JPH0866929A - パーティングレスローラの製造装置 - Google Patents

パーティングレスローラの製造装置

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JPH0866929A
JPH0866929A JP20687694A JP20687694A JPH0866929A JP H0866929 A JPH0866929 A JP H0866929A JP 20687694 A JP20687694 A JP 20687694A JP 20687694 A JP20687694 A JP 20687694A JP H0866929 A JPH0866929 A JP H0866929A
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史郎 田波
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加硫成形時におけるキャビティの過大な膨張
内圧を抑制して、ゴムローラの成形不良の発生を防止す
ると共に、成形後のシームレスパイプの容易な取り出し
を得る。 【構成】 加硫成形用の上下金型14,15のキャビテ
ィ16内に、両端部が芯金保持部材12,13で閉塞さ
れたシームレスパイプ11を装着すると共に、該シーム
レスパイプ内の未加硫ゴム24の加硫成形時におけるキ
ャビティ16の膨張圧力を吸収するばね吸収手段17を
設ける。また、前記上下金型14,15の型開き時に、
キャビティ16の膨張内圧とばね吸収手段17のコイル
ばね36のばね力との平衝圧力を徐々に減圧にする減圧
手段18を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子複写機に用
いられる現像ローラあるいは転写ローラ等のパーティン
グレスローラの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、電子複写機やレーザープリンター
の普及に伴い設置省スペース化などから機器の小型化,
軽量化が要請されており、これに対応して斯かる機器に
用いられる各種のゴムローラも小型化や寸法の精密度化
及び印字に係る表面研磨の高精度化等が要求されてい
る。
【0003】しかし、電子機能ゴムローラは、従来の製
造方法である2枚合わせの上下金型によって成形される
パーティング付、つまりゴムローラの外周面両側に長手
方向に沿って上下金型間のパーティングが形成されてし
まうものにあっては、表面を高精度に研磨しても技術的
に限界があり、印字に問題が発生する。
【0004】そこで、特開平1−135608号公報や
特開平4−320813号公報等に開示されているよう
になパーティングレスローラの製造装置が種々提案され
ている。
【0005】この製造装置は、図6に示すように上下金
型1,2の間に形成されたキャビティ3内にシームレス
パイプ4を装着すると共に、該シームレスパイプ4の内
部軸方向に両端部の芯金保持部材5,6に保持された芯
金7が挿通されている。
【0006】また、下金型2には、右側の芯金保持部材
5に穿設された円周溝8と連通するゴム注入孔9が形成
されている。
【0007】そして、ゴム注入孔9から円周溝8を通っ
てシームレスパイプ4と芯金7との間隙10に熱加硫型
の未加硫シリコーンゴムを圧入充填し、その後加熱して
加硫成形する。これによって、無研磨の一層構造のシリ
コーンゴムローラを得るようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のゴム
ローラを製造するには、必ず加硫成形をしなければなら
ないが、生産性を向上させるためには、高温でかつ短時
間の加硫成形が要求されている。
【0009】しかしながら、前記各公報記載の従来例に
あっては、加硫成形温度が高くなるほどキャビティの膨
張内圧が高くなるため、離型をする際に、前記円周溝8
やゴム注入孔9から加硫ゴムが外に押し出されて、場合
によっては注入孔9近傍のゴムが粉状になって飛散し、
ローラ本体のゴムまでがもぎ取られてしまう惧れがあ
る。
【0010】さらに、前記キャビティ3の高い膨張内圧
