JPH0863451A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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JPH0863451A
JPH0863451A JP6200772A JP20077294A JPH0863451A JP H0863451 A JPH0863451 A JP H0863451A JP 6200772 A JP6200772 A JP 6200772A JP 20077294 A JP20077294 A JP 20077294A JP H0863451 A JPH0863451 A JP H0863451A
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JP
Japan
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cpu
level
circuit
return
microcomputer
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Application number
JP6200772A
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English (en)
Inventor
Fumiko Tanizaki
文子 谷崎
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外来ノイズの影響によりCPU が動作モードに
復帰することがないマイクロコンピュータの提供。 【構成】 CPU 1を待機モードから動作モードに復帰さ
せる復帰要求信号を入力すべき復帰入力端子4の電圧レ
ベルが反転すると、カウント動作を開始するカウンタ9
と、復帰入力端子4の電圧レベルに応じた復帰要求信号
D及びカウンタ9が出力する制御信号Fが入力されるAN
D 回路10とを備え、カウンタ9が所定値をカウントした
ときに、前記電圧レベルが反転したままである場合に
は、CPU 1を動作モードに復帰させる構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内蔵しているCPU の動作
を一時的に停止させる待機モードから、CPUを動作させ
る動作モードに復帰させる信号を入力すべき端子を備え
ているマイクロコンピュータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】CPU と、ROM ,RAM 等の周辺回路とを内
蔵しているマイクロコンピュータはROM ,RAM のデータ
を保持したまま、CPU の動作を一時的に停止させる待機
モードになし得るようにして低消費電力化を図ってい
る。
【0003】図6は、この種の従来のマイクロコンピュ
ータの構成を示すブロック図である。復帰入力端子4に
入力された復帰要求信号Cは、それを波形整形するロー
パスフィルタ5を介してクロック制御回路2及び発振安
定時間生成回路6へ入力される。クロック制御回路2は
発振回路3を制御し、発振回路3で発生したクロックが
クロック制御回路2へ入力されるようになっている。ク
ロック制御回路2から出力されるCPU 1を駆動するため
のクロックAはCPU 1へ入力される。CPU 1から出力さ
れる待機信号Bはクロック制御回路2へ入力される。発
振回路3が発振を開始した後、発振が安定するまでの待
ち時間を生成して、発振安定時間生成回路6が出力する
待機解除信号EはCPU 1へ入力される。CPU 1により、
ROM 又はRAM からなるメモリ7がアクセスされるように
なっている。
【0004】次にこのマイクロコンピュータの動作、CP
U が待機モードから動作モードになる場合について説明
する。CPU 1により待機命令を実行すると、CPU 1から
出力される待機信号Bが“H”レベルになり、クロック
制御回路2の動作が停止し、それによって発振回路3の
動作が停止し、クロックAがCPU 1へ入力されなくな
り、CPU 1の動作が停止して待機モードになる。ここ
で、復帰入力端子4に例えば“L”レベルの復帰要求信
号が入力されると、この復帰要求信号Cがローパスフィ
ルタ5へ入力され、ローパスフィルタ5で波形整形さ
れ、波形整形された“L”レベルの復帰要求信号Dがク
ロック制御回路2へ入力されて、クロック制御回路2は
動作を開始する。
【0005】そして、ローパスフィルタ5から出力され
た“L”レベルの復帰要求信号Dは発振安定時間生成回
路6へも入力されて、発振安定時間生成回路6も動作を
開始する。この時点では未だ発振動作が不安定であり、
CPU 1の動作は停止したままである。その後、発振動作
が安定した状態になったとき、つまり発振安定時間が経
過したときに、発振安定時間生成回路6から出力される
待機モード解除信号Eが“H”レベルになり、それがCP
U 1へ入力されて、CPU 1から出力される待機信号Bが
