JPH0871934A - ネジ締め機におけるスイッチのロック機構 - Google Patents
ネジ締め機におけるスイッチのロック機構Info
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- JPH0871934A JPH0871934A JP6228674A JP22867494A JPH0871934A JP H0871934 A JPH0871934 A JP H0871934A JP 6228674 A JP6228674 A JP 6228674A JP 22867494 A JP22867494 A JP 22867494A JP H0871934 A JPH0871934 A JP H0871934A
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- switch
- block
- pulling
- spring
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/02—Details
- H01H13/04—Cases; Covers
- H01H13/08—Casing of switch constituted by a handle serving a purpose other than the actuation of the switch
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/50—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member
- H01H13/62—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member the contact returning to its original state upon manual release of a latch
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H3/00—Mechanisms for operating contacts
- H01H3/02—Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
- H01H3/20—Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch wherein an auxiliary movement thereof, or of an attachment thereto, is necessary before the main movement is possible or effective, e.g. for unlatching, for coupling
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】トリガ１が操作できないようにロックすること
ができるとともに、モータの回転が停止しないようにロ
ックすること 【構成】トリガ１の引き操作によりドライバビット２の
回転用モータを駆動するネジ締め機において、トリガ１
をネジ締め機本体に固定されたトリガブロック５に摺動
自在に収納し、トリガ１を常時引き方向と反対側にバネ
付勢するとともに、トリガ１にはトリガブロック５内に
位置する係合突部１５を形成し、トリガブロック５には
トリガ１の引き方向と直交方向に操作可能なスライドロ
ッカ６を設け、スライドロッカ６にはトリガ１のストロ
ークの途中で係合突部１５に係合可能な突部２２を形成
した。
ができるとともに、モータの回転が停止しないようにロ
ックすること 【構成】トリガ１の引き操作によりドライバビット２の
回転用モータを駆動するネジ締め機において、トリガ１
をネジ締め機本体に固定されたトリガブロック５に摺動
自在に収納し、トリガ１を常時引き方向と反対側にバネ
付勢するとともに、トリガ１にはトリガブロック５内に
位置する係合突部１５を形成し、トリガブロック５には
トリガ１の引き方向と直交方向に操作可能なスライドロ
ッカ６を設け、スライドロッカ６にはトリガ１のストロ
