JPH0867862A - 両面粘着テープの製造方法 - Google Patents

両面粘着テープの製造方法

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JPH0867862A
JPH0867862A JP6206601A JP20660194A JPH0867862A JP H0867862 A JPH0867862 A JP H0867862A JP 6206601 A JP6206601 A JP 6206601A JP 20660194 A JP20660194 A JP 20660194A JP H0867862 A JPH0867862 A JP H0867862A
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JP
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sensitive adhesive
pressure
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adhesive layer
paper
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JP6206601A
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Koichi Yamano
浩市 山野
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寸法安定性にすぐれ、生産性がよく、品質の
よい両面粘着テープの製造方法を提供する。 【構成】 グラシン紙の両面に剥離剤を直接塗布した第
1剥離紙の片面に、アクリル系粘着剤を乾燥後の厚みが
55μmとなるように塗布乾燥し、含水率12%のマニ
ラ和紙からなる基材シート(坪量23g/m2 )を積層
して一次原反を作成し、これを一旦ロール状に巻き取り
24時間放置した。上記第1剥離紙と同様の第2剥離紙
に、上記と同様の粘着剤層を形成した二次原反を準備
し、上記一次原反を繰り出しながらその基材シートに二
次原反の粘着剤層を貼り合わせ、第2剥離紙を剥離除去
して両面粘着テープを得た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール状での保存中に
しわが発生することのない寸法安定性にすぐれた両面粘
着テープの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】両面粘着テープに用いられる剥離紙とし
ては、従来より、グラシン紙からなる剥離紙基材の両面
または片面にポリエチレンをラミネートし、この両面に
剥離剤層を設けたもの(以下「ラミネート剥離紙」とい
う)、あるいはグラシン紙にポリエチレンをラミネート
せず両面にシリコーン等の剥離剤を直接塗布した剥離剤
層を設けたもの(以下「非ラミネート剥離紙」という)
が用いられている。
【0003】上記ラミネート剥離紙は吸湿しないので寸
法安定性がよい反面、耐熱性が低く、乾燥温度を上げて
生産性を図る上で支障となり、更にポリエチレンをラミ
ネートするために製造コストが高くなる。これに対し非
ラミネート剥離紙はポリエチレンをラミネートする必要
がないのでコストが低く、ポリエチレン層がないので耐
熱性は高いが、吸湿することにより伸びを生じてしわが
発生し、寸法安定性に劣る。
【0004】非ラミネート剥離紙の寸法安定性を向上さ
せるため、これを用いて製造した両面粘着テープを二次
加工のために巻き替えたり、小巻き物とする際に剥離紙
に加湿することが従来行われている。又、グラシン紙の
原料である木材パルプの針葉樹パルプに対する広葉樹パ
ルプの比率を上げ、且つ叩解度を低下させて寸法安定性
を改良する方法が特開平4−174798号公報に開示
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記二次加工時に剥離
