JPS5851612B2 - 貼合せ材料の接着強度試験装置 - Google Patents
貼合せ材料の接着強度試験装置Info
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- JPS5851612B2 JPS5851612B2 JP6542977A JP6542977A JPS5851612B2 JP S5851612 B2 JPS5851612 B2 JP S5851612B2 JP 6542977 A JP6542977 A JP 6542977A JP 6542977 A JP6542977 A JP 6542977A JP S5851612 B2 JPS5851612 B2 JP S5851612B2
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- closing
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- sliding
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Description
【発明の詳細な説明】
段ボールシートの強さは殆どの場合製箱した後の諸強度
が問題となるが、基本的には段ボールシートの強さが箱
の強さを決めることになる。
が問題となるが、基本的には段ボールシートの強さが箱
の強さを決めることになる。
段ボールシートの強度試験のうち接着強度試験は重要で
ある。
ある。
この接着強度試験はライナー1,2と中しん3とが完全
に接着しているかどうか、その強度を調べる試験である
。
に接着しているかどうか、その強度を調べる試験である
。
従来よりこの試験は日本工業規格にも示すようにピンテ
スタを用い、第1図の如く段の間に櫛状のピン4を入れ
て上下に引き剥がすことにより、その強度を測定してい
た。
スタを用い、第1図の如く段の間に櫛状のピン4を入れ
て上下に引き剥がすことにより、その強度を測定してい
た。
しかしながら段ボールシートの接着強度は実用的には第
1図に示すように上下に引張られた時の強度よりもむし
ろ、用途によって次のような幾つかの強度に分解して考
えるべきである。
1図に示すように上下に引張られた時の強度よりもむし
ろ、用途によって次のような幾つかの強度に分解して考
えるべきである。
即ち、段ボールシートの接着強度としては、引張(接着
強度)と圧縮(圧縮強度)の平面強さ、縦(接着強度)
と横(接着強度)の引き剥ぎ強さ、縦(接着強度)と横
(接着強度)の剪断強さの6種類が考えられる。
強度)と圧縮(圧縮強度)の平面強さ、縦(接着強度)
と横(接着強度)の引き剥ぎ強さ、縦(接着強度)と横
(接着強度)の剪断強さの6種類が考えられる。
ところが従来のピンテスタでは、接着強度要素の1つで
ある引張り強さのみの試験ができるだけであって前記6
種類の試験を1台の機械で全て行なうことは不可能であ
り、しかも従来はこの引張り強さのみで総合的な強さを
判断していたが、それだけでは不十分であった。
ある引張り強さのみの試験ができるだけであって前記6
種類の試験を1台の機械で全て行なうことは不可能であ
り、しかも従来はこの引張り強さのみで総合的な強さを
判断していたが、それだけでは不十分であった。
即ち、この点を第9図、第10図及び第11図について
説明すると、第9図は一般のA式段ボール箱の斜視図、
第10図は箱が圧縮されて変形した場合を示し、圧縮に
よる力(矢印A)と引張りによる力(矢印B)を合せた
矢印A、Bのような力(剪断)が作用していることを示
している。
説明すると、第9図は一般のA式段ボール箱の斜視図、
第10図は箱が圧縮されて変形した場合を示し、圧縮に
よる力(矢印A)と引張りによる力(矢印B)を合せた
矢印A、Bのような力(剪断)が作用していることを示
している。
第11図は第9図のC部詳細図である。
この第11図は2枚の段ボールシートの接合部(糊り貼
り)を示す詳細図で、箱に内容物を入れた場合の接合部
回りに作用する力の関係を示している。
り)を示す詳細図で、箱に内容物を入れた場合の接合部
