JPH03264110A - サイドガイドの制御方法 - Google Patents
サイドガイドの制御方法Info
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- JPH03264110A JPH03264110A JP6062490A JP6062490A JPH03264110A JP H03264110 A JPH03264110 A JP H03264110A JP 6062490 A JP6062490 A JP 6062490A JP 6062490 A JP6062490 A JP 6062490A JP H03264110 A JPH03264110 A JP H03264110A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 24
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 18
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract 7
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 description 3
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000006748 scratching Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B39/00—Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B39/14—Guiding, positioning or aligning work
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、熱間圧延ラインのダウンコイラ前などに設
置されて帯板を案内するサイドガイドの制御方法に関し
、帯板を巻き取ったコイルの先端部分などに発生し易い
テレスコープを小さくするとともに、帯板側面のきす等
を防止できるようにしたものである。
置されて帯板を案内するサイドガイドの制御方法に関し
、帯板を巻き取ったコイルの先端部分などに発生し易い
テレスコープを小さくするとともに、帯板側面のきす等
を防止できるようにしたものである。
[従来の技術]
熱間圧延ラインのダウンコイラ前などには、帯板(スト
リップ)を案内するためサイドガイドを設置するのが一
般である。
リップ)を案内するためサイドガイドを設置するのが一
般である。
例えば、熱間圧延ラインのダウンコイラ前に設置される
サイドガイドは、仕上圧延機の出側に設けられたホット
ランテーブルの両側に設置されており、このサイドガイ
ドで所定位置に案内されたストリップがビンンチロール
を経てダウンコイラに送られ、ラッパロールで押えられ
てこれらの中心部の水平状態のマンドレルに巻き取られ
るようになっている。
サイドガイドは、仕上圧延機の出側に設けられたホット
ランテーブルの両側に設置されており、このサイドガイ
ドで所定位置に案内されたストリップがビンンチロール
を経てダウンコイラに送られ、ラッパロールで押えられ
てこれらの中心部の水平状態のマンドレルに巻き取られ
るようになっている。
このようなサイドガイドの一例は、特公昭63−458
87号公報に開示されているものを第6図に示すように
、パスラインLを挾む両側に1対のガイド1が配置され
、それぞれのガイド1が2つの可動用のエアシリンダ2
て開度の設定と間隔調整ができるように構成され、これ
らガイド1の入側に設けられたストリップSの進入検出
器3と、進入ストリップの速度検出器4の検出信号に基
づき、演算装置5てサイドガイド6の間隔調整機構の作
動タイミングを制御するように構成されている。
87号公報に開示されているものを第6図に示すように
、パスラインLを挾む両側に1対のガイド1が配置され
、それぞれのガイド1が2つの可動用のエアシリンダ2
て開度の設定と間隔調整ができるように構成され、これ
らガイド1の入側に設けられたストリップSの進入検出
器3と、進入ストリップの速度検出器4の検出信号に基
づき、演算装置5てサイドガイド6の間隔調整機構の作
動タイミングを制御するように構成されている。
このようなサイドガイド6ては、一般にサイドガイド6
に板が侵入した時点、または板がサイドガイド6を通過
してピンチロールに噛み込まれた時点で、予測板幅+2
αから予測板幅+2β(2α−2β−2×エアーシリン
ダのストローク)に開度を変更し、板を機械中心にガイ
ドする。
に板が侵入した時点、または板がサイドガイド6を通過
してピンチロールに噛み込まれた時点で、予測板幅+2
αから予測板幅+2β(2α−2β−2×エアーシリン
ダのストローク)に開度を変更し、板を機械中心にガイ
ドする。
また、ダウンコイラフでのストリソ18巻き始め部分に
生しるテレスコープを縦穴状態で置く場合に下側となる
一面に発生しないようにするため、第7図に示すように
、ストリップSの先端がサイドガイド6内に進入した時
点で、可動用のエアシリンダ2によってテレスコープを
発生させたくない側のガイド1(第7図では、下側のガ
イド1)を閉状態とし、ピンチロール8にストリップS
が噛み込まれたときにもう一方の側(第7図では、上側
のガイド1)の可動用のエアシリンダ2によって両方の
ガイド1を閉状態とするように制御している例もある。
