JPH0865167A - Pwm信号伝送方法、変調装置、及び復調装置 - Google Patents

Pwm信号伝送方法、変調装置、及び復調装置

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JPH0865167A
JPH0865167A JP21434694A JP21434694A JPH0865167A JP H0865167 A JPH0865167 A JP H0865167A JP 21434694 A JP21434694 A JP 21434694A JP 21434694 A JP21434694 A JP 21434694A JP H0865167 A JPH0865167 A JP H0865167A
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JP21434694A
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Inventor
Katsumi Yoshida
克己 吉田
Hirotomo Yunoki
宏友 柚木
Hiromasa Watanabe
弘昌 渡辺
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より多量の情報を、伝送時間を長くせずに伝
送し、かつ従来方式との互換性を確保したPWM信号伝
送方法の提供。 【構成】 周期tW におけるPWM信号として『H』パ
ルス幅の(1/2)tWに対する長短により『0』
『1』の1ビットデータを伝送するPWM伝送方法にお
いて、次のように複数ビットデータを設定する。『0』
『1』の各1ビットデータをそれぞれMSBとして複数
ビットデータを設定し、かつ『0』がMSBとなる各複
数ビットデータと、『1』がMSBとなる各複数ビット
データとは、『H』レベルパルス幅の(1/2)tW
対する長短により区別されるように、各複数ビットデー
タの『H』『L』のパルス幅が設定されているようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPWM信号伝送方法、及
びこのPWM信号伝送方法に係る変調装置、復調装置に
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PWM変復調によるデータ伝送は広く実
用化されている。例えばオーディオ機器では、CD、カ
セットテープ、ミニディスクなどに対する携帯用プレー
ヤにおいては、機器本体部からリモートコントローラ部
における表示部への表示データの伝送に用いられてい
る。まずこの携帯用プレーヤ装置について説明する。
【0003】図8は携帯用CDプレーヤを示すものであ
り、この携帯用CDプレーヤ1には、本体部2に対して
開閉される上蓋3が設けられており、イジェクトキー4
を押すことにより上蓋3が開けられ、CDが挿脱可能と
されている。また上蓋3には窓部5が設けられており、
CDの装填の有無が確認できる。
【0004】6はプレイモードキーであり、シャフル再
生、プログラム再生などの選択のための操作部である。
7はリピート/エンターキーであり、リピート再生モー
ドやエンター操作のための操作部である。8は液晶表示
部であり、再生楽曲ナンバ、再生進行時間、モード状
態、操作状態等を表示する。9は音量調節ダイヤル、1
0はラインアウト端子である。
【0005】10〜13はプレーヤの基本的な操作のた
めの操作部であり、10は停止キー、11は再生(及び
一時停止)キー、12はFFサーチ/AMSキー、13
はREWサーチ/AMSキーである。
【0006】14はヘッドフォン出力端子を示し、この
ヘッドフォン出力端子にはヘッドフォン20のプラグ2
1が接続される。プラグ21にはピンプラグ部30とコ
ネクタ部31が形成されている。
【0007】また、ヘッドフォン20には、上記した操
作キー10〜13による基本的な操作をヘッドフォン2
0側から有線でリモートコントロールできるようにリモ
コン操作部22が設けられている。リモコン操作部22
において、23は停止キー、24は再生(及び一時停
止)キー、25はREWサーチ/AMSキー、26はF
Fサーチ/AMSキーである。また27はボリューム調
節ダイヤルである。また、リモコン操作部22には、携
帯用CDプレーヤ1の動作状況等を表示できるようにし
た、例えば液晶パネルによる表示部32が形成されてい
る。なお、28はヘッドフォン20のイヤースピーカ部
を示す
【0008】この例にあげた携帯用CDプレーヤ1は、
ヘッドフォン20のリモコン操作部22で基本的な操作
が可能とされ、例えば携帯用CDプレーヤ1をカバンに
入れて持ち歩きながら再生演奏を楽しむ際にも手元で容
易に操作できるようにされている。このようなリモート
コントロールを可能とするための携帯用CDプレーヤ1
の構成及びリモコン操作部22の構成を図9、図10に
示す。図9は携帯用CDプレーヤ1の内部ブロックであ
る。
【0009】図9において70はディスク(CD)であ
る。ディスク70は、スピンドルモータ71により回転
駆動されるようにチャッキングされる。そしてそのディ
スク70は、スピンドルモータ71によって回転されな
が光学ヘッド72によってレーザ光が照射され、その反
射光によって情報が読み取られる。
【0010】光学ヘッド72はレーザ出力手段としての
レーザダイオード、偏向ビームスプリッタや対物レンズ
等からなる光学系、及び反射光を検出するためのディテ
クタが搭載されている。対物レンズは2軸機構によって
ディスク半径方向及びディスクに接離する方向に変位可
能に保持されている。また、73は光学ヘッド72をデ
ィスク半径方向に駆動するスレッド機構を示す。
【0011】再生動作によって、光学ヘッド72により
ディスク70から検出された情報はRFアンプ74に供
給される。RFアンプ74は供給された情報の演算処理
により、再生RF信号、トラッキングエラー信号、フォ
ーカスエラー信号等を抽出する。そして、抽出された再
生RF信号(EFM信号)は信号処理部75に供給され
てEFM復調、エラー訂正等が行なわれる。信号処理部
75でデジタル音声データとデコードされた信号はD/
A変換器76でL,Rの2チャンネルのアナログ信号と
され、オーディオ端子80に供給される。このオーディ
オ端子80は、上述したヘッドホン出力端子14内の端
