JPH0863342A - プログラム管理方法および装置 - Google Patents
プログラム管理方法および装置Info
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- JPH0863342A JPH0863342A JP6201073A JP20107394A JPH0863342A JP H0863342 A JPH0863342 A JP H0863342A JP 6201073 A JP6201073 A JP 6201073A JP 20107394 A JP20107394 A JP 20107394A JP H0863342 A JPH0863342 A JP H0863342A
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Abstract
格納する記憶媒体の格納スペースを低減し、プログラム
モジュールの変更時の作業を簡略化する。 【構成】ファイル格納部32に同一のソースファイルを
重複することなく格納し、プログラムのバージョン毎
に、そのバージョンとそのバージョンで使用する前記ソ
ースファイルとの間連、および該ソースファイルの他の
バージョンとの共用関係とを管理する管理情報を管理情
報格納部34に格納する。ソースファイルを読出し、編
集する場合、当該プログラムファイルのバージョン系列
を分離すべきであるか否かを格納法決定部24で決定し
て、格納処理部26は、前記ソースファイルがバージョ
ン系列を分離すべきでない場合には、元のソースファイ
ルと同一系列の更新バージョンとして、ファイル格納部
32に編集結果を格納し、分離すべきである場合には、
バージョン系列を分離し、新たなバージョン系列として
格納する。管理情報処理部28は、ソースファイルを格
納する際に管理情報を更新する。
Description
して行われる複数のバージョンを構成するプログラムの
管理に係り、特に各バージョンのプログラムがそれぞれ
複数のプログラムモジュールで構成される場合の該プロ
グラムモジュールのプログラムファイルを管理するため
のプログラム管理方法および装置に関する。
ルで構成され、このようなプログラムに複数のバージョ
ンが存在する場合、各バージョンのプログラムは、その
プログラムを構成するプログラムモジュールの一部また
は全部が相違することになる。なお、ここでバージョン
という表現は、一般に、プログラムの改訂または変更に
係る世代を意味する表現、例えばバージョン、レベル、
リビジョンおよびリリース等の全てを代表する表現とし
て用いるものとする。通常、バージョン間におけるプロ
グラムモジュールの相違は、そのプログラムを構成する
プログラムモジュールの一部であり、そのようなプログ
ラムモジュールの相違点は、プログラムモジュールのバ
ージョンが相違することが多い。もちろん、プログラム
のエンハンスの仕方によっては、バージョンによって、
使用するプログラムモジュールの少なくとも一部を入れ
替えたり、バージョンによって、使用するプログラムモ
ジュールを追加または削除したりすることもある。
構成されるプログラムにおいて、例えば一方では旧バー
ジョンの保守を行いながら他方では当該プログラムのエ
ンハンス作業を行う場合のように、開発および保守作業
を並行して行う必要のある複数のバージョンが存在する
ことがある。
ンのプログラムを構成する全てのプログラムモジュール
に対応するソースプログラムのプログラムファイル、つ
まりソースファイル、を保存しておいて、必要に応じ
て、それらのプログラムファイルから所要のバージョン
のプログラムのオブジェクトファイルを生成し、所要の
バージョンのプログラムの保守およびエンハンス作業を
行うことになる。
保守作業を並行して行う必要のあるバージョンが複数存
在する場合、従来のシステムにおけるプログラムの構成
管理ツールでは、各バージョン毎に、そのプログラムを
構成する全てのソースファイル群を格納するための保管
部を用意する必要がある。このような保管部には、複数
のレベルのソースファイルを管理するための履歴管理フ
ァイルを用いる。このような履歴管理ファイルの典型と
しては、例えばUNIXシステムで標準的に使用される
sccs(source code control system)がある。した
がって、複数のバージョンが存在する場合には、前述の
保管部を複数個用意することになり、複数のバージョン
に共通のプログラムモジュールがあっても、そのような
プログラムモジュールのソースファイルは各バージョン
毎に重複して格納されることになる。
中身の変わらない共通のプログラムモジュールのソース
ファイルがある場合には、次のような問題を生じる。 (a) プログラムモジュールが共通であっても、そのよう
なプログラムモジュールの変更作業を行う場合には、各
バージョンのプログラムモジュールのソースファイル毎
に変更作業が必要となる。
業を行う場合には、共通のプログラムモジュールを使用
する全てのバージョンのソースファイルに対して、確実
に変更作業を行ったかどうかの管理が必要となる。
ラムモジュールが共通である場合には、全てのソースフ
ァイルを収納するために必要な記憶媒体のスペース、例
えばディスクスペースが、そのバージョン数ぶん、つま
りほぼ2倍以上必要となる。
