹き出す吹出口を設けて構成することができる。
また、本発明のリボンカセットは、送風のための送風手段を備えるとともに、熱転写印刷を行うための印字ヘッドを備えたプリンタに装着され、前記印字ヘッドの熱転写印刷に供する熱転写リボンを保持するリボンカセットであって、熱転写前の熱転写リボンの収容部分に、前記送風手段によって送られる風を該収容部分の内部に取り込む取込口を設けたことを特徴とする。
前記リボンカセットにおいて、前記印字ヘッドが配置され転写前の熱転写リボンが繰り出される印字ヘッド配置部を備えるとともに、前記送風手段により前記取込口から送られた風を前記印字ヘッド配置部に配置される前記印字ヘッドに向けて吹き出す吹出口を設けて構成することができる。
本発明のプリンタによれば、印字ヘッドに供給する熱転写前の熱転写リボンに風を当てて冷却するための送風手段を設けたため、熱転写前の熱転写リボンを冷却することができ、熱転写前の熱転写リボンの温度上昇を防いで良好な印刷結果を得ることができる。
また、本発明のリボンカセットによれば、熱転写前の熱転写リボンの収容部分に空気の取込口を設けたため、送風のための送風手段を備えたプリンタに装着することにより、送風手段の風を取込口から取り込んで熱転写前の熱転写リボンを冷却することができ、熱転写前の熱転写リボンの温度上昇を防ぐことにより良好な印刷結果を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の実施形態に係るプリンタの外観斜視図、図2はそのプリンタの概略構成を示す断面図である。このプリンタは、例えば、はがきやL版サイズの写真用紙(記録紙)に熱昇華性の多色インクリボンの各印刷色のインクを順次重ね印刷してカラー画像の印刷を行う熱昇華型の熱転写プリンタである。図1に示すように、プリンタはプリンタ本体2と本体カバー3とで構成されるプリンタ筐体1を備えている。プリンタ筐体1の側面には、カセット挿入口4が設けられ、このカセット挿入口4から多色インクリボン60を保持したリボンカセット50が着脱自在にプリンタ筐体1内に装着可能になっている。
プリンタ筐体1の内部には収容部6が備えられており、この収容部6にカセット挿入口4から挿入されるリボンカセット50が収容される。また、収容部6には、記録紙30に印刷を行うための印字ヘッド(サーマルヘッド)7及びプラテンローラ8が設けられ、熱転写後の多色インクリボン60を巻き取るためのリボン巻取軸9が設けられている。また、記録紙30の搬送を行う一対の第1の搬送ローラ10a、10b及び第2の搬送ローラ11a、11bが設けられている。
プラテンローラ8及び搬送ローラ10a、11aは不図示のステップモータ(図5の符号86で示すステップモータ)によって回転駆動されて記録紙30を搬送路12の一方向及びその反対方向に搬送する。また、サーマルヘッド7は不図示のモータ(図5の符号88で示すDCモータ)の正逆転駆動によってプラテンローラ8に対してアップ・ダウンする。また、リボン巻取軸9は不図示のモータ(図5の符号90で示すDCモータ)によって駆動される。
また、搬送路12には記録紙30の端部を検出する記録紙センサ13が設けられており、多色インクリボン60の移動経路には多色インクリボン60の各インク色の頭出しマークの検出を行うリボンセンサ14が設けられている。
また、プリンタ筐体1に設けられる給紙口15の近傍に給紙トレイ5が設けられている。この給紙トレイ5の給紙口15に臨む端部には、給紙トレイ5に重ねて収容された記録紙30を1枚ずつ分離するための分離爪16が設けられ、給紙トレイ5に収容された記録紙30を上方に持ち上げる給紙レバー17が設けられている。給紙トレイ5の上部には、分離爪16によって分離される記録紙30を給紙口15からプリンタ筐体1の内部に送り出すピックアップローラ18が設けられている。給紙レバー17は、印刷開始時に図示しないモータ(図8の符号92で示すDCモータ)の駆動によって給紙トレイ5に収容された記録紙30の先端部を上方に持ち上げてピックアップローラ18に当接させる一方、ピックアップローラ18が前記DCモータ92によって回転駆動される。また、プリンタ筐体1の給紙口15の上部には排紙口19が設けられ、記録紙30を排紙口19から装置外に排出できるようにしている。
