JPH0869926A - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

内燃機関用点火装置

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JPH0869926A
JPH0869926A JP6206340A JP20634094A JPH0869926A JP H0869926 A JPH0869926 A JP H0869926A JP 6206340 A JP6206340 A JP 6206340A JP 20634094 A JP20634094 A JP 20634094A JP H0869926 A JPH0869926 A JP H0869926A
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JP
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ignition
heat sink
ignition device
power transistor
solder
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JP6206340A
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Hidetoshi Oishi
英俊 大石
Noboru Sugiura
登 杉浦
Katsuaki Fukatsu
克明 深津
Norimi Urushibara
法美 漆原
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Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】点火コイルの中にイグナイタをビルトインする
タイプの点火システムの長寿命でかつ安価な構造を提供
する。 【構成】点火コイルに内蔵されるイグナイタのパワース
イッチング素子マウント方法について、アンチモンを適
宣にブレンドしたはんだを用い接合する。又、その時の
はんだ厚みも、専用の突起を設けることで、安定的に確
保し傾き等の不具合を防止する。 【効果】本発明によれば、点火システムの心臓部である
パワーチップの長寿命が安定的に図れるので、安価でか
つ信頼性の高い点火システムを構築できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関用の電子配電
式点火装置に係り、さらに詳しくは点火装置内蔵型点火
コイル用のパワートランジスタ部の積層構造に特徴のあ
る、電子配電式点火装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の点火装置は、点火コイルの一
次電流を断続制御するために用いられている。従来の技
術は、点火コイルに内蔵しているパワースッチングモジ
ュールの、熱的影響による寿命劣化に対して配慮がなさ
れておらず、また、徹底的なコスト削減にも配慮してい
なかった。本発明により、あらゆる点火システムに対応
する、長寿命低コスト形の内燃機関用の点火システムを
供給する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術は、点火コ
イルに内蔵するパワートランジスタユニットの、低コス
トでかつ、長寿命な構造を与えていなかった。そのた
め、ただでさえ熱的に非常に厳しい環境に内蔵するパワ
ートランジスタユニットが、破壊する可能性が大きかっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、点火コイルに内蔵するパワートランジスタユニット
の構造を、熱ストレスと振動環境でも長寿命を達成する
構造とする。各用途別に使い分け、ヒートシンク部金属
ベースにアースをとる必要のある点火システムならば、
ヒートシンクにダイレクトに、絶縁が必要ならば、アル
ミナやチッカアルミ,ベリリヤ等を介し、接合する。
【0005】
【作用】点火コイルに内蔵されるパワートランジスタ
は、1次電流を断続することで発熱し、高温環境下での