を効率よく管理する手法として、例えば特開昭63−3
7427号公報に示された手法がある。特開昭63−3
7427号公報には、個々のソースプログラムに、ソー
スプログラムの作成/更新によって発生する各世代毎の
情報を管理するための世代制御レコードと、ソースプロ
グラムの中の各レコード毎にどの世代に属するかを管理
するための世代管理フィールドとを設定して、前記ソー
スプログラムを格納することが示されている。この特開
昭63−37427号公報に示された手法では、同一の
ソースプログラムについて、複数世代のソースプログラ
ムを格納する場合、世代間で変更のないレコードは共有
し、後続の世代については、世代間で変更されたレコー
ドのみを格納することにより、記憶媒体の格納スペース
を低減することができる。
7号公報に示された手法は、同一のソースプログラムに
ついて、複数世代のソースプログラムを格納する場合の
記憶媒体の格納スペースの低減するものであり、複数の
プログラムモジュールからなるプログラムの複数バージ
ョンについてのプログラムモジュールの管理を改善する
ものではない。
もので、複数バージョン間で共通のプログラムモジュー
ルが含まれるプログラムに対し、プログラムのバージョ
ンとプログラムモジュールとの対応関係の管理を行っ
て、前記共通のプログラムモジュールの物理的な実体を
単一化し、複数のバージョンで同一のプログラムモジュ
ールを共有させるとともに、プログラムモジュールの変
更時には、そのプログラムモジュールのバージョンおよ
び前記対応関係の管理情報を適切に修正することによ
り、プログラムを構成するプログラムモジュールを格納
する記憶媒体の格納スペースを低減し、プログラムモジ
ュールの変更時の作業を簡略化することを可能とするプ
ログラム管理方法および装置を提供することを目的とし
ている。
方法および装置は、次のような構成により上述の目的を
達成する。
のプログラムモジュールからなるプログラムの1以上の
バージョンを構成する複数の前記プログラムモジュール
のプログラムファイルをファイル格納部に格納するファ
イル格納ステップと、前記ファイル格納部に同一の前記
プログラムモジュールを重複することなく格納させるべ
く、前記プログラムのバージョン毎に、そのバージョン
とそのバージョンで使用する前記プログラムファイルと
の間連、および該プログラムファイルの他のバージョン
との共用関係とを管理する管理情報を管理情報格納部に
格納する管理情報格納ステップと、与えられたプログラ
ムのバージョンおよびプログラムファイル名に基づき、
前記管理情報を参照して前記ファイル格納部に格納され
た前記プログラムファイルを指定するファイル指定ステ
ップと、前記ファイル指定ステップで、指定されたプロ
グラムファイルを前記ファイル格納部から読出し、編集
するプログラム編集ステップと、前記プログラム編集ス
テップで編集されたプログラムファイルが、格納時にバ
ージョン系列を分離すべきであるか否かを決定する格納
方法決定ステップと、前記格納方法決定ステップの決定
に基づいて、前記プログラムファイルがバージョン系列
を分離すべきでない場合には、元のプログラムファイル
のバージョンと同一バージョン系列の更新バージョンと
して、前記ファイル格納部に前記編集されたプログラム
ファイルを格納するとともに、前記プログラムファイル
がバージョン系列を分離すべきである場合には、プログ
ラムファイルのバージョン系列を分離し、元のプログラ
ムファイルのバージョン系列とは異なる新たなバージョ
ン系列として、前記ファイル格納部に前記プログラムフ
ァイルを格納させる格納処理ステップと、前記格納処理
ステップでファイルを格納する際に前記管理情報格納部
の管理情報を更新する管理情報更新ステップとを有する
〔請求項1〕。
指定ステップが、ファイル指定時に予めプログラムファ
イルの編集方法をオペレータの操作により宣言する宣言
ステップを含み、且つ前記格納方法決定ステップが、前
記宣言ステップの宣言内容に基づいて格納方法を決定す
るステップであってもよい〔請求項2〕。また、前記プ
ログラム管理方法は、前記ファイル編集ステップが、フ
ァイル編集時にプログラムファイルの格納方法をオペレ
ータの操作により指定する指定ステップを含み、且つ前
記格納方法決定ステップが、前記指定ステップの指定内
容に基づいて格納方法を決定するステップであってもよ
い〔請求項3〕。
ムファイルが、プログラムモジュールのソースプログラ
ムであってもよい〔請求項4〕。前記プログラム管理方
法は、前記プログラムファイルが、プログラムモジュー
ルのオブジェクトプログラムであってもよく〔請求項
5〕、さらにこの場合、前記プログラム編集ステップ
が、プログラムモジュールの編集に先立ち、オブジェク
トプログラムをソースプログラムに逆変換する逆変換ス
テップと、編集後のソースプログラムをオブジェクトプ
ログラムに変換する変換ステップとを含んでいてもよい
〔請求項6〕。
は、複数のプログラムモジュールからなるプログラムの
1以上のバージョンを構成する複数の前記プログラムモ
ジュールのプログラムファイルを格納するためのファイ
ル格納手段と、前記プログラムファイル格納手段に同一
の前記プログラムモジュールを重複することなく格納さ
せるべく、前記プログラムのバージョン毎に、そのバー
