JPS62146076A - 鮮鋭度向上装置 - Google Patents
鮮鋭度向上装置Info
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- JPS62146076A JPS62146076A JP60288563A JP28856385A JPS62146076A JP S62146076 A JPS62146076 A JP S62146076A JP 60288563 A JP60288563 A JP 60288563A JP 28856385 A JP28856385 A JP 28856385A JP S62146076 A JPS62146076 A JP S62146076A
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- Japan
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- signal
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- Picture Signal Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、輝度信号処理に関するもので、特に。
輝度信号の鮮鋭度を向上させるだめの鮮鋭度向上装置に
関するものである。
関するものである。
従来の技術
従来、家庭用ビデオテープレコーダ（以下ＶＴＲと略す
）の再生輝度信号処理系において、再生輝度信号成分中
に含まれている雑音成分を低減する目的で雑音低減回路
（ノイズキャンセル回路）が設けられていた。このノイ
ズキャンセル回路は、よく知られているように（例えば
、産報出版、ビデオｖ−ｙ−ディング技術ＰＰ、１２９
〜１３０）。
）の再生輝度信号処理系において、再生輝度信号成分中
に含まれている雑音成分を低減する目的で雑音低減回路
（ノイズキャンセル回路）が設けられていた。このノイ
ズキャンセル回路は、よく知られているように（例えば
、産報出版、ビデオｖ−ｙ−ディング技術ＰＰ、１２９
〜１３０）。
高域通過型フィルターとリミッタ回路により、再生輝度
信号から分離したノイズ成分を再生輝度信号から引き去
る方式で、回路構成が間便で雑音低減効果も大きいため
従来より広く用いられている。
信号から分離したノイズ成分を再生輝度信号から引き去
る方式で、回路構成が間便で雑音低減効果も大きいため
従来より広く用いられている。
しかし、この方式のノイズキャンセル回路はノイズと共
に輝度信号成分中の高域低レベルの輝度信号成分も引き
去り、微細部分の解像度劣化や鮮鋭度劣化を引きおこす
という欠点を持っていた。
に輝度信号成分中の高域低レベルの輝度信号成分も引き
去り、微細部分の解像度劣化や鮮鋭度劣化を引きおこす
という欠点を持っていた。
そこで、近年では、上述の微細部分の解像度劣化や鮮鋭
度劣化を補正する目的で輝度信号記録時に、輝度信号中
の高域低レベル成分を強調する回路（以下ディテールエ
ンハンサと略す）が設けられている（例えば、古賀他、
ｒＶＴＲ用輝度信号ノイズリダクションＩＣＪ、昭和５
９年、ＴＶ全国大会、ＰＰ１４３〜１４６）。
度劣化を補正する目的で輝度信号記録時に、輝度信号中
の高域低レベル成分を強調する回路（以下ディテールエ
ンハンサと略す）が設けられている（例えば、古賀他、
ｒＶＴＲ用輝度信号ノイズリダクションＩＣＪ、昭和５
９年、ＴＶ全国大会、ＰＰ１４３〜１４６）。
第２図は従来回路（ディテールエンハンサ）の−例のブ
ロック図である。また、第４図四〜（Ｆｌは各部の波形
を示したものである。第２図において、入力端子１に入
力された輝度信号〔第４図問〕は、高域通過型フィルタ
３に供給され、ここで例えばＩＭＨｚ以上の周波数成分
〔第４図（Ｂ）〕のみが取り出された後、リミッタ回路
６に供給され、ここでリミッタレベルｖＬ以上の大振幅
部分を切除する。
ロック図である。また、第４図四〜（Ｆｌは各部の波形
を示したものである。第２図において、入力端子１に入
力された輝度信号〔第４図問〕は、高域通過型フィルタ
３に供給され、ここで例えばＩＭＨｚ以上の周波数成分
〔第４図（Ｂ）〕のみが取り出された後、リミッタ回路
６に供給され、ここでリミッタレベルｖＬ以上の大振幅
部分を切除する。
以上のようにして得られた高域低レベルの輝度信号成分
