JPH0868397A - ポンプの吸込管 - Google Patents

ポンプの吸込管

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Publication number
JPH0868397A
JPH0868397A JP20521794A JP20521794A JPH0868397A JP H0868397 A JPH0868397 A JP H0868397A JP 20521794 A JP20521794 A JP 20521794A JP 20521794 A JP20521794 A JP 20521794A JP H0868397 A JPH0868397 A JP H0868397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
suction pipe
rear side
pipe
pump suction
Prior art date
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Pending
Application number
JP20521794A
Other languages
English (en)
Inventor
Sunao Miyauchi
直 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH0868397A publication Critical patent/JPH0868397A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポンプ吸込管の後側における旋回流の発生を
抑えて空気吸込渦がポンプに吸込まれることによって生
じる振動や騒音などの障害の発生を回避する。 【構成】 ポンプ吸込管2に該ポンプ吸込管2の前側と
後側を連通させる連通管3を設け、この連通管3を通し
てポンプ吸込管2の前側から後側に水を流し、後側の圧
力を高めるとともに、旋回流に向流させるようにしてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポンプの吸込管に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4および図5に示したポンプ吸込槽1
にポンプPを設置したポンプ場において、ポンプPを運
転すると、ポンプ近寄り速度V,Vによりポンプ吸込管
2の後側の圧力が低くなって、矢印Γ1,Γ2で示す旋
回流が発生し、これら旋回流Γ1,Γ2が下向きの流れ
の影響で空気吸込渦に発達してポンプPに吸込まれ、ポ
ンプPに振動や騒音など種々の障害を発生させることに
なる。
【0003】そこで、吸込管2の後側における旋回流Γ
1,Γ2を無くして、ポンプPの振動や騒音など種々の
障害の発生を防止するポンプの吸込管2の開発が要求さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、ポンプ近寄り速度によりポンプ吸込管の後側の圧
力が低くなって旋回流が発生し、これら旋回流が下向き
の流れの影響で空気吸込渦に発達してポンプに吸込ま
れ、ポンプに振動や騒音など種々の障害を発生させる点
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ポン
プ吸込管に該ポンプ吸込管の前側と後側を連通させる連
通管が設けられていることを特徴とし、ポンプ吸込管の
後側における旋回流の発生を抑えて空気吸込渦がポンプ
に吸込まれることによって生じる振動や騒音などの障害
の発生を回避する目的を達成した。また、請求項2の発
明は、ポンプ吸込管に該ポンプ吸込管から吸込まれた揚
水の一部をポンプ吸込管の後側に向けて吐出させる吐出
管が設けられていることを特徴とし、ポンプ吸込管の後
側における旋回流の発生を抑えて空気吸込渦がポンプに
吸込まれることによって生じる振動や騒音などの障害の
発生を回避する目的を達成した。
【0006】
【作用】請求項1の発明によれば、連通管を介してポン
プ吸込管の前側からポンプ吸込管の後側に水を流し、ポ
ンプ吸込管の後側の圧力を高くするとともに、旋回流の
旋回方向に逆らって流出させることにより、ポンプ吸込
管の後側における旋回流の発生が抑えられる。また、請
求項2の発明によれば、吐出管からポンプ吸込管の後側
に高圧水が吐出されるので、この吐出水によりポンプ吸
込管の後側における旋回流の発生を抑えることができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は第1の発明に係るポンプの吸込管を示す縦
断側面図、図2は図1のAーA線断面図である。なお、
図4および図5で説明した従来例と同一もしくは相当部
分には、同一符号を付して説明する。図1および図2に
おいて、ポンプPはポンプ吸水槽1に設置される。この
ポンプPにおけるポンプ吸込管2の前側と後側を連通さ
せる1対の連通管3,3がポンプ羽根車4を固着してい
る主軸5の両側近くに設けた構造になっている。
【0008】このような構成であれば、ポンプPを運転
した場合、連通管3,3を介してポンプ吸込管2の前側
からポンプ吸込管2の後側に水が流れて、ポンプ吸込管
2の後側の圧力を高くすることができる。しかも、ポン
プ吸込管2の後側では、連通管3,3から旋回流Γ1,
Γ2の旋回方向に逆らって流出することになるので、ポ
ンプ吸込管2の後側における旋回流Γ1,Γ2(図5参
照)の発生が抑えられる。したがって、従来例で述べた
不都合、つまり旋回流Γ1,Γ2が下向きの流れの影響
で空気吸込渦に発達してポンプPに吸込まれ、ポンプP
に振動や騒音など種々の障害を発生させていた不都合を
回避することができる。
【0009】図3は第2の発明に係るポンプの吸込管を
示す縦断側面図である。なお、前記第1の発明と同一も
しくは相当部分には、同一符号を付して説明する。図3
において、ポンプPはポンプ吸水槽1に設置される。こ
のポンプPにおけるポンプ吸込管2から吸込まれた揚水
の一部をポンプ吸込管2の後側に向けて吐出させる吐出
管6が設けられている。この吐出管6の出口付近は、略
V字状に上向きに折曲され、揚水の一部を斜め上向きに
吐出させるように構成してある。
【0010】このような構成であれば、ポンプPを運転
した場合、吐出管6の出口からポンプ吸込管2の後側に
高圧水、つまり揚水の一部が吐出される。しかも、吐出
管6の出口付近を略V字状に上向きに折曲して、高圧水
を上向きに吐出させるようにして下向き流れに逆らう上
昇流を発生させるので、ポンプ吸込管2の後側における
旋回流Γ1,Γ2(図5参照)の発生が抑えられる。し
たがって、従来例で述べた不都合、つまり旋回流Γ1,
Γ2が下向きの流れの影響で空気吸込渦に発達してポン
プPに吸込まれ、ポンプPに振動や騒音など種々の障害
を発生させていた不都合を回避することができる。
【0011】なお、前記第2の発明の実施例では、1つ
の吐出管6を設けた構造で説明しているが、吐出管6を
2つ以上設けてもよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、連通管を介してポンプ吸込管の前側からポンプ吸込
管の後側に水を流し、ポンプ吸込管の後側の圧力を高く
するとともに、旋回流の旋回方向に逆らって流出させる
ことにより、ポンプ吸込管の後側における旋回流の発生
が抑えられる。したがって、旋回流が下向きの流れの影
響で空気吸込渦に発達してポンプに吸込まれ、ポンプに
振動や騒音など種々の障害を発生させていた不都合を回
避することができる。また、請求項1の発明は、吐出管
からポンプ吸込管の後側に高圧水が吐出されるので、こ
の吐出水によりポンプ吸込管の後側における旋回流の発
生を抑えることができる。したがって、旋回流が下向き
の流れの影響で空気吸込渦に発達してポンプに吸込ま
れ、ポンプに振動や騒音など種々の障害を発生させてい
た不都合を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明に係るポンプの吸込管を示す縦断側
面図である。
【図2】図1のAーA線断面図である。
【図3】第2の発明に係るポンプの吸込管を示す縦断側
面図である。
【図4】従来例の縦断側面図である。
【図5】図4のBーB線断面図である。
【符号の説明】
2 ポンプ吸込管 3 連通管 6 吐出管 P ポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ吸込管に該ポンプ吸込管の前側と
    後側を連通させる連通管が設けられていることを特徴と
    するポンプの吸込管。
  2. 【請求項2】 ポンプ吸込管に該ポンプ吸込管から吸込
    まれた揚水の一部をポンプ吸込管の後側に向けて吐出さ
    せる吐出管が設けられていることを特徴とするポンプの
    吸込管。
JP20521794A 1994-08-30 1994-08-30 ポンプの吸込管 Pending JPH0868397A (ja)

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JP20521794A JPH0868397A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 ポンプの吸込管

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JPH0868397A true JPH0868397A (ja) 1996-03-12

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