JP2003280902A - マイコンロジック開発システム及びそのプログラム - Google Patents

マイコンロジック開発システム及びそのプログラム

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JP2003280902A JP2002083713A JP2002083713A JP2003280902A JP 2003280902 A JP2003280902 A JP 2003280902A JP 2002083713 A JP2002083713 A JP 2002083713A JP 2002083713 A JP2002083713 A JP 2002083713A JP 2003280902 A JP2003280902 A JP 2003280902A
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/30Creation or generation of source code
    • G06F8/36Software reuse

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、車両に搭載された複数の電子制御
ユニット(ECU)のアプリケーションを元にロジック
開発でき、各アプリケーションに含まれるファイルを識
別できるマイコンロジック開発システム及びそのプログ
ラムを提供する。 【解決手段】 複数のマイコン用アプリケーション1及
び2をマイコンロジック開発装置3に、開発ソフトウエ
アとして格納する。アプリケーション1及び2に含まれ
るファイルの各々のファイル名に、当該ファイルを各ア
プリケーション間で識別できる識別子を付与する。アプ
リケーション間で同一のファイルに対し、重複読込みを
回避して格納する。制御対象装置8の情報に基づいて開
発したソフトウエアを、量産ECUの一つのアプリケー
ションとして出力する場合、識別子を残したままとし、
該ソフトウエアを複数のECU用のアプリケーションに
分割して出力する場合、各ファイル名に付与された識別
子を削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイコンのロジッ
ク開発を行うためのロジック開発システム及びそのプロ
グラムに関連し、特に、複数の電子制御ユニット(EC
U)に格納されたアプリケーションを元にしてロジック
開発を実行するとき、各アプリケーションに含まれるフ
ァイルを識別できるようにしたマイコンロジック開発シ
ステム及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車、電車等の車両におけ
る種々の制御について、コンピュータを利用した電子化
がなされている。この様な状況において、電子制御機器
の制御、例えば、電子制御ユニット(ECU)によって
制御されるエンジンの制御は、排気ガス規制等の法規要
求、及びマイクロコンピュ―タ(以降、マイコンとい
う)の性能向上に応じた性能向上を図るため、次々と改
良を加える必要がある。
【0003】そこで、現状のECUの性能に先行して、
新しいロジックを開発しているのが現状である。このた
め、先行ロジックは、性能向上が見込まれる次期マイコ
ンがターゲットとなることが多い。また、先行ロジック
に必要とされる性能から性能の向上した次期マイコンの
選定が行われている。
【0004】ところで、性能の向上した次期マイコンを
組み込んだECUは実在しないため、前述の先行ロジッ
クは、多くの場合は現状のマイコンをベースにして開発
が行われる。しかし、現状のマイコンを組み込んだEC
Uを用いて先行ロジックの開発を行う場合には、(1)
マイコンのCPUの処理能力が不足している、(2)マ
イコンのメモリの容量が足りない、(3)周辺リソース
が足りない、(4)次期ECUを開発して製作する迄に
時間がかかるというような問題点があった。
【0005】そして、このような問題点の存在により、
次期マイコンの開発が遅れ、この次期マイコンを組み込
んだECUで制御される電子制御機器に関する新製品の
開発に支障をきたしていた。
【0006】なお、現状の電子制御機器に組み込まれる
組込み用マイコンは、電子制御機器のコストを低く抑え
るために、現状のシステムに最適な仕様でCPU性能、
及び周辺機器が選択されており、さらに、CPUやマイ
コン周辺リソースが1つのパッケージの中に組み込まれ
ているため、それぞれの機能変更はマイコンを変更しな
い限り、不可能である。
【0007】また、組込み用マイコンのロジックの開発
を行うためには、CPU機能に対しては先行ロジックを
処理するのに必要な処理性能が必要であり、マイコン周
辺リソースには先行システムに合わせたリソースを確保
する必要があった。さらに、新たなマイコンの開発を行
う度に、マイコンに合わせてECUを製作する必要があ
った。
【0008】そこで、このような先行ロジックの開発に
伴う問題に対処でき、CPU機能に対しては先行ロジッ
クを処理するために必要な処理性能を確保し、マイコン
