JPH086699Y2 - トラクタのプラットホーム乗降用グリップ装置 - Google Patents
トラクタのプラットホーム乗降用グリップ装置Info
- Publication number
- JPH086699Y2 JPH086699Y2 JP14272789U JP14272789U JPH086699Y2 JP H086699 Y2 JPH086699 Y2 JP H086699Y2 JP 14272789 U JP14272789 U JP 14272789U JP 14272789 U JP14272789 U JP 14272789U JP H086699 Y2 JPH086699 Y2 JP H086699Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- platform
- tractor
- cab
- getting
- stay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、トラクタに連結するトレーラのブレーキ系
バルブ、ジャンパホースハンガ等の補機がキャブ後方の
ゲート状ブラケットに配設されているトラクタのプラッ
トホーム乗降用グリップ装置に関する。
バルブ、ジャンパホースハンガ等の補機がキャブ後方の
ゲート状ブラケットに配設されているトラクタのプラッ
トホーム乗降用グリップ装置に関する。
[従来技術とその問題点] 周知の如く、トラクタはカプラを介してトレーラを牽
引するようになっており、トラクタのキャブの後方にゲ
ート状のブラケットを設け、そのブラケットにブレーキ
系のバルブやジャンパホースハンガ等のトレーラ用機器
を設け、トレーラへのブレーキ作動流体や表示灯の電力
を供給するために必要な装置を配設し、トレーラの連結
時にブレーキホースや電線の接続を容易にするようにな
っている。
引するようになっており、トラクタのキャブの後方にゲ
ート状のブラケットを設け、そのブラケットにブレーキ
系のバルブやジャンパホースハンガ等のトレーラ用機器
を設け、トレーラへのブレーキ作動流体や表示灯の電力
を供給するために必要な装置を配設し、トレーラの連結
時にブレーキホースや電線の接続を容易にするようにな
っている。
その接続作業を行うために、運転車はトラクタのキャ
ブの後方に設けたプラットホーム上に上り、その作業を
行っていた。このトラクタのプラットホームは比較的に
高い位置にあるので、その乗降に際してプラットホーム
の両側下方に設けたサイドガードに足を掛けていたが、
プラットホームの上面は平らであるので、手を掛けるこ
とができず、両手をプラットホーム上に置いてから乗っ
ていたので、不便であった。
ブの後方に設けたプラットホーム上に上り、その作業を
行っていた。このトラクタのプラットホームは比較的に
高い位置にあるので、その乗降に際してプラットホーム
の両側下方に設けたサイドガードに足を掛けていたが、
プラットホームの上面は平らであるので、手を掛けるこ
とができず、両手をプラットホーム上に置いてから乗っ
ていたので、不便であった。
一般に大型車のキャブへの乗降には、例えば実開昭53
−82111号公報に開示されているように、キャブのサイ
ドパネルの後部に乗降用取手を設けたものが知られてい
るが、かかる技術をトラクタに適用しようとしてもキャ
ブとプラットホームとの間の距離が長いので、プラット
ホームに乗降する場合には適しない。
−82111号公報に開示されているように、キャブのサイ
ドパネルの後部に乗降用取手を設けたものが知られてい
るが、かかる技術をトラクタに適用しようとしてもキャ
ブとプラットホームとの間の距離が長いので、プラット
ホームに乗降する場合には適しない。
[解決しようとする課題] したがって本発明の目的は、運転車がトラクタのサイ
ドガードに足を掛けて簡単にプラットホームに乗降でき
るトラクタのプラットホーム乗降用グリップ装置を提供
するにある。
ドガードに足を掛けて簡単にプラットホームに乗降でき
るトラクタのプラットホーム乗降用グリップ装置を提供
するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、トラクタに連結するトレーラのブレ
ーキ系バルブ、ジャンパホースハンガ等のトレーラ用機
器がキャブ後方のゲート状ブラケットに配設されている
トラクタのプラットホーム乗降用グリップ装置におい
て、ゲート状ブラケットに一端が固定されて側方に延設
されているスティを設け、そのスティの他端は前方に曲
折された部分を有し、そのスティの中間は支持具を介し
てゲート状ブラケットの前方に設けられているキャブマ
ウンティングブラケットに支持されている。
ーキ系バルブ、ジャンパホースハンガ等のトレーラ用機
器がキャブ後方のゲート状ブラケットに配設されている
トラクタのプラットホーム乗降用グリップ装置におい
て、ゲート状ブラケットに一端が固定されて側方に延設
されているスティを設け、そのスティの他端は前方に曲
折された部分を有し、そのスティの中間は支持具を介し
てゲート状ブラケットの前方に設けられているキャブマ
ウンティングブラケットに支持されている。
[考案の作用効果の説明] したがって、スティはプラットホームに近接して設け
たゲトー状ブラケットから側方に延びているので、ステ
ィの他端に設けた曲折された部分がプラットホームに近
接して設けられており、この部分を手で握ってサイドガ
ードに足をかけると簡単にプラットホームへの乗降がで
きる。なお、サイドガードに代えて簡単なスティをプラ
ットホームに溶接してもよい。
たゲトー状ブラケットから側方に延びているので、ステ
ィの他端に設けた曲折された部分がプラットホームに近
接して設けられており、この部分を手で握ってサイドガ
ードに足をかけると簡単にプラットホームへの乗降がで
きる。なお、サイドガードに代えて簡単なスティをプラ
ットホームに溶接してもよい。
すなわち本考案によれば、元来、トラクタに設けられ
ているゲート状ブラケットとキャブマウンティングブラ
ケットとを利用してスティを取付けたので、従来品の改
良も簡単であり、しかもスティはキャブ後方のデッドス
ペースに設けられるので、邪魔にならない。また支持す
るブラケットも充分な強度を有しており、強度上の問題
も生じない。
ているゲート状ブラケットとキャブマウンティングブラ
ケットとを利用してスティを取付けたので、従来品の改
良も簡単であり、しかもスティはキャブ後方のデッドス
ペースに設けられるので、邪魔にならない。また支持す
るブラケットも充分な強度を有しており、強度上の問題
