JPH0867257A - 車両用ステアリング装置 - Google Patents

車両用ステアリング装置

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JPH0867257A
JPH0867257A JP20567894A JP20567894A JPH0867257A JP H0867257 A JPH0867257 A JP H0867257A JP 20567894 A JP20567894 A JP 20567894A JP 20567894 A JP20567894 A JP 20567894A JP H0867257 A JPH0867257 A JP H0867257A
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忠幸 鈴木
Masaaki Sano
雅昭 佐野
Tetsuji Egawa
哲司 江川
Seiji Mizuno
誠二 水野
Hiroo Shirasawa
博郎 白澤
Masakazu Ishikawa
正和 石川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】二次衝突時に支持ブラケットを離脱させること
によりステアリングコラムの前方への移動を円滑に行い
得る車両用ステアリング装置を提供すること。 【構成】ステアリングコラム20が前方部位を連結装置
を介して車体(コラムサポート30)に連結支持され後
方部位を衝撃吸収ブラケット21を介して車体に連結支
持されて、二次衝突時にステアリングコラム20が前方
へ移動するのに伴って衝撃吸収ブラケット21が変形し
て二次衝突荷重が吸収される車両用ステアリング装置に
おいて、前記連結装置を、前方及び下方に開放した形状
に形成されてステアリングコラム20の上方にて車体に
固着される車体側ブラケット31と、ステアリングコラ
ム20の前方部位に固着されるコラム側ブラケット22
と、これら両ブラケットを車両前後方向にて離脱可能に
連結する連結体(連結ボルト52とナット51)によっ
て構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ステアリング装
置に係り、特にステアリングホイールと一体的に回転す
るメインシャフトを回転可能に支持するステアリングコ
ラムの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用ステアリング装置の一形式とし
て、ステアリングホイールと一体的に回転するメインシ
ャフトを回転可能に支持するステアリングコラムが前方
部位を連結装置を介して車体に連結支持されるとともに
後方部位を衝撃吸収ブラケットを介して車体に連結支持
されて、二次衝突時に前記ステアリングコラムが前方へ
移動するのに伴って前記衝撃吸収ブラケットが変形して
二次衝突荷重が吸収されるようにしたものがあり、例え
ば特開平5−330435号公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した車
両用ステアリング装置においては、ステアリングコラム
の前方部位がステアリングコラムを包囲する形状に形成
されて車体に固着した支持ブラケットにより支持されて
いるため、二次衝突時にステアリングコラムが前方へ移
動するときには、全移動ストローク領域にてステアリン
グコラムは支持ブラケットと係合している。本発明の目
的は、二次衝突時に支持ブラケットを離脱させることに
よりステアリングコラムの前方への移動を円滑に行い得
る車両用ステアリング装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1の発明においては、ステアリングホイ
ールと一体的に回転するメインシャフトを回転可能に支
持するステアリングコラムが前方部位を連結装置を介し
て車体に連結支持されるとともに後方部位を衝撃吸収ブ
ラケットを介して車体に連結支持されて、二次衝突時に
前記ステアリングコラムが前方へ移動するのに伴って前
記衝撃吸収ブラケットが変形して二次衝突荷重が吸収さ
れる車両用ステアリング装置において、前記連結装置
を、前方及び下方に開放した形状に形成されて前記ステ
アリングコラムの上方にて車体に固着される車体側ブラ
ケットと、前記ステアリングコラムの前方部位に固着さ
れるコラム側ブラケットと、これら両ブラケットを車両
前後方向にて離脱可能に連結する連結体によって構成し
た。請求項2の発明においては、請求項1に記載の車両
用ステアリング装置において、前記衝撃吸収ブラケット