ークの途中で係合突部１５に係合可能な突部２２を形成
した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はドライバビット用のモー
タを回転作動させないように、または回転を停止しない
ようにロックするネジ締め機におけるスイッチのロック
機構に関する。
タを回転作動させないように、または回転を停止しない
ようにロックするネジ締め機におけるスイッチのロック
機構に関する。
【０００２】
【従来技術】一般に、ネジ締め機はトリガの引き操作に
よりモータを回転駆動することによりドライバビットを
作動させてネジ締めを行なうものである。ところで、誤
動作を防止するためには不用意にトリガの引き操作がで
きないようにするのが好ましい。また、連続的にネジ締
め動作をする場合は、ドライバビットを回転させたまま
作業を行なうのが望ましい。
よりモータを回転駆動することによりドライバビットを
作動させてネジ締めを行なうものである。ところで、誤
動作を防止するためには不用意にトリガの引き操作がで
きないようにするのが好ましい。また、連続的にネジ締
め動作をする場合は、ドライバビットを回転させたまま
作業を行なうのが望ましい。
【０００３】従来、これらの要請に応じるものとして、
トリガが操作できないようにロックする機構やモータの
回転が停止しないようにロックする機構が提案実施され
ている。
トリガが操作できないようにロックする機構やモータの
回転が停止しないようにロックする機構が提案実施され
ている。
【０００４】しかしながら、上記２種類のロック機構を
設けたものは存在しなかった。
設けたものは存在しなかった。
【０００５】
【発明の目的】本発明は前記事情に鑑みて成立したもの
であって、トリガが操作できないようにロックすること
ができるとともに、モータの回転が停止しないようにロ
ックすることができるネジ締め機におけるスイッチのロ
ック機構を提供することをその目的とする。
であって、トリガが操作できないようにロックすること
ができるとともに、モータの回転が停止しないようにロ
ックすることができるネジ締め機におけるスイッチのロ
ック機構を提供することをその目的とする。
【０００６】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るネジ締め機におけるスイッチのロック
機構は、トリガの引き操作によりドライバビットの回転
用モータを駆動するネジ締め機において、上記トリガを
ネジ締め機本体に固定されたトリガブロックに摺動自在
に収納し、トリガを常時引き方向と反対側にバネ付勢す
るとともに、トリガにはトリガブロック内に位置する係
合突部を形成し、上記トリガブロックにはトリガの引き
方向と直交方向に操作可能なスライドロッカを設け、ス
ライドロッカにはトリガの係合突部の移動軌跡上に進退
可能な突部を形成したことを特徴とする。
め、本発明に係るネジ締め機におけるスイッチのロック
機構は、トリガの引き操作によりドライバビットの回転
用モータを駆動するネジ締め機において、上記トリガを
ネジ締め機本体に固定されたトリガブロックに摺動自在
に収納し、トリガを常時引き方向と反対側にバネ付勢す
るとともに、トリガにはトリガブロック内に位置する係
合突部を形成し、上記トリガブロックにはトリガの引き
方向と直交方向に操作可能なスライドロッカを設け、ス
ライドロッカにはトリガの係合突部の移動軌跡上に進退
可能な突部を形成したことを特徴とする。
【０００７】
【発明の作用、効果】前記構成において、通常はスライ
ドロッカを上部位置に保持しておく。トリガを引き操作
してネジ締め機を駆動させるとき、トリガはトリガブロ
ックの案内溝に沿って内部に深く進入し、その挿入片の
当接片はスライドロッカの下部スリットを通過して第１
のバネを撓ませる。スライドロッカに対する引きを解除
すると、第１のバネによりトリガは引き方向と反対側
（前方）に押し戻されて初期位置に復帰する。
ドロッカを上部位置に保持しておく。トリガを引き操作
してネジ締め機を駆動させるとき、トリガはトリガブロ
ックの案内溝に沿って内部に深く進入し、その挿入片の
当接片はスライドロッカの下部スリットを通過して第１
のバネを撓ませる。スライドロッカに対する引きを解除
すると、第１のバネによりトリガは引き方向と反対側