周辺リソースに対しては、先行システムに合わせたリソ
ースを確保することができて、先行ロジックを実現する
ことができる組込み用マイコンを短時間で開発すること
が可能であると共に、繰り返し利用することが可能なマ
イコンのロジック開発装置が開発されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この様なマイコンロジ
ック開発装置において、先行ロジックを実現することが
できる組込み用マイコンを開発する際には、例えば、自
動車に搭載された実際のエンジン制御用ECUのアプリ
ケーションを利用して、先行ロジックを開発することが
ある。この場合には、古い、ベースとなるソフトをマイ
ナーチェンジして新しいソフトを作成するというような
開発手法を採用しており、開発の元となる実際のベース
ECUのアプリケーションをロジック開発装置にインス
トールしている。
【0010】このインストールされた開発元となるベー
スECUのアプリケーションのみをインストールしてロ
ジック開発する場合には、当該アプリケーションに含ま
れるファイルの関数や変数が開発によって、ロジックが
変更されても、それらのファイル名は、開発前後におい
て1対1の関係が維持され、それらの開発された関数や
変数のファイルは、そのまま開発アプリケーションに含
めることができる。
【0011】しかし、例えば、あるエンジン制御用EC
Uの新しいアプリケーションを開発しようとしたとき、
実際に使用されているベースECUのアプリケーション
と他のベースECUのアプリケーションとを統合すると
か、あるいは、他のベースECUのアプリケーションを
利用して当該アプリケーションをバージョンアップした
い場合などがある。
【0012】この様なとき、ロジック開発装置には、複
数のベースECUのアプリケーションをインストールし
なければならない。しかしながら、これらのアプリケー
ションには、種々の関数や変数のファイルが多く含ま
れ、それらのファイルには、各アプリケーション間にお
いて、グローバルなものや、あるいは、ローカルなもの
が混在している。ここで、ローカルな関数や変数のファ
イルについては、インストールされたときに問題となら
ない。ところが、グローバルな関数や変数のファイルが
含まれている場合には、この関数や変数のファイル名が
同じであると、インストールされた際に重複することに
なり、コンピュータ処理上の不具合が生じる。
【0013】この複数のアプリケーションを、ロジック
開発装置にインストールしたとき、この不具合を解消す
るために、従来においては、これらのファイルを識別で
きるように、オペレータが手作業によって、各ファイル
に識別情報を付与していた。そのため、多大な労力を要
するという問題があった。しかも、手作業による入力ミ
スを招来することになり、ソフトウエアの変更は重大な
問題となる。
【0014】また、当該アプリケーションに対するロジ
ック開発が終了した後において、製品となる量産ECU
に該アプリケーションをロードさせるとき、ロジック開
発装置内のメモリに格納されているアプリケーション
を、再び複数のアプリケーションに分割して出力する場
合など、ロジック開発後では不要となった識別情報を手
作業で削除しなければならなかった。この削除作業も、
煩わしいものとなっていた。
【0015】そこで、本発明では、アプリケーションの
ロジック開発する際に、ベースECUに係る複数のアプ
リケーションに含まれる関数や変数のファイルに対し
て、各アプリケーションに関わる識別情報を自動的に付
与してインストールでき、開発したアプリケーションを
出力する際には、必要に応じて識別情報が削除されるよ
うにしたマイコンロジック開発システム及びその開発プ
ログラムを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】以上の問題点に鑑み、本
発明では、複数の既存アプリケーションを利用してロジ
ック開発を行うマイコンのロジック開発システムにおい
て、読み込まれる複数のマイコン用アプリケーションに
含まれるデータを識別できる識別情報を付与する識別付
与手段と、前記各アプリケーションを開発ソフトウエア
として格納する格納手段と、前記ソフトウエアに対する
ロジック開発を実行するロジック開発手段と、ロジック
開発された前記ソフトウエアを前記アプリケーションと
して出力する出力手段とを備えた。
【0017】そして、前記識別付与手段は、前記アプリ
ケーションに含まれるデータの各々のデータ名に、当該
ファイルを各アプリケーション間で識別できる識別子を
付与することとする。前記アプリケーションの各々に含
まれる同一データ名のデータを識別できる識別子を当該
データ名に付与し、前記アプリケーションに含まれる共
有データに対して識別子を付与しないこととした。
【0018】さらに、前記格納手段は、前記アプリケー
ション間で同一のデータに対して、重複読込みを回避し
て格納し、前記共有データに対しては、重複読込みを回
避して格納するようにした。
【0019】前記出力手段は、格納されている前記ソフ
