JPH0862679A - スレーブ発光機能を有する電子閃光装置 - Google Patents

スレーブ発光機能を有する電子閃光装置

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Publication number
JPH0862679A
JPH0862679A JP6200493A JP20049394A JPH0862679A JP H0862679 A JPH0862679 A JP H0862679A JP 6200493 A JP6200493 A JP 6200493A JP 20049394 A JP20049394 A JP 20049394A JP H0862679 A JPH0862679 A JP H0862679A
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JP
Japan
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light
slave
camera
emission
flash device
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Application number
JP6200493A
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English (en)
Inventor
Hideki Matsui
秀樹 松井
Hiroshi Sakamoto
宏 坂本
Shingi Hagyuda
進義 萩生田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】電子閃光装置がカメラと交信機能を有する場合
に、撮影モードの一つであるプリ発光有り調光モード
で、電子閃光装置がスレーブモードを選択した場合に
は、カメラに対してプリ発光の禁止を伝達させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスレーブ発光機能を有す
る電子閃光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワイヤレス増灯アダプターあ
るいはスレーブユニット等の名称で、電子閃光装置をワ
イヤレスで発光させるアダプターがあった。このアダプ
ターは急峻な光の変化を受光素子で受けて、その結果ス
イッチング素子がONし、シンクロ信号を出力して、ア
ダプターに接続した電子閃光装置を発光させるものであ
る。したがって電子閃光装置を複数照明に用いた所謂増
灯撮影に於いて、アダプターと電子閃光装置を任意の位
置に配置できるので便利であった。なおこのアダプター
は単体のものと、電子閃光装置に内蔵されているものが
あった。電子閃光装置に内蔵した例として、実開昭56
−3527号公報は、発光部の光軸と同一の方向にスレ
ーブ発光用の受光素子を配置していた。また特開昭55
−153927号公報の様に光感応素子とスイッチング
素子との間に遅延回路を設けたものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述した従来技
術においては、スレーブユニット単体での動作にとどま
っているので、近年主流となっているカメラと種々のデ
ータ交信を行うことによって多彩なTTL調光を行わせ
る場合には、以下の様な問題をかかえることになる。即
ちマスターとなる電子閃光装置が発光に先駆けてプリ発
光を行い被写体の輝度情報をもとに本発光を行う様なT
TL調光の場合には、スレーブユニットはプリ発光に同
調して発光してしまうため、本発光時には発光できなく
なり、増灯撮影は失敗することになる。したがって撮影
者は予め手動でプリ発光を禁止する必要があり、設定間
違い等による撮影失敗の原因となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明においては
上記目的を達成するために、カメラとの通信機能を有効
に活用し、スレーブモードを有しマスターとなる電子閃
光装置がカメラに装着されて増灯撮影を行う場合には、
カメラに対してプリ発光の禁止を指令する機能を盛り込
んだ。
【0005】
【作用】通常撮影で本発光に先駆けてプリ発光するカメ
ラシステムに於いても、スレーブモードが選択された場
合には、カメラとのデータ交信によってプリ発光を禁止
したので、スレーブ側の電子閃光装置が誤発光すること
はなくなった。
【0006】
【実施例】図1は本発明の実施例である電子閃光装置の
外観図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、
(c)は背面図である。発光部1は本体8に対して垂直
及び水平方向に旋回可能となっており、バウンス撮影が
可能である。本体8の全面には、後述のスレーブ機能用