（前方）に押し戻されて初期位置に復帰する。
【０００８】次に、作業完了後などのようにネジ締め機
を使用しないときは、スライドロッカを摘子により下部
位置に押し下げ操作する。これにより、スライドロッカ
のＴ形片の端板下部の突部はトリガの係合突部の移動軌
跡上に進入する。したがって、この状態でトリガを引き
操作しようとしても、上記係合突部がスライドロッカの
突部に係合するから、トリガをトリガブロックに対して
押し込むことはできない。このように、トリガが操作で
きないようにロックされるので、誤動作を有効に防止す
ることができる。
を使用しないときは、スライドロッカを摘子により下部
位置に押し下げ操作する。これにより、スライドロッカ
のＴ形片の端板下部の突部はトリガの係合突部の移動軌
跡上に進入する。したがって、この状態でトリガを引き
操作しようとしても、上記係合突部がスライドロッカの
突部に係合するから、トリガをトリガブロックに対して
押し込むことはできない。このように、トリガが操作で
きないようにロックされるので、誤動作を有効に防止す
ることができる。
【０００９】また、ネジ締め作業においてトリガに対す
る引き操作を解除した後もモータを引き続き回転させよ
うとするときは、トリガを引いた後、スライドロッカを
下部位置に押し下げ操作してスライドロッカのＴ形片の
下部の突部をトリガの係合突部の移動軌跡上に進入させ
る。この状態でトリガに対する引き操作を解除すると、
トリガの係合突部が戻り移動の途中でスライドロッカの
突部に係合するから、トリガの復帰移動が阻止される。
したがって、モータの回転が停止しないようにロックす
ることができ、ドライバビットを回転させたまま連続的
にネジの打ち込み作業を行なうことができる。
る引き操作を解除した後もモータを引き続き回転させよ
うとするときは、トリガを引いた後、スライドロッカを
下部位置に押し下げ操作してスライドロッカのＴ形片の
下部の突部をトリガの係合突部の移動軌跡上に進入させ
る。この状態でトリガに対する引き操作を解除すると、
トリガの係合突部が戻り移動の途中でスライドロッカの
突部に係合するから、トリガの復帰移動が阻止される。
したがって、モータの回転が停止しないようにロックす
ることができ、ドライバビットを回転させたまま連続的
にネジの打ち込み作業を行なうことができる。
【００１０】この場合、トリガの挿入片の当接片はスラ
イドロッカの上部スリット内に入り込むので、スライド
ロッカは上方に復帰移動できない。これに対し、再度ト
リガを第１のバネに抗して押し込むことにより、当接片
と上部スリットとの係合は解除されるので、スライドロ
ッカは第２のバネにより上部位置に復帰移動し、上記ロ
ックは解除される。
イドロッカの上部スリット内に入り込むので、スライド
ロッカは上方に復帰移動できない。これに対し、再度ト
リガを第１のバネに抗して押し込むことにより、当接片
と上部スリットとの係合は解除されるので、スライドロ
ッカは第２のバネにより上部位置に復帰移動し、上記ロ
ックは解除される。
【００１１】以上のように、上記ロック機構によれば、
トリガが操作できないようにロックすることができると
ともに、モータの回転が停止しないようにロックするこ
とができるので、操作性と安全性の向上が同時に達成で
きる。
トリガが操作できないようにロックすることができると
ともに、モータの回転が停止しないようにロックするこ
とができるので、操作性と安全性の向上が同時に達成で
きる。
【００１２】
【実施例】図１はネジ締め機の概要図で、このネジ締め
機は、トリガ１の引き操作によりトリガ１に設けられた
スイッチロッド１ａでスイッチ３０の接点部３０ａを押
してドライバビット２の回転用モータ３を駆動すること
によりノーズ部４に供給されたネジを被ねじ込み材に対
してねじ込むものである。
機は、トリガ１の引き操作によりトリガ１に設けられた
スイッチロッド１ａでスイッチ３０の接点部３０ａを押
してドライバビット２の回転用モータ３を駆動すること
によりノーズ部４に供給されたネジを被ねじ込み材に対
してねじ込むものである。
【００１３】なお、スイッチロッド１ａを押し出すバネ
３１のバネ荷重は、図８に示されるようにトリガ１を引
く前は、スイッチ３０をオフ状態に保つようにスイッチ
３０の接点部３０ａのバネ荷重よりも小さく、図９に示
