JPH0870258A - 無線装置 - Google Patents
無線装置Info
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- JPH0870258A JPH0870258A JP6205108A JP20510894A JPH0870258A JP H0870258 A JPH0870258 A JP H0870258A JP 6205108 A JP6205108 A JP 6205108A JP 20510894 A JP20510894 A JP 20510894A JP H0870258 A JPH0870258 A JP H0870258A
- Authority
- JP
- Japan
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- frequency
- oscillation
- clock
- reference clock
- switching
- Prior art date
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B15/00—Suppression or limitation of noise or interference
- H04B15/02—Reducing interference from electric apparatus by means located at or near the interfering apparatus
- H04B15/04—Reducing interference from electric apparatus by means located at or near the interfering apparatus the interference being caused by substantially sinusoidal oscillations, e.g. in a receiver or in a tape-recorder
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B2215/00—Reducing interference at the transmission system level
- H04B2215/064—Reduction of clock or synthesizer reference frequency harmonics
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 制御手段用のクロック発振手段から出力され
る基本波とN次高調波の電磁波と、受信及び送信の電磁
波の干渉による受信特性や送信特性などの無線特性の劣
化を改善することを目的とする。 【構成】 本発明は、任意の周波数で送信周波数を選局
する送信手段と、無線装置全体の制御を行う制御手段
と、前記制御手段の基準クロックを生成するクロック発
振手段と、前記クロック発振手段が生成する基準クロッ
クの発振周波数を切り換える条件を記憶する記憶手段
と、前記送信手段が選局している送信周波数と前記記憶
手段に記憶されている条件を比較する比較演算手段と、
前記比較演算手段の比較結果を基に前記クロック発振手
段が生成する基準クロックの発振周波数を切り換える周
波数切換手段とを備え、前記比較演算手段の比較結果を
基に、前記周波数切換手段を制御することにより、前記
クロック発振手段が生成する基準クロックの発振周波数
を切り換えるように構成したものである。
る基本波とN次高調波の電磁波と、受信及び送信の電磁
波の干渉による受信特性や送信特性などの無線特性の劣
化を改善することを目的とする。 【構成】 本発明は、任意の周波数で送信周波数を選局
する送信手段と、無線装置全体の制御を行う制御手段
と、前記制御手段の基準クロックを生成するクロック発
振手段と、前記クロック発振手段が生成する基準クロッ
クの発振周波数を切り換える条件を記憶する記憶手段
と、前記送信手段が選局している送信周波数と前記記憶
手段に記憶されている条件を比較する比較演算手段と、
前記比較演算手段の比較結果を基に前記クロック発振手
段が生成する基準クロックの発振周波数を切り換える周
波数切換手段とを備え、前記比較演算手段の比較結果を
基に、前記周波数切換手段を制御することにより、前記
クロック発振手段が生成する基準クロックの発振周波数
を切り換えるように構成したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話に代表される
ような任意の周波数で送信チャネル及び受信チャネルを
選局する無線装置に関するものである。特に、無線装置
に内蔵するクロック発振回路で生成される基準クロック
の基本波とN次高調波の輻射による無線特性劣化の改善
に関するものである。
ような任意の周波数で送信チャネル及び受信チャネルを
選局する無線装置に関するものである。特に、無線装置
に内蔵するクロック発振回路で生成される基準クロック
の基本波とN次高調波の輻射による無線特性劣化の改善
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話に代表されるような任意
の周波数で送信周波数もしくは受信周波数を選局する小
型の携帯用無線装置では、さらなる小型軽量化、低消費
電力化、高機能化、コストダウン等を実現するために、
多数の機能をワンチップに内蔵したマイクロプロセッサ
を使用する例が増加している。マイクロプロセッサを使
用する場合、同期用の基準クロックを生成するクロック
発振手段が必要になる。しかしながらクロック発振手段
は、基準クロックの基本波とN次高調波を自由空間に電
磁波として輻射する場合があり、この電磁波の周波数と
送信チャネルもしくは受信チャネルの周波数が一致、ま
たは非常に隣接する場合においてお互いの電磁波の干渉
が生じる送信特性や受信特性等の無線特性の劣化する。
の周波数で送信周波数もしくは受信周波数を選局する小
型の携帯用無線装置では、さらなる小型軽量化、低消費
電力化、高機能化、コストダウン等を実現するために、
多数の機能をワンチップに内蔵したマイクロプロセッサ
を使用する例が増加している。マイクロプロセッサを使
用する場合、同期用の基準クロックを生成するクロック
発振手段が必要になる。しかしながらクロック発振手段
は、基準クロックの基本波とN次高調波を自由空間に電
磁波として輻射する場合があり、この電磁波の周波数と
送信チャネルもしくは受信チャネルの周波数が一致、ま
たは非常に隣接する場合においてお互いの電磁波の干渉
が生じる送信特性や受信特性等の無線特性の劣化する。
【0003】上記の無線特性の劣化を改善する従来の方
法は、基準クロックに関係する配線をグランドラインで
シールドすることにより他の配線から隔離する、基準ク
ロックに関係する部品を金属製のシールドケースで囲む
ことにより無線手段から隔離する等の基準クロックの基
本波とN次高調波が輻射する箇所の全てを隔離する方法
や、基準クロックの基本波とN次高調波が輻射する箇所
を試作等で確認し、その箇所にコンデンサを付加して輻
射レベルを抑制する方法であった。
法は、基準クロックに関係する配線をグランドラインで
シールドすることにより他の配線から隔離する、基準ク
ロックに関係する部品を金属製のシールドケースで囲む
ことにより無線手段から隔離する等の基準クロックの基
本波とN次高調波が輻射する箇所の全てを隔離する方法
や、基準クロックの基本波とN次高調波が輻射する箇所
を試作等で確認し、その箇所にコンデンサを付加して輻
射レベルを抑制する方法であった。
【0004】またシステム的に改善する従来の構成とし
て、特開平4−150230号がある。この従来は図8
に示すように、任意の周波数で受信周波数を選局する受
信手段51と、無線装置全体の制御を行う制御手段6
と、制御手段6の基準クロック12を生成するクロック
発振手段10と、基準クロック12の発振周波数の測定
の基準となる高精度の発振周波数を生成する計測基準発
振手段11と、クロック発振手段10が生成する基準ク
ロック12の周波数を計測基準発振手段11の発振周波
数を基準に計測する計測手段7と、受信手段51が選局
している受信周波数52と計測手段7が計測した結果を
比較する比較演算手段3と、比較演算手段3の比較結果
を基にクロック発振手段10が生成する基準クロック1
2の発振周波数を切り換える周波数切換手段4とを備え
る構成である。
て、特開平4−150230号がある。この従来は図8
に示すように、任意の周波数で受信周波数を選局する受
信手段51と、無線装置全体の制御を行う制御手段6
