JPH0868025A - 除雪用車両 - Google Patents

除雪用車両

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JPH0868025A
JPH0868025A JP23973494A JP23973494A JPH0868025A JP H0868025 A JPH0868025 A JP H0868025A JP 23973494 A JP23973494 A JP 23973494A JP 23973494 A JP23973494 A JP 23973494A JP H0868025 A JPH0868025 A JP H0868025A
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JP
Japan
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snow
vehicle
pressure
hydraulic cylinder
blade
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JP23973494A
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English (en)
Inventor
Masajiro Kurauchi
政次郎 倉内
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雪面に対し車体が傾斜した状態での除雪を能
率的に行なうことができる構造簡単かつ安価な除雪用車
両を提供する。 【構成】 前後輪間の車体下側に配置されたグレーダブ
レードを、左右一対の油圧シリンダ装置を介して昇降自
在に取付けると共に、各油圧シリンダ装置のブレード圧
下側圧力室の作動油圧力を検知する圧力センサを設け、
同圧力センサの出力信号をコントローラに供給する。屈
曲路等で車体が雪面に対し傾斜した状態で除雪を行なう
場合、上記左右油圧シリンダ装置の圧力センサにより検
知された作動油圧力の偏差をコントローラが演算し、コ
ントローラが上記偏差を解消する方向に油圧シリンダ装
置を駆動する。この結果、車体の傾斜にもかかわらず、
グレーダブレードが全巾にわたり雪面に対し略均一に圧
接され、効率的な除雪を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の前輪と後輪との
間の車体下側に除雪用のグレーダブレードを配設した除
雪用車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の前輪及び後輪間の車体長手方向に
おける中間部分の車体下側に除雪用のグレーダブレード
を設け、積雪状況に応じて、運転者がグレーダブレード
の積雪層に対する圧下力を適宜に調整しながら同グレー
ダブレードにより除雪を行なうようにした除雪用車両が
従来から広く使用されている。
【0003】上記従来の除雪用車両の概略構成を、図4
ないし図7を参照して説明する。総括的に符号10で示
されている除雪用車両は、車台フレーム12と、同車台
フレーム12の前端部上側に装架されたキャブ14と、
前輪16及び後輪18とを具えた前後輪駆動又は全輪駆
動のトラックを基本とした車両であって、上記後輪18
は、後前輪18fと後後輪18rとから構成されてい
る。また、上記キャブ14より後方の車台フレーム12
上に荷台20が装架され、同荷台20には、油圧装置2
2及び燃料タンク24、並びに重錘又は付加重量体26
が配設されている。(なお、本明細書において、上記車
合フレーム12及びその上に装架された上記キャブ1
4、荷台20等を総称して、車体と呼称することがあ
る。)
【0004】上記車台フレーム12の前端に、スノープ
ラウ28が設けられ、また上記前輪16及び後輪18の
中間部分における車体下側にグレーダブレード30が配
設されている。上記スノープラウ28は、主として新雪
を除去する際に使用され、グレーダブレード30は、自
動車の車輪等によりある程度踏み固められた部分的に氷
状に固まった圧雪を除去する際に使用される。
【0005】上記グレーダブレード30は、車体前後方
