JPH0865936A - モータコイル - Google Patents

モータコイル

Info

Publication number
JPH0865936A
JPH0865936A JP21804394A JP21804394A JPH0865936A JP H0865936 A JPH0865936 A JP H0865936A JP 21804394 A JP21804394 A JP 21804394A JP 21804394 A JP21804394 A JP 21804394A JP H0865936 A JPH0865936 A JP H0865936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
motor coil
circuit board
printed circuit
turn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21804394A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Yamazaki
茂樹 山▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP21804394A priority Critical patent/JPH0865936A/ja
Publication of JPH0865936A publication Critical patent/JPH0865936A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成により、プリント基板に対する巻
線端末の接続が容易に且つ確実に行なわれ得るようにし
た、モータコイルを提供すること。 【構成】 コア11に対して、ラジアルギャップ方式で
巻線12が巻回された、モータコイル10において、巻
線の最終部分のターン13が、他の通常のターンより長
く巻回されていて、この部分を螺旋状の接続部12aと
して形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジアルギャップ方式
で巻線されたモータコイルに関し、特にその巻線端末を
処理する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなモータコイルは、例え
ば図8及び図9に示すように、駆動回路が構成されたプ
リント基板あるいは中継用のプリント基板に対して実装
されている。図8及び図9において、モータコイル1
は、コア1aに対して巻線1bが巻回されている。この
モータコイル1の巻線端末1cは、実装すべきプリント
基板2の表面に形成された接続パターン2aに対して、
ハンダごて3を使用してハンダ付けされる。これによ
り、モータコイルは、プリント基板2上に形成された導
電パターンに対して電気的に接続されるようになってい
る。
【0003】また、他の技術によれば、モータコイル1
は、図10及び図11に示すように、その巻線端末1c
が、プリント基板2上に設けられたピン4に対してから
げて、リフローハンダ付けを施すことにより、この巻線
端末1cが、プリント基板2上に形成された導電パター
ンに対して電気的に接続されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
モータの小型化及び薄型化が進むに従い、図8及び図9
に示すようなハンダ付けによる接続の場合には、ハンダ
付けの作業中に、ハンダごて3により、モータコイル1
の巻線1bを傷つけてしまうことがあった。また、モー
タの小型化に伴いスペースが狭いことから、細いハンダ
ごてを使用する必要があるので、ハンダ付けの熱が不十
分になり、ハンダ付けの信頼性が損なわれてしまう等の
問題がある。従って、作業時間が長くなってしまった
り、高度な設備が必要になるという問題があった。
【0005】さらに、図10及び図11に示したピンを
使用する場合には、モータの小型化に伴って、ピンを配
置するスペースが取れなくなるという問題があった。
【0006】本発明は、以上の点に鑑み、簡単な構成に
より、プリント基板に対する巻線端末の接続が容易に且
つ確実に行なわれ得るようにした、モータコイルを提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、コアに対して、ラジアルギャップ方式で巻線が巻
回された、モータコイルにおいて、巻線の最終部分のタ
ーンが、他の通常のターンよりく巻回されていて、螺旋
状の接続部として形成されているモータコイルにより、
達成される。
【0008】本発明によるモータコイルは、好ましく
は、前記巻線の最終部分の一ターンが、他の通常のター
ンより長く巻回されていて、螺旋状の接続部として形成
されている。
【0009】本発明によるモータコイルは、好ましく
は、前記巻線の最終部分の数ターンが、他の通常のター
ンより長く巻回されていて、撚りをかけられ、さらに螺
旋状の接続部として形成されている。
【0010】本発明によるモータコイルは、好ましく
は、前記接続部が、実装すべきプリント基板の対応する
導電パターンに対して、当接され、リフローハンダ付け
により電気的に接続される構成となっている。
【0011】
【作用】上記構成によれば、モータコイルを実装すべき
プリント基板に対して所定位置に取り付けると、このモ
ータコイルの巻線端末を螺旋状に形成した接続部が弾性
変形されながら、その先端が、上記プリント基板の表面
に設けられた導電パターンに対して圧接される。これに
より、モータの小型化,薄型化により、スペースが狭い
場合であっても、モータコイルの巻線端末が、確実にプ
リント基板の導電パターンに対して接触されることにな
る。
【0012】巻線自体が比較的太い場合には、巻線の最
終部分の一ターンが、他の通常のターンより長く巻回さ
れていて、螺旋状の接続部として形成されることによ
り、巻線端末の接続が行なわれ得る。
【0013】巻線自体が比較的細い場合には、巻線の最
終部分の数ターンが、他の通常のターンより長く巻回さ
れていて、撚りをかけられ、さらに螺旋状の接続部とし
て形成されることにより、巻線端末の接続が確実に行な
われ得ることになる。
【0014】前記接続部が、実装すべきプリント基板の
対応する導電パターンに対して、当接され、リフローハ
ンダ付けにより電気的に接続される場合には、ハンダ付
けのためのスペースがなくても、モータコイルの巻線端
末が容易に且つ確実にプリント基板の導電パターンに対
して電気的に接続されることになる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1乃至図
4を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べる
実施例は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に
好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載
がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0016】図1は、本発明を適用したモータコイルの
一実施例を示している。図1において、モータコイル1
0は、コア11に対して巻線12が巻回されている。モ
ータコイル10の巻線12の接続部12aは、螺旋状に
形成されている。
【0017】この場合、モータコイル10の巻線12及
び接続部12aは、以下のようにして形成される。図2
及び図3に示すように、固定保持されたコア11の巻線
部に対して、巻線機20を使用して、巻線12を巻回す
る。その際、巻線機20は、そのフライヤー21が、こ
