JPH0863702A - 磁気テープ装置 - Google Patents

磁気テープ装置

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Publication number
JPH0863702A
JPH0863702A JP19397994A JP19397994A JPH0863702A JP H0863702 A JPH0863702 A JP H0863702A JP 19397994 A JP19397994 A JP 19397994A JP 19397994 A JP19397994 A JP 19397994A JP H0863702 A JPH0863702 A JP H0863702A
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JP
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data
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track
read head
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JP19397994A
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Inventor
Junichi Sato
淳一 佐藤
Takashi Miyako
▲隆▼ 宮子
Hiroyasu Inagaki
博康 稲垣
Shinichiro Inui
真一郎 乾
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Peripherals Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Peripherals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープ装置に関し、オフトラック状態で
データの書込まれた磁気テープからのデータ再生を目的
とする。 【構成】 磁気テープ12を正方向と逆方向に走行さ
せ、磁気テープ12の所定数のトラックの領域を分割し
て、各トラックの正方向と逆方向とでデータを記録した
後、記録したデータを再生することにより、所定数の2
倍のトラックを用いてデータの記録又は再生を行う磁気
テープ装置において、磁気テープ12にオフトラック状
態でデータが記録されていることを検出する検出手段8
と、検出手段8がオフトラック状態を検出した時、磁気
テープ12の正方向又は逆方向走行時にデータの読出し
を行う読出しヘッド10,11を切替える切替手段9と
を設け、所定数のトラックにデータを記録した磁気テー
プ12からデータの読出しを行う場合、検出手段8がオ
フトラック状態を検出した時切替手段9が読出しヘッド
の切替えを行う構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気テープのフォワード
方向とバックワード方向の両方向において複数のトラッ
クに対し同時にデータの書込み又は読出しを行う磁気テ
ープ装置に係り、特に前記トラック幅が広く、フォワー
ド方向にのみオフトラック状態でデータの書込まれた磁
気テープからのデータ再生を可能とする磁気テープ装置
に関する。
【0002】近年、情報量の増加に伴い磁気テープ装置
においても、多トラック化することにより、大容量化さ
れつつあるが、従来装置において書込まれた磁気テープ
を読出し可能とする互換機能は必須の条件とされてい
る。
【0003】例えば、磁気テープをフォワード方向(磁
気テープ側のリールから装置側のリールへの巻取り方
向)とバックワード方向(装置側のリールから磁気テー
プ側のリールへの巻取り方向)の両方向に走行させ、デ
ータの書込み又は読出しを行う磁気テープ装置は、トラ
ック数が18トラックから36トラックと従来装置に比
し2倍に増加しているが、18トラックの従来装置によ
り、オフトラック状態で書込まれている磁気テープから
もデータの再生が出来るようにして、重要なデータの救
済を可能にすることが望まれている。
【0004】
【従来の技術】図6は従来技術の一例を説明する図であ
る。従来の18トラック構成の磁気テープ装置は、磁気
テープをフォワード方向に走行させてデータを記録して
いるため、データの読出し時にも磁気テープをフォワー
ド方向に走行させて読出している。
【0005】そして、データの読出し時には図6(A) に