も生じない。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図において、全体を符号Tで示すトラクタはチル
トキャブ1を有し、そのキャブ1の後方にはゲート状ブ
ラケット2が図示しなかったフレームに固着されてい
る。このゲート状ブラケット2の内側すなわちコ字状の
枠組の内部には図示しないブレーキ系のバルブ等が配置
されており、またそのブラケット2の上部にはホースや
電線をまきつけて支持するためのホースハンガ3が立設
されている。そしてゲート状ブラケット2の後方にはプ
ラットホーム4が設けられ、その両側にはサイドガード
5が設けられている。プラットホーム4の後方には図示
しないトレーラを連結するためのカプラ6が設けられて
いる。以上はいずれも公知の技術である。
トキャブ1を有し、そのキャブ1の後方にはゲート状ブ
ラケット2が図示しなかったフレームに固着されてい
る。このゲート状ブラケット2の内側すなわちコ字状の
枠組の内部には図示しないブレーキ系のバルブ等が配置
されており、またそのブラケット2の上部にはホースや
電線をまきつけて支持するためのホースハンガ3が立設
されている。そしてゲート状ブラケット2の後方にはプ
ラットホーム4が設けられ、その両側にはサイドガード
5が設けられている。プラットホーム4の後方には図示
しないトレーラを連結するためのカプラ6が設けられて
いる。以上はいずれも公知の技術である。
本考案によれば、全体を符号Sで示すグリップ装置が
設けられている。
設けられている。
第2図に示すように、グリップ装置Sは丸棒で構成さ
れたスティ10より成り、その一端10aは固定用ブラケッ
ト11を介してゲート状ブラケット2に固着されており、
その他端10dはフリーの状態になっていて曲折された部
分10cを有している。その中間部10bは支持具12を介して
キャブ1の後端を支持するキャブマウンティングブラケ
ット13に支持されている。
れたスティ10より成り、その一端10aは固定用ブラケッ
ト11を介してゲート状ブラケット2に固着されており、
その他端10dはフリーの状態になっていて曲折された部
分10cを有している。その中間部10bは支持具12を介して
キャブ1の後端を支持するキャブマウンティングブラケ
ット13に支持されている。
したがって、運転者が電線やホースの接続作業を行う
場合に、片手で曲折された部分10cの付近を握り、例え
ばサイドガード5に足を掛ければ容易にプラットホーム
4上に乗ることができ、そして所定の接続作業を行えば
よい。降りる場合も同様にして簡単に降りることができ
る。
場合に、片手で曲折された部分10cの付近を握り、例え
ばサイドガード5に足を掛ければ容易にプラットホーム
4上に乗ることができ、そして所定の接続作業を行えば
よい。降りる場合も同様にして簡単に降りることができ
る。
[考案の効果] 以上の如く、本考案によれば、デットスペースを利用
して構成が単純なスティを取付けることにより、トラク
タのプラットホーム上に簡単に乗降でき、安全上も好ま
しく、ホースや電線の接続作業の作業性が向上できる。
して構成が単純なスティを取付けることにより、トラク
タのプラットホーム上に簡単に乗降でき、安全上も好ま
しく、ホースや電線の接続作業の作業性が向上できる。
第1図は本考案を実施したトラクタの背面斜視図、第2
図は要部の斜視図である。 2……ゲート状ブラケット、3……ホースハンガ、4…
…プラットホーム、S……グリップ装置、10……ステ
ィ、12……支持具、13……キャブマウンティングブラケ
ット
図は要部の斜視図である。 2……ゲート状ブラケット、3……ホースハンガ、4…
…プラットホーム、S……グリップ装置、10……ステ
ィ、12……支持具、13……キャブマウンティングブラケ
ット
Claims (1)
- 【請求項1】トラクタに連結するトレーラのブレーキ系
バルブ、ジャンパホースハンガ等のトレーラ用機器がキ
ャブ後方のゲート状ブラケットに配設されているトラク
タのプラットホーム乗降用グリップ装置において、ゲー
ト状ブラケットに一端が固定されて側方に延設されてい
るスティを設け、そのスティの他端は前方に曲折された
部分を有し、そのスティの中間は支持具を介してゲート
状ブラケットの前方に設けられているキャブマウンティ
ングブラケットに支持されていることを特徴とするトラ
クタのプラットホーム乗降用グリップ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14272789U JPH086699Y2 (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | トラクタのプラットホーム乗降用グリップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14272789U JPH086699Y2 (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | トラクタのプラットホーム乗降用グリップ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0382682U JPH0382682U (ja) | 1991-08-22 |
JPH086699Y2 true JPH086699Y2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=31689544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14272789U Expired - Lifetime JPH086699Y2 (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | トラクタのプラットホーム乗降用グリップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086699Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-12 JP JP14272789U patent/JPH086699Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0382682U (ja) | 1991-08-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |