JPH0868745A - 剥離強度を測定する装置及び方法 - Google Patents
剥離強度を測定する装置及び方法Info
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- JPH0868745A JPH0868745A JP7185669A JP18566995A JPH0868745A JP H0868745 A JPH0868745 A JP H0868745A JP 7185669 A JP7185669 A JP 7185669A JP 18566995 A JP18566995 A JP 18566995A JP H0868745 A JPH0868745 A JP H0868745A
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N3/00—Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
- G01N3/24—Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress by applying steady shearing forces
-
- G—PHYSICS
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- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N19/00—Investigating materials by mechanical methods
- G01N19/04—Measuring adhesive force between materials, e.g. of sealing tape, of coating
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/34—Paper
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 接着剤による接合部の剥離強度の測定精度を
向上させる。 【解決手段】 剥離強度測定装置はベースと、第1及び
第2の把持手段と、第2の把持手段に付勢力を付与する
ための付勢力付与手段と、ガイド手段と、剥離強度指示
手段と、駆動手段とを有する。接着剤で接合された二枚
のボール紙シートはそれぞれ第1及び第2の把持手段に
把持される。駆動手段によって第2の把持手段を移動さ
せてボール紙シートの接合部を剥離させることによっ
て、接合部の剥離強度が測定される。剥離強度は第2の
把持手段の移動距離に対応する。
向上させる。 【解決手段】 剥離強度測定装置はベースと、第1及び
第2の把持手段と、第2の把持手段に付勢力を付与する
ための付勢力付与手段と、ガイド手段と、剥離強度指示
手段と、駆動手段とを有する。接着剤で接合された二枚
のボール紙シートはそれぞれ第1及び第2の把持手段に
把持される。駆動手段によって第2の把持手段を移動さ
せてボール紙シートの接合部を剥離させることによっ
て、接合部の剥離強度が測定される。剥離強度は第2の
把持手段の移動距離に対応する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は接着剤で接合され
た紙の接合部の剥離強度の測定方法及び装置に関する。
この発明の方法及び装置によれば、接着剤で接合された
接合部の剥離強度を正確に測定できるだけでなく再現性
よく測定でき、しかも、低コストで測定できる。
た紙の接合部の剥離強度の測定方法及び装置に関する。
この発明の方法及び装置によれば、接着剤で接合された
接合部の剥離強度を正確に測定できるだけでなく再現性
よく測定でき、しかも、低コストで測定できる。
【0002】
【従来の技術】接着剤で接合された接合部の接着強度テ
ストシステムにおいては、接合部の引張り強度(tensile
strength)をテストする装置が使用されることが知られ
ている。このような引張り強度テスト装置としては、た
とえば、シュローダ(Schroeder) 外の米国特許第4,893,
513 号及びサカキバラの米国特許第5,201,230 号に開示
されたものがある。これらの引張り強度テスト装置は接
着された接合部を引き離す(pull apart)のに必要な引張
り力すなわち「引張り強度(tensile strength)」を測定
することは可能であるが、接合されている紙部材を剥離
する(peel apart)のに必要な引張り力すなわち「剥離強
度(peel strength) 」については正確に測定することは
できない。接合された紙部材の接合強度をより正確に測
定するためには、剥離強度を測定する必要がある。ま
た、これらのテスト装置は、その構造が複雑であるた
め、非常に高価である。したがって、より望ましい接着
強度テストシステムとは、引張り強度の代わりに剥離強
度を測定できるシステムであって、しかも、安価なシス
テムということになる。また、接着剤で接合された接合
部の接着強度テストシステムにおいては、接合部の剥離
強度をテストする装置が使用されることが知られてい
る。このような剥離強度テスト装置としては、たとえ
ば、シュミット(Schmitt) の米国特許第3,850,033 号及
びリーブレンズ外の米国特許第4,080,825 号に開示され
たものがある。これらの剥離強度テスト装置によれば、
接着された接合部の剥離強度を測定することが可能であ
るが、これら装置にはモータが使用されているため、モ
ータの信頼性の影響を受ける。すなわち、モータが故障
すると、これらの装置を使用することができなくなる。
さらに、これらの装置は、その構造が複雑であるため、
非常に高価である。したがって、さらに望ましい接着強
度テストシステムとは、接合部の剥離強度を測定できる
安価なシステムであって、しかも、モータを使用してい
ないシステムということになる。
ストシステムにおいては、接合部の引張り強度(tensile
strength)をテストする装置が使用されることが知られ
ている。このような引張り強度テスト装置としては、た
とえば、シュローダ(Schroeder) 外の米国特許第4,893,
513 号及びサカキバラの米国特許第5,201,230 号に開示