示す如く、二つの磁気抵抗効果素子(MR)2と3を用
い、図6(C) に示す如き差動増幅回路を用いて、トラッ
ク1に書込まれているデータを読出している。
【0006】即ち、電源+Vsから抵抗を経てトランジ
スタ4と5のコレクタに夫々供給される電流は、トラン
ジスタ4と5のベースが夫々0Vに接続されているた
め、トランジスタ4と5が動作し、磁気抵抗効果素子3
と2を夫々センス電流として流れ、電流源6を経て電源
−Vsに還流する。
【0007】トランジスタ4と5は、抵抗と電流源6と
で差動増幅器を構成しており、トラック1から与えられ
る磁界の変化に対応して、磁気抵抗効果素子2と3が夫
々内部抵抗値を変化させると、この内部抵抗値の増減に
対応して、変化する電流値の変化量を加算して増幅す
る。
【0008】増幅回路7は、このトランジスタ4と5が
増幅した電流値の変化量、即ち、データを更に増幅して
送出する。図6(B) はオフトラック状態でデータが書込
まれたトラック1のデータを読出す場合を示しており、
斜線で示すオフトラック量のように、書込みヘッドに
対する正常な位置関係からずれてデータが書込まれてい
るトラック1のデータを読出す場合、磁気抵抗効果素子
2が対向する磁気テープのデータ領域は、縦線で示す
範囲がデータの記録されていない領域か、又は消し残さ
れた古いデータが記録された領域となる。
【0009】即ち、新しいデータを書込む場合、消去用
のヘッドが無いため、前のデータの上に新しいデータを
書込むオーバライトを行う。この時オフトラックしない
ように充分調整されているが、ヘッド位置の相対誤差が
大きい18トラック構成の磁気テープ装置によって何度
もデータを書込まれた磁気テープの場合、前記の如く、
消し残された古いデータが記録された領域が存在するこ
とがある。
【0010】しかし、磁気抵抗効果素子2は大部分がデ
ータの書込まれているトラック1の領域に対向している
ため、磁気抵抗効果素子2が読取るデータのレベルは、
磁気抵抗効果素子3が読取るデータのレベルに比し、大
きな差は発生しない。
【0011】即ち、18トラック構成の磁気テープ装置
では、オフトラックによるデータ記録領域のずれ量に対
し、トラック幅が大きく、余裕があるためデータ読出し
障害は殆ど発生していない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図7は従来技術の問題
点と解決方法を説明する図である。前記の如く、近年は
36トラック構成の磁気テープ装置が使用されるように
なって来たが、この36トラック構成の磁気テープ装置
は、18トラック構成の磁気テープ装置がデータを書込
んだ磁気テープからデータ読出しが可能であるように、
互換機能を備えていることが必須の条件となっている。
【0013】従って、36トラック構成の磁気テープ装
置は、18トラック構成の磁気テープ装置が使用するト
ラック1の幅を2分割して、フォワード方向に磁気テー
プを走行させる場合、図7(A) の2Fと3Fに示す如
く、二つの磁気抵抗効果素子2Fと3Fで図6(C) に示
す読出し回路を構成し、データの読出しを行う。
【0014】そして、バックワード方向に磁気テープを
走行させる場合、図7(A) の2Bと3Bに示す如く、二
つの磁気抵抗効果素子2Bと3Bで図6(C) に示す読出
し回路を構成し、データの読出しを行う。
【0015】勿論、このようにデータの読出しを行う場
合、図示省略した書込みヘッドにより、フォワード方向
とバックワード方向に対し、夫々データの書込みが行わ
れている。
【0016】ところで、この36トラック構成の磁気テ
ープ装置において、18トラック構成の磁気テープ装置
がデータの書込みを行った磁気テープを用いてデータの
読出しを行う時、図6(B) の斜線で示すオフトラック
量の如く、オフトラック状態でデータが記録されていた
場合、図7(B) の2Fに示す如く、磁気抵抗効果素子2
Fが対向するデータの記録された領域は狭いものとな
る。
【0017】即ち、図6(B) に示す状態と同一のオフト
ラック状態であった場合、トラック1の幅は1/2に分
割されているため、磁気抵抗効果素子2Fと3Fの幅
も、夫々磁気抵抗効果素子2と3の幅の1/2以下とな
っている。
【0018】従って、磁気抵抗効果素子2Fの対向して
いる磁気テープ1のデータが記録されていないか、又
は、消し残された古いデータの存在する縦線で示す領
域の範囲が相対的に大きくなり、磁気抵抗効果素子2F
はオフトラックしている部分の影響が大きく、読出し波
形の歪みが大きくなって、殆どデータを読取ることが出
来ない。
【0019】即ち、磁気抵抗効果素子2Fと3Fによっ