を、遅延等価器２４で遅延時間補正された入力輝度信号
と適当な割合に加算器１６で加算することによって、高
域低レベル信号成分が強調された輝度信号出力〔第４図
（Ｆｌのようにオーバーシューと、プリシュートのつい
た輝度信号出力波形〕が得られる。
を、遅延等価器２４で遅延時間補正された入力輝度信号
と適当な割合に加算器１６で加算することによって、高
域低レベル信号成分が強調された輝度信号出力〔第４図
（Ｆｌのようにオーバーシューと、プリシュートのつい
た輝度信号出力波形〕が得られる。
以上のようにして高域低レベル信号成分の強調を行なう
わけであるが、実際には入力輝度信号中に含まれている
雑音成分も強調してしまい〔第４図［Ｂｌ 、 （Ｆ）
） 、 Ｓ／Ｎ比の劣化を伴なう。
わけであるが、実際には入力輝度信号中に含まれている
雑音成分も強調してしまい〔第４図［Ｂｌ 、 （Ｆ）
） 、 Ｓ／Ｎ比の劣化を伴なう。
そこで、第３図に示すようなディテールエンハンサも使
用されている。同図中で、前述した第２図と異なるのは
、高域通過型フィルタ３とリミッタ回路６の間にクリッ
プ回路３１を挿入している点であり、このクリップ回路
３１のクリップレベルを適当に設定することにより、雑
音成分の強調を防止している。すなわち、高域通過型フ
ィルタ３によって取り出された高域周波数成分〔第４図
（Ｂ）〕を、ククリップレベルＶＣ以の雑音振幅付近を
切除するだめのクリップ回路３１に供給することＫより
、雑音成分の除去された高域信号〔第４図（Ｑ）を得、
これをリミッタ回路６に供給し振幅制限を行なった後、
入力輝度信号と加算することにより、雑音成分が強調さ
れない、換言すれば。
用されている。同図中で、前述した第２図と異なるのは
、高域通過型フィルタ３とリミッタ回路６の間にクリッ
プ回路３１を挿入している点であり、このクリップ回路
３１のクリップレベルを適当に設定することにより、雑
音成分の強調を防止している。すなわち、高域通過型フ
ィルタ３によって取り出された高域周波数成分〔第４図
（Ｂ）〕を、ククリップレベルＶＣ以の雑音振幅付近を
切除するだめのクリップ回路３１に供給することＫより
、雑音成分の除去された高域信号〔第４図（Ｑ）を得、
これをリミッタ回路６に供給し振幅制限を行なった後、
入力輝度信号と加算することにより、雑音成分が強調さ
れない、換言すれば。
ＳｌＮｌＮ化が少ないディテールエンハンサを提供して
いる。
いる。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、第３図のような雑音成分を除去するだめ
のクリップ回路３１を具備したディテールエンハンサに
おいても、入力輝度信号中に含まれている雑音レベルが
高い場合、例えば、弱電界地域で受信されたテレビジョ
ン信号やビデオテープのダビング入力信号などの場合、
にはクリップ回路３１で雑音成分を切除することができ
ず〔第４図（均参照〕 、Ｓハ比の劣化を引きおこして
しまう〔第４図（Ｆ）参照〕という問題点を有していた
。
のクリップ回路３１を具備したディテールエンハンサに
おいても、入力輝度信号中に含まれている雑音レベルが
高い場合、例えば、弱電界地域で受信されたテレビジョ
ン信号やビデオテープのダビング入力信号などの場合、
にはクリップ回路３１で雑音成分を切除することができ
ず〔第４図（均参照〕 、Ｓハ比の劣化を引きおこして
しまう〔第４図（Ｆ）参照〕という問題点を有していた
。
本発明は上記問題点に鑑み、入力輝度信号中に含まれて
いる雑音レベルが高い場合には、クリップ回路の雑音除
去量を多く設定することでＳ／Ｎ比の劣化を防止し、又
、入力輝度信号中に含まれている雑音レベルが低い場合
には、輝度信号の高域強調量を多く設定することで鮮鋭
度の向上をはかるという、入力輝度信号の雑音レベルに
適応した鮮鋭度向上装置を提供するものである。
いる雑音レベルが高い場合には、クリップ回路の雑音除
去量を多く設定することでＳ／Ｎ比の劣化を防止し、又
、入力輝度信号中に含まれている雑音レベルが低い場合
には、輝度信号の高域強調量を多く設定することで鮮鋭
度の向上をはかるという、入力輝度信号の雑音レベルに
適応した鮮鋭度向上装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本発明の鮮鋭度向上装置は
、輝度信号処理回路において、高域又は帯域通過型フィ
ルタと、水平同期信号分離回路と、上記、水平同期信号