ジョンとそのバージョンで使用する前記プログラムファ
イルとの間連、および該プログラムファイルの他のバー
ジョンとの共用関係とを管理する管理情報を格納するた
めの管理情報格納手段と、与えられたプログラムのバー
ジョンおよびプログラムファイル名に基づき、前記管理
情報を参照して前記ファイル格納部に格納された前記プ
ログラムファイルを指定するためのファイル指定手段
と、前記ファイル指定手段で、指定されたプログラムフ
ァイルを前記ファイル格納部から読出し、編集するため
のプログラム編集手段と、前記プログラム編集手段で編
集されたプログラムファイルが、格納時にバージョン系
列を分離すべきであるか否かを決定するための格納方法
決定手段と、前記格納方法決定手段の決定に基づいて、
前記プログラムファイルがバージョン系列を分離すべき
でない場合には、元のプログラムファイルのバージョン
と同一バージョン系列の更新バージョンとして、前記フ
ァイル格納部に前記編集されたプログラムファイルを格
納するとともに、前記プログラムファイルがバージョン
系列を分離すべきである場合には、プログラムファイル
のバージョン系列を分離し、元のプログラムファイルの
バージョン系列とは異なる新たなバージョン系列とし
て、前記ファイル格納部に前記プログラムファイルを格
納させるための格納処理手段と、前記格納処理手段でフ
ァイルを格納する際に前記管理情報格納部の管理情報を
更新するための管理情報更新手段とを具備する〔請求項
7〕。
ァイル指定手段が、ファイル指定時に予めプログラムフ
ァイルの編集方法をオペレータの操作により宣言するた
めの宣言手段を含み、且つ前記格納方法決定手段が、前
記宣言手段の宣言内容に基づいて格納方法を決定する手
段であってもよい〔請求項8〕。
ァイル編集手段が、ファイル編集時にプログラムファイ
ルの格納方法をオペレータの操作により指定するための
指定手段を含み、且つ前記格納方法決定手段が、前記指
定手段の指定内容に基づいて格納方法を決定するための
手段であってもよい〔請求項9〕。
ログラムファイルが、プログラムモジュールのソースプ
ログラムであってもよい〔請求項10〕。前記第1のプ
ログラム管理装置は、前記プログラムファイルが、プロ
グラムモジュールのオブジェクトプログラムであっても
よく〔請求項11〕、さらに前記プログラム編集手段
が、プログラムモジュールの編集に先立ち、オブジェク
トプログラムをソースプログラムに逆変換するための逆
変換手段と、編集後のソースプログラムをオブジェクト
プログラムに変換するための変換手段とを含んでいても
よい〔請求項12〕。
は、複数のプログラムモジュールからなるプログラムの
複数のバージョンを構成する複数の前記プログラムモジ
ュールのプログラムファイルを格納するためのファイル
格納部と、前記ファイル格納部に同一の前記プログラム
モジュールを重複せずに格納させるべく、前記プログラ
ムのバージョン毎に、そのバージョンとそのバージョン
で使用する前記プログラムファイルとの間連、および該
プログラムファイルの他のバージョンとの共用関係とを
管理する管理情報を格納するための管理情報格納部と、
前記ファイル格納部に格納された前記プログラムファイ
ルを読出し、且つ変更された前記プログラムファイルを
同一バージョン系列の更新バージョンとして前記ファイ
ル格納部に格納するためのファイル管理部と、前記ファ
イル管理部で読出され変更されたプログラムファイルを
前記ファイル格納部に格納する際に前記管理情報を更新
するための管理情報管理部と、前記ファイル管理部で読
出され変更されたプログラムファイルを前記ファイル格
納部に格納する際にプログラムファイルのバージョン系
列を分離し、元のプログラムファイルのバージョン系列
とは異なる新たなバージョン系列としてプログラムファ
イルを格納させるための分離処理部とを具備する〔請求
項13〕。
ァイル格納部が、プログラムファイルとしてプログラム
モジュールのソースファイルを格納するための手段であ
ってもよい〔請求項14〕。
ァイル格納部が、プログラムファイルとしてプログラム
モジュールのオブジェクトファイルを格納するための手
段であってもよい〔請求項15〕。
ァイル格納部が、プログラムファイルとしてプログラム
モジュールのソースファイルおよびオブジェクトファイ
ルを混在して格納するための手段であってもよい〔請求
項16〕。
ァイル管理部を介してオペレータによりプログラムファ
イルの編集を行うための編集処理部をさらに含んでいて
もよい〔請求項17〕。
は、ファイル格納部に同一のプログラムモジュールを重
複することなく格納し、プログラムのバージョン毎に、
そのバージョンとそのバージョンで使用する前記プログ
ラムファイルとの間連、および該プログラムファイルの
他のバージョンとの共用関係とを管理する管理情報を管
理情報格納部に格納し、前記プログラムファイルを前記
ファイル格納部から読出し、編集して格納する際に、当
該プログラムファイルのバージョン系列を分離すべきで
あるか否かを決定して、前記プログラムファイルがバー
ジョン系列を分離すべきでない場合には、元のプログラ
ムファイルのバージョンと同一バージョン系列の更新バ
ージョンとして、前記ファイル格納部に前記編集された
プログラムファイルを格納するとともに、前記プログラ
ムファイルがバージョン系列を分離すべきである場合に