されるようにトリガ１を引いたときは、スイッチ３０を
オンさせるように接点部３０ａのバネ荷重よりも大きく
なるように設定されている。
３１のバネ荷重は、図８に示されるようにトリガ１を引
く前は、スイッチ３０をオフ状態に保つようにスイッチ
３０の接点部３０ａのバネ荷重よりも小さく、図９に示
されるようにトリガ１を引いたときは、スイッチ３０を
オンさせるように接点部３０ａのバネ荷重よりも大きく
なるように設定されている。
【００１４】上記ネジ締め機にはトリガ１によるスイッ
チのロック機構が設けられている。このロック機構は図
２及び図３に示されるように、ネジ締め機本体に固定さ
れてトリガ１を摺動自在に収納するトリガブロック５
と、トリガ１の引き方向と直交方向に操作可能なスライ
ドロッカ６とから構成されている。
チのロック機構が設けられている。このロック機構は図
２及び図３に示されるように、ネジ締め機本体に固定さ
れてトリガ１を摺動自在に収納するトリガブロック５
と、トリガ１の引き方向と直交方向に操作可能なスライ
ドロッカ６とから構成されている。
【００１５】トリガブロック５は、トリガ１を収納する
収納部７が下向きコ字形に開口形成され、この収納部７
の一側壁にはトリガ１の案内溝８が形成されている。そ
して、収納部７の上部の後方には収納部７に連続形成さ
れた平面視Ｌ字形の切欠き部８を介してブロック状のス
ライドロッカ用受け部９が側方に突出形成されている。
この切欠き部８のうち前後方向の切欠き部分８ａは収納
部７の上壁７ａに、また左右方向の切欠き部分８ｂは上
壁７ａと側壁７ｂに連続して形成されている。受け部９
の内側下部にはバネ受け穴１０が前後方向に形成され、
ここに第１のバネ１１が前後方向に配置されている。ま
た、受け部９の後部に上方に開口する開口溝１２が形成
され、その外側には第２のバネ１３が上下方向に配置さ
れている。
収納部７が下向きコ字形に開口形成され、この収納部７
の一側壁にはトリガ１の案内溝８が形成されている。そ
して、収納部７の上部の後方には収納部７に連続形成さ
れた平面視Ｌ字形の切欠き部８を介してブロック状のス
ライドロッカ用受け部９が側方に突出形成されている。
この切欠き部８のうち前後方向の切欠き部分８ａは収納
部７の上壁７ａに、また左右方向の切欠き部分８ｂは上
壁７ａと側壁７ｂに連続して形成されている。受け部９
の内側下部にはバネ受け穴１０が前後方向に形成され、
ここに第１のバネ１１が前後方向に配置されている。ま
た、受け部９の後部に上方に開口する開口溝１２が形成
され、その外側には第２のバネ１３が上下方向に配置さ
れている。
【００１６】トリガ１の上部後方には挿入片１４が突出
形成され、その先端（後端）上部には係合突部１５が形
成され、また挿入片１４の一側部には当接片１６が突出
形成されている。トリガ１はトリガブロック５の収納部
７に収納可能な大きさに形成され、収納部７の前部から
収納され、挿入片１４の他側は収納部７の案内溝８に係
合している。そして、トリガ１がトリガブロック５に収
納されたとき、当接片１６は第１のバネ１１に対してボ
ール１７を介して当接するように配置される。このた
め、トリガ１はトリガブロック５に対して前後方向に摺
動可能で、常時後方への引き方向と反対側にバネ３１
（図１参照）によりバネ付勢されている。
形成され、その先端（後端）上部には係合突部１５が形
成され、また挿入片１４の一側部には当接片１６が突出
形成されている。トリガ１はトリガブロック５の収納部
７に収納可能な大きさに形成され、収納部７の前部から
収納され、挿入片１４の他側は収納部７の案内溝８に係
合している。そして、トリガ１がトリガブロック５に収
納されたとき、当接片１６は第１のバネ１１に対してボ
ール１７を介して当接するように配置される。このた
め、トリガ１はトリガブロック５に対して前後方向に摺
動可能で、常時後方への引き方向と反対側にバネ３１
（図１参照）によりバネ付勢されている。
【００１７】スライドロッカ６は方形の板体１８の上部
からＴ形片１９を突出し、一側部から側板部２０を突出
形成して成るもので、方形板体１８の中央には摘子２１
が形成され、Ｔ形片１９の下端前部には下方に突出する
突部２２が形成されている。側板部２０には３本の脚片
２３、２４、２５が突出形成され、上部脚片２３と中央