生しるテレスコープを縦穴状態で置く場合に下側となる
一面に発生しないようにするため、第7図に示すように
、ストリップSの先端がサイドガイド6内に進入した時
点で、可動用のエアシリンダ2によってテレスコープを
発生させたくない側のガイド1(第7図では、下側のガ
イド1)を閉状態とし、ピンチロール8にストリップS
が噛み込まれたときにもう一方の側(第7図では、上側
のガイド1)の可動用のエアシリンダ2によって両方の
ガイド1を閉状態とするように制御している例もある。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、このようなサイドガイド6ては、サイドガイ
ド6に板が侵入した時点でサイドガイド6の開度を設定
すると、板の中心とのずれによって片側板端が浮上がる
という問題があり、板がサイドガイド6を通過してピン
チロール8に噛み込まれた時点でサイドガイド6の開度
を設定すると、板の中心とのずれによって片当りが生じ
るという問題もある。
ド6に板が侵入した時点でサイドガイド6の開度を設定
すると、板の中心とのずれによって片側板端が浮上がる
という問題があり、板がサイドガイド6を通過してピン
チロール8に噛み込まれた時点でサイドガイド6の開度
を設定すると、板の中心とのずれによって片当りが生じ
るという問題もある。
さらに、このようなサイドガイド6では、予測板幅の最
大値を予測してガイド幅を設定しなければならないため
、βをある程度大きく取らなければならず、その分たけ
板の横ずれしたがってテレスコープが大きくなる。
大値を予測してガイド幅を設定しなければならないため
、βをある程度大きく取らなければならず、その分たけ
板の横ずれしたがってテレスコープが大きくなる。
また、板が機械中心からずれた状態てピンチロール及び
ダウンコイラーに噛み込んだ後も、サイドガイドは、機
械中心に板をガイドしているため、板が徐々にずれテレ
スコープが生じたり、ガイドと板が強く当たり板きず、
ガイドの摩耗の問題が生じた。
ダウンコイラーに噛み込んだ後も、サイドガイドは、機
械中心に板をガイドしているため、板が徐々にずれテレ
スコープが生じたり、ガイドと板が強く当たり板きず、
ガイドの摩耗の問題が生じた。
さらに、両方のガイド1,1か閉じられた状態でストリ
ップSの板幅に変化が生しると、ガイド1.1の間隔が
広い場合には、ストリップSとの隙間に応じて大きなテ
レスコープが発生してしまい、逆にガイド1,1の間隔
が狭い場合には、ストリップSの側端にきすが生したり
、ガイド1゜1に乗り上げるという問題かある。
ップSの板幅に変化が生しると、ガイド1.1の間隔が
広い場合には、ストリップSとの隙間に応じて大きなテ
レスコープが発生してしまい、逆にガイド1,1の間隔
が狭い場合には、ストリップSの側端にきすが生したり
、ガイド1゜1に乗り上げるという問題かある。
また、板の先端にて、サイドガイドの片側を動かし、板
先端のテレスコープを一方向にのみ発生させる例におい
ても、板の入ってくる状態により、先端一方向テレスコ
ープが生しなかったり、テレスコープ量が一定しないな
どの不具合がある。さらに、板先端から後端までのテレ
スコープを小さくするという点については問題が残った
ままとなっている。
先端のテレスコープを一方向にのみ発生させる例におい
ても、板の入ってくる状態により、先端一方向テレスコ
ープが生しなかったり、テレスコープ量が一定しないな
どの不具合がある。さらに、板先端から後端までのテレ
スコープを小さくするという点については問題が残った
ままとなっている。
この発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされた
もので、帯板を巻き取ったコイルの先端部分などに発生
し易いテレスコープを小さくすることができるサイドガ
イドの制御方法を提供しようとするものである。
もので、帯板を巻き取ったコイルの先端部分などに発生
し易いテレスコープを小さくすることができるサイドガ
イドの制御方法を提供しようとするものである。
また、この発明は、テレスコープを減少させるとともに
、帯板側面のきす等を防止できるようにしたサイドガイ
ドの制御方法を提供しようとするものである。
、帯板側面のきす等を防止できるようにしたサイドガイ
ドの制御方法を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段]
上記従来技術が有する課題を解決するため、この発明の
サイドガイドの制御方法は、帯板の先端をサイドガイド
によりガイドするに際し、帯板の先端がサイドガイド内
に進入したときにサイドガイドの間隔を待機状態から少
なくとも1回で第1段階狭めるようにし、次いで帯板先
端がピンチロールに噛み込まれた後、サイドガイドの間
隔を第1段階の間隔から所定の運転状態の第2段階の間
隔に狭めるようにしたことを特徴とするものである。
サイドガイドの制御方法は、帯板の先端をサイドガイド
によりガイドするに際し、帯板の先端がサイドガイド内
に進入したときにサイドガイドの間隔を待機状態から少
なくとも1回で第1段階狭めるようにし、次いで帯板先
端がピンチロールに噛み込まれた後、サイドガイドの間
隔を第1段階の間隔から所定の運転状態の第2段階の間
隔に狭めるようにしたことを特徴とするものである。
また、この発明のサイドガイドの制御方法は、前記帯板
がピンチロールに噛み込まれた後、このときの実際の帯
板の幅中心を検出し、この実際の帯板の幅中心を以後の
巻き取り中心として前記サイドガイドの間隔を前記第2
