JPH086402B2 - 太陽電池パネルを用いた屋根構造 - Google Patents
太陽電池パネルを用いた屋根構造Info
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- JPH086402B2 JPH086402B2 JP4311070A JP31107092A JPH086402B2 JP H086402 B2 JPH086402 B2 JP H086402B2 JP 4311070 A JP4311070 A JP 4311070A JP 31107092 A JP31107092 A JP 31107092A JP H086402 B2 JPH086402 B2 JP H086402B2
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- Japan
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- solar cell
- cell panel
- frame member
- roof
- roof structure
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/10—Photovoltaic [PV]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、雨水等が溜ることによ
り生ずる構成部材の劣化や太陽電池パネルの機能低下を
軽減或いは抑制することができる屋根構造に関する。
り生ずる構成部材の劣化や太陽電池パネルの機能低下を
軽減或いは抑制することができる屋根構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より太陽光発電を行うための屋根シ
ステムについては、種々のものが提案されている。例え
ば実開平３−８８３６１号公報、実開平４−４２５３６
号公報に記載のものは、透光性材料で形成した瓦の裏面
或いはその内部に太陽電池を備え付けたものを通常の瓦
の取付と同様に敷設するものである。
ステムについては、種々のものが提案されている。例え
ば実開平３−８８３６１号公報、実開平４−４２５３６
号公報に記載のものは、透光性材料で形成した瓦の裏面
或いはその内部に太陽電池を備え付けたものを通常の瓦
の取付と同様に敷設するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の屋根パネルは強化ガラスの裏面に太陽電池を接着す
るか、或いは太陽電池を樹脂封入して一体的に取り付け
たものであり、通常の瓦の取付と同様に敷設するもので
あるために裏面側に雨水などがまわり込み易く、太陽電
池セルが極めて劣化し易いものとなり、しかも強度（特
に端面強度）が低いものとなる。また、特に強化ガラス
の裏面に太陽電池を接着したものは、強化ガラスの裏面
側に取付凹部を設ける必要があるので大型太陽電池には
不向きである。さらに、特に太陽電池を樹脂封入したも
のは、単位面積当りの生産コストが極めて高いものとな
る。
来の屋根パネルは強化ガラスの裏面に太陽電池を接着す
るか、或いは太陽電池を樹脂封入して一体的に取り付け
たものであり、通常の瓦の取付と同様に敷設するもので
あるために裏面側に雨水などがまわり込み易く、太陽電
池セルが極めて劣化し易いものとなり、しかも強度（特
に端面強度）が低いものとなる。また、特に強化ガラス
の裏面に太陽電池を接着したものは、強化ガラスの裏面
側に取付凹部を設ける必要があるので大型太陽電池には
不向きである。さらに、特に太陽電池を樹脂封入したも
のは、単位面積当りの生産コストが極めて高いものとな
る。
【０００４】一方、特開昭５９−７７２５３号公報に
は、強化ガラスの側端面にアルミ押出部材等の金属製の
フレームがシール材を挟み込んで取り付けられる構成が
記載され、前記２例の問題点を解決して雨水の水切り作
用をすると共に端面を補強する。しかし、上記例では長
方形状に形成された強化ガラスを軒縁に平行に敷設する
ものであるため、水下側に配される一辺部では強化ガラ
スの上面から突出するフレームやシール材によってガラ
スの表面を流れる雨水等が堰き止められ、水溜まりが形
成される。そして、この水の滞留によりシール材が劣化
すると水が裏面に浸入し易くなるし、塵埃や水垢も付着
し易くなってこの汚れにより太陽電池の利用効率が低下
する。これらの現象はパネルの取り付け勾配（屋根の傾
斜）が緩く、フレームやシール材の突出高さが大きいほ
ど顕著になる。
は、強化ガラスの側端面にアルミ押出部材等の金属製の
フレームがシール材を挟み込んで取り付けられる構成が
記載され、前記２例の問題点を解決して雨水の水切り作
用をすると共に端面を補強する。しかし、上記例では長
方形状に形成された強化ガラスを軒縁に平行に敷設する
ものであるため、水下側に配される一辺部では強化ガラ
スの上面から突出するフレームやシール材によってガラ
