JPH0625622A - 両面粘着テープの製造方法 - Google Patents

両面粘着テープの製造方法

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JPH0625622A
JPH0625622A JP18351392A JP18351392A JPH0625622A JP H0625622 A JPH0625622 A JP H0625622A JP 18351392 A JP18351392 A JP 18351392A JP 18351392 A JP18351392 A JP 18351392A JP H0625622 A JPH0625622 A JP H0625622A
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JP
Japan
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release paper
double
adhesive tape
paper
sensitive adhesive
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Application number
JP18351392A
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English (en)
Inventor
Koichi Yamano
浩市 山野
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 離型紙の寸法安定性を高めることによって、
粘着テープ巻き取りの際の気泡の巻き込みの問題を解消
し、離型紙両面における剥離力の差を大きくとる必要性
をなくし、さらに粘着テープ巻き取りの際のカールの発
生を抑制し、従来よりも生産性を向上させる。 【構成】 叩解度100〜300mlCFSの木材パル
プを主成分とし、これを引張強度の縦/横の比率が1.
0〜1.5になるように抄造し、透気度3000秒以上
の離型紙基材1として、一方面にポリエチレン層2をラ
ミネートし、この上に、両面粘着テープ基材3,4,5
を積層した後、離型紙のグラシン紙側の面を加湿するこ
とにより、離型紙の含水率を3%以上とし、この状態の
ままでポリエチレンラミネート層2の面を内側にして両
面粘着テープを巻き取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両面粘着テープの製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】グラシン紙の一方面にポリエチレンをラ
ミネートした両面離型紙は、グラシン紙が有する打抜加
工性の良さと、ポリエチレンラミネート層による寸法安
定性を備えた離型紙として一般に用いられている。図2
は、このような離型紙を用いた両面粘着テープを示す断
面図である。離型紙基材1の上にはポリエチレン層2が
形成されており、両面にオルガノポリシロキサン等から
なるシリコン離型剤が塗布され離型紙10が構成されて
いる。この離型紙10のポリエチレン層2側の上に第1
の粘着剤層3が設けられ、さらにシート基材4を挟み第
2の粘着剤層5が設けられて両面粘着テープ11が構成
されている。
【0003】従来は、寸法安定性を得るため、離型紙基
材1のポリエチレン層2と反対側のグラシン紙の面に加
湿を施しながらポリエチレン層2が外側に離型紙基材1
が内側になるように巻取り製品化している。これは、ポ
リエチレン層2を外側に配置することにより、離型紙基
材1に対する外部環境からの湿度の影響を少なくし、寸
法安定性を高めるためである。また、離型紙10を付け
たままテープの切片を化粧板等の被着体に仮着等する場
合、離型紙基材1を外方に向けたままで1日位の時間が
経過すると、湿気の影響で離型紙基材1が収縮し、テー
プ11及び離型紙10にしわが寄り、離型紙10を剥離
した後、次の被着体への貼付けが困難になる。
【0004】このようにしてポリエチレン層を外側にし
て巻き取られた両面粘着テープは、図3に示すようにし
て積み重ねられ巻き取られる。図3において、A1 及び