“L”レベルとなり、クロック制御回路2からクロック
Aが出力されてCPU 1へ入力され、CPU 1は動作を開始
して動作モードに復帰する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来のマイクロコンピュータにおいては、CPU が待機モー
ドとなっている場合に、外部ノイズによる誘導によって
復帰入力端子4 に電圧が誘起したときにはマイクロコン
ピュータ内に設けた遅延素子を利用したノイズ除去回路
であるローパスフィルタ5により、復帰入力端子4に誘
起した電圧を除去して、CPU の不要な動作を防止する
が、ローパスフィルタ5はトランジスタを介してコンデ
ンサに電流を供給して遅延時間を定めるものであるか
ら、長周期のノイズには対応できず、若し長周期のノイ
ズをこの方法で除去しようとすれば、サイズが大きいト
ランジスタを必要として、パターン面積が大きくなり実
用し難いという問題がある。
【0007】そこで、また、別に、実際にCPU を動作モ
ードに復帰させる要求があったか否かをソフトウェアに
よって一旦、待機モードから動作モードにした後、再
度、復帰入力端子の電圧を調べて判定し、その結果、電
圧が消滅していれば、一時的な外来のノイズによるもの
として、再び待機命令を実行して待機モードにすること
も考えられる。しかし、この場合はその判定のためにCP
U を動作させるため、その動作時間に応じて電流を消費
することになる。また、外来のノイズが多い環境下で
は、復帰入力端子にノイズによる電圧が度々生じてCPU
の動作が暴走する虞れがあり、CPU の誤動作が生じ易い
という問題がある。
【0008】本発明は斯かる問題に鑑み、外来のノイズ
に起因する電圧が復帰入力端子に誘起しても、CPU が不
要の動作をすることがないマイクロコンピュータを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るマイクロ
コンピュータは、CPU を待機モードから動作モードに復
帰させる復帰要求信号を入力すべき端子の電圧レベルの
反転により計時動作を開始する計時手段と、前記電圧レ
ベルと前記計時手段の計時値とに関連してCPUを待機モ
ードに制御する制御回路とを備える構成にする。
【0010】第2発明に係るマイクロコンピュータは、
CPU の待機モードを解除する待機モード解除信号及びCP
U を動作モードに復帰させる復帰要求信号を入力すべき
端子の電圧レベルに関連して、CPU を待機モードになす
べく制御する制御回路を備える構成にする。
【0011】
【作用】第1発明では、復帰要求信号を入力すべき端子
の電圧レベルが反転すると、計時手段は計時動作を開始
する。計時手段の計時値が所定値になったとき、前記端
子の電圧レベルが反転したままであると、CPU は動作モ
ードになる。計時値が所定値になる以前に、前記端子の
電圧レベルが反転したままでなくなると、CPU は待機モ
ードになる。また、計時手段に設定する所定値をCPU に
より変更する。これにより、端子にノイズに起因する電
圧が生じてもCPU が動作モードに復帰しない。
【0012】第2発明では、復帰要求信号を入力すべき
端子の電圧レベルが反転し、待機モード解除信号が出力
されるまで端子の電圧レベルが反転したままであると、
CPUは動作モードになる。待機モード解除信号が出力さ
れるまで端子の電圧レベルが反転したままでないと、CP
U は待機モードになる。これにより、端子にノイズに起
因する電圧が生じても、CPU が動作モードに復帰しな
い。
【0013】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面により詳
述する。図1は本発明に係るマイクロコンピュータの構
成を示すブロック図である。復帰入力端子4に入力され
た復帰要求信号Cはバッファ8へ入力される。バッファ
8から出力される復帰要求信号Dは、AND 回路10の一入
力端子10a 、カウンタ9、クロック制御回路2及び発振
安定時間生成回路6へ入力される。クロック制御回路2
により発振回路3が制御され、発振回路3で発生したク
ロックがクロック制御回路2へ入力される。クロック制
御回路2から出力されるクロックAはCPU1へ入力さ
れ、またカウント対象としてカウンタ9へ入力される。
【0014】発振安定時間生成回路6から出力される待
機モード解除信号EはCPU 1へ入力される。CPU 1から
出力される待機信号BはOR回路11の一入力端子11a へ入
力される。CPU 1により、ROM 又はRAM 等からなるメモ
リ7がアクセスされる。カウンタ9には所定値の初期値
が設定される。この所定値は外来のノイズに起因して復
帰入力端子4に生じる電圧の周期に基づいて選定され
る。例えば周期が数μs以下である電圧を復帰要求信号
Cと誤認しないようにするためには、カウンタ9のカウ
ント動作が終了するのに例えば10μs を要するような所
定値にする。
【0015】カウンタ9は所定値をカウントしたとき
“L”レベルに反転した制御信号Fを出力するようにな
っており、この制御信号FはAND 回路10の他入力端子10