スの表面を流れる雨水等が堰き止められ、水溜まりが形
成される。そして、この水の滞留によりシール材が劣化
すると水が裏面に浸入し易くなるし、塵埃や水垢も付着
し易くなってこの汚れにより太陽電池の利用効率が低下
する。これらの現象はパネルの取り付け勾配（屋根の傾
斜）が緩く、フレームやシール材の突出高さが大きいほ
ど顕著になる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたものであり、太陽電池パネルを用いて屋根を敷設
する屋根構造であり、前記太陽電池パネルは、側端面が
フレーム部材で囲まれた多角形状であり、複数の太陽電
池パネルを敷設するに際して、それぞれ一頂部が水下側
へ向かうように各太陽電池パネルを配置させたことを特
徴とする太陽電池パネルを用いた屋根構造に関するもの
である。
されたものであり、太陽電池パネルを用いて屋根を敷設
する屋根構造であり、前記太陽電池パネルは、側端面が
フレーム部材で囲まれた多角形状であり、複数の太陽電
池パネルを敷設するに際して、それぞれ一頂部が水下側
へ向かうように各太陽電池パネルを配置させたことを特
徴とする太陽電池パネルを用いた屋根構造に関するもの
である。
【０００６】
【実施例】以下に本発明を図面の実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【０００７】本発明の屋根構造は、多角形状である太陽
電池パネル１を一頂部２が水下側へ向かうように敷設し
てなるものである。
電池パネル１を一頂部２が水下側へ向かうように敷設し
てなるものである。
【０００８】上記太陽電池パネル１は、透光性を有する
強化ガラス３と、該強化ガラス３の裏面側に取り付けた
太陽電池（図示せず）と、強化ガラス３の側端面を囲む
フレーム部材４とからなり、図１，２に示す第１実施例
では略正方形と三角形との２種類のものが使用される。
強化ガラス３と、該強化ガラス３の裏面側に取り付けた
太陽電池（図示せず）と、強化ガラス３の側端面を囲む
フレーム部材４とからなり、図１，２に示す第１実施例
では略正方形と三角形との２種類のものが使用される。
【０００９】尚、上記フレーム部材４は、金属或いはそ
の他の高強度材料から作製されるものであり、図示実施
例では縦板部４１の上端から略水平状に上面部４２を延
設し、中ほどから上記上面部４２と同じ方向に略水平状
に受け部４３を延設した略Ｆ字状の部材を一辺とし、こ
れを複数本（略正方形状の太陽電池パネル１を作製する
際には４本、三角形状のものを作製する際には３本）突
き合わせて枠状とするものである。また、上記上面部４
２は先端が傾斜状であり、受け部４３は基端上部に嵌合
溝４３１を有すると共に先端４３２の下部に段状に窪む
係合部分４３３を有する略Ｚ字状である。
の他の高強度材料から作製されるものであり、図示実施
例では縦板部４１の上端から略水平状に上面部４２を延
設し、中ほどから上記上面部４２と同じ方向に略水平状
に受け部４３を延設した略Ｆ字状の部材を一辺とし、こ
れを複数本（略正方形状の太陽電池パネル１を作製する
際には４本、三角形状のものを作製する際には３本）突
き合わせて枠状とするものである。また、上記上面部４
２は先端が傾斜状であり、受け部４３は基端上部に嵌合
溝４３１を有すると共に先端４３２の下部に段状に窪む
係合部分４３３を有する略Ｚ字状である。
【００１０】上記フレーム部材４で前記強化ガラス３の
側端面を囲むには、図示実施例のようなガスケット材５
を介在させて取り付ければ良い。このガスケット材５
は、前記フレーム部材４の受け部４３の上面に載置され
る支持部５１の外側端部に上方へ突出する当接部５２、
下方へ突出する嵌合部５３を設け、支持部５１の内側端
部にはその先端を下方へ、さらに外側へ折曲させてなる
係合部５４を設けた構成である。また、上記支持部５１
の上面を外側が高くなるような傾斜状とし、その傾斜状
表面から外側上方へ突出する支持凸部５５，５５を設け
た。
側端面を囲むには、図示実施例のようなガスケット材５
を介在させて取り付ければ良い。このガスケット材５
は、前記フレーム部材４の受け部４３の上面に載置され
る支持部５１の外側端部に上方へ突出する当接部５２、
下方へ突出する嵌合部５３を設け、支持部５１の内側端
部にはその先端を下方へ、さらに外側へ折曲させてなる
係合部５４を設けた構成である。また、上記支持部５１
の上面を外側が高くなるような傾斜状とし、その傾斜状
表面から外側上方へ突出する支持凸部５５，５５を設け
た。
【００１１】そして、上記ガスケット材５の嵌合部５３
を前記フレーム部材４の受け部４３の嵌合溝４３１に嵌
め込み、ガスケット材５の係合部５４をフレーム部材４
の係合部分４３３に係合させることにより、ガスケット
材５をフレーム部材４に一体状に装着する。このように
ガスケット材５を一体化させたフレーム部材４を強化ガ
ラス３の側方から臨ませ、ガスケット材５の当接部５２
に強化ガラス３の側端面を当接させると共に、強化ガラ
