JPH0871446A - 自走式建設廃材破砕機の車体構造 - Google Patents

自走式建設廃材破砕機の車体構造

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JPH0871446A
JPH0871446A JP23405494A JP23405494A JPH0871446A JP H0871446 A JPH0871446 A JP H0871446A JP 23405494 A JP23405494 A JP 23405494A JP 23405494 A JP23405494 A JP 23405494A JP H0871446 A JPH0871446 A JP H0871446A
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JP
Japan
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handrail
hopper
vehicle body
self
steps
Prior art date
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Pending
Application number
JP23405494A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Murakami
良昭 村上
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KOBELCO KENKI ENG KK
Original Assignee
KOBELCO KENKI ENG KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来技術の自走式建設廃材破砕機では、ホッ
パの近くまで容易に昇ることのできる手段が十分に講じ
られていなかった。またホッパ近くに設けられたハンド
レールは建設廃材破砕機のトレーラ輸送時に制限高さを
超えたり、あるいは邪魔になったりするが、その対応が
難しかった。これを解決する。 【構成】 本発明の自走式建設廃材破砕機では、メイン
車体側部のサイドデッキ部より、メイン車体の前後方向
と直交する方向に上昇する複数段のステップを形成し、
そのステップの最上段からさらにホッパの近くへ至る複
数段のステップを形成した。またホッパ近くの上部のハ
ンドレールを折り畳んで格納することによって、トレー
ラ輸送時の自走式建設廃材破砕機の高さを低くできるよ
うに構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリートガラ,ア
スファルトガラなどの建設廃材をリサイクルするために
破砕処理を行う自走式建設廃材破砕機の車体構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6は、実開平3−130859号公報
に記載されている建物残骸処理機械の側面図である。図
において、1は建物残骸処理機械のクローラ走行体、2
はクローラ走行体1の上部に連結しているメイン車体、
3はメイン車体2の上部に設けているホッパ、4はホッ
パ3の近くに設けているハンドレール、5はコンクリー
トガラなど建物残骸を所定の細粒に破砕する破砕機であ
る。図6に示す建物残骸処理機械では、ホッパ3に供給
されたコンクリートガラなどをメイン車体2に装備して
いる破砕機5にて所定の細粒に破砕するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来より自走式建設廃
材破砕機の破砕作業時には、ホッパに供給された被破砕
材の送り込状況や破砕状況をホッパの上面側から目視確
認するために、作業者がホッパの近くまで昇って行かね
ばならない。しかしホッパの近くまで容易に昇ることの
できる手段が十分に講じられていなかった。またホッパ
近くに設けられたハンドレールは建設廃材破砕機のトレ
ーラ輸送時に制限高さを超えたり、あるいは邪魔になっ
たりするが、その対応が難しかった。本発明は、上記の
問題点を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、クローラ走
行体の上部にメイン車体を連結し、そのメイン車体の上
部にコンクリートガラなどの建設廃材を受入れるホッパ
を設けている自走式建設廃材破砕機において、上記ホッ
パの近くへ昇るためにステップ部材を設けかつそのステ
ップ部材の側方側にハンドレールを設け、メイン車体側
部のサイドデッキ部より、メイン車体の前後方向と直交
する方向に上昇する複数段のステップを形成し、そのス
テップの最上段からさらにホッパの近くへ至る複数段の
ステップを形成した。そしてまた、上記ホッパに近い最
上段のステップの前側上段縁部に前側ハンドレールをス
テップのある側へ向けて回動自在に蝶着し、上記前側ハ
ンドレールの左右両端側の少くとも一方側の端部に、そ
の端部を中心として前側ハンドレールの内側へ向けて回
動自在に側方側ハンドレールを蝶着し、その側方側ハン
ドレールの一端と、メイン車体の固定部の一端とを係脱
可能に連結して構成した。
【0005】
【作用】本発明では作業者が上部のホッパ近くへ昇って
ゆくときには、メイン車体側部のサイドデッキ部より、