子であり、ピンプラグ部30と接続される端子である。
【0012】また信号処理部75では、再生RF信号か
らTOCデータや時間情報となる、P,Qチャンネルの
サブコードデータを取り出してコントローラ78に供給
する。コントローラ78はマイクロコンピュータにより
構成されており、ユーザーの操作や内部に保持するプロ
グラム、及びサブコードデータに基づいて各部の動作を
制御する。
【0013】RFアンプ74で生成されたトラッキング
エラー信号、フォーカスエラー信号はサーボ回路77に
供給される。サーボ回路77は供給されたトラッキング
エラー信号、フォーカスエラー信号や、コントローラ7
8からのトラックジャンプ指令、シーク指令、スピンド
ルモータ71の回転速度検出情報等により各種サーボ駆
動信号を発生させ、光学ヘッド72内の2軸機構及びス
レッド機構73を制御してフォーカス及びトラッキング
制御を行ない、またスピンドルモータ71を一定線速度
(CLV)に制御する。
【0014】79はユーザー操作に供される操作入力部
であり、図8に示した各種操作キー(6〜13)がこれ
に相当する。また、ディスクから再生動作を行なう際に
は、ディスクに記録されている管理情報、即ちTOCや
サブコードデータが読み出され、コントローラ78に供
給されるが、コントローラ78はこれらの管理情報に応
じて表示部8に再生時間表示などを実行させることにな
る。
【0015】また、コントローラ78は、リモコン操作
部22に対応するために、端子部81を介してリモコン
操作部22との間で各種信号の伝送を実行できるように
構成されている。端子部81はヘッドホン出力端子14
内に形成される端子で、図8に示したプラグ21のコネ
クタ部31と接続される。例えば端子部81は4極構成
とされ、+B端子81a、PWM端子81b、In端子
81c、クロック端子81dが形成される。
【0016】コントローラ78は+B端子に対して+B
電圧を出力する。またIn端子81cからの入力電圧は
コントローラ78はA/D変換ポート78aを介して取
り込み、その電圧値を判別できるようになされている。
また、PWM端子81bに対しては、コントローラ78
からリモコン操作部22の表示部32に対する表示制御
信号をPWM信号として供給できるようになされてい
る。
【0017】リモコン操作部22は図10のように構成
されて、プラグ21に接続されている。まず、プラグ2
1において、携帯用CDプレーヤ1のオーディオ出力端
子80に接続されるピンプラグ部30は、端子30aは
Lチャンネルオーディオ信号、端子30bはRチャンネ
ルオーディオ信号、端子30cはグランドにそれぞれ用
いられる。そして、オーディオ出力端子80からピンプ
ラグ部21に供給されたL,Rのオーディオ信号は、ボ
リューム調節ダイヤル27によって可変される可変抵抗
部27aを介してイヤースピーカ部28に供給されて音
声として出力される。
【0018】一方、携帯用CDプレーヤ1の端子部81
に接続されるコネクタ部31においては、31aは+B
端子、31bはPWM端子、31cはIn端子、31c
はクロック端子とされ、それぞれ端子部81の+B端子
81a、PWM端子81b、In端子81c、クロック
端子81dに接続される。
【0019】コントローラ78から+B端子81aを介
して、コネクタ部31の+B端子31aに+B電圧が印
加される。この+B端子31aからの電源電圧が、抵抗
1 を介して、停止キー23の接点23a、再生キー2
4の接点24a、REWサーチ/AMSキー25の接点
25a、及びFFサーチ/AMSキー26の接点26a
に供給されている。
【0020】そして、接点26aの他方の端子はIn端
子31cに接続され、また接点25aの他方の端子は抵
抗R3 ,R4 を介してIn端子31cに接続され、接点
24aの他方の端子は抵抗R4 ,R5 ,R6 を介してI
n端子31cに接続され、さらに、接点23aの他方の
端子は抵抗R4 ,R6 ,R7 ,R8 を介してIn端子3
1cに接続されている。
【0021】つまり、接点23a、24a、25a、2
6aのいづれがオンとされるかに応じて、各抵抗R3
8 及び抵抗R2 による分圧状態が異なることになる。
従って、In端子31cには、停止キー23、再生キー
24、FFサーチ/AMSキー25、REWサーチ/A
MSキー26のいづれが操作されるかに応じて、異なる
電圧値が供給されることになる。
【0022】このため、ディスクプレーヤ1側では、I
n端子81cにおける電圧値をA/D変換ポート78で
入力して検出すれば、リモコン操作部22による操作内
容を判別することができ、コントローラ78はこれに応
じて再生、停止等の動作制御を行なうことができる。
【0023】また、コントローラ78は動作状態に応じ
て表示データをPWM信号としてPWM端子81bに出
力している。PWM端子81bからPWM端子31bに
入力されたPWM信号は、リモコン操作部22における
コントローラ33に供給される。コントローラ33はマ
イクロコンピュータによって構成される。33aはCP
U、33bはプログラムROM、33cはワークRA
M、33dは表示ドライバを示す。CPU33aは供給
されたPWM信号から表示制御データをデコードし、ド
ライバ33dを制御して表示部32の表示動作を実行さ
せる。
【0024】このような表示部32を備えた従来のリモ
コン操作部22における、表示部32は、図11のよう
な表示動作が実行されるように構成されていた。41は
トラックナンバ表示部、42はディスクマーク表示部、
43はバッテリーマーク表示部である。トラックナンバ
表示部41により、携帯用CDプレーヤ1で再生中のト
ラックのトラックナンバが表示される。ディスクマーク
表示部42では、ディスク形状を形成する各表示セグメ
ントの表示オン/オフにより、ディスクの回転を表現
し、再生動作、FF再生動作、REW再生動作などの各
種動作状態が表現される。また、バッテリーマーク表示
部43により、携帯用CDプレーヤ1内のバッテリーの
残量が表現される。
【0025】これらの表示を実行させるために、コント
ローラ78から出力されるPWM信号について説明す
る。いま、図12のようにPWM信号のHレベル期間を
H 、Lレベル期間をtLとし、パルス1周期をtW
する。そして、伝送するデータとなる1ビットについて
は、図13のように『0』の場合はtH =(1/3)t
W 、tL =(2/3)tW とし、また『1』の場合はt