されたものがある。これらの引張り強度テスト装置は接
着された接合部を引き離す(pull apart)のに必要な引張
り力すなわち「引張り強度(tensile strength)」を測定
することは可能であるが、接合されている紙部材を剥離
する(peel apart)のに必要な引張り力すなわち「剥離強
度(peel strength) 」については正確に測定することは
できない。接合された紙部材の接合強度をより正確に測
定するためには、剥離強度を測定する必要がある。ま
た、これらのテスト装置は、その構造が複雑であるた
め、非常に高価である。したがって、より望ましい接着
強度テストシステムとは、引張り強度の代わりに剥離強
度を測定できるシステムであって、しかも、安価なシス
テムということになる。また、接着剤で接合された接合
部の接着強度テストシステムにおいては、接合部の剥離
強度をテストする装置が使用されることが知られてい
る。このような剥離強度テスト装置としては、たとえ
ば、シュミット(Schmitt) の米国特許第3,850,033 号及
びリーブレンズ外の米国特許第4,080,825 号に開示され
たものがある。これらの剥離強度テスト装置によれば、
接着された接合部の剥離強度を測定することが可能であ
るが、これら装置にはモータが使用されているため、モ
ータの信頼性の影響を受ける。すなわち、モータが故障
すると、これらの装置を使用することができなくなる。
さらに、これらの装置は、その構造が複雑であるため、
非常に高価である。したがって、さらに望ましい接着強
度テストシステムとは、接合部の剥離強度を測定できる
安価なシステムであって、しかも、モータを使用してい
ないシステムということになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記説明から明らかな
ように、この業界で必要とされている接着強度テスト装
置に求められている要件は、接合部の剥離強度を測定で
きること、その構造が簡単かつ斬新であるために安価で
あること、及び、モータを使用していないことである。
この発明の目的は、上記及びその他の要件を満たすこと
である。
ように、この業界で必要とされている接着強度テスト装
置に求められている要件は、接合部の剥離強度を測定で
きること、その構造が簡単かつ斬新であるために安価で
あること、及び、モータを使用していないことである。
この発明の目的は、上記及びその他の要件を満たすこと
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、接着剤で接
合された接合部の剥離強度を測定するための装置であっ
て、第1の側、第2の側、第1の側及び第2の側の間に
形成された接着剤による接合部を有するボール紙部材
と、ベース手段と、ベース手段の一端に動作可能に取り
付けられた付勢力付与手段と、付勢力付与手段の一端及
びボール紙部材の第1の側に動作可能に連結された第1
の把持手段と、ベース手段及び第1の把持手段に対して
動作可能に連結されたガイド手段と、ボール紙部材の第
2の側及びガイド手段に対して動作可能に連結された第
2の把持手段と、ガイド手段に対して動作可能に連結さ
れるとともに第1及び第2の把持手段の間に配置された
剥離強度指示手段と、ボール紙部材の第1及び第2の側
を接合部に沿って剥離させて接合部の剥離強度測定する
ために、第2の把持手段に対して動作可能に連結されて
これを直線状に駆動させる駆動手段とを有する。
合された接合部の剥離強度を測定するための装置であっ
て、第1の側、第2の側、第1の側及び第2の側の間に
形成された接着剤による接合部を有するボール紙部材
と、ベース手段と、ベース手段の一端に動作可能に取り
付けられた付勢力付与手段と、付勢力付与手段の一端及
びボール紙部材の第1の側に動作可能に連結された第1
の把持手段と、ベース手段及び第1の把持手段に対して
動作可能に連結されたガイド手段と、ボール紙部材の第
2の側及びガイド手段に対して動作可能に連結された第
2の把持手段と、ガイド手段に対して動作可能に連結さ
れるとともに第1及び第2の把持手段の間に配置された
剥離強度指示手段と、ボール紙部材の第1及び第2の側
を接合部に沿って剥離させて接合部の剥離強度測定する
ために、第2の把持手段に対して動作可能に連結されて
これを直線状に駆動させる駆動手段とを有する。
【0005】
【発明の実施の形態】好ましい実施形態においては、付
勢力付与手段はばね又はチェーンである。また、ガイド
手段はレールであり、剥離強度指示手段は指針と目盛板
とから構成されている。さらに、駆動手段は手動式、空
気圧式又は油圧式のもののいずれでもよい。さらに別の
実施形態における装置によれば、接合部の剥離強度を簡
便かつ正確に測定可能であり、再現性もよい。この発明
の装置は、軽量であり、組立及び修理が容易であり、剥
離強度の測定精度が高く、安定性に優れ、耐久性が高
く、しかも製造コストが低い。実際、この装置は、多く
の実施形態において、従来の装置よりも重量、組立及び
修理の容易さ、剥離強度の測定精度及び製造コストの面
で優れている。この発明の内容は以下の図面に基づく実
施例の説明から十分に明らかになるであろう。
勢力付与手段はばね又はチェーンである。また、ガイド
手段はレールであり、剥離強度指示手段は指針と目盛板
とから構成されている。さらに、駆動手段は手動式、空
気圧式又は油圧式のもののいずれでもよい。さらに別の
実施形態における装置によれば、接合部の剥離強度を簡
便かつ正確に測定可能であり、再現性もよい。この発明
の装置は、軽量であり、組立及び修理が容易であり、剥
離強度の測定精度が高く、安定性に優れ、耐久性が高
く、しかも製造コストが低い。実際、この装置は、多く
の実施形態において、従来の装置よりも重量、組立及び
修理の容易さ、剥離強度の測定精度及び製造コストの面
で優れている。この発明の内容は以下の図面に基づく実
施例の説明から十分に明らかになるであろう。
【0006】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。まず、第1実施例について説明する。図1
に示されているように、装置2は接着剤で接合された二
枚のボール紙の接合部の剥離強度を測定するための測定
装置である。装置2はベース4、緩衝手段としての従来