ス３の端部上面にフレーム部材４の上面部４２を被着さ
せ、その端部下面をガスケット材５の支持凸部５５で支
持させるようにして一体的に取り付けることにより太陽
電池パネル１を作製することができる。尚、頂部におけ
るフレーム部材４，４同士の接合は特に限定するもので
はなく、公知の接着方法により一体とすれば良い。ま
た、図示しないシール材を用いてフレーム部材４と強化
ガラス３とを水密に接合する。
を前記フレーム部材４の受け部４３の嵌合溝４３１に嵌
め込み、ガスケット材５の係合部５４をフレーム部材４
の係合部分４３３に係合させることにより、ガスケット
材５をフレーム部材４に一体状に装着する。このように
ガスケット材５を一体化させたフレーム部材４を強化ガ
ラス３の側方から臨ませ、ガスケット材５の当接部５２
に強化ガラス３の側端面を当接させると共に、強化ガラ
ス３の端部上面にフレーム部材４の上面部４２を被着さ
せ、その端部下面をガスケット材５の支持凸部５５で支
持させるようにして一体的に取り付けることにより太陽
電池パネル１を作製することができる。尚、頂部におけ
るフレーム部材４，４同士の接合は特に限定するもので
はなく、公知の接着方法により一体とすれば良い。ま
た、図示しないシール材を用いてフレーム部材４と強化
ガラス３とを水密に接合する。
【００１２】こうして作製された太陽電池パネル１によ
り屋根を敷設するには、図２に示すように一頂部２が水
下側へ向かうように各太陽電池パネル１…を配設する。
尚、図示実施例では最軒端には太陽電池を備えていない
複数の三角形状の屋根パネル６…を配して一連の屋根構
造を施工している。
り屋根を敷設するには、図２に示すように一頂部２が水
下側へ向かうように各太陽電池パネル１…を配設する。
尚、図示実施例では最軒端には太陽電池を備えていない
複数の三角形状の屋根パネル６…を配して一連の屋根構
造を施工している。
【００１３】このように施工された屋根構造では、雨水
は太陽電池パネル１の強化ガラス３の表面を流下して水
下側の一頂部２に集まり、その殆どが一頂部２を越えて
流下することになる。したがって、強化ガラス３及びフ
レーム部材４並びに図示しないシール材は、一頂部２付
近を除く大半の部分において雨水を滞留させることがな
いので、水垢や塵埃の付着が極めて少なく、水による劣
化等が殆ど生じない。また、この雨水を滞留させない部
分（上記一頂部２付近を除く部分）は、従来の水下側に
パネルの一辺が配されるように敷設した場合に比べては
るかに大きいものとなるので、相対的に耐久性が高いも
のとなり、太陽電池の利用効率もまた高いものとなる。
は太陽電池パネル１の強化ガラス３の表面を流下して水
下側の一頂部２に集まり、その殆どが一頂部２を越えて
流下することになる。したがって、強化ガラス３及びフ
レーム部材４並びに図示しないシール材は、一頂部２付
近を除く大半の部分において雨水を滞留させることがな
いので、水垢や塵埃の付着が極めて少なく、水による劣
化等が殆ど生じない。また、この雨水を滞留させない部
分（上記一頂部２付近を除く部分）は、従来の水下側に
パネルの一辺が配されるように敷設した場合に比べては
るかに大きいものとなるので、相対的に耐久性が高いも
のとなり、太陽電池の利用効率もまた高いものとなる。
【００１４】尚、図示実施例ではフレーム部材４の上面
部４２の先端を傾斜状としたので、一頂部２に残留する
水溜りの容量が低下し、それに伴って強化ガラス３及び
フレーム部材４並びに図示しないシール材への水の影響
も低下する。
部４２の先端を傾斜状としたので、一頂部２に残留する
水溜りの容量が低下し、それに伴って強化ガラス３及び
フレーム部材４並びに図示しないシール材への水の影響
も低下する。
【００１５】また、図３，４に示すように一頂部２にフ
レーム部材４の上面部４２の厚さと同高若しくは同高以
上になるようにシール部材７を充填しても良い。尚、図
中の各部材は前記第１実施例のものと全く同一であり、
同一符号を付して説明を省略する。このようにシール部
材７を充填すると、屋根の傾斜勾配によってはシール部
材７の表面が水平状、或いは屋根の傾斜勾配と同方向の
傾斜を有するようにすることもでき、この場合雨水が溜
る部分が全く消失することとなる。したがって、前記水
垢や塵埃の付着、水による劣化等は解消されることにな
る。
レーム部材４の上面部４２の厚さと同高若しくは同高以
上になるようにシール部材７を充填しても良い。尚、図
中の各部材は前記第１実施例のものと全く同一であり、
同一符号を付して説明を省略する。このようにシール部
材７を充填すると、屋根の傾斜勾配によってはシール部
材７の表面が水平状、或いは屋根の傾斜勾配と同方向の
傾斜を有するようにすることもでき、この場合雨水が溜
る部分が全く消失することとなる。したがって、前記水
垢や塵埃の付着、水による劣化等は解消されることにな
る。
【００１６】さらに、図５に示すようなフレーム部材
４’を用いても良い。このフレーム部材４’は一頂部
