JPH0871329A - 浴槽湯の清浄化装置 - Google Patents

浴槽湯の清浄化装置

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JPH0871329A
JPH0871329A JP6234147A JP23414794A JPH0871329A JP H0871329 A JPH0871329 A JP H0871329A JP 6234147 A JP6234147 A JP 6234147A JP 23414794 A JP23414794 A JP 23414794A JP H0871329 A JPH0871329 A JP H0871329A
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JP
Japan
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pump
hot water
circulation
circulation pump
power
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JP6234147A
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English (en)
Inventor
Mikio Inamori
幹夫 稲森
Takashi Nakamura
孝 中村
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Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】循環ポンプの停止に際して生じる湯の逆流によ
り逆止弁を損傷させない。 【構成】循環ポンプ6に対して、運転条件に応じて供給
する電力を変えて湯の循環量を変えられるよう、ポンプ
電力制御手段39とポンプ電力可変供給回路44とを配
備しし、循環ポンプは、制御手段により、運転/停止手
段による手動停止の際、及び運転条件設定手段34での
管路切換えを伴う運転条件設定や差圧センサ19の作動
テストのために自動的に停止される際に、一定時間低電
力を供給して循環量を減らしてから停止させられるよう
制御される。 【効果】循環ポンプは、循環量を減らしてから停止させ
られるので、清浄化の能力を高めるためいくら循環能力
の高いポンプが配備された装置でも逆止弁にかかる逆流
水の水圧を低くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は風呂装置に係り、特に浴
槽内の湯を強制的に循環させつつ濾過、保温、殺菌等の
清浄化の処理をする浴槽湯の清浄化装置において、停止
信号に基づいて循環ポンプを停止させる際の運転制御に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、浴槽内の湯を絶えず清浄かつ適温
に保ち、24時間いつでも快適に入浴でき、しかも水の
節約にもなる、浴槽湯の清浄化装置の利用が盛んになつ
てきた。
【0003】このような浴槽湯の清浄化装置の1例は図
3に示す通りであり、1が浴槽、2が湯、3が浴槽1内
の湯2を汲み上げるための吸湯管、4が吸湯管3で汲み
上げられた湯を清浄化処理するための機器類をまとめて
配備した装置本体、9が装置本体4で処理された湯を浴
槽1内に再び噴出させるための噴湯管である。
【0004】装置本体4には、浴槽湯中の汚れを取り除
くため、活性炭、活性石、多孔質セラミツクボール等の
各種の粒状濾材や繊維状フイルタが単独或いは複合して
装填された濾過タンク5、湯を強制循環するための循環
ポンプ6、湯を適温に保つためのヒータ7、湯をオゾン
殺菌するためのオゾナイザ8等の清浄化処理機器が配備
されている。
【0005】10は大きな汚れを装置本体4に汲み上げ
る前に予め取くため吸湯管3の先端に取り付けたプレフ
イルタであり、11は清浄化処理の終わった湯を流速の
早いジエツト流として浴槽1内に噴出するためジエツト
ノズルであり、12はジエツトノズル11に負圧部から
空気を吸い込むための吸気管である。
【0006】吸気管12の先端には管路を開閉するため
の電磁弁13が設けられ、途中に前記オゾナイザ8が配
備されていて、電磁弁13を開くと吸気管12から吸い