の上端部がチルトロック機構を介して車体に上下位置調
整可能に連結されるとともに、前記連結体がチルト中心
軸を兼用する構成とした。請求項3の発明においては、
請求項1または2に記載の車両用ステアリング装置にお
いて、前記車体側ブラケットまたは前記コラム側ブラケ
ットに、同ブラケットと前記連結体の車両前後方向への
相対的な移動及び離脱を許容する切欠を設けた。請求項
4の発明においては、請求項3に記載の車両用ステアリ
ング装置において、前記切欠を設けたブラケットに前記
連結体と係合する係合部を設けた。請求項5の発明にお
いては、請求項3に記載の車両用ステアリング装置にお
いて、前記連結体としてカシメ固定される連結部材を採
用した。請求項6の発明においては、請求項3に記載の
車両用ステアリング装置において、前記コラム側ブラケ
ットの前記車体側ブラケットに対する摺動抵抗を低減さ
せる摺動抵抗低減部材を前記連結体に組付けた。請求項
7の発明においては、請求項5に記載の車両用ステアリ
ング装置において、前記連結部材として段付ピンを採用
した。請求項8の発明においては、請求項3に記載の車
両用ステアリング装置において、前記切欠を開口端に向
けて拡開する形状とした。請求項9の発明においては、
請求項3に記載の車両用ステアリング装置において、前
記切欠を設けない側のブラケットに前記連結体を一体的
に設けた。請求項10の発明においては、請求項5に記
載の車両用ステアリング装置において、前記連結部材の
カシメを部分的とした。請求項11の発明においては、
請求項3に記載の車両用ステアリング装置において、前
記連結体として前記切欠に圧入固定される連結部材を採
用した。請求項12の発明においては、請求項3に記載
の車両用ステアリング装置において、前記連結体を、前
記切欠の上下幅より小さい剛体部材と、前記切欠の上下
幅より大きい弾性部材によって構成した。
【0005】
【発明の作用・効果】請求項1の発明によれば、二次衝
突時に連結体による連結部位にて両ブラケットを離脱さ
せることができ、離脱後にステアリングコラムの前方部
位を車体側ブラケットに対して少なくとも前方及び下方
にフリーとすることができる。したがって、両ブラケッ
トの離脱後においては、ステアリングコラムが車体側ブ
ラケットにより前方への円滑な移動を阻害されることは
なく、二次衝突時にステアリングコラムに加わる荷重の
入力方向に拘らず、ステアリングコラムを前方へ円滑に
移動させることができ、上記荷重を衝撃吸収ブラケット
にて的確に吸収することができる。請求項2の発明によ
れば、請求項1の発明による作用効果が得られるととも
に、連結体がチルト中心軸を兼用しているため、チルト
機能を備えた車両用ステアリング装置を少ない構成部品
数にてコンパクトに構成することができる。請求項3の
発明によれば、請求項1または2の発明による作用効果
が得られるとともに、二次衝突時に、切欠を設けたブラ
ケットと連結体間にて、車両前後方向への相対的な移動
が生じて離脱が生じるため、二次衝突時においてステア
リングコラムの移動方向をその移動初期に切欠によりガ
イド規定することができ、衝撃吸収ブラケットの変形を
安定して得ることができる。請求項4の発明によれば、
請求項3の発明による作用効果が得られるとともに、切
欠を設けたブラケットに連結体と係合する係合部を設け
たため、連結体と係合部の係合強度を変えることにより
二次衝突時にステアリングコラムの前方部位にて離脱に
要する荷重を変更することができ、コンパクトな構成で
二次衝突時における離脱荷重のチューニングを容易に行
うことができる。請求項5の発明によれば、請求項3の
発明による作用効果が得られるとともに、連結体として
カシメ固定される連結部材を採用したため、当該装置の
組付作業工程数の削減を図ることができる。なお、カシ
メ固定される連結部材としては、例えばリベットまたは
パイプがある。請求項6の発明によれば、請求項3の発
明による作用効果が得られるとともに、コラム側ブラケ
ットの車体側ブラケットに対する摺動抵抗を低減させる
摺動抵抗低減部材を連結体に組付けたため、当該連結部
での二次衝突時における離脱荷重の低減を図るととも
に、チルト操作荷重の低減を図ることができる。請求項
7の発明によれば、請求項5の発明による作用効果が得
られるとともに、連結部材として段付ピンを採用したた
め、カシメ荷重を段付ピンの段部で受け止めることがで
きて、段付ピンによる連結強度の安定化を図ることがで
き、二次衝突時における離脱荷重の安定化を図るととも
に、チルト操作荷重の安定化を図ることができる。請求
項8の発明によれば、請求項3の発明による作用効果が
得られるとともに、切欠を開口端に向けて拡開する形状
としたため、二次衝突時における離脱荷重の低減を図る
ことができる。請求項9の発明によれば、請求項3の発
明による作用効果が得られるとともに、切欠を設けない
側のブラケットに連結体を一体的に設けたため、当該装
置の構成部品数を削減することができる。請求項10の
発明によれば、請求項5の発明による作用効果が得られ
るとともに、連結部材のカシメを部分的としたため、部
品数を増加することなく二次衝突時における離脱荷重の
低減を図るとともに、チルト操作荷重の低減を図ること
ができる。請求項11の発明によれば、請求項3の発明
による作用効果が得られるとともに、連結体として切欠
に圧入固定される連結部材を採用したため、当該装置の
組付作業工程数の削減を図ることができるとともに、連
結体の切欠への圧入度合を変えることにより二次衝突時
における離脱荷重及びチルト操作荷重のチューニングを
容易に行うことができる。請求項12の発明によれば、
請求項3の発明による作用効果が得られるとともに、連
結体を、切欠の上下幅より小さい剛体部材と、切欠の上
下幅より大きい弾性部材によって構成したため、比較的
安定して得られる弾性部材の弾性変形に基づいて二次衝
突時における離脱荷重とチルト操作荷重が得られ、二次
衝突時における離脱荷重の安定化を図るとともに、チル
ト操作荷重の安定化を図ることができる。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の各実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明を実施したリジッド式の車両用
ステアリング装置を示していて、このステアリング装置
においてはメインシャフト10を回転可能に支持するス
テアリングコラム20がその長手方向の2箇所(後方部
位と前方部位)にて上方に配置したコラムサポート30
に支持されている。メインシャフト10は、図5にて示
したように、トルク伝達可能かつ軸方向へ摺動可能に嵌
合されてシェアピン13によって結合されたアッパーシ
ャフト11とロアシャフト12によって構成されてい
て、アッパーシャフト11にて図2に示したベアリング
B1を介してステアリングコラム20に回転可能に組付
けられるとともに、図5に示したようにロアシャフト1
2の外周に溶着したスリーブ15にてステアリングコラ
ム20に組付けた軸受ブッシュB2に回転可能に組付け
られており、アッパーシャフト11の上端にはステアリ
ングホイール16が一体回転可能に組付けられ、ロアシ
ャフト12の下端にはギヤボックス19に自在継手J1
を介して連結されたインターミディエイトシャフト18
が自在継手J2を介して所定の角度にて連結されてい
る。
【0007】ステアリングコラム20は、図2及び図3
にて詳細に示したように、後方部位に衝撃吸収ブラケッ
ト21を備えるとともに前方部位にコラム側支持ブラケ
ット22を備えており、また後端部位にコラムカバー支
持用ブラケット23を備えている。衝撃吸収ブラケット
21は、下端21aにてステアリングコラム20の下部
外周に溶着され、中間21bにてステアリングコラム2
0の両側部に摺動可能に係合し、上端21cの取付孔2
1dにて左右一対の取付ボルト41(図1参照)を用い
てコラムサポート30に脱離不能に固着されている。コ
ラムサポート30は、車体構成部材の一つであり、左右
両端にてサイドパネル(図示省略)に溶着されるととも
に上部にてインパネ補強部材39に溶着されている。
【0008】コラム側支持ブラケット22はアーチ状に
形成されていて、下端22aにてステアリングコラム2
0の側部外周に溶着されており、図1,図2及び図4に
て示したように、中間22bに設けた後方に向けて開放
する左右一対の切欠22cにて連結ユニット50を用い
て車体側支持ブラケット31に前方へ移動及び脱離可能
に組付けられている。連結ユニット50は、図4にて詳
細に示したように、車体側支持ブラケット31に先端ね
じ部に設けた二面幅部にて回転不能に嵌合されてナット
51により抜け止め固定された単一の段付連結ボルト5
2と、コラム側支持ブラケット22の切欠22cに予め
組付けた一対の樹脂ブッシュ53によって構成されてい
て、樹脂ブッシュ53はコラム側支持ブラケット22の
切欠22cと係合していて摺動抵抗の小さい良好な摺動
を可能としている。また、連結ユニット50において
は、単一の段付連結ボルト52を採用したことにより、
左右一対の段付連結ボルトを採用する場合に比して、公
差が半分となって製作し易くなるとともに、連結ボルト
52に対するナット51の締め付け荷重が両ブラケット
