JPH086530B2 - 扉装置 - Google Patents

扉装置

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JPH086530B2
JPH086530B2 JP5006079A JP607993A JPH086530B2 JP H086530 B2 JPH086530 B2 JP H086530B2 JP 5006079 A JP5006079 A JP 5006079A JP 607993 A JP607993 A JP 607993A JP H086530 B2 JPH086530 B2 JP H086530B2
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JP
Japan
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opening
rail
door body
door
gear
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5006079A
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JPH06212859A (ja
Inventor
清次 川久保
Original Assignee
株式会社川久保工業所
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動手段により摺動移
動して気密室を気密に閉塞する扉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の扉装置としては、例え
ば、所定温度に設定される保温室の入口の上方にレール
部を設け、このレールを転動する吊り車を有する吊下部
材にて摺動自在に扉体を吊下支持し、この扉体の内面の
周縁に設けたシール部材を保温室の入口の周囲に当接し
て気密に閉塞する構成が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成の扉装置では、押動により扉体を摺動移動しな
ければならず、開閉作業が煩雑であり、また、駆動手段
を設けて扉体を摺動移動させて開閉させると、閉塞時に
扉体は開口部の周囲にシール材を介して当接するのみで
密閉できず、冷蔵庫などの保温室の扉装置では扉体を開
口部の周囲に密着させる締め付け装置を必要とし、扉体
の開閉時に締め付け装置を操作しなくてはならず、操作
性が悪く開閉作業が煩雑である。さらに、扉体を密閉状
態に保持する締め付け装置を取り付けるため高価となる
問題があった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、駆動手段により扉体の開閉性を向上するとともに、
扉体の閉塞時には扉体の自重で密閉され、開閉操作性が
よく安価に得られる扉装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の扉装置は、気密
室に開口する開口部の上部に設けられたレールと、この
レールに沿って転動する吊り車を上部に設け摺動自在に
吊下げ支持された前記開口部を開閉する扉体と、前記レ
ールに沿って設けられたチェーンと、このチェーンに噛
合する歯車と、前記扉体の上部に設けられ前記歯車を回
転駆動して前記扉体を開閉する駆動手段とを備え、前記
レールは、垂直部およびこの垂直部の上部に一体に形成
され前側に向かって傾斜した傾斜部を有し前後方向に間
隔をもって平行に形成されたレール辺部と、このレール
辺部に設けられ前記扉体が前記開口部を閉塞した状態時
の吊り車が係合する凹部とを有し、前記チェーンは、前
記吊り車が前記凹部に係合する際に前記歯車の位置する
部分の近傍に少なくとも前記開口部の閉塞方向側に前記
歯車を移動可能にする移動許容部を有したものである。
【0006】
【作用】本発明の扉装置は、扉体を閉塞する場合、駆動
手段の駆動によりチェーンに噛合する歯車を回転駆動
し、扉体が閉塞方向に向って気密室の開口部の上部に設
けたレールのレール辺部に沿ってそれぞれ吊り車が転動
して移動し、扉体の閉塞位置で吊り車がレール辺部の傾
斜部に形成した凹部に扉体の自重で落ち込むとともに、
扉体が傾斜部の突出した寸法長さ分内側に押し込まれ、
歯車がチェーンの移動許容部を同寸法分移動して、扉体
は開口部を密閉する。また、扉体を開くときには、吊り
車はレール辺部の凹部から傾斜部に係合しつつ、歯車が
チェーンの移動許容部を前側に移動するため、扉体は上
側に移動しながら前側に移動し、容易に開閉される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の扉装置の一実施例の構成を図
面について説明する。
【0008】図1ないし図3において、1は扉体で、こ
の扉体1は、例えば冷蔵庫、クリーンルームなど気密室
2の開口部3を閉塞するもので、この扉体1の開口部に
対向する内面周囲および下面には、気密に閉塞するため
の中空パッキングなどのシール材4,5が取り付けられ
ている。そして、この扉体1の上部には複数の例えば左
右に2個の吊り車7,8が、それぞれ気密室2の開口部
3の開口方向に対して前後方向の位置が互いに偏位して
取り付けられている。
【0009】9はレールで、このレール9は、吊り車
7,8をそれぞれ転動させ、開口部3の上部に扉体1の
開閉方向に設けられ、図3、図5ないし図7に示すよう
に、扉体1の吊り車7,8の前後方向の偏位量に応じた
前後方向の間隔をもって平行に、複数の例えば2本のレ
ール辺部11,12が形成されている。この各レール辺部1
1,12は垂直部13とこの垂直部13の上部に一体に形成さ
れ前側に向かって傾斜した傾斜部14とを有している。
【0010】また、レール9の各レール辺部11,12に
は、扉体1が開口部3を閉塞した状態時に吊り車7,8
が位置される部分に、これら吊り車7,8が係合する凹
部15がそれぞれ形成されている。そして、これら各凹部
15は扉体1の開放側から閉塞側に向う方向に、緩い凹弧
状に切り欠き形成されている。
【0011】一方、17は駆動手段としての電動機で、こ
の電動機17は、駆動軸18が気密室2側に突出するように
取り付けられ、この駆動軸18には歯車19が軸支されてい
る。
【0012】また、この歯車19に対応してレール9に平
行にチェーン21が配設されている。そして、このチェー
ン21は、図3および図4に示すように、吊り車7,8が
凹部15に係合する位置に凹部15の凹弧状に対応して一端