紙に加湿する方法によると、加湿により寸法安定性は向
上するが、加湿のための設備を必要とし、加湿する水分
量によっては不均一となり易く、水分供給量の調整等が
難しく生産性に問題がある。又、上記公報記載の方法で
は、得られるグラシン紙の表面平滑性が悪くなる傾向に
あり、そのため粘着剤と剥離紙との間に気泡を巻き込ん
で製品の品質に影響するという問題がある。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解消し、寸法
安定性にすぐれ、生産性がよく、品質のよい両面粘着テ
ープの製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明両
面粘着テープの製造方法は、グラシン紙の両面に剥離処
理が施されてなる第1剥離紙の片面に粘着剤を塗布・乾
燥して第1粘着剤層を形成し、該第1粘着剤層に基材シ
ートを積層して一次原反を製造し、第2の剥離紙の剥離
処理面に形成した第2粘着剤層を上記基材シートに貼り
合わせ、第2剥離紙を除去した後、第1剥離紙とともに
基材シートを巻き取る両面粘着テープの製造方法におい
て、基材シートとして10〜20%の水分を含有する不
織布又は和紙を用いて、一次原反を一旦巻取り、再びこ
れを繰り出して、基材シート面に第2粘着剤層を積層す
ることを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の本発明両面粘着テープの製
造方法は、グラシン紙の両面に剥離剤が塗布されてなる
第1剥離紙の片面に粘着剤を塗布・乾燥して第1粘着剤
層を形成し、該第1粘着剤層に基材シートを積層し、同
様にして第2剥離紙面に形成した第2粘着剤層を上記基
材シートに貼り合わせ、第2剥離紙を剥離した後、第1
剥離紙とともに基材シートを巻き取る両面粘着テープの
製造方法において、粘着剤としてエマルジョン系粘着剤
を使用し、上記塗布乾燥した第1粘着剤層及び第2粘着
剤層の含水率を1〜3%とすることを特徴とするもので
ある。
【0009】請求項1及び請求項2記載の発明に使用す
る粘着テープ基材の不織布は、レーヨン、パルプ、麻等
の吸水性繊維が用いられたものが好ましく、和紙も使用
される。上記不織布や和紙は湿潤状態で引張強度が著し
く低下し、伸びも非常に大きくなるので、これらの繊維
には、湿潤時の強度を向上させるために必要に応じてビ
スコース加工等の耐水処理が施されるのが好ましい。
【0010】両面粘着テープの製造に用いられる剥離紙
には粘着剤が塗布乾燥される。粘着剤としては溶剤型、
エマルジョン型を問わず使用することが可能である。粘
着剤を乾燥するための熱により剥離紙中の水分が著しく
低下し、両面粘着テープとともに巻き取られた剥離紙は
保管中の吸湿によって伸び、しわの原因となる。グラシ
ン紙の平衡含水率は6〜7%程度であるから、両面粘着
テープとともに巻き取られる剥離紙が保存中に吸湿して
しわを発生しないためには、製品化初期の段階で剥離紙
の含水率を6〜7%以上に保つことが必要である。
【0011】製品の一部となる第1剥離紙に6〜7%以
上の水分を与えるため、請求項1記載の発明では一次原
反の基材シートに含有させた水分を、又、請求項2記載
の発明では粘着剤層中に含有させた水分を、それぞれ第
1剥離紙に移行せしめる。第1剥離紙中へ水分を移行さ
せるため、第1剥離紙はポリエチレン層のない非ラミネ
ート剥離紙を用いる。
【0012】請求項1記載の両面粘着テープの製造方法
では、用いる基材シートの含水率を10〜20%の範囲
とする。基材シートの水分が10%未満では、両面粘着
テープとともに巻き取られる第1剥離紙へ水分を充分に
供給することができず、寸法安定性が得られない。又、
20%を超えると充分な寸法安定性は得られるが、粘着
剤層と貼り合わせた後、基材シートに対する粘着剤層の
投錨性が不充分となり剥離し易くなる。従って、基材シ
ートの水分を10〜20%の範囲にすることが必要であ
る。又、基材シートの湿潤時の強度を確保し、必要な水