向の中心線O−Oを含む車両中心面に平行な平面内の断
面形状が、後方に凸のわん曲した弧状又は弓形の形状を
なしており、また除雪した雪を道路等の側方に排除する
ために、上記車体前後方向中心線O−Oに対して適宜の
角度傾斜して車巾方向に配置されており、同中心線O−
Oの両側の車巾方向の2個所を、図5の部分的拡大側面
図に良く示されている左右の支持装置32によって、車
台フレーム12の左右サイドレール12′に支持されて
いる。上記左右の支持装置32は、実質的に同一の構造
を有し、車体前後方向の位置を異にして上記左右のサイ
ドレール12′に取付けられている。
【0O06】支持装置32は、略垂直方向に配置された
長方形のベースプレート34を具え、同ベースプレート
34には、上下一対のリンク腕36及び38の一端が夫
々ピン40によって枢着され、また同リンク腕36及び
38の他端には、略垂直方向に配置された筒状のホルダ
42がピン44により枢着されて平行リンク機構46を
形成している。また、上記ベースプレート34にブラケ
ット48が装着され、同ブラケット48に、油圧シリン
ダ装置50のシリンダ52に車巾方向に実設された一対
のトラニオン54が枢支されている。同シリンダ52内
に摺動自在に嵌装されたピストン(図示せず)の軸56
は、ピン58によって、上記ホルダ42に枢着されてい
る。さらに、上記ホルダ42に同軸的に嵌装された支持
ロッド60の下端は、車体前後方向に達在するピン62
を介してグレーダブレードの凸側背面に固着されたプレ
ードブラケット64に枢着されている。従って、同グレ
ーダブレード30は上記ピン62の周りに廻動すること
ができ、換言すれば、グレーダブレード30は車両中心
面に対し傾斜した平面内で回転変位することができる。
【0007】上記グレーダブレードは、後述するよう
に、キャブ14内の運転席側からの操作により、車両回
送、待機、接地、圧下状態等に設定される。グレーダブ
レード30を雪面Sに押し付けて除雪を行なう際に、圧
下力が強過ぎたり、路面の積雪状態が変化して除雪力が
大きくなると、走行抵抗が大きくなって前輪16及び
(又は)後輪18のタイヤが過大なスリップを起こし除
雪能率が低下する。そこで、上記グレーダブレード30
の雪面に対する圧下力を、積雪層の性状に応じて適当に
制御し車輪の過大なスリップを防止するために、従来か
ら、図6に示されている制御装置が採用されている。同
図において、符号66は車両のエンジン又は車載電源に
より付勢される電動モータによって駆動される高圧オイ
ルポンプ、68は同オイルポンプ66から吐出された作
動圧油の圧力を調整する油圧調整装置である。同油圧調
整装置68によって制御された作動圧油が、上記左右の
油圧シリンダ装置50に供給され、グレーダブレード3
0は左右油圧シリンダ装置50の下降側圧力室に供給さ
れる作動圧油の圧力に相応した圧下力で雪面Sに対し圧
下される。
【0008】上記油圧調整装置68は、コントローラ
(ECU)70によって制御される油圧制御弁等を含
み、同コントローラ70には、キャブ14内の運転席付
近に設けられているモード切替装置72のレバー操作に
より指令信号が供給される。モード切替装置72は、グ
レーダブレード30の上述した車両回送、待機、接地、
雪面への圧下等の状態を選択することができ、また雪面
への圧下力を積雪状態及びその性状に応じ、数段階に選
択し得るように構成されており、選択されたモードは、
運転席の近傍、例えばインストルメントパネルに設けら
れたモニタ74によって表示される。
【0009】上記構成の除雪用車両10は、通常20〜
40km/hr程度の速度で走行しながら、グレーダブ
レード30を雪面Sに対し選択された圧下力で押し付け
て除雪を行ない、除雪された雪を走行路の側方に排除す
る。除雪さるべき道路等が平坦な直線路である場合、車
両後方から視た図7に一点鎖線で示されているように、
キャブ14及び荷台20を含む車体が実質的に水平の姿
勢(車巾方向の平面内において)を保ち、また同図中に
実線で示されているように、グレーダブレード30は、
車巾方向の全巾にわたり略均等に雪面Sに当接し、効果
的な除雪作業が行なわれる。
【0010】しかしながら、除雪用車両10が、多くの