分離回路の出力信号である水平同期パルスによって駆動
されるモノマルチ回路と、上記モノマルチ回路の出力パ
ルス発生期間にのみ上記高域又は帯域通過型フィルタの
出力信号が通過可能となるように構成された第１のスイ
ッチ回路と、上記第１のスイッチ回路の出力信号を検波
する検波器と、上記検波器出力電圧のピーク値を１水平
走査期間以上保持するピークホールド回路と、上記ピー
クホールド回路の出力電圧に応じてクリップ電圧を制御
可能なりリップ回路と、上記クリップ回路の出力波形中
の一定レベル以上の波形を切除するリミッタ回路と、上
記リミッタ回路の出力である高域輝度信号と輝度入力信
号とを定まった割合で加算する加算器という構成を備え
たものである。
、輝度信号処理回路において、高域又は帯域通過型フィ
ルタと、水平同期信号分離回路と、上記、水平同期信号
分離回路の出力信号である水平同期パルスによって駆動
されるモノマルチ回路と、上記モノマルチ回路の出力パ
ルス発生期間にのみ上記高域又は帯域通過型フィルタの
出力信号が通過可能となるように構成された第１のスイ
ッチ回路と、上記第１のスイッチ回路の出力信号を検波
する検波器と、上記検波器出力電圧のピーク値を１水平
走査期間以上保持するピークホールド回路と、上記ピー
クホールド回路の出力電圧に応じてクリップ電圧を制御
可能なりリップ回路と、上記クリップ回路の出力波形中
の一定レベル以上の波形を切除するリミッタ回路と、上
記リミッタ回路の出力である高域輝度信号と輝度入力信
号とを定まった割合で加算する加算器という構成を備え
たものである。
作 用
本発明は上記した構成によって、入力輝度信号中に含ま
れる高域成分を高域又は帯域通過型フィルタにて取り出
した後、水平同期・（ルス期間の高域雑音レベルを検波
器により検出し、上記検出器出力によって高域雑音レベ
ルに相当した雑音除去レベル（クリップレベル）を設定
することにより、入力輝度信号中に含まれている雑音レ
ベルが高い場合でも、雑音除去（クリップ）が可能とな
り、鮮鋭度向上回路（ディテールエンノ・ンサ）による
Ｓ／Ｎ劣化を防止できることとなる。
れる高域成分を高域又は帯域通過型フィルタにて取り出
した後、水平同期・（ルス期間の高域雑音レベルを検波
器により検出し、上記検出器出力によって高域雑音レベ
ルに相当した雑音除去レベル（クリップレベル）を設定
することにより、入力輝度信号中に含まれている雑音レ
ベルが高い場合でも、雑音除去（クリップ）が可能とな
り、鮮鋭度向上回路（ディテールエンノ・ンサ）による
Ｓ／Ｎ劣化を防止できることとなる。
実施例
以下本発明の一実施例の鮮鋭度向上装置について、図面
を参照しながら説明する。第１図は本発明の第１の実施
例における鮮鋭度向上回路の主要ブロックを示すもので
あり、第６図はその説明のだめの波形図である。
を参照しながら説明する。第１図は本発明の第１の実施
例における鮮鋭度向上回路の主要ブロックを示すもので
あり、第６図はその説明のだめの波形図である。
第１図において、入力端１に入力された輝度信号〔第６
図（８）〕はクランプ回路２でシンクチップをクランプ
した後、高域通過型フィルタ３、垂直同期信号分離回路
８、水平同期信号分離１０．及び遅延等価器７にそれぞ
れ分配される。高域通過型フィルタ３では、既に従来例
で述べたように、輝度信号中の高域成分〔第５図ｑ〕を
取り出し、スイッチ回路４に供給している。垂直同期信
号分離回路８では輝度信号の垂直同期信号に同期した垂
直同期パルスを、水平同期分離回路１ｏでは水平同期信
号に同期した水平同期パルス〔第６図（Ｂ）〕を発生し
、これら両同期パルスをＯＲ回路９に供給する。ＯＲ回
路９では垂直及び水平同期期間に同期パルスを発生し、
このパルス発生時にスイッチ回路４を下側（グランド側
）に切り換え、これにより、高域輝度成分が混合器１５
に供給されないようにする。すなわち、垂直及び垂平同
期期間は高域強調動作を停止するようにしている。
図（８）〕はクランプ回路２でシンクチップをクランプ
した後、高域通過型フィルタ３、垂直同期信号分離回路
８、水平同期信号分離１０．及び遅延等価器７にそれぞ
れ分配される。高域通過型フィルタ３では、既に従来例
で述べたように、輝度信号中の高域成分〔第５図ｑ〕を
取り出し、スイッチ回路４に供給している。垂直同期信
号分離回路８では輝度信号の垂直同期信号に同期した垂
直同期パルスを、水平同期分離回路１ｏでは水平同期信