回りに作用する力の関係を示している。
この図面からも分るように箱に外力が加わった場合、そ
の接合部は必ずしも平面引張り強さだけで表わされる状
態にはおかれていないことと、更に移動距離の関係が重
要であることが分る。
の接合部は必ずしも平面引張り強さだけで表わされる状
態にはおかれていないことと、更に移動距離の関係が重
要であることが分る。
以上の如〈従来の接着強度試験装置での強度は段ボール
シートが破壊する時の値で示しているが、実際には段ボ
ール箱は段ボールシートの破壊強度近辺で使用されるこ
とは少なく、破壊までの過程上で使用されるのが普通で
あるから、用途に合せて強さの要素に分解して測定でき
ることが必要となる。
シートが破壊する時の値で示しているが、実際には段ボ
ール箱は段ボールシートの破壊強度近辺で使用されるこ
とは少なく、破壊までの過程上で使用されるのが普通で
あるから、用途に合せて強さの要素に分解して測定でき
ることが必要となる。
本発明は前記従来の試験機による欠点を解消するために
提案されたもので、段ボールシートの接着強度を段ボー
ルシートの構造、用途(外装、内装、緩衝材等)に合せ
て強さの要素に分解して測定できるようにした貼合せ材
料の接着強度試験装置を提供することを目的とするもの
である。
提案されたもので、段ボールシートの接着強度を段ボー
ルシートの構造、用途(外装、内装、緩衝材等)に合せ
て強さの要素に分解して測定できるようにした貼合せ材
料の接着強度試験装置を提供することを目的とするもの
である。
この目的を遠戚するために本発明は、フレームに設けら
れたガイドに沿って摺動自在に装着された摺動テーブル
、同摺動テーブルのテーブル面に対し直角方向に前記フ
レームと一体に設けられたガイドに沿って摺動可能に、
かつ固着可能に装着された支点部材、同支点部材に着脱
可能なピンにより揺動自在に支持されそのテーブル面が
前記摺動テーブルのテーブル面と対面すべく配設された
開閉テーブル、前記摺動テーブルと開閉テーブルをテー
ブル面に対し直角方向に貫通して前記フレームに着脱自
在に装着される案内部材、前記摺動テーブルを前記ガイ
ドに沿って摺動させる第4の駆動機構、前記開閉テーブ
ルのテーブル面と反対側の面とフレームの間に介装され
開閉テーブルを移動する第2の駆動機構、前記摺動テー
ブルと開閉テーブルの両テーブル面にそれぞれ着脱自在
に取付けられ試験片をその外面部に固定する試験片取付
機構、前記摺動テーブルの移動距離と移動力を検出指示
する第1の測定機構及び前記開閉テーブルの移動距離と
移動力を検出指示する第2の測定機構とよりなる構成を
有し、先ず平面引張り強さを試験する場合には、開閉テ
ーブルの支点部材との係合をピンを外して解除し、同開
閉テーブルを案内部材に沿って引張り、その時の圧力と
距離との関係を第2の測定機構と第2の測定機構で読む
か、或は電気信号に変換して記録する。
れたガイドに沿って摺動自在に装着された摺動テーブル
、同摺動テーブルのテーブル面に対し直角方向に前記フ
レームと一体に設けられたガイドに沿って摺動可能に、
かつ固着可能に装着された支点部材、同支点部材に着脱
可能なピンにより揺動自在に支持されそのテーブル面が
前記摺動テーブルのテーブル面と対面すべく配設された
開閉テーブル、前記摺動テーブルと開閉テーブルをテー
ブル面に対し直角方向に貫通して前記フレームに着脱自
在に装着される案内部材、前記摺動テーブルを前記ガイ
ドに沿って摺動させる第4の駆動機構、前記開閉テーブ
ルのテーブル面と反対側の面とフレームの間に介装され
開閉テーブルを移動する第2の駆動機構、前記摺動テー
ブルと開閉テーブルの両テーブル面にそれぞれ着脱自在
に取付けられ試験片をその外面部に固定する試験片取付
機構、前記摺動テーブルの移動距離と移動力を検出指示
する第1の測定機構及び前記開閉テーブルの移動距離と
移動力を検出指示する第2の測定機構とよりなる構成を
有し、先ず平面引張り強さを試験する場合には、開閉テ
ーブルの支点部材との係合をピンを外して解除し、同開
閉テーブルを案内部材に沿って引張り、その時の圧力と
距離との関係を第2の測定機構と第2の測定機構で読む
か、或は電気信号に変換して記録する。