段階の所定の間隔に狭めるようにしたことを特徴とする
ものである。
がピンチロールに噛み込まれた後、このときの実際の帯
板の幅中心を検出し、この実際の帯板の幅中心を以後の
巻き取り中心として前記サイドガイドの間隔を前記第2
段階の所定の間隔に狭めるようにしたことを特徴とする
ものである。
さらに、この発明のサイドガイドの制御方法は、帯板を
サイドガイドによりガイドするに際し、帯板の入側と出
側の少なくとも一方側で板幅を検出し、実際の板幅に応
じて所定の間隔にサイドガイドを設定するようにしたこ
とを特徴とするものである。
サイドガイドによりガイドするに際し、帯板の入側と出
側の少なくとも一方側で板幅を検出し、実際の板幅に応
じて所定の間隔にサイドガイドを設定するようにしたこ
とを特徴とするものである。
また、この発明のサイドガイドの制御方法は、前記帯板
がピンチロールに噛み込まれた後、第2段階の所定の間
隔にサイドガイドを設定するに際し、実際に検出した板
幅に応じてサイドガイドの間隔を設定するようにしたこ
とを特徴とするものである。
がピンチロールに噛み込まれた後、第2段階の所定の間
隔にサイドガイドを設定するに際し、実際に検出した板
幅に応じてサイドガイドの間隔を設定するようにしたこ
とを特徴とするものである。
[作 用コ
このサイドガイドの制御方法によれば、帯板先端がダウ
ンコイラーに到達するまての間に1回または複数回の第
1段階の開度設定と最終の第2段階の開度設定に分けて
サイドガイドの間隔を狭めるようにしており、帯板をス
ムーズにサイドガイド内を通過させると同時に、帯板先
端部の案内を可能とし、巻取開始部分に生じるテレスコ
ープを無くすようにしている。
ンコイラーに到達するまての間に1回または複数回の第
1段階の開度設定と最終の第2段階の開度設定に分けて
サイドガイドの間隔を狭めるようにしており、帯板をス
ムーズにサイドガイド内を通過させると同時に、帯板先
端部の案内を可能とし、巻取開始部分に生じるテレスコ
ープを無くすようにしている。
このサイドガイドの制御方法によれば、帯板先端がダウ
ンコイラーに到達するまでの間に1回または複数回の第
1段階の開度設定と最終の第2段階の開度設定に分けて
サイドガイドの間隔を狭めるようにし、2段階目の最終
間隔にサイドガイドを設定する場合に、実際の帯板の中
心を検出し、サイドガイド自体の機械的な巻取中心とは
別の、この実際の帯板の中心をコイルの巻取中心として
巻き取るようにしており、帯板の先端部が巻き取られた
位置を基準として機械中心とオフセットされても無関係
に以後の巻き取りを行うことで、先端部からテレスコー
プを生じること無く巻き取りができるようにしている。
ンコイラーに到達するまでの間に1回または複数回の第
1段階の開度設定と最終の第2段階の開度設定に分けて
サイドガイドの間隔を狭めるようにし、2段階目の最終
間隔にサイドガイドを設定する場合に、実際の帯板の中
心を検出し、サイドガイド自体の機械的な巻取中心とは
別の、この実際の帯板の中心をコイルの巻取中心として
巻き取るようにしており、帯板の先端部が巻き取られた
位置を基準として機械中心とオフセットされても無関係
に以後の巻き取りを行うことで、先端部からテレスコー
プを生じること無く巻き取りができるようにしている。
このサイドガイドの制御方゛法によれば、帯板の板幅を
常時検出し、この検出信号に応じてサイドガイドの間隔
を変えながら帯板をガイドするようにしており、帯板の
幅が変化しても常に帯板をガイドできるとともに、サイ
ドガイドとの接触を防止し、側面のきず発生などを防止
できるようにしている。
常時検出し、この検出信号に応じてサイドガイドの間隔
を変えながら帯板をガイドするようにしており、帯板の
幅が変化しても常に帯板をガイドできるとともに、サイ
ドガイドとの接触を防止し、側面のきず発生などを防止
できるようにしている。
このサイドガイドの制御方法によれば、第1の発明及び
第2の発明において、2段階目の最終間隔にサイドガイ
ドを制御する場合に、実際の帯板の板幅を検出し、この
板幅の検出信号に応してサイドガイドの間隔を変えなが
ら帯板を案内するようにしており、帯板の巻取中心から
のずれを極力防止し、テレスコープの発生を防止するよ
うにしている。
第2の発明において、2段階目の最終間隔にサイドガイ
ドを制御する場合に、実際の帯板の板幅を検出し、この
板幅の検出信号に応してサイドガイドの間隔を変えなが
ら帯板を案内するようにしており、帯板の巻取中心から
のずれを極力防止し、テレスコープの発生を防止するよ
うにしている。
[実施例コ
以下、この発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。
明する。
第1図はこの発明のサイドガイドの制御方法の一実施例
にかかり、ダウンコイラ前に設置する場合の原理説明図
である。
にかかり、ダウンコイラ前に設置する場合の原理説明図
である。
このサイドガイドの制御方法では、制御対象であるサイ
ドガイド10が仕上圧延機11の出側とダウンコイラ1
2の入側のピンチロール13の間に設置されたホットラ
ンテーブル14上に配置されている。
ドガイド10が仕上圧延機11の出側とダウンコイラ1
2の入側のピンチロール13の間に設置されたホットラ
ンテーブル14上に配置されている。
このサイドガイド10は、パスラインLの両側に1対の
ガイド15が配置され、パスラインLと平行状態で接近
離反させたり、パスラインLに対して傾けた状態で接近
離反させることができるようになっている。そして、こ