のダッシュポット6、従来のばね24、把持機構34、
直線状のレール42、指針スライダ44、目盛り板48
及び把持機構51を構成要件として含む。ダッシュポッ
ト6はその一端においてベース4に固定されている。固
定手段としては、ブラケット8及び通常のファスナ9,
10が使用されている。ダッシュポット6の他端は通常
のファスナ28,32によってブラケット30に連結さ
れている。ベース4には通常のファスナ18によって従
来のブラケット16が固定されている。ばね24はその
一端において従来のアイボルト20を介してねじ22に
よってブラケット16に取り付けられている。ばね24
の他端はブラケット26に係止されている。アイボルト
20を用いることによって、ばね24によって付与され
る力を調節することができる。なお、ブラケット16を
番号12で示される位置に配置して、ばね定数(K)の
小さい長いばねを使用することも可能である。
て説明する。まず、第1実施例について説明する。図1
に示されているように、装置2は接着剤で接合された二
枚のボール紙の接合部の剥離強度を測定するための測定
装置である。装置2はベース4、緩衝手段としての従来
のダッシュポット6、従来のばね24、把持機構34、
直線状のレール42、指針スライダ44、目盛り板48
及び把持機構51を構成要件として含む。ダッシュポッ
ト6はその一端においてベース4に固定されている。固
定手段としては、ブラケット8及び通常のファスナ9,
10が使用されている。ダッシュポット6の他端は通常
のファスナ28,32によってブラケット30に連結さ
れている。ベース4には通常のファスナ18によって従
来のブラケット16が固定されている。ばね24はその
一端において従来のアイボルト20を介してねじ22に
よってブラケット16に取り付けられている。ばね24
の他端はブラケット26に係止されている。アイボルト
20を用いることによって、ばね24によって付与され
る力を調節することができる。なお、ブラケット16を
番号12で示される位置に配置して、ばね定数(K)の
小さい長いばねを使用することも可能である。
【0007】ブラケット26は通常のファスナ27によ
ってベース4に固定されている。また、ブラケット30
は通常のファスナ37によって把持機構34に固定され
ている。把持機構34について説明すると、この把持機
構34は支持プレート36、把持プレート38及びねじ
40をを有する。ねじ40によって、把持プレート38
が支持プレート36に対して接触した状態に保持されて
いる。把持機構34は従来のスライドブロック41(図
2)によって従来の直線状のレール42にスライド可能
に取り付けられている。指針スライダ44は把持機構3
4に隣接して配置されている。指針スライダ44には指
針46が設けられている。指針スライダ44は従来のス
ライドブロック45(図2)によってレール42にスラ
イド可能に取り付けられている。目盛り板48は剥離強
度をポンド(LBF) 単位で測定するための部材であり、指
針46に隣接して配置されている。
ってベース4に固定されている。また、ブラケット30
は通常のファスナ37によって把持機構34に固定され
ている。把持機構34について説明すると、この把持機
構34は支持プレート36、把持プレート38及びねじ
40をを有する。ねじ40によって、把持プレート38
が支持プレート36に対して接触した状態に保持されて
いる。把持機構34は従来のスライドブロック41(図
2)によって従来の直線状のレール42にスライド可能
に取り付けられている。指針スライダ44は把持機構3
4に隣接して配置されている。指針スライダ44には指
針46が設けられている。指針スライダ44は従来のス
ライドブロック45(図2)によってレール42にスラ
イド可能に取り付けられている。目盛り板48は剥離強
度をポンド(LBF) 単位で測定するための部材であり、指
針46に隣接して配置されている。
【0008】ストッパーとしての通常のブラケット64
が通常のファスナ66によってベース4に固定されてい
る。ブラケット64はレール42に沿って移動する指針
スライダ44の前方への移動を制限するためのストッパ
ーとして機能する。把持機構51は指針スライダ44に
隣接して配置されている。把持機構51は構造的には把
持機構34に類似した部材である。すなわち、把持機構
51は支持プレート50、把持プレート52、従来のフ
ァスナ53及びつまみねじ54を有する。そして、把持
機構34と同様に、支持プレート50はファスナ53に
よって把持機構51の基板に結合されている。また、把
持プレート52はつまみねじ54によって支持プレート
50に保持されている。把持機構51はスライドブロッ
ク55(図2)によってレール42にスライド可能に取
り付けられている。さらに、把持機構51にはこの把持
機構51をレール42に沿ってスライドさせるためのハ
ンドル56が設けられている。レール42は従来のファ
スナ58によってベース4に固定されている。また、ベ
ース4には、従来のシールド60が従来のファスナ62
によって固定されている。シールド60はプレキシグラ
ス(Plexiglas,商標名)等の透明な重合体材料で形成さ
れたものが望ましい。図2に示されているように、ハン
ドル56はファスナ57によって把持機構51の基板に
固定されている。最後に、ダッシュポット6、ブラケッ
ト30、把持機構34,51及びレール42の位置関係
は図3に示されている通りである。
が通常のファスナ66によってベース4に固定されてい
る。ブラケット64はレール42に沿って移動する指針
スライダ44の前方への移動を制限するためのストッパ
ーとして機能する。把持機構51は指針スライダ44に
隣接して配置されている。把持機構51は構造的には把
持機構34に類似した部材である。すなわち、把持機構
51は支持プレート50、把持プレート52、従来のフ
ァスナ53及びつまみねじ54を有する。そして、把持
機構34と同様に、支持プレート50はファスナ53に
よって把持機構51の基板に結合されている。また、把
持プレート52はつまみねじ54によって支持プレート
50に保持されている。把持機構51はスライドブロッ
ク55(図2)によってレール42にスライド可能に取
り付けられている。さらに、把持機構51にはこの把持
機構51をレール42に沿ってスライドさせるためのハ
