JPH0865549A - ダイナミックノイズリダクション回路 - Google Patents

ダイナミックノイズリダクション回路

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Publication number
JPH0865549A
JPH0865549A JP7256393A JP25639395A JPH0865549A JP H0865549 A JPH0865549 A JP H0865549A JP 7256393 A JP7256393 A JP 7256393A JP 25639395 A JP25639395 A JP 25639395A JP H0865549 A JPH0865549 A JP H0865549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
luminance signal
circuit
coring
frequency
low
Prior art date
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Pending
Application number
JP7256393A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Naoi
信明 直井
Katsunobu Takeda
勝信 竹田
Ikuo Yoshiki
幾夫 由木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0865549A publication Critical patent/JPH0865549A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周波数特性の劣化を防止しながら、ノイズ成
分を効果的に除去できるようにする。 【解決手段】 入力輝度信号YINがハイパスフィルタ
3とローパスフィルタ6とに供給されて、夫々入力輝度
信号YINの高域輝度信号と低域輝度信号とに分離され
る。高域輝度信号はコアリング回路4に供給され、これ
に混入しているノイズ成分の除去処理が行なわれる。低
域輝度信号は、増幅回路10で増幅された後、クランプ
回路11でクランプ電圧回路12からのクランプ電圧に
クランプされて直流再生され、コアリング回路4にその
コアリング量のコントロール電圧として供給される。こ
れにより、このコアリング量は、低輝度レベル部分で
は、コアリング量が大きくなってノイズ成分が充分除去
され、高輝度レベル部分では、コアリング量が小さくな
って周波数特性の劣化が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受信
機の輝度信号中に含まれるノイズ成分を除去するのに好
適なダイナミックノイズリダクション回路に関する。 【0002】 【従来の技術】映像信号中のノイズ成分(高域周波数成
分)を除去することによって、ノイズの多い画面でも、
良好な画面が得られるようにするのがノイズリダクショ
ン回路である。 【0003】図3は従来のノイズリダクション回路を示
す構成図である。 【0004】同図において、ノイズを含んだ入力輝度信
号YIN(図4の波形ロ)がハイパスフィルタ3とローパ
スフィルタ6に供給される。ハイパスフィルタ3では、
この入力輝度信号YINの高域輝度信号が抽出され、ロー
パスフィルタ6では、その低域輝度信号が抽出される。 【0005】ハイパスフィルタ3で抽出された高域輝度
信号(図4の波形ニ)はコアリング回路4に供給され
て、この高域輝度信号に混入した図4中記号ΔVで示す
範囲(コアリング量)内の高域周波数のノイズ成分を除
くためのコアリング処理(芯抜き)がなされる。このコ
アリング量ΔVはコアリングゲイン回路1からコアリン
グ回路4に供給されるコントロール電圧値によって決定
されている。 【0006】コアリング回路4でコアリング処理された
図4の波形ホで示す高域輝度信号は高域アンプ5に供給
され、コアリング量ΔVの幅によるコアリング処理で減
衰したその振幅が増幅されて、図4の波形ヘで示すよう
な高域輝度信号となる。このときの高域アンプ5の増幅
度は、高域ゲイン回路2から高域アンプ5に供給される
コントロール電圧値によって決定されている。 【0007】一方、ローパスフィルタ6で抽出された図
4の波形ハで示す低域輝度信号は、低域アンプ7に供給
される。低域アンプ7から出力される低域輝度信号(図
4の波形ハ)は高域アンプ5からの高域輝度信号(図4
の波形へ)と加算回路8で加算され、ノイズのない状態
での入力輝度信号YIN(図4の波形イ)に等しい図4の
波形トで示す波形の輝度信号が得られる。この輝度信号
は、出力バッファ9を介し、出力輝度信号YOUT として
