JPH0865988A - 位相検出装置及び回転ドラム装置 - Google Patents

位相検出装置及び回転ドラム装置

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JPH0865988A
JPH0865988A JP21804194A JP21804194A JPH0865988A JP H0865988 A JPH0865988 A JP H0865988A JP 21804194 A JP21804194 A JP 21804194A JP 21804194 A JP21804194 A JP 21804194A JP H0865988 A JPH0865988 A JP H0865988A
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JP
Japan
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phase detection
rotor magnet
phase
magnetized
coil
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JP21804194A
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English (en)
Inventor
Takeo Kishida
武夫 岸田
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成により、位相検出コイルのノイズ
信号が低減されるようにした、位相検出装置を提供する
こと。 【構成】 円周方向に沿ってN極及びS極が交互に並ぶ
ように着磁され且つ少なくとも一つの磁極が変形着磁さ
れたロータマグネット19と、このロータマグネットに
対向して固定配置されたステータ基板と、このステータ
基板上にて半径方向の内側及び外側にずらして巻装され
且つ上記ロータマグネットの回転によりこのロータマグ
ネットの同極の着磁部に対向して位相信号を発生する互
いに逆巻の二つの位相検出コイル21,22とを含んで
いる、位相検出装置10において、上記二つの位相検出
コイルの合成信号によるノイズがゼロになるように、こ
の二つの検出コイルの半径方向長さL1,L2が選定さ
れ、且つこの二つの検出コイルの磁束を受けるコイル部
の角度αが選定されるように、位相検出装置10を構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば磁気テープを巻
回して、音声信号や映像信号等の情報信号を記録または
再生するVTR装置等における回転ドラムの位相を検出
する場合に好適な位相検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、VTR,DAT等における回転ヘ
ッド装置は、例えば図8に示すように、構成されてい
る。図8において、回転ヘッド装置1は、固定ドラム2
と、この固定ドラム2内に組み込まれた軸受3と、この
軸受3によりこの固定ドラムの中心線の周りに回転可能
に支持された回転軸4と、この回転軸4に一体に取り付
けられた回転ドラム5と、この回転軸4の下端に備えら
れたモータ6とを有している。そして、回転ドラム5の
外周縁部には、磁気ヘッド5aが取り付けられている。
【0003】ここで、モータ6は、回転軸4に取り付け
られたロータ7と、固定ドラム2に取り付けられたステ
ータ基板8及びバックヨーク9とから構成されている。
さらに、このロータ7の上面には、ロータマグネット7
aが取り付けられている。
【0004】上記ロータマグネット7aは、図9に示す
ように、円周方向に沿って8個の着磁部即ちN極及びS
極が交互に並ぶように、着磁されていると共に、一部の
着磁部即ち、N極7b及びS極7cに、それぞれ並列に
並んだ2つの着磁部(以下、目玉着磁部という)である
S極7d,N極7eが設けられている。
【0005】これに対して、上記ステータ基板8は、円
周方向に沿って等間隔に配設された複数個、例えば6個
のコイルを有している(図示せず)と共に、図9に示す
ように、ロータマグネット7aの着磁部に張り出すよう
に位置合わせして配設された位相(PG)コイル8aを
有している。
【0006】この位相コイル8aは、図10に示すよう
に、ロータマグネット7aの目玉着磁部7d,7eに対
向する領域と、この領域より内径側の領域に、それぞれ
互いに逆巻の二つの位相検出コイル8b,8cを有して