ンドル56が設けられている。レール42は従来のファ
スナ58によってベース4に固定されている。また、ベ
ース4には、従来のシールド60が従来のファスナ62
によって固定されている。シールド60はプレキシグラ
ス(Plexiglas,商標名)等の透明な重合体材料で形成さ
れたものが望ましい。図2に示されているように、ハン
ドル56はファスナ57によって把持機構51の基板に
固定されている。最後に、ダッシュポット6、ブラケッ
ト30、把持機構34,51及びレール42の位置関係
は図3に示されている通りである。
【0009】次に、装置2の動作について説明する。先
ず、二枚のボール紙を接着剤で接合することによって形
成されたテスト試料が把持機構34,51に配置され
る。なお、テスト試料における二枚のボール紙はそれら
が相互に平行に配置された状態で接合されている。さら
に、それぞれのボール紙の端部は接合されておらず、各
端部を引っ張ることによって二枚のボール紙の接合部の
剥離強度を測定できるように構成されている。テスト試
料の一端は把持機構34の支持プレート36と把持プレ
ート38との間に配置される。次に、ねじ40が回さ
れ、把持プレート38が支持プレート36に対して押圧
されることによって、テスト試料の一端は両プレートの
間に把持され、把持機構34に固定される。同様に、テ
スト試料の他端は把持機構51の支持プレート50と把
持プレート52との間に把持され、把持機構51に固定
される。
ず、二枚のボール紙を接着剤で接合することによって形
成されたテスト試料が把持機構34,51に配置され
る。なお、テスト試料における二枚のボール紙はそれら
が相互に平行に配置された状態で接合されている。さら
に、それぞれのボール紙の端部は接合されておらず、各
端部を引っ張ることによって二枚のボール紙の接合部の
剥離強度を測定できるように構成されている。テスト試
料の一端は把持機構34の支持プレート36と把持プレ
ート38との間に配置される。次に、ねじ40が回さ
れ、把持プレート38が支持プレート36に対して押圧
されることによって、テスト試料の一端は両プレートの
間に把持され、把持機構34に固定される。同様に、テ
スト試料の他端は把持機構51の支持プレート50と把
持プレート52との間に把持され、把持機構51に固定
される。
【0010】この状態で、把持機構51が把持機構34
から離れる方向へ手動で動かされる。そうすると、把持
機構34はばね24によって制限されているため、テス
ト試料に対してその接合部を剥離させる力が付与され、
接合部の剥離強度が測定される。上記のように、把持機
構34,51はそれぞれスライドブロック41,55に
取り付けられており、レール42に沿ってスライド可能
である。このため、把持機構34,51は同一直線上に
正確に位置合わせされた状態で保持され、テスト試料に
対してその接合部を剥離させる力は常に一定の方向に付
与されることになる。このことは、剥離強度の測定に際
して、測定精度及び再現性を向上させるという点におい
て重要である。測定精度はレール42の摩擦係数が低い
ほど高くなる。また、測定精度は把持機構34,51に
対するテスト試料の取り付け状態によっても影響を受け
る。したがって、支持プレート36,50に対する把持
プレート38,52の配置は、テスト試料をいつでも最
大かつ決まった長さだけ把持させることができるように
設定されている。先に述べたように、把持機構34,5
1は、それぞれ、ねじ40及びつまみねじ54を締める
ことによって閉止される。それぞれの把持機構34,5
4内には従来の圧縮ばね(図示せず)が設けられてお
り、ねじ40及びつまみねじ54が緩められたときに
は、これらの圧縮ばねの作用によって、把持機構34,
51が開放される。
から離れる方向へ手動で動かされる。そうすると、把持
機構34はばね24によって制限されているため、テス
ト試料に対してその接合部を剥離させる力が付与され、
接合部の剥離強度が測定される。上記のように、把持機
構34,51はそれぞれスライドブロック41,55に
取り付けられており、レール42に沿ってスライド可能
である。このため、把持機構34,51は同一直線上に
正確に位置合わせされた状態で保持され、テスト試料に
対してその接合部を剥離させる力は常に一定の方向に付
与されることになる。このことは、剥離強度の測定に際
して、測定精度及び再現性を向上させるという点におい
て重要である。測定精度はレール42の摩擦係数が低い
ほど高くなる。また、測定精度は把持機構34,51に
対するテスト試料の取り付け状態によっても影響を受け
る。したがって、支持プレート36,50に対する把持
プレート38,52の配置は、テスト試料をいつでも最
大かつ決まった長さだけ把持させることができるように
設定されている。先に述べたように、把持機構34,5
1は、それぞれ、ねじ40及びつまみねじ54を締める
ことによって閉止される。それぞれの把持機構34,5
4内には従来の圧縮ばね(図示せず)が設けられてお
り、ねじ40及びつまみねじ54が緩められたときに
は、これらの圧縮ばねの作用によって、把持機構34,
51が開放される。
【0011】ばねで制限された把持機構34の動作は緩
衝手段としてのダッシュポット6によって緩衝される。
すなわち、ダッシュポット6はテスト試料のボール紙が
引き剥がされたときに発生する力の微小変動に起因する
振動を緩和させるため、テスト試料のボール紙が引き剥
がされた後における把持機構34の戻り動作を緩やかに
する。把持機構34に取り付けられたばね24の伸びは
テスト試料のボール紙が引き剥がされた時点においてテ
スト試料に加えられた力に対応する。指針スライダ44
はばねで制限された把持機構34の最大移動距離すなわ
ちばね24の伸びを記録する。そして、この移動距離は
指針46と目盛り板48とによって力の単位、すなわ
ち、ポンド(LBF) に変換される。測定される移動距離(s
pan)はばね24の弾性によって決まる。測定される移動
距離ゼロはばね24の初張力に等しく、アイボルト20
及びファスナ22によって調節可能である。この装置2
の構成部材のうち、ベース4、把持機構34,51、ブ
ラケット8,12,16,26及び30、及びレール4
2はアルミニウムで形成されている。
衝手段としてのダッシュポット6によって緩衝される。