のために、型開き後に下金型2からシームレスパイプ4
を取り出す際には、バール等の工具を用いてシームレス
パイプ4を剥ぎ取らなければならない。この結果、取り
出し作業が煩雑になると共に、シームレスパイプ4両端
部の芯金保持部材5,6の外周に傷が付き易くなり、該
芯金保持部材5,6の煩雑な交換作業が余儀なくされ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の問
題点に鑑みて案出されたもので、請求項1の発明は、加
硫成形用分割金型間のキャビティ内に装着されたシーム
レスパイプと、該シームレスパイプの一端側に設けられ
て、該シームレスパイプの内部に充填された未加硫ゴム
の加硫成形時における前記キャビティの膨張内圧を吸収
するばね吸収手段と、シームレスパイプの他端側に設け
られて、前記分割金型の型開き時にキャビティの膨張内
圧と前記ばね吸収手段のばね力との平衝圧力を徐々に減
圧する減圧手段とを備えたことを特徴としている。
【0012】請求項2の発明は、前記ばね吸収手段のば
ね力を可変にする可変手段を備えたことを特徴としてい
る。
【0013】
【作用】本発明によれば、ゴムローラを成形するには、
両端部が閉塞されたシームレスパイプの内部に予め未加
硫ゴムを充填し、該シームレスパイプを分割金型間のキ
ャビティ内に装着する。その後、可変手段によってばね
吸収手段のばねセット荷重、つまりシームレスパイプ内
の未加硫ゴムに対する初期荷重を設定する。その後、高
温加硫成形を行うと、ばね吸収手段によってキャビティ
の過度な膨張内圧が抑制される。
【0014】そして、加硫成形後に、型開きを行う際に
は、減圧手段によってキャビティ膨張内圧とばね吸収手
段のばね力との平衝圧力を徐々に減圧する。したがっ
て、型開きが完了すると、シームレスパイプが何らの圧
力が与えられず完全にフリー状態になる。このため、該
シームレスパイプを金型から容易に取り出すことが可能
になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。
【0016】図1は本発明に係るパーティングレスロー
ラの製造装置の一実施例を示し、両側部が芯金保持部材
12,13によって閉塞されたシームレスパイプ11
と、加硫成形時にシームレスパイプ11がキャビティ1
6内に装着される加硫成形用の上下分割金型14,15
と、シームレスパイプ11の図中右端側の下金型15の
一端部に設けられたばね吸収手段17と、下金型15の
他端部に設けられた減圧手段18と、ばね吸収手段17
の端部に設けられた可変手段19とから主として構成さ
れている。
【0017】前記シームレスパイプ11は、図3にも示
すように所定の長さを有する金属材からなり、内部には
芯金保持部材12,13によって両端が保持された棒状
の芯金20が軸心方向に沿って挿通配置されている。両
芯金保持部材12,13は、対向する内端部12a,1
3a外周が円環状に切欠されており、図中右側の芯金保
持部材13の内周部13aが外周と外端部外周にエアー
とゴムの逆がし溝21a,21bが形成されている。一
方、図中左側の芯金保持部材12は、外端面中央位置に
横断面略台形状の注入溝22aが形成されていると共
に、内部軸方向にシームレスパイプ11内部と注入溝2
2aとを連通する注入孔22b,22bが貫通形成され
ている。
【0018】また、シームレスパイプ11の内部には、
図4に示す注入機23によって予め未加硫ゴム24が充
填されている。即ち、前記注入機23は、シームレスパ
イプ11の外周を保持する固定筒25と、該固定筒25
の上下端に設けられた上下蓋体26,27と、未加硫ゴ
ム24をシームレスパイプ11内に注入する注入用シリ
ンダ28とから構成されている。前記下側蓋体27は、
前記外端部外周の逆がし溝21bと連通する環状溝27
aが形成されていると共に、内部軸方向に環状溝27a
と外部とを連通する逃がし通路27bが貫通形成されて
いる。一方、上側蓋体26には、注入用シリンダ28の
注入口28aと注入溝22aとを連通する連通孔26a
が貫通形成されている。前記注入用シリンダ28は、シ
リンダ本体29の内部にピストンロッド30を介して未