H =(2/3)tW 、tL =(1/3)tW としてい
る。即ち、PWM信号波形は、『0』『1』について、
図14のように変調されて生成されることになる。
【0026】表示のための1ブレームの表示データとし
ては、図15に示すように29ビットとしており、コン
トローラ78はコントローラ33に対して周期tW 毎に
1ビットづつデータ送信を行なう。まず5ビットで連続
した『1』によりヘッダを設け、次のステイタスの先頭
ビットは『0』に固定される。従って、5ビットの
『1』が連続し、続いて『0』のデータが受信されるこ
とで、コントローラ33は表示データフレームの先頭を
認識できる。
【0027】ステイタスは第2ビットから第4ビットを
用いた0〜7の値により各種動作状態を表現する。即
ち、オープン状態、停止状態、アクセス状態、AMS状
態、サーチ状態、再生状態、ディスク未装填状態、バッ
テリエンプティ状態がステイタスデータとしてコントロ
ーラ33に送信される。
【0028】続く4ビットのモード情報として、AMS
状態、サーチ状態におけるアクセス方向や、シャッフル
再生モードなどの情報がコントローラ33に送信され
る。次の4ビットのDSP情報として、バッテリーマー
ク表示部43の表示制御情報やバスブースト状態の情報
がコントローラ33に送信される。
【0029】さらに、4ビットづつトラックH,トラッ
クLにより、トラックナンバ表示部41で表示させるト
ラックナンバの10の位の値及び1のくらいの値が送信
される。また、追加モードとしてその他の情報を送信す
ることができる。
【0030】この図15のような表示データとなるフレ
ームデータがPWM信号としてコントローラ78から送
信されてくることに対し、コントローラ33は、図16
の処理によりPWM信号のデコードを行なう。
【0031】tW 周期のPWM信号を受信したら(F20
1)、ヘッダが検出されていない場合は、まずヘッダ検出
処理に入る (F202→F203) 。まず、tW 周期における
『H』レベル期間tH と『L』レベル期間tL の差を判
別する。tH −tL >0でない場合は、図14から
『0』であることがわかる。この場合ステップF204に進
んで変数Nを確認し、変数N<5であれば、変数Nを0
にリセットする(F205)。変数Nはヘッダ検出のために
『1』のデータの連続回数をカウントする変数である。
【0032】ステップF203でtH −tL >0であれば、
そのtw期間のPWM信号の値は『1』である。そこ
で、変数Nをインクリメントする(F206)。『1』が5ビ
ット連続するヘッダが検出される場合には、5回のtW
周期にわたって処理はステップF206に進むことになる。
そして、その次のtW 周期の値は『0』となり、ステッ
プF204に進む。ここで、変数N≧5となることで、ヘッ
ダが検出されたことになる(F207)。
【0033】ヘッダ検出後は、次のtW 周期から処理は
ステップF208に進むことになる。まずtH −tL >0で
あるか否かを判別する。tH −tL >0であれば、その
W 周期のビットは『1』であり、従ってデータ『1』
を格納する(F209)。また tH −tL >0でなければ、
そのtW 周期のビットは『0』であり、従ってデータ
『0』を格納する(F210)。
【0034】このように各tW 周期毎に処理を繰り返し
ていき、29ビット分のデータが格納できた時点で、図
15に示した1フレームの表示データが取り込めたこと
になる。そこで、ステップF211からF212に進み、CPU
33aは1フレームの表示データとして表示ドライバ3
3dに送り、表示部32による表示動作を実行させる。
つまり、表示部32において図11に示したトラックナ
ンバ表示部41、ディスクマーク表示部42、バッテリ
ーマーク表示部43は、1フレームの表示データに応じ
て表示動作状態が制御されることになる。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
リモコン操作部23の表示部32において、より多くの
情報の表示を行なうようにすることが考えられている。
ところが、より多くの表示を実行するには、当然1フレ
ームの表示データ量を増加させなければならない。
【0036】単純に表示データ量を増加させることは、
1フレームの伝送に要する時間が長くなることを意味す
る。上述した従来の方式では、1フレームの表示データ
量は29ビットであり、情報量が少ないため、例えばコ
ントローラ33では、発振周波数32,768KHz の低速なも
のが使用可能であった。この場合1ビット送受信に6m
secを要し、従って1フレームの送受信は174ms
ecを要した。これであれば例えば演奏時間などにおけ
る秒の表示を行なうとしても十分対応できる。ところ
が、表示内容を多様化させ、例えば1フレームの表示デ
ータ量を58ビットとすると、1フレームの送受信は3
48msecが必要になり、秒を表示することを考えた
場合、表示データの伝送としては時間がかかりすぎるも
のとなってしまう。
【0037】そこで、表示データ量を増加させても伝送
時間を長くしないためには、信号周波数を上げればよい
ことになる。ところが、コントローラ33としては、こ
のためには処理クロックの高速な、高価なマイクロコン
ピュータが必要になり、コスト的な問題が生じる。さら
に信号周波数を変えてしまうと、従来機器との互換性が
とれないことになる。例えば処理クロックの高速なマイ
クロコンピュータによって制御される表示部では、従来
方式の携帯用CDプレーヤ1に接続しても表示動作が実
行できないものとなってしまう。
【0038】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、より多量の情報を、伝送時間を長くするこ
となく伝送するとともに、従来方式との互換性を確保し
たPWM信号伝送方法、及び変調装置、復調装置を提供
することを目的とする。
【0039】このために、所定の周期tW におけるパル
ス幅変調信号として『H』レベルパルス幅の(1/2)
W に対する長短により『0』『1』の1ビットデータ
を識別できるPWM伝送方法において、次のように複数
ビットデータを設定する。まず『0』『1』の各1ビッ
トデータをそれぞれMSBとして複数ビットデータを設
定し、かつ、『0』がMSBとなる各複数ビットデータ
と、『1』がMSBとなる各複数ビットデータとは、
『H』レベルパルス幅の(1/2)tW に対する長短に