すなわち、ダッシュポット6はテスト試料のボール紙が
引き剥がされたときに発生する力の微小変動に起因する
振動を緩和させるため、テスト試料のボール紙が引き剥
がされた後における把持機構34の戻り動作を緩やかに
する。把持機構34に取り付けられたばね24の伸びは
テスト試料のボール紙が引き剥がされた時点においてテ
スト試料に加えられた力に対応する。指針スライダ44
はばねで制限された把持機構34の最大移動距離すなわ
ちばね24の伸びを記録する。そして、この移動距離は
指針46と目盛り板48とによって力の単位、すなわ
ち、ポンド(LBF) に変換される。測定される移動距離(s
pan)はばね24の弾性によって決まる。測定される移動
距離ゼロはばね24の初張力に等しく、アイボルト20
及びファスナ22によって調節可能である。この装置2
の構成部材のうち、ベース4、把持機構34,51、ブ
ラケット8,12,16,26及び30、及びレール4
2はアルミニウムで形成されている。
【0012】次に、この発明の第2実施例について説明
する。図4及び図5に示されているように、装置100
は接着剤で接合された二枚のボール紙の接合部の剥離強
度を測定するための測定装置である。装置100は実質
的には図1から図3の装置2と同様な構成を有している
が、この装置100はベース104、ブラケット10
5、従来のファスナ106、延長部材107、従来のフ
ァスナ108、従来の機械加工法によってベース104
に形成されたスロット109、アクチュエーターロッド
110、ブラケット112、従来のファスナ114、フ
ァスナ116、アクチュエータ118、流量レギュレー
タ120、流量表示装置121、及び従来のエアーイン
レットバルブ122を含む。ブラケット105は把持機
構51の延長部である。ブラケット105には延長部材
107がファスナ106によって固定されている。延長
部材107にはアクチュエーターロッド110がファス
ナ108によって連結されている。延長部材107はス
ロット109に沿ってベース104の長手方向に延びて
いる。アクチュエータ118はブラケット112及びフ
ァスナ116によってベース104に固定されている。
なお、ブラケット112はファスナ114によってベー
ス104に固定されている。
する。図4及び図5に示されているように、装置100
は接着剤で接合された二枚のボール紙の接合部の剥離強
度を測定するための測定装置である。装置100は実質
的には図1から図3の装置2と同様な構成を有している
が、この装置100はベース104、ブラケット10
5、従来のファスナ106、延長部材107、従来のフ
ァスナ108、従来の機械加工法によってベース104
に形成されたスロット109、アクチュエーターロッド
110、ブラケット112、従来のファスナ114、フ
ァスナ116、アクチュエータ118、流量レギュレー
タ120、流量表示装置121、及び従来のエアーイン
レットバルブ122を含む。ブラケット105は把持機
構51の延長部である。ブラケット105には延長部材
107がファスナ106によって固定されている。延長
部材107にはアクチュエーターロッド110がファス
ナ108によって連結されている。延長部材107はス
ロット109に沿ってベース104の長手方向に延びて
いる。アクチュエータ118はブラケット112及びフ
ァスナ116によってベース104に固定されている。
なお、ブラケット112はファスナ114によってベー
ス104に固定されている。
【0013】流量レギュレータ120は従来のものであ
り、ファスナ(図示せず)によってアクチュエータ11
8の一端に連結されている。流量レギュレータ120に
は流量表示装置121が含まれる。アクチュエータ11
8の他端にはエアーインレットバルブ122が配置され
ている。装置100の各構成部材の位置関係、特に、ダ
ッシュポット6、ブラケット30、把持機構34,5
1、レール42、ベース104、ブラケット105、フ
ァスナ106、アクチュエータ118、流量レギュレー
タ120及びエアーインレットバルブ122の位置関係
は図6に示されている通りである。なお、ベース10
4、ブラケット105、延長部107及びブラケット1
12は好ましくはアルミニウムで形成される。
り、ファスナ(図示せず)によってアクチュエータ11
8の一端に連結されている。流量レギュレータ120に
は流量表示装置121が含まれる。アクチュエータ11
8の他端にはエアーインレットバルブ122が配置され
ている。装置100の各構成部材の位置関係、特に、ダ
ッシュポット6、ブラケット30、把持機構34,5
1、レール42、ベース104、ブラケット105、フ
ァスナ106、アクチュエータ118、流量レギュレー
タ120及びエアーインレットバルブ122の位置関係
は図6に示されている通りである。なお、ベース10
4、ブラケット105、延長部107及びブラケット1
12は好ましくはアルミニウムで形成される。
【0014】次に、装置100の動作について説明す
る。装置100の動作は装置2の動作と実質的に同一で
ある。しかしながら、装置2においては、剥離強度テス
トに際して、把持機構51に対して一様かつ適正な速度
で(1/4秒を越えるゆっくりとした所要時間で)引張
り動作が付与される必要があり、オペレータによって把
持機構51に対して急激な引張り動作が加えられた場合
には、測定値に誤差を生じる。引張り速度が極めて速い
場合には、測定値は正しい値よりも低い値となる。なぜ
なら、ばねで制限された把持機構34(図1)のばねシ
ステムは応答性が低く、実際のばね力に対応する平衡値
への変化時間が長いからである。逆に、測定値が正しい
値よりも高い値となることもある。その理由は、ばねで
制限された把持機構34の最大移動距離を記録するよう
に設定されている指針スライダ44(図1)が非常に速
く移動するため、停止すべき位置で止まりきれずにその
位置を通り越してしまうことがあるからである。
る。装置100の動作は装置2の動作と実質的に同一で
ある。しかしながら、装置2においては、剥離強度テス
トに際して、把持機構51に対して一様かつ適正な速度
で(1/4秒を越えるゆっくりとした所要時間で)引張
り動作が付与される必要があり、オペレータによって把
持機構51に対して急激な引張り動作が加えられた場合
には、測定値に誤差を生じる。引張り速度が極めて速い