22,31間の摺動抵抗に及ぼす影響が半分となり摺動
抵抗の均一化を図ることができる。車体側支持ブラケッ
ト31は、図1,図4及び図5に示したように、前方及
び下方に開放した形状に形成されていて、上端にて左右
一対の取付ボルト42を用いてコラムサポート30に脱
離不能に固着されており、後端部には図5にて示したよ
うに連結部31aが設けられている。
【0009】上記のように構成した本実施例において
は、当該車両が前方にて衝突した場合、その一次衝突時
の車体変形に応じてギヤボックス19が後方に移動し、
その移動による衝撃力がギヤボックス19に連結された
インターミディエイトシャフト18を介してこれに連結
されたメインシャフト10に伝達される。
【0010】また、二次衝突時に運転者Dがステアリン
グホイール16に衝突するときには、ステアリングコラ
ム20が前方へ押動されて、衝撃吸収ブラケット21が
変形するとともに、コラム側支持ブラケット22が連結
ユニット50から前方へ移動して離脱する。また、コラ
ム側支持ブラケット22が連結ユニット50から前方へ
移動して離脱するまでの二次衝突初期において、ステア
リングコラム20の移動方向がコラム側支持ブラケット
22の切欠22cによりガイド規定されるため、衝撃吸
収ブラケット21の変形が安定して得られる。したがっ
て、運転者Dに与える衝撃を少なくすることができると
ともに、その衝撃荷重はこのとき生じる衝撃吸収ブラケ
ット21の変形によって的確に吸収され、運転者が的確
に保護される。
【0011】また、コラム側支持ブラケット22が連結
ユニット50から離脱した後においては、ステアリング
コラム20が車体側支持ブラケット31に対して前方、
下方及び側方にフリーとなり、ステアリングコラム20
が衝撃吸収ブラケット21の上端連結部を支持点とした
一点支持にて支持されて前方へ移動する。したがって、
上記した離脱後においては、ステアリングコラム20が
車体側ブラケット31により前方への円滑な移動を阻害
されることはなく、二次衝突時にステアリングコラム2
0に加わる荷重の入力方向に拘らず、ステアリングコラ
ム20を前方へ円滑に移動させることができ、上記荷重
を衝撃吸収ブラケット21にて的確に吸収することがで
きる。
【0012】図1〜図5に示した上記実施例において
は、連結ボルト52の軸部に一対の樹脂ブッシュ53を
組付けて実施したが、図6及び図7にて示したように、
連結ボルト52の軸部に単一の樹脂ブッシュ53を組付
けて実施することも可能である。この場合には、樹脂ブ
ッシュ53とコラム側支持ブラケット22の係合面積が
減少して摺動抵抗が減少するとともに、構成部品数が減
少して組付性が向上する。また、図1〜図5に示した上
記実施例においては、コラム側支持ブラケット22に後
方に向けて開口する一対の切欠22cを設けて実施した
が、図8及び図9にて示したように、車体側支持ブラケ
ット31に前方に向けて開口する一対の切欠31bを設
けて実施することも可能であり、かかる実施例において
も上記実施例と同等の作用効果を得ることができる。
【0013】また、図1〜図5に示した上記実施例にお
いては、コラム側支持ブラケット22に一対の切欠22
cを設けて実施したが、図10に示したように、コラム
側支持ブラケット22をばね鋼にて後方に開口したU字
状のフック形状とし先端部の中間部分22dを折り曲げ
て樹脂ブッシュ53と係合するように構成して実施する
ことも可能である。また、図11に示したように、コラ
ム側支持ブラケット22を普通鋼にて後方に開口したU
字状のフック形状とし先端部22eの全部を折り曲げて
樹脂ブッシュ53と係合するように構成して実施するこ
とも可能である。これら各場合においては、コラム側支
持ブラケット22を連結ボルト52上に組付けた樹脂ブ
ッシュ53に係け止めすることにより容易に組付けるこ
とが可能であり、またコラム側支持ブラケット22と樹
脂ブッシュ53の係合強度を変える(例えば、各鋼材の
板厚,係合部の形状等を変える)ことにより二次衝突時
における離脱荷重を容易に変更することができ、コンパ
クトな構成で二次衝突時における離脱荷重のチューニン
グを容易に行うことができる。
【0014】また、図1〜図5に示した上記実施例にお
いては、コラム側支持ブラケット22と車体側支持ブラ
ケット31を連結する連結体としてナット51によって
抜け止めされる単一の連結ボルト52を採用したが、図
12及び図13にて示したように、カシメ固定される一
対のリベット61によりコラム側支持ブラケット22と
車体側支持ブラケット31を離脱可能に連結して実施す
ることも可能であり、これによって組付作業工程数の削