て読取られるデータは、読出し回路が図6(C) に示す如
き構成であるため、磁気抵抗効果素子2Fの読取るデー
タのノイズ成分が大幅に増加するか、読取りデータのレ
ベルが大幅に低下すると、増幅回路7が送出するデータ
の波形の歪みが大きくなり、読取りエラーが発生すると
いう問題がある。
【0020】本発明はこのような問題点に鑑み、フォワ
ード方向のデータを読出した時に、オフトラック状態で
データが書込まれていて正常にデータの読出しが出来な
い場合、オフトラック状態とは無関係な図7(B) に示す
バックワード方向のデータを読出す磁気抵抗効果素子2
Bと3Bとを用いてデータの読出しを行わせることによ
り、オフトラック状態で記録された磁気テープからデー
タ再生を可能とすることを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を説
明するブロック図である。磁気テープ装置は、磁気テー
プ12を正方向及び逆方向に走行させ、この磁気テープ
12上の所定数のトラックの各トラック領域を分割し
て、各トラックの正方向と逆方向とで夫々データを記録
した後、この記録したデータを再生することにより、前
記所定数の2倍のトラックを用いてデータの記録又は再
生を行う。
【0022】そして、前記磁気テープ12にオフトラッ
ク状態でデータが記録されていることを検出する検出手
段8と、この検出手段8がオフトラック状態を検出した
時、前記磁気テープ12の正方向又は逆方向走行時に夫
々データの読出しを行う読出しヘッド10と11を切替
える切替手段9とを設けている。
【0023】そして、前記所定数のトラックにデータを
記録した磁気テープ12からデータの読出しを行う場
合、前記検出手段8がオフトラック状態を検出した時
は、前記切替手段9が読出しヘッド10と11の切替え
を行う。
【0024】又、前記検出手段8はオフトラック状態の
検出をデータブロック毎のデータエラー発生状況により
判定している。又、前記切替手段9が前記読出しヘッド
10と11の切替えを行う場合、前記検出手段8の検出
結果に基づき、磁気テープ12の正方向走行時の読出し
ヘッド10から磁気テープの逆方向走行時の読出しヘッ
ド11へ切替えるか、又は、磁気テープの逆方向走行時
の読出しヘッド11から磁気テープの正方向走行時の読
出しヘッド10へ切替える。
【0025】又、前記切替手段9は、磁気テープ12上
の同一ファイル内のデータブロックを読出す間は読出し
ヘッド10と11の切替えを行わず、磁気テープ12上
の新たなファイル毎に、磁気テープ12の正方向走行時
の読出しヘッド10に切替える処理を実行する。
【0026】
【作用】前記の如く構成することにより、読出しヘッド
10が図7に示す磁気抵抗効果素子2Fと3Fで構成さ
れ、読出しヘッド11が図7に示す磁気抵抗効果素子2
Bと3Bで構成されているものとすると、磁気テープ1
2のトラック1のデータを読出す場合、図7(B) の斜線
で示すオフトラック量の如く、オフトラック状態でデ
ータが記録されていると、前記の如く、磁気抵抗効果素
子2Fは殆どデータを読出すことが出来ず、読出しデー
タの波形歪みが大きくなるため、データエラーが発生す
る。従って、検出手段8はオフトラック状態を検出す
る。
【0027】検出手段8がオフトラック状態を検出する
と、切替手段9は読出しヘッド10を読出しヘッド11
に切替えるため、磁気抵抗効果素子2Bと3Bによって
トラック1に記録されたデータが読出される。
【0028】図7(B) から分かるように、磁気抵抗効果
素子2Bと3Bで構成される読出しヘッド11は、磁気
抵抗効果素子2Bと3Bが共にトラック1のデータ記録
領域に対向しており、読出しヘッド10が読出すデータ
と同一データが記録されたトラック1のデータを正常に
読出すことが可能であるため、オフトラック状態の影響
を受けることなくデータの読取りを行うことが出来る。
【0029】又、磁気テープ12にはファイル単位でデ
ータが記録されるため、ファイル毎にオフトラック状態
が異なり、ずれ方向も異なることがある。従って、同一
ファイル内のデータブロックの読出し中は読出しヘッド
10と11の切替えを行わないようにし、新しいファイ
ルを読出す毎に、最初は読出しヘッド10によってデー
タの読出しを行い、オフトラック状態であれば、読出し
ヘッド11に切替える処理を行っている。
【0030】
【実施例】図2は本発明の一実施例を示す回路のブロッ
ク図である。インタフェース制御プロセッサ15は、R
OM20に格納されているプログラムを読出して動作
し、図示省略した磁気テープ制御装置から与えられる制