場合には、測定値は正しい値よりも低い値となる。なぜ
なら、ばねで制限された把持機構34(図1)のばねシ
ステムは応答性が低く、実際のばね力に対応する平衡値
への変化時間が長いからである。逆に、測定値が正しい
値よりも高い値となることもある。その理由は、ばねで
制限された把持機構34の最大移動距離を記録するよう
に設定されている指針スライダ44(図1)が非常に速
く移動するため、停止すべき位置で止まりきれずにその
位置を通り越してしまうことがあるからである。
【0015】図4から図6に示されている第2実施例の
装置100によれば、異なるオペレータによる操作上の
癖等の影響をなくすことができる。装置100において
は、もともと手動で引っ張って操作するように設計され
ている把持機構、すなわち、把持機構51は油圧シリン
ダ又は空気圧シリンダ等のアクチュエータ118によっ
て作動される。したがって、オペレータが代わっても、
把持機構51に対して、予め設定された所定の速度で引
張り動作を付与することができる。なお、この実施例に
おいては、アクチュエータ118は空気圧シリンダであ
り、空気はエアーインレットバルブ122を通じて供給
される。エアーの流量は流量レギュレータ120及び流
量表示装置121によって調節される。そして、アクチ
ュエータ118によって発生する力がテスト試料のボー
ル紙を剥離させ得る充分な力よりもさらに大きくなるよ
うに、エアーインレットバルブ122は調整される。エ
アーの流量はアクチュエータ118の作動速度が所望の
値となるように設定される。エアーインレットバルブ1
22はエアー供給ラインに設けられた手動式のバルブで
あり、このエアーインレットバルブ122を開いてアク
チュエータ118を作動させることによって、剥離強度
テストを実施することができる。
装置100によれば、異なるオペレータによる操作上の
癖等の影響をなくすことができる。装置100において
は、もともと手動で引っ張って操作するように設計され
ている把持機構、すなわち、把持機構51は油圧シリン
ダ又は空気圧シリンダ等のアクチュエータ118によっ
て作動される。したがって、オペレータが代わっても、
把持機構51に対して、予め設定された所定の速度で引
張り動作を付与することができる。なお、この実施例に
おいては、アクチュエータ118は空気圧シリンダであ
り、空気はエアーインレットバルブ122を通じて供給
される。エアーの流量は流量レギュレータ120及び流
量表示装置121によって調節される。そして、アクチ
ュエータ118によって発生する力がテスト試料のボー
ル紙を剥離させ得る充分な力よりもさらに大きくなるよ
うに、エアーインレットバルブ122は調整される。エ
アーの流量はアクチュエータ118の作動速度が所望の
値となるように設定される。エアーインレットバルブ1
22はエアー供給ラインに設けられた手動式のバルブで
あり、このエアーインレットバルブ122を開いてアク
チュエータ118を作動させることによって、剥離強度
テストを実施することができる。
【0016】次に、この発明の第3実施例について説明
する。図7に示されているように、装置150は接着剤
で接合された二枚のボール紙の接合部の剥離強度を測定
するための測定装置である。装置150は実質的には装
置2及び装置100と同様な構成を有しているが、この
装置150はベース152、緩衝手段としてのスナッバ
154、延長部材107、重りとしての従来のチェーン
158、従来のチェーン把持機構160、チェーントレ
ー162及び従来のファスナ164を含む。なお、先の
実施例と同様なシールドを設けてもよい。
する。図7に示されているように、装置150は接着剤
で接合された二枚のボール紙の接合部の剥離強度を測定
するための測定装置である。装置150は実質的には装
置2及び装置100と同様な構成を有しているが、この
装置150はベース152、緩衝手段としてのスナッバ
154、延長部材107、重りとしての従来のチェーン
158、従来のチェーン把持機構160、チェーントレ
ー162及び従来のファスナ164を含む。なお、先の
実施例と同様なシールドを設けてもよい。
【0017】次に、装置150の動作について説明す
る。装置150の動作は装置2及び装置100の動作と
実質的に同一である。テスト試料は把持機構34,51
にしっかりと保持される。把持機構34はチェーン把持
機構160によってチェーン158に固定されている。
把持機構51が手動又は機械的に作動されてこの把持機
構51に引張り力が付与されると、テスト試料に力が付
与され、剥離強度テストが行われる。把持機構34,5
1は図1から図6に示されているような従来のスライド
ブロックに取り付けられている。これにより、把持機構
34,51は同一直線上に正確に位置合わせされた状態
で保持され、テスト試料に対してその接合部を剥離させ
る力は常に一定の方向に付与されることになる。このこ
とは、剥離強度の測定に際して、測定精度及び再現性を
向上させるという点において重要である。
る。装置150の動作は装置2及び装置100の動作と
実質的に同一である。テスト試料は把持機構34,51
にしっかりと保持される。把持機構34はチェーン把持
機構160によってチェーン158に固定されている。
把持機構51が手動又は機械的に作動されてこの把持機
構51に引張り力が付与されると、テスト試料に力が付
与され、剥離強度テストが行われる。把持機構34,5
1は図1から図6に示されているような従来のスライド
ブロックに取り付けられている。これにより、把持機構
34,51は同一直線上に正確に位置合わせされた状態
で保持され、テスト試料に対してその接合部を剥離させ
る力は常に一定の方向に付与されることになる。このこ
とは、剥離強度の測定に際して、測定精度及び再現性を
向上させるという点において重要である。
【0018】測定精度はレール42の摩擦係数が低いほ
ど高くなる(実際の測定では、チェーンで荷重がかけら
れた把持機構34の自由な動作が摩擦力によって制限さ
れるため、測定値は低い値となる)。測定精度は把持機
構34,51に対するテスト試料の取り付け状態によっ
ても影響を受ける。したがって、把持機構の配置は、テ
スト試料をいつでも最大かつ決まった長さだけ把持させ
ることができるように設定されている。把持機構34,
51は、それぞれ、ねじ40及びつまみねじ54を締め