使用では非常に高温になる。一般に半導体素子であるチ
ップは、使用動作温度を150℃以下としなくてはなら
ず、例えば、エンジンルームの雰囲気温度が100℃程
度の高温になった場合、ヒートシンクは、例えばアルミ
や銅等の材料を使用することで、放熱効果を増大する。
また、チップを接合する構成を、応力を緩和するはんだ
により直接または、絶縁板を介し、接合する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明上先ず、図1
〜図15により説明し、その後図18〜図33の説明を
行う。説明は主に図1〜図9及び図14〜図15及び図
18により行う。図9に示した基本回路は点火システム
の例を示した一実施例である。1次巻線10と2次巻線
9を有する点火コイル19において、前記1次巻線10
は、一方はバッテリからの電源Bに接続され、他端は点
火コイル駆動用のパワースイッチング素子13(ダーリ
ントントランジスタタイプとMOS−GETタイプが有る)に
接続されている。また、前記1次巻線10に1次電流を
導通,遮断することで、前記2次巻線9に高電圧が発生
し、点火プラグ24に導かれる。前記1次電流の制御
は、エンジンコントロールユニットからの信号がAに入
力され、イグナイタ18に搭載されている制御用回路基
板20の制御回路部22によって制御され、前記パワー
スイッチング素子13を流れ、電流検出抵抗23を流
れ、アースCに流れたり、遮断したりする。今までの点
火システムは、前記点火コイル19と、前記イグナイタ
18とが別に1個のモジュールを成していたが、近年の
エンジンルームの狭小化等の理由から、最近では、前記
点火コイル19の中に、前記イグナイタ18がビルトイ
ンされる構造になりつつ有る。しかしながら、本方式で
は、前記パワースイッチング素子13の発生する熱を、
効率良く放熱しなくては、前記パワースイッチング素子
13の寿命が、極端に短くなってしまう問題が有り、各
社共本構造部には、苦慮している。従って、本発明のke
y point は、いかに寿命が高くなる点火システムを構築
する構造を提案するところである。前記イグナイタ18
は、図3〜図8によって説明する。図3に示す前記イグ
ナイタ18は、前記点火コイル19の中にビルトインす
る為に開発した物の一実施例を示すが、構成部品は、モ
ジュールのヒートシンク兼、放熱ベース1は、箱型に成
形され、その内部に、前記制御用回路基板20,前記パ
ワースイッチング素子13が接合されている。前記制御
用回路基板は、シリコン系接着剤もしくは各種安価な接
着剤で接着され、前記パワースイッチング素子13は、
アンチモンを適宣にブレンドしたはんだにより接合され
る。例えばアンチモンを5〜8%、Niを0.0〜0.8
%、リンを0.0〜0.1%残りをSnとするはんだであ
り、代表的なものがSn−5Sb−0.6Ni−0.05
Pはんだを用いる。又、前記パワースイッチング素子1
3は、それ自体の動作により発熱を繰り返すため、前記
ヒートシンク1との間に熱応力が生じ、歪みが生じる。
放熱効果のため、前記ヒートシンクを銅,アルミニウ
ム,鉄等に選定するが、例えば銅を選定した場合、銅の
線膨張係数αは、約17×10-6/℃、前記パワースイ
ッチング素子13は、αが3×10-6/℃程度であるの
で、その差は、Δα=14×10-6/℃にもなる。図8
に示すのは、前記パワースイッチング素子13と、前記
ヒートシンク1を前記アンチモンブレンドはんだ14で
接合した一実施例であるが、その前記アンチモンブレン
ドはんだ14により、前記Δαの影響で生じる歪みを吸
収するようにしなくてはいけない。ここに生じる歪みの
定義式は、
【0007】
【数1】
【0008】で与えられる。
【0009】ここに、ε:歪み T:はんだ厚み TE
MP:温度変化値 L:素子の大きさ β:はんだ定数 よって、Δα,TEMP,Lが一定値であるならば、は
んだ厚Tが厚くなれば歪みが低くなる。又、はんだ定数
βは、はんだが持つ固有の値であり、はんだのブレンド
率等により異なり、対歪み吸収率とも言い換えることが
できる定数であり、本βが小さくなる様なはんだ材を選
定することも、歪み低下の大きな要因となる。例えば、