減を図ることができる。図13に示した切欠22cは開
口端に向けて拡開する形状となっていて、かかる構成に
より二次衝突時の離脱荷重を低減することができる。
【0015】図14と図15はカシメ固定されるリベッ
トに代えてカシメ固定される段付ピン62を採用した例
をそれぞれ示していて、図14に示した実施例において
は、コラム側支持ブラケット22の切欠22cを貫通し
て車体側支持ブラケット31にカシメ固定される一対の
段付ピン62によってコラム側支持ブラケット22が車
体側支持ブラケット31に前方へ離脱可能に連結されて
いて、コラム側支持ブラケット22の段付ピン62上で
の左右方向のガタツキを防止するために各段付ピン62
上に一対の皿ばね63が組付けられている。また、図1
5に示した実施例においては、コラム側支持ブラケット
22の切欠22cを貫通して車体側支持ブラケット31
にカシメ固定される単一の段付ピン62によってコラム
側支持ブラケット22が車体側支持ブラケット31に前
方へ離脱可能に連結されていて、この実施例において
は、コラム側支持ブラケット22が面接触して摩擦係合
する部位が2箇所であり、図12に示した実施例の場合
の4箇所に比して半減しているため、二次衝突時におけ
るコラムチューブ20の前方への離脱時に生じる摩擦係
合力が半減し、離脱荷重の低減を図ることができる。ま
た、上記した図14及び図15の各実施例においては、
カシメ荷重が段付ピン62の段部にて受け止められるた
め、カシメ荷重がばらついても、コラム側支持ブラケッ
ト22が面接触して摩擦係合する部位の摩擦係合力はそ
の影響を受けない。したがって、段付ピン62による連
結強度の安定化を図ることができて、二次衝突時におけ
る離脱荷重の安定化を図ることができる。
【0016】図12及び図13に示した上記実施例にお
いては、カシメ固定される一対のリベット61によりコ
ラム側支持ブラケット22と車体側支持ブラケット31
を離脱可能に連結したが、図16に示したように、カシ
メ固定される一対のパイプ64によりコラム側支持ブラ
ケット22と車体側支持ブラケット31を離脱可能に連
結して実施することも可能である。なお、各パイプ64
は、図17に示したように、一対のダイス71を用いて
カシメ固定される。
【0017】図12及び図13に示した上記実施例、図
14と図15に示した上記各実施例および図16に示し
た上記実施例においては、両支持ブラケット22,31
とは別体のリベット61、段付ピン62およびパイプ6
4を用いて両支持ブラケット22,31を連結したが、
図18に示したように、二分割とした車体側支持ブラケ
ット31に一体的に形成したパイプ部31c(穴明け及
び圧延の各工程を経て形成される)を用いて両支持ブラ
ケット22,31を連結して実施することも可能であ
る。なお、パイプ部31cのカシメ固定は、図19及び
図20に示したように、一対の搬送治具72とダイス7
1を用いて行われる。また、図21に示したように、車
体側支持ブラケット31に一体的に形成されるパイプ部
31cの先端を閉じた形状(穴明け工程を廃止し圧延工
程のみにて形成した形状)として実施することも可能で
ある。上記した各実施例においては、車体側支持ブラケ
ット31にパイプ部31cが一体的に形成されているた
め、組付作業工程数の削減を図ることができるととも
に、構成部品数の削減を図ることができる。
【0018】図18に示した上記実施例においては、車
体側支持ブラケット31にパイプ部31cを一体的に形
成して、このパイプ部31cの先端全周をカシメ固定し
たが、図22〜図25に示したように、車体側支持ブラ
ケット31に一対の舌片31dをプレス成形にて一体的
に形成して、これら両舌片31dをコラム側支持ブラケ
ット22の切欠22cに折り込んで部分的にカシメ固定
されるように実施することも可能であり、この場合には
部品数を増加することなく二次衝突時における離脱荷重
の低減を図ることができる。
【0019】図18及び図21に示した上記各実施例に
おいては、車体側支持ブラケット31に予め形成したパ
イプ部31cをコラム側支持ブラケット22の切欠22
cに挿通したのちにカシメ固定するようにしたが、図2
6〜図29に示したように、前後方向の溝73aを有す
るダイ73によって保持されたコラム側支持ブラケット
22の切欠22cに向けて車体側支持ブラケット31の
一部31eをポンチ74により押し込んで、車体側支持
ブラケット31の一部(連結ピン部)31eがコラム側
支持ブラケット22の切欠22cに所定の締め代をもっ
て圧入固定されるようにして実施することも可能であ
る。この場合において、図30に示したように、ポンチ