分量を維持するために、基材シートの坪量は20g/m
2 以上であることが好ましい。
【0013】一次原反は一旦ロール状に巻き取られる
と、基材シートが第1剥離紙の背面に重ねられ、隙間の
ない巻重体となされた状態で巻回圧力を受ける。そのた
めに基材シートに含まれた水分は第1剥離紙の背面から
剥離層を透過し、グラシン紙へ移行してその含水率を高
める。そのためには巻重体の状態で第1剥離紙/粘着剤
層/基材シート/第1剥離紙の密着状態を3〜5時間以
上継続させることが好ましい。
【0014】別途、第2剥離紙の片面に粘着剤を塗布乾
燥して第2粘着剤層を形成した二次原反を準備し、上記
一次原反を繰り出しながらその基材シート面に、二次原
反の第2粘着剤層を貼り合わせる。その後、第2剥離紙
を剥離除去し、第2粘着剤層が積層された両面粘着テー
プを第1剥離紙とともに巻き取る。通常はこれを再度繰
り出して一定長さの小巻き物とする。
【0015】このように、二次加工などのために巻き戻
したりする際に、従来行われていた加湿手段を補助的に
併用すれば尚効果的である。
【0016】上記請求項1記載の発明においては、製品
として残される第1剥離紙に基材シートの水分を移行さ
せることにより寸法安定性を付与するので、第1剥離紙
はグラシン紙に直接剥離剤を塗布したものであればよ
い。従って、第2剥離紙は一次原反の基材シート面に粘
着剤層を転写するためだけのものであるから、グラシン
紙に直接剥離剤を塗布したものであってもよく、グラシ
ン紙にポリエチレンラミネートして剥離剤を塗布したも
のであってもよい。又、グラシン紙以外の剥離紙であっ
てもよい。
【0017】次に、請求項2記載の両面粘着テープの製
造方法を説明する。この発明においては、製品として残
される第1剥離紙に粘着剤層の水分を移行させることに
より寸法安定性を付与する。そのために粘着剤としてエ
マルジョン系のものを使用する。粘着剤はアクリル系、
ゴム系等種々のものが使用可能であるが、両面粘着テー
プとしての粘着力を得るためにはアクリル系のものが好
ましい。
【0018】第1剥離紙としては請求項1記載の発明で
使用した第1剥離紙と同じものを使用する。該第1剥離
紙に上記エマルジョン系粘着剤を塗布乾燥するが、乾燥
後の粘着剤層中の水分が1〜3%の範囲となるように乾
燥する。粘着剤層中の水分が1%未満であると寸法安定
性に必要な水分を第1剥離紙に供給することができず、
3%を超えると基材シートに対する粘着剤層の投錨性や
粘着物性が不充分となり、剥離し易くなる。
【0019】基材シートは請求項1記載の発明で使用す
るものと同じものが使用できるが、基材シートが水分を
含む必要はなく、むしろ乾燥しているものが好ましい。
基材シートとしては、不織布や和紙の他、合成樹脂フイ
ルムなど種々のものが使用可能である。
【0020】第1剥離紙に粘着剤を塗布乾燥して1〜3
%の水分を含有する第1粘着剤層を形成し、該第1粘着
剤層に基材シートを積層して一次原反を得る。別途第2
剥離紙にも同様にして1〜3%の水分を含有するエマル
ジョン系の第2粘着剤層を形成し、該第2粘着剤層を一
次原反の基材シート面に貼り合わせた後、第2剥離紙を
剥離除去して第1剥離紙とともにロール状に巻取る。
【0021】ロール状に巻き取られた両面粘着テープは
第1粘着剤層が第1剥離紙に接しており、第2粘着剤層
が第1剥離紙の背面に重ねられ、巻き圧力を受けて密着
状態となる。そのまゝ一定時間経過させると、第1粘着
剤層及び第2粘着剤層中の水分は第1剥離紙へ両面から
移行し、第1剥離紙に水分を与えて寸法安定性が付与さ
れる。
【0022】第1粘着剤層に基材シートを積層するの
は、第1粘着剤層の水分が1〜3%に調整されて後でも
よく、基材シートが水蒸気透過性のものであればこれを
積層してから粘着剤を乾燥してもよい。
【0023】ここで使用する第2剥離紙も請求項1記載
の発明のものと同様、種々のものが用いられる。
【0024】
【作用】請求項1記載の発明においては、グラシン紙を
用いた非ラミネート剥離紙面に形成した第1粘着剤層
に、水分を10〜20%含有する不織布又は和紙からな
る基材シートを積層した一次原反を一旦巻き取るので、
巻き取った状態の間に基材シートの水分が第1剥離紙の
背面から第1剥離紙内へ移行して寸法安定性を付与す
る。
【0025】請求項2記載の発明においては、グラシン
紙を用いた非ラミネート剥離紙面に形成したエマルジョ
ン系の第1粘着剤層及び第2粘着剤層の水分含有量をそ
れぞれ1〜3%とし、これを巻き取るので、巻き取った
状態の間に第1粘着剤層の水分が第1剥離紙へ、第2粘
着剤層の水分が第1剥離紙の背面から、それぞれ第1剥
離紙内へ移行して寸法安定性を付与する。
【0026】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。 (実施例1)グラシン紙の両面に剥離剤を直接塗布した
第1剥離紙(サンエー化学社製,坪量80g/m2 ,商
品名:T−80GWD)の片面に、アクリル系溶剤型粘
着剤(綜研化学社製,商品名:SKダイン801B)を
乾燥後の厚みが55μmとなるように塗布乾燥し、含水
率12%のマニラ和紙からなる基材シート(坪量23g
/m2 ,ビスコース加工品)を積層して一次原反を作成
し、これを一旦ロール状に巻き取り24時間放置した。
尚、基材シートの含水率設定は水を噴霧し、その噴霧時
間により調整した。
【0027】上記第1剥離紙と同様の第2剥離紙に、上
記と同様の粘着剤層を形成した二次原反を準備し、上記
一次原反を繰り出しながらその基材シートに二次原反の
粘着剤層を貼り合わせ、第2剥離紙を剥離除去して両面
粘着テープを得た。
【0028】(実施例2)基材シートの含水率を19.
6%とした以外は実施例1と同様にして両面粘着テープ
を得た。
【0029】(比較例1)基材シートの含水率を2.3
%とした以外は実施例1と同様にして両面粘着テープを
得た。
【0030】(比較例2)基材シートの含水率を23.
6%とした以外は実施例1と同様にして両面粘着テープ
を得た。
【0031】(実施例3)実施例1で用いたものと同じ
第1剥離紙に、アクリル系エマルジョン型粘着剤(固形
分50%、綜研化学社製,商品名:E−3308)を乾
燥後の厚みが55μmとなるように塗布し、該粘着剤層
の含水率が1.28%となるまで加熱乾燥し、この粘着
剤層に基材シート(レーヨン不織布,坪量14g/
2 ,日本紙業社製,商品名:SPC)を積層した。上
記第1剥離紙と同様の第2剥離紙に、上記と同様の粘着
剤層を形成した二次原反を準備し、上記一次原反を繰り
出しながらその基材シートに二次原反の粘着剤層を貼り
合わせ、第2剥離紙を剥離除去して両面粘着テープを得
た。
【0032】(実施例4)乾燥後の粘着剤層の含水率を
2.05%とした以外は実施例3と同様にして両面粘着
テープを得た。
【0033】(実施例5)乾燥後の粘着剤層の含水率を
2.94%とした以外は実施例3と同様にして両面粘着
テープを得た。
【0034】(比較例3)乾燥後の粘着剤層の含水率を
0.85%とした以外は実施例3と同様にして両面粘着
テープを得た。
【0035】(比較例4)乾燥後の粘着剤層の含水率を
3.62%とした以外は実施例3と同様にして両面粘着
テープを得た。
【0036】性能評価 (1)しわの発生状態 ロール状の巻重体とした両面粘着テープを室温で48時
間熟成した後、アルミニウム板(大きさ400mm×3
00mm)に貼り付け、これを40℃,90%RHで3
0分放置した後、吸湿によるしわの発生状態を観察し、
次の5段階評価で表した。 5;全くなし 4;直径5〜10mmの小しわが僅かに発生 3;直径5〜10mmの小しわが全面に発生 2;アルミニウム板の半分に達する長いしわが発生 1;アルミニウム板を横断する大きなしわが発生
【0037】(2)含水率測定方法 次式により求めた。 {(W1 −W2 )/W2 }×100 W1 ;始めの重量 W2 ;105℃で2時間乾燥後の重量 (3)投錨性 ステンレス板に25mm幅の両面粘着テープを貼り付
け、70℃で1時間加熱した後室温に戻し、手で100
m/分の速度で180度剥離したときの粘着剤層の剥離