加硫ゴム24を圧縮注出するピストン31が摺動自在に
設けられている。
【0019】前記上下分割金型14,15は、図1に示
すように夫々上側プレス取付板32と下側プレス取付板
33に固定されており、上金型14は、下面一端部にば
ね吸収手段17の上部が嵌合する嵌合溝14aが形成さ
れていると共に、他端部に減圧手段18の上部が係合す
る係合溝14bが形成されている。一方、下金型15
は、上面一端部に前記ばね吸収手段17の下部が嵌合固
定される嵌合固定溝15aが、他端部に減圧手段18の
下部が係合固定される係合固定溝15bが夫々形成され
ている。
【0020】前記ばね吸収手段17は、図1及び図2に
示すように前端部にフランジ34aを有する筒状部34
の内部に押しピン35が摺動自在に設けられている。こ
の押しピン35は、段差円柱状を呈し、筒状部34の前
端開口34bから出没する前端側の大径部35aが前記
右側芯金保持部材13の後面に当接配置されていると共
に、大径部35aの後端に有する小径部35bの外周に
巻装されて、中央のフランジ部35cと可変手段19の
一部を構成する後述のアジャストナット37との間に弾
装されたコイルばね36によって前方へ進出付勢されて
いる。
【0021】前記可変手段19は、筒状部34の後端部
に螺着された前記アジャストナット37と、該アジャス
トナット37の外面中央に形成された六角係止穴38と
から構成されている。また、アジャストナット37は、
外周に筒状部34の外端部内周に形成された雌ねじに螺
着する雄ねじ37aが形成されて、左右旋回に伴って進
退してコイルばね36のばねセット力を可変するように
なっている。
【0022】前記減圧手段18は、前記係合固定溝15
b内を前後(矢印方向)にスライド自在なスライドコア
39と、該スライドコア39をガイドするガイド部材4
0とを備えている。スライドコア39は、上部外端面3
9aが前記係合溝14bのテーパ面14cと同一角度の
テーパ状に形成されて、型締め時に外端面39aにテー
パ面14cが摺接しながらシームレスパイプ11側に押
圧して内端面39bで図中右側の芯金保持部材12を介
してシームレスパイプ11をコイルばね36のばね力に
抗して押圧するようになっている。
【0023】以下、本実施例によるゴムローラの基本的
な製造方法を説明する。
【0024】まず、製造の第1段階では、図3に示すよ
うに予めシームレスパイプ11の内部に芯金保持部材1
2,13を介して芯金20を挿通保持する。第2段階で
は、このシームレスパイプ11を図4に示すように注入
機23に装着し、シリンダ本体29内の未加硫ゴム24
をピストン31によって押し出して、注入口28a,連
通孔26aから注入溝22a,注入孔22bを介してシ
ームレスパイプ11と芯金20との隙間S内に注入充填
する。この未加硫ゴム24の注入完了時点は、シームレ
スパイプ11内の未加硫ゴム24が逆し溝21a,21
bを通って逆し通路27bから流出してきた時点とす
る。
【0025】このように、注入工程を分離できること
は、他の成形方法、例えば射出成形やトランスファー成
形のように未加硫ゴムを高温の加硫成形型に注入するの
ではないため、流れに適した低温度(40℃〜90℃)
と、流れに適した圧力で注入することが可能になる。こ
のことは、ゴム材料の管理面からも有利になる。また、
注入された未加硫ゴムの温度が低いということは、加硫
成形金型14,15の温度との差が大きくなるため、ゴ
ム配合物の温度差(Δ℃)も大きくなり、キャビティ1
6の内圧がより高くなるので、成型品の品質精度が向上
する。
【0026】次に、第3段階では、未加硫ゴム24が充
填されたシームレスパイプ11を、図1に示すように加
硫成形金型である上下金型14,15のキャビティ16
内に装着する。即ち、シームレスパイプ11は、図2に
示すように上金型14が開いた状態で下金型15の半円
筒溝状のキャビティ16aにセットされる。つまり、フ
リー状態になっているスライドコア39と、反対側の押
しピン35の大径部35a前端面との間にセットされ
る。このセット状態から上金型14が下降すると、各係
合溝14bと嵌合溝14aがばね吸収手段17と減圧手
段18の各上部に嵌合するが、このとき、係合溝14b