2は、巻き取りの際における両面粘着テープのユニッ
トを示している。しかしながら、使用に際しては、離型
紙が外側に位置するように展開する必要があり、ユニッ
トA1 のポリエチレン層2及び離型紙基材1とユニット
2 の第2の粘着剤5、シート基材4及び第1の粘着剤
3からなるユニットBとして用いられる必要がある。こ
のため、離型紙を下の層の両面粘着テープ基材側に移行
させる必要があり、このためポリエチレン層2と第1の
粘着剤層3の剥離力よりも離型紙基材1と第2の粘着剤
層5の剥離力を大きく設定しておく必要がある。例え
ば、剥離力の差を5倍程度にしておく必要がある。この
ように剥離力の差をつけておくことにより、離型紙の移
行をスムーズに行うことができ、両面粘着テープを展開
する際にテープ浮きの発生を防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
製造方法では、テープを巻き取り製品化する際に、離型
紙を下のユニット側に移行する必要がある。この際、離
型紙基材のグラシン紙の面と下の粘着剤層の面が初めて
接触し合うので、気泡を巻き込んでしまい密着させるこ
とが極めて難しいという問題があった。また、上述した
ように、粘着テープを展開する際のテープ浮きを防止す
るため、ポリエチレン層と離型紙基材のグラシン紙表面
との間で剥離力に大きな差をつけておく必要があった。
【0006】さらに、従来の両面粘着テープでは、グラ
シン紙の面に加湿しながらテープを巻き取っているが、
この加湿の際にカールが発生し、場合によっては折れじ
わ等が発生し、生産性低下の原因となっていた。
【0007】本発明の目的は、このような従来の問題点
を解消し、テープ巻き取りの製品化の際に上述のような
気泡巻き込みの問題が生じず、かつ従来のような剥離力
の差を離型紙の両面間において設ける必要がなく、加湿
によるカールの発生等の生産性の低下を招かないような
両面粘着テープの製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述の従来
の問題点を解消するため、鋭意研究を重ねた結果、特定
の製造条件で製造した離型紙基材を用いて両面粘着テー
プを製造し、これを巻き取り製品化することによって、
上述の問題を解消できることを見出し、本発明をなすに
至った。
【0009】すなわち、本発明の製造方法は、叩解度が
100〜300mlCFSの木材パルプを主成分とし、
これを引張強度の縦/横の比率が1.0〜1.5になる
ように抄造する工程と、抄造した紙を乾燥しカレンダー
掛けして透気度3000秒以上の離型紙基材とする工程
と、離型紙基材の一方面にポリオレフィン系樹脂をコー
ティングする工程と、樹脂をコーティングした離型紙基
材の両面にオルガノポリシロキサンを主成分とするシリ
コーン離型剤を塗工し離型紙とする工程と、離型紙のポ
リオレフィン系樹脂をコーティングした面の上に粘着剤
層を設けてシート基材の両面に粘着剤層を有した両面粘
着テープ基材を積層し両面粘着テープとする工程と、離
型紙の樹脂をコーティングしていない側の面を加湿する
ことにより、離型紙の含水率を3%以上とし、この状態
のままで離型紙の樹脂コーティング側の面を内側にし
て、両面粘着テープを巻き取る工程とを備えることを特
徴としている。
【0010】本発明では、叩解度が100〜300ml
CFSの木材パルプを用いて離型紙基材を抄造してい
る。このような叩解度の木材パルプを使用することによ
り、平滑性が低下する場合には、木材パルプのNBKP
の一部をLBKPで置き換えることが好ましい。この割
合としては、NBKP70〜30重量%に対しLBKP
30〜70重量%とすることが好ましい。
【0011】また上記の叩解度の木材パルプを用いるこ
とにより透気度が低下する場合には、従来からの表面サ
イズ(中性サイズ:アルキルケテンダイマー)を併用す
ることが好ましい。本発明では、叩解度100〜300
mlCFS木材パルプを用いている。これは、紙の寸法
安定性と離型塗工した場合のシリコーン溶液の含浸防止
とのバランスを考慮したものである。また本発明におい
て叩解度の測定は、カナダ標準形炉水度により、JIS
P8121に準じて行った。
【0012】本発明では、このような木材パルプを用