b へ入力される。AND 回路10の出力信号たる制御信号G
はOR回路11の他入力端子11b へ入力される。OR回路11か
ら出力される発振停止信号Hはクロック制御回路2及び
発振安定時間生成回路6へ入力される。バッファ8と、
カウンタ9と、AND 回路10とにより、復帰入力検出回路
12が構成されている。
【0016】次にこのように構成したマイクロコンピュ
ータの動作を、CPU が待機モードから動作モードに復帰
する場合について各部信号のタイミングチャートを示す
図2とともに説明する。
【0017】CPU 1により待機命令を実行すると、実行
し終わったときにCPU 1から出力される待機モード信号
Bが“H”レベルになり、OR回路11から“H”レベルの
発振停止信号Hが出力されてクロック制御回路2が動作
を停止し、それにより発振回路3の発振動作が停止する
とともに、発振安定時間生成回路6が動作を停止する。
それによりCPU 1が動作を停止して待機モードになる。
復帰入力端子4には、待機命令を実行する前に、例えば
“H”レベルの電圧を与えておく。
【0018】図2において、期間IはCPU 1が待機モー
ドの期間であり、復帰入力端子4には例えば“H”レベ
ルの電圧が与えられていて、バッファ8から出力される
復帰要求信号Dは図2(a) に示すように“H”レベルと
なり、クロック制御回路2及び発振安定時間生成回路6
の動作が停止し、またカウンタ9もカウント動作を停止
し、カウンタ9から出力される制御信号Fは図2(b) に
示すように“H”レベルになる。それによりAND 回路10
から出力される制御信号Gは図2(c) に示すように
“H”レベルとなり、この“H”レベルの制御信号Gが
OR回路11を介してクロック制御回路2及び発振安定時間
生成回路6へ入力され、これによってもクロック制御回
路2及び発振安定時間生成回路6は動作を停止する。
【0019】期間IIにおいて復帰入力端子4にLレベル
の復帰要求信号Cが入力されると、バッファ8から出力
される復帰要求信号Dは図2(a) に示すように“L”レ
ベルになり、AND 回路10から出力される制御信号Gは図
2(c) に示すように“L”レベルになってクロック制御
回路2及び発振安定時間生成回路6は動作を開始する
が、発振安定時間が経過し、発振安定時間生成回路から
“H”レベルの待機モード解除信号Eが出力されるまで
CPU 1は動作を停止したままとなる。
【0020】期間III においてカウンタ9のカウント値
が所定値に達するまでの期間は、カウンタ9から出力さ
れる制御信号Fは図2(b) に示すように“H”レベルで
あって、そのとき復帰入力端子4に外来のノイズによる
“H”レベルの電圧が生じると、バッファ8から出力さ
れる復帰要求信号Dは図2(a) に示すように“H”レベ
ルとなる。そのためAND 回路10から出力される制御信号
Gは図2(c) に示すように“H”レベルになって、発振
停止信号Hが“H”レベルとなり、クロック制御回路2
及び発振安定時間生成回路6の動作が停止する。したが
って、クロックAが出力されず、CPU 1は動作を開始し
ない。つまり、外来のノイズによる電圧が生じてもCPU
1が動作モードに復帰しない。
【0021】また、カウンタ9がカウント動作を開始す
るまでに、復帰入力端子4にノイズによる“H”レベル
の電圧が生じた場合は、AND 回路10から出力される制御
信号Gが“H”レベルとなり、ノイズによる電圧とし
て、クロック制御回路2及び発振安定時間生成回路6の
動作が停止する。
【0022】期間IVにおいて復帰入力端子4の電圧が
“L”レベルになり、期間IIにおける場合と同様に、ク
ロック制御回路2、発振安定時間生成回路6が動作を開
始し、カウンタ9がカウント動作を開始する。そして期
間Iにおける場合と同様に発振安定時間生成回路6から
“H”レベルの待機モード解除信号Eが出力されるまで
CPU 1は動作を停止する。
【0023】期間Vにおいて、カウンタ9のカウント値
が所定値に達すると、カウンタ9から出力される制御信
号Fが図2(b) に示すように“L”レベルになる。その
ため、それ以降に復帰入力端子4の電圧レベルが変化し
て、復帰要求信号Dが“H”レベルになっても、制御信
号Gは図2(c) に示すように“H”レベルにならず、発
振停止信号Hは“H”レベルにならない。そのため、発
振安定時間経過後に待機モード解除信号Eが出力される
と、復帰要求信号Dはノイズによる電圧でないとしてCP
U 1は動作を開始することになる。そしてカウンタ9が
所定値をカウントし終わると初期値になる。
【0024】このような動作によりCPU 1が待機モード
から動作モードに復帰する場合、復帰入力端子4の電圧
レベルの状態をカウンタ9の設定値に応じた所定時間で
監視することにより、復帰入力端子4にノイズにより生
じた周期が長い電圧であっても、その電圧によりCPU 1
が動作モードに復帰するのを防止できる。つまり、所定
時間以下の周期のノイズによる電圧を除去してノイズに
よる動作モードへの復帰を防止する。
【0025】なお、カウンタ9には、クロック制御回路