は、プログラムファイルのバージョン系列を分離し、元
のプログラムファイルのバージョン系列とは異なる新た
なバージョン系列として、前記ファイル格納部に前記プ
ログラムファイルを格納し、且つこのファイルを格納す
る際に前記管理情報格納部の管理情報を更新する。この
ようにすることにより、複数バージョン間で共通のプロ
グラムモジュールが含まれるプログラムに対し、プログ
ラムのバージョンとプログラムモジュールとの対応関係
の管理を行って、前記共通のプログラムモジュールの物
理的な実体を単一化し、複数のバージョンで同一のプロ
グラムモジュールを共有させるとともに、プログラムモ
ジュールの変更時には、そのプログラムモジュールのバ
ージョンおよび前記対応関係の管理情報を適切に修正す
る。したがって、プログラムを構成するプログラムモジ
ュールを格納する記憶媒体の格納スペースが低減され、
プログラムモジュールの変更時の作業が簡略化される。
法および装置は、具体的には、例えば、次のような構成
を有することになる。 (i) 複数バージョンのプログラムを構成する複数のプロ
グラムモジュールのプログラムファイル、例えばソース
ファイルをすべて一つの保管部で管理し、保管部内の物
理的な実体(すなわち、ある時点でのソースファイル)
とその実体を使用するプログラムのバージョンとの間の
関連を管理するための仕組みを用意する。
ない共通のソースファイルの場合には、保管部だけでな
く、そのソースファイルの実体についても複数のバージ
ョンのプログラムから共通に利用可能とするための仕組
みを用意する。
い共通のソースファイルであっても、プログラムのエン
ハンス等の作業によって共通に用いることができなくな
る場合がある。このような場合には、即座にその特定バ
ージョンのプログラムを構成するソースファイルの実体
を、同じ保管部の中で共通ソースの実体から分離する仕
組みを用意する。
ソースファイルの編集更新あるいは参照を行う人が、プ
ログラムのバージョンを指定するだけで、実体を特定
し、アクセスすることができるようにするための仕組み
を用意する。
間で共通のソースファイルは、物理的な実体は1個で済
むので、保管のために必要な記憶媒体のスペース、例え
ばディスクスペースが増加せず、ソースファイルの変更
作業は1回だけで済み、すべてのバージョンに対して変
更を行ったか否かの管理も不要となる。
よび装置の実施例を図面を参照して説明する。
グラム管理システムの原理的な構成を示している。図1
のプログラム管理システムは、操作表示部12、中央処
理部(CPU)14および記憶装置16を備えている。
インティングデバイスおよびディスプレイ装置等を含
み、プログラムの保守またはエンハンス担当者等のオペ
レータがプログラムの編集作業のための情報入力操作お
よび情報表示を行う。
び管理情報格納部34を有する。ファイル格納部32
は、複数のプログラムモジュールからなるプログラムの
1以上のバージョン、この場合複数のバージョンを構成
するプログラムモジュールのプログラムファイル、例え
ばソースファイルを格納する。
2に同一のプログラムモジュールのソースファイルを重
複することなく格納させるべく、前記プログラムのバー
ジョン毎に、そのバージョンとそのバージョンで使用す
る前記ソースファイルとの間連、および該ソースファイ
ルの他のバージョンとの共用関係とを管理する管理情報
を格納する。
ファイル編集部22、格納方法決定部24、格納処理部
26および管理情報処理部28を有する。ファイル指定
部20は、オペレータの操作により、操作表示部12か
ら与えられるプログラムのバージョンおよびソースファ
イル名に基づき、管理情報格納部34に格納されている
前記管理情報を参照してファイル格納部32に格納され
ている前記ソースファイルを指定する。
0で指定されたソースファイルをファイル格納部32か
ら読出し、オペレータが操作表示部12を操作すること
により編集する。
2で編集されたソースファイルが、格納時にバージョン
系列を分離すべきであるか否かを決定する。格納方法決
定部24で格納時にバージョン系列を分離するか否か
は、例えばオペレータの操作により操作表示部12を介
して予め設定される。
応動し、バージョン系列を分離しない場合には、元のソ
ースファイルのバージョンと同一バージョン系列の更新
バージョンとして、ファイル格納部32に前記編集され
たソースファイルを格納するとともに、バージョン系列
を分離する場合には、ソースファイルのバージョン系列
を分離し、元のソースファイルのバージョン系列とは異
なる新たなバージョン系列として、ファイル格納部32
に前記ソースファイルを格納させる。
ファイルを格納する際に管理情報格納部34の管理情報
を更新する。このような構成では、プログラムを構成す
る複数のソースファイルは、記憶装置16の管理情報格
納部34に格納された管理情報により、プログラムのバ
ージョン毎に管理され、プログラムの複数のバージョン
について共通のソースファイルは、重複することなく記
憶装置16のファイル格納部32に格納される。また、
ソースファイルの編集による変更時にも、前記管理情報
により、ソースファイル毎のバージョン番号の更新、共
通使用先のプログラムのバージョンについての前記管理
情報の更新、およびソースファイルのバージョン系列の