号に同期した水平同期パルス〔第６図（Ｂ）〕を発生し
、これら両同期パルスをＯＲ回路９に供給する。ＯＲ回
路９では垂直及び水平同期期間に同期パルスを発生し、
このパルス発生時にスイッチ回路４を下側（グランド側
）に切り換え、これにより、高域輝度成分が混合器１５
に供給されないようにする。すなわち、垂直及び垂平同
期期間は高域強調動作を停止するようにしている。
又、水平同期分離回路１ｏの出力（水平同期パルス）は
モノマルチ回路１１にも供給されており、モノマルチ回
路１１で水平同期パルスよりもパルス期間の若干短かい
パルス〔第５図（ｑ〕を発生し、このパルス発生時にの
みスイッチ回路１２を上側（高域通過型フィルタ３側）
に切り換え、水平同期期間の高域雑音成分〔第６図（均
〕を取り出す。
モノマルチ回路１１にも供給されており、モノマルチ回
路１１で水平同期パルスよりもパルス期間の若干短かい
パルス〔第５図（ｑ〕を発生し、このパルス発生時にの
みスイッチ回路１２を上側（高域通過型フィルタ３側）
に切り換え、水平同期期間の高域雑音成分〔第６図（均
〕を取り出す。
スイッチ回路１２（又はゲート回路）で取り出された水
平同期期間の高域雑音成分は検波器１３に供給され、こ
こで高域雑音成分のレベル検出、すなわち、高域雑音成
分のピーク値又は平均値に比例しだ電圧検出、が行なわ
れる。又、上記検波器１３の出力電圧はピークホールド
回路（又はそれに類するホールド回路）に供給され、こ
こで、上記検波器出力（高域雑音レベル）を１水平同期
期間以上保持し〔第５図（Ｆｌ）、このピークホールド
回路１４の出力電圧によってクリップ回路５のクリップ
電圧ｖｃＣ第５図ｐ参照〕を制御し、ピークホールド回
路１４の出力電圧が高い場合、すなわち、水平同期期間
の高域雑音レベルが高い場合。
平同期期間の高域雑音成分は検波器１３に供給され、こ
こで高域雑音成分のレベル検出、すなわち、高域雑音成
分のピーク値又は平均値に比例しだ電圧検出、が行なわ
れる。又、上記検波器１３の出力電圧はピークホールド
回路（又はそれに類するホールド回路）に供給され、こ
こで、上記検波器出力（高域雑音レベル）を１水平同期
期間以上保持し〔第５図（Ｆｌ）、このピークホールド
回路１４の出力電圧によってクリップ回路５のクリップ
電圧ｖｃＣ第５図ｐ参照〕を制御し、ピークホールド回
路１４の出力電圧が高い場合、すなわち、水平同期期間
の高域雑音レベルが高い場合。
にはクリップ電圧■ｃを高く設定し、逆にピークホール
ド回路１４の出力電圧が低い場合、すなわち、水平同期
期間の高域雑音レベルが低い場合。
ド回路１４の出力電圧が低い場合、すなわち、水平同期
期間の高域雑音レベルが低い場合。
Ｋはクリップ電圧ｖｃを低く設定している。
このように、本実施例では高域雑音レベルによってクリ
ップ回路６のクリップ電圧ＶＣを制御している点が従来
例と大きく異なる点で、これにより入力輝度信号中に含
まれる雑音レベルに適応した高域強調（ディテールエン
ハンス）を可能にしている。
ップ回路６のクリップ電圧ＶＣを制御している点が従来
例と大きく異なる点で、これにより入力輝度信号中に含
まれる雑音レベルに適応した高域強調（ディテールエン
ハンス）を可能にしている。
クリップ回路６で高域輝度信号中に含まれる高域雑音成
分を除去した後、リミッタ回路６に供給され、ここで従
来例で既に述べたようにリミッタレベルＶＬ （第５図
ｑ参照〕以上の大振幅部分が切除される〔第５図（Ｑ）
。
分を除去した後、リミッタ回路６に供給され、ここで従
来例で既に述べたようにリミッタレベルＶＬ （第５図
ｑ参照〕以上の大振幅部分が切除される〔第５図（Ｑ）
。
上記リミッタ回路６の出力信号は、遅延等価器７で遅延
時間補正された輝度信号と加算器１６で適当な割合で加
算された後、高域低レベル信号成分が強調された輝度信
号出力〔例えば第６図（ハ）〕として出力端１６より出
力される。
時間補正された輝度信号と加算器１６で適当な割合で加
算された後、高域低レベル信号成分が強調された輝度信
号出力〔例えば第６図（ハ）〕として出力端１６より出
力される。
以上のように本実施例によれば、高域通過型フィルタ３
の出力信号に含まれる水平同期期間の雑音レベルを、水
平同期分離回路１ｏと、モノマルチ回路１１と、スイッ
チ回路１２と、検波器１３と、ピークホールド回路１４
とによって検出し、上記雑音レベルによって、雑音レベ
ルが高い場合にはクリップ回路６のクリップレベルを高
