JP2019123177A - 処理端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】交換部材の交換の作業性を向上させることである。【解決手段】処理端末は、第1筐体と、第2筐体と、回転軸と、開口と、装着部と、を備える。前記回転軸は、前記第1筐体及び前記第2筐体を回転可能に連結する。前記開口は、前記第1筐体及び前記第2筐体が前記回転軸を介して閉じられた状態にある場合、前記第2筐体の前記第1筐体側に設けられる。前記装着部は、前記第2筐体の内部に前記開口と対向して設けられ、交換部材を装着する。【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、処理端末に関する。
従来の処理端末として、底面付近にエンジンボードを搭載したエンジン部を有する第1筐体と、上面に情報を表示するディスプレイ及びタッチパネルを有する第2筐体と、第1筐体に対して第2筐体を回転可能に連結する回転軸と、を備えるものが知られている。また処理端末は、例えば、エンジン部にSSD等の交換部材を備える。
特開2012−108732号公報
本発明が解決しようとする課題は、交換部材の交換の作業性を向上させることである。
実施形態の処理端末は、第1筐体と、第2筐体と、回転軸と、開口と、装着部と、を備える。前記回転軸は、前記第1筐体及び前記第2筐体を回転可能に連結する。前記開口は、前記第1筐体及び前記第2筐体が前記回転軸を介して閉じられた状態にある場合、前記第2筐体の前記第1筐体側に設けられる。前記装着部は、前記第2筐体の内部に前記開口と対向して設けられ、交換部材を装着する。
実施形態の処理端末の構成であって、第2筐体が第1筐体を覆う閉状態を示す斜視図。 同処理端末の構成であって、同第2筐体が同第1筐体に対し立設した開状態を示す斜視図。 同処理端末の構成を示すブロック図。 同処理端末の底面の構成を示す斜視図。 同処理端末の背面の構成を示す斜視図。 同処理端末の構成であって、同処理端末に設けられる開閉センサの位置を示す斜視図。 図6中VIIに示すように同処理端末を一部拡大して同開閉センサの構成を示す部分拡大図。 同処理端末の第1筐体の構成を示す斜視図。 同処理端末の第2筐体の構成を示す斜視図。 同処理端末のヒンジ部の構成を示す斜視図。 同ヒンジ部の構成を示す側面図。 同処理端末の交換部材の交換作業時に同処理端末に加わる力の一例を示す説明図。
本発明の一実施形態に係る処理端末1を、図1乃至図12を用いて説明する。
処理端末1を図1乃至図3に示す。図1は、処理端末1の構成であって、第2筐体が第1筐体を覆う閉状態を示す斜視図である。図2は、処理端末1の構成であって、第2筐体が第1筐体に対し立設した開状態を示す斜視図である。図3は、処理端末1の構成を示すブロック図である。以下、処理端末1のヒンジ部23側を背面側、処理端末1のヒンジ部23と相対する側を正面側として説明する。
処理端末1は、筐体10と、プリンタ11と、表示部12と、操作部13と、カードリーダライタ14と、I/O(Input/Output)ポート15と、開閉センサ16と、エンジン部17と、開閉機構18と、を備える。処理端末1は、例えば、店舗に設置され、買上情報の入力や通信、レシート発行や、クレジットカード等の情報の読み込み等、決済処理を行うPOS端末である。
図1及び図2に示すように、筐体10は、第1筐体21と、第1筐体21に対して回転する第2筐体22と、第1筐体21及び第2筐体22を回転可能に連結するヒンジ部23と、を備えている。筐体10は、第1筐体21を第2筐体22が覆うことで、ヒンジ部23側からヒンジ部23と相対する側である正面側に向かって上面が下方に傾斜する略矩形箱状に構成される。
図1及び図2に示すように、第1筐体21は、矩形箱状に構成されるとともに、上面がヒンジ部23側から正面側に向かって傾斜して構成される。図4乃至図6、図8に示すように、第1筐体21は、例えば、底面に設置領域に当接する複数の脚21aと、複数の補助脚21bと、を有する。本実施形態においては、第1筐体21は、4つの脚21aと、2つの補助脚21bと、を有する。脚21aは、摩擦係数の大きい樹脂材料、例えばゴムにより形成され、設置領域に当接することで第1筐体21の滑りを防止する。脚21aは、第1筐体21の正面側に2つ、背面側に2つ配置される。補助脚21bは、第1筐体21に一体に設けられた突起であり、第1筐体21の底面であって、第1筐体21の正面側の脚21aと背面側の脚21aとの間に配置される。第1筐体21は、プリンタ11の構成の一部、I/Oポート15及び開閉センサ16等を収容又は保持する。