込まれた空気がジエツトノズル11から湯と共に浴槽1
内に噴出して泡風呂となり、さらにオゾナイザ8を作動
させると吸い込まれた空気がオゾン化されて浴槽1内の
湯2がオゾン殺菌される。
【0007】またこの装置では、濾過タンク5の濾材を
汚れを落とすため、タンク内に湯を逆流させていわゆる
逆洗をしたり、ジエツト流を強くするため、湯を抵抗の
少ないバイパス管を流すように管路を切り換えられるよ
う、吸湯管3及び噴湯管9に各々切換弁14及び15が
配備されている。
【0008】16は抵抗の大きい濾過タンク5に湯を通
さないバイパス管路を形成するため吸湯管3と噴湯管9
とを切換弁14及び15を介して連結したバイパス管で
あり、17は逆洗用の湯を排出するため吸湯管3に切換
弁14を介して連結した排湯管である。
【0009】18は管路内の湯が水張りの際に抜けてし
まったり、循環ポンプの作動を停止した際に浴槽1に逆
流するのを防止するために吸湯管3に設けた逆止弁で
り、19は浴槽中の湯が抜けてしまったり、或は管路内
に装置の損傷その他の理由で空気が吸い込まれ循環ポン
プの吸湯能力が無くなり空運転し循環路中に湯が流れな
くなってしまういわゆる水不足状態を循環ポンプ6の吸
込側と吐出側との圧力差に基づいて検知する水不足セン
サとしての差圧センサであり、20はヒータ7への電力
の供給を制御し湯の温度を適温に保つため絶えず湯の温
度を検知し制御装置に送る湯温センサである。
【0010】以上のように構成される装置において、浴
槽湯の清浄化の場合には矢印で示すように湯が循環し、
プレフイルタ10で大きな汚れを取り除いた後濾過タン
ク5で濾過をし、ヒータ7で加熱したした後噴湯管9の
先端のジエツトノズル11から噴出し、前記したように
噴出する湯に空気を混入して泡風呂としたり、オゾン空
気を噴出させて殺菌したりする。
【0011】以上のような清浄化を続け濾過タンク5の
濾材が汚れ逆洗をしたい場合には、切換弁14及び15
を切り換え、図4に矢印で示すように、吸湯管3から汲
み上げた浴槽1内の湯2をバイパス管16を介して濾過
タンク5内を逆流させ、排湯管17から排出するように
流し、これにより逆洗をする。
【0012】またジエツトノズル11から噴出するジエ
ツト流の強さを強くしたい場合には、切換弁14及び1
5を切り換え、図5に矢印で示すように、吸湯管3から
汲み上げた浴槽1内の湯2を、濾過タンク5及びヒータ
7は流さないで、バイパス管16を介して噴湯管9に直
接流すようにする。
【0013】水不足センサは、循環ポンプ6が水不足状
態で空運転し、ポンプ自体が壊れてしまったり、さらに
ヒータ7が湯が流れない状態での加熱によりが空焚き状
態になって装置を損傷させたり火災を発生させたりする
のを防ぐための、装置の安全対策上極めて重要なセンサ
でり、この装置では、前記したように、水不足センサと
して誤動作の少ない差圧センサ19を用いている。
【0014】差圧センサ19の構成は図6に示す通りで
あり、一端が開口し、密閉した他の端に吸込側接続口2
1を設けた筒状の低圧室ケース20と、一端が開口し、
密閉した他の端に吐出側接続口23を設けた筒状の高圧
室ケース22とを、間に薄いゴムシートのようなダイア
フラム24を挟んで開口端を合わせた後フランジ部をね
じ25で止め、ダイアフラム24を介して低圧側と高圧
側の二つに仕切られたスライダ室26を形成している。
【0015】さらに、前記したようにして形成されたス
ライダ室26の低圧側を形成する低圧室ケース20の中
には中央には、マグネツト28が嵌め込まれたスライダ
27が戻しばね29で高圧室ケース22の壁にダイアフ
ラム24と共に押しつけられつつ摺動自在に嵌め込ま
れ、低圧室ケース20の密閉端の外側に磁気力を受けた
際に作動するリードスイツチ30が取り付けられてい
る。
【0016】以上のような構成される差圧センサ19
を、循環ポンプ6に対して、吸込側接続口21を上流の
吸込側に接続し、吐出側接続口23を下流の吐出側に接
続して置くと、循環ポンプ6が作動されなかったり、或
いは水不足で空運転の状態で吸込側と吐出側とに差圧が
発生していないと、スライダ27は、この図に示される
ように、戻しばね29で高圧室ケース22の方に押し付
けられたままであり、この結果、リードスイツチ30
は、マグネツト25と離れていてOFFの状態になる。