と、制御手段6の基準クロック12を生成するクロック
発振手段10と、基準クロック12の発振周波数の測定
の基準となる高精度の発振周波数を生成する計測基準発
振手段11と、クロック発振手段10が生成する基準ク
ロック12の周波数を計測基準発振手段11の発振周波
数を基準に計測する計測手段7と、受信手段51が選局
している受信周波数52と計測手段7が計測した結果を
比較する比較演算手段3と、比較演算手段3の比較結果
を基にクロック発振手段10が生成する基準クロック1
2の発振周波数を切り換える周波数切換手段4とを備え
る構成である。
【0005】次に、上記した従来例の動作において説明
する。上記の従来例において、無線装置が起動すると、
制御手段6は各手段の初期化を開始する。その時、周波
数切換手段4はクロック発振手段10が生成する基準ク
ロック12の発振周波数を第1の発振周波数に設定する
ための切換信号40を出力する。切換信号40が入力さ
れたクロック発振手段10は基準クロック12の発振周
波数を第1の発振周波数に設定する。また計測手段7は
計測基準発振手段11の発振周波数を基準にクロック発
振手段10が生成する基準クロック12の発振周波数を
正確に計測を開始する。初期化が終了すると、制御手段
6は受信手段51を制御させ、受信周波数を順次スキャ
ンし、任意の周波数を選局して受信を開始する。その時
比較演算手段3は、受信手段51が選局した受信周波数
と計測手段7で計測した基準クロック12の発振周波数
とを比較し、基準クロック12の基本波とN次高調波の
輻射が、受信手段51で選局している受信周波数に干渉
を与える周波数であると判断した場合、周波数切換手段
4はクロック発振手段10が生成する基準クロック12
の発振周波数を第2の発振周波数に設定するための切換
信号40を出力する。切換信号40が入力されたクロッ
ク発振手段10が基準クロック12の発振周波数を第2
の発振周波数に設定する。また、比較演算手段3は、受
信手段51が選局した受信周波数と計測手段7で計測し
た基準クロック12の発振周波数とを比較し、基準クロ
ック12の基本波とN次高調波の輻射が、受信手段51
で選局している受信周波数に干渉を与える周波数でない
と判断した場合、周波数切換手段4はクロック発振手段
10が生成する基準クロック12の発振周波数を第1の
発振周波数に設定するための切換信号40を出力する。
切換信号40が入力されたクロック発振手段10は基準
クロック12の発振周波数を第1の発振周波数に設定す
る。
する。上記の従来例において、無線装置が起動すると、
制御手段6は各手段の初期化を開始する。その時、周波
数切換手段4はクロック発振手段10が生成する基準ク
ロック12の発振周波数を第1の発振周波数に設定する
ための切換信号40を出力する。切換信号40が入力さ
れたクロック発振手段10は基準クロック12の発振周
波数を第1の発振周波数に設定する。また計測手段7は
計測基準発振手段11の発振周波数を基準にクロック発
振手段10が生成する基準クロック12の発振周波数を
正確に計測を開始する。初期化が終了すると、制御手段
6は受信手段51を制御させ、受信周波数を順次スキャ
ンし、任意の周波数を選局して受信を開始する。その時
比較演算手段3は、受信手段51が選局した受信周波数
と計測手段7で計測した基準クロック12の発振周波数
とを比較し、基準クロック12の基本波とN次高調波の
輻射が、受信手段51で選局している受信周波数に干渉
を与える周波数であると判断した場合、周波数切換手段
4はクロック発振手段10が生成する基準クロック12
の発振周波数を第2の発振周波数に設定するための切換
信号40を出力する。切換信号40が入力されたクロッ
ク発振手段10が基準クロック12の発振周波数を第2
の発振周波数に設定する。また、比較演算手段3は、受
信手段51が選局した受信周波数と計測手段7で計測し
た基準クロック12の発振周波数とを比較し、基準クロ
ック12の基本波とN次高調波の輻射が、受信手段51
で選局している受信周波数に干渉を与える周波数でない
と判断した場合、周波数切換手段4はクロック発振手段
10が生成する基準クロック12の発振周波数を第1の
発振周波数に設定するための切換信号40を出力する。
切換信号40が入力されたクロック発振手段10は基準
クロック12の発振周波数を第1の発振周波数に設定す
る。
【0006】このように、クロック発振手段10が生成
する基準クロック12の発振周波数を受信手段51で選
局する受信周波数に応じて第1の周波数と第2の周波数
を交互に切り換えることにより、クロック発振手段10
が生成する基準クロックの基本波とN次高調波の電磁波
の輻射と受信手段51の選局している受信周波数の干渉
を防ぎ、無線特性の劣化を改善することができる。
する基準クロック12の発振周波数を受信手段51で選
局する受信周波数に応じて第1の周波数と第2の周波数
を交互に切り換えることにより、クロック発振手段10
が生成する基準クロックの基本波とN次高調波の電磁波
の輻射と受信手段51の選局している受信周波数の干渉
を防ぎ、無線特性の劣化を改善することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示したような従来の無線装置では、無線特性の劣化を改
善するため、クロック発振手段に関係する箇所から輻射
する基準クロックの基本波とN次高調波の電磁波の影響
を防ぐために金属製のシールドケース等が必要になり小
型・軽量化が困難になるという問題点や、コンデンサを
付加して基準クロックの基本波とN次高調波の電磁波の
輻射レベルを抑制する場合、設計時にコンデンサを付加
する箇所を予測する事は非常に困難であり、一度無線装
置を試作し輻射箇所を確認する必要があるため、無線装
置の設計開発の期間が大幅に長くなる問題点が発生す
る。さらに輻射レベルを抑制する方法の場合、部品や生
産のばらつきにより改善効果が得られないセットが発生
する可能性があり、生産時の歩留まりを低下させる問題
点も発生する。
示したような従来の無線装置では、無線特性の劣化を改
善するため、クロック発振手段に関係する箇所から輻射
する基準クロックの基本波とN次高調波の電磁波の影響
を防ぐために金属製のシールドケース等が必要になり小
型・軽量化が困難になるという問題点や、コンデンサを
付加して基準クロックの基本波とN次高調波の電磁波の
輻射レベルを抑制する場合、設計時にコンデンサを付加
する箇所を予測する事は非常に困難であり、一度無線装
置を試作し輻射箇所を確認する必要があるため、無線装
置の設計開発の期間が大幅に長くなる問題点が発生す
る。さらに輻射レベルを抑制する方法の場合、部品や生
産のばらつきにより改善効果が得られないセットが発生
する可能性があり、生産時の歩留まりを低下させる問題
点も発生する。
【0008】また、特開平4−150230号に記載さ
れている手段では、計測基準発振手段11を付加する
が、この手段はマイクロプロセッサ内部のソフト的な手
段に置き換えることは困難であり、発振回路を別途構成
する必要があるため回路規模が増大する。また計測基準
発振手段11の発振周波数の基本波とN次高調波の輻射
による無線特性の劣化も発生し、これも同時に対策する
ため比較演算手段3の比較演算の処理が複雑になるとい
う問題点が生じる。
れている手段では、計測基準発振手段11を付加する
が、この手段はマイクロプロセッサ内部のソフト的な手
段に置き換えることは困難であり、発振回路を別途構成
する必要があるため回路規模が増大する。また計測基準
発振手段11の発振周波数の基本波とN次高調波の輻射
による無線特性の劣化も発生し、これも同時に対策する
ため比較演算手段3の比較演算の処理が複雑になるとい
う問題点が生じる。
【0009】本発明は上記した問題点を解決するもので
あり、無線装置の回路や構造を簡素化することにより軽
量・小型化を図り、開発設計の期間を短縮し、生産性を
向上させた無線装置を提供することを目的とするもので
ある。
あり、無線装置の回路や構造を簡素化することにより軽
量・小型化を図り、開発設計の期間を短縮し、生産性を
向上させた無線装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するための第1の手段として、任意の周波数で選局
する無線手段と、無線装置全体の制御を行う制御手段
と、前記制御手段の基準クロックを生成するクロック発
振手段と、前記クロック発振手段が生成する基準クロッ
クの発振周波数を切り換える条件を記憶する記憶手段
と、前記無線手段が選局している周波数と前記記憶手段
に記憶されている条件を比較する比較演算手段と、前記
比較演算手段の比較結果を基に前記クロック発振手段が