分離などを、自動的または半自動的に行うことができ
る。
の保守およびエンハンス作業が、簡略化されて、誤作業
の危険も低減するとともに、記憶装置16におけるファ
イル格納部32の格納効率が向上して、記憶装置16に
おける占有スペースを削減することができる。
ログラムモジュールのプログラムファイル(すなわち、
ファイル指定部20で指定され、ファイル編集部22で
編集され、格納処理部26により格納されるプログラム
ファイル)は、ソースプログラムのファイル(ソースフ
ァイル)に限らず、プログラムモジュールのオブジェク
トプログラムのファイル(オブジェクトファイル)であ
っても、上述と同様に管理することができる。この場
合、ファイル編集部22は、オブジェクトファイルを直
接編集してもよいが、通常オブジェクトファイルの直接
編集は容易ではないので、ディスアセンブラ、逆コンパ
イラ等によりオブジェクトファイルをソースレベルに逆
変換して、編集し、再度アセンブラ、コンパイラ等によ
りオブジェクトファイルに変換して、格納するようにし
てもよい。もちろん、プログラムモジュールのプログラ
ムファイルとして、このようなオブジェクトファイルと
ソースファイルとが混在していてもよい。
例に係るプログラム管理システムの構成を示している。
システムにおける中央処理部14および記憶装置16に
相当する部分をさらに具体的に構成したものである。図
2のプログラム管理システムは、編集処理部42、ファ
イル管理部44、管理情報管理部46、分離処理部4
8、ファイル格納部50および管理情報格納部52を備
えている。
グラムファイル、例えばソースファイルの編集を行うた
めの処理を行う。ファイル格納部50は、複数のプログ
ラムモジュールからなるプログラムの複数のバージョン
を構成する複数の前記プログラムモジュールのプログラ
ムファイル、この場合ソースファイルを格納する。
0に同一の前記プログラムモジュールを重複せずに格納
させるべく、前記プログラムのバージョン毎に、そのバ
ージョンとそのバージョンで使用する前記プログラムフ
ァイルであるソースファイルとの間連、および該ソース
ファイルの他のバージョンのプログラムとの共用関係と
を管理する管理情報を格納する。
アクセス管理を行う。すなわち、ファイル管理部44
は、ファイル格納部50に格納された前記ソースファイ
ルを読出し、且つ編集処理部42により変更されたソー
スファイルを同一バージョン系列の更新バージョンとし
てファイル格納部50に格納する。
4で読出され変更されたソースファイルをファイル格納
部50に格納する際に管理情報格納部52に格納された
前記管理情報を更新する。
読出され変更されたソースファイルをファイル格納部5
0に格納する際に、ソースファイルのバージョン系列を
分離し、ファイル管理部44および管理情報管理部46
を介して、元のソースファイルのバージョン系列とは異
なる新たなバージョン系列として、該変更されたソース
ファイルを格納させる。
システムは、同時に複数のバージョンを持つプログラム
を管理するための構成管理ツールであり、ファイル格納
部50はソースファイルを管理するための入れ物、管理
情報格納部52は、ファイル格納部50内の各実体(つ
まりある時点でのソースファイルの中身)とその実体を
利用しているバージョンとの間の関係情報である管理情
報を格納するもの、管理情報管理部46は、複数のバー
ジョンのプログラムが同一のソースファイルの実体を利
用することを可能とするために管理情報を適切に管理利
用する機構、分離処理部48は、複数のバージョンのプ
ログラムで利用されているソースファイルの実体に基づ
いて、編集処理部42による編集処理を行うだけで、特
定のバージョンのプログラムに固有のソースファイルの
実体を生成し、ソースファイル自体のバージョン系列を
分離して、新たなバージョン系列のソースファイルとし
て格納させるための機構、ファイル管理部44は、利用
者すなわちオペレータが利用したいプログラムのバージ
ョンおよびソースファイルのファイル名を編集処理部4
2を介して指定するだけで、対応するソースファイルに
アクセスすることを可能とするための機構であるという
ことができる。
格納部44には、複数のバージョンレベルのソースファ
イルを管理することの可能な履歴管理ファイルを使用す
る(例えば、先に述べたSCCSファイルを利用するこ
とができる)。
て、複数バージョンを持つプログラムのソースファイル
を管理する具体的な例について、図2のシステムの動作
を説明する。
である利用者、つまりオペレータは、どのバージョンの
プログラムのどのソースファイル(ソースファイル名)
に、どのような方法でアクセスするのかを、編集処理部
42を介して宣言する(ステップS11)。この場合の
アクセスの方法には、参照および更新がある。参照の場
合は、単にソースファイルを参照するだけであり、更新
の場合は、編集による変更を行った後に、変更されたソ
ースファイルを格納する。ファイル管理部44が、宣言
された内容に対応するソースファイルのバージョン番号
の獲得を管理情報管理部46に依頼する(ステップS1
2)。管理情報管理部46が、要求されたバージョンに
該当するソースファイルのバージョンをファイル管理部
44に通知する(ステップS13)。
従ってファイル格納部50内のソースファイルにアクセ