【0017】これに対して、循環ポンプ6が作動し吸込
側と吐出側との間に差圧が発生すると、図7に示すよう
に、スライダ27は、スライダ室26のダイアフラム2
4が差圧によって戻しばね29のばね力に逆らって低圧
室ケース17の方に動くので、低圧室ケース20の密閉
端に押し付けられ、この結果、リードスイツチ30は、
マグネツト28が近づいてONとなる。
【0018】水不足センサとしてこのような構成の差圧
センサ19を用いると、水流センサを用いる場合のよう
に湯の循環路に直接センサを配備しないので、センサは
湯の汚れが付いて誤動作する心配は殆ど無くなる。
【0019】さらに、水不足センサとしての差圧センサ
19は、前記したように装置の安全対策上極めて重要で
あるので、少なくとも1日に1回はテスト信号を流して
センサの作動をチエツクするようにすると、水不足の検
知が非常に正確にできるようになって好ましい。
【0020】以上のような構成の装置において、循環ポ
ンプ6は、例えば濾材の交換をする際に利用者が停止キ
ーを手動操作して停止させられ、また前記したような、
逆洗、ジエツト強さの切換え等の管路切換えを伴う運転
条件が設定された際や、差圧センサ19の作動のテスト
の際等には自動停止信号に基づいて停止させられる。
【0021】このように循環ポンプ6は、装置の運転中
に手動的或いは自動的に停止させられる場合があるが、
循環ポンプ6が作動している際には、循環ポンプ6の下
流側すなわち吸込み側の管路の圧力は低く上流側すなわ
ち吐出側の管路の圧力は高くなっているので、作動を停
止した際には、管路には高圧側の湯が低圧側に流れ込む
現象すなわち湯の逆流が起きる。
【0022】管路内に湯の逆流が起きると、本来吸込み
動作に対して設計されている部品、例えば吸湯時に大き
な汚れを装置本体内に持ち込まないように吸湯管3の先
端に装着されているプレフイルタ10は、逆流によって
フイルタに付着していた汚れを全部浴槽内に再び放出し
て湯を汚してしまうだけでなく、水圧によってフイルタ
を損傷してしまう場合がある。
【0023】このような逆流による事故を防ぐために、
前記した装置にも示したように、一般的に、循環ポンプ
6の下流すなわち吸込み側に湯の逆流を止めるために図
8に示すような逆止弁18を配備している。
【0024】図8に示される逆止弁は、円筒状プラスチ
ツク製の吸湯口32を設けた弁箱31と吐湯口34を設
けた弁蓋33との間にゴム板製の弁体35を挟んで構成
され、弁体35は、順方向の湯の流れを受けた場合には
弁自体の弾性力に基づいて撓んで点線で示すように開い
た状態になり、逆流する湯を受けた場合には元に戻って
吸湯口32を塞いだ状態になる。
【0025】従来は、逆止弁の主な作用は水張りの際の
水抜け防止で、この場合には殆ど水圧は掛からず、また
循環ポンプの停止に伴う逆流は、濾過タンク5内の濾材
を1カ月に1回程度洗浄したり或いは数ケ月程度で交換
したりする際に生じるだけで、頻度が少なく、しかも循
環ポンプの循環能力はそれほど高くなく、逆止弁が湯の
逆流に伴い受ける水圧もそれほど高くなかったので、前
記したような構造が簡単で安価な逆止弁で十分であっ
た。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
装置では、循環ポンプは、停止した際に強い圧力の逆流
を発生し、しかも頻繁に停止するようになったので、従
来のような構造が簡単で安価な逆止弁では機能が果たせ
なくなってしまった。
【0027】すなわち、最近の装置では、まず清浄化の
能力やジエツトバスとしての能力を高めるために循環能
力の高い循環ポンプが配備されるようになり、循環ポン
プは、循環能力が高くなれば、当然のことながら、停止
した際に生じる逆流の圧力は強くなる。
【0028】次に、前記したように、逆洗、ジエツト強
さの切換え等の管路の切換えを伴う運転条件が設定でき
る装置の場合には、運転条件の切換えに伴い管路を切り
換える際には、循環ポンプの作動は必ず自動的に停止さ
れる。
【0029】また差圧センサ19の作動テストは、循環
ポンプを自動的に停止し水不足の場合と同様の差圧が無
くなった状態を作り、この際にリードスイツチ30がO
FFするか否かをチエツクして行われる。
【0030】前記した濾材の逆洗は1週間に1度程度行
われ、ジエツトの強さの切換えは入浴者により任意に行