トウエアを一つのアプリケーションとして出力し、ある
いは、格納されている前記ソフトウエアを複数のアプリ
ケーションに対応して分割出力する場合にあっては、各
データ名に付与された識別子を削除することとした。
【0020】そして、前記アプリケーションに含まれる
データは、関数、変数、又は、関数及び/又は変数を含
むファイルであるとし、さらに、前記アプリケーション
は、車両に搭載される電子制御ユニットのマイコン用で
あることを特徴とした。
【0021】また、以上に述べたマイコンロジック開発
システムによる機能をコンピュータに実行させるマイコ
ンロジック開発プログラムとした。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明のロジック開発シス
テムの実施形態について、図を参照して説明する。
【0023】図1は、本実施形態によるロジック開発シ
ステムを適用した具体例を示している。この具体例で
は、ロジック開発すべき元となるアプリケーションが、
車両、例えば、自動車に搭載されているECU内に使用
されている場合を示している。同図では、自動車1に搭
載されている複数のECUのうち、例示的に、2つのE
CU、ECU1とECU2が自動車1に搭載されている
状態を示している。
【0024】ECU1とECU2は、自動車1のエンジ
ン2がマウントされているエンジンルームに搭載され
る。また、図1には、本実施形態で使用するマイコンの
ロジック開発装置3が示されている。このマイコンのロ
ジック開発装置3によると、同図に示すように、自動車
1に搭載されたECU1及びECU2と各制御機器とを
接続するコネクタを外し、接続コード3A及び3Bによ
って、ロジック開発装置3に備えられたコネクタと、各
ECUのコネクタとを直接接続して使用することができ
る。
【0025】なお、図1では、自動車1に搭載されたE
CUを2つ接続した場合を示したが、該ECUが、1つ
でも、あるいは、2以上の複数であってもよい。
【0026】符号4は、マイコンのロジック開発装置3
の状態をモニタするための表示器であり、符号5は、マ
イコンのロジック開発装置3に係る設定・変更など、該
装置を操作する入力装置としてのキーボードである。
【0027】本実施形態のマイコンのロジック開発装置
3は、このように自動車1に直接接続して使用すること
ができる他に、パーソナルコンピュータ7の制御によっ
て動作して、自動車の色々な運転状況を擬似的に発生す
ることができる。自動車1の運転状況発生装置6を接続
することにより、自動車1が無い状態でも、例えば、電
子制御式燃料噴射用(EFI)、電子制御式トランスミ
ッション用(ECT)などの組み込みマイコンのロジッ
ク開発を実行することができる。
【0028】図2は、開発の元となるベースECU1と
ベースECU2に内蔵されるアプリケーションを、ロジ
ック開発装置3にインストールする様子の概要を示し
た。ベースECU1に、アプリケーション1が、そし
て、ベースECU2に、アプリケーション2がそれぞれ
格納されているとする。そこで、これらのアプリケーシ
ョン1及び2を元にしてロジック開発したアプリケーシ
ョンを作成するため、マイコンロジック装置3に、ロジ
ック開発されるソフトとしてインストールされる。
【0029】ロジック開発装置3では、インストールさ
れたアプリケーション1及び2を利用し、ECUで制御
される制御対象装置8との制御情報に基づいて、ロジッ
ク開発が行われる。この制御対象装置8は、実際に自動
車1に搭載された制御対象機器であっても、あるいは、
運転状況発生装置6によってもよい。
【0030】ロジック開発装置3でロジック開発が終了
したならば、開発されたソフトを、製品となる量産EC
Uに出力する。この量産ECUには、制御対象に応じた
ロジック開発済みの新しいアプリケーション3が格納さ
れることになる。
【0031】図2では、アプリケーション1及び2をイ
ンストールし、これらをマイコンロジック開発装置3の
ソフトウエアとしたが、一つのアプリケーションをイン
ストールして、装置3のソフトウエアとしてロジック開
発を行い、量産ECU用の単一の新アプリケーション3
とすることもできる。また、複数のアプリケーションを
インストールし、これらを統合した量産ECU用の新ア
プリケーション3として出力でき、あるいは、再び、複
数の新アプリケーション31及び32に分割して、それ
ぞれ量産ECU1と量産ECU2とに出力することもで
きる。
【0032】本実施形態のマイコンのロジック開発シス
テムにおける全体的な処理手順の概要は、以上のとおり
である。ここで、開発の元となるアプリケーションを、
このシステムに提供するベースECUについて説明す
る。その概略ブロック構成を、図3に示した。
【0033】図3において、ECUを符号10で示し
た。このECU10は、組込み用マイコン11と、ドラ
イバによって構成されるECU入出力回路12とを有し
ている。さらに、ECU10には、ECUコネクタ13
が備えられており、ECU10が、自動車1内の制御対