より区別されるように、各複数ビットデータの『H』
『L』のパルス幅が設定されているようにする。これに
より所定の周期tW において、1ビット系データの伝送
と、複数ビット系データの伝送が選択的に実行できるよ
うにする。
【0040】また、所定の周期tW におけるパルス幅変
調信号として『H』レベルパルス幅の(1/2)tW
対する長短により『0』『1』の1ビットデータを識別
できるPWM伝送方式における変調装置としては、
『0』『1』の各1ビットデータをそれぞれMSBとし
て複数ビットデータを設定し、かつ、『0』がMSBと
なる各複数ビットデータと、『1』がMSBとなる各複
数ビットデータとは、『H』レベルパルス幅の(1/
2)tW に対する長短により区別されるように、各複数
ビットデータの『H』レベルパルス幅を設定して、複数
ビットデータの変調を行なう。そして、所定の周期tW
において、複数ビット系データの変調出力を実行できる
ように構成する。
【0041】また、MSBとなる『0』『1』の値が、
所定の周期tW におけるパルス幅変調信号として『H』
レベルパルス幅の(1/2)tW に対する長短により識
別できるとともに、MSBが同値となる各複数ビットデ
ータについては、MSBに続く下位ビットの値に応じ
て、『H』レベルパルス幅が異なる幅となるように設定
されていることにより、所定の周期tW において複数ビ
ットデータの伝送がなされるPWM伝送方式における復
調装置としては次のように構成する。即ち、所定の周期
W に受信したパルス幅変調信号に対して『H』レベル
パルス幅の(1/2)tW に対する長短によりMSBの
値を判別するとともに『H』レベルパルス幅を所定長と
比較することで下位ビットの値を判別することで、所定
の周期tW において伝送された複数ビット系データの復
調、及び1ビット系データの復調を実行することができ
るように構成する。
【0042】
【作用】PWM信号の1周期に2ビット以上の複数ビッ
トデータを伝送することにより、伝送時間を増加させる
ことなく、多量の情報量の伝送が可能となる。また、こ
のとき複数ビットデータは、MSBの値が、1周期に1
ビット伝送を行なう場合の各値(『0』『1』)に対応
して、パルス幅が設定されていることにより、1ビット
伝送方式に対する互換性を得ることもできる。
【0043】
【実施例】以下、図1〜図7により本発明の実施例を説
明していく。なお、この実施例は携帯用CDプレーヤに
おいては、機器本体部からリモートコントローラ部にお
ける表示部への表示データに用いるPWM伝送について
本発明を採用した例として説明する。実施例とされる携
帯用CDプレーヤ及びリモコン操作部の構成は、図8、
図9、図10で説明したものと同様として、説明は省略
する。この実施例では、携帯用CDプレーヤ1のコント
ローラ78のPWM信号送信方式、リモコン操作部22
のコントローラ33のPWM信号受信方式、及び表示部
32の表示内容が上述してきた従来例と異なるものとな
る。
【0044】図1はこの実施例のリモコン操作部22に
おける表示部32の表示内容を示している。51はリピ
ートモード表示部であり、携帯用CDプレーヤ1がリピ
ートモードとされている場合にリピートマークが点灯表
示される。52は1曲演奏表示部であり、携帯用CDプ
レーヤ1が1曲演奏モードで動作しているときに『1』
の文字が点灯表示される。
【0045】53はイントロモード表示部であり、携帯
用CDプレーヤ1がいわゆるイントロスキャンモードで
動作している場合に『INTRO』の文字が表示される
表示部である。54はプログラムモード表示部であり、
携帯用CDプレーヤ1がいわゆるプログラム再生モード
で動作している場合に『PGM』の文字が点灯表示され
る。55はシャッフルモード表示部であり、携帯用CD
プレーヤ1がいわゆるシャッフル再生モードで動作して
いる場合に『SHUF』の文字が点灯表示される。
【0046】56はバスブーストモード表示部であり、
『BASS』の文字と2つの台形の表示セグメントで構
成される。再生出力としてはノーマル状態と、低音を強
調する2段階のバスブーストモードがある。第1段階の
バスブーストモードとされると『BASS』の文字と1
つの台形の表示セグメントが点灯される。また、第2段
階のバスブーストモードとされると『BASS』の文字
と2つの台形の表示セグメントが点灯される。
【0047】57はトラックナンバ表示部であり、携帯
用CDプレーヤ1で再生中のトラックのトラックナンバ
が表示される。58はESPモード表示部であり、いわ
ゆるショックプルーフ機能がオンとされている時に『E
SP』の文字が点灯表示される。59はバッテリーマー
ク表示部である。バッテリーマーク表示部59により、
携帯用CDプレーヤ1内のバッテリーの残量が表現され
る。60は時間表示部であり、『−』セグメント、2桁
の分表示セグメント、『:』セグメント、2桁の秒表示
セグメントから構成されている。この時間表示部におい
て、携帯用CDプレーヤ1での演奏進行時間、演奏残り
時間、総演奏時間、各曲の演奏時間などが表示される。
【0048】表示部32において、このような表示を行
なうために、コントローラ78からコントローラ33に
対しては、図5に示すように1フレームを58ビットで
構成した表示データが、PWM信号として伝送される。
【0049】この図5の1フレームの表示データとし
て、上段側は、上述した図15の表示データと同様に、
ヘッダ、ステイタス、モード、DSP、トラックH、ト
ラックL、追加モードの各情報が伝送される。そしてさ
らに、下段に示すように、タイム、バッテリ、Min
H、MinL、SecH、SecL、プレイモードとな
る各情報が伝送される。
【0050】タイム情報としては、3ビット目から5ビ
ット目までの各1ビットで、リピートマーク表示に関す
るリピートモード情報、『:』表示に関するコロン情
報、『−』表示に関するマイナス情報が表わされる。つ
まり、リピートモード表示部51の表示オン/オフ、時
間表示部60における『:』セグメント、『−』セグメ
ントの表示オン/オフの情報となる。
【0051】バッテリ情報としては、2ビットでバッテ
リーの残量状態が4段階に表わされている。バッテリー
マーク表示部59は、中央に3つのセグメントがある
が、4段階の値により、この3つのセグメントの全消
灯、1つ点灯、2つ点灯、3つ点灯の表示情報が示され
ることになる。