われるので多ければ1日に数回行われ、さらに差圧セン
サのテストは毎日行われる。
【0031】したがって循環ポンプは、逆洗機能が付い
たために濾材の洗浄を手動で行う必要が無くなり、さら
に濾材寿命が延びて交換の頻度が低くなったので手動で
は殆ど停止されなくなったものの、逆に少なくとも1日
に1回は自動的に停止されるようになり、結果として停
止される頻度は極めて高くなった。
【0032】循環ポンプが停止した際に生じる逆流の強
さが強くなると、前記したような簡単な構造の逆止弁で
は、吸湯口は、ゴム板製の弁体が強い逆流の圧力を受け
て中に折れ曲がって入り込んでしまって塞がれず、湯の
逆流を止められなくなってしまう。
【0033】さらにこのような強い逆流が頻繁な停止の
度び毎に起きると、逆止弁は弁体が折れ曲がって吸湯口
を塞げなくなって弁として一時的に機能しなくなること
が度々生じるだけでなく、弁体が変形したり、破れた
り、或いは穴が開いてしまったりして永久に弁として機
能しなくなってしまう。
【0034】逆止弁は、このように高い圧力での逆流を
頻繁に受けても長時間にわたって正常に作動するように
するには、前記したような構造が簡単で安価なものでな
く、弁体として高い水圧に耐えられる金属板を用いるな
どしてしっかりした構造の高価なものとしなければなら
ない。
【0035】しかしながら弁体として金属板を用いる
と、コストが高くなるだけでなく、前記したような弾性
材であった場合と異なって、弁体を回動するためのヒン
ジが必要になり、すると、このヒンジに汚れが付いて弁
体が円滑に作動しなくなってしまう欠点も生じる。
【0036】本発明は、前記したような従来技術の欠点
を解消し、循環ポンプが、循環能力が高く、しかも、管
路の切換えを伴う運転条件の設定の切換えや、センサの
テストに際して自動的に頻繁に停止されても、従来通り
構造が簡単で安価な逆止弁を何ら問題なく利用できるよ
うな浴槽湯清浄化装置を提供することを目的とする。
【0037】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、浴槽
内の湯を循環ポンプにより強制循環させ、循環路で濾過
タンクでの汚れの濾過、ヒータによる保温、オゾンによ
る殺菌等の清浄化処理を行う浴槽湯の清浄化装置におい
て、前記循環ポンプに設定された運転条件の循環能力に
応じた電力を供給するポンプ電力可変供給回路と、この
ポンプ電力可変供給回路の供給電力を設定された運転条
件の循環能力に応じて制御するポンプ電力制御手段とを
配備し、循環ポンプが、ポンプ電力制御手段により、停
止信号に応答して電力の供給が低くくなり循環能力が低
下した後停止するよう制御され、又、循環ポンプに対す
る停止信号に、管路の切換えを伴う運転条件の設定の際
や、空運転により湯の循環が止まるいわゆる水不足状態
を検知する水不足センサの作動をテストする際等に発せ
られる自動停止信号を含むことを特徴とする浴槽湯の清
浄化装置である。
【0038】
【発明の作用】本発明は以上のように構成され、まず、
循環ポンプには循環能力を供給する電力により変えるポ
ンプ電力可変供給回路を介して電力が供給されるように
なっており、さらにこのポンプ電力可変供給回路の供給
電力を設定された運転条件に応じて変えるよう制御する
ポンプ電力制御手段も配備されている。
【0039】次に、循環ポンプに対して手動だけでなく
自動を含めて停止信号が出ると、ポンプ電力制御手段
は、ポンプ電力可変供給回路を、電力の供給を一定時間
低くくしポンプの循環能力を低くした後止めるよう制御
する。
【0040】したがって、循環ポンプが如何に循環能力
の高い状態で運転されていても一旦循環能力を低くして
から止められるので、循環ポンプの停止の際に強い逆流
現象は起きなくなり、この結果として、逆止弁は、構造
が簡単で安価なものであり、如何に頻繁に逆流の圧力を
受けても、何ら異常を生じないで長期間にわたって弁と
して機能する。
【0041】
【実施例】次に本発明の実施例について図面に基づいて
説明する。
【0042】図1には本発明の制御の基本的な構成を示
すブロツク図が示されており、36が運転/停止手段で
あり、利用者は、濾過タンク内の濾材の交換等のため装
置の運転を停止する必要が生じた場合及び装置の運転を
再開する場合に、この運転/停止手段36を手動操作す
る。
【0043】37は利用者が湯温その他の装置の運転条