屈曲路を含む山道等の除雪を行なう場合、例えば、車両
10が左旋回すると、図7に点線で示されているよう
に、車体が右側に傾き、車体下側に取付けられているグ
レーダブレード30も、車体と一体に図中に点線で示さ
れているように雪面Sに対し傾斜する。このため旋回方
向内側、即ち左旋回の場合はグレーダブレード30の左
側部分が雪面Sから浮き上り、このため路面を均一に除
雪することができなくなる不具合がある。同様な問題
は、交差点での左右折を容易にするため、又は排水を図
るため、道路の中央部分から路肩側に向って大きな勾配
を設けた道路の除雪に際し、車体が雪面Sに対し傾斜し
て走行する場合にも発生する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み創案されたもので、屈曲部が多い山道の除雪や、左
右折を容易にするため等の目的で道路中央部分から路肩
側に向って大きな勾配を設けた道路の除雪を行なう場
合、車体の傾斜にも拘わらず路面を均一に、かつ能率的
に除雪することができる構造簡単かつ安価な除雪用車両
を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、車両の前輪と後輪との間の車体下側に、
車体前後方向中心線に対し傾斜して車巾方向に配設され
た除雪用のグレーダブレード、上記車体前後方向中心線
に左右両側に配設されて上記グレーダブレードに連結さ
れ、夫々の仲長及び収縮により同グレーダブレードを雪
面に対し昇降させる左右の油圧シリンダ装置、上記左右
の油圧シリンダ装置の伸長及び収縮を夫々制御する油圧
制御弁、上記左右の油圧シリンダ装置のグレーダブレー
ド圧下側圧力室の作動油圧力を夫々検知する圧力セン
サ、及び同圧力センサの出力信号を受容して上記油圧制
御弁を介し左右の油圧シリンダ装置を制御し上記グレー
ダブレードを車巾方向全巾にわたり略均一に雪面に対し
圧下するように作動するコントローラを具備したことを
特徴とする除雪用車両を提案するものである。
【0013】
【作用】本発明においては、車両が旋回走行を行ない又
は傾斜路を走行して、車体が雪面に対し傾斜した状態で
グレーダブレードにより除雪する場合、通常車体が傾い
た側とは反対側のグレーダブレード部分が雪面から浮き
上る傾向があり、このためグレーダブレードを雪面に対
し圧下する左右の油圧シリンダ装置の圧下側圧力室内の
作動油圧力に差異が生じるので、上記圧力センサにより
この作動油圧力の差異を検知し、同センサの圧力信号に
基づきコントローラによって上記左右油圧シリンダ装置
の圧下側圧力室に供給される作動油圧力を制御して、圧
力差を解消することにより、グレーダブレードの雪面に
対する圧下力を全巾にわたり略均一にして、除雪作業を
効率的に行なうことができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図1ないし図3につい
て具体的に説明する。(なお、図4ないし図7を参照し
て既に説明した従前の構成と実質的に同一の部材及び部
分には同一の符号を用い、重複説明は省略する。) 先ず、本発明に係る除雪用車両10の車両自体の全体的
構成は、図4ないし図6に示した車両と実質的に同等で
あるので、以下の説明では、本発明の要部構成のみを詳
細に説明することとする。
【0015】図1の概略平面図に示されているように、
除雪用車両10の前輪16及び後輪18の車体前後方向
中間部分における車体下側に車体前後方向中心線O−O
に対し傾斜して車巾方向に配設されたグレーダブレード
30を昇降させる左右の油圧シリンダ装置50の圧下側
圧力室又は同圧力室に連通する油圧配管に、夫々の作動
圧油の圧力を検知する圧力センサ76が接続される。同
圧力センサ76は、上記圧下側圧力室内の作動油圧力に
応じた可変量の電気的信号(例えば電圧、電流、周波数
或いはこれらの信号を表わすパルス等)を発する任意構
造のセンサ、例えば圧力に応動して伸縮するブルドン管
と、同ブルドン管により駆動されるポテンシオメータと
を組み合わせたセンサ等を有利に採用することができ、
各センサ76の圧力信号は、夫々コントローラ70に供
給される。
【0016】コントローラ70は、上記圧力センサ76
により検知された左右油圧シリンダ装置50のグレーダ