御データを受信すると、同様にROM20に格納されて
いるプログラムを読出して動作するサーボ制御プロセッ
サ26に指示して、サーボ制御回路21を制御させ、モ
ータ22を回転させてオペレータがロードした磁気テー
プを装置側のリールに巻き取らせる。
【0031】サーボ制御回路21はセンサ23が検出す
るモータ22の回転状態等から、磁気テープを定速で走
行させる。この時のステータス等はサーボ制御プロセッ
サ26がレジスタ19に格納し、インタフェース制御プ
ロセッサ15は必要に応じて、このレジスタ19の内容
を参照し、サーボ制御プロセッサ26を制御して、磁気
テープの指定された位置にFWDヘッド17又はBWD
ヘッド18を位置付けさせる。
【0032】インタフェース制御プロセッサ15はデー
タの書込みを指示されていると、磁気テープ制御装置が
送出するデータを書込み回路16を経て、磁気テープを
フォワード方向に走行させている場合、FWDヘッド1
7の書込みヘッドにデータを送出させ、磁気テープの指
定された位置から書込ませる。
【0033】又、磁気テープをバックワード方向に走行
させている場合は、BWDヘッド18の書込みヘッドに
データを送出させ、磁気テープの指定された位置から書
込ませる。
【0034】この時、インタフェース制御プロセッサ1
5はレジスタ19を経て制御信号を書込み回路16に送
出して、書込み回路16にデータを送出すべきFWDヘ
ッド17又はBWDヘッド18を選択させる。
【0035】又、インタフェース制御プロセッサ15
は、表示制御プロセッサ13を経てオペレータパネル1
4のキー押下状態を通知させ、オペレータからの指示を
認識すると共に、オペレータパネルのLEDに装置のス
テータスを表示する。
【0036】インタフェース制御プロセッサ15は、磁
気テープ制御装置からデータの読出しを指示されている
と、レジスタ19を経て読出し回路24に指示し、磁気
テープをフォワード方向に走行させている場合、FWD
ヘッド17の読出しヘッドが磁気テープの指定された位
置から読取るデータを磁気テープ制御装置に送出させ
る。
【0037】又、インタフェース制御プロセッサ15
は、磁気テープをバックワード方向に走行させている場
合は、読出し回路24に指示して、BWDヘッド18の
読出しヘッドが磁気テープの指定された位置から読取る
データを磁気テープ制御装置に送出させる。
【0038】この時、前記同様インタフェース制御プロ
セッサ15はレジスタ19を経て制御信号を読出し回路
24に送出し、磁気テープの走行方向によって、読出し
回路24にデータを読取る読出しヘッドとして、FWD
ヘッド17の読出しヘッドか、又はBWDヘッド18の
読出しヘッドかを選択させる。
【0039】図3は図2の動作を説明するフローチャー
トである。図3は18トラックの磁気テープを読出す場
合の処理を示す。インタフェース制御プロセッサ15
は、オペレータが磁気テープをセットすると、ステップ
(1)で磁気テープをロードし、ステップ(2) で前記の如
く装置側リールへの巻取りを行い、ステップ(3) で一定
区間、例えば、磁気テープの先頭領域(索引情報等が記
録されたDID領域)の読出し動作を行って、ステップ
(4) でオフトラックしているか調べる。
【0040】即ち、オフトラック検出回路25がレジス
タ19を経てオフトラック状態を検出したか調べる。オ
フトラック検出回路25は、読出し回路24が読出した
データにエラーがあるか調べ、エラーが発生した場合、
オフトラック状態であることをレジスタ19に格納す
る。
【0041】インタフェース制御プロセッサ15は、デ
ータ記録領域において、レジスタ19に格納されたオフ
トラック検出回路25の情報から、オフトラックと認識
すると、レジスタ19を経て読出し回路24に指示し、
ステップ(5) で読出しヘッドをフォワード側からバック
ワード側へ切替える。即ち、FWDヘッド17の読出し
ヘッドを、BWDヘッド18の読出しヘッドに切替えさ
せるが、ステップ(4)でオフトラックしていないと認識
すると、ステップ(5) の処理は実行しない。
【0042】そして、ステップ(6) でポジショニングを
行う。即ち、サーボ制御プロセッサ26に指示して前記
の如くモータ22を駆動させ、FWDヘッド17又はB
WDヘッド18をデータブロックの先頭位置に位置付け
させると、読出し準備が完了したと判断しステップ(7)
でイニシャライズを終了する。
【0043】図4は本発明の他の実施例を示す回路のブ
ロック図である。図4は図2の回路に磁気テープ制御装
置の機能の一部を追加し、オフトラック検出回路25を
省略したもので、図2と同一符号は同一機能のものを示