い、必要に応じて、耐水化剤、サイズ剤を配合して、引
張強度の縦/横の比率が1.0〜1.5になるように抄
造している。このように引張強度縦/横の比率を1.0
〜1.5に規定している理由は、紙の寸法変化は繊維の
膨潤によるが、横方向の寸法変化率を低減させるために
横方向に並ぶ繊維の数を減らし、縦方向へと配置するこ
とが有効だからである。すなわち、縦/横比率を1.0
〜1.5にする副作用として、逆に縦方向の寸法変化率
が悪くなるが、実用上1.0〜1.5の範囲内では特に
問題はない。また、本発明において引張強度の測定方法
は、JIS P 8113に準じて行った。
【0013】以上のようにして抄造した後、必要に応じ
て、目止め剤としてPVA、澱粉または澱粉の誘導体
を、サイズプレスまたはゲートロールコーターで片面ま
たは両面に塗工し、乾燥してカレンダー掛けし、透気度
3000秒以上の離型紙基材を製造する。本発明におい
て透気度3000秒以上としている理由は、離型加工の
際のシリコーン溶液の紙への含浸を防止するためであ
る。本発明において透気度の測定方法は、透気度試験方
法(JAPAN.TAPPI.No.5)に準じた。
【0014】本発明では、このようにして得られた離型
紙基材の一方面にポリオレフィン系樹脂をコーティング
している。ポリオレフィン系樹脂としては、例えば、L
DPE、HDPEもしくはそれらのブレンド物、又はL
LDPEもしくはLLDPEとLDPEとのブレンド
物、VLDPEもしくはVLDPEとLDPEとのブレ
ンド物、またはPP樹脂などを挙げることができる。こ
れらの樹脂は、押出コーティング等の方法により、離型
紙基材の一方面上にコーティングすることができる。本
発明では、このようにしてポリオレフィン系樹脂をコー
ティングした離型紙基材の両面に、オルガノポリシロキ
サンを主成分とするシリコーン離型剤をコーティング
し、離型紙を製造している。
【0015】本発明では、さらにこのようにして得られ
た離型紙のポリオレフィン系樹脂をコーティングした面
の上に、両面粘着テープ基材を積層し、両面粘着テープ
としている。このようにポリオレフィン系樹脂コーティ
ング層側に両面粘着テープ基材を設ける方法としては、
転写法及び含浸法等の公知の方法を用いることができ
る。本発明では、このようにして得られた両面粘着テー
プの樹脂をコーティングしていない側の離型紙面を加湿
して、離型紙の含水率を3%以上にし、この状態のまま
で離型紙樹脂コーティング側の面を内側にして両面粘着
テープを巻き取っている。
【0016】本発明において、離型紙の含水率を3%以
上としている理由は、塗工、乾燥工程における静電気
対策、及び寸法変化(吸湿)の改善を図るためであ
る。なお、含水率が0%になると、本発明に用いる離型
紙基材でも寸法安定性はあまり良くない。従来の離型紙
基材では、7〜8%以上必要である。また、本発明にお
いて、離型紙の含水率の測定方法は、絶乾法で行う。絶
乾条件は105℃×2時間であり、次式に従って算出す
る。 (加湿後重量−絶乾重量)/絶乾重量×100
【0017】
【作用】本発明では、上述の特定の製造条件で離型紙基
材を製造することにより、寸法安定性に優れた離型紙基
材を製造し、これを用いている。従って、従来のように
ポリオレフィン系樹脂をコーティングした側の面を外側
にして両面粘着テープを巻き取る必要がなく、本発明で
は離型紙の樹脂コーティング側の面を内側にして両面粘
着テープを巻き取っている。従って、従来のように離型
紙を下の層のユニットに移行させる必要がなく、巻き取
りの際に離型紙と両面粘着テープの粘着剤層との間に気
泡が巻き込まれることがなくなる。また、従来のように
離型紙のポリオレフィン系樹脂コーティング側と離型紙
基材側の面との間で剥離力に差をつける必要がなくな
る。また、本発明に従う離型紙基材を用いた場合には、
加湿によるカールの発生がなくなるので、生産性を低下
させることがない。
【0018】
【実施例】図1は、本発明に従い製造された両面粘着テ
ープの一実施例を示す断面図である。図1において、離
型紙基材1上にポリエチレン層2が設けられて離型紙1
0を構成している。このポリエチレン層2の上に第1の
粘着剤層3、シート基材4及び第2の粘着剤層5からな
る両面粘着テープ基材11が積層されて、両面粘着テー