ブレード圧下側圧力室の圧力を示す信号を比較してその
偏差を検出する。この圧力信号の偏差は、雪面Sに対す
る車体の傾斜によって生起するグレーダブレード30の
雪面Sに対する傾斜を意味するので、グレーダブレード
30を全巾にわたり雪面Sに当接させて均等な圧下力を
加えるためには、上記偏差を解消するように、左右の油
圧シリンダ装置50を作動させればよい。(なお、以下
の説明において、車体前後方向中心線O−Oに関し左側
及び右側の部材及び装置を区別する必要がある場合は、
夫々の符号の後に、左側にはLを、右側にはRを付加す
る。例えば、左側の油圧シリンダ装置は50L、右側の
油圧シリンダ装置は50Rで表わす。) そこで、コントローラ70で検知された左右油圧シリン
ダ装置50L及び50Rの圧下側圧力室の圧力偏差を表
示する信号が、油圧調整装置68に与えられ、夫々の油
圧制御弁78L及び78Rに供給される。(図1では、
油圧制御弁78L及び78Rが、それらの存在を明示す
るため、便宜的に油圧調整装置68とは別個に画かれて
いるが、両油圧制御弁78L及び78Rは、油圧調整装
置68に含まれる。)
【0017】この実施例の場合、上記油圧制御弁78L
及び78Rは、図3の油圧回路図に良く示されているよ
うに、何れも3位置電磁切換弁であって、夫々自体周知
のパイロット式逆止弁80L及び80Rを介して対応す
る油圧シリンダ装置50L及び50Rのピストン両側圧
力室への作動圧油の給排を制御する。油圧シリンダ装置
50L及び50Rには、夫々伸長側即ちグレーダブレー
ド圧下側の圧力室の作動油圧力を検知するため、前記圧
力センサ76L及び76Rが設けられており、これら圧
力センサ76L及び76Rにより検知された電気的可変
量の圧力信号は、既に説明したように夫々コントローラ
70に供給され、所望によりモニタ74に表示される。
【0018】また、圧油源としての高圧オイルポンプ6
6は、車両10のエンジンのクランク軸に連動して駆動
され、(エンジンのフライホィールPTO及びトランス
ミッションPTOを含む。ここにPTOは動力取出装置
を意味する慣用語である。) 又は車載電源によって付勢される電動モータ80によっ
て駆動され、オイルタンク84内に貯溜された作動油を
加圧して上記3位置電磁切換弁78L及び78Rに供給
する。なお、符号82は通常のリリーフ弁である。
【0019】図3では、3位置電磁切換弁78L及び7
8Rは夫々中立位置で示されており、このとき油圧シリ
ンダ装置50L及び50Rは何れも作動せず停止してお
り、高圧オイルポンプ66は無負荷運転を行なってい
る。次に、3位置電磁切換弁78Lを、図示位置から右
動させると、油圧シリンダ装置50Lの伸長側圧力室に
作動圧油が供給されて、グレーダブレード30の左側部
分が雪面Sに向い下降して圧下力が増大し、反対に3位
置電磁切換弁78Lを左動させると、油圧シリンダ装置
50Lの収縮側圧力室に作動圧油が供給されて、グレー
ダブレード30の左側部分が雪面Sから遠ざかる方向に
上昇するので、雪面Sに対する圧下力が減少する。グレ
ーダブレード30の右側部分に連結された油圧シリンダ
装置50Rも、全く同様に3位置電磁切換弁78Rによ
って伸縮制御され、グレーダブレード30の右側部分の
雪面Sに対する圧下力が増減される。上記油圧シリンダ
装置50L及び50Rの雪面圧下力は、夫々伸長側圧力
室の圧力を検知する圧力センサ76L及び76Rにより
検知され、夫々の圧力信号がコントローラ70に供給さ
れる。
【0020】上述した本発明の構成によれば、左右折を
容易にするため道路中央部分から路肩側に向かって勾配
を大きくした道路部分、傾斜路、山道の屈曲路等におい
て、雪面Sに対し車体が傾斜した状態でグレーダブレー
ド30による除雪を行なう場合、車体と一体にグレーダ
ブレード30が傾斜すると、車体の傾斜側とは反対側の
グレーダブレード部分が雪面Sから浮き上る。例えば、
図2に示されているように車体が右側に傾斜すると、グ
レーダブレードの左側部分を圧下する左側の油圧シリン
ダ装置を50Lの圧下力が右側の油圧シリンダ装置50
Rの圧下力に較べて低減する。そこで、圧力センサ76
L及び76Rの圧力信号を受容したコントローラ70が
両油圧シリンダ装置50L及び50Rの圧力偏差に応じ