れらガイド15を駆動するため、それぞれのガイド15
にストローク位置を検出するセンサのついた2つの油圧
シリンダ16がユニバーサルジヨイントなどを介して連
結され、各々の油圧シリンダ16がサーボ弁(図示せず
)を介して供給される油圧によってで任意の位置に駆動
されるようになっている。さらに、ガイド全体は、モー
ター・減速機・スクリュー等(図示せず)により、板幅
に合わせて、その開度を設定できるようになっている。
ガイド15が配置され、パスラインLと平行状態で接近
離反させたり、パスラインLに対して傾けた状態で接近
離反させることができるようになっている。そして、こ
れらガイド15を駆動するため、それぞれのガイド15
にストローク位置を検出するセンサのついた2つの油圧
シリンダ16がユニバーサルジヨイントなどを介して連
結され、各々の油圧シリンダ16がサーボ弁(図示せず
)を介して供給される油圧によってで任意の位置に駆動
されるようになっている。さらに、ガイド全体は、モー
ター・減速機・スクリュー等(図示せず)により、板幅
に合わせて、その開度を設定できるようになっている。
また、サイドガイド10の入側及び出側には、それぞれ
板幅端検出器17.18が設置され、制御装置1つに検
出信号が入力され、これら検出信号に基づく制御信号が
各油圧シリンダ16のサーボ弁に出力されるようになっ
ている。
板幅端検出器17.18が設置され、制御装置1つに検
出信号が入力され、これら検出信号に基づく制御信号が
各油圧シリンダ16のサーボ弁に出力されるようになっ
ている。
このような制御装置19によるサイドガイド10の制御
は、次のようにして行われる。
は、次のようにして行われる。
■ ストリップSの先端がピンチロール13に噛み込ま
れるまでの間の制御(第2図参照)。
れるまでの間の制御(第2図参照)。
仕上圧延機11から送り出されたストリップSがホット
ランテーブル14を介してサイドガイド10に送られ、
その先端の通過が入側の板幅端検出器17で検出される
と、制御装置19に入力され、ストリップSの速度や入
側の板幅端検出器17からサイドガイド10の人口まで
の距離などからストリップSのサイドガイド10への侵
入時とストリップSかピンチロール13に噛み込まれる
時が演算される(第2図(a)参照)。
ランテーブル14を介してサイドガイド10に送られ、
その先端の通過が入側の板幅端検出器17で検出される
と、制御装置19に入力され、ストリップSの速度や入
側の板幅端検出器17からサイドガイド10の人口まで
の距離などからストリップSのサイドガイド10への侵
入時とストリップSかピンチロール13に噛み込まれる
時が演算される(第2図(a)参照)。
そして、ストリップSの先端がサイドガイド10に侵入
した時に、第2図(b)に示すように、制御装置1つか
らサイドガイド10の各油圧シリンダ16に待機状態の
間隔W+2α(ここで、WはストリップSの板幅、αは
サイドガイド10とストリップSとの片側の隙間であり
、通常この隙間αを50IllIlとしている。)から
第1段階のショートストロークの信号を出力してその間
隔を狭めてW+2βとなるようにし、例えばサイドガイ
ド10とストリップSとの片側の隙間βを151+1m
とする。
した時に、第2図(b)に示すように、制御装置1つか
らサイドガイド10の各油圧シリンダ16に待機状態の
間隔W+2α(ここで、WはストリップSの板幅、αは
サイドガイド10とストリップSとの片側の隙間であり
、通常この隙間αを50IllIlとしている。)から
第1段階のショートストロークの信号を出力してその間
隔を狭めてW+2βとなるようにし、例えばサイドガイ
ド10とストリップSとの片側の隙間βを151+1m
とする。
さらに、ストリップSが送られてピンチロール13に噛
み込まれる時又は噛み込まれた後に、第2図(c)に示
すように、制御装置19からサイドガイド10の各油圧
シリンダ16に第1段階のショートストロークの間隔W
+2βから第2段階(最終段階)のショートストローク
の信号を出力してその間隔を狭めて通常運転状態のサイ
ドガイド10の間隔であるW+27となるようにし、例
えばサイドガイド10とストリップSとの片側の隙間γ
を0〜5IIIIIとする。
み込まれる時又は噛み込まれた後に、第2図(c)に示
すように、制御装置19からサイドガイド10の各油圧
シリンダ16に第1段階のショートストロークの間隔W
+2βから第2段階(最終段階)のショートストローク
の信号を出力してその間隔を狭めて通常運転状態のサイ
ドガイド10の間隔であるW+27となるようにし、例
えばサイドガイド10とストリップSとの片側の隙間γ
を0〜5IIIIIとする。
なお、サイドガイド10の間隔調整のための2段階ショ
ートストロークは、待機状態から第1段階、第1段階か
ら第2段階のそれぞれの間を連続的に間隔が変化するよ
うにしてストリップSを押えるようにしながら所定の位
置にガイドするようにすることが好ましく、短時間で間
隔を変化するようにすることもてきる。
ートストロークは、待機状態から第1段階、第1段階か
ら第2段階のそれぞれの間を連続的に間隔が変化するよ
うにしてストリップSを押えるようにしながら所定の位
置にガイドするようにすることが好ましく、短時間で間
隔を変化するようにすることもてきる。
このようにサイドガイド10の間隔調整を待機状態から
第1段階までと、第1段階から第2段階の2段階のショ
ートストロークに分けて行うようにしているので、スト
リップSがピンチロール13に噛み込まれるまでの間に