【0052】MinH情報は、分表示の10の位の値を
示し、またMinL情報は、分表示の1の位の値を示し
ている。このMinH情報、MinL情報により時間表
示部60における2桁の分表示セグメントによる表示数
値が制御される。SecH情報は、秒表示の10の位の
値を示し、またSecL情報は、秒表示の1の位の値を
示している。このSecH情報、SecL情報により時
間表示部60における2桁の秒表示セグメントによる表
示数値が制御される。
【0053】プレイモード情報は0〜7の値により各種
モード状態を示す。例えば通常再生モード、1曲演奏モ
ード、シャッフル再生モード、プログラム再生モード、
が示される。このプレイモード情報により、1曲演奏表
示部52、イントロモード表示部53、プログラムモー
ド表示部54、シャッフルモード表示部55の表示状態
が制御される。
【0054】なお、トラックナンバ表示部57の表示状
態は、トラックH,トラックLの情報により制御され
る。またバスブーストモード表示部56の表示状態はD
SP情報における所定ビットの値により制御され、ES
Pモード表示部58の表示状態は追加モード情報におけ
る所定ビットの値により制御される。
【0055】このような1フレーム=58ビットの表示
データを、従来の図15の表示データの伝送と同様にt
W 周期で伝送するために、本実施例では、図5の上段の
ビットをMSB、下段のビットをLSBとして、tW
期で2ビットの伝送を行なうようにしている。つまり、
コントローラ78は、コントローラ33に対して、ヘッ
ダ及びタイム情報の各先頭ビットをMSB及びLSBと
した『10』をtW 周期で送信し、次にヘッダ及びタイ
ム情報の各第2ビットをMSB及びLSBとした『1
0』をtW 周期で送信し、続いてヘッダ及びタイム情報
の各第3ビットをMSB及びLSBとした『1x』をt
W 周期で送信し・・・・・・というように、2ビットづつ送信
していく。PWM信号のキャリア周波数は従来の方式に
くらべて2倍となる。
【0056】そしてこのために、PWM信号として1周
期で伝送する2ビットデータについては、図3のように
設定している。『00』の場合はtH =(1/3)t
W 、tL =(2/3)tW とする。『01』の場合はt
H =(1/6)tW 、tL =(5/6)tW とする。
『10』の場合はtH =(5/6)tW 、tL =(1/
6)tW とする。『11』の場合はtH =(2/3)t
W 、tL =(1/3)tW とする。
【0057】即ち、PWM信号波形は、『00』『0
1』『10』『11』の各値について、図4のように変
調されて生成されることになる。なお、図4と図14を
比較してみるとわかるように、従来方式の『0』のPW
M信号波形は本実施例方式の『00』に相当し、また
『1』のPWM信号波形は本実施例方式の『11』に相
当することになる。
【0058】このような変調方式でコントローラ78か
ら伝送されてくる図5のフレーム形態の表示データに対
して、コントローラ33は図2の処理で復調を行なうこ
とになる。
【0059】この図5のような表示データとなるフレー
ムデータがPWM信号としてコントローラ78から送信
されてくることに対し、コントローラ33は、tW 周期
のPWM信号を受信したら(F101)、ヘッダが検出されて
いない場合は、まずヘッダ検出処理に入る (F102→F10
3) 。まず、tW 周期における『H』レベル期間tH
『L』レベル期間tL の差を判別する。
【0060】tL −tH >0である場合は、そのデータ
値は、図4から『00』又は『01』であることがわか
る。つまりMSBは『0』である。この場合ステップF1
04に進んで変数Nを確認し、変数N<5であれば、変数
Nを0にリセットする(F105)。変数Nはヘッダ検出のた
めにMSBが『1』となるデータの連続回数をカウント
する変数である。
【0061】ステップF103でtL −tH >0でなけれ
ば、そのtw期間のPWM信号の値は『10』又は『1
1』である。つまりMSBが『1』となる。そこで、変
数Nをインクリメントする(F106)。MSBが『1』とな
るデータが5周期連続したら、即ちその5周期はヘッダ
とタイム情報が2ビットづつで送信されてきた周期であ
る。つまり、ヘッダが検出される場合には、5回のtW
周期にわたって処理はステップF106に進むことになる。
そして、その次のtW 周期の値のMSBは『0』とな
り、ステップF104に進む。ここで、変数N≧5となるこ
とで、ヘッダが検出されたことになる(F107)。
【0062】ヘッダ検出後は、次のtW 周期から処理は
ステップF108に進むことになる。まずtH +tL を変数
Wにセットする。即ちW=tW である。次に変数WHに
(W/2)の値をセットする(F109)。即ちWH=tW
2である。そしてtL −tH >0であるか否かを判別す
る(F110)。
【0063】tH −tL >0であれば、そのtW 周期の
送信データは『00』又は『01』であり、即ちMSB
は『0』である。従ってMSBデータとして『0』を格
納する(F112)。またステップF110でtH −tL >0でな
ければ、そのtW 周期の送信データは『10』又は『1
1』であり、即ちMSBは『1』である。従ってMSB
データとして『1』を格納する(F111)。
【0064】次に、MSB=0であった場合は、ステッ
プF114で(tL −tH )−WH>0であるか否かを判別
する。例えばtW =6msecとした場合、WH=3m
secである。そして、(tL −tH )の値は、図4に
示したように、『00』のときは2msec、『01』
のときは4msecとなる。従って、『00』のとき
は、(tL −tH )−WH>0とならず、ステップF115
に進む。つまり、LSBデータとして『0』を格納する
ことになる。また『01』のときは、(tL −tH )−
WH>0となり、ステップF116に進む。つまり、LSB
データとして『1』を格納することになる。
【0065】また、MSB=1であった場合は、ステッ
プF113で(tL −tH )+WH>0であるか否かを判別
する。(tL −tH )の値は、図4に示したように、
『10』のときは−4msec、『11』のときは−2
msecとなる。従って、『10』のときは、(tL
H )+WH>0とならず、ステップF115に進む。つま
り、LSBデータとして『0』を格納することになる。
また『11』のときは、(tL −tH )+WH>0とな