また、プリンタ筐体1上部には外気の取込口40が設けられ、この取込口40にはファン(冷却ファン)41が設けられ、取込口40からプリンタ筐体1内に外気を取り込むようにしている。また、取込口40から取り込まれた外気を吹き出すファン41の吹出口42がプリンタ筐体1内に配置されるリボンカセット50に向けて配置されており、ファン41によって取込口40から取り込まれた外気が吹出口42を介してリボンカセット50に向けて吹き出すようになっている。
また、図1ないし図3に図示するように、プリンタ筐体1の収容部6に収容される熱転写リボン(多色インクリボン)60を保持するリボンカセット50はハウジング51を備えている。このハウジング51は、熱転写前(未使用)リボン収容部52と熱転写後(使用済)リボン収容部53を備えるとともに、その両収容部の間、すなわち熱転写前リボン収容部52のリボン搬送方向下流側で熱転写後リボン収容部53のリボン搬送方向上流側にサーマルヘッド7が配置されるヘッド配置部54を備え、熱転写前リボン収容部52と熱転写後リボン収容部53の端部に両収容部を接続する接続部55を備えている。熱転写前リボン収容部52の内部にはリボン供給コア56が回転自在にして設けられ、このリボン供給コア56に熱転写前の未使用の多色インクリボン60が巻回されて収容されている。熱転写後リボン収容部53の内部にはリボン巻取軸9に係合するリボン巻取コア57が回転自在に設けられ、リボン巻取軸9の回転駆動によりリボン巻取コア57に熱転写後の使用済の多色インクリボン60が巻き取られる。
また、前記ハウジング51の未使用リボン収容部52には、前記ファン41の吹出口42に対向して取込口58が設けられており、ファン41の吹出口42から吹き出す空気を取込口58から熱転写前リボン収容部52の内部に取り込むようにする一方、ヘッド配置部54の近傍の熱転写前リボン収容部52には、空気の吹出口59が設けられており、取込口58から取り込まれた空気が熱転写前リボン収容部52に収容された熱転写前の多色インクリボン60が巻回されるリボン供給コア56の周囲を通り吹出口59を介してヘッド配置部54に配置されるサーマルヘッド7に向けて吹き出すようにしている。
リボンカセット50に収容される多色インクリボン60は、図4に図示するように、イエロー(Y)61、マゼンタ(M)62、シアン(C)63の各色の熱昇華インク層及びオーバーコートのためのインク層(OP)64が面順次に繰り返し設けられ、各インク層の先頭位置には頭出しマーク65a、65b、65c、65dが設けられている。
図5は、プリンタの電子回路のブロック図を示している。図5に示すように、このプリンタの電子回路には、CPUからなる制御部80が備えられ、この制御部80には、印刷処理を行うためのプログラムを記憶したROM81、外部装置100から転送される印刷データを記憶するとともに印刷処理に必要なデータを記憶するRAM82が接続されている他、サーマルヘッド7を印刷データに応じて発熱駆動する駆動回路83、ファン(冷却ファン)41の駆動回路84、プラテンローラ8及び搬送ローラ10a、11aを駆動するためのステップモータ86の駆動回路85、サーマルヘッド7をプラテンローラ8に対してアップ・ダウンするためのDCモータ88の駆動回路87、リボン巻取軸9を駆動するDCモータ90の駆動回路89、ピックアップローラ18及び給紙レバー17を駆動するためのDCモータ92の駆動回路91が接続されている。また、制御部80にはサーマルヘッド7部分での温度を検出するためのサーミスタ93が接続されている。また、制御部80は、I/F回路94を介して外部装置100に接続され、外部装置100からI/F回路94を介して印刷データの転送を受ける。また、制御部80には、記録紙30の先端を検出するための記録紙センサ13、インクリボン60に付された頭出しマーク65a、65b、65c、65dを検出するリボンセンサ14が接続されている。
次に、プリンタの印刷動作について説明する。図5はプリンタの印刷処理を示すフローチャートである。パーソナルコンピュータなどの外部装置100において、そこに格納されているカラー写真画像の印刷を指示すると、外部装置100によって印刷を指示されたカラー写真画像のイエロー、マゼンタ及びシアンの各印刷データが生成され、それらの印刷データがI/F回路94を介してプリンタに転送される。外部装置100から転送された印刷データはRAM82の印刷データのメモリ領域に格納されているとともに、図5のフローチャートに示す印刷処理が行われる。