のテーパ面14cでスライドコア39を図中右方向に前
進させる。
【0027】尚、ここで、上金型14と下金型15は、
プレスによって型締めされるが、このときプレスの熱盤
あるいは上下金型14,15にヒータを取り付けて熱源
とする。
【0028】そして、上下金型14,15の熱と圧力と
によりシームレスパイプ11内の未加硫ゴム24を規定
時間加硫成形する。このとき発生するキャビティ16の
膨張内圧をコイルばね36のばね力によって吸収する
が、予めアジャストナット37に該ばね力を調整して、
成形ゴムに最適な圧力を付与しながら成形する。
【0029】以下、上述の基本作用を前提とした実験例
1〜4及び前記図6に示す従来例との比較例を説明す
る。
【0030】実験例1〜3ではコイルばね36のばね定
数を68kgf/mmに設定し、実験例4では90kgf/mm に
設定した。また、ゴム材料は、EPDMの過酸化物加硫
系を用い、加硫時間は170℃,15分に設定した。ま
た、加硫成形後の上下金型14,15の型開き速度は、
10mm/sec に設定した。
【0031】実験例1では、コイルばね36のばね力
を、図5の実線で示すような特性となるように、六角係
止溝38内に六角レンチを挿入してアジャストナット3
7を旋回して移動させることにより調整した。つまり、
押しピン35による初期荷重を零に設定した。
【0032】実験例2では、前述の調整方法によってア
ジャストナット37を1mm前進させて、図5の2点鎖線
で示すようなばね特性に設定し、押しピン35による初
期荷重を68kgfに設定した。したがって、シームレス
パイプ11内の未加硫ゴム24の円筒断面積に換算して
21.7kgf/cm2の初期圧力を付与したことになる。
【0033】実験例3では、アジャストナット37を
4.8mm前進させて、図5の破線で示すようなばね特性
に設定し、押しピン35による初期荷重を313kgfと
した。したがって、未加硫ゴム24の円筒断面積に換算
して100kgf/cm2の初期圧力を付与したことになる。
【0034】実験例4では、アジャストナット37を調
整してばね定数90kgf/mmのコイルばね36による押
しピン35の初期荷重を900kgfに設定し、図5の一
点鎖線で示すようなばね特性に設定した。したがって、
未加硫ゴム24の円筒断面積に換算して290kgf/cm2
の初期圧力を付与したことになる。
【0035】また、前記従来例の装置を用いて前述と同
条件で実験を行った。
【0036】斯かる実験結果を表1に基づいて説明する
と、
【0037】
【表1】
【0038】初期圧力を掛けた実験例2,3によって成
形されたゴムローラ成形品は、外観上の問題はなく、注
入孔22b近傍のゴムもローラ本体にしっかりと付いて
おり、また、端面の仕上がりも良好であった。これに対
し、実験例1,4のゴムローラ成形品は、端面にバリが
発生し、注入孔22b近傍にゴムの欠損もあり、やや見
劣りしたが、成形品自体の品質には問題がなかった。こ
れは、キャビティ16の過度な膨張内圧をコイルばね3
6のばね力によって効果的に吸収したためである。
【0039】これに対し、従来装置を用いたものは、表
1の比較例からも明らかなように、前述の問題点として
記載したように注入孔の近傍のゴムが飛散して、ローラ
本体のゴムまでももぎ取られる等の現象が発生した。
【0040】また、型開きを行う際には、まず上金型1
4を上方へ前記の所定速度で上昇させるとテーパ面14
cによって押さえられていたスライドコア39が傾斜状
の外端面39aを介してコイルばね36のばね力を受け
ながら図2の左方向に徐々に移動して一点鎖線位置に保
持される。このため、型開きが完了した時点では、シー
ムレスパイプ11は減圧されてフリー状態になり、何ら
の圧力も作用しない。したがって、従来のようにバール
等の工具を用いずとも下金型15から簡単に取り出すこ
とできた。尚、シームレスパイプ11からゴムローラを
取り出すには、該シームレスパイプ11を冷却すること
によりゴムの収縮率差を利用すればよい。 また、従来
装置におけるシームレスパイプの取り出しは、前述のよ
うにバール等によって取り出さなければならなかった。
【0041】このように、各実験例によって明らかなよ