プを構成している。この両面粘着テープは、図1に示す
ように、ポリエチレン層2を内側にして巻き取られる。
このため、従来のように離型紙を他のユニットの両面粘
着テープ基材と組み合わせる必要がなく、巻き取りの際
と同じユニットでテープを展開させることができる。以
下、本発明を具体的な実施例により説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0019】実施例1〜3 表1に示す条件で離型紙を作製し、これに両面粘着テー
プ基材を積層して図1に示すのと同様にしてポリエチレ
ン層を内側にして巻き取り製品化した。得られた両面粘
着テープについて寸法変化率、しわ、剥離力、テープ展
開性及び耐熱温度を測定し表1に示した。
【0020】比較例1及び2 叩解度が本発明の範囲外の木材パルプを用い、表1に示
す条件で離型紙を作製し、これに両面粘着テープ基材を
積層して両面粘着テープとし、上記実施例と同様にポリ
エチレン層を内側にして巻き取り製品化した。得られた
両面粘着テープについて上記実施例と同様に評価した。
結果を表1に示す。
【0021】比較例3 離型紙の含水率を1.5%とする以外は、本発明の条件
に従い両面粘着テープを作製した。両面粘着テープは、
上記実施例と同様にしてポリエチレン層を内側にして巻
き取り製品化した。得られた両面粘着テープについて上
記実施例と同様に評価し、その結果を表1に示した。
【0022】比較例4 表1に示す条件で離型紙基材を作製し、離型紙基材の両
面にポリエチレン層を設けた離型紙を作成した。ポリエ
チレン層の一方側に両面粘着テープ基材を積層し、両面
粘着テープとし、これを巻き取った。得られた両面粘着
テープについて上記実施例と同様にして評価し、その結
果を表1に示した。離型紙基材にラミネートするポリエ
チレン樹脂としては、トーソーペトロセン1398R
(ρ:0.939)を用い、片面に20μmの厚みでコ
ーティングした。
【0023】シリコーン離型剤としては、商品名KS−
776A(信越化学社製)を用い、ポリエチレン面側に
0.6g/m2 ±0.1塗工し、グラシン紙側に1.3
g/m2 ±0.1塗工した。両面粘着テープ基材のシー
ト基材としては、レーヨン/パルプの不織布(14g/
2 )を用い、この両側の面に粘着剤(商品名;SKダ
イン1717,綜研化学社製)を片面が55μmの厚み
となるように塗布した。叩解度、引張強度の縦/横の比
率、透気度、及び離型紙の含水率については、上述の測
定方法に従い測定した。しわ評価点、寸法変化率、剥離
力、展開性、及び耐熱温度については、以下のようにし
て測定した。
【0024】(a)しわ評価方法 400mm幅×50mの両面テープを端末から約5m巻
きほぐし、約45mのところで400mm×400mm
のアルミ板に貼り付け、40℃×90%RHの雰囲気下
で、24時間放置し、テープの吸湿じわの状態を評価し
た。評価としては、5段階評価で行い、全くしわのない
ものを5、全面にしわが発生したものを1として評価し
た。
【0025】(b)寸法変化率 両面テープを400mm×400mmサンプリングし、
テープを剥し、離型紙の寸法を測定し、この値をAと
し、次に40℃×90%RHの恒温槽に入れて寸法を測
定し、この値をBとし、B−A/A×100を寸法変化
率とした。
【0026】(c)剥離力 綜研化学社製のアクリル粘着剤SKダイン801Bを、
ドライの状態で50μm塗布し80℃×3分乾燥後、5
5gの上質紙を貼り合わせ、23℃×65%RHで24
時間放置した後、50mm幅で300mmの引き剥がし
速度で、上質紙を引き離した時の抵抗値を剥離力とし
た。単位はg/50mm幅である。
【0027】(d)展開性 両面テープ20mm×50mを作成し、高速60〜10
0m/minで展開した時の、離型紙破れ及び層間剥離
を観察した。 (e)耐熱温度 ギアーオーブンの温度を任意に設定し、アクリル粘着剤
SKダイン801Bをドライの状態で50μm塗布し、
3分間乾燥させて、離型紙のポリエチレン層の表面の発
泡状態を観察し、ポリエチレンの発泡が生じた時のギア
ーオーブンの温度を耐熱温度とした。
【0028】
【表1】
【0029】表1から明らかなように、本発明に従う実
施例の両面粘着テープは、何れも寸法変化率が小さく、