最初に、ファン41が駆動される(ステップS1)。このファン41が駆動されることによって、取込口40から外気がプリンタ筐体1内に取り込まれ、取り込まれた空気が吹出口42からリボンカセット50の取込口58に向けて吹き出し、この取込口58から取り込まれた空気がリボンカセット50の熱転写前リボン収容部52の内部を通って吹出口59からヘッド配置部54に向けて吹き出す。これによって、熱転写前リボン収容部52に収容されている熱転写前の多色インクリボン60がファンの送風によって冷却され、またサーマルヘッド7が冷却される。
このようにして、ファン41が駆動されてリボンカセット50の熱転写前リボン収容部52の内部及びサーマルヘッド7に送風される中で、以下の印刷処理が行われる。まず、多色インクリボン60のイエローインク61の頭出しが行われる(ステップS2)。このイエローインク61の頭出しでは、サーマルヘッド7がプラテンローラ8から開離した状態で、DCモータ90によりリボン巻取軸9が駆動されてリボン送りがなされる。リボンセンサ14によってイエローインク61の頭出しマーク65aが検出されると、DCモータ90が停止されイエローインク61の頭出しが終了する。
イエローインク61の頭出しが終了すると、次に給紙トレイ5からプリンタに対して記録紙30の給紙が行われる(ステップS3)。すなわち、DCモータ92が正転駆動され、これによりピックアップローラ18が紙送り方向に回転される一方、給紙レバー17が記録紙30を持ち上げるように移動し最上部の記録紙30をピックアップローラ18に当接させることにより、その記録紙30が分離爪16で分離されてプリンタに向けて繰り出される。給紙が終了すると、DCモータ92は逆転駆動され給紙レバー17は元の位置に復帰する。DCモータ92とピックアップローラ18の間の駆動伝達機構にはワンウエイクラッチが介挿されており、DCモータ92の逆転駆動はピックアップローラ18には伝達されない。
記録紙30の給紙が開始されると、記録紙30を搬送路12の一方向に搬送するべく、ステップモータ86が駆動されてプラテンローラ8及び搬送ローラ10a、11aが回転駆動され、記録紙30が搬送路12のサーマルヘッド7の位置に向けて搬送される。
そして、記録紙30の先端がサーマルヘッド7の上流側に設けた記録紙センサ13の位置に到達し、記録紙センサ13によって検出されると、ステップモータ86によってプラテンローラ8、第1の搬送ローラ10a及び第2の搬送ローラ11aが駆動されて記録紙30が搬送路12の一方向に沿って搬送され、サーマルヘッド7が駆動されてイエローインク61を用いてイエローの印刷データの印刷が行われる(ステップS4)。
イエロー印刷が終了すると、多色インクリボン60のマゼンタインク62の頭出しが行われる(ステップS5)。この場合も、DCモータ88の逆転駆動によりサーマルヘッド7をプラテンローラ8から開離し、DCモータ90によりリボン巻取軸9が駆動されてリボン送りがなされる。リボンセンサ14によってマゼンタインク62の頭出しマーク65bが検出されると、DCモータ90が停止されマゼンタインク62の頭出しが終了する。
マゼンタインク62の頭出しが終了すると、サーマルヘッド7がプラテンローラ8から開離した状態で、ステップモータ86によって第1の搬送ローラ10a及び第2の搬送ローラ11aが逆転駆動されて、記録紙30の先端が記録紙センサ13によって検出されるまで搬送路12の上流側に向け逆搬送されて記録紙30の印刷開始の位置合せが行われる(ステップS6)。
この記録紙30の位置合せが終了すると、サーマルヘッド7をプラテンローラ8に当接させ、プラテンローラ8、第1の搬送ローラ10a及び第2の搬送ローラ11aを駆動して記録紙30を搬送路12の一方向に沿って搬送しつつ、サーマルヘッド7が駆動されマゼンタインク62を用いてマゼンタの印刷データの重ね印刷が行われる(ステップS7)。
以下、同様にして、シアンインク63の頭出しが行われ(ステップS8)、再度記録紙30の印刷開始の位置合せが行われ(ステップS9)、シアンインク63を用いたシアンの印刷データの重ね印刷が行われ(ステップS10)、更に、オーバーコートインク64の頭出しが行われ(ステップS11)、再々度記録紙30の印刷開始の位置合せが行われ(ステップS12)、オーバーコートインク64の重ね印刷が行われる(ステップS13)。
このようにして、イエローインク61、マゼンタインク62、シアンインク63及びオーバーコートインク64の各インクによる多色印刷の間を通して駆動され、熱転写前の多色インクリボン60及びサーマルヘッド7に外気を送風してそれらを冷却するファン41が停止されて印刷処理が終了する(ステップS14、エンド)。
