JP2550531B2 - ソースプログラムの世代管理方法 - Google Patents
ソースプログラムの世代管理方法Info
- Publication number
- JP2550531B2 JP2550531B2 JP61182330A JP18233086A JP2550531B2 JP 2550531 B2 JP2550531 B2 JP 2550531B2 JP 61182330 A JP61182330 A JP 61182330A JP 18233086 A JP18233086 A JP 18233086A JP 2550531 B2 JP2550531 B2 JP 2550531B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- generation
- source program
- record
- generation management
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコンピュータのソースプログラムの更新に関
し、特に斯かる更新に伴うソースプログラムの保存管理
のための世代管理方式に関する。
し、特に斯かる更新に伴うソースプログラムの保存管理
のための世代管理方式に関する。
(従来の技術) 従来、ソースプログラムを更新してゆく上で更新前や
古い世代のソースプログラムは、保存用磁気テープを数
本用意し、サイクリックに保存したり、あるいは世代ご
とにソースライブラリを用意して保存していた。
古い世代のソースプログラムは、保存用磁気テープを数
本用意し、サイクリックに保存したり、あるいは世代ご
とにソースライブラリを用意して保存していた。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のソースプログラムの世代管理方式では、次の第
1〜第3の欠点がある。
1〜第3の欠点がある。
第1には、更新の多少に関らず世代ごとにソースプロ
グラムの全テキストレコードを保存しなければならない
ため、必要以上に磁気ディスクのスペースを専有した
り、あるいは保存用磁気テープを必要としたりすると云
う欠点がある。
グラムの全テキストレコードを保存しなければならない
ため、必要以上に磁気ディスクのスペースを専有した
り、あるいは保存用磁気テープを必要としたりすると云
う欠点がある。
第2には、ソースプログラムの世代間の相違を知るた
め、世代間で相異なる箇所を調べるには、2つのファイ
ルを比較しなければならず、操作が面倒であると云う欠
点がある。
め、世代間で相異なる箇所を調べるには、2つのファイ
ルを比較しなければならず、操作が面倒であると云う欠
点がある。
第3には、或る世代のソースプログラムが必要となっ
たならば、磁気テープからロードしたり、あるいはソー
スプログラムを更新した時点で磁気テープにセーブした
りする作業が伴うと云う欠点がある。
たならば、磁気テープからロードしたり、あるいはソー
スプログラムを更新した時点で磁気テープにセーブした
りする作業が伴うと云う欠点がある。
本発明の目的は、個々のソースプログラムに各世代ご
との情報を管理するための世代数と同数の世代制御レコ
ードと、ソースプログラムのなかの各レコードごとに、
どの世代に属するかを管理するための世代管理フィール
ドとを備えさせることにより上記欠点を除去し、世代間
で変更のないレコードを共有し、複数世代をひとつのソ
ースプログラムとして必要最小限のスペースで管理でき
るように構成したソースプログラムの世代管理方式を提
供することにある。
との情報を管理するための世代数と同数の世代制御レコ
ードと、ソースプログラムのなかの各レコードごとに、
どの世代に属するかを管理するための世代管理フィール
ドとを備えさせることにより上記欠点を除去し、世代間
で変更のないレコードを共有し、複数世代をひとつのソ
ースプログラムとして必要最小限のスペースで管理でき
るように構成したソースプログラムの世代管理方式を提
供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によるソースプログラムの世代管理方法は、個
々のソースプログラムのレコード形式を、ソースプログ
ラムの作成/更新によって発生する各世代ごとの情報を
管理する世代数と同数の世代制御レコード部分とテキス
トレコードより構成し、格納するファイル中の各レコー
ドに、利用者によって指定された時点の内容を一つの世
代として扱い、以降のファイルの更新によって影響を受
けないよう固定するように管理するためのビット列情報
を持つ第1領域と利用者がファイルの更新毎に派生世代
として管理するためのビット列情報をもつ第2領域を設
け、前記第1および第2領域をそれぞれ情報フィールド
