JPH01132278A - 映像信号処理回路 - Google Patents

映像信号処理回路

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JPH01132278A
JPH01132278A JP62291204A JP29120487A JPH01132278A JP H01132278 A JPH01132278 A JP H01132278A JP 62291204 A JP62291204 A JP 62291204A JP 29120487 A JP29120487 A JP 29120487A JP H01132278 A JPH01132278 A JP H01132278A
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Masaaki Nakayama
正明 中山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像信号特に輝度信号の鮮鋭度向上およびノ
イズ抑圧を行う信号処理回路に関する。
従来の技術 従来からビデオカメラやテレビ受株機の映像機器にJメ
いて出力画像の鮮鋭度を向上させるために、輪郭補正回
路が利用されている。この従来例について、その基本構
成を第8図を用いて説明する。
第8図において、入力端子1に入力された第10図(a
)に示すようなノイズ成分aを有する映像信号(輝度信
号)は高周波成分抽出回路2と遅延回路6に導かれる。
高周波成分抽出回路2では第10図(b)に示すような
ノイズ成分aを含んだ高周波成分が抽出され、この信号
は第9図に示すような入出力特性を有する低レベル抑圧
回路3で入力信号のうちの絶対値E3以下の信号成分が
抑圧され、第10図(C)に示すようなノイズ成分およ
び映像信号の高周波成分のうちの低レベルの成分が抑圧
された信号とされる、そして、この信号は加算回路7で
遅延回路6により遅延されてタイミングの合致した映像
イg号に加え合わされ、第10図(d)に示すような輪
郭が強調されて鮮鋭度の向上した映像信号が冑られる。
なお、上記の従来例で低レベル抑圧回路3は抽出された
高周波映像信号のうちノイズ成分を抑圧することにより
輪郭補正回路付加による画像のS/N比劣化を防II:
?lるための回路である。また、この回路が付加されて
いない基本的な輪郭補正回路も良く利用されているが、
この場合、若干のS/N比劣化は無視されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の輪郭補正回路には次のような問題
点がある。すなわち、第10図(d)に示した従来の輪
郭補正回路の出力波形において、(イ)の符号で示した
ような画像の高周波成分が中程度合まれてなる、輪郭変
化の中程度の部分は、輪郭が適度に強調されているのに
対し、(I」)の?:f号で示したような、画像の高周
波成分が多く含まれてなる、輪郭変化の大きな部分は輪
郭が強調されすぎて過補正となっており、また(ハ)の
符号で示したような画像の高周波成分が少なく含まれて
なる、輪郭変化の小さな部分は、ぼとんど輪郭強調がな
されていない波形となっている。一方、実際の画像にお
いて、最も鮮鋭度を向上させたい部分は、人間の髪の毛
や樹木の菜の部分などの輪郭変化の小さないわゆるデイ
テール部分であるので、以上述べた従来の輪郭補正回路
では、このような部分の輪郭強調の効果が少なく、また
輪郭変化の大きな部分は輪郭強調がなされすぎてギラギ
ラした画像となり、総合的な画質改善度合は小さなもの
でしかなかった。
また、第8図低レベル抑圧回路3を除去した輪郭補正回
路では、上記した問題点のうち、輪郭変化の小さな部分
の輪郭強調不足はある程度改善さ礼るが、輪郭変化の大
きな部分の輪郭強調補正は改善されず、さらに、この輪
郭補正回路によって画像のノイズ成分が増加してS/N
比が劣化するという新たな間1!ili点が生じる。
本発明は上記問題点を解決するもので、画像の輪郭変化
の程度に関わらず適度な輪郭強調が行えるとともに画像
のS/N比劣化を生じない、さらにはS/N比を向上さ
せることのできる映像信号処理回路を提供することを目
的とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決覆るために、映像信号の高周
波成分を抽出する第1の手段と、この第1の手段により
抽出された高周波映像14号成分が入力される非線形回