いる。
【0007】このよう構成された回転ヘッド装置1によ
れば、再生の際には、ステータ基板8上の各コイルに対
してそれぞれ通電することにより、このコイルに発生す
る磁界が、ロータマグネット7aの各N極及びS極に対
して作用する。これにより、ロータ7が、回転軸4,回
転ドラム5と共に回転され、この回転ドラム5に備えら
れた磁気ヘッド5aにより磁気テープより検出された信
号が、図示しない機構を介して、外部に出力される。
【0008】また、記録の際には、再生の際と同様にし
て回転ドラム5が回転し、図示しない制御回路等からの
電気信号が、図示しない機構を介して、上記磁気ヘッド
5aに出力され、磁気テープへの書き込みが行われるこ
とになる。
【0009】この場合、ロータマグネット7aは、目玉
着磁部7d,7eを備えているので、ロータ7が回転し
たとき、ロータマグネット7aの目玉着磁部7d,7e
が、上記位相コイル8aのうち、位相検出コイル8bに
対向する位置を通過することになる。かくして、ロータ
7が一回転する毎に、位相検出コイル8bには、図11
に示すように、電圧Sなる起電力が発生するので、この
起電力を検出することによって、ロータ7の回転及びそ
の位相が検出されることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
回転ヘッド装置1においては、位相検出コイル8b,8
cが目玉着磁部7d,7e以外の領域を通る際には、各
位相検出コイル8b,8cの起電力が、互いに相殺され
てゼロになるようになっている。しかしながら、ロータ
マグネット7aの着磁状態や芯ずれ等により、各位相検
出コイル8b,8cの起電力は、完全には相殺され得な
い。
【0011】従って、二つの位相検出コイル8b,8c
の起電力を合成した場合、相殺によっても、ピーク電圧
Nのノイズ信号が残ってしまい、位相検出信号のS/N
比が劣化してしまう。このため、できるだけS/N比の
良好なものを選択する必要があるため、歩留まりが低下
してしまうという問題があった。
【0012】本発明は、以上の点に鑑み、簡単な構成に
より、位相検出コイルのノイズ信号が低減されるように
した、位相検出装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、円周方向に沿ってN極及びS極が交互に並ぶよう
に着磁され且つ少なくとも一つの磁極が変形着磁された
ロータマグネットと、このロータマグネットに対向して
固定配置されたステータ基板と、このステータ基板上に
て半径方向の内側及び外側にずらして巻装され且つ前記
ロータマグネットの回転によりこのロータマグネットの
同極の着磁部に対向して位相信号を発生する互いに逆巻
の二つの位相検出コイルとを含んでいる、位相検出装置
において、前記二つの位相検出コイルの合成信号による
ノイズが最小になるように、この二つの検出コイルの半
径方向長さが選定されている、位相検出装置により、達
成される。
【0014】また、上記目的は、本発明によれば、円周
方向に沿ってN極及びS極が交互に並ぶように着磁され
且つ少なくとも一つの磁極が変形着磁されたロータマグ
ネットと、このロータマグネットに対向して固定配置さ
れたステータ基板と、このステータ基板上にて半径方向
の内側及び外側にずらして巻装され且つ前記ロータマグ
ネットの回転によりこのロータマグネットの同極の着磁
部に対向して位相信号を発生する互いに逆巻の二つの位
相検出コイルとを含んでいる、位相検出装置において、
前記二つの位相検出コイルの合成信号によるノイズが最
小になるように、外側の位相検出コイルの磁束を受ける
コイル部の角度が選定されている、位相検出装置によ
り、達成される。
【0015】さらに、上記目的は、本発明によれば、円
周方向に沿ってN極及びS極が交互に並ぶように着磁さ
れ且つ少なくとも一つの磁極が変形着磁されたロータマ
グネットと、このロータマグネットに対向して固定配置
されたステータ基板と、このステータ基板上にて半径方
向の内側及び外側にずらして巻装され且つ前記ロータマ
グネットの回転によりこのロータマグネットの同極の着
磁部に対向して位相信号を発生する互いに逆巻の二つの
位相検出コイルとを含んでいる、位相検出装置におい
て、前記二つの位相検出コイルの合成信号によるノイズ
がゼロになるように、この二つの検出コイルの半径方向
長さが選定され、且つ外側の位相検出コイルの磁束を受
けるコイル部の角度が選定されている、位相検出装置に
より、達成される。
【0016】
【作用】上記構成によれば、二つの位相検出コイルの半