と定義し、前記第1および第2領域の情報フィールドを
あわせた部分を世代管理フィールドと定義し、テキスト
の内容と前記世代管理フィールドをあわせた部分より前
記テキストレコードを形成し、前記世代管理フィールド
によって世代管理を行うものである。
々のソースプログラムのレコード形式を、ソースプログ
ラムの作成/更新によって発生する各世代ごとの情報を
管理する世代数と同数の世代制御レコード部分とテキス
トレコードより構成し、格納するファイル中の各レコー
ドに、利用者によって指定された時点の内容を一つの世
代として扱い、以降のファイルの更新によって影響を受
けないよう固定するように管理するためのビット列情報
を持つ第1領域と利用者がファイルの更新毎に派生世代
として管理するためのビット列情報をもつ第2領域を設
け、前記第1および第2領域をそれぞれ情報フィールド
と定義し、前記第1および第2領域の情報フィールドを
あわせた部分を世代管理フィールドと定義し、テキスト
の内容と前記世代管理フィールドをあわせた部分より前
記テキストレコードを形成し、前記世代管理フィールド
によって世代管理を行うものである。
(実施例) 次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明によるソースプログラムの世代管理
方式を示す説明図である。第1図において、ライブラリ
には複数のソースプログラムが格納される。個々のソー
スプログラムのレコード形式は、第1図に示すように、
含まれる世代数と同数の世代制御レコード、および複数
のテキストレコードより成る。各世代制御レコード、お
よび各テキストレコードには世代管理フィールドがあ
り、これらのレコードは、含まれる世代数と同数のビッ
トを含むフィールドより成る。
方式を示す説明図である。第1図において、ライブラリ
には複数のソースプログラムが格納される。個々のソー
スプログラムのレコード形式は、第1図に示すように、
含まれる世代数と同数の世代制御レコード、および複数
のテキストレコードより成る。各世代制御レコード、お
よび各テキストレコードには世代管理フィールドがあ
り、これらのレコードは、含まれる世代数と同数のビッ
トを含むフィールドより成る。
第2図は、8つの固定世代と8つの派生世代を含む世
代管理方式における世代管理フィールドのビット形式例
を示す説明図である。第2図において、左8ビットは固
定世代用ビットフィールドであり、ビット0から順に右
へ第1固定世代のビット、第2固定世代のビットへと続
き、最後に第8固定世代のビットを有するものとなる。
いっぽう、右8ビットは派生世代用のビットフィールド
であり、ビット15から順に左へ第1派生世代(最新派生
世代)のビット、第2派生世代のビットと続き、最後に
第8派生世代のビットとなっている。
代管理方式における世代管理フィールドのビット形式例
を示す説明図である。第2図において、左8ビットは固
定世代用ビットフィールドであり、ビット0から順に右
へ第1固定世代のビット、第2固定世代のビットへと続
き、最後に第8固定世代のビットを有するものとなる。
いっぽう、右8ビットは派生世代用のビットフィールド
であり、ビット15から順に左へ第1派生世代(最新派生
世代)のビット、第2派生世代のビットと続き、最後に
第8派生世代のビットとなっている。
第3図は、最新派生世代のソースプログラムに対して
変更・削除・挿入を行うときのテキストレコードにおけ
る世代管理フィールドのビット操作手順の実例を示す説
明図である。
変更・削除・挿入を行うときのテキストレコードにおけ
る世代管理フィールドのビット操作手順の実例を示す説
明図である。
ここでは、派生世代を3世代として第1〜第4の実例
を挙げ、第1〜第3の派生世代に対応するビット位置を
それぞれD1〜D3として説明する。
を挙げ、第1〜第3の派生世代に対応するビット位置を
それぞれD1〜D3として説明する。
第1の実例は、テキストレコードに変更がないときを
表わしている。更新前のテキストレコードのビットD1,D
2の内容は更新後のテキストレコードのビットD2,D3に複
写される。このとき、更新後のテキストレコードのビッ
トD1の内容は、更新前のテキストレコードのビットD1と
同じである。また、更新前のテキストレコードのビット
D3の内容は、情報として失われる。
表わしている。更新前のテキストレコードのビットD1,D
2の内容は更新後のテキストレコードのビットD2,D3に複
写される。このとき、更新後のテキストレコードのビッ
トD1の内容は、更新前のテキストレコードのビットD1と
同じである。また、更新前のテキストレコードのビット
D3の内容は、情報として失われる。
第2の実例は、テキストレコードを新規に挿入したと
きを表わしている。新規挿入のテキストレコードのビッ
トD1の内容にのみ世代に属すことを示す“1"がセットさ