又平面圧縮強さの試験の場合は第2の駆動機構の開閉シ
リンダのピストンを押し出して開閉テーブルを介して試
験片を圧縮し、その時の圧力と距離の関係を第2の測定
機構で読むか、或は電気信号に変換して記録する。
リンダのピストンを押し出して開閉テーブルを介して試
験片を圧縮し、その時の圧力と距離の関係を第2の測定
機構で読むか、或は電気信号に変換して記録する。
次に引き剥ぎ強さ試験に於ける引き剥ぎ縦強さ試験の場
合は、開閉テーブルを支点部材に係合させた状態で案内
部材を取外した後、第2の駆動機構を作動させることに
より同開閉テーブルをピンを中心にして揺動させ、引き
剥ぎ縦強さを測定する。
合は、開閉テーブルを支点部材に係合させた状態で案内
部材を取外した後、第2の駆動機構を作動させることに
より同開閉テーブルをピンを中心にして揺動させ、引き
剥ぎ縦強さを測定する。
又引き剥ぎ横強さ試験の場合は、開閉テーブルをピンを
中心にして揺動させ、引き剥ぎ横強さを測定する。
中心にして揺動させ、引き剥ぎ横強さを測定する。
次に剪断縦又は横強さ試験の場合は、前記の如く案内部
材を取外した状態で第4の駆動機構を作動させることに
より、摺動テーブルを移動させ、その時の圧力と距離の
変化を記録する。
材を取外した状態で第4の駆動機構を作動させることに
より、摺動テーブルを移動させ、その時の圧力と距離の
変化を記録する。
従って本発明によると、1台の機械で平面引張り強さ、
平面圧縮強さ、縦引き剥ぎ強さ、横引き剥ぎ強さ、縦剪
断強さ、横剪断強さの6種類の接着強度試験が出来るの
で、貼合せ材料の用途に応じ、又その製造機械の特性の
分析に利用できる。
平面圧縮強さ、縦引き剥ぎ強さ、横引き剥ぎ強さ、縦剪
断強さ、横剪断強さの6種類の接着強度試験が出来るの
で、貼合せ材料の用途に応じ、又その製造機械の特性の
分析に利用できる。
また本発明によると、従来のピンテスタに於けるアタッ
チメントピンのような付属部品を必要とせず、簡単な機
構で貼合せ材料の平面強度、引き剥ぎ強度、剪断強度試
験による接着強度試験を貼合せ材料の構造、用途(外装
、内装、緩衝材等)に合せて強さの要素に分解して簡単
に測定できる等の効果を奏する。
チメントピンのような付属部品を必要とせず、簡単な機
構で貼合せ材料の平面強度、引き剥ぎ強度、剪断強度試
験による接着強度試験を貼合せ材料の構造、用途(外装
、内装、緩衝材等)に合せて強さの要素に分解して簡単
に測定できる等の効果を奏する。
以下本発明の実施例を図面について説明すると、第3図
〜第6図に於いて5は試験機本体を構成するフレームで
、同フレーム5に形成されているアリ溝6に案内されて
摺動するよう摺動テーブル7が取付けられている。
〜第6図に於いて5は試験機本体を構成するフレームで
、同フレーム5に形成されているアリ溝6に案内されて
摺動するよう摺動テーブル7が取付けられている。
摺動テーブル7はその上端にピン8を介して連結された
摺動シリンダ9の駆動によりアリ溝6に沿って摺動する
ようになっており、同摺動シリンダ9は上端がフレーム
5に固定されたブラケット10にピン11により枢支さ
れている。
摺動シリンダ9の駆動によりアリ溝6に沿って摺動する
ようになっており、同摺動シリンダ9は上端がフレーム
5に固定されたブラケット10にピン11により枢支さ
れている。
12は支点部材で、フレーム5に設けられたアリ溝13
に係合して摺動可能に取付けられており、同アリ溝13
は前記摺動テーブル7のテーブル面14に対し直角の向
きに設けられている。
に係合して摺動可能に取付けられており、同アリ溝13
は前記摺動テーブル7のテーブル面14に対し直角の向
きに設けられている。
15は開閉テーブルでそのテーブル面16が前記摺動テ
ーブル7のテーブル面14と対面するように配設される
と共に、前記支点部材12にピン17で揺動自在に支持
されている。
ーブル7のテーブル面14と対面するように配設される
と共に、前記支点部材12にピン17で揺動自在に支持
されている。
摺動テーブル7と開閉テーブル15の夫々の対面部のア
リ溝7’、 15′内には試験片取付板18.19が着
脱自在に挿入されるようになっており、同取付板18.