部脚片２４との間には上部スリット２６が、中央部脚片
２４と下部脚片２５との間には下部スリット２７が形成
されている。そして、スライドロッカ６はトリガブロッ
ク５の受け部９の上方から嵌め込まれている。つまり、
上記Ｔ形片１９をトリガブロック５の前後方向の切欠き
部分８ａと開口溝１２に嵌合させ、上記側板部２０をト
リガブロック５の左右の切欠き部分８ｂに嵌合させて装
着する。このとき、Ｔ形片１９の元側の下面には第２の
バネ１３の上端が当接するように配置される。
からＴ形片１９を突出し、一側部から側板部２０を突出
形成して成るもので、方形板体１８の中央には摘子２１
が形成され、Ｔ形片１９の下端前部には下方に突出する
突部２２が形成されている。側板部２０には３本の脚片
２３、２４、２５が突出形成され、上部脚片２３と中央
部脚片２４との間には上部スリット２６が、中央部脚片
２４と下部脚片２５との間には下部スリット２７が形成
されている。そして、スライドロッカ６はトリガブロッ
ク５の受け部９の上方から嵌め込まれている。つまり、
上記Ｔ形片１９をトリガブロック５の前後方向の切欠き
部分８ａと開口溝１２に嵌合させ、上記側板部２０をト
リガブロック５の左右の切欠き部分８ｂに嵌合させて装
着する。このとき、Ｔ形片１９の元側の下面には第２の
バネ１３の上端が当接するように配置される。
【００１８】上記スライドロッカ６はトリガ１の引き方
向（前後方向）と直交方向（上下方向）に操作可能に構
成されている。通常時、第１のバネ１１に当接したボー
ル１７はスライドロッカ６の上記３個の脚片の下部スリ
ット２７に係合配置されている。したがって、スライド
ロッカ６は常時は第２のバネ１３により上方に付勢され
て上部位置に保持されるが、摘子２１をもって下方に下
げ操作すると、ボール１７は下部スリット２７を越えて
上部スリット２６に係合し、第２のバネ１３に抗してこ
の下部位置に保持される。このとき、スライドロッカ６
のＴ形片１９の先端下部の突部２２はトリガ１のストロ
ークの途中で上記係合突部２２１５の移動軌跡上に進入
する。スライドロッカ６が上部位置にあるときは、上記
突部２２はトリガ１の係合突部１５の移動軌跡から退避
している。
向（前後方向）と直交方向（上下方向）に操作可能に構
成されている。通常時、第１のバネ１１に当接したボー
ル１７はスライドロッカ６の上記３個の脚片の下部スリ
ット２７に係合配置されている。したがって、スライド
ロッカ６は常時は第２のバネ１３により上方に付勢され
て上部位置に保持されるが、摘子２１をもって下方に下
げ操作すると、ボール１７は下部スリット２７を越えて
上部スリット２６に係合し、第２のバネ１３に抗してこ
の下部位置に保持される。このとき、スライドロッカ６
のＴ形片１９の先端下部の突部２２はトリガ１のストロ
ークの途中で上記係合突部２２１５の移動軌跡上に進入
する。スライドロッカ６が上部位置にあるときは、上記
突部２２はトリガ１の係合突部１５の移動軌跡から退避
している。
【００１９】なお、スライドロッカ６が下部位置にある
場合、トリガ１がフルストローク移動するときは、トリ
ガ１の当接片１６はスライドロッカ６の上部スリット２
６内を通過するように構成されている。
場合、トリガ１がフルストローク移動するときは、トリ
ガ１の当接片１６はスライドロッカ６の上部スリット２
６内を通過するように構成されている。
【００２０】前記構成において、通常は図２(a) (b) に
示すように、スライドロッカ６を上部位置に保持してお
く。この状態でトリガ１を引き操作してネジ締め機を駆
動させるとき、トリガ１はトリガブロック５の案内溝８
に沿って内部に深く進入し、その挿入片１４の当接片１
６はスライドロッカ６の下部スリット２７を通過して第
１のバネ１１を撓ませる。スライドロッカ６に対する引
きを解除すると、第１のバネ１１によりトリガ１は引き
方向と反対側（前方）に押し戻されて初期位置に復帰す
る。
示すように、スライドロッカ６を上部位置に保持してお
く。この状態でトリガ１を引き操作してネジ締め機を駆
動させるとき、トリガ１はトリガブロック５の案内溝８
に沿って内部に深く進入し、その挿入片１４の当接片１
６はスライドロッカ６の下部スリット２７を通過して第
１のバネ１１を撓ませる。スライドロッカ６に対する引
きを解除すると、第１のバネ１１によりトリガ１は引き