2から出力されるクロックを入力したが、発振回路3で
発生させたクロックを直接入力してもよい。このように
クロック制御回路2のクロックAを入力した場合は、ク
ロックの周期が既知であるため、ノイズにより生じる除
去すべき電圧の周期を容易に選定できる。
【0026】一方、発振回路3のクロックを直接入力し
た場合は、発振開始時点からノイズによる電圧の周期を
計時できるため、比較的早い時点で待機モードになし得
る。本実施例ではノイズ検出回路7を、バッファ8と、
カウンタ9とAND 回路10とで構成したが、これは例示で
あり、この構成に限定するものではない。またカウンタ
9に代えてタイマを用いることができる。また本実施例
では復帰入力端子に“L”レベルの復帰要求信号を入力
したが、“H”レベルの復帰要求信号であっても同様の
効果が得られるようにできる。
【0027】図3は本発明に係るマイクロコンピュータ
の他の実施例の構成を示すブロック図である。CPU 1か
ら出力される制御信号Iは、カウンタ9の初期値たる所
定値を設定すべくカウンタ9へ入力される。それ以外の
構成は図1におけるマイクロコンピュータの構成と同様
となっており、同一構成部分には同一符号を付してい
る。
【0028】このマイクロコンピュータは図1に示すマ
イクロコンピュータと同様に動作して、復帰入力端子4
にノイズによる電圧が生じても、CPU 1が動作モードに
復帰することがない。またカウンタ9の初期値、即ちカ
ウンタ9に設定する所定値をCPU 1により変更できる。
そのためCPU 1が待機モードから動作モードに復帰する
場合、復帰入力端子4の電圧レベルの状態を監視する時
間、つまりノイズによる電圧を除去する時間を適宜に選
定することができる。
【0029】図4は本発明に係るマイクロコンピュータ
の更に他の実施例の構成を示すブロック図である。発振
安定時間生成回路6から出力される待機モード解除信号
Eがインバータ13へ入力され、その出力信号JはAND 回
路10の他入力端子10b へ入力される。それ以外の構成
は、図1におけるマイクロコンピュータからカウンタ9
を除去した構成と同様となっており、同一構成部分には
同一符号を付している。
【0030】次にこのマイクロコンピュータの動作を、
CPU が待機モードから動作モードに復帰する場合につい
て、各部信号のタイミングチャートを示す図5とともに
説明する。図5において待機モードである期間Iでは、
復帰要求信号Dが図5(a) に示すように例えば“H”レ
ベルとなり、待機モード解除信号Eが図5(b) に示すよ
うに“L”レベルであるので、インバータ13の出力信号
Jは図5(c) に示すように“H”レベルとなり、AND 回
路10から出力される制御信号Gは図5(d) に示すように
“H”レベルとなる。そしてクロック制御回路2及び発
振安定時間生成回路6は動作を停止する。
【0031】期間IIにおいて復帰入力端子4に例えば
“L”レベルの復帰要求信号Cが入力されると、インバ
ータ8から出力される復帰要求信号Dが図5(a) に示す
ように“L”レベルとなり、クロック制御回路2及び発
振安定時間生成回路6が動作を開始する。このとき、発
振安定時間生成回路6から出力される待機モード解除信
号Eは発振動作が安定するまで図5(b) に示すように
“L”レベルのままであり、発振安定時間経過後に待機
モード解除信号Eが“H”レベルになるまでCPU 1は動
作を停止する。
【0032】期間III において待機モード解除信号回路
Eが“H”レベルになる以前に、復帰入力端子4の電圧
レベルが外来のノイズにより“H”レベルに変化する
と、復帰要求信号Dが図5(a) に示すように“H”レベ
ルになるためAND 回路10から出力される制御信号Gは図
5(d) に示すように“H”レベルになり、発振停止信号
Hが“H”レベルになって、クロック制御回路2及び発
振安定時間生成回路6の動作が停止し、ノイズによる電
圧でCPU 1が動作モードに復帰しない。
【0033】期間IVにおいて復帰入力端子4に図5(a)
に示すように“L”レベルの復帰要求信号が入力される
と、AND 回路10から出力される制御信号Gが図5(d) に
示すように“L”レベルとなり、期間IIにおける場合と
同様にクロック制御回路2及び発振安定時間生成回路6
が動作を開始する。
【0034】期間Vにおいて発振動作が安定した後に、
待機モード解除信号Eが図5(b) に示すように“H”レ
ベルになると、AND 回路10から出力される制御信号Jは
図5(c) に示すように“L”レベルとなる。そのためそ
れ以降に復帰入力端子4の電圧レベルが反転して復帰要
求信号Dが図5(a) に示すように“H”レベルになって
も、制御信号Gは図5(d) に示すように“H”レベルに
ならず、発振停止信号Hは“L”レベルのままになる。
【0035】そして待機モード解除信号Eは図5(b) に
示すように“H”レベルとなると、CPU 1にはクロック
Aが供給されてCPU 1が動作を開始する。このような動
作によりCPU 1が待機モードから動作モードに復帰する
場合、復帰入力端子4の電圧レベルの状態を所定時間、
即ち発振安定時間で監視することにより、ノイズによる
周期が長い電圧によってCPU 1が動作モードに復帰する
のを防止することができる。
【0036】本実施例ではノイズを除去する時間を定め
るのに、発振安定時間生成回路から出力される待機モー
ド解除信号を用いたが、タイマを用いて構成される発振
安定時間生成回路の中間ビットの出力を用いることがで
きる。その場合、使用する中間ビットの位置を、ソフト
ウェアによって変更できるように構成すれば復帰入力端
子の電圧レベルを監視する時間の変更が可能になる。ま
た、本実施例では復帰入力端子にLレベルの復帰要求信
号を入力したが、“H”レベルの復帰要求信号であって
も同様の効果が得られるようにできる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明はCPU を待機
モードから動作モードに復帰させる場合、復帰入力端子
の電圧レベルの状態を計時手段で所定時間監視し、その
結果に基づいて動作モードに復帰させるようにしたか
ら、従来のアナログ的なノイズ除去回路では対応できな
い、周期が長いノイズによる電圧であってもCPU を動作
モードに復帰するのを防止できる。また、CPU によりノ
イズによる電圧であるか否かを判別しないので、低消費
電力化を図ることができる。更には外来のノイズが多い
環境でもCPU の動作が暴走する虞れがないマイクロコン
ピュータを提供できる等、本発明は優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るマイクロコンピュータの構成を
示すブロック図である。
【図2】 各部信号のタイミングチャートである。
【図3】 本発明に係るマイクロコンピュータの他の実
施例の構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明に係るマイクロコンピュータの更に他
の実施例の構成を示すブロック図である。
【図5】 各部信号のタイミングチャートである。
【図6】 従来のマイクロコンピュータの構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 CPU 、2 クロック制御回路、4 復帰入力端子、
6 発振安定時間生成回路、9 カウンタ、10 AND 回
路、12 復帰入力検出回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPU を内蔵しており、前記CPU の動作を
    一時的に停止させた待機モードから、CPU を動作させる
    動作モードに復帰させる復帰要求信号を入力すべき端子
    を備えているマイクロコンピュータにおいて、前記端子
    の電圧レベルが反転すると動作を開始する計時手段と、
    前記電圧レベル及び前記計時手段の計時値に関連してCP
    U を待機モードになすべく制御する制御回路とを備え、
    前記計時値が所定値に達したときに、前記端子の電圧レ
    ベルが反転したままである場合は、CPU を動作モードに
    復帰させる構成にしてあることを特徴とするマイクロコ
    ンピュータ。
  2. 【請求項2】 計時手段に設定する所定値を、CPU によ
    り変更可能に構成してある請求項1記載のマイクロコン
    ピュータ。
  3. 【請求項3】 CPU を内蔵しており、前記CPU の動作を
    一時的に停止させた待機モードから、CPU を動作させる
    動作モードに復帰させる復帰要求信号を入力すべき端子
    と、待機モードを解除すべき待機解除信号を出力する回
    路とを備えているマイクロコンピュータにおいて、前記
    待機解除信号及び前記端子の電圧レベルに関連して、CP
    U を待機モードになすべく制御する制御回路を備え、前
    記端子にCPU を復帰させるに有意な電圧レベルが入力さ
    れ、待機解除信号が出力されるまで、その電圧レベルが
    変化していない場合は、CPU を動作モードに復帰させる
    構成にしてあることを特徴とするマイクロコンピュー
    タ。
JP6200772A 1994-08-25 1994-08-25 マイクロコンピュータ Pending JPH0863451A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6986070B2 (en) 2000-12-28 2006-01-10 Denso Corporation Microcomputer that cooperates with an external apparatus to be driven by a drive signal
US7152177B2 (en) 2001-02-13 2006-12-19 Fujitsu Limited Microcomputer and computer system

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