JPH0871669A - 連続プレス装置 - Google Patents
連続プレス装置Info
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- JPH0871669A JPH0871669A JP21345194A JP21345194A JPH0871669A JP H0871669 A JPH0871669 A JP H0871669A JP 21345194 A JP21345194 A JP 21345194A JP 21345194 A JP21345194 A JP 21345194A JP H0871669 A JPH0871669 A JP H0871669A
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Abstract
のプレス作業を行う際に、プレス設備の間欠運転とプロ
セスラインの連続運転から発生する板のバタツキ現象を
防止し、通板材に腰折れ等を発生させないことと、プレ
ス設備の持つ能力を最大限に生かすことを目的とする。 【構成】 鋼板の巻きほどき設備及び巻取設備を有する
連続プロセスラインにプレス設備を設置し、このプレス
設備の前面及び後面にアッパーループ及びダウンループ
の組をそれぞれ設置する。また、各ダウンループとアッ
パーループの間にピンチロールを設置し、前記アッパー
ループ及びダウンループのそれぞれにループ量を検出す
るセンサーを設置し、センサーの検出量を基にプレス設
備の速度又はダウンループの入側速度又はダウンループ
の出側速度を制御する制御装置を設置し、アッパールー
プの検出量を基にピンチロールの速度を制御する制御装
置を設置してなる連続プレス装置。
Description
種のプレス作業を連続的に行う連続プレス装置に関す
る。
を設置する場合、プレスの駆動装置はVSモーターで、
プロセスラインはDC可変速制御装置あるいはAC可変
速制御装置を採用している場合が多く、それらの加減速
特性は大きく異なる。従って、ループ深さはこの加減速
特性差を吸収する程度のものとする必要がある。
回数が400spm (ショット/分)とした場合、加減速
特性差のため約2mのループ深さが必要となる。このル
ープ深さで例えば0.35mmの板厚を通板した場合、通
板材のバタツキ現象が発生し、これにより主としてルー
プ内で腰折れ等の欠陥が発生するので、プレス速度を所
要能力の50%(約200spm )で通板することを余儀
なくされる。また、200spm 程度で通板しようとした
場合、実験結果では前記バタツキに伴う腰折れを防止す
るため、300mm以下のループ深さにする必要が生じて
しまう。
い問題を解決するため通常プレス設備1台或いは数台で
完了するライン)は、通板材のバタツキ現象を防止する
為に、一般に図2に示すようなS字ループを設けている
が、このS字ループをプロセスラインの諸条件を満足さ
せるには、ライン長が長くなる等の種々の問題がある。
ンにプレス設備を設置し、各種のプレス作業を行う際
に、プレス設備の間欠運転とプロセスラインの連続運転
から発生する通板材のバタツキ現象を防止し、腰折れ等
の欠陥を発生させないことと、プレス設備の持つ能力を
最大限に生かすことを両立させようとするものである。
巻きほどき設備及び巻取り設備を有するプロセスライン
にプレス設備を設置し、各種のプレス作業を行う際にプ
レス設備の間欠運転とプロセスラインの連続運転から発
生する通板材のバタツキ現象を防止する為に、プレス設
備の前後面にアッパーループ設備とダウンループ設備を
それぞれ設け、アッパーループとダウンループの両者を
確実に縁切り出来るようにピンチロールを介在させ、そ
のピンチロール及び前後のブライドル装置で各ループ深
さ及びループ高さを制御出来るようにした装置にある。
設備及び巻取設備を有する連続プロセスラインに、プレ
ス設備を設置し、プレス設備の前面及び後面にアッパー
ループ及びダウンループの組をそれぞれ設置し、各ダウ
ンループとアッパーループの間にピンチロールを設置
し、前記アッパーループ及びダウンループのそれぞれに
ループ量を検出するセンサーを設置し、更にセンサーの
検出量を基にプレス設備の速度又はダウンループの入側
速度又はダウンループの出側速度を制御する制御装置を
設置し、アッパーループの検出量を基にピンチロールの
速度を制御する制御装置を設置したことを特徴とする連
続プレス装置にある。
を参照して詳細に説明する。図1において、1は入側ブ
ライドルであり、連続プロセスラインのプレス設備に対
する入側処理設備(以下入側設備と略す)側のテンショ
ンを付与するための設備である。2は入側フライドル1
から出た鋼板の案内をするガイドロール、3は後述する
プレス設備8と入側設備側の駆動装置の加減速特性差を
吸収するための入側ダウンループ設備、5は入側ダウン
ループ設備3に続く入側アッパーループ設備で、プレス
設備8の間欠運転とプロセスラインの連続運転から生ず
る通板材の送り誤差を吸収するためのものであり、この
入側アッパーループ設備5と前記入側ダウンループ設備
3との縁切りをするためにピンチロール4が介在してい
る。また、入側アッパーループ設備5はアッパーループ
形成のためにエアーシリンダ等で昇降するガイドを有し
ている。6は入側アッパーループ設備5から出た通板材
を案内するガイドである。
したプレス設備であり、駆動装置7によって駆動され
る。9はプレス設備8とベルトで連結された板送り装
置、11は出側アッパーループ設備であり、プレス設備
8の間欠運転とプロセスラインの連続運転から生ずる通
板材の送り誤差を吸収するためのものである。この出側
アッパーループ設備11はアッパーループ形成のために
入側と同様にエアーシリンダ等で昇降するガイドを有し
ている。10は板送り装置9から出た鋼板を出側アッパ
ーループ設備11に案内するためのガイドロール、12
は出側アッパーループ設備11とこれに続く出側ダウン
ループ設備13の縁切りをするためのピンチロール、1
4は出側ブライドル15に鋼板を導くガイドロールであ
る。この出側ブライドル15は連続プロセスラインのプ
レス設備に対する出側処理設備(以下出側設備と略す)
側のテンションを付与するための設備である。
した入側・出側アッパーループ設備5,11及び入側・
出側ダウンループ設備3,13におけるそれぞれのルー
プ量を検出するためにそれぞれ所定の位置に設置したセ
ンサーである。センサーとしては、例えば、投光部と受
光部とから構成される光電管などを採用することができ
る。
入側ダウンループ設備3は、プレス設備8と入側設備の
加減速特性差と入側アッパーループ設備5内でのループ
制御量に相当する鋼板長さを蓄えるものとする。この入
側ダウンループ設備のループ深さの制御は、光電管等セ
