JPH0865B2 - マイクロマニピュレータ - Google Patents

マイクロマニピュレータ

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JPH0865B2
JPH0865B2 JP3128770A JP12877091A JPH0865B2 JP H0865 B2 JPH0865 B2 JP H0865B2 JP 3128770 A JP3128770 A JP 3128770A JP 12877091 A JP12877091 A JP 12877091A JP H0865 B2 JPH0865 B2 JP H0865B2
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    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M35/00Means for application of stress for stimulating the growth of microorganisms or the generation of fermentation or metabolic products; Means for electroporation or cell fusion
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  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロマニピュレー
タ、特に、マイクロピペット内に微小物質をピックアッ
プするための微小物質のピックアップ装置を備えたマイ
クロマニピュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロマニピュレータにおいて、たと
えばDNA溶液の注入処理が施された細胞をマイクロピ
ペット内にピックアップして別の容器に移し換えるため
に、ピックアップ装置が用いられている。マイクロマニ
ピュレータにおけるピックアップ装置は、マイクロピペ
ットに連結されており、プランジャを有するシリンダ
と、シリンダとマイクロピペットとを連結するためのチ
ューブと、操作つまみを有しかつプランジャをシリンダ
内で移動させるためのねじ送り手段とから主に構成され
ている。このピックアップ装置では、操作つまみにより
ねじ送り手段を操作してプランジャをシリンダから突出
する方向に移動させると、シリンダの内圧が低下し、こ
の結果マイクロピペットでは内圧が低下して細胞懸濁液
が吸引される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のマイクロマ
ニピュレータにおけるピックアップ装置は、操作つまみ
を微妙に操作する必要があるため、熟練者でないと操作
しにくい。たとえば、操作つまみを少しでも操作し過ぎ
ると、予定していた吸引量をはるかに上回る細胞懸濁液
がマイクロピペット内に吸引されてしまう。このため、
細胞の様な微小物質を、例えば1個づつピックアップす
るのは極めて困難である。
【0004】本発明の目的は、微小物質のピックアップ
操作が容易なマイクロマニピュレータを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマイクロマ
ニピュレータは、微小物質を捕捉するためのマイクロピ
ペットと、プランジャを有するシリンダと、シリンダと
マイクロピペットとを連結するための連結手段と、プラ
ンジャをシリンダ内で移動するための移動手段と、移動
手段の動作を制御する制御手段とを備えている。移動手
段は、ステッピングモータと、ステッピングモータによ
り回転駆動されるねじ棒と、ねじ棒に螺合するとともに
回転規制されてプランジャと一体的に移動可能である移
動部材とを含んでいる。また制御手段は、ステッピング
モータに制御信号を与えることにより移動手段の動作を
制御する。
【0006】
【作用】本発明の装置では、移動手段によりプランジャ
をシリンダから突出する方向に移動させると、シリンダ
の内圧が低下する。これにより、連結手段を介してシリ
ンダに連結されたマイクロピペットでは、同様に内圧が
低下し、微小物質が吸引される。ここでは、制御手段か
らステッピングモータに制御信号を与えることにより、
ステッピングモータがねじ棒を回転駆動し、プランジャ
と一体的に移動する移動部材を移動させることにより、
移動手段の動作を制御している。このことにより、マイ
クロピペットの内圧を細かく調整することが可能であ
る。したがって、本発明では、従来のように手動により
マイクロピペットの内圧を調整する場合に比べて吸引操
作が容易である。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係るマイクロマ
ニピュレータの概略図である。図において、マイクロマ
ニピュレータは、ベース1上に載置された顕微鏡2と、
顕微鏡2の側方に配置された1対の駆動装置3,4と、
顕微鏡2及び駆動装置3,4を制御するための制御装置
5と、ピックアップ装置6とを有している。
【0008】顕微鏡2は、その中央部に操作台7を有し
ており、操作台7には細胞懸濁液が入れられたシャーレ
等の容器8が載置されている。操作台7の下方には、対
物レンズ9が配置されており、対物レンズ9にはアダプ
タ10aを介してテレビカメラ10が接続されている。
操作台7は、図示しない駆動機構によって水平方向及び
上下方向に駆動され得る。
【0009】駆動装置3,4は、ベース1上に載置され
ており、台11と、台11上に取り付けられた粗動部1
2と、粗動部12の上部に取り付けられた微動部13と
を主に有している。粗動部12は、図示しないステッピ
ングモータにより、台11に対して数μm単位の動きを
垂直方向及び水平方向に行い得る。微動部13は、電磁
方式により、垂直方向及び水平方向に1μm単位又はそ
れ以下の動きを行い得る。各微動部13の顕微鏡2側端
部には、微動部13によって垂直方向及び水平方向に駆
動されるアーム14,15が設けられている。一方のア
ーム14の先端には、補足針16が取り付けられてい
る。補足針16は、キャピラリーであり、先端が容器8
側に延びている。また、補足針16の他端には、図示し
ない吸引ポンプからのチューブが取り付けられている
(図示せず)。他方のアーム15は、水平に延びており
先端にマイクロピペット17が取り付けられている。
【0010】マイクロピペット17は、図2に示すよう
に、ピペット本体18と、ピペット本体18を支持する
ための支持部19とから主に構成されている。ピペット
本体18は、一端が円錐状に形成された円筒状の部材で
あり、その先端に吸排口20を有している。吸排口20
の直径は、細胞の大きさよりも少し大きめに設定されて
おり、通常数μm〜数百μmである。また、ピペット本
体18の他端は開口しており、チューブ21の一端が貫
通されたシール材22により封止されている。なお、チ
ューブ21の他端は、ピックアップ装置6に延びてい
る。支持部19は、アーム15の先端に固定されてい
る。支持部19は、ホルダ部23と支持ブロック24と
から主に構成されている。ホルダ部23は、ピペット本
体18を保護するための保護筒25と、保護筒25を把
持するための把持部26とから構成されている。把持部
26は、支持ブロック24に向けて突出するボールジョ
イント27を有している。支持ブロック24は、アーム
15の先端に取り付けられており、ソケット28を有し
ている。このソケット28には、把持部26のボールジ
ョイント27が嵌合している。これにより、ホルダ部2
3は、支持ブロック24に角度調節可能に取り付けられ
ている。なお、支持部19により支持されたピペット本
体18は、吸排口20側が容器8に向けて延びている。
【0011】制御装置5は、CRT29と、操作パネル
30と、制御ユニット31とを有している。操作パネル
30には、アーム14,15の移動等を指令するための
ジョイスティックや種々のボタンが設けられている。ま
た、制御ユニット31内には、CPU,ROM,RAM
等から構成されるマイクロコンピュータ(図示せず)が
設けられている。このマイクロコンピュータによって、
顕微鏡2、駆動装置3,4、CRT29等が制御され
る。
【0012】ピックアップ装置6は、前面に操作部32
を有している。また、ピックアップ装置6は、図3に示