74の先端部テーパ角θを5〜10度とし、またポンチ
74の背部に荷重センサ75を設けて実施すれば、車体
側支持ブラケット31の板厚の大小と切欠22cの上下
幅の大小に拘らず、コラム側支持ブラケット22と車体
側支持ブラケット31の圧入固定による連結強度を略一
定に維持することが可能である。上記した圧入固定の連
結構造においては、組付作業工程数の削減を図ることが
できるとともに、車体側支持ブラケット31に対するコ
ラム側支持ブラケット22の前方への離脱時に、車体側
支持ブラケット31の一部(連結ピン部)31e及びコ
ラム側支持ブラケット22の切欠22cの少なくとも一
方が変形し、かかる変形を生じさせる荷重が離脱時には
必要となるため、車体側支持ブラケット31の一部(連
結ピン部)31eの切欠22cへの圧入度合を変えるこ
とにより二次衝突時における離脱荷重のチューニングを
容易に行うことができる。
【0020】図26〜図30に示した上記各実施例にお
いては、車体側支持ブラケット31に対するコラム側支
持ブラケット22の前方への離脱時に、車体側支持ブラ
ケット31の一部(連結ピン部)31e及びコラム側支
持ブラケット22の切欠22cの少なくとも一方が変形
するようにしたが、図31及び図32に示したように、
車体側支持ブラケット31とコラム側支持ブラケット2
2を連結する連結ボルト52に一対の樹脂ブッシュ54
を組付けて、これら樹脂ブッシュ54が車体側支持ブラ
ケット31に対するコラム側支持ブラケット22の前方
への離脱時に車体側支持ブラケット31の切欠31bを
弾性変形して通過するようにして実施することも可能で
ある。各樹脂ブッシュ54は弾性変形可能な樹脂材料に
より二枚貝状に形成されていて、連結ボルト52が挿通
される段付のリング部54aはその段部にて切欠31b
の端部に形成した切欠31bの上下幅(連結ボルト52
の軸部径より大きい)より所定量大きい径の円形取付部
31fに回動可能に嵌合されている。この実施例におい
ては、両樹脂ブッシュ54により図示組付状態にて車体
側支持ブラケット31に対するコラム側支持ブラケット
22の円滑な回動が保証されている。また、車体側支持
ブラケット31に対するコラム側支持ブラケット22の
前方への離脱時に両樹脂ブッシュ54が弾性変形し、こ
の弾性変形に要する荷重が離脱に要する荷重となり、図
26〜図30に示した上記各実施例に比して離脱に要す
る荷重が安定して得られる。なお、車体側支持ブラケッ
ト31における円形取付部31fの上下幅(径)を切欠
31bの上下幅と同じとして実施することも可能であ
り、この場合には組付状態でも樹脂ブッシュ54のリン
グ部54aは弾性変形している。
【0021】上記各実施例は、ステアリングコラム20
が傾動調整できないリジッド式のステアリング装置に本
発明を実施した例であるが、本発明は、図33及び図3
4に例示したように、ステアリングコラム20が傾動調
整可能なチルト式のステアリング装置にも同様に実施で
きるものである。図33及び図34に示したチルト式の
ステアリング装置においては、衝撃吸収ブラケット21
の上端部がチルトロック機構80を介してコラムサポー
ト30に上下位置調整可能に連結されていること以外は
図1〜図5に示した上記実施例と実質的に同じであり、
この実施例においては車体側支持ブラケット31とコラ
ム側支持ブラケット22を連結する連結ボルト52がチ
ルト中心軸を兼用していて、連結ボルト52を軸として
ステアリングコラム20は傾動するようになっている。
また、車体側支持ブラケット31とコラム側支持ブラケ
ット22を連結する連結装置として、図6〜図32に示
した上記各実施例の構成を有する連結装置を採用して実
施することも可能であり、その場合には各連結装置にお
いてチルト操作時の回動が得られるとともに二次衝突時
の離脱が得られ、上記各実施例において得られた二次衝
突時における離脱荷重の低減、安定化あるいはチューニ
ングの効果と同様に、チルト操作荷重の低減、安定化あ
るいはチューニングの効果が得られる。
【0022】チルトロック機構80は、従来公知のロッ
クボルト式のものであり、ロックボルト81が挿通され
る貫通孔82aを有して衝撃吸収ブラケット21の上端
部に溶接によって一体的に固着されロックボルト81よ
り前方にて補強板82bにより補強された可動ブラケッ
ト82と、溶接によって結合された二部材によって構成
されてロックボルト81が連結ボルト52を中心として
移動可能に嵌合した長孔83aを有し取付ボルト41に
よってコラムサポート30に離脱不能に固着される固定
ブラケット83と、可動ブラケット82の貫通孔82a
と固定ブラケット83の長孔83aと一対の環状プレー