状態を観察し、その評価を次の方法で表した。尚、粘着
面にはポリエチレンテレフタレートフィルムを貼り合わ
せた。 ○;粘着剤層は全面ステンレス板との界面で剥離 △;ステンレス板との界面剥離と基材シートとの接着面
におけるアンカー破壊が混在 ×;粘着剤層は基材シートとの接着全面でアンカー破壊 以上の結果を表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】表1から明らかなように、実施例1〜2の
ものは剥離紙の含水率が充分であり、実施例3〜5のも
のは粘着剤層の含水率が1〜3%の範囲であるから、そ
れに基づいてしわの発生が全くない、もしくは殆どな
い。又、基材シートに対する粘着剤層の投錨性もすぐれ
ている。しかし比較例1のものは基材の含水率が低く、
比較例3のものは粘着剤層の含水率が低いので剥離紙に
しわの発生が多く、比較例2のものは基材シートの含水
率が高すぎるので基材シートに対する粘着剤層の投錨性
が悪く、剥離し易い。比較例4のものは粘着剤層の含水
率が3%を超えているので保持力がない。
【0040】
【発明の効果】本発明両面粘着テープの製造方法は以上
の構成であり、請求項1記載の発明においては、水分を
10〜20%含有する基材シートを積層した一次原反を
一旦巻き取るので、基材シートの水分が第1剥離紙内へ
移行する結果、第1剥離紙に寸法安定性が付与され、し
わのない両面粘着テープが得られる。
【0041】請求項2記載の発明においては、非ラミネ
ート剥離紙面に形成したエマルジョン系の第1粘着剤層
及び第2粘着剤層の水分含有量をそれぞれ1〜3%と
し、これを巻き取るので、粘着剤層の水分が第1剥離紙
内へ移行して寸法安定性を付与し、しわのない両面粘着
テープが得られる。
【0042】請求項1及び請求項2記載のいずれの発明
においても、特別な設備を必要としないので生産性がよ
く、品質のよい両面粘着テープを製造することができ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラシン紙の両面に剥離処理が施されて
    なる第1剥離紙の片面に粘着剤を塗布・乾燥して第1粘
    着剤層を形成し、該第1粘着剤層に基材シートを積層し
    て一次原反を製造し、第2の剥離紙の剥離処理面に形成
    した第2粘着剤層を上記基材シートに貼り合わせ、第2
    剥離紙を除去した後、第1剥離紙とともに基材シートを
    巻き取る両面粘着テープの製造方法において、基材シー
    トとして10〜20%の水分を含有する不織布又は和紙
    を用いて、一次原反を一旦巻取り、再びこれを繰り出し
    て、基材シート面に第2粘着剤層を積層することを特徴
    とする両面粘着テープの製造方法。
  2. 【請求項2】 グラシン紙の両面に剥離剤が塗布されて
    なる第1剥離紙の片面に粘着剤を塗布・乾燥して第1粘
    着剤層を形成し、該第1粘着剤層に基材シートを積層
    し、同様にして第2剥離紙面に形成した第2粘着剤層を
    上記基材シートに貼り合わせ、第2剥離紙を剥離した
    後、第1剥離紙とともに基材シートを巻き取る両面粘着
    テープの製造方法において、粘着剤としてエマルジョン
    系粘着剤を使用し、上記塗布乾燥した第1粘着剤層及び
    第2粘着剤層の含水率を1〜3%とすることを特徴とす
    る両面粘着テープの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007270034A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Dainippon Ink & Chem Inc 粘着テープの製造方法
JP2022031081A (ja) * 2020-08-05 2022-02-18 王子ホールディングス株式会社 ガスバリア性積層体

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