一般的なPb:Sn=90:10はんだに比べて、本ア
ンチモニはんだのβは対歪み吸収率が良く、Tが一定で
もβが小さくなることが実験、CAE(Computer Aided
Engenering)解析でも明らかである。又、この時のはん
だ厚みであるが、CAE解析で求めた値では、図14と
図15により説明するが、前記はんだ14が前記歪みの
影響を受けて、亀裂が進展するカーブを描いている。こ
れによると、既ねT=30μm程で、エンジンルーム温
度環境プラス前記パワースイッチング素子13の動作温
度を加味した温度変化幅を与えた場合の、前記はんだ1
4の寿命SPECである1000℃、亀裂進度60%未
満を満足する。
【0010】パワースイッチング素子13が例えば1
(W)の発熱をした場合、ヒートシンク1までの間には
必ず温度勾配が生じることとなるが、この温度勾配のこ
とを特に、熱抵抗と称し、単位は℃/Wで表わされる。
図15に示したグラフは熱抵抗の変化率をはんだ14の
亀裂進展度との相関で表わしたグラフである。このグラ
フで、一般的に熱抵抗変化が、初期値より+15%以上
増加するような時に図8に示される構造では、寿命と言
われる。それは、前記パワースイッチング素子13の発
熱が効率良く放熱できず、消費電力×熱抵抗がパワース
イッチング素子13の許容温度を近い将来越えてしまう
ことを示している。よって、はんだ厚Tが30μm以上
を確保し、かつアンチモンを適宣にブレンドしたはんだ
を用いる必要が有る。又、前記はんだ厚Tは、厚くなり
過ぎても熱抵抗が増加してしまうため、既ね100〜1
50μm以下とする。はんだ厚Tの上限値は、すなわち
製品のコストにも、はねかえってくる要素であるので、
規定しておく必要が有る。このはんだ厚Tを適宣に決定
する手段としてヒートシンク1に突起21を設けて、厚
みを30〜150μm程にコントロールすることも出来
る。
【0011】又、図5に示す実施例は、図3の側面図で
あるが、断面図を示している。外部接続用の端子16
が、ハウジング2に一体成形されており、前記ヒートシ
ンク1とシリコン系接着剤もしくはエポキシ系もしくは
各種接着剤で接着もしくは圧入される。外部接続用端子
16と、内部回路基板20等の内部配線は、導電性ワイ
ヤ15例えば、アルミニウムワイヤφ0.3mm〜φ0.1
mm,金線φ0.01mm〜φ0.08mm もしくは軟銅線φ
0.5mm〜φ0.1mm、鉄,ニッケルリードフレーム等で
接続されている。内部部分の保護用に、シリコン系のゲ
ル26を注入して、イグナイタ18の完成体となる。ヒ
ートシンク1にダイレクトもしくは、アルミもしくはク
ラッドパッドをはんだ付けし導電性ワイヤで接続する。
この完成体18を図1に示す様な、点火コイル19に、
専用の設置場所を設けて、設置される。手法としては、
シリコン系,エポキシ系等の接着剤による。具体的配線
は、図9の配線図によるが、例えば本実験例ではベース
信号用端子16aすなわち図9中のAが点火コイルの入
出力用コネクタ11部の端子4aと導電性ワイヤでつな
がり(はんだ付け等)、端子16bすなわち図9中のC
が、端子4b,端子16cが1次巻線10,端子4cが
他端の前記1次巻線10とつながる。点火コイルは、前
記構成部品をハウジング5に収納し、鉄もしくはケイ素
銅板の積層コア6と予め接着され、エポキシ系の封入剤
12を注入,硬化して成る。高電圧はタワー7から直接
もしくはハイテンションケーブルを介し、前記点火プラ
グ24とつながる。
【0012】又、図10〜図13は同時着火型点火シス
テムに本開発を応用した一実施例である。又、図16,
図17は同時着火システム用のパワースイッチング用素
子13の積層体であり、これには絶縁板17を用いる。
前記絶縁板17はAl23,BeO,AlN等を用い
る。ヒートシンク1,1aには前記はんだ14の厚みを
コントロールすることもできる。
【0013】図18に示す一実施例は、銅ヒートシンク
1に高さのちがう2種類の突起21,27を設けた実施
例である。前記パワースイッチング素子13と銅ヒート
シンク1間の熱ひずみは一般的に前記パワースイッチン
グ素子13の外周部が一番大きくなるのは上記説明によ
り明らかであるため、パワースイッチング素子全体のは