生成する基準クロックの発振周波数を切り換える周波数
切換手段とを設け、前記比較演算手段の比較結果を基
に、前記周波数切換手段を制御することにより、前記ク
ロック発振手段が生成する基準クロックの発振周波数を
切り換えるようにしたものである。
解決するための第1の手段として、任意の周波数で選局
する無線手段と、無線装置全体の制御を行う制御手段
と、前記制御手段の基準クロックを生成するクロック発
振手段と、前記クロック発振手段が生成する基準クロッ
クの発振周波数を切り換える条件を記憶する記憶手段
と、前記無線手段が選局している周波数と前記記憶手段
に記憶されている条件を比較する比較演算手段と、前記
比較演算手段の比較結果を基に前記クロック発振手段が
生成する基準クロックの発振周波数を切り換える周波数
切換手段とを設け、前記比較演算手段の比較結果を基
に、前記周波数切換手段を制御することにより、前記ク
ロック発振手段が生成する基準クロックの発振周波数を
切り換えるようにしたものである。
【0011】また、本発明は上記の問題点を解決するた
めの第2の手段として、任意の周波数で選局する無線手
段と、無線装置全体の制御を行う制御手段と、前記制御
手段の基準クロックを生成するクロック発振手段と、前
記無線手段で選局する周波数と前記クロック発振手段が
生成する基準クロックの発振周波数を切り換える条件を
記憶する記憶手段と、前記記憶手段の記憶されている条
件を基に前記クロック発振手段が生成する基準クロック
の発振周波数を切り換える周波数切換手段とを設け、前
記無線手段は前記記憶手段に記憶されている周波数を選
局し、それにその周波数に対応する前記記憶手段に記憶
されている条件を基に、前記周波数切換手段を制御する
ことにより、前記クロック発振手段が生成する基準クロ
ックの発振周波数を切り換えるようにしたものである。
めの第2の手段として、任意の周波数で選局する無線手
段と、無線装置全体の制御を行う制御手段と、前記制御
手段の基準クロックを生成するクロック発振手段と、前
記無線手段で選局する周波数と前記クロック発振手段が
生成する基準クロックの発振周波数を切り換える条件を
記憶する記憶手段と、前記記憶手段の記憶されている条
件を基に前記クロック発振手段が生成する基準クロック
の発振周波数を切り換える周波数切換手段とを設け、前
記無線手段は前記記憶手段に記憶されている周波数を選
局し、それにその周波数に対応する前記記憶手段に記憶
されている条件を基に、前記周波数切換手段を制御する
ことにより、前記クロック発振手段が生成する基準クロ
ックの発振周波数を切り換えるようにしたものである。
【0012】
【作用】したがって、本発明は上記した構成によって、
無線手段が選局している周波数と記憶手段に記憶されて
いる記憶内容を基に、周波数切換手段を制御し、クロッ
ク発振手段が生成する基準クロックの発振周波数を切り
換えるようにしたことにより、クロック発振手段の基準
クロックの基本波とN次高調波の電磁波の輻射が、選局
中の周波数と干渉することを防ぎ、無線特性の劣化を確
実に改善することができる。
無線手段が選局している周波数と記憶手段に記憶されて
いる記憶内容を基に、周波数切換手段を制御し、クロッ
ク発振手段が生成する基準クロックの発振周波数を切り
換えるようにしたことにより、クロック発振手段の基準
クロックの基本波とN次高調波の電磁波の輻射が、選局
中の周波数と干渉することを防ぎ、無線特性の劣化を確
実に改善することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1〜図7を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例の構成を示す
概略図である。図1に示すように、任意の周波数で送信
周波数を選局する送信手段50を有する無線手段5と、
無線装置全体の制御を行う制御手段6と、制御手段6の
基準クロック12を生成するクロック発振手段10と、
クロック発振手段10が生成する基準クロック12の発
振周波数を切り換える条件を記憶する記憶手段2と、送
信手段50が選局している送信周波数と記憶手段2に記
憶されている条件を比較する比較演算手段3と、比較演
算手段3の比較結果を基にクロック発振手段10が生成
する基準クロック12の発振周波数を切り換える周波数
切換手段4とを備える構成である。 次に上記した第1
の実施例の動作について説明する。上記第1の実施例に
おいて、無線装置が起動すると制御手段6は各手段の初
期化を開始する。その時、周波数切換手段4はクロック
発振手段10が生成する基準クロック12の発振周波数
を第1の発振周波数に設定するための切換信号40を出
力する。切換信号40が入力されたクロック発振手段1
0は基準クロック12の発振周波数を第1の発振周波数
に設定する。初期化が終了すると、制御手段6は送信手
段50を制御させ、送信周波数を順次スキャンし、任意
の周波数を選局して送信を開始する。その時、比較演算
手段3は送信手段50が選局した送信周波数と記憶手段
2に記憶されている条件を常に比較し、基準クロック1
2の基本波とN次高調波の輻射が、送信手段50で選局
している送信周波数に干渉を与える周波数であると判断
した場合、周波数切換手段4はクロック発振手段10が
生成する基準クロック12の発振周波数を第2の発振周
波数に設定するための切換信号40を出力する。切換信
号40が入力されたクロック発振手段10は基準クロッ
ク12の発振周波数を第2の発振周波数に設定する。ま
た比較演算手段3は、送信手段50が選局した送信周波
数と記憶手段2に記憶されている条件を比較し、基準ク
ロック12の基本波とN次高調波の輻射が、送信手段5
0で選局している送信周波数に干渉を与える周波数でな
いと判断した場合、周波数切換手段4はクロック発振手
段10が生成する基準クロック12の発振周波数を第1
の発振周波数に設定するための切換信号40を出力す
る。切換信号40が入力されたクロック発振手段10は
基準クロック12の発振周波数を第1の発振周波数に設
定する。
概略図である。図1に示すように、任意の周波数で送信
周波数を選局する送信手段50を有する無線手段5と、
無線装置全体の制御を行う制御手段6と、制御手段6の
基準クロック12を生成するクロック発振手段10と、
クロック発振手段10が生成する基準クロック12の発
振周波数を切り換える条件を記憶する記憶手段2と、送
信手段50が選局している送信周波数と記憶手段2に記
憶されている条件を比較する比較演算手段3と、比較演
算手段3の比較結果を基にクロック発振手段10が生成
する基準クロック12の発振周波数を切り換える周波数
切換手段4とを備える構成である。 次に上記した第1
の実施例の動作について説明する。上記第1の実施例に
おいて、無線装置が起動すると制御手段6は各手段の初
期化を開始する。その時、周波数切換手段4はクロック
発振手段10が生成する基準クロック12の発振周波数
を第1の発振周波数に設定するための切換信号40を出
力する。切換信号40が入力されたクロック発振手段1
0は基準クロック12の発振周波数を第1の発振周波数
に設定する。初期化が終了すると、制御手段6は送信手
段50を制御させ、送信周波数を順次スキャンし、任意
の周波数を選局して送信を開始する。その時、比較演算
手段3は送信手段50が選局した送信周波数と記憶手段
2に記憶されている条件を常に比較し、基準クロック1
2の基本波とN次高調波の輻射が、送信手段50で選局
している送信周波数に干渉を与える周波数であると判断
した場合、周波数切換手段4はクロック発振手段10が
生成する基準クロック12の発振周波数を第2の発振周
波数に設定するための切換信号40を出力する。切換信
号40が入力されたクロック発振手段10は基準クロッ
ク12の発振周波数を第2の発振周波数に設定する。ま
た比較演算手段3は、送信手段50が選局した送信周波
数と記憶手段2に記憶されている条件を比較し、基準ク
ロック12の基本波とN次高調波の輻射が、送信手段5
0で選局している送信周波数に干渉を与える周波数でな
いと判断した場合、周波数切換手段4はクロック発振手
段10が生成する基準クロック12の発振周波数を第1
の発振周波数に設定するための切換信号40を出力す
る。切換信号40が入力されたクロック発振手段10は
基準クロック12の発振周波数を第1の発振周波数に設
定する。
【0015】このように、クロック発振手段10が生成
する基準クロック12の発振周波数を送信手段50で選
局する送信周波数に応じて第1の周波数と第2の周波数
を交互に切り換えることにより、クロック発振手段10
が生成する基準クロックの基本波とN次高調波の電磁波
の輻射と送信手段50の選局している送信周波数の干渉