おいてもストリップSのサイドガイド10の通過を円滑
に行いながら、ストリップSを所定の位置にガイドする
ことができ、コイルに巻き取る場合のテレスコープの発
生を防止できる。
第1段階までと、第1段階から第2段階の2段階のショ
ートストロークに分けて行うようにしているので、スト
リップSがピンチロール13に噛み込まれるまでの間に
おいてもストリップSのサイドガイド10の通過を円滑
に行いながら、ストリップSを所定の位置にガイドする
ことができ、コイルに巻き取る場合のテレスコープの発
生を防止できる。
■ ストリップSの巻取中心を設定する場合の制御(第
3図参照)。
3図参照)。
ストリップSをダウンコイラ12に巻き取って行く場合
には、巻き取りが開始されたときのストリップSの板幅
中心を基準に巻き取るようにすれば、必ずしもダウンコ
イラ12やサイドガイド10の機械としての中心で巻き
取る必要がない。
には、巻き取りが開始されたときのストリップSの板幅
中心を基準に巻き取るようにすれば、必ずしもダウンコ
イラ12やサイドガイド10の機械としての中心で巻き
取る必要がない。
そこで、サイドガイド10の待機状態からストリップS
が進入し第1段階の間隔に狭めるまでは、■の場合と同
様にサイドガイド10の間隔を制御する(第3図(a)
+’ (b)参照)。
が進入し第1段階の間隔に狭めるまでは、■の場合と同
様にサイドガイド10の間隔を制御する(第3図(a)
+’ (b)参照)。
この後、ストリップSがピンチロール13に噛み込んた
時、サイドガイド10の出側の板幅端検出器18でスト
リップSの両側の実際の板端を検出して制御装置1つに
送り、演算によってストリップSの実際の板幅中心を求
める。
時、サイドガイド10の出側の板幅端検出器18でスト
リップSの両側の実際の板端を検出して制御装置1つに
送り、演算によってストリップSの実際の板幅中心を求
める。
こうして実際のストリップSの幅中心が求められると、
第3図(c)に示すように、制御装置19からサイドガ
イド10の各油圧シリンダ16に制御信号が出力され、
第2段階(最終段階)のショートストロークが行われ、
その間隔が狭められて通常運転状態のサイドガイド10
の間隔であるW+27となり、巻取中心が実際の板幅中
心となるようにし、例えばサイドガイド10とストリッ
プSとの片側の隙間γをO〜51IIlとする。
第3図(c)に示すように、制御装置19からサイドガ
イド10の各油圧シリンダ16に制御信号が出力され、
第2段階(最終段階)のショートストロークが行われ、
その間隔が狭められて通常運転状態のサイドガイド10
の間隔であるW+27となり、巻取中心が実際の板幅中
心となるようにし、例えばサイドガイド10とストリッ
プSとの片側の隙間γをO〜51IIlとする。
そして、ダウンコイラ12でのストリップSの以後の巻
き取りは、実際の板幅中心を基準に行われる。
き取りは、実際の板幅中心を基準に行われる。
したがって、第3図(C)に示すように、予め設定した
機械中心とダウンコイラ12での巻取中心との間にオフ
セットeが生じる場合もある。
機械中心とダウンコイラ12での巻取中心との間にオフ
セットeが生じる場合もある。
このように実際のストリップSの板幅中心を基準に巻き
取るようにすることで、サイドガイド10が運転状態の
間隔に閉じられたときにサイドガイド10の中心と実際
の板幅中心とにずれが生じるようなことがなく、ストリ
ップSをコイルに巻き取る場合のテレスコープの発生を
防止できる。
取るようにすることで、サイドガイド10が運転状態の
間隔に閉じられたときにサイドガイド10の中心と実際
の板幅中心とにずれが生じるようなことがなく、ストリ
ップSをコイルに巻き取る場合のテレスコープの発生を
防止できる。
また、サイドガイド10の中心とストリップSの板幅中
心とのずれによってストリップSの側面に生じるきす等
を防止できる。
心とのずれによってストリップSの側面に生じるきす等
を防止できる。
■ ストリップSの板幅が変化する場合の制御(第4図
参照)。
参照)。
この場合のストリップSの板幅は、ストリップSの先後
端部や中間部のいずれであっても同様に適用できるもの
であるが、ここでは、ストリップSの中間部の板幅が変
化する場合の制御について説明する。
端部や中間部のいずれであっても同様に適用できるもの
であるが、ここでは、ストリップSの中間部の板幅が変
化する場合の制御について説明する。
サイドガイド10で案内されるストリップSの板幅がサ
イドガイド10の入側の板幅端検出器17または出側の
板幅端検出器18て検出されたり、両方の板幅端検出器
17.18で検出され、その検出信号が制御装置19に
人力される。
イドガイド10の入側の板幅端検出器17または出側の
板幅端検出器18て検出されたり、両方の板幅端検出器
17.18で検出され、その検出信号が制御装置19に
人力される。
すると、制御装置1つからサイドガイド10の各油圧シ
リンダ16にその間隔を時々刻々変化する板幅Wにサイ
ドガイド10とストリップSとの間に必要な隙間2γ(
γ−〇〜5IIIIll)を加えた間隔に変えるように
制御信号が出力される。
リンダ16にその間隔を時々刻々変化する板幅Wにサイ
ドガイド10とストリップSとの間に必要な隙間2γ(
γ−〇〜5IIIIll)を加えた間隔に変えるように
制御信号が出力される。
この結果、ストリップSの板幅Wが狭い場合にあっても
、その狭い板幅WL→−27にサイドガイド10の間隔
が設定され、ストリップSの板幅Wが広い場合にも、そ
