JPH0867616A - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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- JPH0867616A JPH0867616A JP6207287A JP20728794A JPH0867616A JP H0867616 A JPH0867616 A JP H0867616A JP 6207287 A JP6207287 A JP 6207287A JP 20728794 A JP20728794 A JP 20728794A JP H0867616 A JPH0867616 A JP H0867616A
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Abstract
含む化粧料。 【効果】 美白作用が強く、活性酸素抑制作用、抗酸化
作用にも優れているので肌荒れを防ぐ効果が大きい。人
の肌に対する安全性の面で保証されている。
Description
荒れなどに有効な化粧料に関する。
ダツラ ストラモニウム エル(Datura stramonium
L.)と称し、ナス科の植物で、ヨウシュチョウセンアサ
ガオ又は曼陀羅とも呼ばれ、中国各地の村落周辺や道端
に生える1年生草本である。従来は、気管支喘息、慢性
喘息性気管支炎、胃痛、リウマチ痛等に用いられて来
た。
作用のある物質としては、種々の物質が知られている
が、合成品は、長期間人間の肌に適用した場合の安全性
の保証がなく、使用が制限されつつある。一方、天然物
では美白作用が弱いものが多い。しかし、人の肌に対す
る安全性の面から、天然物で、多年人が医薬として飲用
したり、人が食したりして安全性の面で保証されてお
り、しかも美白作用が強く、更に皮膚に対する効果を併
せもつような物質が望まれていた。
に適用して安全性が保証されており、しかも美白作用が
大きく、更に肌荒れなどに有効な成分を含んだ化粧料を
提供することである。
題を解決するため、すでに多年にわたって医薬として飲
用されたり、食用に供されて、人体に対する安全性が確
認されている植物をスクリーニングして調べ、化粧品と
して利用価値のあるものを検討した。
化粧品原料として、或いは医薬部外品として非常に有効
性を有することを見出した。確認された効果として美白
作用、活性酸素抑制作用、抗酸化作用が確認された。す
なわち本発明はシロバナチョウセンアサガオの溶媒抽出
物を含む化粧料である。
しては、水或いは親水性有機溶媒例えば、エタノール、
メタノール、アセトン等で抽出する。しかしながら、化
粧品原料の抽出であるから、水或いはエタノール或いは
これの混合溶媒での抽出が好ましいのは当然である。ま
た、場合によっては、グリセリン、1,3ブチレングリ
コール、プロピレングリコール等の多価アルコール又は
多価アルコールと水の混液も抽出に利用できる。またさ
らに凍結乾燥して粉体として利用することも利用方法に
よっては有効である。
ン、ホホバ油等の液状油、ミツロウ、セチルアルコール
等の固体油、各種の活性剤、グリセリン、1,3ブチレ
ングリコール等の保湿剤や各種薬剤等を添加してさまざ
まな剤形の化粧料を調製することができる。例えばロー
ション、クリーム、乳液、パック等で目的に応じて利用
形態を考えればよい。
如く、第1に美白作用である。第2に活性酸素抑制作用
である。空気中には酸素があり、これがないと生物(嫌
気性のものを除く)は存在しえない。しかし酸素は紫外
線や酵素等の影響を受けて活性酸素になる。活性酸素は
脂肪酸を酸化し過酸化物を生成させる。生体の生体膜の
リン脂質も酸化させ、障害を与える。その上、生成した
過酸化物と活性酸素はDNAに損傷を与え、老化を促進
するといわれている。この活性酸素は、チロシンからメ
ラニンを作る機構にも影響を与え皮膚の黒化にも関与し
ている。この活性酸素を抑制することは皮膚にとって重
要な、言い換えれば化粧料に求められている重要な要素
である。本発明のシロバナチョウセンアサガオは又この
活性酸素抑制作用、抗酸化性も有している。
るが、本発明はこの実施例によって何ら限定されるもの
ではない。本発明で使用したシロバナチョウセンアサガ
オの抽出物の製造例を次に示す。
の種子(乾燥品)を10gにエタノール300mlを加え
て時々撹拌しつつ5日間放置した。これをエバポレート
したのち、濾過後凍結乾燥した。
の種子(乾燥品)を10gに50%エタノール水溶液3
00mlを加えて時々撹拌しつつ5日間放置した。これを
エバポレートしたのち、濾過後凍結乾燥した。
の種子(乾燥品)を10gに精製水300mlを加えて3
時間加熱する。これを放冷した後濾過後凍結乾燥した。
撹拌しつつ徐々に加えたのち、ゆっくり撹拌しつつ30
℃まで冷却した。
製造例3の抽出物に変え作成したもの。
ml、1.66mMチロシン(Tyrosine)溶液1.0ml、前記
製造例(凍結乾燥品)の0.1wt/v%水溶液(溶解し
にくい場合はエタノールを加えて溶解したのち精製水を
加えて、エバポレートし、エタノールを除去したのち、
0.1wt/v%になるように調製した)1.0mlをスク
リューバイアルにとり、37℃恒温水槽中で5分以上加
温した。チロシナーゼ溶液(Sigma社製、マッシュルー
ム由来、914ユニット/ml)0.1mlを加え、37℃
恒温水槽中で保温し、10分後に475nmで吸光度を測
定した。対照として、上記試料液のかわりに純水を加え
同様に測定した。この試験では試料の終濃度は0.03
3%となる。 (計算式) チロシナーゼ活性阻害率(%)={B−(A−P)}/B×1
00 但し A:試料検体の吸光度 B:対照の吸光度 P:試料検体の着色による吸光度(3倍希釈) その結果を表1に示す。
効果を測定する方法は各種あるが、今回以下の方法を利