19の外面部18’、 19’jこは段ボール試験片S
が貼付け、又は吸着固定されるようになっている。
リ溝7’、 15′内には試験片取付板18.19が着
脱自在に挿入されるようになっており、同取付板18.
19の外面部18’、 19’jこは段ボール試験片S
が貼付け、又は吸着固定されるようになっている。
20は前記支点部材12をフレーム5に固定できる止ね
じである。
じである。
又前記開閉テーブル15はその背面に設けられた突部2
1を介しピン22により開閉シリンダ23のピストンに
枢支されている。
1を介しピン22により開閉シリンダ23のピストンに
枢支されている。
開閉シリンダ23の基部はフレーム5に取付けられたブ
ラケット24にピン25により枢支されている。
ラケット24にピン25により枢支されている。
更に開閉シリンダ23は図示しない流体圧回路で駆動さ
れ、開閉テーブル15をピン17との係合を解除した場
合そのテーブル面16が摺動テーブル7のテーブル面1
4と平行を保った状態で移動させることができ、或は同
開閉テーブル15をピン1Tを中心に揺動させることが
できるようになっている。
れ、開閉テーブル15をピン17との係合を解除した場
合そのテーブル面16が摺動テーブル7のテーブル面1
4と平行を保った状態で移動させることができ、或は同
開閉テーブル15をピン1Tを中心に揺動させることが
できるようになっている。
26は摺動シリンダ9に配管27を介して接続されたゲ
ージ、28は開閉シリンダ23に配管29を介して接続
されたゲージで、同ゲージ26.28は夫々シリンダ9
,23に作用している圧力を検出することにより、摺動
テーブル7及び開閉テーブル15に作用する力を指示す
ることができるようになっている。
ージ、28は開閉シリンダ23に配管29を介して接続
されたゲージで、同ゲージ26.28は夫々シリンダ9
,23に作用している圧力を検出することにより、摺動
テーブル7及び開閉テーブル15に作用する力を指示す
ることができるようになっている。
30はフレーム5に着脱自在に取付けられた4本の摺動
ピンで、摺動テーブル7及び開閉テーブル15の夫々の
4隅を貫通すると共に、同開閉テーブル15を摺動自在
に支持している。
ピンで、摺動テーブル7及び開閉テーブル15の夫々の
4隅を貫通すると共に、同開閉テーブル15を摺動自在
に支持している。
第5図に於いて31はフレーム5に固定されたスケール
で、摺動テーブル7と開閉テーブル15の間隔tを表示
するものである。
で、摺動テーブル7と開閉テーブル15の間隔tを表示
するものである。
又摺動テーブル7及び開閉テーブル15は第6図に示す
如く夫々の内部は空洞になっており、同空洞は図示しな
い真空源にパイプ32を介して接続され、夫々の試験片
取付板18.19に設けた孔33を介し各々の外面部1
8’、 19’に試験片Sを吸着固定できるようになっ
ている。
如く夫々の内部は空洞になっており、同空洞は図示しな
い真空源にパイプ32を介して接続され、夫々の試験片
取付板18.19に設けた孔33を介し各々の外面部1
8’、 19’に試験片Sを吸着固定できるようになっ
ている。
なお、試験片の外面部18′。19′への固定は糊付け
でもよく、この場合には孔33のない試験片取付板に交
換するものである。
でもよく、この場合には孔33のない試験片取付板に交
換するものである。
次に作用を説明すると、第1図は試験片取付板18又は
19の外面部18失は19′に試験片Sを糊付け、又は
真空圧を用いて取付けた状態を示す。
19の外面部18失は19′に試験片Sを糊付け、又は
真空圧を用いて取付けた状態を示す。
先ず糊付けの場合はライナー1,2の外側面に接着剤を
塗布し、2枚の試験片取付板18.19を段ボールシー
ト試険片Sの両側に貼付け、その状態で止ねじ20を緩
めた後、摺動テーブル7と開閉テーブル15の夫々のア