ト84を貫通するロックボルト81と、ロックボルト8
1に螺合するナット85aを一体的に有してロック位置
またはアンロック位置に回動操作される操作レバー85
と、ステアリングコラム20の外周に組付けられて各端
部を固定ブラケット83の下端前部に係止されステアリ
ングコラム20を上方へ付勢するバランススプリング8
6によって構成されていて、操作レバー85がアンロッ
ク位置に操作されると可動ブラケット82が固定ブラケ
ット83に対して上下方向へ移動可能となり、また操作
レバー85がロック位置に操作されると可動ブラケット
82が固定ブラケット83に対して移動不能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施してなるリジッド式の車両用ス
テアリング装置の一例を示す側面図である。
【図2】 図1に示したステアリングコラムの部分破断
側面図である。
【図3】 図2の3−3線に沿った縦断正面図である。
【図4】 図1の4−4線に沿った縦断正面図である。
【図5】 図4に示した部分の中央縦断側面図である。
【図6】 図4に示した一対の樹脂ブッシュに代えて単
一の樹脂ブッシュを採用した実施例を示す縦断正面図で
ある。
【図7】 図6に示した部分の分解斜視図である。
【図8】 車体側支持ブラケットに対してコラム側支持
ブラケットを前方へ離脱させるための切欠を車体側支持
ブラケットに設けた実施例を示す縦断正面図である。
【図9】 図8に示した部分の分解斜視図である。
【図10】 コラム側支持ブラケットをばね鋼にてU字
状のフック形状とした実施例を示す要部分解斜視図であ
る。
【図11】 コラム側支持ブラケットを普通鋼にてU字
状のフック形状とした実施例を示す側面図である。
【図12】 車体側支持ブラケットに対してコラム側支
持ブラケットを一対のリベットによって連結した実施例
を示す縦断正面図である。
【図13】 図12に示した部分の中央縦断側面図であ
る。
【図14】 図12のリベットに代えて段付ピンを採用
した実施例を示す縦断正面図である。
【図15】 図14の一対の段付ピンに代えて単一の段
付ピンを採用した実施例を示す縦断正面図である。
【図16】 図12のリベットに代えてパイプを採用し
た実施例を示す縦断正面図である。
【図17】 図16に示したパイプをカシメ固定する工
程を示す図である。
【図18】 図16のパイプに相当するパイプ部を車体
側支持ブラケットに一体的に形成した実施例を示す縦断
正面図である。
【図19】 図18に示したパイプ部をカシメ固定する
一工程を示す図である。
【図20】 図18に示したパイプ部をカシメ固定する
他の工程を示す図である。
【図21】 パイプ部を車体側支持ブラケットに一体的
に形成した他の実施例を示す縦断正面図である。
【図22】 車体側支持ブラケットに一体的に形成した
一対の舌片にて車体側支持ブラケットとコラム側支持ブ
ラケットを連結した実施例を示す縦断正面図である。
【図23】 図22に示した部分の中央縦断側面図であ
る。
【図24】 図22に示した一対の舌片のカシメ固定前
の側面図である。
【図25】 図22に示した一対の舌片をカシメ固定す
る工程を示す図である。
【図26】 車体側支持ブラケットの一部をコラム側支
持ブラケットの切欠に圧入固定した実施例を示す縦断正
面図である。
【図27】 図26に示した部分の中央縦断側面図であ
る。
【図28】 図26及び図27に示した実施例の一組付
工程を示す図である。
【図29】 図26及び図27に示した実施例の他の組
付工程を示す図である。
【図30】 図26〜図29に示した実施例の変形例の
一組付工程を示す図である。
【図31】 連結ボルトとこれに組付けられて切欠を弾
性変形して通過する樹脂ブッシュを用いて車体側支持ブ
ラケットとコラム側支持ブラケットを連結した実施例を
示す側面図である。
【図32】 図31の樹脂ブッシュの中央部分にて横断
した断面図である。
【図33】 本発明を実施してなるチルト式の車両用ス
テアリング装置の一例を示す側面図である。
【図34】 図33のロックボルト部分にて縦断した断
面図である。
【符号の説明】
10…メインシャフト、16…ステアリングホイール、
20…ステアリングコラム、21…衝撃吸収ブラケッ
ト、22…コラム側支持ブラケット、22c…切欠、3
0…コラムサポート、31…車体側支持ブラケット、3
1b…切欠、50…連結ユニット、51…ナット、52
…連結ボルト、53…樹脂ブッシュ。