径方向長さが適宜に選定されることにより、ロータマグ
ネットの各磁極が位相検出コイルに対向して通過する際
に、各位相検出コイルに発生する互いに逆の起電力の位
相検出信号のピーク値が調整される。これによって、各
位相検出コイルのピーク値が互いに等しくされるので、
この二つの位相検出コイルの位相検出信号の合成信号の
ノイズ成分が、相殺により、低減されることになる。
【0017】また、外側の位相検出コイルの半径方向に
延びる部分の角度が適宜に選定されることにより、ロー
タマグネットの各磁極が位相検出コイルに対向して通過
する際に、各位相検出コイルの周速に基づいて発生する
互いに逆の起電力の位相検出信号の立上り及び立下り角
が、調整される。これにより、ロータリマグネットのよ
り速い周速の外周側の位相検出コイルの立上り及び立下
り角を小さくすることにより、二つの位相検出コイルの
立上り及び立下り角が等しく設定される。従って、この
二つの位相検出コイルの位相検出信号の合成信号のノイ
ズ成分が、相殺により、低減されることになる。
【0018】かくして、ロータマグネットの変形着磁さ
れた磁極が、位相検出コイルに対向して通過する場合に
は、変形着磁の領域では、各位相検出コイルに発生する
起電力は、互いに打ち消し合うことができず、起電力が
外部に出力されると共に、変形着磁以外の領域では、各
位相検出コイルの位相検出信号の合成信号のノイズ成分
は、互いに相殺されることにより、低減されることにな
る。従って、この出力された合成信号を検出することに
より、ロータマグネットまたは回転ドラムの回転及び位
相が高精度で検出されることになる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1乃至図
7を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べる
実施例は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に
好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載
がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0020】図1は、本発明による位相検出装置を組み
込んだ回転ドラム装置としての回転ヘッド装置の一実施
例を示している。図1において、回転ヘッド装置10
は、固定ドラム11と、この固定ドラム11内に組み込
まれた軸受12と、この軸受12によりこの固定ドラム
11の中心線の周りに回転可能に支持された回転軸13
と、この回転軸13に取り付けられた回転ドラム14
と、この回転軸13の下端に設けられたモータ15とを
有している。そして、回転ドラム14の外周縁部には、
磁気ヘッド14aが取り付けられている。
【0021】ここで、モータ15は、回転軸13に取り
付けられたロータ16と、固定ドラム11に取り付けら
れたステータ基板17及びバックヨーク18とから構成
されている。さらに、このロータ16の上面には、ロー
タマグネット19が取り付けられている。
【0022】上記ロータマグネット19は、円周方向に
沿って偶数個、例えば8個の着磁部即ちN極及びS極が
交互に並ぶように、着磁されていると共に、図2に示す
ように、一部の着磁部即ち、N極19a及びS極19b
に、それぞれ目玉着磁部であるS極19c,N極19d
が設けられている。
【0023】これに対して、上記ステータ基板17は、
円周方向に沿って等間隔に配設された複数個、例えば6
個のコイルを有している(図示せず)と共に、図2に示
すように、ロータマグネット19の着磁部に張り出すよ
うに配設された位相コイル20を有している。
【0024】この位相コイル20は、図2に示すよう
に、ロータマグネット19の目玉着磁部19c,19d
に対向する領域と、この領域より内径側の領域に、それ
ぞれ互いに逆巻の二つの位相検出コイル21,22から
構成されている。
【0025】以上の構成は、図8に示した従来の回転ヘ
ッド装置1と同様の構成であるが、本実施例による回転
ヘッド装置10においては、上記位相検出コイル21,
22は、それぞれ、半径方向の長さL1,L2が下記の
ように選定されている。即ち、各位相検出コイル21,
22は、上記目玉着磁部19c,19d以外の領域にお
いては、図4または図6に示す、信号S1,S2を発生
する。これにより、二つの位相検出コイル21,22の
位相検出信号の合成信号は、図5または図7に示すよう
になる。