２’における上面部４２’を切り欠いたものである以外
の構成は、前記第１実施例に置けるフレーム部材４と全
く同一であり、同一符号（『’』を付帯した。）を付し
て説明を省略する。このように一頂部２’における上面
部４２’を切り欠くと、雨水が溜る部分が消失し、水垢
や塵埃の付着、水による劣化等は解消される。尚、切り
欠いた部分からの雨水等の浸入を防ぐには、適当なシー
ル材を用いれば良い。
４’を用いても良い。このフレーム部材４’は一頂部
２’における上面部４２’を切り欠いたものである以外
の構成は、前記第１実施例に置けるフレーム部材４と全
く同一であり、同一符号（『’』を付帯した。）を付し
て説明を省略する。このように一頂部２’における上面
部４２’を切り欠くと、雨水が溜る部分が消失し、水垢
や塵埃の付着、水による劣化等は解消される。尚、切り
欠いた部分からの雨水等の浸入を防ぐには、適当なシー
ル材を用いれば良い。
【００１７】また、前述のように本発明に使用する太陽
電池パネル１は多角形状であり、例えば図６に示すよう
に正六角形状の太陽電池パネル１2 としても良いし、図
７，８に示すように正方形状の太陽電池パネル１3 と長
方形状の太陽電池パネル１4とを併用しても良いし、図
９に示すように正三角形状の太陽電池パネル１5 として
も良い。尚、各図は上方が棟側、下方が軒側を示すもの
である。
電池パネル１は多角形状であり、例えば図６に示すよう
に正六角形状の太陽電池パネル１2 としても良いし、図
７，８に示すように正方形状の太陽電池パネル１3 と長
方形状の太陽電池パネル１4とを併用しても良いし、図
９に示すように正三角形状の太陽電池パネル１5 として
も良い。尚、各図は上方が棟側、下方が軒側を示すもの
である。
【００１８】以上本発明を図面の実施例に基づいて説明
したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどの
ようにでも実施することができる。
したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどの
ようにでも実施することができる。
【００１９】
【発明の効果】以上要するに本発明は、一頂部が水下側
へ向かうように太陽電池パネルを配置させたので、一頂
部付近を除く大半の部分において雨水を滞留させること
がなく、しかも従来の水下側にパネルの一辺が配される
ように敷設した場合に比べて雨水を滞留させる部分が極
めて少ないために水垢や塵埃の付着が極めて少なく、ま
た水による劣化等も殆ど生じない。したがって、雨水が
太陽電池パネルの裏面にまわり込むこともなく、耐久性
が高いものとなり、太陽電池の利用効率もまた高いもの
となる。
へ向かうように太陽電池パネルを配置させたので、一頂
部付近を除く大半の部分において雨水を滞留させること
がなく、しかも従来の水下側にパネルの一辺が配される
ように敷設した場合に比べて雨水を滞留させる部分が極
めて少ないために水垢や塵埃の付着が極めて少なく、ま
た水による劣化等も殆ど生じない。したがって、雨水が
太陽電池パネルの裏面にまわり込むこともなく、耐久性
が高いものとなり、太陽電池の利用効率もまた高いもの
となる。
【００２０】また、少なくとも一頂部にフレーム部材の
上面部の厚さと同高若しくは同高以上になるようにシー
ル部材を充填した太陽電池パネルを使用した場合には、
雨水が溜る部分を極めて少なくするか、或いは全く消失
させることができる。したがって、水垢や塵埃の付着、
水による劣化等を極めて軽減するか、或いは全く解消す
ることができる。
上面部の厚さと同高若しくは同高以上になるようにシー
ル部材を充填した太陽電池パネルを使用した場合には、
雨水が溜る部分を極めて少なくするか、或いは全く消失
させることができる。したがって、水垢や塵埃の付着、
水による劣化等を極めて軽減するか、或いは全く解消す
ることができる。
【００２１】さらに、少なくとも一頂部に位置するフレ
ーム部材の上面部を切り欠いた太陽電池パネルを使用し
た場合、雨水が溜る部分を消失させることができ、水垢
や塵埃の付着、水による劣化等を全く解消することがで
きる。
ーム部材の上面部を切り欠いた太陽電池パネルを使用し
た場合、雨水が溜る部分を消失させることができ、水垢
や塵埃の付着、水による劣化等を全く解消することがで
きる。
【図１】本発明に使用する太陽電池パネルの一実施例の
端部構造を示す断面図である。
端部構造を示す断面図である。
【図２】図１の太陽電池パネルの一敷設状態を示す屋根
の斜視図である。
の斜視図である。
【図３】本発明に使用する太陽電池パネルの他の実施例
の端部構造を示す断面図である。
の端部構造を示す断面図である。
【図４】図３の太陽電池パネルの端部構造の斜視図であ
る。
る。
【図５】本発明に使用するフレーム材の他の実施例の端
部構造を示す斜視図である。
部構造を示す斜視図である。
【図６】本発明の太陽電池パネルの他の敷設状態を示す
平面図である。
平面図である。