図1、図3、図6、及び、図9に示すように、第2筐体22は、プリンタ11の構成の一部、表示部12、操作部13、カードリーダライタ14及びエンジン部17を収容又は保持する。第2筐体22は、矩形板状に構成され、内部にエンジン部17を収容可能な空間を有する。第2筐体22は、第1筐体21の上面を覆うカバーである。
具体例として、第2筐体22は、上面に表示部12及び操作部13を有することで、操作可能な表示ユニットを構成する。図2に示すように、第2筐体22は、第1筐体21と対向する面に、開口22a及び螺子22bにより開口22aに着脱可能なカバー22cを備える。また、図9に示すように、第2筐体22は、内部に装着部22dが設けられる。また、図1、図2、図4乃至図6、図9乃至図11に示すように、第2筐体22は、両側面の正面側の端部に設けられた吸気口22eと、ヒンジ部23側である背面側に設けられた排気口22fと、を備えている。また、第2筐体22は、内部に収容されるエンジン部17やその他の構成に応じて、吸気口22eから排気口22fまでの空気の流路の一部を構成するパイプ等が適宜設けられる。
図2及び図9に示すように、開口22aは、エンジン部17に設けられる交換可能な交換部材54を挿通可能な大きさに構成される。開口22aは、第2筐体22の第1筐体21側の外面部のヒンジ部23側に配置される。ここで、第2筐体22の第1筐体21側の外面部とは、第2筐体22が第1筐体21を覆う状態において第2筐体22と第1筐体21とが対向したときの、第2筐体22の第1筐体21と対向する部位である。また、ここで第2筐体22が第1筐体21を覆う状態とは、第2筐体22及び第1筐体21が当接し、開閉機構18によって第2筐体22が第1筐体21に固定されることで処理端末1が閉じられた状態である。開口22aの周囲には、螺子22bが螺合する螺子穴が設けられる。
図2に示すように、カバー22cは、開口22aを覆う。なお、カバー22cは、通風のための孔を有していても良い。カバー22cは、螺子22bにより、開口22aに取り付けられる。
図9に示すように、装着部22dは、第2筐体22の内部であって、開口22aと対向する位置に配置される。装着部22dは、エンジン部17に設けられる交換可能な交換部材54を着脱可能に構成される。具体例として、装着部22dは、交換部材54が接続されるアタッチメントや、交換部材54に挿通した螺子54aが螺合する螺子穴を有する。
図6に示すように、吸気口22eは、空気を吸込む開口であり、異物等の侵入を防止可能な開口形状で複数設けられる。なお、吸気口22eの数や形状は、適宜設定可能である。吸気口22eは、第2筐体22の両側面の正面側の端部に設けられることで、第2筐体22が第1筐体21を覆うときに、排気口22fよりも下方に配置される。
図10に示すように、排気口22fは、異物等の浸入を防止可能な開口形状で複数設けられる。例えば、排気口22fの総開口面積は、吸気口22eの総開口面積以上に設定される。
図10及び図11に示すように、ヒンジ部23は、第1筐体21に対して第2筐体22を回転可能な回転軸である。ヒンジ部23は、例えば、回転軸23aを有し、この回転軸23aが第1筐体21又は第2筐体22の一方に固定され、第1筐体21又は第2筐体22の他方に回転軸23aを回転可能に保持する軸支部23bが設けられる。また、ヒンジ部23は、第1筐体21を設置領域に設置した状態で、第2筐体22が略重力方向に延びるように立設する開の姿勢と、第1筐体21を第2筐体22が覆う閉の姿勢との間で第2筐体22が第1筐体21に回転するように、第2筐体22の回転を規制する。
図2及び図3に示すように、プリンタ11は、用紙収容部31と、ヘッド32と、プラテン33と、駆動機構34と、排紙口35と、制御基板36と、を備える。プリンタ11は、ロール紙をプラテン33によりヘッド32に供給し、ヘッド32でロール紙に印字する。例えば、ロール紙は、加熱により発色する一方向に長い帯状の感熱紙が捲回されることで構成される。
図2及び図8に示すように、用紙収容部31は、第1筐体21の上部に設けられる。用紙収容部31は、ロール紙の送り方向が筐体10のヒンジ部23側である背面側からヒンジ部23と相対する側である正面側となるように、ロール紙の軸心が筐体10の前後方向及び重力方向に対して直交する方向で収容可能に、第1筐体21の上部が半円柱状に窪むことで構成される。
ヘッド32は、サーマルヘッドである。図8に示すように、ヘッド32は、給紙時におけるロール紙の送り方向、即ち、筐体10の背面側から正面側へ向かう方向に対して直交する幅方向で、部分的に発熱可能に構成される。ヘッド32は、第1筐体21の上部であって、用紙収容部31よりも正面側に配置される。
プラテン33は、所謂プラテンローラである。図2に示すように、プラテン33は、第2筐体22の、第1筐体21に設けられたヘッド32と対向する位置に設けられる。プラテン33は、ヘッド32との間に感熱紙を挟み込むとともに、駆動機構34により回転駆動することで、感熱紙を送り方向に沿って搬送する。
駆動機構34は、例えば、モータや歯車等によって構成され、プラテン33を一軸周りに回転する。
図1に示すように、排紙口35は、筐体10の正面であって、且つ、第1筐体21及び第2筐体22の対向する部位に設けられ、ロール紙を排紙する開口である。排紙口35は、例えば、第1筐体21に設けられた、ロール紙を切断するカッター等を含む。
図3に示すように、制御基板36は、ヘッド32及び駆動機構34に電気的に接続され、ヘッド32及び駆動機構34の動作を制御するコントローラを有する。制御基板36は、エンジン部17に電気的に接続され、ヘッド32の発熱及び駆動機構34の駆動を制御する。制御基板36は、第1筐体21内に配置される。
表示部12は、例えば、液晶ディスプレイと、液晶ディスプレイの表面を保護するガラスと、を含む。図1及び図6に示すように、表示部12は、筐体10の上面を構成する第2筐体22の外面に配置される。表示部12は、情報を表示可能に構成される。
操作部13は、処理端末1を操作するためのキー信号を入力する入力部である。操作部13は、例えばタッチパネルである。図1及び図6に示すように、操作部13は、例えば、表示部12の液晶ディスプレイ及びガラスの間に配置されるか、又は、ガラスに一体に設けられる。操作部13は、タッチ操作を認識し、タッチ操作による入力信号をエンジン部17に送信する。なお、操作部13は、タッチパネルの他にボタン等のハードキーを有していてもよい。
図1に示すように、カードリーダライタ14は、第2筐体22の一方の側面に設けられる。カードリーダライタ14は、カードに記録された情報の読み込み、及び、カードへの情報の書き出しが可能に構成される。ここでカードとは、例えば、クレジットカードやプリペイドカード等の決済カードである。
図5に示すように、I/Oポート15は、例えば、I/O基板に設けられたUSB等のコネクタである。I/Oポート15は、周辺機器200等に接続されるケーブルの端子100と接続する。
図6及び図7に示すように、開閉センサ16は、第1筐体21のヘッド32近傍に配置され、ヘッド32にプラテン33が接触したときに、プラテン33又はプラテン33の周辺に設けられた開閉センサ16を操作する部材により操作される。開閉センサ16は、操作された情報を信号としてエンジン部17に送信する。
図9に示すように、エンジン部17は、基板41と、基板41に実装される回路素子42と、を備える。基板41は、第2筐体22内に収容される。また、基板41は、少なくとも一部が装着部22dを構成し、少なくとも基板41の装着部22dを構成する部位は、開口22aに対向する位置に配置される。回路素子42は、例えば、プロセッサ51と、ROM52と、RAM53と、SSD54と、を含む。回路素子42の一部は、例えば、基板41に着脱可能に構成される。エンジン部17は、第2筐体22内に収容されるとともに、基板41に着脱可能な一部の回路素子42が開口22aに対向する位置に配置される。
本実施形態においては、基板41に着脱可能な回路素子42の一部である交換部材54として、SSD54が基板41の装着部22dに着脱可能に構成される。SSD54は、例えば、M.2タイプであり、螺子54aにより基板41に固定される。なお、交換部材54は、SSD54に限定されず、他の構成品であってもよいが、交換部材54は、第2筐体22の回転方向に押圧される作業を含む工程により基板41の装着部22dに着脱される。本実施形態においては、交換部材54は、螺子54aにドライバーを押圧した状態でドライバーを回転させることで螺子54aを取り外すことで、基板41の装着部22dに対して着脱可能となる。
図3に示すように、プロセッサ51は、ROM52、RAM53、SSD54、表示部12、操作部13、I/Oポート15、開閉センサ16、及び、制御基板36の有するコントローラに、システム伝送路55を介して接続される。システム伝送路55は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。プロセッサ51は、ROM52及びRAM53に記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェアおよびアプリケーションプログラムに基づいて、処理端末1としての各種の機能を実現するべく各部を制御する制御部である。