り、ステップF116に進む。つまり、LSBデータとして
『1』を格納することになる。
【0066】このように各tW 周期毎に処理を繰り返し
ていき、58ビット分のデータが格納できた時点で、図
5に示した1フレームの表示データが取り込めたことに
なる。そこで、ステップF117からF118に進み、CPU3
3aは1フレームの表示データに表示ドライバ33dに
転送する。そして、CPU33aは受信されたPWM信
号が1周期1ビット送信であったか、1周期2ビット送
信であったかを判定して表示ドライバ33dを制御し(F
119)、表示部32による表示動作を実行させる。
【0067】例えばリモコン操作部22が接続された携
帯用CDプレーヤ1が従来タイプのものであった場合、
そのコントローラ78からのPWM信号は1周期1ビッ
ト送信である。この場合、各周期にtW において復調さ
れたデータは『00』又は『11』のみとなり、『0
1』『10』は存在しない。このような場合はCPU3
3aは1周期1ビット送信であったと判別し、表示デー
タとして各周期のLSBの情報は無効とする。つまり、
MSBデータのみを有効とし、ヘッダ、ステイタス情
報、モード情報、DSP情報、トラックH情報、トラッ
クL情報、追加モード情報のみが送信されてきたと把握
する。そして、表示ドライバ33dに対しては、これら
の情報のみで表示可能な表示を実行させるように制御を
行なう。
【0068】一方、本実施例の携帯用CDプレーヤ1の
ようにPWM信号を1周期2ビットで送信するものであ
った場合は、『01』『10』のいづれかは必ず存在す
ることになる。例えばヘッダの第1ビットとタイム情報
の第1ビットが送信されてくる周期のデータは『10』
となる。
【0069】このような1周期2ビット送信であった場
合は、CPU33aは、各MSBデータにより、ヘッ
ダ、ステイタス情報、モード情報、DSP情報、トラッ
クH情報、トラックL情報、追加モード情報が送信され
てきたとして処理し、また、各LSBデータにより、タ
イム情報、バッテリ情報、MinH情報、MinL情
報、SecH情報、SecL情報、プレイモード情報が
送信されてきたとして処理する。即ち、図1の表示部の
全てについての表示制御データが取り込めたことにな
り、表示ドライバ33dによって各表示部の表示動作を
実行させる。
【0070】なお、1フレームの表示データ内に、1周
期2ビット送信であるか、1周期1ビット送信であるか
を識別するためのチェックビットを設けることもでき
る。
【0071】以上のように本実施例では、従来方式と同
時間で2倍の表示データを伝送することができ、しか
も、コントローラ33としては従来通り廉価なマイクロ
コンピュータを採用でき、高速処理の高価なものを必要
としない。このため、表示部32で多様な表示を実行す
る際に非常に好適である。また、1周期1ビット送信に
ついても対応できるため、互換性が保持されていること
にもなる。
【0072】なお、復調処理の変形例としては次のよう
な処理を行なってもよい。MSBが『0』のときは、t
H >(tW /4)であればLSBは『0』、tH<(tW
/4)であればLSBは『1』とし、また、MSBが
『1』のときは、tH <(tW /4)であればLSBは
『0』、tH >(tW /4)であればLSBは『1』と
するものである。ただしこの場合、判定タイミングはt
W /12の時間幅毎となり、判定タイミングはtW /6
の時間幅毎となる上記復調処理のほうが復調精度として
は高くなる。
【0073】ところで、この実施例では1周期2ビット
送信を行なうようにしたが、さらに1周期3ビット送信
などにより、より多くの情報量を伝送することができ
る。例えば図6は1周期3ビット送信におけるパルス幅
の設定について示したものである。
【0074】『000』の場合tH =(1/3)tW
L =(2/3)tW とする。『001』の場合tH
(1/4)tW 、tL =(3/4)tW とする。『01
0』の場合tH =(1/12)tW 、tL =(11/1
2)tW とする。『011』の場合tH =(1/6)t
W 、tL =(5/6)tW とする。『100』の場合t
H =(5/6)tW 、tL =(1/6)tW とする。
『101』の場合tH =(11/12)tW 、tL
(1/12)tW とする。『110』の場合tH =(3
/4)tW 、tL =(1/4)tW とする。『111』
の場合tH =(2/3)tW 、tL =(1/3)tW
する。
【0075】即ち、PWM信号波形は、『000』〜
『111』の各場合について、図7のように変調されて
生成されることになる。これによって1周期3ビット送
信を行なうことができるとともに、図14と比較してわ
かるように、従来方式の『0』のPWM信号波形は『0
00』に相当し、また従来方式の『1』のPWM信号波
形は『111』に相当する。つまり、この場合も互換性
を維持することができる。もちろん1周期4ビット以上
の伝送も可能である。
【0076】なお、本発明は実施例のように携帯用CD
プレーヤ1のリモコン操作部22における表示データ送
信に採用するだけでなく、PWM伝送を行なう広い分野
において適用できるものである。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、PWM信
号1周期に2ビット以上の複数ビットデータを伝送する
ことにより、伝送時間を増加させることなく、より多量
の情報の伝送を行なうことができるという効果がある。
また、複数ビットデータは、MSBの値が1周期1ビッ
ト伝送の場合の値に対応してパルス幅が設定されている
ことにより、1周期1ビット伝送方式に対して互換性を
得ることもできる。また信号周波数を上げるものではな
いため、復調装置としても処理速度の速い高価格なもの
は必要としないという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における表示部の説明図であ
る。
【図2】実施例のPWM復調処理のフローチャートであ
る。
【図3】実施例のPWMパルス幅の説明図である。
【図4】実施例のPWM信号波形の説明図である。
【図5】実施例のPWM信号で伝送される表示データの
説明図である。
【図6】他の実施例のPWMパルス幅の説明図である。
【図7】他の実施例のPWM信号波形の説明図である。
【図8】実施例及び従来例の携帯用CDプレーヤ及びリ