象機器とケーブルを介して接続される。
【0034】また、組込み用マイコン11の中におい
て、メモリに格納されていて、CPUによって読み出さ
れて実行されるソフトウエア14が、メモリに格納され
ている。図3では、ソフトウエア14として、エンジン
制御アプリケーション(図中には、「ENG制御アプ
リ」と記載)が格納されている例を示している。さら
に、マイコン周辺リソース15が備えられ、ソフトウエ
ア14が、内部バスによって、マイコン周辺リソース1
5と相互にデータの送受信を行うことができる。
【0035】この様に構成されたECU10において、
自動車の運転状態を表す各センサやスイッチ類からの信
号が、ECU入出力回路12で取り込まれる。ECU入
出力回路12で入力信号が信号処理され、組込み用マイ
コン11に入力される。入力された信号は、マイコン周
辺リソース15における入力系の周辺リソースでCPU
値に変換され、演算部にあるメモリとCPUでは、入力
信号から車両状態が検出され、車両状態に応じた出力要
求信号が作成される。
【0036】この出力要求信号は、マイコン周辺リソー
ス15における出力系の周辺リソースで出力信号に変換
され、組込み用マイコン10から出力される。ECU入
出力回路12のドライバは、この出力信号に従って、自
動車に装備された各アクチュエータを駆動し、各アクチ
ュエータによって制御対象機器が制御される。
【0037】以上の様に構成されたECUに格納されて
いるアプリケーションを元にしてロジック開発するロジ
ック開発システムの構成について、図4を参照して説明
する。同図には、ロジック開発システムで使用される装
置の概略ブロック構成を示した。
【0038】図4では、実際に自動車に搭載されている
ECUに格納されているアプリケーションに置き換え
て、新しいアプリケーションをロジック開発する本実施
形態に係るマイコンのロジック開発装置3の構成が示さ
れている。このロジック開発装置3は、マザーボード2
1、コアボード22、及びIFボード23の3つのボー
ドから構成されている。
【0039】マザーボード21とコアボード22が、図
3に示されたECU10における組込み用マイコン11
に対応するものであり、IFボード23が、ECU10
のECU入出力回路13に対応するものである。そし
て、マザーボード21とコアボード22とは、高速のバ
スインタフェースであるPCIバスで接続されている。
【0040】マザーボード21には、メモリに格納さ
れ、CPUによって読み出されてロジック開発に使用さ
れるソフトウエア25(図4では、ENG制御アプリが
格納されている例を示す)と、PCIバスを通じて通信
を行うためのPCI通信ソフトウエア26が設けられて
いる。PCIバスを用いたPCI通信処理は、擬似マイ
コン周辺リソース28と送受信するデータを、PCIバ
スに載せる通信処理である。このマザーボード21に
は、次期の新しいECUを開発するに当たって、次期E
CUの先行ロジックの開発に耐え得る演算性能、メモリ
容量を備えておくことが重要である。
【0041】なお、例えば、現状におけるエンジン制御
用アプリケーションを見ると、このアプリケーションを
実行するマイコンの性能は、CPU周波数が66MHz
程度であり、メモリ容量が256Kバイト程度であれば
よいので、現在市販されているようなパソコン等に用い
られている汎用のものを用いれば、十分すぎる性能であ
るといえ、長期間にわたって何度でも使用することが可
能となる。
【0042】また、コアボード22には、CPUとメモ
リが含まれ、前述のPCIバスと通信を行うためのPC
I通信ソフト27と、組込み用マイコン11のマイコン
周辺リソース15に対応する擬似マイコン周辺(FPG
A:Field Programmable Gate array)28とが備えら
れ、PCI通信ソフト27と、擬似マイコン周辺28と
は、内部バスで相互にデータの送受信が行われる。
【0043】IFボード23には、ECU10のECU
入出力回路12に対応するECU入出力回路29が備え
られ、さらに、コネクタ24が設けられている。ECU
入出力回路29は、標準回路ブロック単位で独立させ、
その組み合わせで横成し、入出力回路の変更に対して柔
軟に対応できるようになっている。コネクタ24は、1
以上のECU1又は2のECUコネクタ13と直接に、
あるいは、ケーブル3A又は3Bのプラグを介して1以
上のECU1又は2と接続される。
【0044】以上のような構成によるマイコンのロジッ
ク開発システムによると、CPU機能に対しては、新規
のロジックや次期のロジックを処理するために必要な処
理性能が確保され、マイコン周辺リソースに対しては、
次期システムに合せたリソースを確保できるので、新規
のロジックや次期のロジックを実現する組込み用マイコ
ンのアプリケーションを、短時間で、しかも、簡単に開
発することができる。そして、ECUのアプリケーショ
ン開発に際しては、繰り返し利用でき、開発コストが低
減される。
【0045】次に、これまで説明してきたロジック開発
システムによって、図1に示されるように、自動車1に