【0026】ここで、S極,N極の磁極境界で発生する
ノイズN1は、位相コイル20の位相検出コイル21に
よる信号S1のピーク値と、同周期の位相検出コイル2
2による信号S2のピーク値の差に起因するものであ
る。従って、位相検出コイル21,22のそれぞれの半
径方向長さL1,L2を適宜に選定することによって、
上述した信号S1,S2のピーク値が等しく調整される
ことになる。言い換えれば、上述した信号S1,S2の
ピーク値が等しくなるように、位相検出コイル21,2
2のそれぞれの半径方向長さL1,L2を選定すること
により、本実施例の位相検出装置を構成することができ
る。
【0027】このようにして、位相検出コイル21,2
2は、その半径方向長さL1,L2が選定されるが、こ
れに代えて、もしくは、これに加えて、図3に示すよう
に、位相検出コイル21の半径方向に延びる部分が、角
度αだけ傾斜して形成されている。この角度αは、以下
のようにして選定される。
【0028】即ち、図5または図7に示す各位相検出コ
イル21,22の信号S1,S2の合成信号に関して、
S極,N極の磁極境界以外の部分で発生するノイズN2
は、位相コイル20の位相検出コイル21による信号S
1の立上り角θ1(図4参照)と、同周期の位相検出コ
イル22による信号S2の立上り角θ2(同じく、図4
参照)の差に起因するものである。同様に、上記信号S
1,S2の立下り角の差によっても、ノイズN2が発生
する。これは、位相検出コイル21,22を通過するロ
ータリマグネット19の各磁極の周速の差によって生ず
ると考えられる。
【0029】従って、周速の速い半径方向外側の位相検
出コイル21の半径方向に延びる部分を、図3に示すよ
うに、角度αだけ傾斜させることにより、位相検出コイ
ル21,22の周速に対するずれを補償する。これによ
り、位相検出コイル21の信号S1の立上り角θ1が小
さくなる。かくして、上記角度αを適宜に選定すること
により、位相検出コイル21,22の立上り角θ1,θ
2が等しくなり、ノイズN2が低減されることになる。
【0030】本実施例による回転ヘッド装置10は、以
上のように構成されており、記録の際には、モータ15
のステータ基板17上に形成されたコイルに対して通電
することにより、このコイルに発生する磁界が、ロータ
マグネット19の各N極及びS極に対して作用する。こ
れにより、ロータ16が、回転軸13,回転ドラム14
と共に回転され、制御回路等の外部からの電気信号が、
図示しない機構を介して、回転ドラム14に伝送され、
この回転ドラム14に設けられた磁気ヘッド14aに出
力される。これにより、この磁気ヘッド14aは、磁気
テープ(図示せず)への書き込みを行なうことになる。
また、再生の際には、この磁気ヘッド14aにより検出
された信号が、回転ドラム14から固定ドラム11に伝
送され、外部の制御回路等に出力される。
【0031】ここで、各位相検出コイル21,22に発
生する信号S1,S2の合成信号は、ロータマグネット
20の磁極の境界で発生するノイズN1と、それ以外の
部分で発生するノイズN2が、それぞれ上述したように
低減されているので、全体として合成信号のノイズが低
減され、もしくはゼロに調整されることになる。
【0032】かくして、ロータマグネット19が一回転
する毎に、位相検出コイル21,22の合成信号によ
り、一つのパルス信号が出力されることになる。
【0033】このように、上述の実施例では、二つの位
相検出コイルの半径方向長さが適宜に選定されることに
より、各位相検出コイルのピーク値が互いに等しくされ
る。さらに、これに代え、又はこれに加えて、外側の位
相検出コイルの半径方向に延びる部分の角度が適宜に選
定されることにより、ロータリマグネットのより速い周
速の外周側の位相検出コイルの立上り及び立下り角が小
さくなって、二つの位相検出コイルの立上り及び立下り
角が等しく設定される。
【0034】従って、この二つの位相検出コイルの位相
検出信号の合成信号のノイズ成分が、相殺により、低減
されることになり、位相検出信号のS/N比が向上され
ることになる。
【0035】上記実施例においては、各ロータマグネッ
ト19は、目玉着磁部19c,19dを備えているが、
これに限らず、ロータマグネット19の各磁極、即ちS
極またはN極内に、補極としての極性の異なる磁極を設
けることにより、位相検出コイル21,22の起電力の
差に基づいて、位相出力信号を発生させ得るようにし
た、位相検出装置にも、本発明を適用し得ることは明ら