のコア11の周囲を旋回することにより、巻線機20内
から繰り出され且つこのフライヤー21の先端に支持さ
れた巻線12が巻回され、図4に示すように、コア11
の巻線部に対して巻線12が巻回されることになる。
【0018】そして、コア11に対する巻線12の最終
部分の一ターンを巻回する際に、巻線機20からコア1
1の近傍に対して、端末リード取り用ロッド22が図2
に示すように矢印A方向に伸長される。これにより、最
終部分のターンに関しては、巻線12は、図5に示すよ
うに、コア11及び上記ロッド22の双方に跨って巻線
12が巻回されることになる。これにより、上記巻線1
2の最終部分の一ターンは、他のターンに対して長く巻
回されることになる。
【0019】このようにして、コア11に対する巻線1
2の巻回が終了したモータコイル10は、さらに図6
(a)に示すように、輪になった最終部分のターン13
にフック14を引っ掛けて、このフック14を矢印方向
に回転させることにより、このターン13に対して撚り
をかけて、端末部15を形成する(図6(b))。そし
て、この端末部15を、図6(c)に示すように治具1
6を使用して、螺旋状に形成する。かくして、螺旋状に
形成された端末部15が、接続部12aを構成すること
になる。
【0020】本実施例によるモータコイル10は、以上
のように構成されており、上記接続部12aが、図6
(e)に示されているように、実装すべきプリント基板
17の表面に形成された接続パターン17aに対して接
触される。これにより、モータコイル10は、プリント
基板17上に形成された導電パターン17aに対して電
気的に接続されるようになっている。そして、リフロー
ハンダ付けを施すことにより、この接続部12aが、プ
リント基板17上に形成された導電パターン17aに対
して、容易に且つ確実に電気的に接続されるようになっ
ている。
【0021】図7は、上述のようにして形成された複数
個(図示の場合、3個)のモータコイル10を一体に実
装する場合の工程を順次に示している。先づ、3個のモ
ータコイル10を互いに合体させて、モータコイル30
を構成する(図7(a))。そして、このモータコイル
30を、前以て導電パターンの部分にクリームハンダ3
1を載置したプリント基板31上に、スペーサ33を介
して載置する(図7(b))。
【0022】この状態において、リフローハンダ付け処
理によって、上記クリームハンダ32が溶融・硬化す
る。これにより、モータコイル30の各モータコイル1
0の接続部12aが、それぞれクリームハンダ32によ
り、対応する導電パターンに対して電気的に接続され
る。最後に、上記スペーサ33を抜き取ることにより、
モータコイル30のプリント基板22への実装が完了す
ることになる。
【0023】このように、上述の実施例では、モータコ
イルを実装すべきプリント基板に対して所定位置に取り
付けるだけで、モータコイルの巻線端末が、確実にプリ
ント基板の導電パターンに対して接触されることにな
る。そして、上記接続部が、実装すべきプリント基板の
対応する導電パターンに対して、当接され、リフローハ
ンダ付けにより電気的に接続されることにより、ハンダ
付けのためのスペースがなくても、モータコイルの巻線
端末がプリント基板の導電パターンに対して接続され
る。
【0024】従って、モータの小型化,薄型化に伴っ
て、モータコイルの取付スペースが狭くなっても、モー
タコイルの巻線を傷つけるようなことなく、容易に且つ
確実にモータコイルの巻線端末がプリント基板の導電パ
ターンに対して電気的に接続されることになる。
【0025】尚、上述した実施例においては、モータコ
イル10,30の接続部12aは、巻線12の最終部分
の一ターン13を撚って、さらに螺旋状に形成すること
により、構成されているが、複数ターンを撚って、螺旋
状に形成するようにしてもよいことは明らかである。こ
れにより、巻線12自体が比較的細い場合であっても、
剛性が向上され、接続部12aの成形が容易になる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、簡
単な構成により、プリント基板に対する巻線端末の接続
が容易に且つ確実に行なわれ得るようにした、モータコ
イルが得られることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるモータコイルの一実施例を示す側
面図である。
【図2】図1のモータコイルの巻線を巻回するための巻
線機の側面図である。
【図3】図1のモータコイルの巻線を巻回するための巻
線機の平面図である。
【図4】図2の巻線機による通常のターンの巻線状態を
示す正面図である。
【図5】図2の巻線機による最終部分のターンの巻線状
態を示す正面図である。
【図6】図2の巻線機による長目の最終ターンを有する
モータコイルに対する接続部の形成、そしてプリント基
板への実装の工程を順次に示す図である。
【図7】複数のモータコイルを一体に実装する場合の工
程を順次に示す図である。
【図8】従来のモータコイルのプリント基板への実装例
を示す概略斜視図である。
【図9】図8の実装例を示す側面図である。
【図10】従来のモータコイルのプリント基板への他の
実装例を示す概略斜視図である。
【図11】図10の実装例を示す側面図である。
【符号の説明】
10 モータコイル 11 コア 12 巻線 12a 接続部 13 最終ターン 14 フック 15 端末部 16 治具 17 プリント基板 20 巻線機 21 フライヤー 22 ロッド 30 モータコイル 31 プリント基板 32 リフローハンダ 33 スペーサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアに対して、ラジアルギャップ方式で
    巻線が巻回された、モータコイルにおいて、 前記巻線の最終部分のターンが、他の通常のターンより
    長く巻回されていて、螺旋状の接続部として形成されて
    いることを特徴とするモータコイル。
  2. 【請求項2】 前記巻線の最終部分の一ターンが、他の
    通常のターンより長く巻回されていて、螺旋状の接続部
    として形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    のモータコイル。
  3. 【請求項3】 前記巻線の最終部分の数ターンが、他の
    通常のターンより長く巻回されていて、撚りをかけら
    れ、さらに螺旋状の接続部として形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載のモータコイル。
  4. 【請求項4】 前記接続部が、実装すべきプリント基板
    の対応する導電パターンに対して、当接され、リフロー
    ハンダ付けにより電気的に接続される構成としたことを
    特徴とする請求項1から3の何れかに記載のモータコイ
    ル。
JP21804394A 1994-08-19 1994-08-19 モータコイル Pending JPH0865936A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21804394A JPH0865936A (ja) 1994-08-19 1994-08-19 モータコイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21804394A JPH0865936A (ja) 1994-08-19 1994-08-19 モータコイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0865936A true JPH0865936A (ja) 1996-03-08