す。
【0044】フォーマッタ制御プロセッサ29は、例え
ばSCSIインタフェースを経て図示省略した上位装置
からのコマンドを受信し、データの書込みを指示される
と、ライトフォーマッタ回路31にディジタル信号を送
出してアナログ信号に変換させ、このアナログ信号をド
ライバ/レシーバ30を経てインタフェース制御プロセ
ッサ15に送出して、前記の如くデータの書込み処理を
実行させる。
【0045】又、フォーマッタ制御プロセッサ29は、
上位装置からのコマンドを受信し、データの読出しを指
示されると、前記同様ライトフォーマッタ回路31とド
ライバ/レシーバ30を経てインタフェース制御プロセ
ッサ15にデータの読出しを指示し、前記の如く読出し
回路24が送出するアナログデータを読出しアナログ回
路27で増幅した後、リードフォーマッタ回路28でデ
ィジタル信号に変換させ、このディジタル信号を受領し
て上位装置に送出する。
【0046】図5は図4の動作を説明するフローチャー
トである。図5は18トラックの磁気テープを読出す場
合の処理を示す。フォーマッタ制御プロセッサ29はス
テップ(1) でコマンドを受信すると、ステップ(2) で処
理終了か調べる。即ち、コマンドが終了コマンドである
と、ステップ(20)で終了処理を実行するが、終了コマン
ドで無ければ、ステップ(3) で前記の如くデータブロッ
クを読出す。
【0047】そして、ステップ(4) でエラー発生か調べ
る。即ち、フォーマッタ制御プロセッサ29は復調され
たデータブロックをチェックして、リードエラーがある
か調べ、リードエラー発生で無ければ、ステップ(5) で
BWDヘッド18の読出しヘッドか調べる。
【0048】ステップ(5) の調査結果が、BWDヘッド
18の読出しヘッドで無ければ、フォーマッタ制御プロ
セッサ29は、ステップ(6) でX=0とし、BWDヘッ
ド18の読出しヘッドであれば、ステップ(7) でX=X
+1とする。即ち、読出しヘッドがフォワード方向用で
あれば、Xの値を "0”とし、バックワード方向用であ
れば、Xの値が "0”時は "1”とし、Xの値が "1”
であれば "2”とし、Xの値が "2”であれば、 "3”
とする。
【0049】フォーマッタ制御プロセッサ29は、ステ
ップ(6) の処理をした後はステップ(1) の処理に戻り、
ステップ(7) の処理をした後はステップ(8) で、Xの値
は "3”以下か調べる。(本実施例では "3”とした
が、この値は任意で良い) Xの値が4であれば、フォーマッタ制御プロセッサ29
は、ステップ(9) で新しいファイルか調べる。即ち、新
たなファイルのデータブロック読出しか調べ、新たなフ
ァイルで無ければ、ステップ(1) の処理に戻り、新しい
ファイルの場合はステップ(11)でX=0としてステップ
(10)の処理に移行する。
【0050】フォーマッタ制御プロセッサ29は、ステ
ップ(8) でXの値が "3”以下の場合、BWDヘッド1
8の読出しヘッドをステップ(10)でFWDヘッド17の
読出しヘッドに切替え、ステップ(1) の処理に戻る。
【0051】フォーマッタ制御プロセッサ29は、ステ
ップ(4) でエラーが発生していると、ステップ(12)でZ
=1でY=16か調べる。即ち、エラーの発生したデー
タブロックの再読出しを行うリードリトライ動作回数を
Yとし、Yの値が16回となって読出しヘッドを切替え
た回数をZとした時のZの値が "1”で、Yの値が "1
6”であると、ステップ(13)でリードエラーとして処理
するが、そうでなければ、ステップ(14)で1つ前のデー
タブロックに読出しヘッドを位置付けする。
【0052】そして、ステップ(15)でY=Y+1とした
後、ステップ(16)でYの値は "16”に達したか調べ
る。Yの値が "16”に達していなければ、フォーマッ
タ制御プロセッサ29は、ステップ(3) の処理に戻り、
Yの値が "16”に達していれば、ステップ(17)で読出
しヘッドをBWDヘッド18に切替える。
【0053】そして、ステップ(18)でY=0とした後、
ステップ(19)でZ=Z+1としてステップ(3) の処理に
移行する。
【0054】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明は18トラッ
ク構成の磁気テープ装置により、オフトラック状態でデ
ータが記録された磁気テープから、36トラック構成の
磁気テープ装置でデータを読取る場合、オフトラック検
出回路でオフトラック状態を検出するか、データエラー
発生状況によりオフトラック状態を認識することを可能
とし、且つ、フォワード方向の読出しヘッドとバックワ