なお、制御部80は、サーマルヘッド7に設けたサーミスタ93によって検出されるサーマルヘッド7の温度に応じてファン41の運転を制御し、サーマルヘッド7の温度上昇が大きい場合には、ファン41の風量が増大するように駆動制御する。
このような実施の形態のプリンタによれば、ファン41によって取り込んだ外気を熱転写前の多色インクリボン60に向け送風して冷却することができるので、多色インクリボン60の温度上昇を防ぐことができ、優れた品質の多色印字を行うことができる。また、多色インクリボン60の冷却とともにサーマルヘッド7も冷却してサーマルヘッド7の蓄熱を放熱することができて印刷濃度のムラのない優れた品質の多色印字を行うことができる。
また、上記実施の形態のリボンカセット50によれば、ファン41を備えたプリンタに装填して使用することにより、ファン41によって取り込んだ外気を熱転写前の多色インクリボン60に向け送風して冷却することができるので、多色インクリボン60の温度上昇を防ぐことができ、優れた品質の多色印字を行うことができる。また、多色インクリボン60の冷却とともにサーマルヘッド7も冷却してサーマルヘッド7の蓄熱を放熱することができて印刷濃度のムラのない優れた品質の多色印字を行うことができる。
更に送風手段としてはファンの他にブロワーその他風を送る手段を適宜採用することが可能である。
本発明の実施形態に係るプリンタの外観斜視図。 そのプリンタの概略構成を示す断面図。 そのプリンタで使用するインクリボンカセットの断面図。 インクリボンの説明図。 そのプリンタの電子回路のブロック図。 そのプリンタの印刷処理のフローチャート。
符号の説明
1…プリンタ筐体
2…プリンタ本体
3…本体カバー
4…カセット挿入口
5…給紙トレイ
6…収容部
7…印字ヘッド(サーマルヘッド)
8…プラテンローラ
9…リボン巻取軸
10a、10b…第1の搬送ローラ
11a、11b…第2の搬送ローラ
12…搬送路
13…記録紙センサ
14…リボンセンサ
15…給紙口
19…排紙口
30…記録紙
40…外気の取込口
41…ファン
42…外気の吹出口
50…リボンカセット
51…ハウジング
52…熱転写前リボン収容部
53…熱転写後リボン収容部
54…ヘッド配置部
58…取込口
59…吹出口
60…熱転写リボン(多色インクリボン)

Claims (6)

  1. 印字ヘッドを用いて記録紙上に熱転写リボンのインクを熱転写して画像を印刷するプリンタにおいて、
    前記印字ヘッドに供給する熱転写前の熱転写リボンに風を当てて冷却するための送風手段を設けたことを特徴とするプリンタ。
  2. 前記送風手段は、前記印字ヘッドにも風を当てて冷却することを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 熱転写リボンを保持したリボンカセットと、このリボンカセットに保持された熱転写リボンのインクを記録紙に熱転写して画像を印刷する印字ヘッドを備えたプリンタにおいて、
    前記リボンカセットには、前記印字ヘッドに供給する熱転写前の熱転写リボンの収容部分に空気の取込口を設け、
    前記取込口から前記リボンカセットの内部に送風して前記リボンカセットの内部に保持されたに熱転写前の熱転写リボンを冷却する送風手段を設けたことを特徴とするプリンタ。
  4. 前記リボンカセットは、前記印字ヘッドが配置されるとともに転写前の熱転写リボンが繰り出される印字ヘッド配置部を備えるとともに、前記送風手段により前記取込口から送られた風を前記印字ヘッド配置部に配置される前記印字ヘッドに向けて吹き出す吹出口を設けたことを特徴とする請求項3に記載のプリンタ。
  5. 送風のための送風手段を備えるとともに、熱転写印刷を行うための印字ヘッドを備えたプリンタに装着され、前記印字ヘッドの熱転写印刷に供する熱転写リボンを保持するリボンカセットであって、
    熱転写前の熱転写リボンの収容部分に、前記送風手段によって送られる風を該収容部分の内部に取り込む取込口を設けたことを特徴とするリボンカセット。
  6. 前記印字ヘッドが配置され転写前の熱転写リボンが繰り出される印字ヘッド配置部を備えるとともに、前記送風手段により前記取込口から送られた風を前記印字ヘッド配置部に配置される前記印字ヘッドに向けて吹き出す吹出口を設けたことを特徴とする請求項5に記載のリボンカセット。
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