を防ぎ、送信特性の劣化を確実に改善することができ
る。
する基準クロック12の発振周波数を送信手段50で選
局する送信周波数に応じて第1の周波数と第2の周波数
を交互に切り換えることにより、クロック発振手段10
が生成する基準クロックの基本波とN次高調波の電磁波
の輻射と送信手段50の選局している送信周波数の干渉
を防ぎ、送信特性の劣化を確実に改善することができ
る。
【0016】図2は本発明の第2の実施例の構成を示す
概略図である。図2に示すように、任意の周波数で受信
周波数を選局する受信手段51を有する無線手段5と、
無線装置全体の制御を行う制御手段6と、制御手段6の
基準クロック12を生成するクロック発振手段10と、
クロック発振手段10が生成する基準クロック12の発
振周波数を切り換える条件を記憶手段2と、受信手段5
1が選局している受信周波数と記憶手段2に記憶されて
いる条件を比較する比較演算手段3と、比較演算手段3
の比較結果を基にクロック発振手段10が生成する基準
クロック12の発振周波数を切り換える周波数切換手段
4とを備える構成である。
概略図である。図2に示すように、任意の周波数で受信
周波数を選局する受信手段51を有する無線手段5と、
無線装置全体の制御を行う制御手段6と、制御手段6の
基準クロック12を生成するクロック発振手段10と、
クロック発振手段10が生成する基準クロック12の発
振周波数を切り換える条件を記憶手段2と、受信手段5
1が選局している受信周波数と記憶手段2に記憶されて
いる条件を比較する比較演算手段3と、比較演算手段3
の比較結果を基にクロック発振手段10が生成する基準
クロック12の発振周波数を切り換える周波数切換手段
4とを備える構成である。
【0017】次に上記した第2の実施例の動作について
説明する。上記第2の実施例において、無線装置が起動
すると制御手段6は各手段の初期化を開始する。その
時、周波数切換手段4はクロック発振手段10が生成す
る基準クロック12の発振周波数を第1の発振周波数に
設定するための切換信号40を出力する。切換信号40
が入力されたクロック発振手段10は基準クロック12
の発振周波数を第1の発振周波数に設定する。初期化が
終了すると、制御手段6は受信手段51を制御させ、受
信周波数を順次スキャンし、任意の周波数を選局して受
信を開始する。その時、比較演算手段3は受信手段51
が選局した受信周波数と記憶手段2に記憶されている条
件を常に比較し、基準クロック12の基本波とN次高調
波の輻射が、受信手段51で選局している受信周波数に
干渉を与える周波数であると判断した場合、周波数切換
手段4はクロック発振手段10が生成する基準クロック
12の発振周波数を第2の発振周波数に設定するための
切換信号40を出力する。切換信号40が入力されたク
ロック発振手段10は基準クロック12の発振周波数を
第2の発振周波数に設定する。また比較演算手段3は、
受信手段51が選局した受信周波数と記憶手段2に記憶
されている条件を比較し、基準クロック12の基本波と
N次高調波の輻射が、受信手段51で選局している受信
周波数に干渉を与える周波数でないと判断した場合、周
波数切換手段4はクロック発振手段10が生成する基準
クロック12の発振周波数を第1の発振周波数に設定す
るための切換信号40を出力する。切換信号40が入力
されたクロック発振手段10は基準クロック12の発振
周波数を第1の発振周波数に設定する。
説明する。上記第2の実施例において、無線装置が起動
すると制御手段6は各手段の初期化を開始する。その
時、周波数切換手段4はクロック発振手段10が生成す
る基準クロック12の発振周波数を第1の発振周波数に
設定するための切換信号40を出力する。切換信号40
が入力されたクロック発振手段10は基準クロック12
の発振周波数を第1の発振周波数に設定する。初期化が
終了すると、制御手段6は受信手段51を制御させ、受
信周波数を順次スキャンし、任意の周波数を選局して受
信を開始する。その時、比較演算手段3は受信手段51
が選局した受信周波数と記憶手段2に記憶されている条
件を常に比較し、基準クロック12の基本波とN次高調
波の輻射が、受信手段51で選局している受信周波数に
干渉を与える周波数であると判断した場合、周波数切換
手段4はクロック発振手段10が生成する基準クロック
12の発振周波数を第2の発振周波数に設定するための
切換信号40を出力する。切換信号40が入力されたク
ロック発振手段10は基準クロック12の発振周波数を
第2の発振周波数に設定する。また比較演算手段3は、
受信手段51が選局した受信周波数と記憶手段2に記憶
されている条件を比較し、基準クロック12の基本波と
N次高調波の輻射が、受信手段51で選局している受信
周波数に干渉を与える周波数でないと判断した場合、周
波数切換手段4はクロック発振手段10が生成する基準
クロック12の発振周波数を第1の発振周波数に設定す
るための切換信号40を出力する。切換信号40が入力
されたクロック発振手段10は基準クロック12の発振
周波数を第1の発振周波数に設定する。
【0018】このように、クロック発振手段10が生成
する基準クロック12の発振周波数を受信手段51で選
局する受信周波数に応じて第1の周波数と第2の周波数
を交互に切り換えることにより、クロック発振手段10
が生成する基準クロックの基本波とN次高調波の電磁波
の輻射と受信手段51の選局している受信周波数の干渉
を防ぎ、受信特性の劣化を確実に改善することができ
る。
する基準クロック12の発振周波数を受信手段51で選
局する受信周波数に応じて第1の周波数と第2の周波数
を交互に切り換えることにより、クロック発振手段10
が生成する基準クロックの基本波とN次高調波の電磁波
の輻射と受信手段51の選局している受信周波数の干渉
を防ぎ、受信特性の劣化を確実に改善することができ
る。
【0019】なお、第1の実施例の構成と第2の実施例
の双方の機能を有するように構成すれば、送信特性と受
信特性の双方の劣化を確実に改善できる。
の双方の機能を有するように構成すれば、送信特性と受
信特性の双方の劣化を確実に改善できる。
【0020】図3は本発明の第3の実施例の構成を示す
概略図である。図3に示すように、任意の周波数で送信
周波数を選局する送信手段50を有する無線手段5と、
無線装置全体の制御を行う制御手段6と、制御手段6の
基準クロックを生成するクロック発振手段10と、送信
手段50で選局する送信周波数とクロック発振手段10
が生成する基準クロック12の発振周波数を切り換える
条件を記憶する記憶手段2と、記憶手段2の記憶されて
いる条件を基にクロック発振手段10が生成する基準ク
ロック12の発振周波数を切り換える周波数切換手段4
とを備える構成である。
概略図である。図3に示すように、任意の周波数で送信
周波数を選局する送信手段50を有する無線手段5と、
無線装置全体の制御を行う制御手段6と、制御手段6の
基準クロックを生成するクロック発振手段10と、送信
手段50で選局する送信周波数とクロック発振手段10
が生成する基準クロック12の発振周波数を切り換える
条件を記憶する記憶手段2と、記憶手段2の記憶されて
いる条件を基にクロック発振手段10が生成する基準ク
ロック12の発振周波数を切り換える周波数切換手段4
とを備える構成である。
【0021】次に上記した第3の実施例の動作について
説明する。上記第3の実施例において、無線装置が起動
すると、制御手段6は各手段の初期化を開始する。その
時、周波数切換手段4はクロック発振手段10が生成す
る基準クロック12の発振周波数を第1の発振周波数に
設定するための切換信号40を出力する。切換信号40
が入力されたクロック発振手段10は基準クロック12
の発振周波数を第1の発振周波数に設定する。初期化が
終了すると、送信手段50は送信周波数を記憶手段2か
ら読み出し、その送信周波数を選局して送信を開始す
る。それと同時に周波数切換手段4は、送信手段50が
読み出した送信周波数に対応する条件を記憶手段2から
読み出す。その条件が基準クロック12の基本波とN次
高調波の輻射が、送信手段50で選局している送信周波
数に干渉を与える周波数であると示している場合、周波
数切換手段4はクロック発振手段10が生成する基準ク
ロック12の発振周波数を第2の発振周波数に設定する
ための切換信号40を出力する。切換信号40が入力さ
れたクロック発振手段10は基準クロック12の発振周
波数を第2の発振周波数に設定する。また記憶手段2か
ら読み出した条件が、基準クロック12の基本波とN次
高調波の輻射が、送信手段50で選局している送信周波
数に干渉を与える周波数でないと示している場合、周波
数切換手段4はクロック発振手段10が生成する基準ク