スする(ステップS14)。そして、先に宣言されたア
クセス方法が調べられ(ステップS15)、更新でない
場合は、対応するバージョン番号のソースファイルをフ
ァイル格納部50から取り出して(ステップS16)、
処理を終了する。
あると判定された場合には、アクセスを要求しているバ
ージョンがファイルの所有者であるか否か、すなわち管
理情報の共用元情報が「共用元:なし」であるか否かが
判定され(ステップS17)、ファイルの所有者である
場合、つまり「共用元:なし」である場合には、バージ
ョン番号を1段階増加させて、変更後のソースファイル
をファイル格納部50に格納する(ステップS18)。
次に、新たに作成したバージョン番号の情報を所有者、
つまり該当バージョンの管理情報に追加する(ステップ
S19)。さらに、管理情報管理部46を介して、当該
ソースファイルを共用しているバージョンの情報を、管
理情報格納部52の管理情報から獲得し、共用している
バージョンがあるならば、その全てのバージョンの管理
情報に、新たなバージョンの情報を追加して(ステップ
S20)、処理を終了する。
いと判定された場合、分離処理部48により、指定され
たバージョン用にソースファイルの新たなバージョン系
列を作成する(ステップS21)。そして、編集後のソ
ースファイルを、新たな系列のバージョンとして、ファ
イル格納部50に格納し(ステップS22)、管理情報
管理部46を介して当該ソースファイルの元の所有者、
つまりもとの共用元における管理情報の共用先情報を削
除し、「共用先:なし」とする(ステップS23)。次
に、やはり管理情報管理部46を介して当該バージョン
の管理情報の当該ソースファイルの共用元情報を削除
し、「共用元:なし」として(ステップS24)、処理
を終了する。
を説明する。例えば、あるプログラムがV10およびV
20の2つのバージョン番号で示される保守対象バージ
ョンを有しているとする。また、このプログラムを構成
するソースファイルのうちの“common.c”という名称の
ソースファイルは、V10およびV20の両方のバージ
ョンで共通に使用される。一方、“main.c”という名称
のソースファイルは、V10とV20とで中身が異なる
と仮定する。このような状況における各ソースファイル
の管理の方法、アクセス制御の方法を、概略について説
明する。
て、参照の便宜を図るため、図2に各項目の項目番号と
同様の符号を付して示している。 (1) V10用の“main.c”へのアクセス:この場合のア
クセス方法がすべての処理の基本である。まず、ファイ
ル管理部44は、V10利用の宣言に対応して、管理情
報管理部46を経由してV10用の管理情報にアクセス
し、対応するソースファイルの実体のレベルすなわちバ
ージョン番号が1.2 であることを知り、ファイル格納部
50の“main.c”のバージョン1.2 へのアクセスを行
う。
ファイル管理部44は、新しいバージョン1.3 を作成
し、V10用の管理情報に1.3 のバージョンに対する情
報を追加する。
ス:V10は“common.c”の所有者であるので、アクセ
スの方法は、項目(1) の場合と全く同様である。更新処
理の場合には、項目(1) の場合と相違し、新しいバージ
ョン1.3 を作成した後に、このバージョン1.3 について
の情報をV10用の管理情報へ追加すると同時に、共用
先のV20の情報をもとにしてV20用の管理情報にも
新しいバージョン1.3 の情報の追加を行う。
項目(1) のケースと全く同様の手順である。 (4) V20用の“common.c”へのアクセス:参照用のア
クセスについては、他の項目の場合のアクセスと全く同
様の手順で実現することができる。
を加える場合:資源の実体、すなわちソースファイルを
各バージョン用に分離する必要がある。ファイル管理部
44は、管理情報管理部46を介してV20においても
V10用の“common.c”を共用していることを知り、分
離処理部48に依頼して“common.c”のバージョン1.2
のソースファイルから、この修正作業後に作成されるべ
き新しいバージョン2.1 を作成する準備を行う。
ョン2.1 を作成し、V10およびV20用の管理情報を
図示のように更新する。図4では、管理情報の変更され
た個所に該当する文字部分を枠で囲んで示している。
後それぞれのバージョンのプログラムからのアクセスが
可能となる。したがって、従来のシステムでは、各バー
ジョンに対してバージョン数ぶんのソースファイルの変
更作業が必要であり、このソースファイルの変更作業を
全てのバージョンに対して実施したかどうかを管理する
必要があり、さらには、ソースファイルを格納するため
のファイル格納部50等のスペース、例えばディスクス
ペースがそのバージョン数倍だけ必要としていたのに対
し、上述した本発明に係るプログラム管理システムによ
れば、これらの全てが不要となる。なお、通常のエンハ
ンス作業を考えた場合、実際にそのバージョン独自の修
正を加えるファイルは、(もちろんエンハンスの規模に
応じて変化はするが)全ファイルの1〜2割程度以下で
あることが多いのに対し、従来のシステムは著しく効率
が悪かった。
想定した場合であっても、上述のようなプログラム管理
システムとすることにより、従来のシステムに比して、
開発者のソース変更作業は変更行数で1〜2割に、実際