の板幅W2+27にサイドガイド10の間隔が設定され
る。
、その狭い板幅WL→−27にサイドガイド10の間隔
が設定され、ストリップSの板幅Wが広い場合にも、そ
の板幅W2+27にサイドガイド10の間隔が設定され
る。
なお、このサイドガイド10の間隔を変える場合には、
常にダウンコイラ12での巻取中心を基準に制御され、
片側のガイド15のみが動かされることかないようにし
て巻取中心を保持する。
常にダウンコイラ12での巻取中心を基準に制御され、
片側のガイド15のみが動かされることかないようにし
て巻取中心を保持する。
このようにストリップSの幅変化に応じてダイナミック
にサイドガイド10の間隔を制御するようにしているの
で、サイドガイド10の閉め込み過ぎによるストリップ
Sの盛り上がりやきず等を防止できるとともに、開き過
ぎによるストリップSの蛇行を防止してテレスコープを
防止できる。
にサイドガイド10の間隔を制御するようにしているの
で、サイドガイド10の閉め込み過ぎによるストリップ
Sの盛り上がりやきず等を防止できるとともに、開き過
ぎによるストリップSの蛇行を防止してテレスコープを
防止できる。
■ ストリップSの先端の板幅が変化する場合でストリ
ップSの先端がピンチロール13に噛ろ込まれるまでの
間の制御およびストリップSの先端の板幅が変化する場
合でストリップSの巻取中心を設定する場合の制御(第
5図参照)。
ップSの先端がピンチロール13に噛ろ込まれるまでの
間の制御およびストリップSの先端の板幅が変化する場
合でストリップSの巻取中心を設定する場合の制御(第
5図参照)。
すなわち、既に説明した■と■を組合わせた場合の制御
(第5図(a)〜(d)参照)および■と■を組合わせ
た場合の制御(第5図(a)。
(第5図(a)〜(d)参照)および■と■を組合わせ
た場合の制御(第5図(a)。
(b)、(e)、(f)参照)に相当するものである。
サイドガイド10の待機状態W+2αからストリップS
が進入し第1段階の間隔W+2βに狭めるまでは、■ま
たは■の場合と同様にサイドガイド10の間隔を制御す
る(第5図(a)、(b)参照)。
が進入し第1段階の間隔W+2βに狭めるまでは、■ま
たは■の場合と同様にサイドガイド10の間隔を制御す
る(第5図(a)、(b)参照)。
さらに、ストリップSが送られてピンチロール13に噛
み込まれる時に、第5図(c)、(d)に示すように、
ストリップSの実際の板幅端をサイドガイド10の出側
の板幅端検出器18で検出し、その検出信号が制御装置
19に人力される。
み込まれる時に、第5図(c)、(d)に示すように、
ストリップSの実際の板幅端をサイドガイド10の出側
の板幅端検出器18で検出し、その検出信号が制御装置
19に人力される。
すると、制御装置19では、ストリップSの実際の板幅
Wが演算され、その結果に基づき制御装置1つからサイ
ドガイド10の各油圧シリンダ16に実際のストリップ
Sの先端の板幅Wに応じたサイドガイド10の間隔W+
27に設定するように制御信号が出力される。
Wが演算され、その結果に基づき制御装置1つからサイ
ドガイド10の各油圧シリンダ16に実際のストリップ
Sの先端の板幅Wに応じたサイドガイド10の間隔W+
27に設定するように制御信号が出力される。
そして、これ以降の巻き取りにおいては、板幅端検出器
17.18の検出データによって時々刻々変化する板幅
Wに、必要な隙間2γ(γ−〇〜5II)を加えた間隔
となるように制御信号が出力される。
17.18の検出データによって時々刻々変化する板幅
Wに、必要な隙間2γ(γ−〇〜5II)を加えた間隔
となるように制御信号が出力される。
一方、第1段階のショートストロークからさらにストリ
ップSが送られてピンチロール13に噛み込まれる時に
、第5図(e)、(f)に示すように、ストリップSの
実際の板幅端をサイドガイド10の出側の板幅端検出器
18で検出し、その検出信号が制御装置1つに人力され
る。
ップSが送られてピンチロール13に噛み込まれる時に
、第5図(e)、(f)に示すように、ストリップSの
実際の板幅端をサイドガイド10の出側の板幅端検出器
18で検出し、その検出信号が制御装置1つに人力され
る。
すると、制御装置1つて実際の板幅中心と板幅とか演算
され、これらに基づき制御装置19からサイドガイド1
0の各油圧シリンダ16に実際のストリップSの先端の
板幅Wに応じたサイドガイド10の間隔W+27で、し
かもサイドガイド10の中心がピンチロール13に噛み
込まれたストリップSの板幅中心と合致するように設定
する制御信号が出力される。
され、これらに基づき制御装置19からサイドガイド1
0の各油圧シリンダ16に実際のストリップSの先端の
板幅Wに応じたサイドガイド10の間隔W+27で、し
かもサイドガイド10の中心がピンチロール13に噛み
込まれたストリップSの板幅中心と合致するように設定
する制御信号が出力される。
そして、これ以降の巻き取りにおいては、板幅端検出器
17.18の検出データによって時々刻々変化する板幅
Wに、必要な隙間2γ(γ−0〜5 o+m)を加えた
間隔にサイドガイド10の間隔か設定され、しかもスト
リップSの巻取開始時に設定した巻取中心を基準として
サイドガイド10の間隔が設定されるように制御信号が
出力される。
17.18の検出データによって時々刻々変化する板幅
Wに、必要な隙間2γ(γ−0〜5 o+m)を加えた
間隔にサイドガイド10の間隔か設定され、しかもスト
リップSの巻取開始時に設定した巻取中心を基準として