かである。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、簡
単な構成により、位相検出コイルのノイズ信号が低減さ
れるようにした、位相検出装置が提供されることにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による位相検出装置を備えた回転ヘッド
装置の一実施例を示す概略断面図である。
【図2】図1の回転ヘッド装置における位相検出装置の
ロータマグネット及び位相検出コイルを示す部分拡大平
面図である。
【図3】図2の位相検出装置の最終的な構成を示す部分
拡大平面図である。
【図4】図2の位相検出装置における各位相検出コイル
の出力信号S1,S2とロータリマグネットの磁極との
関係の一例を示すグラフである。
【図5】図4の信号S1,S2の合成信号を示すグラフ
である。
【図6】図2の位相検出装置における各位相検出コイル
の出力信号S1,S2とロータリマグネットの磁極との
関係の他の例を示すグラフである。
【図7】図6の信号S1,S2の合成信号を示すグラフ
である。
【図8】従来の位相検出装置を備えた回転ヘッド装置の
一例を示す概略断面図である。
【図9】図8の回転ヘッド装置におけるロータマグネッ
トと位相コイルとの関係を示す概略平面図である。
【図10】図9のロータマグネットの目玉着磁部と位相
コイルとの関係を示す部分拡大平面図である。
【図11】図9の位相コイルの出力信号を示すグラフで
ある。
【符号の説明】
10 回転ヘッド装置 11 固定ドラム 12 軸受 13 回転軸 14 回転ドラム 15 モータ 16 ロータ 17 ステータ基板 18 バックヨーク 19 ロータマグネット 20 位相コイル 21 位相検出コイル 22 位相検出コイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周方向に沿ってN極及びS極が交互に
    並ぶように着磁され且つ少なくとも一つの磁極が変形着
    磁されたロータマグネットと、このロータマグネットに
    対向して固定配置されたステータ基板と、このステータ
    基板上にて半径方向の内側及び外側にずらして巻装され
    且つ前記ロータマグネットの回転によりこのロータマグ
    ネットの同極の着磁部に対向して位相信号を発生する互
    いに逆巻の二つの位相検出コイルとを含んでいる、位相
    検出装置において、 前記二つの位相検出コイルの合成信号によるノイズが最
    小になるように、この二つの検出コイルの半径方向長さ
    が選定されていることを特徴とする位相検出装置。
  2. 【請求項2】 円周方向に沿ってN極及びS極が交互に
    並ぶように着磁され且つ少なくとも一つの磁極が変形着
    磁されたロータマグネットと、このロータマグネットに
    対向して固定配置されたステータ基板と、このステータ
    基板上にて半径方向の内側及び外側にずらして巻装され
    且つ前記ロータマグネットの回転によりこのロータマグ
    ネットの同極の着磁部に対向して位相信号を発生する互
    いに逆巻の二つの位相検出コイルとを含んでいる、位相
    検出装置において、 前記二つの位相検出コイルの合成信号によるノイズが最
    小になるように、外側の位相検出コイルの磁束を受ける
    コイル部の角度が選定されていることを特徴とする、位
    相検出装置。
  3. 【請求項3】 円周方向に沿ってN極及びS極が交互に
    並ぶように着磁され且つ少なくとも一つの磁極が変形着
    磁されたロータマグネットと、このロータマグネットに
    対向して固定配置されたステータ基板と、このステータ
    基板上にて半径方向の内側及び外側にずらして巻装され
    且つ前記ロータマグネットの回転によりこのロータマグ
    ネットの同極の着磁部に対向して位相信号を発生する互
    いに逆巻の二つの位相検出コイルとを含んでいる、位相
    検出装置において、 前記二つの位相検出コイルの合成信号によるノイズがゼ
    ロになるように、この二つの検出コイルの半径方向長さ
    が選定され、且つ外側の位相検出コイルの磁束を受ける
    コイル部の角度が選定されていることを特徴とする位相
    検出装置。
JP21804194A 1994-08-19 1994-08-19 位相検出装置及び回転ドラム装置 Pending JPH0865988A (ja)

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