路と、この非線形回路の出力を萌記映像F3号に相律す
る手段を備え、前記非線形回路の入出力特性が第1の基
準レベル以上の入力信号に対して抑圧特性を右するとど
もに、1111記第1の基準レベルより小0い第2の基
ヤ、レベル以下の入力信号に対して抑圧特性を有ケるよ
うに、構成したものである。
作用 上記構成により、映他信号の高周波成分の大レベル部J
メよび小レベル郡を抑圧した信号を冑で、この七〇を元
の映像信号に加0することによって、S/N比劣化が無
く、画像の輪郭変化の度合に関わらず常に適度な輪郭補
正が行える。さらには上記低レベル部の非線形特性を反
転後に行う抑圧特性とすることによって、常に適度な輪
郭補正が行えるとともに画像の平坦部のS/N比を向上
させることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図である
。第1図において、1は映像信号入力端子、2は高周波
成分抽出回路、3は低レベル抑圧回路、6は「延回路、
7は加篩回路で、第8図のものと同一である。4は低レ
ベル抑圧回路3と加算回路7の間に介装された大レベル
抑圧回路で、低レベル抑圧回路3と大レベル抑圧回路4
とから非線形回路5が構成される。
映像信号入力端子1には、第3図(a)に示すようなノ
イズ成分aを有する映像信号が入力され、高周波成分抽
出回路2で第3図(b)に示すようなノイズ成分を含ん
だ映像信号の高周波成分(この例では入力映像信号の2
次微分成分としている。)が抽出され、(して、この信
号は低レベル抑圧回路3と大レベル押圧回路4とが11
1.続接続された非線形回路5に導かれる。低レベル抑
圧回路3の入出力特性は第2図(a)に示すように、入
力信号レベルの第2の基準レベルE2  (絶対値)以
下を抑圧する特性であり、大レベル抑圧回路4の入出力
特性は第2図(b)に示すように、入力信号レベルの第
1の基準レベルE1 (絶対値)以上を抑圧する特性で
あるので、この非線形回′t85の総合入出力特性は第
2図(C)に示すように、人力信号レベルの第2の基準
レベルE2以下おJ、び第1の基準レベルビIJJ、上
を抑圧する特性となる。なお、この第2の基準レベル[
2は、入力される高周波映像信号のノイズレベルと略一
致するように設定されている。したがって、この非線形
回路5に導かれた第3図(b)に示した高周波映像(2
’>はその大レベル部(絶対値口1以上)および小レベ
ル部(絶対値E2  (ノイズレベル)以下)が抑圧さ
れ、第3図(C)に示すようなノイズ成分がほぼ除去さ
れかつ大レベル部が抑圧された信号となる。そして、こ
の信号は、加算回路7で、遅延回路6により政延されて
前記高周波映像信号と時間差の一致した映像信号に加え
合わされて、第3図(d)に示すような、輪郭部の強調
された映像信号が得られる。
このJ:うにして得られた出力映像信号(第3図(d)
)を従来例の輪郭補正回路で得られる映像信号(第10
図(d))と比較すると、(ロ)の符号で示した輪郭変
化の大きな部分は、本実施例での出力の方が従来例に比
し輪郭強調の程度が小さくなっており、(イ)の符号で
示した輪郭変化の中程1徒の部分は本実施例の方が少し
強く輪郭強調がなされており、また(ハ)の符号で示し
た輪郭変化の小さ4【部分は、本実施例の方が格段に強
く輪郭強調がなされていて、従来例の欠点であった輪郭
変化の大きな部分の過度の輪郭強調J3よび輪郭変化の
小さな部分の輪郭強調不足が大きく改善されており、ま
たS/N比劣化はほとんど生じていない。
なお、上記実施例で(よ高周波抽出回路2の特性を2数
機分特性のものとして説明したが、このようにすると、
第3図(d)に示したように、得られる映像信号の輪郭
部にプリシュートとオーバーシュートをつけることがで
き、理想的な輪郭補正特性が得られるためであるが、こ
の高周波抽出回路2の特性を単なる高周波通過特性どし
てもある程度の輪郭強調が行なえることは明らかである
また、上記実施例では、低レベル抑圧回路3および大レ
ベル抑圧回路4は完全なりリップ特性を有するとして説
明したが、この特性に限ることなく、抑圧特性を有して
いればほぼ同様の性能を得ることができ、本発明を実現
でさることは明らかである。なお、抑圧特性とは、上記
低レベル部および大レベル部の信号の入出力間の利得が
その他のレベル部の入出力間の利得よりも小さい特性と
なっていることを意味する。
次に本発明の他の実施例について説明する。第4図は本
発明の第2の実施例を示すブロック図であり、第1図の
第1の実施例を、入力映像信号を利得制御した映像信号
の輪郭補正に利用したときに、利得制御に関わらずS/
N比劣化をほぼ防止するための回路である。第4図にお
いて入力端子1に入力された映像信号は可変利得増幅器
8で利得制御された後に、高周波成分抽出口2ft2、
低レベル抑圧回路9、大レベル抑圧回路4、遅延回路6
、加算器7よりなる第1図とは基本的に同じ映像信号処
理回路に導かれて輪郭補正が行われる。可変利得増幅B
8の利得は制a信号入力端子11に入力される制御信号
によって制御されるが、この利得が変化すると可変利m
m幅器8の出力に得られる映像信号に含まれるノイズ成
分は利得変化に応じて変化することになる。したがって
この実施例では、低レベル抑圧回路9において抑圧特性
を持たせる入力信号レベル(第2図(a)の入出力特性
図のE2に相当する)を、制御ll信号を低レベル抑圧
回路9にも導くことにより、この利得変化に応じて変化
させて、常にノイズレベルにほぼ一致させ、この映像信
号処理回路によるS/N比劣化が常に生じないようにし
ている。
なお、上記実施例では、利得問罪用の制御信号があたか
も外部から入力されるように記したが、このような構成
に限られることはなく、たとえば可変利得増幅器8が入
力端子1に入りされる映像信号のレベル変化に関わらず
常にほぼ一定の(iQレベルを出力するような自動利1
;I制御2Il増幅器であっても良く、このときにはこ
の白妨利15I制御増幅器内部で利1!P制tlll信
号が発生され、この利得制御信号を低レベル抑圧回路9
に導いてレベル抑圧を行う信号レベルを制御すれば良い
ことになる。
第5図は本発明の第3の実施例を示すブロック図であり
、第1図の第1の実施例とはそれぞれ点線で囲った非線
形回路(第1図では5のブロック、m5図では15のブ
ロック)の内部の構成が異なっている。第5図において
、高周波成分抽出回路2から得られる高周波映像信号は
低レベル抽出回路12と大レベル抑圧回路4に並列に導
かれる。大レベル抑圧回路4の入出力特性は第1図のも
のと同じく第2図(b)に示す特性であるが、低レベル
抽出回路12では、入力信号レベルのうち第2の基準レ
ベルE2より小さな信号を抽出し、これを反転増幅器1
3で反転増幅した優に第2の加算114で大レベル抑圧
回路4の出力と加え合わすように非線形回路15を構成
している、この非線形回路15の入出力特性は大レベル
抑圧回路4の利得(利得1)と、低レベル抽出回路12
および反転増幅器13の継続接続からなる回路の総合の
利得(利得2)との関係によって変化し、たとえばこの
2つの利得が同じであれば第2の基準レベルE2以下の
信号は打ら演し合って零となり、第2図(C)で示した
入出力特性と同一の特性が得られる。また利1f#1に
対し利12を大きくすると、この非線形回路15の入出
力特性は第2の基準レベルE2より小さな信号レベルで
は反転特性を有することとなり、第7図に示すような特
性となる。このような入出力特性とすることにより、第
2の3!準レしルE2以上の高周波映像信号に対しては
、第1図の第1の実施例と同じ特性を有するので、同じ
輪郭補正特性を四ることができる一方、第2の基準レベ
ルE2以下の高周波映画信号に対しては、入力端子1に
入力された元の映像信号からこの成分を減じることとな
り、第2の基準レベル12以上の信号は11η述したよ
うにほぼノイズ成分であるので、ノイズ成分が減じられ
た映像信号が加算器7の出力として得られる。したがっ
て、この映像信号処理回路により良好な輪郭補正が行な
われるとと5に、S/N比改善が行なわれることとなる
第6図は本発明の第4の実施例を示すブロック図であり
、第7図と同一の特性を、その非線形回路18の内部構
成を第5図の非線形回路15とは責ならしめて得たもの
である。第6図にJ3いて、11周波映像信号は、第1
の大レベル抑圧回路4で第1の基準レベル11以上のイ
j号が抑圧されて加弁器14に導かれるとともに、反転
増e、器16で反転増幅された後に第2の大レベル抑圧
回路17で第2の基準レベルE2に相当するレベル以上
の信号が押圧されて加算器14に導かれる。そして第1
の大レベル抑圧回路4の出力と加点されることにより、
第7図のような第3の実施例の非線形回路15と同様の
特性が得られる。
なお、上記第5図、第6図に示した第3、第4の実施例
にも、第4図の第2の実施例を適用して、映像信号を可
変利得増幅器で利得制御した後に入力端子1に加える構
成とするとともに、利得制御信号を、第5図であれば低
レベル抽出回路12に、第6図であれば第2の大レベル