受光部5と、その近傍にスレーブ機能設定スイッチ6が
配置される。このスレーブ機能設定スイッチ6は図2に
示す『S』、『D』、『OFF』の3つのポジションを
有する。本体8の側面には、増灯用のシンクロターミナ
ル7があり、背面には電源スイッチ2とその他各種設定
スイッチ3とLCD表示部4が配置されている。
【0007】この電子閃光装置には以下に示す様なスレ
ーブ機能を有する。スレーブSモード Sモードは、受光部5が受光した他の電子閃光装置の急
峻な光の立ち上がりに出来る限り遅れることなく応答し
て発光するモードである。これは従来から広く公知であ
るワイヤレス増灯に相当するモードである。
【0008】スレーブDモード Dモードは、受光部5が受光した他の電子閃光装置の急
峻な光の立ち上がりから所定の遅延時間を待って発光す
るモードである。上記スレーブモードの設定から動作ま
でを順次説明する。まず図2は、スレーブ機能設定スイ
ッチ6を拡大した図である。スレーブ機能設定スイッチ
6はスライドスイッチで、前述の『S』及び『D』と、
スレーブ機能を選択しない状態の『OFF』の3つのポ
ジションがある。図2では、『OFF』が選択されてい
る。
【0009】スレーブ機能設定スイッチ6は図3に示す
回路に接続されている。電子閃光装置の制御を担当する
マイクロコンピュータ(以下CPU)にはスレーブ機能
に関係した4つのポートがある。まず受光部5で受光し
た急峻な光の立ち上がりをパルス信号に変換する受光回
路SLV_CKTがあり、その出力を割り込み入力端子
INT_SLV端子で受信している。スレーブ機能設定
スイッチ6の『S』及び『D』端子は、各々入出力ポー
トPS 及びPD に接続され、またダイオードD1、D2
を介してポートPS 及びPD のORが割り込み入力端子
INT_PWに接続されている。
【0010】スレーブ機能設定スイッチ6はノンショー
ティングタイプのスイッチで、従ってCPUのポートP
S 及びPD のいずれか1つが抵抗内蔵トランジスタQ1
のベースに接続されるか、あるいはOFFポジションで
は抵抗内蔵トランジスタQ1のベースはオープンとな
る。キャパシタC1はノイズ吸収用のコンデンサであ
り、なくてもかまわない。容量は信号を遅延させないよ
うに比較的小容量が選ばれる。
【0011】抵抗内蔵トランジスタQ1のコレクタ出力
は抵抗内蔵トランジスタQ2のベースに接続されて、そ
のコレクタ出力はトランジスタQ3を駆動するのに十分
な電流を供給可能である。トランジスタQ3はシンクロ
信号を直接駆動するので、様々な端子電圧をもつ電子閃
光装置に適合するように、余裕をもって高耐圧の中小電
力用トランジスタが選ばれる。従って抵抗内蔵トランジ
スタではなくて、抵抗R1,R2が外付けされている。
シンクロターミナル7は図1に示されるように電子閃光
装置の増灯用の出力端子であるとともに電子閃光装置の
シンクロ信号入力(不図示)に接続されていて、従って
CPUはポートPS 及びPD から信号を出力してスレー
ブ機能設定スイッチ6、トランジスタQ1〜3を介して
自分自身で発光起動をかけることができる。つまり電子
閃光装置は、通常のカメラからのシンクロ信号による発
光と、前述のスレーブ機能による発光が可能である。
【0012】では、スレーブ機能の動作をCPUのソフ
トウエアも含め説明する。まず図4はスレーブ機能の設
定に関する処理の流れである。このタスクはたとえば所
定の時間毎に実行されるタスクで、#10のラベルがコ
ールされることで始まる。#11ですべての割り込みを
禁止しているが、この理由は後述する。#12で他のス
レーブ処理が実行されているかどうか判定する。判定の
方法は不図示のフラグを用いて、スレーブ処理の実行中
のみフラグをアクティブとすることで判別可能である。
#12で実行中でないならば、スレーブ機能設定スイッ
チ6であるポートPS 、PD は他のスレーブ処理のタス
クでアクセスしていないので、#13によってポートの
状態が読みとり可能である。仮にこの瞬間に受光回路S
LV_CKTが有効な光を受光して割り込み入力端子I
NT_SLV端子をトリガしても、#11で割り込み禁
止としているので、他のスレーブ処理のタスクによって
ポートの読みとりが阻害されることはない。
【0013】ポートの読みとりは、まずポートの入出力
方向レジスタを入力に設定する。この時点でプルアップ
が付加される。そしてポートデータを取り込み記憶す
る。そしてポートのデータレジスタをLにした後、方向
レジスタを出力に設定すれば、トランジスタQ1に対し
て出力することなくポートの読みとりが可能である。従
って#13の一部の期間のみポートPS 、PD は入力状
態であり、他の平常時は出力Lである。ところで、図3
において、このポートは選択時には抵抗内蔵トランジス
タQ1のベース端子を介して接地されるので、Lアクテ
ィブである。入力時にLレベルが読みとれるようにする
ためと、ポートのプルアップ(不図示)から流れ出す電