く設定することで雑音除去量（クリップ量）を多くし、
雑音レベルが低い場合にはクリップ回路５のクリップレ
ベルを低く設定することで雑音除去量を少なくするとい
う入力輝度信号の雑音レベルに応じた制御が可能である
。これにより、入力輝度信号中に含まれる雑音レベルが
高い場合でもＳハ比の劣化を伴なわずに画像の鮮鋭度向
上が可能となる。
の出力信号に含まれる水平同期期間の雑音レベルを、水
平同期分離回路１ｏと、モノマルチ回路１１と、スイッ
チ回路１２と、検波器１３と、ピークホールド回路１４
とによって検出し、上記雑音レベルによって、雑音レベ
ルが高い場合にはクリップ回路６のクリップレベルを高
く設定することで雑音除去量（クリップ量）を多くし、
雑音レベルが低い場合にはクリップ回路５のクリップレ
ベルを低く設定することで雑音除去量を少なくするとい
う入力輝度信号の雑音レベルに応じた制御が可能である
。これにより、入力輝度信号中に含まれる雑音レベルが
高い場合でもＳハ比の劣化を伴なわずに画像の鮮鋭度向
上が可能となる。
なお、本実施例においてピークホールド回路１４は、検
波器１３の出力電圧を１水平走査期間以上保持する回路
としたが、適切な時定数回路を検波器１３にもだせクリ
ップ回路のクリップ電圧を制御することも可能であり、
そのような場合はピークホールド回路１４は省略しても
良い。
波器１３の出力電圧を１水平走査期間以上保持する回路
としたが、適切な時定数回路を検波器１３にもだせクリ
ップ回路のクリップ電圧を制御することも可能であり、
そのような場合はピークホールド回路１４は省略しても
良い。
又９本実施例ではピークホールド回路１４の出力電圧（
雑音レベルに比例した電圧）でクリップ回路６のクリッ
プ電圧ＶＣを制御する構成について説明したが、第１図
に破線で示すように、ピークホールド回路１４の出力電
圧で加算器１４の加算比を制御し、ピークホールド回路
１４の出力電圧が高い場合にはリミッタ１６の出力信号
の加算量を減少させ、ピークホールド回路１４の出力電
圧が低い場合には加算量を増加させる構成にしても良い
。又、ピークホールド回路１４の出力電圧が所定のスレ
ッシレベルを越えた場合、すなわち。
雑音レベルに比例した電圧）でクリップ回路６のクリッ
プ電圧ＶＣを制御する構成について説明したが、第１図
に破線で示すように、ピークホールド回路１４の出力電
圧で加算器１４の加算比を制御し、ピークホールド回路
１４の出力電圧が高い場合にはリミッタ１６の出力信号
の加算量を減少させ、ピークホールド回路１４の出力電
圧が低い場合には加算量を増加させる構成にしても良い
。又、ピークホールド回路１４の出力電圧が所定のスレ
ッシレベルを越えた場合、すなわち。
雑音レベルがあるスレッシレベル以上の場合、にスイッ
チング回路４のスイッチを下側（接地点側）に切り換え
て高域強調動作を停止するような構成にしても良い。
チング回路４のスイッチを下側（接地点側）に切り換え
て高域強調動作を停止するような構成にしても良い。
発明の効果
以上のように本発明は、高域通過型フィルタの出力信号
に含まれる水平同期期間の雑音レベルを、水平同期分離
回路と、モノマルチ回路と、第１のスイッチ回路と、検
波器１３と、ピークホールド回路１４とによって検出し
、上記雑音レベルに応じてクリップ回路のクリップレベ
ルを制御することにより、入力輝度信号中に含まれる雑
音レベルが高い場合でもＳ／Ｎ比の劣化を伴なわずに輝
度信号の高域強調、すなわち画像の鮮鋭度向上をはかる
ことができる。
に含まれる水平同期期間の雑音レベルを、水平同期分離
回路と、モノマルチ回路と、第１のスイッチ回路と、検
波器１３と、ピークホールド回路１４とによって検出し
、上記雑音レベルに応じてクリップ回路のクリップレベ
ルを制御することにより、入力輝度信号中に含まれる雑
音レベルが高い場合でもＳ／Ｎ比の劣化を伴なわずに輝
度信号の高域強調、すなわち画像の鮮鋭度向上をはかる
ことができる。
第１図は本発明の実施例である鮮鋭度向上装置の主要部
ブロック図、第２図、第３図は従来例における鮮鋭度向
上装置の主要部ブロック図、第４図は従来例の説明のた
めの波形図、第５図は本実施例の説明のための波形であ
る。 １・・・・・・入力端、３・・・・・・高域通過型フィ
ルタ、５・・・・・・クリップ回路、６・・・・・・リ
ミッタ回路、１ｏ・・・・・・水平同期分離回路、１１
・・・・・・モノマルチ回路、４．１２・・・・・・ス