図2、図8、及び、図9に示すように、開閉機構18は、第1筐体21に設けられる係合部61と、第2筐体22に設けられる被係合部62と、第1筐体21の外面に設けられ、係合部61を操作する操作体63と、を備える。開閉機構18は、第2筐体22が第1筐体21を覆うことで、係合部61及び被係合部62が係合可能に構成される。操作体63は、操作されることで係合部61及び被係合部62の係合を解除する。操作体63は、例えば、係合部61に機械的に接続され、押下されたときに係合部61を被係合部62と係合した状態から係合を解除する状態に操作するボタンである。
このような処理端末1は、第2筐体22が第1筐体21を覆う閉の姿勢、及び、第2筐体22が第1筐体21から離間する方向に回転し、略垂直状に配置された開の姿勢の双方において、重心が第1筐体21を設置面に支持する支持部である4つの脚21aのうち、ヒンジ部23側に配置された2つの脚21aよりも、第1筐体21の正面と背面とを結ぶ方向で中央側に存する。
また、処理端末1は、着脱可能な回路素子42の一部、例えばSSD54は、交換部材54として基板41の装着部22dに着脱される。このSSD54の交換作業の一例を説明すると、先ず、作業者は、ドライバー等の工具を螺子22bに押しつけて螺子22bを回転し、螺子22bを取り外す。次に、作業者は、第2筐体22のカバー22cを開口22aから取り外して装着部22dを露出させる。これにより、開口22aからSSD54が露出する。次に、作業者は、SSD54の螺子54aに工具を押しつけて、螺子54aを回転し、螺子54aを取りはずす。その後、作業者は、SSD54を基板41の装着部22dから取り外し、新たなSSD54を基板41の装着部22dに取り付ける。次いで、螺子54aによりSSD54を基板41に固定し、開口22aをカバー22cで覆い、カバー22cを螺子22bで固定することで、エンジン部17が第2筐体22内に収容される。これにより、SSD54が交換される。
このように構成された処理端末1によれば、第2筐体22が第1筐体21から離れる方向に回転することで、第2筐体22の第1筐体21側の主面に設けられた開口22aを覆うカバー22cが露出する。このため、処理端末1は、第2筐体22が立設した状態で交換部材54を着脱することができる。即ち、処理端末1は、第2筐体22が立設した状態でカバー22cを取り外すことで、開口22a及び装着部22dが露出し、開口22a内に収容されたエンジン部17の基板41の一部及び基板41に設けられた交換可能な交換部材54であるSSD54やメモリ等の回路素子42の一部が露出するため、交換部材54を着脱することができる。このように、処理端末1は、交換部材54を容易に着脱可能である。
また、処理端末1は、開口22a及び装着部22dを第2筐体22のヒンジ部23側に設けたことにより、交換部材54であるSSD54と脚21aとの距離が近くなることから、カバー22cを固定する螺子22bやSSD54を固定する螺子54aを押圧したときに生じるヒンジ部23側の脚21aまわりのモーメントが小さくなり、処理端末1の転倒を防止することができる。
以下、図12を用いて、処理端末1の転倒の防止について説明する。まず、開口22a及び装着部22dの押圧による押圧力Fが処理端末1を脚21aまわりに回転させようとするモーメントMfは、脚21aから押圧力Fの作用線と垂直に引いた線分の長さLfと押圧力Fとの積(Mf=F・Lf)により求められる。また、処理端末1の自重Wによる脚21aまわりのモーメントMwは、脚21aから処理端末1の自重Wの作用線と垂直に引かれる線分の長さLwと処理端末1の自重Wとの積(Mw=W・Lw)により求められる。処理端末1の転倒を防止するには、例えば、モーメントMfがモーメントMwを超えなければよく、また、モーメントMfがモーメントMwを超え、処理端末1が若干傾斜したとしても、処理端末1の重心Gが脚21aから垂直方向に延びる線上を越えなければよい。