件を設定するための運転条件設定手段であり、この運転
条件設定手段34には逆洗、ジエツト強さ等の一旦循環
ポンプの作動を停止した後管路を切り換える必要のある
運転条件を設定する手段も含まれている。
【0044】38は各種制御に必要な時間を設定し、又
時間の経過を計測するためのタイマであり、このタイマ
38は、後に詳細に説明する循環ポンプの停止に関する
制御の際に必要な時間の設定及び計測も行う。
【0045】39は装置の全体的な制御をするための制
御手段であり、この制御手段39は、中央演算処理装置
としてのCPU40、制御に必要なプログラムやデータ
を記憶した記憶装置としてのROM41、演算処理の際
にデータを一時的に記憶するRAM42とから成るマイ
クロコンピユータであり、勿論この制御手段39は循環
ポンプの停止の際の供給する電力を制御するポンプ電力
制御手段としてや、差圧センサ19の作動をテストする
ための差圧センサテスト信号発生手段としても機能す
る。
【0046】43は湯を設定された温度に湯温センサ2
0により検知された温度に基づきながら維持するようヒ
ータ7に電源を供給するヒータ電源供給回路、44は循
環ポンプ6に求められる循環量に応じた電力を供給する
ポンプ電力可変供給回路、45は表示装置46へ電源を
供給する表示電源供給回路である。
【0047】以上のように基本的に構成される本発明の
装置において、循環ポンプ6の循環量は、運転条件設定
手段37から入力された装置の運転条件に応じ、ポンプ
電力制御手段として機能する制御手段39により、RO
M41に記憶されたた循環ポンプの運転を制御するため
のプログラム及びデータに基づいて供給する電力量を変
えて制御される。
【0048】また本発明の装置では、循環ポンプ6は、
運転/停止手段36の手動操作により手動停止信号が入
力されるか、或いは、運転条件設定手段37により逆洗
やジエツト強さの切換え等の管路の切換えを伴う条件設
定がされた際に停止する。
【0049】さらに本発明の装置では、差圧センサ19
の作動をテストするプログラムがROM41に記憶され
ており、循環ポンプ6は、タイマ38が毎日差圧センサ
19のテスト時間になったことを検知し差圧センサテス
ト信号が発せられた際に自動的に停止する。
【0050】このように循環ポンプ6が手動又は自動停
止信号に基づいて停止する場合の制御プログラムは、図
2にフローチヤートとして示す通りであり、このプログ
ラムは制御手段39のROM41に記憶されている。
【0051】したがって循環ポンプ6の停止に際して
は、ポンプ電力制御手段として機能する制御手段39
は、停止信号が入力されるとROM41から停止のため
の制御プログラムを読み取り、このプログラムに従って
ポンプ電力可変供給回路44の循環ポンプ6に対する電
力供給量を制御して循環ポンプを停止させる。
【0052】次に図2に基づいて、循環ポンプ6を自動
又は手動の停止信号に基づいて停止させる制御プログラ
ムを説明する。
【0053】まず第1ステツプS1として運転/停止キ
ー37を用いての手動の設定が運転の設定であるか否か
を判別し、運転の設定でない、すなわち手動で停止が設
定されたと判別された場合には第2ステツプS2で運転
中の状態からの停止の設定であるか、それとも停止の状
態の継続でであるかを判別する。
【0054】第2ステツプS2で運転/停止キー37に
よる停止の設定が運転中からの設定であると判別された
場合には、第3ステツプS3として循環ポンプ6に対し
てポンプ電力可変供給回路44を介して所定の低電力を
供給しポンプの循環量を落とす。
【0055】また第1ステツプS1で運転/停止キー3
7が運転中に判別されていて第4ステツプS4として、
運転条件設定手段37で逆洗、ジエツト強さの切換え等
の管路の切換えを伴う運転条件が設定されたり、差圧セ
ンサ19のテスト信号が発せられたりして循環ポンプ6
の自動停止信号が発生されたと判別された場合にも、第
3ステツプS3として循環ポンプ6に対してポンプ電力
可変供給回路44を介して低電力を供給しポンプの循環
量を落とす。
【0056】以上のように第2ステツプS2及び第4ス
テツプS4で循環ポンプ6に対して運転中の状態から手
動又は自動で停止信号が発せられたと判別された場合に
は、第3ステツプS3として循環ポンプ6に対してポン