出力される。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、ハイパスフィルタで抽出された入力輝度信号の
高域輝度信号にて、コアリング処理により、この輝度信
号中に含まれるノイズ成分(高域周波数成分)をある振
幅範囲内で除去し、これを増幅して別途ローパスフィル
タで抽出された入力輝度信号の低域輝度信号と加算して
いるため、コアリング量を大きくして取り除くノイズ量
を大きくすると、ノイズ成分ばかりでなく、原輝度信号
に含まれる信号成分(高域輝度信号)までも除去されて
しまう。 【0009】この結果、周波数特性の高域特性が劣化
し、特に、映像の輪郭部分が不鮮明となって映像の鮮鋭
度が劣化するという問題があった。 【0010】このために、表示される画面内で、例え
ば、影の部分と日が当る部分とのように、暗い映像の部
分と明るい映像の部分とがある場合、暗い映像の部分で
は、映像の輪郭部分の不鮮明さはあまり目立たないた
め、ノイズが充分除かれることによって画質が向上する
が、映像の明るい部分では、この輪郭部分の不鮮明さが
目立ってしまい、ノイズを充分除いて画質の向上を図っ
たにもかかわらず、鮮鋭度の劣化によって画質の向上が
阻害されることになる。 【0011】本発明の目的は、かかる問題を解消し、輝
度信号の周波数特性の劣化を最小限にとどめながら、ノ
イズを効果的に除去することのできるようにしたダイナ
ミックノイズリダクション回路を提供することにある。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、輝度信号から抽出された高域輝度信号を
コアリング処理し、かつ該輝度信号のレベル変化に応じ
てコアリング量がコントロールされるコアリング回路を
備える。 【0013】高域輝度信号が供給されるコアリング回路
でのコアリング量ΔVは、コントロール電圧によってあ
る調整適正点に決定され固定されるが、このコントロー
ル電圧を輝度レベル変化に追従して変化させることによ
り、各輝度レベルに応じてコアリング量を変化させる。 【0014】これにより、輝度レベルが低いとき、即
ち、画面での暗い映像の部分では、コアリング量を大き
くして、この高域輝度信号に混入しているノイズ成分が
充分除去できるようにし、輝度レベルが高いとき、即
ち、明るい映像の部分では、コアリング量を小さくし
て、高域義度信号が除かれないようにする。 【0015】この結果、暗い映像の部分での周波数特性
に対して明るい映像の部分での周波数特性が改善され、
視覚的にノイズの目立つ暗い映像の部分においてのみ、
ノイズリダクション量を大きくしてノイズ成分を除去
し、ノイズが目立たない明るい映像の部分においては、
ノイズリダクション量を少なくして周波数特性の劣化を
防ぎ、効果的なノイズリダクションを行なうことが可能
となる。 【0016】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。 【0017】図1は本発明によるダイナミックノイズリ
ダクション回路の一実施形態を示すブロック図であっ
て、2は高域ゲイン回路、3はハイパスフィルタ、4は
コアリング回路、5は高域アンプ、6はローパスフィル
タ、7は低域アンプ、8は加算回路、9は出力バッファ
であり、各々の機能は図3に示した従来技術でのものと
同じである。従来技術と相異するところは、図3のコア
リングゲイン回路1に代わって、増幅回路10とクラン
プ回路11とクランプ電圧回路12とが設けられた点に
ある。 【0018】また、図2はこの実施形態の動作波形図で
ある。 【0019】図1において、増幅回路10とクランプ回
路11とクランプ電圧回路12とによってコアリング回
路4のコントロール電圧が形成され、これにより、入力
輝度信号YINの輝度レベルに追従してコアリング回路4
のコアリング量が変化する。 【0020】即ち、ローパスフィルタ6で抽出された入
力輝度信号YINの低域輝度信号は、増幅回路10である
調整最適レベルに増幅され、クランプ回路11でクラン
プ電圧回路12からのクランプ電圧にクランプされて直
流再生された後、コアリング回路4にコアリング量のコ
ントロール電圧として供給される。 【0021】そこで、コアリング回路4において、輝度
レベルが低い部分、即ち、表示画面での暗い映像の部分
では、コントロール電圧も低くなってコアリング量が大
きくなり、また、輝度レベルが高い部分、即ち、表示画
面での明るい映像の部分では、コントロール電圧も高く
なってコアリング量が小さくなるように、コントロール
電圧、従って、コアリング量が輝度レベルに追従して変
化する。 【0022】この結果、輝度レベルが低い部分では、画
面上で目立ちやすいノイズ成分が充分除かれ、輝度レベ
ルが高い部分では、ノイズよりもノイズを除去するより