の作業工数で考えた場合でも半分程度またはそれ以下に
削減することができる。必要とするディスクスペースに
ついては、2つのバージョン全体での必要量を考えた場
合、約55%に削減される。また、共用されているバー
ジョンの全て変更作業が確実に行われるため、変更の反
映ミスの発生も防止される。
納されるプログラムモジュールのプログラムファイル
は、ソースファイルに限らず、プログラムモジュールの
オブジェクトファイルであっても、上述と同様に管理す
ることができる。この場合、編集処理部42は、オブジ
ェクトファイルを直接編集してもよいが、オブジェクト
ファイルをソースレベルに逆変換して編集し、再度オブ
ジェクトファイルに変換して、格納するようにしてもよ
い。もちろん、プログラムモジュールのプログラムファ
イルとして、このようなオブジェクトファイルとソース
ファイルとが混在していてもよい。
複数バージョン間で共通のプログラムモジュールが含ま
れるプログラムに対し、プログラムのバージョンとプロ
グラムモジュールとの対応関係の管理を行って、前記共
通のプログラムモジュールの物理的な実体を単一化し、
複数のバージョンで同一のプログラムモジュールを共有
させるとともに、プログラムモジュールの変更時には、
そのプログラムモジュールのバージョンおよび前記対応
関係の管理情報を適切に修正することにより、プログラ
ムを構成するプログラムモジュールを格納する記憶媒体
の格納スペースを低減し、プログラムモジュールの変更
時の作業を簡略化することを可能とするプログラム管理
方法および装置を提供することができる。
ム管理システムの構成を示すブロック図である。
ステムの構成を示すブロック図である。
を説明するためのフローチャートである。
を説明するため、分離後のプログラムファイルおよび管
理情報を示す模式図である。
Claims (17)
- 【請求項1】 複数のプログラムモジュールからなるプ
ログラムの1以上のバージョンを構成する複数の前記プ
ログラムモジュールのプログラムファイルをファイル格
納部に格納するファイル格納ステップと、 前記ファイル格納部に同一の前記プログラムモジュール
を重複することなく格納させるべく、前記プログラムの
バージョン毎に、そのバージョンとそのバージョンで使
用する前記プログラムファイルとの間連、および該プロ
グラムファイルの他のバージョンとの共用関係とを管理
する管理情報を管理情報格納部に格納する管理情報格納
ステップと、 与えられたプログラムのバージョンおよびプログラムフ
ァイル名に基づき、前記管理情報を参照して前記ファイ
ル格納部に格納された前記プログラムファイルを指定す
るファイル指定ステップと、 前記ファイル指定ステップで、指定されたプログラムフ
ァイルを前記ファイル格納部から読出し、編集するプロ
グラム編集ステップと、 前記プログラム編集ステップで編集されたプログラムフ
ァイルが、格納時にバージョン系列を分離すべきである
か否かを決定する格納方法決定ステップと、 前記格納方法決定ステップの決定に基づいて、前記プロ
グラムファイルがバージョン系列を分離すべきでない場
合には、元のプログラムファイルのバージョンと同一バ
ージョン系列の更新バージョンとして、前記ファイル格
納部に前記編集されたプログラムファイルを格納すると
ともに、前記プログラムファイルがバージョン系列を分
離すべきである場合には、プログラムファイルのバージ
ョン系列を分離し、元のプログラムファイルのバージョ
ン系列とは異なる新たなバージョン系列として、前記フ
ァイル格納部に前記プログラムファイルを格納させる格
納処理ステップと、 前記格納処理ステップでファイルを格納する際に前記管
理情報格納部の管理情報を更新する管理情報更新ステッ
プとを有することを特徴とするプログラム管理方法。 - 【請求項2】 ファイル指定ステップは、ファイル指定
時に予めプログラムファイルの編集方法をオペレータの
操作により宣言する宣言ステップを含み、且つ格納方法
決定ステップは、前記宣言ステップの宣言内容に基づい
て格納方法を決定するステップであることを特徴とする
請求項1のプログラム管理方法。 - 【請求項3】 ファイル編集ステップは、ファイル編集
時にプログラムファイルの格納方法をオペレータの操作
により指定する指定ステップを含み、且つ格納方法決定
ステップは、前記指定ステップの指定内容に基づいて格
納方法を決定するステップであることを特徴とする請求
項1のプログラム管理方法。 - 【請求項4】 プログラムファイルは、プログラムモジ
ュールのソースプログラムであることを特徴とする請求
項1のプログラム管理方法。 - 【請求項5】 プログラムファイルは、プログラムモジ
ュールのオブジェクトプログラムであることを特徴とす
る請求項1のプログラム管理方法。 - 【請求項6】 プログラム編集ステップは、 プログラムモジュールの編集に先立ち、オブジェクトプ
ログラムをソースプログラムに逆変換する逆変換ステッ
プと、 編集後のソースプログラムをオブジェクトプログラムに
変換する変換ステップとを含むことを特徴とする請求項
5のプログラム管理方法。 - 【請求項7】 複数のプログラムモジュールからなるプ
ログラムの1以上のバージョンを構成する複数の前記プ
ログラムモジュールのプログラムファイルを格納するた
めのファイル格納手段と、 前記プログラムファイル格納手段に同一の前記プログラ