しわの発生が少なく、またテープ展開性においても優れ
ている。また寸法変化率は、両面にポリエチレン層を設
けた離型紙を用いた比較例4に近い値を示している。
【0030】
【発明の効果】本発明に従い得られる離型紙は、優れた
寸法安定性を有しており、従来の両面にポリエチレン層
を設けた離型紙と同等の寸法安定性を示している。この
両面にポリエチレンをコーティングした離型紙に比べ、
本発明に用いる離型紙はコストが安く、また耐熱温度が
高い。本発明では、このように寸法安定性を優れた離型
紙を用いているため、従来のようにポリオレフィン系樹
脂コーティング側の面を外側にして巻き取る必要がな
い。また従来問題となった巻き取りの際の離型紙と粘着
剤層との間の気泡の巻き込みを生じることがなく、さら
に離型紙のポリオレフィン系樹脂コーティング側と基材
側とにおいて大きな剥離力の差を設ける必要もなくな
る。本発明で用いる離型紙は寸法安定性に優れているた
め、離型紙への加湿の際にカールが発生することがな
く、従来よりも生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従い製造される両面粘着テープの一例
を示す断面図。
【図2】従来の両面粘着テープを示す断面図。
【図3】従来の両面粘着テープにおける剥離面の反転を
説明するための断面図。
【符号の簡単な説明】
1…離型紙基材 2…ポリエチレン層 3…第1の粘着剤層 4…シート基材 5…第2の粘着剤層 10…離型紙 11…両面粘着テープ基材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 叩解度が100〜300mlCFSの木
    材パルプを主成分とし、これを引張強度の縦/横の比率
    が1.0〜1.5になるように抄造する工程と、 前記抄造した紙を乾燥しカレンダー掛けして透気度30
    00秒以上の離型紙基材とする工程と、 前記離型紙基材の一方面にポリオレフィン系樹脂をコー
    ティングする工程と、前記樹脂をコーティングした離型
    紙基材の両面にオルガノポリシロキサンを主成分とする
    シリコーン離型剤を塗工し離型紙とする工程と、 前記離型紙のポリオレフィン系樹脂をコーティングした
    面の上に粘着剤層を設けてシート基材の両面に粘着剤層
    を有した両面粘着テープ基材を積層し両面粘着テープと
    する工程と、 前記離型紙の樹脂をコーティングしていない側の面を加
    湿することにより、離型紙の含水率を3%以上とし、こ
    の状態のままで前記離型紙の樹脂コーティング側の面を
    内側にして、前記両面粘着テープを巻き取る工程とを備
    える、両面粘着テープの製造方法。
JP18351392A 1992-07-10 1992-07-10 両面粘着テープの製造方法 Pending JPH0625622A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5718628A (en) * 1995-05-02 1998-02-17 Nit Power And Building Facilities, Inc. Air conditioning method in machine room having forced air-cooling equipment housed therein
JP2011094057A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Nitto Denko Corp 剥離ライナー付き粘着シート

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US5718628A (en) * 1995-05-02 1998-02-17 Nit Power And Building Facilities, Inc. Air conditioning method in machine room having forced air-cooling equipment housed therein
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