【図７】本発明の太陽電池パネルの他の敷設状態を示す
平面図である。
平面図である。
【図８】本発明の太陽電池パネルの他の敷設状態を示す
平面図である。
平面図である。
【図９】本発明の太陽電池パネルの他の敷設状態を示す
平面図である。
平面図である。
１ 太陽電池パネル ２ 頂部 ４ フレーム部材 ７ シール部材
Claims (3)
- 【請求項１】 太陽電池パネルを用いて屋根を敷設する
屋根構造であり、 前記太陽電池パネルは、側端面がフレーム部材で囲まれ
た多角形状であり、 複数の太陽電池パネルを敷設するに際して、それぞれ一
頂部が水下側へ向かうように各太陽電池パネルを配置さ
せたことを特徴とする太陽電池パネルを用いた屋根構
造。 - 【請求項２】 太陽電池パネルは、少なくとも一頂部に
フレーム部材の上面部の厚さと同高若しくは同高以上に
なるようにシール部材を充填したものであることを特徴
とする請求項１に記載の屋根構造。 - 【請求項３】 太陽電池パネルは、少なくとも一頂部に
位置するフレーム部材の上面部を切り欠いたものである
ことを特徴とする請求項１に記載の屋根構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4311070A JPH086402B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 太陽電池パネルを用いた屋根構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4311070A JPH086402B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 太陽電池パネルを用いた屋根構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06136896A JPH06136896A (ja) | 1994-05-17 |
| JPH086402B2 true JPH086402B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=18012755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4311070A Expired - Fee Related JPH086402B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 太陽電池パネルを用いた屋根構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086402B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105482338A (zh) * | 2015-12-30 | 2016-04-13 | 量子光电科技（天津）有限公司 | 高采光抗紫外转光型阳光板 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP4745562B2 (ja) * | 2001-09-06 | 2011-08-10 | 三菱重工業株式会社 | 太陽電池モジュール枠の取り合い構造 |
| JP4554253B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2010-09-29 | サンテックパワージャパン株式会社 | 太陽電池モジュール |
| US7956279B2 (en) | 2005-03-18 | 2011-06-07 | Kyocera Corporation | Solar cell module and solar cell array |
| JP2008252130A (ja) * | 2008-07-07 | 2008-10-16 | Sharp Corp | 太陽電池モジュールの端面封止部材及びこれを用いた太陽電池モジュール |
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| JPWO2023281748A1 (ja) * | 2021-07-09 | 2023-01-12 |
-
1992
- 1992-10-28 JP JP4311070A patent/JPH086402B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105482338A (zh) * | 2015-12-30 | 2016-04-13 | 量子光电科技（天津）有限公司 | 高采光抗紫外转光型阳光板 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06136896A (ja) | 1994-05-17 |
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