搭載されているECU1及びECU2にそれぞれ格納さ
れているアプリケーションを元にして、新規のロジック
や次期のロジックを開発する処理手順について、図5及
び図6を参照して説明する。
【0046】上述のロジック開発システムでロジック開
発する際には、例えば、自動車1に搭載されているEC
U1及びECU2をベースECUとして利用し、各EC
Uに格納されているアプリケーションを、システム内の
メモリにインストールする。このインストールされるE
CUのアプリケーションに関するファイル構成を、図5
に示した。
【0047】図5(a)には、ベースECU1のソフト
ウエア14に格納されているアプリケーション1のファ
イル構成を示した。アプリケーション1は、大きく分け
て、制御ソフト1、共有ヘッダ、固有ヘッダ1の各ファ
イルを含んでいる。図5(a)では、アプリケーション
1が、例えば、電子制御式燃料噴射用(EFI)のEC
Uに用いられている場合を示している。
【0048】制御ソフト1には、電子制御するために必
要とする演算を実行する関数として、「speed()」、「i
njector()」が含まれている。さらに、アプリケーショ
ン1には、アプリケーションに含まれるファイルを管理
するためのヘッダファイルが含まれており、このヘッダ
ファイルは、共有のものと固有のもとに分けられ、共有
ヘッダには、関数として、「div()」、「map()」が、そ
して、変数として、「x」、「y」が含められ、また、
固有ヘッダ1には、関数として、「speed()」、「injec
tor()」が、そして、変数として、「spd」、「inj」が
含められている。なお、実際のECUに格納されるアプ
リケーションには、さらに多くのファイルが含まれる
が、図5では、説明を簡単化するために、例示したもの
である。
【0049】一方、図5(b)に、ベースECU2のソ
フトウエア14に格納されているアプリケーション2の
ファイル構成を示した。ここでは、例えば、電子制御式
トランスミッション用(ECT)のECUに用いられて
いる例を示している。なお、アプリケーション2におい
ても、大きく分けて、制御ソフト2、共有ヘッダ、固有
ヘッダ2の各ファイルを含んでいることは、アプリケー
ション1の場合と同様である。
【0050】ただ、制御ソフト2では、制御対象によっ
て演算すべき関数が、アプリケーション1の場合と異な
り、「speed()」、「clutch()」が含まれる。また、共
有ヘッダに関しては、どのアプリケーションでも共通す
るファイルが含められているので、アプリケーション2
の共有ヘッダの内容は、アプリケーション1の共有ヘッ
ダと同じである。そして、固有ヘッダ2のファイルは、
アプリケーション2に固有なものであり、関数として、
「speed()」、「clutch()」が、そして、変数として、
「spd」、「clt」が含められている。図5(b)でも、
アプリケーション2に係る関数や変数について、一例を
示したに過ぎず、実際のアプリケーションには、さらに
複数のファイルが含まれている。
【0051】次に、図5に示されるベースECUに格納
されているアプリケーション1及び2を元にして、図2
に示されるように、新規なロジックや次期のロジックを
実現できる新しいアプリケーション3を開発するため
に、アプリケーション1及び2をロジック開発装置3の
ソフトウエアとしてインストールする処理について説明
する。そのインストールした状態を、図6に示した。
【0052】図5(a)に示される実ECU1に格納さ
れているアプリケーション1と、同(b)に示された実
ECU2に格納されたアプリケーション2とが、ロジッ
ク開発装置3のソフトウエアとしてインストールされて
いる。各アプリケーションのファイル構成と同様に、制
御ソフト3、共有ヘッダ3、そして、固有ヘッダ3にそ
れぞれ対応するファイルが格納される。
【0053】このとき、図5(a)及び(b)に示され
たアプリケーション1及び2をそのままインストールし
てしまうと、例えば、制御ソフトに含まれる関数につい
て見ると、関数speed()は、双方のアプリケーションに
含まれているため、ファイル名「speed()」が重複して
格納されることになる。しかし、ファイル内容が異なる
のに、ファイル名が同じであると、どのアプリケーショ
ンに関わるファイルであるか区別ができず、コンピュー
タ処理上不具合が生ずる。固有ヘッダ内のファイルに関
しても、同様の問題がある。
【0054】また、共有ヘッダに格納された全てのファ
イルは、全てのアプリケーションにおいて共通して使用
され、同じ動作をするので、アプリケーション間で同じ
関数や変数は全て同じである。そのため、これらをイン
ストールすると、重複して読み込まれることになり、無
駄なファイルが存在することになる。
【0055】そこで、本実施形態によるロジック開発シ
ステムでは、インストールされるアプリケーションに含
まれる各ファイルに対して、全く同一で重複するファイ
ルについては、どれか一つを読み込むようにし、あるい
は、ファイル名が重複して読み込まれたファイルについ