ード方向の読出しヘッドとを切替えてデータの読出しが
行えるようにしたため、18トラック構成の磁気テープ
装置によってオフトラック状態で記録された磁気テープ
から36トラック構成の磁気テープ装置がデータを再生
することが可能となった。
【0055】従って、磁気テープの互換性が向上し重要
なデータを活用することが出来ると共に、磁気テープ装
置の性能を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を説明するブロック図
【図2】 本発明の一実施例を示す回路のブロック図
【図3】 図2の動作を説明するフローチャート
【図4】 本発明の他の実施例を示す回路のブロック図
【図5】 図4の動作を説明するフローチャート
【図6】 従来技術の一例を説明する図
【図7】 従来技術の問題点と解決方法を説明する図
【符号の説明】
1 トラック 2、3 磁気抵抗効果素子 4、5 トランジスタ 6 電流源 7 増幅回路 8 検出手段 9 切替手段 10、11 読出しヘッド 12 磁気テープ 13 表示制御プロセッサ 14 オペレータパネル 15 インタフェース制御プロセッサ 16 書込み回路 17 FWD ヘッド 18 BWD ヘッド 19 レジスタ 20 ROM 21 サーボ制御回路 22 モータ 23 センサ 24 読出し回路 25 オフトラック検出回路 26 サーボ制御プロセッサ 27 読出しアナログ回路 28 リードフォーマッタ回路 29 フォーマッタ制御プロセッサ 30 ドライバレシーバ 31 ライトフォーマッタ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲垣 博康 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 乾 真一郎 兵庫県加東郡社町佐保35番(番地なし) 富士通周辺機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを正方向及び逆方向に走行さ
    せ、該磁気テープ上の所定数のトラックの各トラック領
    域を分割して、各トラックの正方向と逆方向とで夫々デ
    ータを記録した後、該記録したデータを再生することに
    より、前記所定数の2倍のトラックを用いてデータの記
    録又は再生を行う磁気テープ装置において、 前記磁気テープにオフトラック状態でデータが記録され
    ていることを検出する検出手段と、 該検出手段がオフトラック状態を検出した時、前記磁気
    テープの正方向又は逆方向走行時に夫々データの読出し
    を行う読出しヘッドを切替える切替手段と、 を備えたことを特徴とする磁気テープ装置。
  2. 【請求項2】 上記磁気テープ装置において、 上記検出手段はオフトラック状態の検出をデータブロッ
    ク毎のデータエラー発生状況により判定することを特徴
    とする請求項1記載の磁気テープ装置。
  3. 【請求項3】 上記磁気テープ装置において、 上記切替手段が上記読出しヘッドの切替えを行う場合、
    上記検出手段の検出結果に基づき、磁気テープの正方向
    走行時の読出しヘッドから磁気テープの逆方向走行時の
    読出しヘッドへ切替えるか、又は、磁気テープの逆方向
    走行時の読出しヘッドから磁気テープの正方向走行時の
    読出しヘッドへ切替えることを特徴とする請求項1又は
    2記載の磁気テープ装置。
  4. 【請求項4】 上記磁気テープ装置において、 上記切替手段は、磁気テープ上の同一ファイル内のデー
    タブロックを読出す間は読出しヘッドの切替えを行わ
    ず、磁気テープ上の新たなファイル毎に、磁気テープの
    正方向走行時の読出しヘッドに切替える処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1又は2又は3記載の磁気テー
    プ装置。
JP19397994A 1994-08-18 1994-08-18 磁気テープ装置 Pending JPH0863702A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113838484A (zh) * 2020-06-23 2021-12-24 株式会社东芝 磁盘装置以及读处理方法
CN113838484B (zh) * 2020-06-23 2023-03-31 株式会社东芝 磁盘装置以及读处理方法

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