うに、コイルばね36の初期荷重は0〜900kgfに調
整した範囲、すなわちローラ円筒断面積当たり0〜29
0kgf/cm2のキャビティ16の膨張内圧を受圧したこと
によって優れた成形品を成形することができる。望まし
くは、コイルばね36の初期荷重ををローラ円筒断面積
当たり20〜100kgf/cm2に設定すれば、より優れた
効果が得られる。
【0042】また、ゴムローラのゴム体積,加硫温度,
ゴム配合物の材質,付随する金型構造等によるキャビテ
ィ内圧挙動と、コイルばねのばね力との間には最適領域
があり、この実験例の数値(kgf/cm2)に限定されるも
のではない。
【0043】そして、アジャストナット37によりコイ
ルばね36のばね力を任意に変化させることにより利用
範囲が拡大した。更に、加硫成形型である上下金型1
4,15にばね吸収手段17を組み込んだことにより両
金型14,15に圧力ではなく熱源を与えるものであれ
ば良いことがわかり、これによって上下金型14,15
のプレス機の圧力を従来のプレス機よりも十分に小型化
できる。
【0044】また、ばね吸収手段17は、のコイルばね
36に限定されるものではなく皿ばね等に変更すること
も可能である。
【0045】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係るパーティングレスローラの製造装置によれば、高温
加硫成形によって生産性が向上することは勿論のこと、
加硫成形時におけるキャビティの過度な膨張内圧をばね
吸収手段によって効果的に吸収するため、不良品の発生
が防止されると共に、減圧手段によって離型後における
金型からのシームレスパイプの取り出し作業が極めて容
易になり、該作業能率の向上とコストの低廉化が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造装置の一実施例を示す縦断面図。
【図2】本実施例の作用を示す縦断面図。
【図3】本実施例に供されるシームレスパイプを示す縦
断面図。
【図4】該シームレスパイプ内に未加硫ゴムを注入する
注入機を示す要部断面図。
【図5】各実施例におけるコイルばねのばね力と変位を
示す特性図。
【図6】従来の装置を示す縦断面図。
【符号の説明】
11…シームレスパイプ 12,13…芯金保持部材 14…上金型 15…下金型 16…キャビティ 17…ばね吸収手段 18…減圧手段 19…可変手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/10 112 8810−2C 15/16 103 15/20 103 // B29K 21:00 105:20 105:24 B29L 31:32 (72)発明者 田波 史郎 千葉県千葉市稲毛区長沼町330番地 鬼怒 川ゴム工業株式会社内 (72)発明者 石崎 章夫 千葉県千葉市稲毛区長沼町330番地 鬼怒 川ゴム工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加硫成形用分割金型間のキャビティ内に
    装着されたシームレスパイプと、該シームレスパイプの
    一端側に設けられて、該シームレスパイプの内部に充填
    された未加硫ゴムの加硫成形時における前記キャビティ
    の膨張内圧を吸収するばね吸収手段と、シームレスパイ
    プの他端側に設けられて、前記分割金型の型開き時にキ
    ャビティの膨張内圧と前記ばね吸収手段のばね力との平
    衝圧力を徐々に減圧する減圧手段とを備えたことを特徴
    とするパーティングレスローラの製造装置。
  2. 【請求項2】 前記ばね吸収手段のばね力を可変にする
    可変手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のパー
    ティングレスローラの製造装置。
JP20687694A 1994-08-31 1994-08-31 パーティングレスローラの製造装置 Expired - Lifetime JP2837633B2 (ja)

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