ては、どのアプリケーションに含まれていたファイルで
あるのかを識別する識別情報をファイル名に付与するよ
うにした。
【0056】先ず、重複するファイルについて、どれか
一つを読み込む場合について説明する。アプリケーショ
ン1及び2をインストールするとき、双方の共有ヘッダ
に格納されたファイルは、全て同一であることが、分か
っているので、例えば、アプリケーション1を先にイン
ストールした場合には、アプリケーション2の共有ヘッ
ダに係るファイルの読み込みを自動的に阻止することが
できる。
【0057】あるいは、ロジック開発装置3に接続され
ている表示器4の画面に、インストールするファイル名
を、アプリケーション毎に一覧表示し、さらに、各ファ
イル名の先頭にチェックボックスを設けるようにする。
共有ヘッダに係る重複するファイル名を、このチェック
ボックスのオン・オフによって選択し、重複ファイルの
読み込みを回避し、一つのファイルを読み込むようにし
てもよい。
【0058】図6では、各アプリケーションの共有ヘッ
ダに係る共通ファイルについて、重複読み込みが無い状
態で、ロジック開発装置3のソフトウエア25の一部と
して格納された様子が示されている。
【0059】次に、ファイル名が重複して読み込まれた
ファイルについては、どのアプリケーションに含まれて
いたファイルであるのかを識別する場合について説明す
る。この場合には、アプリケーションの制御ソフト及び
固有ヘッダに係る各ファイルに対しては、インストール
された後においてどのアプリケーションのファイルかが
識別できる識別子を、当該ファイル名の先頭に自動的に
付与するようにする。
【0060】例えば、アプリケーション1に含まれてい
る関数speed()であれば、アプリケーション1に係るも
のであると識別できる識別子「app1」を、ファイル名の
先頭に付与して、ファイル名「app1_speed()」とする。
また、アプリケーション2に含まれている関数speed()
には、アプリケーション2に係るものであると識別でき
る識別子「app2」を、ファイル名の先頭に付与して、フ
ァイル名「app2_speed()」とする。
【0061】このようにして、各々のファイルに識別子
が付与されて、アプリケーション1及び2の各ファイル
がアプリケーション3として、ロジック開発装置3のソ
フトウエア25に格納された状態が、図6に示されてい
る。なお、図6では、共有ヘッダに格納されているファ
イル以外の全てのファイルに対して、識別子を付与した
が、全てに対して付与するのではなく、ファイル名が重
複しているファイルだけに付与するようにしてもよい。
【0062】上述した識別子は、インストール時に自動
的に付与されるようにしたが、ロジック開発装置3に接
続されている表示器4の画面に、インストールするファ
イル名を、アプリケーション毎に一覧表示し、その表示
されている各ファイル名の先頭にチェックボックスを設
け、このチェックボックスのオン・オフによって、識別
子を付与するかどうかを選択するようにしてもよい。な
お、識別子としては、メモリ中のフォルダ名や、ロジッ
ク開発のプロジェクト名など、機種固有の識別情報を選
択してピックアップすることができる。
【0063】次に、ベースECU1とベースECU2の
各アプリケーションが、ロジック開発装置3のソフトウ
エア25にインストールされた後、インストールされた
各アプリケーションを元にして、新規のロジック又は次
期ロジックが開発される。この開発によって、各アプリ
ケーションに含まれたファイルの内容である関数又は変
数が変更されたが、以降の処理において、各々のファイ
ル名は、識別子が付与されたままで使用されることにな
る。
【0064】ここで、図2で示したように、開発が終了
した各ファイルは、製品となる新しい量産ECU用のア
プリケーションとして組み込まれ、ECU入出力回路2
9を介して出力され、量産ECUに格納される。この出
力形態について、同図を参照して、一つのアプリケーシ
ョンをインストールして、量産ECU用の単一の新アプ
リケーション3とする場合、複数のアプリケーションを
インストールして、これらを統合して量産ECU用の一
つの新アプリケーション3とする場合、複数のアプリケ
ーションをインストールし、再び、分割して複数の新ア
プリケーション31及び32とする場合などがあること
について上述した。
【0065】そこで、これらの場合に関して、ファイル
名に付与された識別子の取り扱いについて説明する。な
お、一つのアプリケーションをインストールして、量産
ECU用の単一の新アプリケーション3とする場合に
は、ロジック開発されたファイルをそのまま量産ECU
に出力すればよいので、ロジック開発の都合上、各ファ
イル名に、識別子が付与されたとしても、出力の際に、
識別子の存在が問題となることは無い。
【0066】また、複数のアプリケーションをインスト
ールして、これらを統合して量産ECU用の一つの新ア
プリケーション3とする場合には、ファイル名が重複す
るファイルに対して、識別子が付与されるが、統合後に
おいても、同一ファイル名が存在すると、不都合が発生