んだ層Aを確保する突起21及び、前記パワースイッチ
ング素子13の発熱部主にエミッタ部もしくはパワース
イッチング素子中央部に熱抵抗を低くおさえるため、は
んだ層を薄くコントロールする突起27を2種類設け
る。このことで、はんだ層Aが厚く、はんだ層Bが薄く
なり、長寿命および、熱的に有利な前記パワースイッチ
ング素子13の積層構造を構築できる図19に示す一実
施例は、はんだ層確保突起21と前記パワースイッチン
グ素子13の位置決め用突起28を同軸もしくは同様の
箇所に設けたものであり、この場合でも熱抵抗コントロ
ール用突起を設ける。ここで、はんだ層Aとはんだ層B
はA>Bの関係であり、かつAの厚みは+0.10〜+
0.35mm、Bの厚みは+0.03〜+0.20mmの範囲
で適宣に決定される。図24,図25に示す実施例は、
前記はんだ層にできるボイド、いわゆるガスのかたまり
部を防止する、ガス抜き29を設けた一実施例である。
こうすることで、突起状に押し出された箇所が、4ヶ所
に分離されるため、はんだが溶けて固まる際の不要な動
きが小さくなり、均一なはんだ層が確保され、パワース
イッチング13の傾きがおさえられつつ、ボイドの発生
が無くなり、長寿命な構造とすることが可能。また、同
じに熱抵抗をコントロールすることで、高さのちがう突
起27を設けることもできる。
【0014】パワースイッチング素子13下もしくは他
のはんだは、Pb:Sn:Ag93.5:5:1.5 ,P
b:Sn:90:10,Pb:Sn:80:20,P
b:Sn=50:50,Pb:Sn=36:64系の共
晶はんだ等も含まれる。
【0015】また、図34に示す、樹脂封止形トランジ
スタパッケージユニット形にも適用は可能であり、本パ
ッケージのパワースッチング素子のダイボンディング部
に本発明の例えば図18に示す構造を応用できる。この
樹脂封止形には、エポキシのトランスファーモールドタ
イプが一般的(To−3P)である。図35は、図34
に示した等価回路の一実施例である。
【0016】また、もちえろん全ての実施例において、
イグナイタを反転して点火コイルに収納することも可能
である。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、点火コイルに内蔵する
パワースイッチングモジュールが、熱的振動的な外力を
受けても、破壊することなく、安定して長寿命を保つの
で、常に品質の安定した点火装置を供給することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】イグナイタを点火コイルと一体にした断面構造
図。
【図2】図1の立体的構式図。
【図3】本特許のイグナイタ。
【図4】図3の側面図。
【図5】図4の断面図。
【図6】ヒートシンク部に突起を設けた例。
【図7】図6の側面一部断面図。
【図8】本特許のアンチモンブレンドはんだを用いた構
造図。
【図9】点火システム回路例。
【図10】同時着火点火システムの一実施例。
【図11】同時着火点火システムの一実施例。
【図12】同時着火点火システムの一実施例。
【図13】イグナイタをマウントした部分の構造例。
【図14】はんだ厚みに対する熱サイクル性のグラフの
一実施例。
【図15】はんだ剥がれに対する熱抵抗増加率のグラフ
の一実施例。
【図16】図10から図12に示すパワースイッチング
用素子の積層体の一実施例。
【図17】図10から図12に示すパワースイッチング
用素子の積層体の一実施例。
【図18】寿命,熱抵抗コントロール用突起を設けた一
実施例。
【図19】図18に対し位置決め用突起と寿命コントロ
ール用突起を同一箇所に設けた一実施例。
【図20】図3のもう一つの実施例。
【図21】図20の実装例を示した一実施例。
【図22】図10〜図12に示した同時着火点火コイル
のもう一つの実施例。
【図23】図22の他の実施例。
【図24】ガス抜き(ボイド防止)を設けた一実施例。
【図25】ガス抜きを設けた一実施例。
【図26】図18,図19に示した実施例を応用した
例。
【図27】図18,図19に示した実施例を応用した
例。
【図28】ガス抜きを各はんだ層にも適用した一実施
例。
【図29】ガス抜きを各はんだ層にも適用した一実施
例。