すような吸排装置33を内部に有している。吸排装置3
3は、プランジャ34を備えたシリンダ35と、プラン
ジャ34の駆動装置36とから主に構成されている。シ
リンダ35には、チューブ21の他端が連結されてい
る。なお、チューブ21は、途中にメンブランフィルタ
7を備えている。
【0013】駆動装置36は、ねじ棒37を備えたステ
ッピングモータ38を有している。このステッピングモ
ータ38は、1ステップ作動するとねじ棒37を極少量
だけ回動し得る。ねじ棒37は、1組の軸受け39,3
9により支持されている。また、ねじ棒37には、移動
部材40が取り付けられている。移動部材40は、ねじ
棒37の回動にしたがって、ねじ棒37上をステッピン
グモータ38方向に、またはステッピングモータ38か
ら離れる方向に移動し得る。この移動部材40には、1
組の軸受け39,39間に配置された回り止め41が貫
通している。この回り止め41により、移動部材40は
ねじ棒37周りの回転を規制されている。移動部材40
の一端は、プランジャ34に連結されている。プランジ
ャ34は、移動部材40の移動と連動して、シリンダ3
5内を移動し得る。
【0014】上述のピックアップ装置6は、図4に示す
制御部42を備えている。制御部42は、CPU43
と、RAM44と、ROM45と、I/Oポート46と
を備えたマイクロコンピュータから構成されている。I
/Oポート46の入力側には、操作部32とその他の入
力部とが接続されている。また、I/Oポート46の出
力側には、ステッピングモータ38とその他の出力部と
が接続されている。
【0015】次に、図5から図7に示す制御フローチャ
ートにしたがって、前記ピックアップ装置6の動作を説
明する。ここでは、容器8内の細胞を他の容器に移し換
える場合について説明する。
【0016】ピックアップ装置6の図示しないメインス
イッチをONすると、プログラムがスタートする。ステ
ップS1では、初期設定が行われる。ここでは、例えば
ステッピングモータ38が作動して移動部材40がステ
ッピングモータ38から離れる方向に移動し、プランジ
ャ34がシリンダ35のチューブ21側先端から1/4
程度の位置まで押し込まれる。ステップS1が終了する
と、プログラムはオペレーターによる操作部32からの
キー入力を待つ。そして、プログラムはステップS2で
吸引キーが押されたか否かを判断する。また、ステップ
S3では吐出キーが押されたか否かを判断する。さら
に、ステップS4ではその他の処理指令のキーが押され
たか否かを判断する。オペレーターがキー入力を行わな
い場合は、プログラムは待期状態となる。
【0017】オペレーターが操作部32の吸引キーをO
Nすれば、プログラムはステップS2からステップS5
に移行し、ここで図6の吸引動作サブルーチンを実行す
る。ここでは、ステップS1後の待期状態中に、予めオ
ペレーターがマイクロマニピュレータの操作パネル30
を操作してマイクロピペット17の吸排口20を容器8
内の細胞懸濁液中に配置しているものとする。
【0018】吸引動作サブルーチンがスタートすると、
ステップS8ではステッピングモータ38の作動ステッ
プ数Sを0に設定する。次にステップS9では、オペレ
ーターが操作部32の吸引スイッチをONしたか否かを
判断する。オペレーターが吸引スイッチをONしなけれ
ば、プログラムは待期状態となる。オペレーターが吸引
スイッチをONすれば、プログラムはステップS10に
移行する。ステップS10では、ステッピングモータ3
8に回転を指令する。これにより、ねじ棒37が回動
し、移動部材40がステッピングモータ38方向に移動
し始める。この結果、プランジャ34がシリンダ35か
ら突出する方向に移動し、シリンダ35の内圧が徐々に
低下する。この結果、ピペット本体18内の空気がチュ
ーブ21を介してシリンダ35内に吸引され、ピペット
本体18の内圧が徐々に低下する。これにより、容器8
内の細胞は、培養液とともに吸排口20からピペット本
体18内に吸引される。
【0019】次に、ステップS11では、オペレーター
が吸引スイッチをOFFしたか否かを判断する。オペレ
ーターが吸引スイッチをONし続けていると、プログラ
ムは待期状態となり、細胞懸濁液の吸引動作を続行す
る。オペレーターが吸引スイッチをOFFすると、プロ
グラムはステップS11からステップS12に移行す
る。ステップS12では、ステッピングモータ38への
停止指令を出力し、これによりステッピングモータ38
が停止する。次に、ステップS13では、ステッピング
モータ38の回転量Aを記憶する。この回転量Aは、ス
テッピングモータ38が作動し始めてから停止するまで
の作動ステップ数に置き換えて記憶する。ステップS1
3が終了すると、プログラムは図5のメインルーチンに
復帰して待期状態となる。
【0020】上述の吸引動作では、ステッピングモータ
38がねじ棒37を小刻みに回動させるので、オペレー
タが吸引スイッチをONしている状態でもピペット本体
18内にはわずかづつしか細胞懸濁液は吸引されない。
したがって、オペレータは、従来の様に手動による微妙
な吸引動作を行う必要がなく、吸引操作が容易に行え
る。
【0021】オペレーターが操作部32の吐出キーをO
Nすると、プログラムはステップS3からステップS6
に移行し、ここで図7の吐出動作サブルーチンを実行す
る。吐出動作サブルーチンのステップS14では、オペ
レーターが操作部32の自動吐出スイッチをONしたか
否かを判断する。オペレーターが自動吐出スイッチをO
Nすれば、プログラムはステップS14からステップS
15に移行する。
【0022】ステップS15では、吸引動作サブルーチ
ンのステップS13で記憶したステッピングモータ38
の回転量Aを読み込む。次に、ステップS16では、ス
テッピングモータ38の作動ステップ数Sを0に設定す
る。ステップS16が終了すると、プログラムはステッ
プS17に移行し、ステッピングモータ38に逆回転を
指令する。これにより、移動部材40は、ステッピング
モータ38から離れる方向に移動を開始し、プランジャ
34をシリンダ35内に押し込み始める。ここでは、シ
リンダ35内の空気がメンブランフィルタ7及びチュー
ブ21を介してピペット本体18内に供給され、ピペッ
ト本体18の内圧が高まる。この結果、ピペット本体1
8内に吸引された細胞懸濁液が吸排口20から吐出され
る。次に、ステップS18では、ステッピングモータ3
8の作動ステップ数SがステップS15で読み込まれた
回転量Aになったか否かを判断する。作動ステップ数S
が回転量Aになっていないと判断した場合は、プログラ
ムは待期状態となり、ステッピングモータ38は逆回転
し続ける。この結果、ピペット本体18では細胞懸濁液
の吐出動作が続行される。ステッピングモータ38の作
動ステップ数SがAになると、プログラムはステップS
19に移行する。ステップS19では、ステッピングモ
ータ38の作動を停止する。この結果、ピペット本体1
8では細胞懸濁液の吐出動作が停止される。上述の吐出
動作では、ステッピングモータ38は吸引動作時に作動
したステップ数だけ逆回転するので、吸引した細胞懸濁
液と同量の細胞懸濁液が吐出されることになる。ステッ
プS19が終了すると、プログラムは図5のメインルー
チンに復帰して待期状態となる。
【0023】オペレーターが自動吐出スイッチをONし
なければ、プログラムはステップS14からステップS
20に移行する。ステップS20では、オペレーターが
手動吐出スイッチをONしたか否かを判断する。オペレ
ーターが手動吐出スイッチをONしなければ、プログラ
ムは待期状態となる。オペレーターか手動吐出スイッチ
をONすれば、プログラムはステップS21に移行し、
ステッピングモータ38に逆回転を指令する。これによ
り、上述のと同様の動作によりピペット本体18の内圧
が高まり、ピペット本体18では細胞懸濁液の吐出動作
が開始される。次に、ステップS22では、オペレータ
ーが手動吐出スイッチをOFFしたか否かを判断する。
オペレーターが手動吐出スイッチをOFFしなければ、
プログラムは待期状態となり、ピペット本体18では細
胞懸濁液の吐出動作が続行される。オペレーターが手動
吐出スイッチをOFFすれば、プログラムはステップS
22からステップS19に移行し、ステッピングモータ
38を停止させる。これにより、ピペット本体18では
細胞懸濁液の吐出動作が停止する。ステップS19が終
了すれば、プログラムは図5のメインルーチンに復帰し
て待期状態となる。
【0024】オペレーターが操作部32のその他のキー
をONすれば、プログラムはステップS4からステップ
S7に移行し、ここでオペレーターのキー入力に対応し
た処理が行われる。ステップS7が終了すると、プログ
ラムは再び待期状態となる。
【0025】〔他の実施例〕 (a) 前記実施例では、細胞懸濁液の自動吐出動作時
に、吸引された細胞懸濁液と同量の細胞懸濁液が吐出さ
れるように構成したが、吐出量が吸引量よりも若干多め
になるよう構成されていてもよい。この場合は、ピペッ
ト本体18内に吸引した細胞が確実に吐出できる。
【0026】(b) 前記実施例では、吸引動作時の吸
引量を手動で設定するよう構成したが、吸引量は予め設
定されていてもよい。この場合は、オペレーターが吸引
スイッチをONするだけで自動的に設定量の細胞懸濁液
が吸引されることになる。したがって、この場合は、所
定のスイッチの操作を行うと細胞懸濁液の吸引吐出動作
が全自動で行える。
【0027】なお、この実施例では、細胞懸濁液の吸引
量を数種類設定しておけば、オペレーターが操作部32
の操作により吸引量を選択するだけで、所望の容量の細
胞懸濁液が吸引できる。
【0028】(c) 前記実施例では、ピペット本体1
8の吸排口20を細胞懸濁液中に配置すると、毛細管現
象により吸排口20からピペット本体18内に細胞懸濁
液が吸い込まれるが、吸引動作の開始前に毛細管現象に
よる細胞懸濁液の吸い込み容量が適正になるよう調節を
行ってもよい。ここでいう適正な吸い込み容量とは、ピ
ペット本体18内に吸い込まれた細胞懸濁液が、ピペッ
ト本体18の内径が一定になる位置(図2の一点鎖線a
の位置)まで到達するのに必要な容量をいう。吸い込み
容量の調節は、吸引動作前に例えば吐出動作を行ない、
ピペット本体18の内圧を調節することにより行える。
この場合は、以後の細胞懸濁液の吸引動作が滑らかに行
える。
【0029】(d) 前記実施例では、吸引キー又は吐
出キーをONした後に吸引スイッチ又は吐出スイッチを
ONするとステッピングモータ38が作動するように構
成したが、本発明はこれに限られない。例えば、吸引キ
ー及び吐出キーの自動モードと手動モードの切換えキー
を設け、この切換えキーにより自動モードを選択すれ
ば、吸引キー又は吐出キーをONするだけでステッピン
グモータ38が作動するように構成してもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明のマイクロマニピュレータは、上
述のようなシリンダを備え、そのプランジャは、制御手
段により制御されながら移動手段によりシリンダ内を移
動する。したがって、本発明のマイクロマニピュレータ
では、ピックアップ操作が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略図。
【図2】前記実施例の拡大部分図。
【図3】前記実施例に採用されたピックアップ装置の概
略構成図。
【図4】その制御部の概略図。
【図5】前記制御部の制御フローチャート。
【図6】前記制御部の制御フローチャート。
【図7】前記制御部の制御フローチャート。
【符号の説明】
6 ピックアップ装置 18 ピペット本体 21 チューブ 34 プランジャ 35 シリンダ 36 駆動装置 42 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】微小物質を捕捉するマイクロピペットと、 プランジャを有するシリンダと、 前記シリンダと前記マイクロピペットとを連結するため
    の連結手段と、ステッピングモータと、前記ステッピングモータにより
    回転駆動されるねじ棒と、前記ねじ棒に螺合するととも
    に回転規制されて前記プランジャと一体的に移動可能で
    ある移動部材とを含み、 前記プランジャを前記シリンダ
    内で移動させるための移動手段と、前記ステッピングモータに制御信号を与えることによ
    り、 前記移動手段の動作を制御する制御手段と、 を備えたマイクロマニピュレータ。
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