リ溝7吸び15すこ取付板18及び19を第3図の如く
挿入する。
塗布し、2枚の試験片取付板18.19を段ボールシー
ト試険片Sの両側に貼付け、その状態で止ねじ20を緩
めた後、摺動テーブル7と開閉テーブル15の夫々のア
リ溝7吸び15すこ取付板18及び19を第3図の如く
挿入する。
次いで試験片Sの厚さtが決ると、止ねじ20を締付け
て支点部材12をフレーム5に固定する。
て支点部材12をフレーム5に固定する。
又真空圧利用の場合は糊付けの必要はなく、真空源に連
結されたパイプ32及び孔33を介し試験片Sを試験片
取付板18.19の外面部18’、 19’に吸着させ
て固定する。
結されたパイプ32及び孔33を介し試験片Sを試験片
取付板18.19の外面部18’、 19’に吸着させ
て固定する。
次に第8図イ9口、ハ、二、ホ、へについて段ボールシ
ート試験片Sの各種の接着強度試験について説明する。
ート試験片Sの各種の接着強度試験について説明する。
先ず第8図イは平面引張り強さを試験する場合で、この
場合には第3図に於いて開閉テーブル15のフレーム5
への取付部、即ち支点部材12との係合をピン17を外
して解除する。
場合には第3図に於いて開閉テーブル15のフレーム5
への取付部、即ち支点部材12との係合をピン17を外
して解除する。
次いで開閉シリンダ23に空気圧又は油圧をかけ。
開閉テーブル15を4本の摺動ピン30に沿って引張り
、その時の圧力と距離との関係をゲージ28とスケール
31で読むか、或は電気信号に変換して記録する。
、その時の圧力と距離との関係をゲージ28とスケール
31で読むか、或は電気信号に変換して記録する。
又平面圧縮強さの試験の場合は第8図へに示す如く第8
図イと逆作動の場合であり、開閉シリンダ23のピスト
ンを押し出して開閉テーブル15を介し試験片Sを圧縮
し、その時の圧力と距離の関数をゲージ28とスケール
31で読むか、或は電気信号に変換して記録する。
図イと逆作動の場合であり、開閉シリンダ23のピスト
ンを押し出して開閉テーブル15を介し試験片Sを圧縮
し、その時の圧力と距離の関数をゲージ28とスケール
31で読むか、或は電気信号に変換して記録する。
次に引き剥ぎ強さ試験に於ける引き剥ぎ縦強さ試験の場
合は、第8図ハの如く試験片Sを摺動テーブルI及び開
閉テーブル15に取付けた取付板18.19の外面部1
8’、 19’に貼付けると共に開閉テーブル15を支
点部材12に係合させた状態で4本の摺動ピン30を取
外した後、開閉シリンダ23を作動させることにより開
閉テーブル15をピン17を中心にして揺動させ、引き
剥ぎ縦強さを測定する。
合は、第8図ハの如く試験片Sを摺動テーブルI及び開
閉テーブル15に取付けた取付板18.19の外面部1
8’、 19’に貼付けると共に開閉テーブル15を支
点部材12に係合させた状態で4本の摺動ピン30を取
外した後、開閉シリンダ23を作動させることにより開
閉テーブル15をピン17を中心にして揺動させ、引き
剥ぎ縦強さを測定する。
又引き剥ぎ横強さ試験の場合は、第8図口の如く試験片
Sを各外面部18’、 19’に貼付けた後第8図ハの
場合と同様に開閉シリンダ23を作動させ、開閉テーブ
ル15をピン17を中心にして揺動させ引き剥ぎ横強さ
を測定する。
Sを各外面部18’、 19’に貼付けた後第8図ハの
場合と同様に開閉シリンダ23を作動させ、開閉テーブ
ル15をピン17を中心にして揺動させ引き剥ぎ横強さ
を測定する。
次に剪断縦又は横強さ試験の場合は、第8図示又は二の
如く試験片Sを摺動テーブル7の移動方向に平行又は直
行状に段ボールシートの段が位置するように各外部面1
8’、 19’に貼付け、前記の如く摺動ピン30を取
外した状態で摺動シリンダ9を作動させることにより摺
動テーブル7を矢印のように左右の方向に移動させ、そ
の時の圧力と距離の変化を記録する。
如く試験片Sを摺動テーブル7の移動方向に平行又は直
行状に段ボールシートの段が位置するように各外部面1
8’、 19’に貼付け、前記の如く摺動ピン30を取
外した状態で摺動シリンダ9を作動させることにより摺
動テーブル7を矢印のように左右の方向に移動させ、そ
の時の圧力と距離の変化を記録する。
なお、この時開閉テーブル15は支点部材12を介して
フレーム5に固定されており、摺動テーブル7はフレー
ム5のアリ溝6に案内されて摺動シリンダ9により動か
され、その圧力はゲージ26に表示される。
フレーム5に固定されており、摺動テーブル7はフレー
ム5のアリ溝6に案内されて摺動シリンダ9により動か
され、その圧力はゲージ26に表示される。
移動距離はフレーム5の表面に摺動テーブル7に沿って
取付けられた図示しないスケールと、摺動テーブル1に
設けられた図示しない指針によって測られる。
取付けられた図示しないスケールと、摺動テーブル1に
設けられた図示しない指針によって測られる。
なお、摺動テーブル1の移動を電気的信号に変換してそ
の移動距離を記録しても良い。
の移動距離を記録しても良い。
なお、以上は段ボールシートの接着強度試験について説
明したが、本発明は段ボールシート以外の例えば貼合せ
シート又は抄合せシート等の試験片についても同様方法
でその貼合せ強さ、又は抄合せ強さの試験を行なうこと
ができる。
明したが、本発明は段ボールシート以外の例えば貼合せ
シート又は抄合せシート等の試験片についても同様方法
でその貼合せ強さ、又は抄合せ強さの試験を行なうこと
ができる。
第1図は従来のピンテスタにより段ボールシートの接着
強度を試験している状態を示す側面図、第2図は同斜視
図、第3図は本発明の実施例を示す接着強度試験装置の
側面図、第4図は第3図のX矢視図、第5図は第3図の
Y矢視図、第6図は第3図に於ける摺動テーブル又は開
閉テーブルの斜視図、第1図は試験片取付板に試験片を
取付けた状態を示す斜視図、第8図イ9口、ハ、二、ホ
。 へは夫々第3図の装置により各種の試験を実施している
状態を示す説明図、第9図は一般の段ボール箱の斜視図
、第10図は同相が圧縮された状態を示す説明図、第1
1図は第9図のC部詳細図である。 図の主要部分の説明、S・・・・・・段ボールシート試
験片、1,2・・・・・・ライナー、3・・・・・・中
しん、5・・・・・・フレーム、6・・・・・・アリ溝
(ガイド)、7・・・・・・摺動テーブル、9・・・・
・・摺動シリンダ(第1の駆動機構)、12・・・・・
・支点部材、13・・・・・・アリ溝(ガイド)、14
,16・・・・・・テーブル面、15・・・・・・開閉
テーブル、17・・・・・・ピン、18,19・・・・
・・試験片取付板(試験片取付機構)、18’、 19
/−・・・・・外面部、23・・・・・・開閉シリンダ
(第2の駆動機構)、20止ねじ(固定部材)、26・
・・・・・ゲージ(第1の測定機構)、28・・・・・
・ゲージ(第2の測定機構)、30・・・・・・摺動ピ
ン(案内部材)、31・・・・・・スケール(第2の測
定機構)、32・・・・・・真空源に連なるパイプ、3
3・・・・・・孔。
強度を試験している状態を示す側面図、第2図は同斜視
図、第3図は本発明の実施例を示す接着強度試験装置の
側面図、第4図は第3図のX矢視図、第5図は第3図の
Y矢視図、第6図は第3図に於ける摺動テーブル又は開
閉テーブルの斜視図、第1図は試験片取付板に試験片を
取付けた状態を示す斜視図、第8図イ9口、ハ、二、ホ
。 へは夫々第3図の装置により各種の試験を実施している
状態を示す説明図、第9図は一般の段ボール箱の斜視図
、第10図は同相が圧縮された状態を示す説明図、第1
1図は第9図のC部詳細図である。 図の主要部分の説明、S・・・・・・段ボールシート試
験片、1,2・・・・・・ライナー、3・・・・・・中
しん、5・・・・・・フレーム、6・・・・・・アリ溝
(ガイド)、7・・・・・・摺動テーブル、9・・・・
・・摺動シリンダ(第1の駆動機構)、12・・・・・
・支点部材、13・・・・・・アリ溝(ガイド)、14
,16・・・・・・テーブル面、15・・・・・・開閉
テーブル、17・・・・・・ピン、18,19・・・・
・・試験片取付板(試験片取付機構)、18’、 19
/−・・・・・外面部、23・・・・・・開閉シリンダ
(第2の駆動機構)、20止ねじ(固定部材)、26・
・・・・・ゲージ(第1の測定機構)、28・・・・・
・ゲージ(第2の測定機構)、30・・・・・・摺動ピ
ン(案内部材)、31・・・・・・スケール(第2の測
定機構)、32・・・・・・真空源に連なるパイプ、3
3・・・・・・孔。
Claims (1)
- 1 フレームに設けられたガイドに沿って摺動自在に装
着された摺動テーブル、同摺動テーブルのテーブル面に
対し直角方向に前記フレームと一体に設けられたガイド
に沿って摺動可能に、かつ固着可能に装着された支点部
材、同支点部材に着脱可能なピンにより揺動自在に支持
されそのテーブル面が前記摺動テーブルのテーブル面と
対面すべく配設された開閉テーブル、前記摺動テーブル
と開閉テーブルをテーブル面に対し直角方向に貫通して
前記フレームに着脱自在に装着される案内部材、前記摺
動テーブルを前記ガイドに沿って摺動させる第1の駆動
機構、前記開閉テーブルのテーブル面と反対側の面とフ
レームの間に介装され開閉テーブルを移動する第2の駆
動機構、前記摺動テーブルと開閉テーブルの両テーブル
面にそれぞれ着脱自在に取付けられ試験片をその外面部
に固定する試験片取付機構、前記摺動テーブルの移動距
離と移動力を検出指示する第1の測定機構及び前記開閉
テーブルの移動距離と移動力を検出指示する第2の測定
機構とよりなることを特徴とする貼合せ材料の接着強度
試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6542977A JPS5851612B2 (ja) | 1977-06-03 | 1977-06-03 | 貼合せ材料の接着強度試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6542977A JPS5851612B2 (ja) | 1977-06-03 | 1977-06-03 | 貼合せ材料の接着強度試験装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS541085A JPS541085A (en) | 1979-01-06 |
JPS5851612B2 true JPS5851612B2 (ja) | 1983-11-17 |
Family
ID=13286828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6542977A Expired JPS5851612B2 (ja) | 1977-06-03 | 1977-06-03 | 貼合せ材料の接着強度試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5851612B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58134753U (ja) * | 1982-03-04 | 1983-09-10 | 日本エステル株式会社 | 繊維の平滑性を測定する装置 |
-
1977
- 1977-06-03 JP JP6542977A patent/JPS5851612B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS541085A (en) | 1979-01-06 |
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