ンサー16でその深さを検知し、入側設備がライン速度
を変えられる場合は、入側ブライドル設備1の速度を変
更することで行い、入側設備が炉設備等でライン速度を
変えられない場合は、プレス設備8の速度を変更するこ
とで行う。
ス設備8と出側設備の加減速特性差と出側アッパールー
プ設備11内でのループ制御量に相当する板長さを蓄え
るものとする。この出側ダウンループ設備のループ深さ
の制御は、光電管等センサー17でその深さを検知し、
出側設備のライン速度を変えられる場合は、出側ブライ
ドル設備15の速度を変更することで行い、出側設備が
炉設備等であってライン速度を変えられない場合は、プ
レス設備8の速度を変更することで行う。これらの制御
は制御装置20にて行う。
ドロール6、10を設置し、鋼板をスムーズにアッパー
ループ設備5からプレス8設備へあるいはプレス設備8
からアッパーループ設備10へ導くことが望ましい。入
出側アッパーループ5、11は、プレス設備の間欠運転
から生ずる単位時間当りの送り量の誤差に対し、板送り
装置による正確な板送り量を得るにはプレス設備の入出
側に適正な板の余裕長さが必要でありこのために設置す
る。
制御は、光電管等センサー18、19でその高さを検知
し、制御装置21により所定の高さ範囲内に入るよう
に、ピンチロール4あるいは12を速度変更して行うも
のである。尚、プレス設備8の出側には、プレス設備8
とベルトで連結された板送り装置9により、円滑に板を
送れるようにすることが望ましい。
欠運転から発生する通板材のバタツキ振動を入出側アッ
パーループ5あるいは11から、入出側ダウンループ3
あるいは13に影響を与えないようにして、エアーシリ
ンダー等で確実にピンチし、鋼板がダウンループ設備3
あるいは13内で腰折れを生じることを防止するもので
ある。
う際にプレス設備の間欠運転とプロセスラインの連続運
転から発生する通板材のバタツキ現象を防止出来、主と
してダウンループ内で発生する腰折れを防止出来るの
で、プレス設備のもつ能力を最大限に生かし、板送り装
置による正確な板送りも出来るようになり、精度あるプ
レス作業が高速度で行える効果がある。
たプロセスラインを示す図。
Claims (1)
- 【請求項1】 鋼板の巻きほどき設備及び巻取設備を有
する連続プロセスラインに、プレス設備を設置し、プレ
ス設備の前面及び後面にアッパーループ及びダウンルー
プの組をそれぞれ設置し、各ダウンループとアッパール
ープの間にピンチロールを設置し、前記アッパーループ
及びダウンループのそれぞれにループ量を検出するセン
サーを設置し、更にセンサーの検出量を基にプレス設備
の速度又はダウンループの入側速度又はダウンループの
出側速度を制御する制御装置を設置し、アッパーループ
の検出量を基にピンチロールの速度を制御する制御装置
を設置したことを特徴とする連続プレス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21345194A JP3626515B2 (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 連続プレス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21345194A JP3626515B2 (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 連続プレス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0871669A true JPH0871669A (ja) | 1996-03-19 |
JP3626515B2 JP3626515B2 (ja) | 2005-03-09 |
Family
ID=16639444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21345194A Expired - Lifetime JP3626515B2 (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 連続プレス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3626515B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009154187A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Orii & Mec Corp | 帯状材の送り装置 |
CN102151483A (zh) * | 2010-12-30 | 2011-08-17 | 南京市茂隆实业有限公司 | 全自动金属三元净化器卷芯设备 |
CN103706700A (zh) * | 2013-12-23 | 2014-04-09 | 苏思妮 | 带视觉检测的冲压机 |
JP2014104501A (ja) * | 2012-11-29 | 2014-06-09 | Aisin Aw Co Ltd | 打抜きプレス機 |
CN107097021A (zh) * | 2016-02-19 | 2017-08-29 | 宝山钢铁股份有限公司 | 焊机带钢平行调整装置的控制方法 |
-
1994
- 1994-09-07 JP JP21345194A patent/JP3626515B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009154187A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Orii & Mec Corp | 帯状材の送り装置 |
CN102151483A (zh) * | 2010-12-30 | 2011-08-17 | 南京市茂隆实业有限公司 | 全自动金属三元净化器卷芯设备 |
JP2014104501A (ja) * | 2012-11-29 | 2014-06-09 | Aisin Aw Co Ltd | 打抜きプレス機 |
CN103706700A (zh) * | 2013-12-23 | 2014-04-09 | 苏思妮 | 带视觉检测的冲压机 |
CN107097021A (zh) * | 2016-02-19 | 2017-08-29 | 宝山钢铁股份有限公司 | 焊机带钢平行调整装置的控制方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3626515B2 (ja) | 2005-03-09 |
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