抑圧回路17に導いて、それぞれ非線形特性を開始させ
る信号レベルを可変利得増幅器の利(7変化に応じて変
化させ、ぞのレベルをほぼノイズレベルに保つことによ
り、第2の実施例で述べたと同じ効果を得ることができ
るのは明らかである。
また、第4図〜第6図の第2〜第4の実施例にd)いて
も、高周波成分抽出回路の特性を、上記の説明で述べた
2数機分特性以外の中なる高域通過特性としても良いこ
とは、第1の実゛施例で述べたように、本発明を達成で
きることも明らかである。
更に、第4図・−第6図の大レベル抑圧回路4,17お
よび低レベル抑圧回路9の特性は完全なりリップ特性で
ある必然性はなく、抑圧特性を有していれば、本発明を
構成できることも、第1の実施例で述べたと同様ぐある
光明の効果 以上のように、本発明によれば、映像信号の輪郭補正を
、輪郭変化の大きざに関わらず適度に、しかもS/N比
を劣化させることなく、さらには、S/N比改溢行いな
がら実施でき、その大川効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図、第2
図(a)〜(C)は第1図の要部の入出力特性を示づ図
、第3図(a)〜(d)は第1図の要部のイ80波形図
、第4図〜第6図はそれぞれ本発明の  、第2〜第4
の実施例を示すブロック図、第7図は第3 J3よび第
4の実施例の要部の入出力特性を承り図、第8図は従来
の輪郭補正回路の構成を示すブロック図、第9図は第8
図の要部の入出力特性を承り図、第10図(a)〜(d
)は第8図の要部の信号波形図である。 1・・・映像信号入力端子、2・・・へ周波成分抽出回
路、3,9・・・低レベル抑圧回路、4.17・・・大
レベル抑圧回路、5.10.15.18・・・非線形回
路、6・・・遅延回路、7.14・・・加算回路、12
  ・・・低レベル抽出回路、13.16・・・反転増
幅器。 代理人   森  本  残  弘 第3図 第4図 ノー 第S図 第を図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、映像信号の高周波成分を抽出する高周波成分抽出手
    段と、この高周波成分抽出手段により抽出された高周波
    映像信号成分が入力される非線形回路と、この非線形回
    路の出力を前記映像信号に加算する手段を備え、前記非
    線形回路は、第1の基準レベル以上の入力信号に対して
    抑圧特性を有する第1の抑圧手段と、前記第1の基準レ
    ベルより小さい第2の基準レベル以下の入力信号に対し
    て抑圧特性を有する第2の抑圧手段とからなる映像信号
    処理回路。 2、非線形回路の第2の抑圧手段の第2の基準レベルは
    、高周波成分抽出手段に入力される映像信号の増幅度を
    可変する可変利得増幅器の増幅度変化に応じて変化する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の映像信号
    処理回路。 3、非線形回路の第2の抑圧手段は、高周波成分抽出手
    段の出力信号の第2の基準レベル以下の信号を抽出する
    手段と第1の抑圧手段の出力信号から第2の抑圧手段の
    前記抽出手段の出力信号を減算する手段からなることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の映
    像信号処理回路。 4、非線形回路の第2の抑圧手段は、第1の抑圧手段の
    出力を増幅した信号のうち第2基準レベルに相当するレ
    ベル以上の信号を抑圧する手段からなることを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項記載の映像信号処理回路。 5、非線形回路の第2の抑圧手段の第2の基準レベルを
    、映像信号から抽出された高周波成分のノイズ成分のレ
    ベルと略一致させたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項〜第4項のいずれかに記載の映像信号処理回路。 6、高周波成分抽出手段は、映像信号の高周波成分の2
    次微分成分を抽出することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項〜第5項のいずれかに記載の映像信号処理回路。
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