れ、ビットD2,D3の内容には世代に属さないことを示す
“0"がセットされる。
きを表わしている。新規挿入のテキストレコードのビッ
トD1の内容にのみ世代に属すことを示す“1"がセットさ
れ、ビットD2,D3の内容には世代に属さないことを示す
“0"がセットされる。
第3の実例は、テキストレコードを削除したときを表
わしている。削除前のテキストレコードのビットD1,D2
の内容は、削除後のテキストレコードのビットD2,D3の
内容となる。このとき、削除後のテキストレコードのビ
ットD1の内容は、世代に属さないことを示すもので、そ
の値は“0"である。また、削除前のテキストレコードの
ビットD3の内容は、情報として失われる。また、このと
きに削除後のテキストレコードの世代管理フィールドに
おいて、すべてのビットが“0"のとき、どの世代にも属
さない不要なレコードであるため、このテキストレコー
ドは削除される。
わしている。削除前のテキストレコードのビットD1,D2
の内容は、削除後のテキストレコードのビットD2,D3の
内容となる。このとき、削除後のテキストレコードのビ
ットD1の内容は、世代に属さないことを示すもので、そ
の値は“0"である。また、削除前のテキストレコードの
ビットD3の内容は、情報として失われる。また、このと
きに削除後のテキストレコードの世代管理フィールドに
おいて、すべてのビットが“0"のとき、どの世代にも属
さない不要なレコードであるため、このテキストレコー
ドは削除される。
第4の実例は、テキストレコードの内容が変更された
ときを表わしている。変更後に削除されたテキストレコ
ードのビットD1〜D3の内容には、テキストレコードを削
除したとき第3の実例と同様な処理によってセットされ
る。変更後に新規に挿入されたテキストレコードのビッ
トD1〜D3の内容には、テキストレコードを挿入したと
き、第2の実例と同様な処理によってセットされる。
ときを表わしている。変更後に削除されたテキストレコ
ードのビットD1〜D3の内容には、テキストレコードを削
除したとき第3の実例と同様な処理によってセットされ
る。変更後に新規に挿入されたテキストレコードのビッ
トD1〜D3の内容には、テキストレコードを挿入したと
き、第2の実例と同様な処理によってセットされる。
第4図は、固定世代の登録について示す説明図であ
る。ここでは、固定世代を3世代、派生世代として有
し、既に固定世代が1世代存在する場合である。第1〜
第3の固定世代のビット位置をそれぞれF1〜F3として表
わし、第1〜第3の派生世代のビット位置をそれぞれD1
〜D3で表わす。
る。ここでは、固定世代を3世代、派生世代として有
し、既に固定世代が1世代存在する場合である。第1〜
第3の固定世代のビット位置をそれぞれF1〜F3として表
わし、第1〜第3の派生世代のビット位置をそれぞれD1
〜D3で表わす。
登録前のテキストレコードのビットD1の内容は、登録
後のテキストレコードのビットF2の内容となる。このと
き、登録後のテキストレコードのビットF1,F3,D1の内容
は、それぞれ登録前のテキストレコードのビットF1,F3,
D1の内容が引継がれ、第2および第3派生世代を削除す
るため、ビットD2,D3の内容には“0"がセットされる。
後のテキストレコードのビットF2の内容となる。このと
き、登録後のテキストレコードのビットF1,F3,D1の内容
は、それぞれ登録前のテキストレコードのビットF1,F3,
D1の内容が引継がれ、第2および第3派生世代を削除す
るため、ビットD2,D3の内容には“0"がセットされる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、世代制御レコードと世
代管理フィールドとを設定するとともに、世代間で変更
のないレコードを共有することにより、以上のような第
1〜第3の効果がある。
代管理フィールドとを設定するとともに、世代間で変更
のないレコードを共有することにより、以上のような第
1〜第3の効果がある。
第1に、ひとつのソースプログラムが複数の世代を包
含できるため、磁気ベィスクや磁気テープなどのスペー
スが有効に利用できると云う効果がある。第2に、世代
間で相違のあるレコードの比較が対応世代のビット比較
により容易に達成できると云う効果がある。第3に、古
い世代を参照する必要が生じたときに磁気テープから移
送したり、あるいは磁気テープを探したりする作業、お
よびソースプログラムの変更前に磁気テープにデータを
退避させるなどの作業が削減できる。
含できるため、磁気ベィスクや磁気テープなどのスペー
スが有効に利用できると云う効果がある。第2に、世代
間で相違のあるレコードの比較が対応世代のビット比較
により容易に達成できると云う効果がある。第3に、古
い世代を参照する必要が生じたときに磁気テープから移