Family

ID=16713757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21804394A Pending JPH0865936A (ja) 1994-08-19 1994-08-19 モータコイル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0865936A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015093182A1 (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 日立オートモティブシステムズ株式会社 回転電機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015093182A1 (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 日立オートモティブシステムズ株式会社 回転電機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3299702B2 (ja) ステータ巻線方法及びステータ巻線構造
JPH05308742A (ja) 固定子巻線の結線方法
JPH0865936A (ja) モータコイル
KR900003481B1 (ko) 코일 권선의 접속방법
JPS642411Y2 (ja)
JP2875030B2 (ja) 小型モータのy結線電機子の巻線方法
JPH04317534A (ja) ブラシレスモータ
JP3809687B2 (ja) 電磁継電器及びその製造方法
JPH06290981A (ja) コイルボビンへのコイル巻回方法
JPH10153621A (ja) 電力量計の電圧コイル端子構造
JP2002118019A (ja) 面実装型巻線部品
JPH06327209A (ja) 無整流子直流電動機
JP3411006B2 (ja) 小型トランスおよび引出線の絡げ方法
JP3052538B2 (ja) ブラシレスモータ
JPH10248217A (ja) コイルの端末処理方法
JPS59213264A (ja) 端子基板付モ−タの組立方法
JP3655460B2 (ja) 回転電機子の整流子構造及び回転電機子の整流子の製造方法
JP3291420B2 (ja) 回転電機のステータ及びコイルの端末処理方法
JP4009122B2 (ja) プリント配線板検査治具における被覆リード線のプローブ接触端子
JPH0412769Y2 (ja)
JP2000124037A (ja) 部品の端子構造
JPH0670221U (ja) コイル
JPH08149774A (ja) 直流ブラシレスモータ
JPH06333752A (ja) コイルの巻回方法および誘導電磁器
JPH0727117U (ja) インダクタ