方向と反対側（前方）に押し戻されて初期位置に復帰す
る。
【００２１】次に、作業完了後などのようにネジ締め機
を使用しないときは、図４に示されるように、スライド
ロッカ６を摘子２１により下部位置に押し下げ操作す
る。これにより、スライドロッカ６のＴ形片１９の端板
下部の突部２２はトリガ１の係合突部１５の移動軌跡上
に進入する。したがって、この状態でトリガ１を引き操
作しようとしても、上記係合突部１５がスライドロッカ
６の突部２２に係合するから、トリガ１をトリガブロッ
ク５に対して押し込むことはできない。このように、ト
リガ１が操作できないようにロックされるので、ネジ締
め機の誤動作を有効に防止することができる。
を使用しないときは、図４に示されるように、スライド
ロッカ６を摘子２１により下部位置に押し下げ操作す
る。これにより、スライドロッカ６のＴ形片１９の端板
下部の突部２２はトリガ１の係合突部１５の移動軌跡上
に進入する。したがって、この状態でトリガ１を引き操
作しようとしても、上記係合突部１５がスライドロッカ
６の突部２２に係合するから、トリガ１をトリガブロッ
ク５に対して押し込むことはできない。このように、ト
リガ１が操作できないようにロックされるので、ネジ締
め機の誤動作を有効に防止することができる。
【００２２】なお、図５に示されるように、第１のバネ
１１のバネ力Ｆの点Ａにおける分力Ｆ´を第２のバネ１
３のバネ力ｆよりも大きく設定することにより、スライ
ドロッカ６は上に押し上げられることがない。したがっ
て、Ｆ´＞ｆ＞ｗ（スライドロッカ６の重さ）となるよ
うに設定するのがよい。
１１のバネ力Ｆの点Ａにおける分力Ｆ´を第２のバネ１
３のバネ力ｆよりも大きく設定することにより、スライ
ドロッカ６は上に押し上げられることがない。したがっ
て、Ｆ´＞ｆ＞ｗ（スライドロッカ６の重さ）となるよ
うに設定するのがよい。
【００２３】また、ネジ締め作業においてトリガ１に対
する引き操作を解除した後もを引き続きモータ３を回転
させようとするときは、図６のようにトリガ１を引いた
後、スライドロッカ６を下部位置に押し下げ操作してス
ライドロッカ６のＴ形片１９の下部の突部２２をトリガ
１の係合突部１５の移動軌跡上に進入させる。この状態
でトリガ１に対する引き操作を解除すると、図７のよう
にトリガ１の係合突部１５が戻り移動の途中でスライド
ロッカ６の突部２２に係合するから、トリガ１の復帰移
動が阻止される。したがって、モータ３の回転が停止し
ないようにロックすることができ、ドライバビット２を
回転させたまま連続的にネジの打ち込み作業を行なうこ
とができる。
する引き操作を解除した後もを引き続きモータ３を回転
させようとするときは、図６のようにトリガ１を引いた
後、スライドロッカ６を下部位置に押し下げ操作してス
ライドロッカ６のＴ形片１９の下部の突部２２をトリガ
１の係合突部１５の移動軌跡上に進入させる。この状態
でトリガ１に対する引き操作を解除すると、図７のよう
にトリガ１の係合突部１５が戻り移動の途中でスライド
ロッカ６の突部２２に係合するから、トリガ１の復帰移
動が阻止される。したがって、モータ３の回転が停止し
ないようにロックすることができ、ドライバビット２を
回転させたまま連続的にネジの打ち込み作業を行なうこ
とができる。
【００２４】この場合、トリガ１の挿入片１４の当接片
１６はスライドロッカ６の上部スリット２６内に入り込
むので、スライドロッカ６は上方に復帰移動できない。
これに対し、再度トリガ１を第１のバネ１１に抗して押
し込むことにより、図６の状態と同様に当接片１６と上
部スリット２６との係合は解除されるので、スライドロ
ッカ６は第２のバネ１３により上部位置に復帰移動し、
上記ロックは解除される。
１６はスライドロッカ６の上部スリット２６内に入り込
むので、スライドロッカ６は上方に復帰移動できない。
これに対し、再度トリガ１を第１のバネ１１に抗して押
し込むことにより、図６の状態と同様に当接片１６と上
部スリット２６との係合は解除されるので、スライドロ
ッカ６は第２のバネ１３により上部位置に復帰移動し、
上記ロックは解除される。
【００２５】以上のように、上記ロック機構によれば、
トリガ１が操作できないようにロックすることができる
とともに、モータ３の回転が停止しないようにロックす