送したり、あるいは磁気テープを探したりする作業、お
よびソースプログラムの変更前に磁気テープにデータを
退避させるなどの作業が削減できる。
第1図は、本発明によるソースプログラムの世代管理方
式を実現する一実施例を示す説明図である。 第2図は、テキストレコードの世代管理フィールドのビ
ットの形式を示す説明図である。 第3図および第4図は、それぞれ世代管理フィールドの
ビットの操作手順の実例を示す説明図である。 D1……第1派生世代のビット位置 D2……第2派生世代のビット位置 D3……第3派生世代のビット位置
式を実現する一実施例を示す説明図である。 第2図は、テキストレコードの世代管理フィールドのビ
ットの形式を示す説明図である。 第3図および第4図は、それぞれ世代管理フィールドの
ビットの操作手順の実例を示す説明図である。 D1……第1派生世代のビット位置 D2……第2派生世代のビット位置 D3……第3派生世代のビット位置
Claims (1)
- 【請求項1】個々のソースプログラムのレコード形式
を、ソースプログラムの作成/更新によって発生する各
世代ごとの情報を管理する世代数と同数の世代制御レコ
ード部分とテキストレコードより構成し、 格納するファイル中の各レコードに、利用者によって指
定された時点の内容を一つの世代として扱い、以降のフ
ァイルの更新によって影響を受けないよう固定するよう
に管理するためのビット列情報を持つ第1領域と利用者
がファイルの更新毎に派生世代として管理するためのビ
ット列情報をもつ第2領域を設け、 前記第1および第2領域をそれぞれ情報フィールドと定
義し、前記第1および第2領域の情報フィールドをあわ
せた部分を世代管理フィールドと定義し、テキストの内
容と前記世代管理フィールドをあわせた部分より前記テ
キストレコードを形成し、 前記世代管理フィールドによって世代管理を行うことを
特徴とするソースプログラムの世代管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61182330A JP2550531B2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | ソースプログラムの世代管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61182330A JP2550531B2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | ソースプログラムの世代管理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6337427A JPS6337427A (ja) | 1988-02-18 |
JP2550531B2 true JP2550531B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=16116419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61182330A Expired - Fee Related JP2550531B2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | ソースプログラムの世代管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550531B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3727076B2 (ja) * | 1994-08-25 | 2005-12-14 | 富士通株式会社 | プログラム管理方法および装置 |
JP3245047B2 (ja) * | 1996-03-28 | 2002-01-07 | 三菱電機株式会社 | バージョン管理装置及び方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60124751A (ja) * | 1983-12-12 | 1985-07-03 | Nec Corp | ファイル履歴管理方式 |
-
1986
- 1986-08-01 JP JP61182330A patent/JP2550531B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
発明協会公開技報公技番号84−11727号 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6337427A (ja) | 1988-02-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |