JPH0868237A - 昇塔防止装置 - Google Patents
昇塔防止装置Info
- Publication number
- JPH0868237A JPH0868237A JP22725594A JP22725594A JPH0868237A JP H0868237 A JPH0868237 A JP H0868237A JP 22725594 A JP22725594 A JP 22725594A JP 22725594 A JP22725594 A JP 22725594A JP H0868237 A JPH0868237 A JP H0868237A
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- Japan
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- divided
- units
- pedestal
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 例えば高圧送電用鉄塔等に工事関係者以外の
ものが昇るのを防ぐ昇塔防止装置に係り、その昇塔防止
装置を設置すべき鉄塔の脚柱等の径の大きさが異なる場
合にも設置可能で、しかも複数個に分割された隣り合う
昇塔防止ユニット間に大きな隙間等が生じることなく良
好に設置できるようにする。 【構成】 鉄塔の脚柱P等の外周に配設される昇塔防止
ユニット1を周方向に複数個に分割し、その分割した複
数個の昇塔防止ユニット1a〜1dを一対の支持部材2
a・2bを介して鉄塔の脚柱P等に取付け支持させる構
成とし、その各支持部材2a・2bの脚柱P等との当接
部21を平面略山形に形成して両支持部材間に脚柱P等
を挟んでボルト3・ナット4で締め付け固定すると共
に、その各支持部材2a・2bに上記の分割した昇塔防
止用ユニット1a〜1dをそれぞれ上記脚柱P等の略周
方向に位置調整可能に取付けたことを特徴とする。
ものが昇るのを防ぐ昇塔防止装置に係り、その昇塔防止
装置を設置すべき鉄塔の脚柱等の径の大きさが異なる場
合にも設置可能で、しかも複数個に分割された隣り合う
昇塔防止ユニット間に大きな隙間等が生じることなく良
好に設置できるようにする。 【構成】 鉄塔の脚柱P等の外周に配設される昇塔防止
ユニット1を周方向に複数個に分割し、その分割した複
数個の昇塔防止ユニット1a〜1dを一対の支持部材2
a・2bを介して鉄塔の脚柱P等に取付け支持させる構
成とし、その各支持部材2a・2bの脚柱P等との当接
部21を平面略山形に形成して両支持部材間に脚柱P等
を挟んでボルト3・ナット4で締め付け固定すると共
に、その各支持部材2a・2bに上記の分割した昇塔防
止用ユニット1a〜1dをそれぞれ上記脚柱P等の略周
方向に位置調整可能に取付けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば高圧送電用鉄塔
等に工事関係者以外のものが昇るのを防ぐ昇塔防止装置
に関する。
等に工事関係者以外のものが昇るのを防ぐ昇塔防止装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような昇塔防止装置は、従来種々
提案されており、一般に複数本の放射状部材と弧状部材
とを組合せた昇塔防止ユニットを、鉄塔の脚柱等の外周
面に複数個配置して取付金具により着脱自在に取付けて
いる。
提案されており、一般に複数本の放射状部材と弧状部材
とを組合せた昇塔防止ユニットを、鉄塔の脚柱等の外周
面に複数個配置して取付金具により着脱自在に取付けて
いる。
【0003】ところが、上記のような昇塔防止装置を取
付ける鉄塔の脚柱等の外径寸法は、鉄塔の種類や取付け
位置等によって異なるため、昇塔防止装置を取付けるこ
とができなかったり、また取付けることができても隣り
合う昇塔防止ユニット間の間隔が大きくなって昇塔防止
機能が低下したり、昇塔防止ユニットの脚柱等からの張
出し長さにバラツキを生じて外観体裁を損ねる等の不具
合があった。
付ける鉄塔の脚柱等の外径寸法は、鉄塔の種類や取付け
位置等によって異なるため、昇塔防止装置を取付けるこ
とができなかったり、また取付けることができても隣り
合う昇塔防止ユニット間の間隔が大きくなって昇塔防止
機能が低下したり、昇塔防止ユニットの脚柱等からの張
出し長さにバラツキを生じて外観体裁を損ねる等の不具
合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題に
鑑みて提案されたもので、昇塔防止装置を設置すべき鉄
塔の脚柱等の径の大きさが異なる場合にも設置可能で、
しかも隣り合う昇塔防止ユニット間に大きな隙間等が生
じることなく良好に設置することのできる昇塔防止装置
を提供することを目的とする。
鑑みて提案されたもので、昇塔防止装置を設置すべき鉄
塔の脚柱等の径の大きさが異なる場合にも設置可能で、
しかも隣り合う昇塔防止ユニット間に大きな隙間等が生
じることなく良好に設置することのできる昇塔防止装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による昇塔防止装置は、以下の構成としたも
のである。
めに本発明による昇塔防止装置は、以下の構成としたも
のである。
【0006】即ち、鉄塔の脚柱等の外周に配設される昇
塔防止ユニットを周方向に複数個に分割し、その分割し
た複数個の昇塔防止ユニットを一対の支持部材を介して
鉄塔の脚柱等に取付け支持させる構成とし、その各支持
部材の脚柱等との当接部を平面略山形に形成して両支持
部材間に脚柱等を挟んでボルト・ナットで締め付け固定
すると共に、その各支持部材に上記の分割した昇塔防止
用ユニットをそれぞれ上記脚柱等の略周方向に位置調整
可能に取付けたことを特徴とする。
塔防止ユニットを周方向に複数個に分割し、その分割し
た複数個の昇塔防止ユニットを一対の支持部材を介して
鉄塔の脚柱等に取付け支持させる構成とし、その各支持
部材の脚柱等との当接部を平面略山形に形成して両支持
部材間に脚柱等を挟んでボルト・ナットで締め付け固定
すると共に、その各支持部材に上記の分割した昇塔防止
用ユニットをそれぞれ上記脚柱等の略周方向に位置調整
可能に取付けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記のように脚柱等との当接面を山形に形成し
た一対の支持部材間に、脚柱等を挟んでボルト・ナット
等で締め付け固定するようにしたので、脚柱等の径の大
きさが異なる場合にも容易に取付けることができると共
に、その各支持部材に昇塔防止用ユニットをそれぞれ上
記脚柱等の略周方向に位置調整可能に取付けたことによ
って、隣り合う昇塔防止ユニット間に大きな隙間等が生
じることなく良好に設置することが可能となる。
た一対の支持部材間に、脚柱等を挟んでボルト・ナット
等で締め付け固定するようにしたので、脚柱等の径の大
きさが異なる場合にも容易に取付けることができると共
に、その各支持部材に昇塔防止用ユニットをそれぞれ上
記脚柱等の略周方向に位置調整可能に取付けたことによ
って、隣り合う昇塔防止ユニット間に大きな隙間等が生
じることなく良好に設置することが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づいて本発明によ
る昇塔防止装置を具体的に説明する。図1は本発明によ
る昇塔防止装置の一実施例を示す平面図、図2はその一
部の分解拡大平面図である。
る昇塔防止装置を具体的に説明する。図1は本発明によ
る昇塔防止装置の一実施例を示す平面図、図2はその一
部の分解拡大平面図である。
【0009】図において、1は鉄塔の脚柱P等の外周を
取り巻くように配設される昇塔防止ユニットで、その昇
塔防止ユニット1は本実施例においては周方向に4つ1
a〜1dに分割されている。その分割された各昇塔防止
ユニット(以下、分割ユニットという)1a〜1dは、
図示例においては上下もしくは周方向の向きが異なる以
外は同一形状に形成したもので、それぞれ複数本の放射
状部材11と、それらの放射状部材11を互いに連結固
定する弧状部材12a・12bと、その弧状部材12a
・12bの両端部および内側の弧状部材12aの内方に
連続的に設けた基枠13とで構成され、それらの部材は
溶接等で一体的に固着されている。
取り巻くように配設される昇塔防止ユニットで、その昇
塔防止ユニット1は本実施例においては周方向に4つ1
a〜1dに分割されている。その分割された各昇塔防止
ユニット(以下、分割ユニットという)1a〜1dは、
図示例においては上下もしくは周方向の向きが異なる以
外は同一形状に形成したもので、それぞれ複数本の放射
状部材11と、それらの放射状部材11を互いに連結固
定する弧状部材12a・12bと、その弧状部材12a
・12bの両端部および内側の弧状部材12aの内方に
連続的に設けた基枠13とで構成され、それらの部材は
溶接等で一体的に固着されている。
【0010】上記の分割ユニット1a〜1dは、一対の
支持部材2a・2bを介して鉄塔の脚柱P等に取付け支
持させるもので、その各支持部材2a・2bは、それぞ
れ脚柱P等との当接部を構成する当板21と、その当板
21の外方に設けたユニット取付枠22と、その取付枠
22と上記当板21とを連結する連結板23とで構成さ
れ、それらの構成部材21〜23は溶接等で一体的に固
着されている。その両支持部材2a・2bも図示例にお
いては同一形状に形成されている。
支持部材2a・2bを介して鉄塔の脚柱P等に取付け支
持させるもので、その各支持部材2a・2bは、それぞ
れ脚柱P等との当接部を構成する当板21と、その当板
21の外方に設けたユニット取付枠22と、その取付枠
22と上記当板21とを連結する連結板23とで構成さ
れ、それらの構成部材21〜23は溶接等で一体的に固
着されている。その両支持部材2a・2bも図示例にお
いては同一形状に形成されている。
【0011】上記各支持部材2a・2bの当板21は、
図示例においては断面略L字形の金属板等により平面略
山形に形成され、その両支持部材2a・2bの当板21
・21間に脚柱P等を挟んで角根ボルト等よりなる緊締
ボルト3とナット4とで締め付け固定する構成である。
なお上記各当板21の脚柱P等との当接面21a・21
aは、図示例においては互いに略直交するように形成さ
れている。
図示例においては断面略L字形の金属板等により平面略
山形に形成され、その両支持部材2a・2bの当板21
・21間に脚柱P等を挟んで角根ボルト等よりなる緊締
ボルト3とナット4とで締め付け固定する構成である。
なお上記各当板21の脚柱P等との当接面21a・21
aは、図示例においては互いに略直交するように形成さ
れている。
【0012】そして上記両支持部材2a・2bのユニッ
ト取付枠22に分割ユニット1a〜1dを取付けるもの
で、そのユニット取付枠22は、図示例においては上記
当板21と相似状の平面略山形に形成され、前記当接面
21a・21aと略平行な互いに略直交する取付面22
a・22aに各分割ユニット1a〜1dの基枠13を当
接させて一対の角根ボルト等よりなる連結ボルト5と、
それにねじ込んだナット6等で取付ける構成である。
ト取付枠22に分割ユニット1a〜1dを取付けるもの
で、そのユニット取付枠22は、図示例においては上記
当板21と相似状の平面略山形に形成され、前記当接面
21a・21aと略平行な互いに略直交する取付面22
a・22aに各分割ユニット1a〜1dの基枠13を当
接させて一対の角根ボルト等よりなる連結ボルト5と、
それにねじ込んだナット6等で取付ける構成である。
【0013】上記の各連結ボルト5は、取付枠22およ
び基枠13に形成したボルト通し孔22h・13hに挿
通され、その両ボルト通し孔22h・13hの少なくと
も一方、図の場合は基枠13側のボルト通し孔13hを
長孔とすることによって、その長孔13hの範囲内で各
分割ユニット1a〜1dは支持部材2a・2bに対して
取付枠22の互いに略直交する取付面22a・22aに
沿って移動調節可能であり、それによって各分割ユニッ
ト1a〜1dの取付位置を、脚柱P等の接線方向と略平
行な方向、すなわち脚柱P等の略周方向に調節できるよ
うにしたものである。
び基枠13に形成したボルト通し孔22h・13hに挿
通され、その両ボルト通し孔22h・13hの少なくと
も一方、図の場合は基枠13側のボルト通し孔13hを
長孔とすることによって、その長孔13hの範囲内で各
分割ユニット1a〜1dは支持部材2a・2bに対して
取付枠22の互いに略直交する取付面22a・22aに
沿って移動調節可能であり、それによって各分割ユニッ
ト1a〜1dの取付位置を、脚柱P等の接線方向と略平
行な方向、すなわち脚柱P等の略周方向に調節できるよ
うにしたものである。
【0014】以上のように本発明による昇塔防止装置
は、昇塔防止ユニット1を鉄塔の脚柱P等に取付け支持
させる支持部材2a・2bの脚柱P等との当接部、図示
例においては当板21を平面略山形に形成して、その間
に脚柱P等を挟んで緊締ボルト3・ナット4で締め付け
固定するようにしたので、前記図1に示すように径の小
さい脚柱Pに取付けることはもとより、それよりも径の
大きい例えば図3のような脚柱P1にあっても良好に取
付けることができる。
は、昇塔防止ユニット1を鉄塔の脚柱P等に取付け支持
させる支持部材2a・2bの脚柱P等との当接部、図示
例においては当板21を平面略山形に形成して、その間
に脚柱P等を挟んで緊締ボルト3・ナット4で締め付け
固定するようにしたので、前記図1に示すように径の小
さい脚柱Pに取付けることはもとより、それよりも径の
大きい例えば図3のような脚柱P1にあっても良好に取
付けることができる。
【0015】また上記のように複数個に分割された昇塔
防止用ユニット1a〜1dを、支持部材2a・2bに対
してそれぞれ脚柱P等の略周方向に位置調整可能に取付
けるようにしたので、前記図1に示すように径の小さい
脚柱Pに取付ける場合はもとより、図3のように径の大
きい脚柱P1に取付けた場合にも分割ユニット1a〜1
dの各支持部材2a・2bに対する取付け位置を適宜調
整することによって、隣り合う分割ユニット1a〜1d
間に大きな隙間が生じるのを防ぐことができるものであ
る。
防止用ユニット1a〜1dを、支持部材2a・2bに対
してそれぞれ脚柱P等の略周方向に位置調整可能に取付
けるようにしたので、前記図1に示すように径の小さい
脚柱Pに取付ける場合はもとより、図3のように径の大
きい脚柱P1に取付けた場合にも分割ユニット1a〜1
dの各支持部材2a・2bに対する取付け位置を適宜調
整することによって、隣り合う分割ユニット1a〜1d
間に大きな隙間が生じるのを防ぐことができるものであ
る。
【0016】なお、この場合、昇塔防止用ユニット1の
分割個数は適宜であり、又その各分割ユニットと支持部
材の取付面、上記実施例においては基枠13とユニット
取付枠22の前記取付面22aとを円弧状に形成しても
よいが、図示例のように一対の支持部材2a・2bにそ
れぞれ2つの分割ユニットを取付ける構成とし、その各
支持部材2a・2bの分割ユニット取付部、図の場合は
ユニット取付枠22の取付面22aを互いに略直交する
ように形成すれば、脚柱P等の径の大小に拘らず、脚柱
P等の外周面からの各分割ユニット1a〜1dの張出長
さを略一定にすることができる。
分割個数は適宜であり、又その各分割ユニットと支持部
材の取付面、上記実施例においては基枠13とユニット
取付枠22の前記取付面22aとを円弧状に形成しても
よいが、図示例のように一対の支持部材2a・2bにそ
れぞれ2つの分割ユニットを取付ける構成とし、その各
支持部材2a・2bの分割ユニット取付部、図の場合は
ユニット取付枠22の取付面22aを互いに略直交する
ように形成すれば、脚柱P等の径の大小に拘らず、脚柱
P等の外周面からの各分割ユニット1a〜1dの張出長
さを略一定にすることができる。
【0017】また上記実施例のように、各分割ユニット
1a〜1dおよび支持部材2a・2bを、それぞれ同一
形状に形成すれば容易・安価に製作することができる。
ただし、必ずしも同一形状に形成する必要はなく、又そ
の分割ユニット1a〜1dおよび支持部材2a・2bの
構成は、適宜変更することもできる。
1a〜1dおよび支持部材2a・2bを、それぞれ同一
形状に形成すれば容易・安価に製作することができる。
ただし、必ずしも同一形状に形成する必要はなく、又そ
の分割ユニット1a〜1dおよび支持部材2a・2bの
構成は、適宜変更することもできる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による昇塔
防止装置は、昇塔防止ユニット1を鉄塔の脚柱P等に取
付け支持させる支持部材2a・2bの脚柱P等との当接
部を平面略山形に形成して、その間に脚柱P等を挟んで
緊締ボルト3とナット4とで締め付け固定するようにし
たから、径の異なる脚柱P・P1等にも良好に取付ける
ことができると共に、複数個に分割された昇塔防止ユニ
ット1a〜1dを支持部材2a・2bに対して脚柱P等
の略周方向に位置調整可能に取付けるようにしたから、
径の異なる脚柱P、P1等に取付けた場合にも分割ユニ
ット1a〜1dの各支持部材2a・2bに対する取付位
置を適宜調整することによって隣り合う分割ユニット1
a〜1d間に大きな隙間が生じるのを防ぐことができ
る。また一対の支持部材2a・2bにそれぞれ2つの分
割ユニットを取付ける構成とし、その各支持部材2a・
2bの分割ユニット取付面を互いに略直交するように形
成すれば、脚柱P等の径の大小に拘らず、脚柱P等の外
周面からの各分割ユニット1a〜1dの張出長さを略一
定にすることが可能となり、張出長さに片寄りが生じて
外観体裁を損ねるのを防ぐことができる。さらに各分割
ユニット1a〜1dおよび支持部材2a・2bを、それ
ぞれ同一形状に形成すれば容易・安価に製作できる等の
効果がある。
防止装置は、昇塔防止ユニット1を鉄塔の脚柱P等に取
付け支持させる支持部材2a・2bの脚柱P等との当接
部を平面略山形に形成して、その間に脚柱P等を挟んで
緊締ボルト3とナット4とで締め付け固定するようにし
たから、径の異なる脚柱P・P1等にも良好に取付ける