メイン車体の前後方向と直交する方向に上昇する階段状
のステップを昇り、そのステップの最上段から、さらに
メイン車体の前後方向の階段状のステップを昇ってゆ
く。この昇る動作は、平面視L字形の階段を昇る歩行と
同じであるので、ハンドレールに手を掛けながら安全姿
勢で容易に昇ってゆくことができる。
【0006】また本発明では自走式建設廃材破砕機のト
レーラ輸送を行う場合に予め、まず側方側ハンドレール
の一端と、メイン車体の固定部との連結を解除する。そ
して次に、側方側ハンドレールを前側ハンドレールの内
側へ向けて折り畳むようにヒンジ部材を中心に回動させ
る。それからその折り畳んだ状態の側方側ハンドレール
とともに前側ハンドレールを、ステップのある側へ軸受
部材を中心に回動させる。前側ハンドレールは略水平状
態になり、前側ハンドレールと側方側ハンドレールを折
り畳んだ状態にして、ステップの上側に格納することが
できる。すなわち上記ハンドレールを、トレーラ輸送時
に低い位置に格納することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。図1は、本発明の車体構造をそなえた自走式
建設廃材破砕機6の一部切欠き側面図である。図におい
て、7は自走式建設廃材破砕機6のクローラ走行体、8
はメイン車体、9はホッパ、10は被破砕材である建設
廃材、11はクラッシャ、12は建設廃材10を噛み砕
くジョー、13は矢印イの方向に振動して建設廃材10
をクラッシャ11に送り込むフィーダ、14は細粒に破
砕された建設廃材10を搬出するコンベア、15はメイ
ン車体8側部のサイドデッキ部、16,17はそれぞれ
複数段の階段状のステップ、18はホッパ9に近いステ
ップ17に対して設けたハンドレール、19はハンドレ
ール18の前側ハンドレール、20L,20Rは左右の
側方側ハンドレール(右側の側方側ハンドレール20R
は図示では見えない)、21,22はそれぞれステップ
16に対して設けた下側のハンドレールである。図2
は、本発明の車体構造を示す要部斜視図である。図にお
いて、23は前側ハンドレール19をメイン車体8に対
して回動できるように取付けている軸受部材、24,2
5はそれぞれヒンジ部材、26Lはメイン車体8に固定
して立設されたハンドレール27に固着したボス、26
Rはハンドレール21に固着したボス、28Lは側方側
ハンドレール20Lに固着したボス、28Rはハンドレ
ール20Rに固着したボスである。図3は、図2のA部
における連結構成を示す斜視図である。図において、2
9はボス26Rと28Rを貫通せしめるピン、30はピ
ン29抜け止め用のの字形止め具である。
【0008】次に、本発明の車体構造を図1〜図3につ
いて述べる。本発明では、クローラ走行体7の上部にメ
イン車体8を連結し、そのメイン車体8の上部にコンク
リートガラなどの建設廃材を受入れるホッパ9を設け、
そのホッパ9の近くへ昇るためにステップ部材を設け、
またそのステップ部材の側方側にハンドレールを設けて
いる自走式建設廃材破砕機において、メイン車体8側部
のサイドデッキ部15より、メイン車体8の前後方向と
直交方向に上昇する複数段のステップ16を形成し、そ
のステップ16の最上段イ(図1及び図2に示す)から
ホッパ9に近付く位置まで、メイン車体8の前後方向に
複数段のステップ17を形成した。そしてまた、上記ホ
ッパ9に近い最上段のステップ17の前側上段縁部ロ
に、前側ハンドレール19をステップ17のある側へ向
けて回動自在に軸受部材23にて蝶着し、上記前側ハン
ドレール19の左右両端部にそれぞれヒンジ部材24,
25を介し、前側ハンドレール19の内側へ向けて回動
自在に側方側ハンドレール20L,20Rを蝶着し、そ
の側方側ハンドレール20L,20Rの下部にそれぞれ
固設した各ボス28L,28Rと、ハンドレール27,
21(ともにメイン車体8に固定して立設している)の
上部にそれぞれ固設した各ボス26L,26Rとをピン
29にて係脱できるように連結して構成した。なお本実
施例では、上記ボス28L,28Rとボス26L,26
Rとの連結をピン29の挿嵌によって係脱可能に構成し
ているが、その手段だけには限らない。図4は、上記ボ
スの連結をラッチ式バー31で行うようにした斜視図で
ある。すなわちラッチ式バー31を取付けることによ
り、レバー32操作のみでボスの連結係脱を容易に行う
ことができる。
【0009】次に、本発明の車体構造の作用について述
べる。本発明では作業者が上部のホッパ9近くへ昇って
ゆくときには、メイン車体8側部のサイドデッキ部15
より、メイン車体8の前後方向と直交する方向に上昇す
る階段状のステップ16を昇り、そのステップ16の最
上段イから、さらにメイン車体8の前後方向の階段状の
ステップ17を昇ってゆく。この昇る動作は、平面視L
字形の階段を昇る歩行と同じであるので、ハンドレール
22、21、27、20Rと順次、手を掛けながら安全
姿勢で容易に昇ってゆくことができる。
【0010】また本発明では自走式建設廃材破砕機6の
トレーラ輸送を行う場合に予め、まず左右の側方側ハン
ドレール20L,20Rのボス28L,28Rと、固定
側のハンドレール27,21のボス26L,26Rとの
連結を解除する。そして次に左右の側方側ハンドレール
20Lと20Rを、前側ハンドレール19の内側へ向け
て折り畳むようにヒンジ部材24,25を中心に回動さ