ムモジュールを重複することなく格納させるべく、前記
プログラムのバージョン毎に、そのバージョンとそのバ
ージョンで使用する前記プログラムファイルとの間連、
および該プログラムファイルの他のバージョンとの共用
関係とを管理する管理情報を格納するための管理情報格
納手段と、 与えられたプログラムのバージョンおよびプログラムフ
ァイル名に基づき、前記管理情報を参照して前記ファイ
ル格納部に格納された前記プログラムファイルを指定す
るためのファイル指定手段と、 前記ファイル指定手段で、指定されたプログラムファイ
ルを前記ファイル格納部から読出し、編集するためのプ
ログラム編集手段と、 前記プログラム編集手段で編集されたプログラムファイ
ルが、格納時にバージョン系列を分離すべきであるか否
かを決定するための格納方法決定手段と、 前記格納方法決定手段の決定に基づいて、前記プログラ
ムファイルがバージョン系列を分離すべきでない場合に
は、元のプログラムファイルのバージョンと同一バージ
ョン系列の更新バージョンとして、前記ファイル格納部
に前記編集されたプログラムファイルを格納するととも
に、前記プログラムファイルがバージョン系列を分離す
べきである場合には、プログラムファイルのバージョン
系列を分離し、元のプログラムファイルのバージョン系
列とは異なる新たなバージョン系列として、前記ファイ
ル格納部に前記プログラムファイルを格納させるための
格納処理手段と、 前記格納処理手段でファイルを格納する際に前記管理情
報格納部の管理情報を更新するための管理情報更新手段
とを具備することを特徴とするプログラム管理装置。 - 【請求項8】 ファイル指定手段は、ファイル指定時に
予めプログラムファイルの編集方法をオペレータの操作
により宣言するための宣言手段を含み、且つ格納方法決
定手段は、前記宣言手段の宣言内容に基づいて格納方法
を決定する手段であることを特徴とする請求項7のプロ
グラム管理装置。 - 【請求項9】 ファイル編集手段は、ファイル編集時に
プログラムファイルの格納方法をオペレータの操作によ
り指定するための指定手段を含み、且つ格納方法決定手
段は、前記指定手段の指定内容に基づいて格納方法を決
定するための手段であることを特徴とする請求項7のプ
ログラム管理装置。 - 【請求項10】 プログラムファイルは、プログラムモ
ジュールのソースプログラムであることを特徴とする請
求項7のプログラム管理装置。 - 【請求項11】 プログラムファイルは、プログラムモ
ジュールのオブジェクトプログラムであることを特徴と
する請求項7のプログラム管理装置。 - 【請求項12】 プログラム編集手段は、 プログラムモジュールの編集に先立ち、オブジェクトプ
ログラムをソースプログラムに逆変換するための逆変換
手段と、 編集後のソースプログラムをオブジェクトプログラムに
変換するための変換手段とを含むことを特徴とする請求
項11のプログラム管理装置。 - 【請求項13】 複数のプログラムモジュールからなる
プログラムの複数のバージョンを構成する複数の前記プ
ログラムモジュールのプログラムファイルを格納するた
めのファイル格納部と、 前記ファイル格納部に同一の前記プログラムモジュール
を重複せずに格納させるべく、前記プログラムのバージ
ョン毎に、そのバージョンとそのバージョンで使用する
前記プログラムファイルとの間連、および該プログラム
ファイルの他のバージョンとの共用関係とを管理する管
理情報を格納するための管理情報格納部と、 前記ファイル格納部に格納された前記プログラムファイ
ルを読出し、且つ変更された前記プログラムファイルを
同一バージョン系列の更新バージョンとして前記ファイ
ル格納部に格納するためのファイル管理部と、 前記ファイル管理部で読出され変更されたプログラムフ
ァイルを前記ファイル格納部に格納する際に前記管理情
報を更新するための管理情報管理部と、 前記ファイル管理部で読出され変更されたプログラムフ
ァイルを前記ファイル格納部に格納する際にプログラム
ファイルのバージョン系列を分離し、元のプログラムフ
ァイルのバージョン系列とは異なる新たなバージョン系
列としてプログラムファイルを格納させるための分離処
理部とを具備することを特徴とするプログラム管理装
置。 - 【請求項14】 ファイル格納部は、プログラムファイ
ルとしてプログラムモジュールのソースファイルを格納
するための手段であることを特徴とする請求項13のプ
ログラム管理装置。 - 【請求項15】 ファイル格納部は、プログラムファイ
ルとしてプログラムモジュールのオブジェクトファイル
を格納するための手段であることを特徴とする請求項1
3のプログラム管理装置。 - 【請求項16】 ファイル格納部は、プログラムファイ
ルとしてプログラムモジュールのソースファイルおよび
オブジェクトファイルを混在して格納するための手段で
あることを特徴とする請求項13のプログラム管理装
置。 - 【請求項17】 ファイル管理部を介してオペレータに
よりプログラムファイルの編集を行うための編集処理部
をさらに含むことを特徴とする請求項13のプログラム
管理装置。
Priority Applications (2)
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