ロック12の発振周波数を第1の発振周波数に設定する
ための切換信号40を出力する。切換信号40が入力さ
れたクロック発振手段10は基準クロック12の発振周
波数を第1の発振周波数に設定する。
説明する。上記第3の実施例において、無線装置が起動
すると、制御手段6は各手段の初期化を開始する。その
時、周波数切換手段4はクロック発振手段10が生成す
る基準クロック12の発振周波数を第1の発振周波数に
設定するための切換信号40を出力する。切換信号40
が入力されたクロック発振手段10は基準クロック12
の発振周波数を第1の発振周波数に設定する。初期化が
終了すると、送信手段50は送信周波数を記憶手段2か
ら読み出し、その送信周波数を選局して送信を開始す
る。それと同時に周波数切換手段4は、送信手段50が
読み出した送信周波数に対応する条件を記憶手段2から
読み出す。その条件が基準クロック12の基本波とN次
高調波の輻射が、送信手段50で選局している送信周波
数に干渉を与える周波数であると示している場合、周波
数切換手段4はクロック発振手段10が生成する基準ク
ロック12の発振周波数を第2の発振周波数に設定する
ための切換信号40を出力する。切換信号40が入力さ
れたクロック発振手段10は基準クロック12の発振周
波数を第2の発振周波数に設定する。また記憶手段2か
ら読み出した条件が、基準クロック12の基本波とN次
高調波の輻射が、送信手段50で選局している送信周波
数に干渉を与える周波数でないと示している場合、周波
数切換手段4はクロック発振手段10が生成する基準ク
ロック12の発振周波数を第1の発振周波数に設定する
ための切換信号40を出力する。切換信号40が入力さ
れたクロック発振手段10は基準クロック12の発振周
波数を第1の発振周波数に設定する。
【0022】このように、クロック発振手段10が生成
する基準クロック12の発振周波数を送信手段50で選
局する送信周波数に応じて第1の周波数と第2の周波数
を交互に切り換えることにより、クロック発振手段10
が生成する基準クロック12の基本波とN次高調波の電
磁波の輻射と送信手段50の選局している送信周波数の
干渉を防ぎ、送信特性の劣化を確実に改善することがで
きる。
する基準クロック12の発振周波数を送信手段50で選
局する送信周波数に応じて第1の周波数と第2の周波数
を交互に切り換えることにより、クロック発振手段10
が生成する基準クロック12の基本波とN次高調波の電
磁波の輻射と送信手段50の選局している送信周波数の
干渉を防ぎ、送信特性の劣化を確実に改善することがで
きる。
【0023】図4は本発明の第4の実施例の構成を示す
概略図である。図4に示すように、任意の周波数で受信
周波数を選局する受信手段51を有する無線手段5と、
無線装置全体の制御を行う制御手段6と、制御手段6の
基準クロックを生成するクロック発振手段10と、受信
手段51で選局する受信周波数とクロック発振手段10
が生成する基準クロック12の発振周波数を切り換える
条件を記憶する記憶手段2と、記憶手段2の記憶されて
いる条件を基にクロック発振手段10が生成する基準ク
ロック12の発振周波数を切り換える周波数切換手段4
とを備える構成である。次に上記した第4の実施例の動
作について説明する。上記第4の実施例において、無線
装置が起動すると、制御手段6は各手段の初期化を開始
する。その時、周波数切換手段4はクロック発振手段1
0が生成する基準クロック12の発振周波数を第1の発
振周波数に設定するための切換信号40を出力する。切
換信号40が入力されたクロック発振手段10は基準ク
ロック12の発振周波数を第1の発振周波数に設定す
る。初期化が終了すると、受信手段51は受信周波数を
記憶手段2から読み出し、その受信周波数を選局して受
信を開始する。それと同時に周波数切換手段4は、受信
手段51が読み出した受信周波数に対応する条件を記憶
手段2から読み出す。その条件が基準クロック12の基
本波とN次高調波の輻射が、受信手段51で選局してい
る受信周波数に干渉を与える周波数であると示している
場合、周波数切換手段4は発振手段10が生成する基準
クロック12の発振周波数を第2の発振周波数に設定す
るための切換信号40を出力する。切換信号40が入力
されたクロック発振手段10は基準クロック12の発振
周波数を第2の発振周波数に設定する。また記憶手段2
から読み出した条件が、基準クロック12の基本波とN
次高調波の輻射が、受信手段51で選局している受信周
波数に干渉を与える周波数でないと示している場合、周
波数切換手段4はクロック発振手段10が生成する基準
クロック12の発振周波数を第1の発振周波数に設定す
るための切換信号40を出力する。切換信号40が入力
されたクロック発振手段10は基準クロック12の発振
周波数を第1の発振周波数に設定する。
概略図である。図4に示すように、任意の周波数で受信
周波数を選局する受信手段51を有する無線手段5と、
無線装置全体の制御を行う制御手段6と、制御手段6の
基準クロックを生成するクロック発振手段10と、受信
手段51で選局する受信周波数とクロック発振手段10
が生成する基準クロック12の発振周波数を切り換える
条件を記憶する記憶手段2と、記憶手段2の記憶されて
いる条件を基にクロック発振手段10が生成する基準ク
ロック12の発振周波数を切り換える周波数切換手段4
とを備える構成である。次に上記した第4の実施例の動
作について説明する。上記第4の実施例において、無線
装置が起動すると、制御手段6は各手段の初期化を開始
する。その時、周波数切換手段4はクロック発振手段1
0が生成する基準クロック12の発振周波数を第1の発
振周波数に設定するための切換信号40を出力する。切
換信号40が入力されたクロック発振手段10は基準ク
ロック12の発振周波数を第1の発振周波数に設定す
る。初期化が終了すると、受信手段51は受信周波数を
記憶手段2から読み出し、その受信周波数を選局して受
信を開始する。それと同時に周波数切換手段4は、受信
手段51が読み出した受信周波数に対応する条件を記憶
手段2から読み出す。その条件が基準クロック12の基
本波とN次高調波の輻射が、受信手段51で選局してい
る受信周波数に干渉を与える周波数であると示している
場合、周波数切換手段4は発振手段10が生成する基準
クロック12の発振周波数を第2の発振周波数に設定す
るための切換信号40を出力する。切換信号40が入力
されたクロック発振手段10は基準クロック12の発振
周波数を第2の発振周波数に設定する。また記憶手段2
から読み出した条件が、基準クロック12の基本波とN
次高調波の輻射が、受信手段51で選局している受信周
波数に干渉を与える周波数でないと示している場合、周
波数切換手段4はクロック発振手段10が生成する基準
クロック12の発振周波数を第1の発振周波数に設定す
るための切換信号40を出力する。切換信号40が入力
されたクロック発振手段10は基準クロック12の発振
周波数を第1の発振周波数に設定する。
【0024】このように、クロック発振手段10が生成
する基準クロック12の発振周波数を受信手段51で選
局する受信周波数に応じて第1の周波数と第2の周波数
を交互に切り換えることにより、クロック発振手段10
が生成する基準クロックの基本波とN次高調波の電磁波
の輻射と受信手段51の選局している受信周波数の干渉
を防ぎ、受信特性の劣化を確実に改善することができ
る。
する基準クロック12の発振周波数を受信手段51で選
局する受信周波数に応じて第1の周波数と第2の周波数
を交互に切り換えることにより、クロック発振手段10
が生成する基準クロックの基本波とN次高調波の電磁波
の輻射と受信手段51の選局している受信周波数の干渉
を防ぎ、受信特性の劣化を確実に改善することができ
る。
【0025】なお、第3の実施例の構成と第4の実施例
の双方の機能を有するように構成すれば、送信特性と受
信特性の双方の劣化を確実に改善できる。
の双方の機能を有するように構成すれば、送信特性と受
信特性の双方の劣化を確実に改善できる。
【0026】第5の実施例の実際の回路例を図5に示
す。図5に示すように、任意の周波数で受信周波数を選
局する受信手段51を有する無線手段5と、無線装置全
体の制御を行うマイクロプロセッサ60と、マイクロプ
ロセッサ60の基準クロック12を生成する水晶発振回
路13と、受信手段51で選局する受信周波数と水晶発
振回路13が生成する基準クロック12の発振周波数を
切り換える条件を記憶するメモリ回路20と、メモリ回
路20の記憶されている条件を基に水晶発振回路13が
生成する基準クロック12の発振周波数を切り換える周
波数切換手段4とを備える構成である。なお、メモリ回
路20は上記した受信周波数と切り換え条件の他にマイ