た駆動出力を3位置電磁切換弁78Lに与えて同切換弁
78Lを右動させ、油圧シリンダ装置50Lを延伸させ
て、図2に示されているように、グレーダブレード30
の左側部分を下降させる。この結果、グレーダブレード
30が全巾にわたり略均等に雪面Sに当接し一様な圧下
力(勿論この圧下力は、積雪状態等に応じ、モード切替
装置72の操作により選択された圧下力である)が加え
られるので、車体の傾斜にもかかわらず、除雪を円滑か
つ能率的に行なうことができる。また、上記構成は、従
来の除雪用車両のグレーダブレード圧下用油圧シリンダ
装置50L及び50Rに、通常の圧力センサ76L及び
76Rを、追加するだけであるから、構造簡単かつ安価
な利点がある。
【0021】
【発明の効果】叙上のように、本発明に係る除雪用車両
は、車両の前輪と後輪との間の車体下側に、車体前後方
向中心線に対し傾斜して車巾方向に配設された除雪用の
グレーダブレード、上記車体前後方向中心線の左右両側
に配設されて上記グレーダブレードに連結され、夫々の
伸長及び収縮により同グレーダブレードを雪面に対し昇
降させる左右の油圧シリンダ装置、上記左右の油圧シリ
ンダ装置の伸長及び収縮を夫々制御する油圧制御弁、上
記左右の油圧シリンダ装置のグレーダブレード圧下側圧
力室の作動油圧力を夫々検知する圧力センサ、及び同圧
力センサの出力信号を受容して上記油圧制御弁を介し左
右の油圧シリンダ装置を制御し上記グレーダブレードを
車巾方向全巾にわたり略均一に雪面に対し圧下するよう
に作動するコントローラを具備したことを特徴とし、交
差点で左折又は右折しながらの除雪や屈曲路での除雪等
を、極めて効率的に行なうことができる構造簡単かつ安
価な除雪用車両を提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略平面図である。
【図2】本発明に係る除雪用車両の車体が傾斜した状態
で除雪している態様を示す車両後方から視た正面図であ
る。
【図3】図1における左右油圧シリンダ装置50の制御
態様を示す油圧回路図である。
【図4】除雪用車両の一般的な構造を示す側面図であ
る。
【図5】図4に示した車両のグレーダブレード支持態様
を示した拡大側面図である。
【図6】図4に示した車両のグレーダブレードの圧下制
御態様を示す概略図である。
【図7】通常の除雪用車両における除雪態様を示す車両
後方から視た正面図である。
【符号の説明】
10…除雪用車両、12…車台フレーム、14…キャ
ブ、16…前輪、18…後輪、30…グレーダブレー
ド、32…グレーダブレード支持装置、50…油圧シリ
ンダ装置、70…コントローラ、72…モード切替装
置、76…圧力センサ、78…油圧制御弁(3位置電磁
切換弁)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の前輪と後輪との間の車体下側に、
    車体前後方向中心線に対し傾斜して車巾方向に配設され
    た除雪用のグレーダブレード、上記車体前後方向中心線
    の左右両側に配設されて上記グレーダブレードに連結さ
    れ、夫々の伸長及び収縮により同グレーダブレードを雪
    面に対し昇降させる左右の油圧シリンダ装置、上記左右
    の油圧シリンダ装置の伸長及び収縮を夫々制御する油圧
    制御弁、上記左右の油圧シリンダ装置のグレーダブレー
    ド圧下側圧力室の作動油圧力を夫々検知する圧力セン
    サ、及び同圧力センサの出力信号を受容して上記油圧制
    御弁を介し左右の油圧シリンダ装置を制御し上記グレー
    ダブレードを車巾方向全巾にわたり略均一に雪面に対し
    圧下させるように作動するコントローラを具備したこと
    を特徴とする除雪用車両。
JP23973494A 1994-08-26 1994-08-26 除雪用車両 Pending JPH0868025A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105019389A (zh) * 2014-04-29 2015-11-04 代国荣 拖拉机“前推后扫”
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