することになるので、識別子を削除することなく、識別
子が付与されたファイル名をそのまま使用する。その識
別子が、ロジック開発の履歴を表すことにもなる。
【0067】一方、複数のアプリケーション1及び2を
インストールし、再び、分割して複数の新アプリケーシ
ョン31及び32とする場合においても、ファイル名が
重複するファイルに対して、識別子が付与されるが、ソ
フトウエア25に格納されている各ファイルが量産EC
Uのアプリケーションとして出力されるとき、この識別
子に従って、各ファイルを対応するアプリケーションに
分割できる。
【0068】ただ、分割された各ファイルが所定の対応
アプリケーションに格納された後においては、当該識別
子がファイル名として残っていても、格別な支障が無い
が、識別子付与によってファイル名が長くなることでも
あり、また、新アプリケーション内において無用なもの
であるので、この場合には、各ファイル名から識別子を
自動的に削除し、元のファイル名に戻った各ファイル
を、量産ECU1及び2の新アプリケーション31及び
32に格納する。
【0069】以上の様に、本実施形態によるマイコンロ
ジック開発システムでは、1以上のECUに格納されて
いる各アプリケーションを元にしてロジック開発をする
とき、全く同一のファイルに対しては、重複読み込みを
回避させ、また、重複するファイル名のファイルに対し
ては、識別子を付与したファイル名で読み込むようにし
た。さらに、ロジック開発されたソフトウエアから、量
産ECUのアプリケーションとして出力する際に、付与
された識別子が該アプリケーション内で無用となる場合
には、当該識別子を自動削除するようにした。
【0070】また、本実施形態によるマイコンロジック
開発システムは、ロジック開発装置に組み込まれてお
り、コンピュータが実行するプログラムに従って動作す
るものである。
【0071】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、マイコン
ロジック開発システムを一台のロジック開発装置に組み
込み、複数のCPUに係るアプリケーションを元にし
て、新規のロジック又は次期ロジックを開発した新しい
アプリケーションとして簡単に出力できる。そして、開
発の元となる複数のアプリケーションの装置へのインス
トールでは、重複ファイルの読み込みを回避でき、しか
も、重複ファイル名のファイルを識別して読み込めるよ
うになったので、インストール時にアプリケーションソ
フトの手直しによる変更を必要としなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】ECUのロジックを開発する場合における本発
明によるマイコンロジック開発システムを適用した全体
構成を説明する図である。
【図2】ロジック開発装置を利用して、ベースECUに
基づいて量産ECUを開発する構成を説明する図であ
る。
【図3】ベースECUの内部における概略構成を説明す
る図である。
【図4】マイコンのロジック開発装置の内部における概
略構成を説明する図である。
【図5】ベースECUに搭載されているアプリケーショ
ンの具体例について説明する図である。
【図6】複数のソフトをインストールした際に、各アプ
リケーションに含まれる関数及び変数を識別する様子を
説明する図である。
【符号の説明】
1…自動車 2…エンジン 3…ロジック開発装置 4…表示器 5…キーボード 6…運転状況発生装置 7…パソコン 8…制御対象装置 10…ECU 11…組込み用マイコン 12…ECU入出力回路 13…ECUコネクタ 14、25…ソフトウエア 15…マイコン周辺リソース 21…マザーボード 22…コアボード 23…IFボード 24…コネクタ 26、27…PCI通信ソフト 28…擬似マイコン装置 29…入出力回路

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み込まれる複数のマイコン用アプリケ
    ーションに含まれるデータを識別できる識別情報を付与
    する識別付与手段と、 前記各アプリケーションを開発ソフトウエアとして格納
    する格納手段と、 前記ソフトウエアに対するロジック開発を実行するロジ
    ック開発手段と、 ロジック開発された前記ソフトウエアを前記アプリケー
    ションとして出力する出力手段とを有するマイコンロジ
    ック開発システム。
  2. 【請求項2】 前記識別付与手段は、前記アプリケーシ
    ョンに含まれるデータの各々のデータ名に、当該データ
    を各アプリケーション間で識別できる識別子を付与する
    ことを特徴とする請求項1に記載のマイコンロジック開
    発システム。
  3. 【請求項3】 前記識別付与手段は、前記アプリケーシ
    ョンの各々に含まれる同一データ名のデータを識別でき
    る識別子を当該データ名に付与することを特徴とする請
    求項2に記載のマイコンロジック開発システム。
  4. 【請求項4】 前記識別付与手段は、前記アプリケーシ