サイドガイド10の間隔が設定されるように制御信号が
出力される。
このようにストリップSの先端部の板幅が変化しても常
に適正な間隔にサイドガイド10の幅を設定でき、スト
リップSのきす等を防止できるとともに、蛇行を防止し
てフィルとする場合のテレスコープを一層防止すること
ができる。
に適正な間隔にサイドガイド10の幅を設定でき、スト
リップSのきす等を防止できるとともに、蛇行を防止し
てフィルとする場合のテレスコープを一層防止すること
ができる。
なお、上記実施例では、ダウンコイラーに設置するサイ
ドガイドで説明したが、これに限らず、ミル前に設置さ
れるサイドガイドにも同様に適用できるものである。
ドガイドで説明したが、これに限らず、ミル前に設置さ
れるサイドガイドにも同様に適用できるものである。
また、上記実施例では、第1段階のサイドガイドの開度
設定を1回で行うようにしたが、複数回に分けて開度設
定を行うようにしても良い。
設定を1回で行うようにしたが、複数回に分けて開度設
定を行うようにしても良い。
[発明の効果]
以上、一実施例とともに具体的に説明したようにこの発
明のサイドガイドの制御方法によれば、帯板がピンチロ
ールに噛み込まれるまでの間に1回または複数回の第1
段階の開度設定と最終の第2段階の開度設定に分けてサ
イドガイドの間隔を狭めるようにしたので、帯板をスム
ーズにサイドガイド内を通過させると同時に、帯板先端
部の案内を可能とし、巻取開始までに生じるテレスコー
プを無くすことができる。
明のサイドガイドの制御方法によれば、帯板がピンチロ
ールに噛み込まれるまでの間に1回または複数回の第1
段階の開度設定と最終の第2段階の開度設定に分けてサ
イドガイドの間隔を狭めるようにしたので、帯板をスム
ーズにサイドガイド内を通過させると同時に、帯板先端
部の案内を可能とし、巻取開始までに生じるテレスコー
プを無くすことができる。
また、この発明のサイドガイドの制御方法によれば、帯
板先端がダウンコイラーに到達するまでの間に1回また
は複数回の第1段階の開度設定と最終の第2段階の開度
設定に分けてサイドガイドの間隔を狭めるようにし、2
段階目の最終間隔にサイドガイドを設定する場合に、実
際の帯板の中心を検出し、この実際の帯板の中心をコイ
ルの巻取中心として巻き取るようにしたので、帯板の先
端部か巻き取られた位置を基準として機械中心とオフセ
ットされても無関係に以後の巻き取りを行うことで、先
端部からテレスコープを生しること無く巻き取りができ
る。
板先端がダウンコイラーに到達するまでの間に1回また
は複数回の第1段階の開度設定と最終の第2段階の開度
設定に分けてサイドガイドの間隔を狭めるようにし、2
段階目の最終間隔にサイドガイドを設定する場合に、実
際の帯板の中心を検出し、この実際の帯板の中心をコイ
ルの巻取中心として巻き取るようにしたので、帯板の先
端部か巻き取られた位置を基準として機械中心とオフセ
ットされても無関係に以後の巻き取りを行うことで、先
端部からテレスコープを生しること無く巻き取りができ
る。
さらに、この発明のサイドガイドの制御方法によれば、
帯板の板幅を常時検出し、この検出信号に応してサイド
ガイドの間隔を変えながら帯板をガイドするようにした
ので、帯板の幅が変化しても常に帯板をガイドできると
ともに、サイドガイドとの接触を防止し、側面のきす発
生などを防止することができる。
帯板の板幅を常時検出し、この検出信号に応してサイド
ガイドの間隔を変えながら帯板をガイドするようにした
ので、帯板の幅が変化しても常に帯板をガイドできると
ともに、サイドガイドとの接触を防止し、側面のきす発
生などを防止することができる。
また、この発明のサイドガイドの制御方法によれば、第
1の発明及び第2の発明における2段階目の最終間隔に
サイドガイドを制御する場合に、実際の帯板の板幅を検
出し、この板幅の検出信号に応じてサイドガイドの間隔
を変えながら帯板を案内するようにしたので、帯板の巻
取中心からのずれを極力防止し、実板幅に対してスキマ
なく板をガイドするため、板先端、中央、後端の全長に
対してテレスコープの発生を防止することができる。
1の発明及び第2の発明における2段階目の最終間隔に
サイドガイドを制御する場合に、実際の帯板の板幅を検
出し、この板幅の検出信号に応じてサイドガイドの間隔
を変えながら帯板を案内するようにしたので、帯板の巻
取中心からのずれを極力防止し、実板幅に対してスキマ
なく板をガイドするため、板先端、中央、後端の全長に
対してテレスコープの発生を防止することができる。
L:バスライン、Sニストリップ(帯板)、W、Wl、
W2 ニストリップの板幅、a、β、γ:サイドガイ
ドとストリップの間の片側の隙間。
W2 ニストリップの板幅、a、β、γ:サイドガイ
ドとストリップの間の片側の隙間。
第1図はこの発明のサイドガイドの制御方法の一実施例
にかかり、ダウンコイラ前に設置する場合の原理説明図
、第2図〜第5図はそれぞれサイドガイドによる制御動
作の説明図、第6図及び第7図は従来例の装置の概略図
及び制御動作の説明図である。
にかかり、ダウンコイラ前に設置する場合の原理説明図
、第2図〜第5図はそれぞれサイドガイドによる制御動
作の説明図、第6図及び第7図は従来例の装置の概略図
及び制御動作の説明図である。
Claims (4)
- (1)帯板の先端をサイドガイドによりガイドするに際
し、帯板の先端がサイドガイド内に進入したときにサイ
ドガイドの間隔を待機状態から少なくとも1回で第1段
階狭めるようにし、次いで帯板先端がピンチロールに噛