クロプロセッサ60の制御用プログラムも記憶されてい
るものとする。また周波数切換手段4は、マイクロプロ
セッサ60の機能の1つで有りソフト的に制御されるも
のである。また水晶発振回路13は、マイクロプロセッ
サ60の内部のCMOSインバータ600と帰還抵抗6
01と、マイクロプロセッサ60外部の水晶振動子13
0と抵抗131、132、133とコンデンサ134、
135、136と可変容量ダイオード137、138か
ら構成される。
す。図5に示すように、任意の周波数で受信周波数を選
局する受信手段51を有する無線手段5と、無線装置全
体の制御を行うマイクロプロセッサ60と、マイクロプ
ロセッサ60の基準クロック12を生成する水晶発振回
路13と、受信手段51で選局する受信周波数と水晶発
振回路13が生成する基準クロック12の発振周波数を
切り換える条件を記憶するメモリ回路20と、メモリ回
路20の記憶されている条件を基に水晶発振回路13が
生成する基準クロック12の発振周波数を切り換える周
波数切換手段4とを備える構成である。なお、メモリ回
路20は上記した受信周波数と切り換え条件の他にマイ
クロプロセッサ60の制御用プログラムも記憶されてい
るものとする。また周波数切換手段4は、マイクロプロ
セッサ60の機能の1つで有りソフト的に制御されるも
のである。また水晶発振回路13は、マイクロプロセッ
サ60の内部のCMOSインバータ600と帰還抵抗6
01と、マイクロプロセッサ60外部の水晶振動子13
0と抵抗131、132、133とコンデンサ134、
135、136と可変容量ダイオード137、138か
ら構成される。
【0027】次に上記した第5の実施例の動作について
説明する。図7に示すように、無線装置が起動すると、
マイクロプロセッサ60は各手段の初期化を開始する。
その時、周波数切換手段4は水晶発振回路13が生成す
る基準クロック12の発振周波数を第1の発振周波数に
設定するための切換信号40を出力する。切換信号40
が入力された水晶発振回路13は基準クロック12の発
振周波数を第1の発振周波数に設定する。初期化が終了
すると、受信手段51は受信周波数をメモリ回路20か
ら読み出し、その受信周波数を選局して受信を開始す
る。それと同時に周波数切換手段4は、受信手段51が
読み出した受信周波数に対応する条件をメモリ回路20
から読み出す。その条件が水晶発振回路13が生成する
基準クロック12の基本波とN次高調波の輻射が、受信
手段51で選局している受信周波数に干渉を与える周波
数であると示している場合、周波数切換手段4は水晶波
発振回路13が生成する基準クロック12の発振周波数
を第2の発振周波数に設定するための切換信号40を出
力する。切換信号40が入力された水晶発振回路13は
基準クロック12の発振周波数を第2の発振周波数に設
定する。また記憶手段2から読み出した条件が、基準ク
ロック12の基本波とN次高調波の輻射が、受信手段5
1で選局している受信周波数に干渉を与える周波数でな
いと示している場合、周波数切換手段4は水晶発振回路
13が生成する基準クロック12の発振周波数を第1の
発振周波数に設定するための切換信号40を出力する。
切換信号40が入力された水晶発振回路13は基準クロ
ック12の発振周波数を第2の発振周波数に設定する。
また記憶手段2から読み出した条件が、基準クロック1
2の基本波とN次高調波の輻射が、受信手段51で選局
している受信周波数に干渉を与える周波数でないと示し
ている場合、周波数切換手段4は水晶発振回路13が生
成する基準クロック12の発振周波数を第1の発振周波
数に設定するための切換信号40を出力する。切換信号
40が入力された水晶発振回路13は基準クロック12
の発振周波数を第1の発振周波数に設定する。
説明する。図7に示すように、無線装置が起動すると、
マイクロプロセッサ60は各手段の初期化を開始する。
その時、周波数切換手段4は水晶発振回路13が生成す
る基準クロック12の発振周波数を第1の発振周波数に
設定するための切換信号40を出力する。切換信号40
が入力された水晶発振回路13は基準クロック12の発
振周波数を第1の発振周波数に設定する。初期化が終了
すると、受信手段51は受信周波数をメモリ回路20か
ら読み出し、その受信周波数を選局して受信を開始す
る。それと同時に周波数切換手段4は、受信手段51が
読み出した受信周波数に対応する条件をメモリ回路20
から読み出す。その条件が水晶発振回路13が生成する
基準クロック12の基本波とN次高調波の輻射が、受信
手段51で選局している受信周波数に干渉を与える周波
数であると示している場合、周波数切換手段4は水晶波
発振回路13が生成する基準クロック12の発振周波数
を第2の発振周波数に設定するための切換信号40を出
力する。切換信号40が入力された水晶発振回路13は
基準クロック12の発振周波数を第2の発振周波数に設
定する。また記憶手段2から読み出した条件が、基準ク
ロック12の基本波とN次高調波の輻射が、受信手段5
1で選局している受信周波数に干渉を与える周波数でな
いと示している場合、周波数切換手段4は水晶発振回路
13が生成する基準クロック12の発振周波数を第1の
発振周波数に設定するための切換信号40を出力する。
切換信号40が入力された水晶発振回路13は基準クロ
ック12の発振周波数を第2の発振周波数に設定する。
また記憶手段2から読み出した条件が、基準クロック1
2の基本波とN次高調波の輻射が、受信手段51で選局
している受信周波数に干渉を与える周波数でないと示し
ている場合、周波数切換手段4は水晶発振回路13が生
成する基準クロック12の発振周波数を第1の発振周波
数に設定するための切換信号40を出力する。切換信号
40が入力された水晶発振回路13は基準クロック12
の発振周波数を第1の発振周波数に設定する。
【0028】このように、水晶発振回路13が生成する
基準クロック12の発振周波数を受信手段51で選局す
る受信周波数に応じて第1の周波数と第2の周波数を交
互に切り換えることにより、水晶発振回路13が生成す
る基準クロックの基本波とN次高調波の電磁波と輻射と
受信手段51の選局している受信周波数の干渉を防ぎ、
受信特性の劣化を確実に改善することができる。
基準クロック12の発振周波数を受信手段51で選局す
る受信周波数に応じて第1の周波数と第2の周波数を交
互に切り換えることにより、水晶発振回路13が生成す
る基準クロックの基本波とN次高調波の電磁波と輻射と
受信手段51の選局している受信周波数の干渉を防ぎ、
受信特性の劣化を確実に改善することができる。
【0029】さらに詳しく水晶発振回路13の動作を説
明する。水晶発振回路13は、水晶振動子130を用い
ることにより、水晶の幾何学的な固有振動により誤差の
少ない発振周波数が得られるため、図8が示す従来例の
ように基準クロックの発振周波数の計測する手段を必要
としない。水晶振動子を用いた発振回路において発振周
波数の微調整は、付加容量を変化させることにより可能
で、本実施例ではこの微調整による発振周波数の変化を
利用して基準クロック12の第1の発振周波数と第2の
発振周波数を得る。すなわち、切換信号40の電圧変化
により可変容量ダイオード137、138の容量値を電
気的に可変させる。切換信号40がハイレベルの時可変
容量ダイオード137、138の容量値は小さくなり、
逆に切換信号40がローレベルの時可変容量ダイオード
137、138の容量値は大きくなる。コンデンサ13
4、135は切換信号40の直流成分をカットし、水晶
振動子130の発振停止を防ぐ。また、マイクロプロセ
ッサ60から出力される切換信号40と可変容量ダイオ
ード137、138の間にある抵抗133とコンデンサ
136から成る回路は、容量変化が急激な場合に生じる
水晶振動子の発振振幅が減少や発振停止を防ぐために、
切換信号40の立ち上がり時間及び立ち下がり時間を大
きくして容量変化を緩和に行うためである。
明する。水晶発振回路13は、水晶振動子130を用い
ることにより、水晶の幾何学的な固有振動により誤差の
少ない発振周波数が得られるため、図8が示す従来例の
ように基準クロックの発振周波数の計測する手段を必要
としない。水晶振動子を用いた発振回路において発振周
波数の微調整は、付加容量を変化させることにより可能
で、本実施例ではこの微調整による発振周波数の変化を
利用して基準クロック12の第1の発振周波数と第2の
発振周波数を得る。すなわち、切換信号40の電圧変化
により可変容量ダイオード137、138の容量値を電
気的に可変させる。切換信号40がハイレベルの時可変
容量ダイオード137、138の容量値は小さくなり、
逆に切換信号40がローレベルの時可変容量ダイオード