モコン操作部の斜視図である。
【図9】実施例及び従来例の携帯用CDプレーヤのブロ
ック図である。
【図10】実施例及び従来例のリモコン操作部のブロッ
ク図である。
【図11】従来例のリモコン操作部の表示部の説明図で
ある。
【図12】PWM信号の説明図である。
【図13】従来例のPWMパルス幅の説明図である。
【図14】従来例のPWM信号波形の説明図である。
【図15】従来例のPWM信号で伝送される表示データ
の説明図である。
【図16】従来例のPWM復調処理のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 携帯用CDプレーヤ 14 ヘッドホン出力端子 21 プラグ 22 リモコン操作部 30 ピンプラグ部 31 コネクタ部 31a,81a +B端子 31b,81b PWM端子 31c,81c In端子 31d,81d クロック端子 32 表示部 33 コントローラ 33a CPU 33b プログラムROM 33c ワークRAM 33d 表示ドライバ 78 コントローラ 78a A/D変換ポート 81 端子部
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPWM信号伝送方法、及
びこのPWM信号伝送方法に係る変調装置、復調装置
するものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】6はプレイモードキーであり、シャッフル
再生、プログラム再生などの選択のための操作部であ
る。7はリピート/エンターキーであり、リピート再生
モードやエンター操作のための操作部である。8は液晶
表示部であり、再生楽曲ナンバ、再生進行時間、モード
状態、操作状態等を表示する。9は音量調節ダイヤル、
10はラインアウト端子である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】79はユーザー操作に供される操作入力部
であり、図8に示した各種操作キー(6、7、9〜1
3)がこれに相当する。また、ディスクから再生動作を
行なう際には、ディスクに記録されている管理情報、即
ちTOCやサブコードデータが読み出され、コントロー
ラ78に供給されるが、コントローラ78はこれらの管
理情報に応じて表示部8に再生時間表示などを実行させ
ることになる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】また、コントローラ78は、リモコン操作
部22に対応するために、端子部81を介してリモコン
操作部22との間で各種信号の伝送を実行できるように
構成されている。端子部81はヘッドホン出力端子14
内に形成される端子で、図8に示したプラグ21のコネ
クタ部31と接続される。例えば端子部81は4極構成
とされ、+B端子81a、PWM端子81b、In端子
81c、GND端子81dが形成される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】コントローラ78は+B端子81aに対し
て+B電圧を出力する。またIn端子81cからの入力
電圧はコントローラ78はA/D変換ポート78aを介
して取り込み、その電圧値を判別できるようになされて
いる。また、PWM端子81bに対しては、コントロー
ラ78からリモコン操作部22の表示部32に対する表
示制御信号をPWM信号として供給できるようになされ
ている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】リモコン操作部22は図10のように構成
されて、プラグ21に接続されている。まず、プラグ2
1において、携帯用CDプレーヤ1のオーディオ出力端
子80に接続されるピンプラグ部30は、端子30aは
Lチャンネルオーディオ信号、端子30bはRチャンネ
ルオーディオ信号、端子30cはCOMにそれぞれ用い
られる。そして、オーディオ出力端子80からピンプラ
グ部21に供給されたL,Rのオーディオ信号は、ボリ
ューム調節ダイヤル27によって可変される可変抵抗部
27aを介してイヤースピーカ部28に供給されて音声
として出力される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】一方、携帯用CDプレーヤ1の端子部81
に接続されるコネクタ部31においては、31aは+B
端子、31bはPWM端子、31cはIn端子、31d
はGND端子とされ、それぞれ端子部81の+B端子8
1a、PWM端子81b、In端子81c、GND端子
81dに接続される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】表示のための1フレームの表示データとし
ては、図15に示すように29ビットとしており、コン
トローラ78はコントローラ33に対して周期tW 毎に
1ビットづつデータ送信を行なう。まず5ビットで連続
した『1』によりヘッダを設け、次のステイタスの先頭
ビットは『0』に固定される。従って、5ビットの
『1』が連続し、続いて『0』のデータが受信されるこ
とで、コントローラ33は表示データフレームの先頭を
認識できる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】53はイントロプログラムモード表示部で
あり、携帯用CDプレーヤ1がいわゆるイントロプログ
ラムモードで動作している場合に『INTRO PG
』の文字が表示される表示部である。55はシャッフ
ルモード表示部であり、携帯用CDプレーヤ1がいわゆ
るシャッフル再生モードで動作している場合に『SHU
F』の文字が点灯表示される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】プレイモード情報は0〜7の値により各種
モード状態を示す。例えば通常再生モード、1曲演奏モ
ード、シャッフル再生モード、イントロプログラム再生
モード、が示される。このプレイモード情報により、1
曲演奏表示部52、イントロプログラムモード表示部5
3、シャッフルモード表示部55の表示状態が制御され
る。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】L −tH >0であれば、そのtW 周期の
送信データは『00』又は『01』であり、即ちMSB
は『0』である。従ってMSBデータとして『0』を格