ことができると共に、複数個に分割された昇塔防止ユニ
ット1a〜1dを支持部材2a・2bに対して脚柱P等
の略周方向に位置調整可能に取付けるようにしたから、
径の異なる脚柱P、P1等に取付けた場合にも分割ユニ
ット1a〜1dの各支持部材2a・2bに対する取付位
置を適宜調整することによって隣り合う分割ユニット1
a〜1d間に大きな隙間が生じるのを防ぐことができ
る。また一対の支持部材2a・2bにそれぞれ2つの分
割ユニットを取付ける構成とし、その各支持部材2a・
2bの分割ユニット取付面を互いに略直交するように形
成すれば、脚柱P等の径の大小に拘らず、脚柱P等の外
周面からの各分割ユニット1a〜1dの張出長さを略一
定にすることが可能となり、張出長さに片寄りが生じて
外観体裁を損ねるのを防ぐことができる。さらに各分割
ユニット1a〜1dおよび支持部材2a・2bを、それ
ぞれ同一形状に形成すれば容易・安価に製作できる等の
効果がある。
【図1】本発明による昇塔防止装置の一実施例を示す平
面図。
面図。
【図2】上記実施例における一部の分解拡大平面図。
【図3】上記実施例による昇塔防止装置を大径の脚柱等
に取付けた状態の平面図。
に取付けた状態の平面図。
1 昇塔防ユユニット 1a、1b、1c、1d 分割ユニット 2a、2b 支持部材 3 緊締ボルト 4 ナット 5 連結ボルト 6 ナット P、P1 脚柱
Claims (3)
- 【請求項1】 鉄塔の脚柱等の外周に配設される昇塔防
止ユニットを周方向に複数個に分割し、その分割した複
数個の昇塔防止ユニットを一対の支持部材を介して鉄塔
の脚柱等に取付け支持させる構成とし、その各支持部材
の脚柱等との当接部を平面略山形に形成して両支持部材
間に脚柱等を挟んでボルト・ナットで締め付け固定する
と共に、その各支持部材に上記の分割した昇塔防止用ユ
ニットをそれぞれ上記脚柱等の略周方向に位置調整可能
に取付けたことを特徴とする昇塔防止装置。 - 【請求項2】 前記一対の支持部材に、前記の分割した
昇塔防止ユニットをそれぞれ2つずつ取付ける構成と
し、その2つの分割ユニットを取付ける各支持部材の取
付面を互いに略直交するように形成してなる請求項1記
載の昇塔防止装置。 - 【請求項3】 前記の分割した昇塔防止ユニットおよび
前記一対の支持部材を、それぞれ同一形状に形成してな
る請求項1記載の昇塔防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22725594A JPH0868237A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 昇塔防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22725594A JPH0868237A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 昇塔防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0868237A true JPH0868237A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16857958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22725594A Pending JPH0868237A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 昇塔防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0868237A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106223704A (zh) * | 2016-09-12 | 2016-12-14 | 国网安徽省电力公司广德县供电公司 | 高压电杆伸缩栅栏安全保护装置 |
-
1994
- 1994-08-29 JP JP22725594A patent/JPH0868237A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106223704A (zh) * | 2016-09-12 | 2016-12-14 | 国网安徽省电力公司广德县供电公司 | 高压电杆伸缩栅栏安全保护装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031021 |