137、138の容量値は大きくなる。コンデンサ13
4、135は切換信号40の直流成分をカットし、水晶
振動子130の発振停止を防ぐ。また、マイクロプロセ
ッサ60から出力される切換信号40と可変容量ダイオ
ード137、138の間にある抵抗133とコンデンサ
136から成る回路は、容量変化が急激な場合に生じる
水晶振動子の発振振幅が減少や発振停止を防ぐために、
切換信号40の立ち上がり時間及び立ち下がり時間を大
きくして容量変化を緩和に行うためである。
【0030】水晶発振回路13の発振周波数の変化量を
決定する。水晶振動子は安定した発振周波数が得られる
が、水晶振動子の製造におけるばらつきを示す常温偏差
および環境温度の変化によるばらつきを示す温度偏差な
どを考慮して、受信妨害を完全に回避する周波数シフト
量を決定する必要がある。例えば、使用する水晶振動子
の仕様が常温偏差が±10ppm、温度偏差が±20p
pmであり、源発振を2MHZと仮定した場合、図6の
示すように周波数シフト量を60ppm以上、すなわち
120HZ以上とする必要となる。周波数シフトの方向
は、水晶振動子の特性として、高温時には周波数が小さ
くなる方へ偏移し、低温時には周波数が大きくなる方へ
偏移することから、通話時の無線装置の内部発熱を考慮
すれば、高温時を優先しマイナス側シフトとする。すな
わち、基準となる第1の発振周波数は第2の発振周波数
よりも大きい値を有することになる。
決定する。水晶振動子は安定した発振周波数が得られる
が、水晶振動子の製造におけるばらつきを示す常温偏差
および環境温度の変化によるばらつきを示す温度偏差な
どを考慮して、受信妨害を完全に回避する周波数シフト
量を決定する必要がある。例えば、使用する水晶振動子
の仕様が常温偏差が±10ppm、温度偏差が±20p
pmであり、源発振を2MHZと仮定した場合、図6の
示すように周波数シフト量を60ppm以上、すなわち
120HZ以上とする必要となる。周波数シフトの方向
は、水晶振動子の特性として、高温時には周波数が小さ
くなる方へ偏移し、低温時には周波数が大きくなる方へ
偏移することから、通話時の無線装置の内部発熱を考慮
すれば、高温時を優先しマイナス側シフトとする。すな
わち、基準となる第1の発振周波数は第2の発振周波数
よりも大きい値を有することになる。
【0031】なお、上記してきた第5の実施例において
メモリ回路20に記憶する内容は、水晶発振回路13が
生成する基準クロック12の基本波とN次高調波の輻射
が、無線手段5で選局している周波数に干渉を与えて無
線特性を劣化させる条件以外の無線特性を改善する内容
でも構わない。
メモリ回路20に記憶する内容は、水晶発振回路13が
生成する基準クロック12の基本波とN次高調波の輻射
が、無線手段5で選局している周波数に干渉を与えて無
線特性を劣化させる条件以外の無線特性を改善する内容
でも構わない。
【0032】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明かなように、
クロック発振手段10が生成する基準クロック12の発
振周波数を無線手段5で選局する周波数に応じて第1の
周波数と第2の周波数を交互に切り換えることにより、
クロック発振手段10が生成する基準クロックの基本波
とN次高調波の電磁波の輻射と無線手段5の選局してい
る周波数の干渉を防ぎ、無線特性の劣化を確実に改善す
るため、従来のように対策用のシールドケースやコンデ
ンサ等の部品を削除することにより小型計量化が図れる
と共に、無線特性改善のための試作を無くし、短時間で
開発設計を行うことが可能になる効果を有する。さら
に、本発明によれば簡単なシステム構成で無線特性の劣
化を確実に改善するため、部品や生産のばらつきに無関
係に効果が得られるので生産時の歩留まりを向上させる
効果を有する。
クロック発振手段10が生成する基準クロック12の発
振周波数を無線手段5で選局する周波数に応じて第1の
周波数と第2の周波数を交互に切り換えることにより、
クロック発振手段10が生成する基準クロックの基本波
とN次高調波の電磁波の輻射と無線手段5の選局してい
る周波数の干渉を防ぎ、無線特性の劣化を確実に改善す
るため、従来のように対策用のシールドケースやコンデ
ンサ等の部品を削除することにより小型計量化が図れる
と共に、無線特性改善のための試作を無くし、短時間で
開発設計を行うことが可能になる効果を有する。さら
に、本発明によれば簡単なシステム構成で無線特性の劣
化を確実に改善するため、部品や生産のばらつきに無関
係に効果が得られるので生産時の歩留まりを向上させる
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す無線装置の
ブロック図
ブロック図
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示す無線装置の
ブロック図
ブロック図
【図3】本発明の第3の実施例の構成を示す無線装置の
ブロック図
ブロック図
【図4】本発明の第4の実施例の構成を示す無線装置の
ブロック図
ブロック図
【図5】第4の実施例のさらに詳しいブロック図
【図6】クロック発振手段10の第1の周波数と第2の
周波数の決定方法を示す図
周波数の決定方法を示す図
【図7】制御手段6の制御する流れを示すフロー図
【図8】従来例の構成を示すブロック図
【符号の説明】 2 記憶手段 3 比較演算手段 4 周波数切換手段 5 無線手段 6 制御手段 10 クロック発振手段 11 計測基準発振手段 12 基準クロック 13 晶発振回路 20 メモリ回路 50 送信手段 51 受信手段 60 マイクロプロセッサ
Claims (7)
- 【請求項1】 クロック発振手段と、記憶手段と、周波
数切換手段とを備え、前記記憶手段に記憶された内容を
基に前記周波数切換手段を制御し、前記周波数切換手段
の出力の状態により前記クロック発振手段が生成する基
準クロックの発振周波数を切り換える無線装置。 - 【請求項2】 任意の周波数で送信周波数を選局する送
信手段と、無線装置全体の制御を行う制御手段と、前記
制御手段の基準クロックを生成するクロック発振手段
と、前記クロック発振手段が生成する基準クロックの発
振周波数を切り換える条件を記憶する記憶手段と、前記
送信手段が選局している送信周波数と前記記憶手段に記
憶されている条件を比較する比較演算手段と、前記比較
演算手段の比較結果を基に前記クロック発振手段が生成
する基準クロックの発振周波数を切り換える周波数切換
手段とを備え、前記送信手段が選局している送信周波数
と前記記憶手段に記憶されている条件を前記比較演算手
段が比較し、その比較結果を用いて前記周波数切換手段
を制御し、前記周波数切換手段の出力の状態により前記
クロック発振手段が生成する基準クロックの発振周波数
を切り換えるように構成した無線装置。 - 【請求項3】 任意の周波数で受信周波数を選局する受
信手段と、無線装置全体の制御を行う制御手段と、前記
制御手段の基準クロックを生成するクロック発振手段
と、前記クロック発振手段が生成する基準クロックの発
振周波数を切り換える条件を記憶する記憶手段と、前記
送信手段が選局している送信周波数と前記記憶手段に記
憶されている条件を比較する比較演算手段と、前記比較
演算手段の比較結果を基に前記クロック発振手段が生成
する基準クロックの発振周波数を切り換える周波数切換
手段とを備え、前記受信手段が選局している受信周波数
と前記記憶手段に記憶されている条件を前記比較演算手
段が比較し、その比較結果を用いて前記周波数前記周波
数切換手段を制御し、前記周波数切換手段の出力の状態
により前記クロック発振手段が生成する基準クロックの
発振周波数を切り換えるように構成した無線装置。 - 【請求項4】 任意の周波数で送信周波数を選局する送
信手段と、無線装置全体の制御を行う制御手段と、前記
制御手段の基準クロックを生成するクロック発振手段
と、前記クロック発振手段が生成する基準クロックの発
振周波数を切り換える条件を記憶する記憶手段と、前記
送信手段が選局している送信周波数と前記記憶手段に記
憶されている条件を比較する比較演算手段と、前記比較
演算手段の比較結果を基に前記クロック発振手段が生成
する基準クロックの発振周波数を切り換える周波数切換
手段とを備え、前記送信手段が選局している送信周波数
と前記記憶手段に記憶されている条件を前記比較演算手
段が比較し、その比較結果を用いて前記周波数切換手段
を制御し、前記周波数切換手段の出力の状態により前記
クロック発振手段が生成する基準クロックの発振周波数
を切り換えるように構成し、任意の周波数で受信周波数
を選局する受信手段と、無線装置全体の制御を行う制御
手段と、前記制御手段の基準クロックを生成するクロッ