納する(F112)。またステップF110でL −tH >0でな
ければ、そのtW 周期の送信データは『10』又は『1
1』であり、即ちMSBは『1』である。従ってMSB
データとして『1』を格納する(F111)。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正内容】
【0072】なお、復調処理の変形例としては次のよう
な処理を行なってもよい。MSBが『0』のときは、t
H >(tW /4)であればLSBは『0』、tH<(tW
/4)であればLSBは『1』とし、また、MSBが
『1』のときは、L <(tW /4)であればLSBは
『0』、L >(tW /4)であればLSBは『1』と
するものである。ただしこの場合、判定タイミングはt
W /12の時間幅毎となり、判定タイミングはtW /6
の時間幅毎となる上記復調処理のほうが復調精度として
は高くなる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正内容】
【0074】『000』の場合tH =(1/3)tW
L =(2/3)tW とする。『001』の場合tH
5/12)tW 、tL =(7/12)tW とする。
『010』の場合tH =(1/12)tW 、tL =(1
1/12)tW とする。『011』の場合tH =(1/
6)tW 、tL =(5/6)tW とする。『100』の
場合tH =(5/6)tW 、tL =(1/6)tW とす
る。『101』の場合tH =(11/12)tW 、tL
=(1/12)tW とする。『110』の場合tH
7/12)tW 、tL =(5/12)tW とする。
『111』の場合tH =(2/3)tW 、tL =(1/
3)tW とする。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 携帯用CDプレーヤ 14 ヘッドホン出力端子 21 プラグ 22 リモコン操作部 30 ピンプラグ部 31 コネクタ部 31a,81a +B端子 31b,81b PWM端子 31c,81c In端子 31d,81d GND端子 32 表示部 33 コントローラ 33a CPU 33b プログラムROM 33c ワークRAM 33d 表示ドライバ 78 コントローラ 78a A/D変換ポート 81 端子部
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の周期tW におけるパルス幅変調信
    号として『H』レベルパルス幅の(1/2)tW に対す
    る長短により『0』『1』の1ビットデータが識別でき
    るような変調が行われるPWM信号伝送方法において、 前記『0』『1』の各1ビットデータをそれぞれMSB
    として複数ビットデータを設定し、かつ、『0』がMS
    Bとなる各複数ビットデータと、『1』がMSBとなる
    各複数ビットデータとは、『H』レベルパルス幅の(1
    /2)tW に対する長短により区別されるように、各複
    数ビットデータの『H』レベルパルス幅が設定されてい
    ることにより、 前記所定の周期tW において、1ビット系データの伝送
    と複数ビット系データの伝送が選択的に実行できるよう
    にしたことを特徴とするPWM信号伝送方法。
  2. 【請求項2】 所定の周期tW におけるパルス幅変調信
    号として『H』レベルパルス幅の(1/2)tW に対す
    る長短により『0』『1』の1ビットデータが識別でき
    るような変調が行われるPWM伝送方式における変調装
    置として、前記『0』『1』の各1ビットデータをそれ
    ぞれMSBとして複数ビットデータを設定し、かつ、
    『0』がMSBとなる各複数ビットデータと、『1』が
    MSBとなる各複数ビットデータとは、『H』レベルパ
    ルス幅の(1/2)tW に対する長短により区別される
    ように、各複数ビットデータの『H』レベルパルス幅を
    設定して、複数ビットデータの変調を行なうことで、 前記所定の周期tW において、複数ビット系データの変
    調出力を実行できるように構成したことを特徴とする変
    調装置。
  3. 【請求項3】 MSBとなる『0』『1』の値が、所定
    の周期tW におけるパルス幅変調信号として『H』レベ
    ルパルス幅の(1/2)tW に対する長短により識別で
    きるとともに、MSBが同値となる各複数ビットデータ
    については、MSBに続く下位ビットの値に応じて、
    『H』レベルパルス幅が異なる幅となるように設定され
    ていることにより、所定の周期tW において複数ビット
    データの伝送がなされるPWM伝送方式における復調装
    置として、 所定の周期tW に受信したパルス幅変調信号に対して
    『H』及び/又は『L』レベルパルス幅の(1/2)t
    W に対する長短によりMSBの値を判別するとともに、
    『H』及び/又は『L』レベルパルス幅を所定長と比較
    することで下位ビットの値を判別することで、前記所定
    の周期tW において伝送された複数ビット系データの復
    調、及び1ビット系データの復調を実行することができ
    るように構成されていることを特徴とする復調装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10058968A1 (de) * 2000-11-28 2002-04-25 Infineon Technologies Ag Verfahren zum Codieren und Decodieren von Daten
JP2006165943A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Sony Corp 信号送受信システムおよび方法、信号送信装置および方法、信号処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2007135163A (ja) * 2005-10-13 2007-05-31 Denso Corp 通信システム及び方法、並びに分散制御システム及び方法

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