プ電力可変供給回路44を介して低電力を供給しポンプ
の循環量を落とす。
【0057】第3ステツプS3による循環ポンプ6に対
しての低電力の供給は、例えば1秒間といった一定の設
定された時間だけ行われるので、第5ステツプS5とし
てタイマ38によって設定された時間が経過したか否か
を判別する。
【0058】循環ポンプ6は、第5ステツプS5で低電
力が設定された時間だけ供給されたと判別されたなら、
第6ステツプS6として電力の供給が停止され作動が止
められる。
【0059】なおこの循環ポンプ6の停止の制御に関す
るプログラムは、第1ステツプS1での運転/停止キー
37での停止の設定が、運転中からであるか否かを第2
ステツプS2で判別し、停止の継続であると判別した場
合には第6ステツプS6での循環ポンプ6への電力の供
給の停止を続けるようプログラムにし、運転/停止キー
37で停止が設定されている期間中、第3ステツプS3
から第6ステツプS6が繰り返されてしまわないように
しており、また第4ステツプS4で自動停止信号が発生
されていないと判別された場合には、当然のことながら
第7ステツプS7として循環ポンプには設定された運転
条件に応じた量の電力が供給され続ける。
【0060】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、循環ポ
ンプは、濾材の交換等のため利用者が手動で運転を止め
る場合は勿論、逆洗、ジエツト強さ切換えといった管路
の切換えを伴う運転条件の設定や差圧センサのテストの
際等に自動的に停止させらる場合でも、必ず供給される
電力量を低くして湯の循環量減らしてから停止させられ
る。
【0061】したがって、清浄化やジエツトバスの効果
を高めるために循環能力の高い循環ポンプが配備された
ような装置であっても、循環ポンプの停止に際して強い
湯の逆流は起きなくなる。
【0062】この結果、循環ポンプの循環能力が高く、
しかも逆洗、ジエツト強さ切換えといった管路の切換え
を伴う運転条件が設定できるようになっていたり、差圧
センサのテストを毎日行い水不足を正確に検知できるよ
うになっていたりして、頻繁に循環ポンプが停止される
ような構成の装置であっても、構造が簡単で安価な逆止
弁を利用しても何ら支障が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 基本制御ブロツク図、
【図2】 ポンプ運転停止制御プログ
ラム、
【図3】 装置配管図(清浄化状
態)、
【図4】 装置配管図(逆洗状態)、
【図5】 装置配管図(ジエツト強状
態)、
【図6】 差圧センサ断面図(正常状
態)、
【図7】 差圧センサ断面図(水不足
状態)、
【図8】 逆止弁断面図。
【符号の説明】
1 浴槽 2 湯 3 吸湯管 4 装置本体 5 濾過タンク 6 循環ポンプ 9 噴湯管 11 ジエツトノズル 18 逆止弁 19 差圧センサ 37 運転/停止手段 34 運転条件設定手段 39 制御手段(ポンプ電力制御手
段、差圧センサテスト信号発生手段) 44 ポンプ電力可変供給回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽内の湯を循環ポンプにより強制循環さ
    せ、循環路で濾過タンクでの汚れの濾過、ヒータによる
    保温、オゾンによる殺菌等の清浄化処理を行う浴槽湯の
    清浄化装置において、前記循環ポンプに設定された運転
    条件の循環能力に応じた電力を供給するポンプ電力可変
    供給回路と、このポンプ電力可変供給回路の供給電力を
    設定された運転条件の循環能力に応じて制御するポンプ
    電力制御手段とを配備し、循環ポンプが、ポンプ電力制
    御手段により、停止信号に応答して電力の供給が低くく
    なり循環能力が低下した後停止するよう制御されること
    を特徴とする浴槽湯の清浄化装置。
  2. 【請求項2】循環ポンプに対する停止信号に、管路の切
    換えを伴う運転条件の設定の際や、空運転により湯の循
    環が止まるいわゆる水不足状態を検知する水不足センサ
    の作動をテストする際等に発せられる自動停止信号を含
    むことを特徴とする請求項1記載の浴槽湯の清浄化装
    置。
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