イッチ回路、１３・・・・・・検波器、１４・・・・・
・ピークホールド回路、１６・・・・・・加算器、１６
・・・・・・出力端。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第２
図 第４図
ブロック図、第２図、第３図は従来例における鮮鋭度向
上装置の主要部ブロック図、第４図は従来例の説明のた
めの波形図、第５図は本実施例の説明のための波形であ
る。 １・・・・・・入力端、３・・・・・・高域通過型フィ
ルタ、５・・・・・・クリップ回路、６・・・・・・リ
ミッタ回路、１ｏ・・・・・・水平同期分離回路、１１
・・・・・・モノマルチ回路、４．１２・・・・・・ス
イッチ回路、１３・・・・・・検波器、１４・・・・・
・ピークホールド回路、１６・・・・・・加算器、１６
・・・・・・出力端。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第２
図 第４図
Claims (3)
- （１）輝度信号処理回路において、高域又は帯域通過型
フィルタと、水平同期信号分離回路と、上記、水平同期
信号分離回路の出力信号である水平同期パルスによって
駆動されるモノマルチ回路と、上記モノマルチ回路の出
力パルス発生期間にのみ上記高域又は帯域通過型フィル
タの出力信号が通過可能となるように構成された第１の
スイッチ回路と、上記第１のスイッチ回路の出力信号を
検波する検波器と、上記検波器出力電圧を１水平走査期
間以上保持するホールド回路と、上記ホールド回路の出
力電圧に応じてクリップ電圧を制御可能となるように構
成されたクリップ回路と、上記クリップ回路の出力波形
中の一定レベル以上の波形を切除するリミッタ回路と、
上記リミッタ回路の出力である高域輝度信号と輝度入力
信号とを定まった割合で加算する加算器とを備えたこと
を特徴とする鮮鋭度向上装置。 - （２）輝度信号処理回路において、高域又は帯域通過型
フィルタと、水平同期信号分離回路と、上記、水平同期
信号分離回路の出力信号である水平同期パルスによって
駆動されるモノマルチ回路と、上記モノマルチ回路の出
力パルス発生期間にのみ上記高域又は帯域通過型フィル
タの出力信号が通過可能となるように構成された第１の
スイッチ回路と、上記第１のスイッチ回路の出力信号を
検波する検波器と、上記検波器出力電圧を１水平走査期
間以上保持するホールド回路と、上記ホールド回路の出
力電圧が一定スレッシレベル以下の時にのみ上記高域又
は帯域通過型フィルタの出力信号が通過可能となるよう
に構成された第２のスイッチ回路と、上記第２のスイッ
チ回路の出力信号成分の中から一定振幅以下の雑音信号
成分を除去するクリップ回路と、上記クリップ回路の出
力波形中の一定振幅以上の波形を切除するリミッタ回路
と、上記リミッタ回路の出力である高域輝度信号と輝度
入力信号とを定まった割合で加算する加算器とを備えた
ことを特徴とする鮮鋭度向上装置。 - （３）輝度信号処理回路において、高域又は帯域通過型
フィルタと、上記高域又は帯域通過型フィルタの出力波
形中の一定レベル以上又は一定レベル以下の波形を切除
するリミッタ回路と、水平同期信号分離回路と、上記水
平同期信号分離回路の出力信号である水平同期パルスに
よって駆動されるモノマルチ回路と、上記モノマルチ回
路の出力パルス発生期間にのみ上記高域又は帯域通過型
フィルタの出力信号が通過可能となるように構成された
第１のスイッチ回路と、上記第１のスイッチ回路の出力
信号を検波する検波器と、上記検波器出力電圧を１水平
走査期間以上保持するホールド回路と、上記リミッタ回
路の出力である高域輝度信号を上記ホールド回路の出力
電圧により定められる量だけ輝度入力信号に加算するよ
うに構成した加算器とを備えたことを特徴とする鮮鋭度
向上装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60288563A JPS62146076A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 鮮鋭度向上装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60288563A JPS62146076A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 鮮鋭度向上装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62146076A true JPS62146076A (ja) | 1987-06-30 |