ることによって閉止される。ねじ40及びつまみねじ5
4が緩められたときには、それぞれの把持機構34,5
1内に設けられた圧縮ばね(図示せず)の作用によっ
て、把持機構34,51が開放される。
ど高くなる(実際の測定では、チェーンで荷重がかけら
れた把持機構34の自由な動作が摩擦力によって制限さ
れるため、測定値は低い値となる)。測定精度は把持機
構34,51に対するテスト試料の取り付け状態によっ
ても影響を受ける。したがって、把持機構の配置は、テ
スト試料をいつでも最大かつ決まった長さだけ把持させ
ることができるように設定されている。把持機構34,
51は、それぞれ、ねじ40及びつまみねじ54を締め
ることによって閉止される。ねじ40及びつまみねじ5
4が緩められたときには、それぞれの把持機構34,5
1内に設けられた圧縮ばね(図示せず)の作用によっ
て、把持機構34,51が開放される。
【0019】スナッバ154は従来の一方向スナッバで
あり、テスト試料が引き離された後に、チェーンで荷重
がかけられた把持機構34をゆっくりと戻す機能を有す
る。また、この装置150にはストッパ166が設けら
れており、把持機構34が所定の位置を越えて降下しな
いように設計されている。テスト試料に加えられる荷重
は下方の把持機構34の重量とこの把持機構34にぶら
下がった状態にあるチェーン158の重量の合計に等し
い。指針スライダ44は下方の把持機構34の上方への
最大移動距離を記録する。そして、この移動距離は指針
46と目盛り板48とによって力の単位、すなわち、ポ
ンド(LBF) に変換される。測定される移動距離(span)は
チェーン158の寸法(単位長さ当たりの重量)によっ
て決まる。測定される移動距離ゼロは、下方の把持機構
34が最下方の位置にある状態において、把持機構34
の重量とこの把持機構34にぶら下がった状態にあるチ
ェーン158の重量の合計に等しい。この装置150の
利点は(同一寸法のチェーンに関して)目盛りの間隔が
一定になることである。なお、ベース152及びチェー
ントレー162は好ましくはアルミニウムで形成され
る。
あり、テスト試料が引き離された後に、チェーンで荷重
がかけられた把持機構34をゆっくりと戻す機能を有す
る。また、この装置150にはストッパ166が設けら
れており、把持機構34が所定の位置を越えて降下しな
いように設計されている。テスト試料に加えられる荷重
は下方の把持機構34の重量とこの把持機構34にぶら
下がった状態にあるチェーン158の重量の合計に等し
い。指針スライダ44は下方の把持機構34の上方への
最大移動距離を記録する。そして、この移動距離は指針
46と目盛り板48とによって力の単位、すなわち、ポ
ンド(LBF) に変換される。測定される移動距離(span)は
チェーン158の寸法(単位長さ当たりの重量)によっ
て決まる。測定される移動距離ゼロは、下方の把持機構
34が最下方の位置にある状態において、把持機構34
の重量とこの把持機構34にぶら下がった状態にあるチ
ェーン158の重量の合計に等しい。この装置150の
利点は(同一寸法のチェーンに関して)目盛りの間隔が
一定になることである。なお、ベース152及びチェー
ントレー162は好ましくはアルミニウムで形成され
る。
【0020】この装置150においては、指針スライダ
44、ベース(この実施例ではコラムとも呼べる)4及
び上方の把持機構51を廃止してその構造をさらに簡素
化することもできる。すなわち、装置150の必須の構
成要素は下方の把持機構34(一端にチェーン158が
取り付けられ、他端にテスト試料が把持されている)で
ある。この装置150においては、テスト試料はチェー
ントレー162から持ち上げられているチェーン158
の重量がテスト試料の接合部の剥離強度と一致するまで
引き上げられる。なお、チェーン158に色分け等の目
印を施して、テスト試料に加えられた最大荷重を目視に
よって測定することができるようにしてもよい。
44、ベース(この実施例ではコラムとも呼べる)4及
び上方の把持機構51を廃止してその構造をさらに簡素
化することもできる。すなわち、装置150の必須の構
成要素は下方の把持機構34(一端にチェーン158が
取り付けられ、他端にテスト試料が把持されている)で
ある。この装置150においては、テスト試料はチェー
ントレー162から持ち上げられているチェーン158
の重量がテスト試料の接合部の剥離強度と一致するまで
引き上げられる。なお、チェーン158に色分け等の目
印を施して、テスト試料に加えられた最大荷重を目視に
よって測定することができるようにしてもよい。
【0021】上述した実施例は発明の内容を説明するた
めの例に過ぎず、この発明の範囲を制限するものではな
い。したがって、上記実施例は、特許請求の範囲によっ
て限定される発明の範囲を逸脱しない限り、いかなる変
更も可能である。
めの例に過ぎず、この発明の範囲を制限するものではな
い。したがって、上記実施例は、特許請求の範囲によっ
て限定される発明の範囲を逸脱しない限り、いかなる変
更も可能である。
【図1】この発明の第1実施例における剥離強度測定装
置の平面図である。
置の平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の3−3線矢視図である。
【図4】この発明の第2実施例における剥離強度測定装
置の平面図である。
置の平面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】図4の6−6線矢視図である。
【図7】この発明の第3実施例における剥離強度測定装
置の側面図である。
置の側面図である。
4 ベース 6 ダッシュポット 20 アイボルト 24 ばね 34,51 把持機構 36,50 指示プレート 38,52 把持プレート 40 ねじ 41,55 スライドブロック 42 レール 44 指針スライダ 48 目盛板 54 つまみねじ 118 アクチュエータ 154 スナッバ
Claims (21)
- 【請求項1】 接着剤で接合された接合部の剥離強度を
測定するための装置であって、 第1の側と、第2の側と、前記第1の側と前記第2の側
との間に形成された接着剤による接合部とを有するボー
ル紙部材と、 ベース手段と、 前記ベース手段の一端に動作可能に取り付けられた付勢