み込まれた後、サイドガイドの間隔を第1段階の間隔か
ら所定の運転状態の第2段階の間隔に狭めるようにした
ことを特徴とするサイドガイドの制御方法。 - (2)前記帯板がピンチロールに噛み込まれた後、この
ときの実際の帯板の幅中心を検出し、この実際の帯板の
幅中心を以後の巻き取り中心として前記サイドガイドの
間隔を前記第2段階の所定の間隔に狭めるようにしたこ
とを特徴とする請求項1記載のサイドガイドの制御方法
。 - (3)帯板をサイドガイドによりガイドするに際し、帯
板の入側と出側の少なくとも一方側で板幅を検出し、実
際の板幅に応じて所定の間隔にサイドガイドを設定する
ようにしたことを特徴とするサイドガイドの制御方法。 - (4)請求項1または2記載の前記帯板がピンチロール
に噛み込まれた後、第2段階の所定の間隔にサイドガイ
ドを設定するに際し、実際に検出した板幅に応じてサイ
ドガイドの間隔を設定するようにしたことを特徴とする
サイドガイドの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6062490A JPH03264110A (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | サイドガイドの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6062490A JPH03264110A (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | サイドガイドの制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03264110A true JPH03264110A (ja) | 1991-11-25 |
Family
ID=13147639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6062490A Pending JPH03264110A (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | サイドガイドの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03264110A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103008359A (zh) * | 2012-12-21 | 2013-04-03 | 鞍钢股份有限公司 | 一种热轧卷取机导尺薄材穿带控制方法 |
CN107537869A (zh) * | 2017-07-07 | 2018-01-05 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种标定热连轧板带精轧机入口侧导板的方法 |
JP2022012281A (ja) * | 2020-07-01 | 2022-01-17 | Jfeスチール株式会社 | 鋼帯の巻取り方法及び巻取り設備 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5510316A (en) * | 1978-07-06 | 1980-01-24 | Kawasaki Steel Corp | Side guide gap setting method |
JPS6345887A (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-26 | キヤノン株式会社 | プリント配線板の製造方法 |
-
1990
- 1990-03-12 JP JP6062490A patent/JPH03264110A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5510316A (en) * | 1978-07-06 | 1980-01-24 | Kawasaki Steel Corp | Side guide gap setting method |
JPS6345887A (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-26 | キヤノン株式会社 | プリント配線板の製造方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103008359A (zh) * | 2012-12-21 | 2013-04-03 | 鞍钢股份有限公司 | 一种热轧卷取机导尺薄材穿带控制方法 |
CN107537869A (zh) * | 2017-07-07 | 2018-01-05 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种标定热连轧板带精轧机入口侧导板的方法 |
CN107537869B (zh) * | 2017-07-07 | 2019-06-14 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种标定热连轧板带精轧机入口侧导板的方法 |
JP2022012281A (ja) * | 2020-07-01 | 2022-01-17 | Jfeスチール株式会社 | 鋼帯の巻取り方法及び巻取り設備 |
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