ることができるので、操作性と安全性の向上が同時に達
成できる。
トリガ１が操作できないようにロックすることができる
とともに、モータ３の回転が停止しないようにロックす
ることができるので、操作性と安全性の向上が同時に達
成できる。
【図１】本発明に係るネジ締め機の概要説明図
【図２】(a) はネジ締め機のロック機構をトリガブロッ
クの上壁を切除した断面で示す平面図、(b) は(a) のＸ
ーＸ線上の断面図
クの上壁を切除した断面で示す平面図、(b) は(a) のＸ
ーＸ線上の断面図
【図３】ネジ締め機のロック機構の分解斜視図
【図４】上記ロック機構のスライドロッカの作動状態を
示す側面の断面図
示す側面の断面図
【図５】図４の状態における要部の拡大図
【図６】上記ロック機構の回し放しロックの操作時の状
態を示す側面の断面図
態を示す側面の断面図
【図７】上記回し放しロックの作動状態を示す側面の断
面図
面図
【図８】トリガを引く前の状態のスイッチ部分の説明図
【図９】トリガを引いたときのスイッチ部分の説明図
１ トリガ ２ ドライバビット ３ モータ ５ トリガブロック ６ スライドロッカ １５ 係合突部 ２２ 突部
Claims (1)
- 【請求項１】 トリガの引き操作によりドライバビット
の回転用モータを駆動するネジ締め機において、 上記トリガをネジ締め機本体に固定されたトリガブロッ
クに摺動自在に収納し、トリガを常時引き方向と反対側
にバネ付勢するとともに、トリガにはトリガブロック内
に位置する係合突部を形成し、 上記トリガブロックにはトリガの引き方向と直交方向に
操作可能なスライドロッカを設け、スライドロッカには
トリガの係合突部の移動軌跡上に進退可能な突部を形成
したことを特徴とするネジ締め機におけるスイッチのロ
ック機構。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6228674A JPH0871934A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ネジ締め機におけるスイッチのロック機構 |
| GB9517532A GB2292837B (en) | 1994-08-30 | 1995-08-25 | Switch-locking mechanism |
| US08/519,938 US5653296A (en) | 1994-08-30 | 1995-08-28 | Switch-locking mechanism for screw tightener |
| DE19531974A DE19531974C2 (de) | 1994-08-30 | 1995-08-30 | Schalt-Sperrmechanismus für eine Schrauben-Anzieheinrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP6228674A JPH0871934A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ネジ締め機におけるスイッチのロック機構 |
Publications (1)
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| JPH0871934A true JPH0871934A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16880041
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP6228674A Pending JPH0871934A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | ネジ締め機におけるスイッチのロック機構 |
Country Status (4)
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| JP (1) | JPH0871934A (ja) |
| DE (1) | DE19531974C2 (ja) |
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