フロントページの続き (72)発明者 水野 誠二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 白澤 博郎 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 石川 正和 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイールと一体的に回転す
    るメインシャフトを回転可能に支持するステアリングコ
    ラムが前方部位を連結装置を介して車体に連結支持され
    るとともに後方部位を衝撃吸収ブラケットを介して車体
    に連結支持されて、二次衝突時に前記ステアリングコラ
    ムが前方へ移動するのに伴って前記衝撃吸収ブラケット
    が変形して二次衝突荷重が吸収される車両用ステアリン
    グ装置において、前記連結装置を、前方及び下方に開放
    した形状に形成されて前記ステアリングコラムの上方に
    て車体に固着される車体側ブラケットと、前記ステアリ
    ングコラムの前方部位に固着されるコラム側ブラケット
    と、これら両ブラケットを車両前後方向にて離脱可能に
    連結する連結体によって構成したことを特徴とする車両
    用ステアリング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用ステアリング装
    置において、前記衝撃吸収ブラケットの上端部がチルト
    ロック機構を介して車体に上下位置調整可能に連結され
    るとともに、前記連結体がチルト中心軸を兼用すること
    を特徴とする車両用ステアリング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の車両用ステア
    リング装置において、前記車体側ブラケットまたは前記
    コラム側ブラケットに、同ブラケットと前記連結体の車
    両前後方向への相対的な移動及び離脱を許容する切欠を
    設けたことを特徴とする車両用ステアリング装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の車両用ステアリング装
    置において、前記切欠を設けたブラケットに前記連結体
    と係合する係合部を設けたことを特徴とする車両用ステ
    アリング装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の車両用ステアリング装
    置において、前記連結体としてカシメ固定される連結部
    材を採用したことを特徴とする車両用ステアリング装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の車両用ステアリング装
    置において、前記コラム側ブラケットの前記車体側ブラ
    ケットに対する摺動抵抗を低減させる摺動抵抗低減部材
    を前記連結体に組付けたことを特徴とする車両用ステア
    リング装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の車両用ステアリング装
    置において、前記連結部材として段付ピンを採用したこ
    とを特徴とする車両用ステアリング装置。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載の車両用ステアリング装
    置において、前記切欠を開口端に向けて拡開する形状と
    したことを特徴とする車両用ステアリング装置。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載の車両用ステアリング装
    置において、前記切欠を設けない側のブラケットに前記
    連結体を一体的に設けたことを特徴とする車両用ステア
    リング装置。
  10. 【請求項10】 請求項5に記載の車両用ステアリング
    装置において、前記連結部材のカシメを部分的としたこ
    とを特徴とする車両用ステアリング装置。
  11. 【請求項11】 請求項3に記載の車両用ステアリング
    装置において、前記連結体として前記切欠に圧入固定さ
    れる連結部材を採用したことを特徴とする車両用ステア
    リング装置。
  12. 【請求項12】 請求項3に記載の車両用ステアリング
    装置において、前記連結体を、前記切欠の上下幅より小
    さい剛体部材と、前記切欠の上下幅より大きい弾性部材
    によって構成したことを特徴とする車両用ステアリング
    装置。
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