側が下方に傾斜し、この傾斜部分が他より幅広で、チェ
ーン21に噛み合う歯車19がチェーン21の幅方向に滑るよ
うに移動可能に移動許容部としての幅広部22が形成され
ている。
【0013】次に、この実施例の動作を説明する。
【0014】まず、扉体1を閉塞するときには、電動機
17を駆動して駆動軸18に軸支されチェーン21に噛み合う
歯車19を回転駆動させ、扉体1を閉塞方向に向って気密
室2の開口部3の上部に設けたレール9の各レール辺部
11,12に沿ってそれぞれ各吊り車7,8を転動させて移
動させる。
【0015】そして、この扉体1の閉塞位置で、図4に
示すように、歯車19はチェーン21の幅広部22に噛み合
い、幅広部22の傾斜を下りつつ、図1ないし図3、図
6、および、図7に示すように、各吊り車7,8はレー
ル9のレール辺部11,12の傾斜部14に形成した凹部15に
凹弧状に沿って扉体1の自重で落ち込み、扉体1が下方
に移動する。
【0016】さらに、この扉体1の下方移動と同時に、
扉体1は傾斜部14の突出した寸法長さa分内側に扉体1
の自重で押し込まれるとともに、この押し込みにより、
歯車19がチェーン21の幅広部22を気密室2側である内側
に滑るように移動し、扉体1が気密室2側の内側に移動
して、扉体1は気密室2の開口部3を密閉する。
【0017】そして、閉塞時には扉体1の内側面の周囲
と下面に設けたシール材4,5が開口部3の周縁近傍に
当接して密閉される。
【0018】また、扉体1を開くときには、吊り車7,
8はレール辺部11,12の凹部15から凹弧状に沿って傾斜
部14の上縁に係合しつつ、歯車19がチェーン21の幅広部
22を滑るように移動しつつ傾斜に沿って上って移動する
ため、扉体1は上側に移動しながら前側に移動する。
【0019】上記実施例によれば、電動機17によりチェ
ーン21に噛み合う歯車19を回転駆動させて扉体1を移動
し、気密室2の開口部3を開閉するため、容易に開閉が
行える。また、扉体1の閉塞時には扉体1の自重で開口
部3に密閉するので、従来のように別途締め付け装置を
必要とせず、開閉操作性が向上でき、扉装置を安価に形
成できる。
【0020】
【発明の効果】本発明の扉装置によれば、扉体を閉塞す
る場合、駆動手段により歯車を回転駆動し、扉体が閉塞
方向に向ってレールのレール辺部に沿ってそれぞれ吊り
車を転動して移動し、扉体の閉塞位置で吊り車がレール
辺部の凹部に扉体の自重で落ち込みつつ、扉体が傾斜部
の突出した寸法長さ分内側に押し込まれるとともに、歯
車がチェーンの移動許容部を同寸法分移動するため、扉
体が開口部を密閉でき、また、扉体を開くときには、吊
り車はレール辺部の凹部から傾斜部に係合しつつ、歯車
がチェーンの移動許容部を前側に移動し、扉体が上側に
移動しながら前側に移動するため、容易に開閉でき、扉
体を開口部側に押圧する扉体の締め付け装置を必要とせ
ず、開閉操作性がよく、安価に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の扉装置の一実施例を示す一部を切り欠
いた側面図である。
【図2】同上正面図である。
【図3】同上平面図である。
【図4】同上チェーンを示す正面図である。
【図5】同上レールを示す一部を切り欠いた正面図であ
る。
【図6】同上一部の拡大正面図である。
【図7】同上一部の拡大側面図である。
【符号の説明】
1 扉体 2 気密室 3 開口部 7,8 吊り車 9 レール 11,12 レール辺部 13 垂直部 14 傾斜部 15 凹部 17 駆動手段としての電動機 21 チェーン 22 移動許容部としての幅広部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密室に開口する開口部の上部に設けら
    れたレールと、 このレールに沿って転動する吊り車を上部に設け摺動自
    在に吊下げ支持された前記開口部を開閉する扉体と、 前記レールに沿って設けられたチェーンと、 このチェーンに噛合する歯車と、 前記扉体の上部に設けられ前記歯車を回転駆動して前記
    扉体を開閉する駆動手段とを備え、 前記レールは、 垂直部およびこの垂直部の上部に一体に形成され前側に
    向かって傾斜した傾斜部を有し前後方向に間隔をもって
    平行に形成されたレール辺部と、 このレール辺部に設けられ前記扉体が前記開口部を閉塞
    した状態時の吊り車が係合する凹部とを有し、 前記チェーンは、 前記吊り車が前記凹部に係合する際に前記歯車の位置す
    る部分の近傍に少なくとも前記開口部の閉塞方向側に前
    記歯車を移動可能にする移動許容部を有したことを特徴
    とする扉装置。
JP5006079A 1993-01-18 1993-01-18 扉装置 Expired - Lifetime JPH086530B2 (ja)

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JP5006079A JPH086530B2 (ja) 1993-01-18 1993-01-18 扉装置

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JP5006079A JPH086530B2 (ja) 1993-01-18 1993-01-18 扉装置

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JPH06212859A JPH06212859A (ja) 1994-08-02
JPH086530B2 true JPH086530B2 (ja) 1996-01-24

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ID=11628562

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JP5006079A Expired - Lifetime JPH086530B2 (ja) 1993-01-18 1993-01-18 扉装置

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JP2006090121A (ja) * 2004-09-23 2006-04-06 Hawa Ag 滑ることの可能な分割要素用駆動装置、駆動組立製品及び分割要素

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