ク発振手段と、前記クロック発振手段が生成する基準ク
ロックの発振周波数を切り換える条件を記憶する記憶手
段と、前記受信手段が選局している受信周波数と前記記
憶手段に記憶されている条件を比較する比較演算手段
と、前記比較演算手段の比較結果を基に前記クロック発
振手段が生成する基準クロックの発振周波数を切り換え
る周波数切換手段とを備え、前記受信手段が選局してい
る受信周波数と前記記憶手段に記憶されている条件を前
記比較演算手段が比較し、その比較結果を用いて前記周
波数切換手段を制御し、前記周波数切換手段の出力の状
態により前記クロック発振手段が生成する基準クロック
の発振周波数を切り換えるように構成した無線装置。 - 【請求項5】 任意の周波数で送信周波数を選局する送
信手段と、無線装置全体の制御を行う制御手段と、前記
制御手段の基準クロックを生成するクロック発振手段
と、前記送信手段で選局する送信周波数と前記クロック
発振手段が生成する基準クロックの発振周波数を切り換
える条件を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
れている条件を基に前記クロック発振手段が生成する基
準クロックの発振周波数を切り換える周波数切換手段と
を備え、前記送信手段は前記記憶手段に記憶されている
送信周波数を選局し、その送信周波数に対応する前記記
憶手段に記憶されている条件を基に前記周波数切換手段
を制御し、前記周波数切換手段の出力の状態により前記
クロック発振手段が生成する基準クロックの発振周波数
を切り換える無線装置。 - 【請求項6】 任意の周波数で受信周波数を選局する受
信手段と、無線装置全体の制御を行う制御手段と、前記
制御手段の基準クロックを生成するクロック発振手段
と、前記受信手段で選局する受信周波数と前記クロック
発振手段が生成する基準クロックの発振周波数を切り換
える条件を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の記憶さ
れている条件を基に前記クロック発振手段が生成する基
準クロックの発振周波数を切り換える周波数切換手段と
を備え、前記受信手段は前記記憶手段に記憶されている
受信周波数を選局し、その受信周波数に対応する前記記
憶手段に記憶されている条件を基に前記周波数切換手段
を制御し、前記周波数切換手段の出力の状態により前記
クロック発振手段が生成する基準クロックの発振周波数
を切り換える無線装置。 - 【請求項7】 任意の周波数で送信周波数を選局する送
信手段と、無線装置全体の制御を行う制御手段と、前記
制御手段の基準クロックを生成するクロック発振手段
と、前記送信手段で選局する送信周波数と前記クロック
発振手段が生成する基準クロックの発振周波数を切り換
える条件を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
れている条件を基に前記クロック発振手段が生成する基
準クロックの発振周波数を切り換える周波数切換手段と
を備え、前記送信手段は前記記憶手段に記憶されている
送信周波数を選局し、その送信周波数に対応する前記記
憶手段に記憶されている条件を基に前記周波数切換手段
を制御し、前記周波数切換手段の出力の状態により前記
クロック発振手段が生成する基準クロックの発振周波数
を切り換えるように構成し、任意の周波数で受信周波数
を選局する受信手段と、無線装置全体の制御を行う制御
手段と、前記制御手段の基準クロックを生成するクロッ
ク発振手段と、前記受信手段で選局する受信周波数と前
記クロック発振手段が生成する基準クロックの発振周波
数を切り換える条件を記憶する記憶手段と、前記記憶手
段の記憶されている条件を基に前記クロック発振手段が
生成する基準クロックの発振周波数を切り換える周波数
切換手段とを備え、前記受信手段は前記記憶手段に記憶
されている受信周波数を選局し、その受信周波数に対応
する前記記憶手段に記憶されている条件を基に前記周波
数切換手段を制御し、前記周波数切換手段の出力の状態
により前記クロック発振手段が生成する基準クロックの
発振周波数を切り換えるように構成した無線装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6205108A JPH0870258A (ja) | 1994-09-30 | 1994-08-30 | 無線装置 |
US08/515,900 US6345172B1 (en) | 1994-08-30 | 1995-08-16 | Radio system which overcomes signal interference from clock oscillation circuit |
GB9516976A GB2292867B (en) | 1994-09-30 | 1995-08-17 | A radio transmission and reception system |
CN95116699A CN1052835C (zh) | 1994-08-30 | 1995-08-30 | 无线电系统 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6205108A JPH0870258A (ja) | 1994-09-30 | 1994-08-30 | 無線装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0870258A true JPH0870258A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16501558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6205108A Pending JPH0870258A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 無線装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6345172B1 (ja) |
JP (1) | JPH0870258A (ja) |
CN (1) | CN1052835C (ja) |
GB (1) | GB2292867B (ja) |
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JP2016208373A (ja) * | 2015-04-24 | 2016-12-08 | シャープ株式会社 | 通信端末、通信端末の制御方法、および制御プログラム |
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JPH11205168A (ja) | 1998-01-07 | 1999-07-30 | Nec Corp | 無線通信機能を有する情報処理装置及び動作クロック制御方法 |
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CN104185267B (zh) * | 2013-05-27 | 2019-03-08 | 联想(北京)有限公司 | 用于确定电子设备的参考时钟的频率的方法和装置 |
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-
1994
- 1994-08-30 JP JP6205108A patent/JPH0870258A/ja active Pending
-
1995
- 1995-08-16 US US08/515,900 patent/US6345172B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-08-17 GB GB9516976A patent/GB2292867B/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-08-30 CN CN95116699A patent/CN1052835C/zh not_active Expired - Fee Related
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GB9516976D0 (en) | 1995-10-18 |
CN1052835C (zh) | 2000-05-24 |
GB2292867B (en) | 1997-06-11 |
GB2292867A (en) | 1996-03-06 |
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