力付与手段と、 前記付勢力付与手段の一端及び前記ボール紙部材の前記
第1の側に動作可能に連結された第1の把持手段と、 前記ベース手段及び前記第1の把持手段に対して動作可
能に連結されたガイド手段と、 前記ボール紙部材の前記第2の側及び前記ガイド手段に
対して動作可能に連結された第2の把持手段と、 前記ガイド手段に対して動作可能に連結されるとともに
前記第1及び第2の把持手段の間に配置された剥離強度
指示手段と、 前記ボール紙部材の前記第1及び第2の側を前記接合部
に沿って剥離させて前記接合部の剥離強度測定するため
に、前記第2の把持手段に対して動作可能に連結されて
これを直線状に駆動させる駆動手段と、 を有する装置。 - 【請求項2】 前記付勢力付与手段がばねである請求項
1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記付勢力付与手段が重りである請求項
1に記載の装置。 - 【請求項4】 前記重りがチェーンである請求項3に記
載の装置。 - 【請求項5】 前記ベース手段及び前記第1の把持手段
に対して動作可能に連結された緩衝手段をさらに有する
請求項1に記載の装置。 - 【請求項6】 前記緩衝手段がダッシュポットである請
求項5に記載の装置。 - 【請求項7】 前記緩衝手段がスナッバである請求項5
に記載の装置。 - 【請求項8】 前記ボール紙部材が、 相互にほぼ平行に配置された第1及び第2のボール紙シ
ートと、 前記第1及び前記第2のボール紙シートの間に形成され
た接着剤による接合部と、 相互に離間された前記第1及び第2のボール紙シートに
沿って位置するとともに前記接合部に隣接して位置する
領域と、 から構成されている請求項1に記載の装置。 - 【請求項9】 前記第1の把持手段が、 スライド手段と、 前記スライド手段に対して動作可能に連結された支持プ
レートと、 前記スライド手段に対して動作可能に連結された把持プ
レートと、 前記支持プレート及び前記把持プレートに対して動作可
能に取り付けられたファスナ部材と、 から構成されている請求項1に記載の装置。 - 【請求項10】 前記第2の把持手段が、 スライド手段と、 前記スライド手段に対して動作可能に連結された支持プ
レートと、 前記スライド手段に対して動作可能に連結された把持プ
レートと、 前記支持プレート及び前記把持プレートに対して動作可
能に取り付けられたファスナ部材と、 から構成されている請求項1に記載の装置。 - 【請求項11】 前記ばねがその力を調節するための調
節手段を有している請求項2に記載の装置。 - 【請求項12】 前記調節手段がアイボルトである請求
項11に記載の装置。 - 【請求項13】 前記ガイド手段がレールである請求項
1に記載の装置。 - 【請求項14】 前記剥離強度指示手段が、 指針スライダと、 前記指針スライダに隣接して配置された目盛板と、 から構成されている請求項1に記載の装置。
- 【請求項15】 前記駆動手段が手動式の駆動手段であ
る請求項1に記載の装置。 - 【請求項16】 前記駆動手段が空気圧式の駆動手段で
ある請求項1に記載の装置。 - 【請求項17】 前記駆動手段が油圧式の駆動手段であ
る請求項1に記載の装置。 - 【請求項18】 相互にほぼ平行に配置された二枚のボ
ール紙シートの間に形成された接着剤による接合部とそ
の接合部に隣接して位置する第1及び第2の端部とを有
するボール紙部材と、第1及び第2の把持手段と、付勢
力付与手段と、緩衝手段と、剥離強度指示手段と、駆動
手段とを有する装置を使用して、ボール紙シートの間の
接合部の剥離強度を測定する方法であって、 前記ボール紙シートの前記第1の端部を前記第1の把持
手段に把持させる段階と、 前記ボール紙シートの前記第2の端部を前記第2の把持
手段に把持させる段階と、 前記駆動手段によって前記第2の把持手段を駆動させる
段階と、 前記付勢力付与手段によって前記第1の把持手段に対し
て付勢力を付与する段階と、 前記緩衝手段によって前記駆動手段の駆動力を調節する
段階と、 前記ボール紙シートの前記第1及び第2の端部を引っ張
って前記接合部を剥離させる段階と、 前記第1の把持手段の戻り力を緩衝する段階と、 前記剥離強度指示手段によって前記接合部の剥離強度を
測定する段階と、 を有する方法。 - 【請求項19】 前記第2の把持手段を駆動させる段階
が手動によって行われる請求項18に記載の方法。 - 【請求項20】 前記第2の把持手段を駆動させる段階
が空気圧によって行われる請求項18に記載の方法。 - 【請求項21】 前記第2の把持手段を駆動させる段階
が油圧によって行われる請求項18に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/282,550 US5404751A (en) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | Method and apparatus for measuring the peel strength of an adhesively bonded paper joint |
US282550 | 1994-07-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0868745A true JPH0868745A (ja) | 1996-03-12 |
JP2735512B2 JP2735512B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=23082024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7185669A Expired - Lifetime JP2735512B2 (ja) | 1994-07-29 | 1995-07-21 | 剥離強度を測定する装置及び方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5404751A (ja) |
EP (1) | EP0694780A3 (ja) |
JP (1) | JP2735512B2 (ja) |
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