【図30】パワー素子積層体構造の一実施例。
【図31】パワー素子積層体構造の一実施例。
【図32】パワー素子積層体構造の一実施例。
【図33】パワー素子積層体構造の一実施例。
【図34】樹脂封止形トランジスタに本発明を適用した
一実施例。
【図35】図34の等価回路の一実施例。
【符号の説明】
1…ヒートシンク、1a…下部ヒートシンク、2…ハウ
ジング、3…導電性ワイヤ、4…入出力用端子、5…点
火コイルハウジング、6…コア、7…タワー、8…取付
穴、9…2次巻線、10…1次巻線、11…外部接続用
コネクタ、12…封入剤、13…パワースイッチング素
子、14…はんだ、15…導電性ワイヤ、16…外部接
続用端子、17…絶縁板、18…イグナイタ、19…点
火コイル、20…制御用回路基板、21…はんだ厚みコ
ントロール用突起、22…制御用回路、23…電流検出
抵抗、24…点火プラグ、25…ハウジング、26…保
護用ゲル、27…熱抵抗調整用突起、28…位置決め用
突起、29…ガス抜き、A…寿命コントロール用はんだ
層、B…熱抵抗コントロール用はんだ層、30…樹脂封
止形トランジスタパッケージ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深津 克明 茨城県勝田市大字高場字鹿島谷津2477番地 3 日立オートモティブエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 漆原 法美 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの点火プラグに1つの点火コイルが装
    着され、または、複数個の点火プラグに1つの点火コイ
    ルが装着され、さらに、当該点火コイルとパワートラン
    ジスタ、銅ヒートシンクを有する点火装置とが一体に形
    成された電子配電式点火装置において、上記パワートラ
    ンジスタが、高さの違う突起を有した銅ヒートシンク上
    にはんだ接合されることを特徴とする内燃機関用点火装
    置。
  2. 【請求項2】前記請求項1において、絶縁板上に高さの
    違う突起を有した銅ヒートシンクをはんだ付けし且つ、
    銅ベースに接合する構造体を有することを特徴とする内
    燃機関用点火装置。
  3. 【請求項3】前記請求項1または2において、高さの違
    う突起を有する銅ヒートシンクの突起部にパワートラン
    ジスタ素子がはんだ接合された時、パワートランジスタ
    素子の外周部のはんだ層が素子の中央部もしくは、エミ
    ッタ周辺部直下のはんだ層よりも厚くなるように適宣に
    定めた構造を有することを特徴とする内燃機関用点火装
    置。
  4. 【請求項4】前記請求項1から3のいずれかにおいて、
    素子下部銅ヒートシンク上に、十文字もしくは縦,横,
    斜め一直線、もしくは丸み形状に凹みを有する銅ヒート
    シンク構造を特徴とする内燃機関用点火装置。
  5. 【請求項5】1つの点火プラグに1つの点火コイルが装
    着され、または、複数個の点火プラグに1つの点火コイ
    ルが装着され、さらに、当該点火コイルとパワートラン
    ジスタを有する点火装置とが一体に形成された電子配電
    式点火装置において、上記パワートランジスタが、銅ヒ
    ートシンクの取付面上にアンチモンを適宣にブレンドし
    たはんだにより接合されていることを特徴とする内燃機
    関用点火装置。
  6. 【請求項6】銅ヒートシンクに、はんだ層確保用突起を
    設けはんだ厚を0.03mm から0.15mm以内にコントロー
    ルし、アンチモン入りはんだによりパワートランジスタ
    が搭載されたことを特徴とする内燃機関用点火装置。
  7. 【請求項7】前記請求項1から6のいずれかにおいて、
    銅ヒートシンク上に制御用回路基板上の印刷導体にAg
    /Pdブレンドもしくは、Ag/Ptブレンドした材料
    を使用し、搭載されていることを特徴とする内燃機関用
    点火装置。
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