ここで、本願の処理端末1は、開口22a及び装着部22dを極力脚21aに近い位置に設けたことでモーメントMfを小さく抑えることができる。即ち、処理端末1は、開口22a及びカバー22cをヒンジ部23側に設けたことにより、開口22aが設けられた領域内の押圧による脚21aまわりのモーメントMfが処理端末1の自重による脚21aまわりのモーメントMw超えることを抑制できる。これにより、処理端末1は、例えば、交換部材54やカバー22cの着脱作業において、螺子22b、54aをドライバー等により回転させるときに、第2筐体22が第1筐体21から離間する方向に押圧力Fが印加されたとしても、処理端末1が転倒することを防止できる。
また、処理端末1は、第2筐体22が第1筐体21を覆う姿勢で、吸気口22e及び排気口22fが第2筐体22の下端から上端にかけて傾斜した空気の流路を構成するとともに、エンジン部17が傾斜した第2筐体22の上方に位置する。これにより、処理端末1は、エンジン部17が発熱すると、空気が自然対流により傾斜した第2筐体の下端から上端にかけて流れるため、発熱したエンジン部17を効率よく冷却することができる。また、処理端末1は、エンジン部17が流路の上端側にあるため、エンジン部17の冷却により加熱された空気が、ロール紙を収容した用紙収容部31や、表示部12の広域にわたって流れることを防ぐことができる。また、処理端末1は、開口22a及び装着部22dを第2筐体22のヒンジ部23側に設けたことで、エンジン部17の発熱に伴う用紙収容部31に収容されたロール紙の劣化や、表示部12の広域にわたる発熱を防止することができる。
以上説明した本実施形態に係る処理端末1によれば、交換部材54を容易に着脱可能であるとともに、交換部材54の着脱作業において処理端末1が転倒することを防止することができる。
なお、本実施形態は、上述した例に限定されない。例えば、上述した例では、処理端末1は、第1筐体21の下面に4つの脚21aを設ける構成を説明したがこれに限定されない。例えば、処理端末1は、脚21aを複数設ける構成であれば、3つであってもよく、また、5つ以上有する構成であってもよい。また、第1筐体21は、脚21aを有さない構成であってもよい。即ち、第1筐体21は、設置面に当接する支持部を有すれば良く、このため、支持部は幅方向に長い2つの脚21aでもよく、また、第1筐体21の下面から突出する矩形状の突起であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…処理端末、10…筐体、11…プリンタ、12…表示部、13…操作部、14…カードリーダライタ、15…I/Oポート、16…開閉センサ、17…エンジン部、18…開閉機構、21…第1筐体、21a…脚(支持部)、21b…補助脚、22…第2筐体、22a…開口、22b…螺子、22c…カバー、22d…装着部、22e…吸気口、22f…排気口、23…ヒンジ部(回転軸)、23a…回転軸、23b…軸支部、31…用紙収容部、32…ヘッド、33…プラテン、34…駆動機構、35…排紙口、36…制御基板、41…基板、42…回路素子、51…プロセッサ、52…ROM、53…RAM、54…交換部材(SSD)、54a…螺子、55…システム伝送路、61…係合部、62…被係合部、63…操作体、100…端子、200…周辺機器、F…押圧力、G…重心、Lf…線分の長さ、Lw…線分の長さ、Mf…モーメント、Mw…モーメント、W…自重。

Claims (5)

  1. 第1筐体と、
    第2筐体と、
    前記第1筐体及び前記第2筐体を回転可能に連結する回転軸と、
    前記第1筐体及び前記第2筐体が前記回転軸を介して閉じられた状態にある場合、前記第2筐体の前記第1筐体側に設けられた開口と、
    前記第2筐体の内部に前記開口と対向して設けられた、交換部材を装着する装着部と、
    を備える処理端末。
  2. 前記装着部は、前記回転軸側に設けられる請求項1に記載の処理端末。
  3. 前記第2筐体は、
    各種動作を制御するエンジン部と、
    前記エンジン部により動作を制御される前記交換部材と、
    前記装着部を覆うカバーと、
    をさらに備える請求項1に記載の処理端末。
  4. 前記交換部材は、螺子により前記装着部に着脱されるSSDである請求項3に記載の処理端末。
  5. 前記第1筐体は、感熱紙を収容する用紙収容部、前記用紙収容部から搬送された感熱紙に印字するヘッド、及び、前記ヘッドの発熱を制御する制御基板をさらに有し、
    前記第2筐体は、前記ヘッドと対向するプラテン、情報を表示する表示部、及び、前記表示部に一体に設けられ、タッチ操作を認識する操作部をさらに有する、
    請求項3に記載の処理端末。
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