もむしろ、画面上で目立ちやすい周波数特性の劣化が防
止される。従って、例えば、図2の波形(イ)で示す輝
度信号にノイズが混入した同図の波形(ロ)で示すよう
な輝度信号が入力輝度信号YINが入力されたときには、
同図の波形(ハ)で示すように、低輝度レベルの部分ほ
どノイズが充分低減され、高輝度レベルの部分ほどノイ
ズの低減効果が少くない出力輝度信号YOUT が得られる
ことになる。 【0023】このように、この実施形態では、黒レベル
近傍のコアリング量に対し、白ピークレベルにかけての
コアリング量を小さくすることができるので、原信号か
らの周波数特性の劣化を最小にすることができる。 【0024】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
輝度信号の高域輝度信号をコアリング回路でコアリング
処理してノイズリダクションする際に、該コアリング回
路のコアリング量が該輝度信号のレベル変化に応じて変
化し、輝度レベルが低いところではコアリング量を大き
くし、輝度レベルが高いところではコアリング量を小さ
くすることにより、画面上での視覚的にノイズが目立つ
暗い映像の部分では、ノイズリダクション量を適度に保
ってノイズを除去し、視覚的にノイズが目立たない明る
い映像の部分では、ノイズリダクション量を小さくして
周波数特性の劣化をおさえてノイズを除去し、かつ、輝
度レベルの順次の変化に追従させてノイズリダクション
量を変えるようにすることができるので、周波数特性の
劣化を最小限にとどめて、効果的にノイズリダクション
をすることができるようにする。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるダイナミックノイズリダクション
回路の一実施形態を示すブロック図である。 【図2】図1に示した実施形態の動作波形図である。 【図3】従来のダイナミックノイズリダクション回路を
示すブロック図である。 【図4】図3に示した従来技術の動作波形図である。 【符号の説明】 YIN 入力輝度信号 YOUT 出力輝度信号 3 ハイパスフィルタ 4 コアリング回路 6 ローパスフィルタ 8 加算回路 10 増幅回路 11 クランプ回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.映像信号中のノイズ成分を除去するダイナミックノ
    イズリダクション回路において、 輝度信号から抽出された高域輝度信号をコアリング処理
    し、かつ該輝度信号のレベル変化に応じてコアリング量
    がコントロールされるコアリング回路を備えたことを特
    徴とするダイナミックノイズリダクション回路。
JP7256393A 1995-10-03 1995-10-03 ダイナミックノイズリダクション回路 Pending JPH0865549A (ja)

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JP7256393A JPH0865549A (ja) 1995-10-03 1995-10-03 ダイナミックノイズリダクション回路

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JP63084186A Division JP2543567B2 (ja) 1988-04-07 1988-04-07 ダイナミックノイズリダクション回路及びこれを用いたテレビジョン受信機

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59131271A (ja) * 1983-01-17 1984-07-28 Pioneer Electronic Corp 輪郭補正回路
JPS6245285A (ja) * 1985-08-23 1987-02-27 Hitachi Ltd 映像信号処理回路
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JPS62146076A (ja) * 1985-12-20 1987-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 鮮鋭度向上装置
JPS6326168A (ja) * 1986-07-18 1988-02-03 Toshiba Corp 雑音除去回路

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Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20070611

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761