用した。 pH 7.8,50mM リン酸カリウム緩衝液(1.3mM DETAPAC含有) 133ml 40 unit/ml カタラーゼの上記のリン酸カリウム緩衝液 5ml 2 mM ニトロフ゛ルーテトラソ゛リウムの上記のリン酸カリウム緩衝液 5ml 1.8 ml キサンチンの上記のリン酸カリウム緩衝液 17ml 160ml 上の試薬の混合物を2.4ml、検体を0.3ml加えてキ
サンチンオキシナーゼ(予め検体を水とし、実験すると
き、吸光度が1分当たり0.02前後上昇するように上
記のリン酸カリウム緩衝液で調整しておく)液を0.1
ml加えて直ちに吸光度(560nm)を測定する。(測定
は2分位し、直線性を確認する) 計算式 阻害率=((A−B)/A)×100 A:検体を水としたときの1分当たりの吸光度の変化 B:検体の1分当たりの吸光度の変化 濃度段階を数段階行い、50%活性酸素生成阻害濃度を
探した。検体の作成方法は前記製造例(凍結乾燥品)を
適当な濃度の水溶液(溶解しにくい場合はエタノールを
加えて溶解したのち精製水を加えて、エバポレートし、
エタノールを除去したのち適当な濃度%となるように調
製した)とした。製造例2についての、50%活性酸素
生成阻害濃度の結果を表2に示す。
プ付50ml試験管に作成した。 検体 5mg 2%リノール酸エタノール溶液 10ml 0.1M,pH7.0リン酸緩衝液 10ml 精製水 5ml これを50℃の恒温槽に遮光して放置する。これを恒温
槽に入れる前と数日間隔で下記の測定をした。試験液
0.125ml、75%エタノール12.125ml、30
%チオシアン酸アンモニウム0.125mlを加えて撹拌
し3分間放置後、0.02N塩化第一鉄3.5%HCl
水溶液0.125mlを加えて撹拌し3分間放置後波長5
00nmで吸光度を測定した。セル長10mm、対照セルは
試験液を水に置き換えたもの。その結果を表3、表4に
示す。
に分け、一方を実施例、もう一方を比較例として毎日、
1回以上使用してもらって、3月後、アンケートした。
なお、比較例は実施例より製造例の各種のシロバナチョ
ウセンアサガオの抽出物を水にかえたものである。(比
較例1,2)なお、12名を2班にわけ、下記の表5の
試料を使って実験した。
をまとめたのが以下の表6である。 実施例の方が非常によい 3 実施例の方がかなりよい 2 実施例の方がややよい 1 差がない 0 比較例の方がややよい −1 比較例の方がかなりよい −2 比較例の方が非常によい −3
に活性酸素抑制作用、抗酸化作用にも優れているので、
肌荒れを防止する効果が大きい。古くより、内服薬とし
て用いられて来たので、人体に対する安全性の面で保証
されている。
Claims (1)
- 【請求項1】 シロバナチョウセンアサガオの溶媒抽出
物を含む化粧料
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20728794A JP3545057B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20728794A JP3545057B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0867616A true JPH0867616A (ja) | 1996-03-12 |
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Family
ID=16537302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20728794A Expired - Fee Related JP3545057B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3545057B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100724168B1 (ko) * | 2001-01-12 | 2007-05-31 | 주식회사 엘지생활건강 | 멜라닌 생성 억제 활성을 갖는 식물 추출물을 함유하는피부미백용 화장료 |
KR100777589B1 (ko) * | 2001-12-05 | 2007-11-16 | 주식회사 엘지생활건강 | 피살린디카놀-에이를 함유하는 피부미백용 조성물 |
EP2239329A1 (en) | 2003-03-07 | 2010-10-13 | Alnylam Pharmaceuticals, Inc. | Therapeutic compositions |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP20728794A patent/JP3545057B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2001078675A1 (de) * | 2000-04-14 | 2001-10-25 | Cognis France, S.A. | Verwendung von naturstoffen zur herstellung kosmetischen zubereitungen |
KR100724168B1 (ko) * | 2001-01-12 | 2007-05-31 | 주식회사 엘지생활건강 | 멜라닌 생성 억제 활성을 갖는 식물 추출물을 함유하는피부미백용 화장료 |
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EP2239329A1 (en) | 2003-03-07 | 2010-10-13 | Alnylam Pharmaceuticals, Inc. | Therapeutic compositions |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3545057B2 (ja) | 2004-07-21 |
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