せる。それからその折り畳んだ状態の側方側ハンドレー
ル20L及び20Rとともに前側ハンドレール19を、
ステップ17のある側へ軸受部材23を中心に回動させ
る。前側ハンドレール19は略水平状態になり、前側ハ
ンドレール19と側方側ハンドレール20L及び20R
を折り畳んだ状態にして、ステップ17の上側に格納す
ることができる。すなわち上記ハンドレール18を、ト
レーラ輸送時に低い位置に格納することができる。図5
は、ハンドレール18を格納した状態を示す斜視図であ
る。
【0011】
【発明の効果】本発明では作業者が上部のホッパ近くへ
昇ってゆくときには、メイン車体側部のサイドデッキ部
より、メイン車体の前後方向と直交する方向に上昇する
階段状のステップを昇り、そのステップの最上段から、
さらにメイン車体の前後方向の階段状のステップを昇っ
てゆく。この昇る動作は、平面視L字形の階段を昇る歩
行と同じであるので、ハンドレールに手を掛けながら安
全姿勢で容易に昇ってゆくことができる。また本発明で
は自走式建設廃材破砕機のトレーラ輸送を行う場合に予
め、まず側方側ハンドレールの一端と、メイン車体の固
定部との連絡を解除する。そして次に、側方側ハンドレ
ールを前側ハンドレールの内側へ向けて折り畳むように
ヒンジ部材を中心に回動させる。それからその折り畳ん
だ状態の側方側ハンドレールとともに前側ハンドレール
を、ステップのある側へ軸受部材を中心に回動させる。
前側ハンドレールは略水平状態になり、前側ハンドレー
ルと側方側ハンドレールを折り畳んだ状態にして、ステ
ップの上側に格納することができる。すなわち上記ハン
ドレールを、トレーラ輸送時に低い位置に格納すること
ができる。したがって本発明の車体構造をそなえた自走
式建設廃材破砕機では、メイン車体側部のサイドデッキ
部からホッパの近くまで安全かつ容易に昇ってゆくこと
ができるとともに、上部のハンドレールを折り畳み格納
することによってトレーラ輸送時の高さを低くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車体構造をそなえた自走式建設廃材破
砕機の一部切欠き側面図である。
【図2】本発明の車体構造を示す要部斜視図である。
【図3】図2のA部における連結構成を示す斜視図であ
る。
【図4】図3におけるボスの連結をラッチ式バーで行う
ようにした斜視図である。
【図5】本発明における上部のハンドレールを格納した
状態を示す斜視図である。
【図6】従来技術の建物残骸処理機械の側面図である。
【符号の説明】
1,7 クローラ走行体 2,8 メイン車体 3,9 ホッパ 4,18,21,22,27 ハンドレール 6 自走式建設廃材破砕機 15 サイドデッキ部 16,17 ステップ 19 前側ハンドレール 20L,20R 側方側ハンドレール 23 軸受部材 24,25 ヒンジ部材 26L,26R,28L,28R ボス 29 ピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クローラ走行体の上部にメイン車体を連
    結し、そのメイン車体の上部にコンクリートガラなどの
    建設廃材を受入れるホッパを設けている自走式建設廃材
    破砕機において、上記ホッパの近くへ昇るためにステッ
    プ部材を設けかつそのステップ部材の側方側にハンドレ
    ールを設け、メイン車体側部のサイドデッキ部より、メ
    イン車体の前後方向と直交する方向に上昇する複数段の
    ステップを形成し、そのステップの最上段からさらにホ
    ッパの近くへ至る複数段のステップを形成したことを特
    徴とする自走式建設廃材破砕機の車体構造。
  2. 【請求項2】 特許請求の範囲請求項1記載の自走式建
    設廃材破砕機の車体構造において、ホッパに近い最上段
    のステップの前側上段縁部に前側ハンドレールをステッ
    プのある側へ向けて回動自在に蝶着し、上記前側ハンド
    レールの左右両端側の少くとも一方側の端部に、その端
    部を中心として前側ハンドレールの内側へ向けて回動自
    在に側方側ハンドレールを蝶着し、その側方側ハンドレ
    ールの一端と、メイン車体の固定部の一端とを係脱可能
    に連結したことを特徴とする自走式建設廃材破砕機の車
    体構造。
JP23405494A 1994-09-02 1994-09-02 自走式建設廃材破砕機の車体構造 Pending JPH0871446A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112295711A (zh) * 2019-07-30 2021-02-02 克磊镘有限公司 岩石加工设备

Cited By (5)

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EP3771494A1 (de) * 2019-07-30 2021-02-03 Kleemann Gmbh Gesteins-bearbeitungsanlage
US20210031695A1 (en) * 2019-07-30 2021-02-04 Kleemann Gmbh Rock processing plant
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