Family
ID=17731870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60288563A Pending JPS62146076A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 鮮鋭度向上装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62146076A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6482879A (en) * | 1987-09-25 | 1989-03-28 | Japan Broadcasting Corp | Adaptive type emphasis system |
| JPH01128677A (ja) * | 1987-11-13 | 1989-05-22 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 動き補正型輪郭補正装置 |
| JPH01132278A (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像信号処理回路 |
| US5272533A (en) * | 1991-01-14 | 1993-12-21 | Hitachi, Ltd. | Image control apparatus for a television receiver |
| JPH0865549A (ja) * | 1995-10-03 | 1996-03-08 | Hitachi Ltd | ダイナミックノイズリダクション回路 |
| US5581305A (en) * | 1992-01-21 | 1996-12-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Automatic picture quality compensating method and apparatus |
-
1985
- 1985-12-20 JP JP60288563A patent/JPS62146076A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6482879A (en) * | 1987-09-25 | 1989-03-28 | Japan Broadcasting Corp | Adaptive type emphasis system |
| JPH0467838B2 (ja) * | 1987-09-25 | 1992-10-29 | Japan Broadcasting Corp | |
| JPH01128677A (ja) * | 1987-11-13 | 1989-05-22 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 動き補正型輪郭補正装置 |
| JPH01132278A (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像信号処理回路 |
| US5272533A (en) * | 1991-01-14 | 1993-12-21 | Hitachi, Ltd. | Image control apparatus for a television receiver |
| US5581305A (en) * | 1992-01-21 | 1996-12-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Automatic picture quality compensating method and apparatus |
| JPH0865549A (ja) * | 1995-10-03 | 1996-03-08 | Hitachi Ltd | ダイナミックノイズリダクション回路 |
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