    ョンに含まれる共有データに対して識別子を付与しない
    ことを特徴とする請求項3に記載のマイコンロジック開
    発システム。
  5. 【請求項5】 前記格納手段は、前記アプリケーション
    間で同一のデータに対して、重複読込みを回避して格納
    することを特徴とする請求項1に記載のマイコンロジッ
    ク開発システム。
  6. 【請求項6】 前記格納手段は、前記共有データに対し
    て、重複読込みを回避して格納することを特徴とする請
    求項4に記載のマイコンロジック開発システム。
  7. 【請求項7】 前記出力手段は、格納されている前記ソ
    フトウエアを一つのアプリケーションとして出力するこ
    とを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    マイコンロジック開発システム。
  8. 【請求項8】 前記出力手段は、格納されている前記ソ
    フトウエアを複数のアプリケーションに対応して分割出
    力する場合、各データ名に付与された識別子を削除する
    ことを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載
    のマイコンロジック開発システム。
  9. 【請求項9】 前記アプリケーションに含まれるデータ
    は、関数、変数、又は、関数及び/又は変数を含むファ
    イルであることを特徴とする請求項1乃至8にいずれか
    一項に記載のマイコンロジック開発システム。
  10. 【請求項10】 前記アプリケーションは、車両に搭載
    される電子制御ユニットのマイコン用であることを特徴
    とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載のマイコン
    ロジック開発システム。
  11. 【請求項11】 読み込まれる複数のマイコン用アプリ
    ケーションに含まれるデータを識別できる識別情報を付
    与する付与ステップと、 前記各アプリケーションを開発ソフトウエアとして格納
    する格納ステップと、 前記ソフトウエアに対するロジック開発を実行する開発
    ステップと、 ロジック開発された前記ソフトウエアを前記アプリケー
    ションとして出力する出力ステップとをコンピュータに
    実行させるためのマイコンロジック開発プログラム。
  12. 【請求項12】 前記付与ステップにおいて、前記アプ
    リケーションに含まれるデータの各々のデータ名に、当
    該データを各アプリケーション間で識別できる識別子を
    付与することを特徴とする請求項11に記載のマイコン
    ロジック開発プログラム。
  13. 【請求項13】 前記付与ステップにおいて、前記アプ
    リケーションの各々に含まれる同一データ名のデータを
    識別できる識別子を当該データ名に付与することを特徴
    とする請求項12に記載のマイコンロジック開発プログ
    ラム。
  14. 【請求項14】 前記付与ステップにおいて、前記アプ
    リケーションに含まれる共有データに対して識別子を付
    与しないことを特徴とする請求項13に記載のマイコン
    ロジック開発プログラム。
  15. 【請求項15】 前記格納ステップにおいて、前記アプ
    リケーション間で同一のデータに対して、重複読込みを
    回避して格納することを特徴とする請求項11に記載の
    マイコンロジック開発プログラム。
  16. 【請求項16】 前記格納ステップにおいて、前記共有
    データに対して、重複読込みを回避して格納することを
    特徴とする請求項14に記載のマイコンロジック開発プ
    ログラム。
  17. 【請求項17】 前記出力ステップにおいて、格納され
    ている前記ソフトウエアを一つのアプリケーションとし
    て出力することを特徴とする請求項11乃至16のいず
    れか一項に記載のマイコンロジック開発プログラム。
  18. 【請求項18】 前記出力ステップにおいて、格納され
    ている前記ソフトウエアを複数のアプリケーションに対
    応して分割出力する場合、各データ名に付与された識別
    子を削除することを特徴とする請求項12乃至16のい
    ずれか一項に記載のマイコンロジック開発プログラム。
  19. 【請求項19】 前記アプリケーションに含まれるデー
    タは、関数、変数、又は、関数及び/又は変数を含むフ
    ァイルであることを特徴とする請求項11乃至18にい
    ずれか一項に記載のマイコンロジック開発プログラム。
  20. 【請求項20】 前記アプリケーションは、車両に搭載
    される電子制御ユニットのマイコン用であることを特徴
    とする請求項11乃至19のいずれか一項に記載のマイ
    コンロジック開発プログラム。
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