流でトランジスタQ1がONしないように、トランジス
タQ1のベース抵抗などは十分小さな抵抗値を用いる。
ポートがスレーブ機能設定スイッチ6で選択されない場
合にはオープンの状態なので、前述のプルアップでHレ
ベルとなり、確実にHが読みとれる。このようにして入
出力を兼用することができる。
【0014】また#12においてスレーブ処理実行中で
あれば、ポートPS 、PD が他のスレーブ処理のタスク
でアクセスされている可能性があるので#13を飛び越
して読みとりを行わない。#14で割り込み禁止を解除
する。従って#11から#14まで割り込みが禁止され
るので、この期間内に発生した受光に対しては直ちに応
答することができないことになるが、この期間にタイミ
ングが重なることは非常に希なので問題にならない。
【0015】#15の時点でスレーブ機能設定スイッチ
6の状態が最新の読みとりデータをもとに確定する。前
述のようにスレーブ機能設定スイッチ6で選択されたポ
ートがLレベルである。OFFを選択している場合は両
ポートともにオープンなので、表1に示すとおり(PS
,PD )=(H,H)で確定する。なお(L,L)は
あり得ない組み合わせであるが万一この状態になったら
モードの確定値は不変として、前回の判定結果を継続す
る。
【0016】
【表1】
【0017】#16では電子閃光装置がカメラに接続さ
れているかどうかによって処理を分ける。これは重要な
分岐であって、カメラに接続された電子閃光装置は主灯
であるから他の電子閃光装置の発光に応答して発光して
はならない。逆にカメラに接続されない電子閃光装置
は、増灯用なのでスレーブ発光しなければならない。#
16ではたとえば図1の電気接点9の状態からカメラに
接続しているかどうかが判定される。
【0018】では#17以降のカメラに接続されていな
い場合について説明する。これは設定によっては前述の
ようにスレーブ発光する場合である。#17,18で
『S』モードあるいは『D』モードのスレーブ発光モー
ドの場合には#19に進んで2つの処理を行う。まず電
子閃光装置の電源OFFタイマーを更新して、無操作時
にタイマーによって自動的に電源がOFF状態になるこ
とを防止する。具体的には、図1の電源スイッチ2を図
7に拡大して示すが、この電源スイッチ2がSTBYの
ポジションにある時には無操作が80秒継続すると、電
子閃光装置の電源はOFF状態になり消費電流をカット
する。カメラに接続した電子閃光装置であれば、図1の
電気接点9などによりカメラの電源起動に連動して電子
閃光装置の電源も復帰するが、スレーブ増灯側の電子閃
光装置は単体で設置されているので、起動することがで
きない。従って電源スイッチ2が『STBY』のポジシ
ョンにあってもOFF状態にならないように80秒まで
カウントする電源OFFタイマーを常に更新して0に保
つことにより、電源OFFを防止している。逆に電源ス
イッチ2が『STBY』のポジションにあって、電子閃
光装置がOFF状態にある時に、スレーブ機能設定スイ
ッチ6が『OFF』から『S』あるいは『D』モードに
操作された場合も、電子閃光装置の電源はON状態に復
帰しなければならない。これは図3の回路図でCPUの
INT_PW端子がダイオードD1、D2を介してSま
たはDに接続されているので、再起動可能な電源OFF
状態に入る前にINT_PW端子の立ち下がりエッジ割
り込みを許可すれば、スレーブ機能設定スイッチ6の操
作でCPUが起動し、電子閃光装置がON状態に復帰す
ることで解決される。なお電源スイッチ2が『OFF』
のポジションに手動操作されてOFFする場合は、強制
的なOFFなので上記INT_PW端子の立ち下がりエ
ッジ割り込みは許可しない。なおINT_PW端子の割
り込み処理は図9に示すように、#50の割り込みベク
タに飛んで割り込み処理を開始し、#51でスタンバイ
タイマを更新し、#52で割り込みから復帰する。#5
1でタイマを更新してあるので、起動後直ちにOFFに
なることはない。以後は図4の処理でスタンバイタイマ
が更新され続けるので、電子閃光装置がスタンバイモー
ドでもOFFすることはない。
【0019】#19のもう1つの処理は、INT_SL
V端子の割り込みを許可である。図3の受光回路SLV
_CKTが受光時にHパルスを出力するのであれば、I
NT_SLV端子の割り込みは立ち上がりエッジの設定
になる。従って#19を通過した時点でスレーブ発光が
可能になる。一方#17,18でスレーブモードがOF
Fと判定された場合は、#20へ進んで、INT_SL
V端子の割り込みを禁止するとともに割り込み要求をク
リアしておく。従って割り込みが発生しないので、一連
のスレーブ機能が実行されることはない。
【0020】以上でカメラに接続されない電子閃光装置
のスレーブ機能の設定が終了し、#22でリターンす
る。#16に戻って、カメラに接続された電子閃光装置
は、#21へ進む。前述のように主灯はスレーブ発光し
ないので、#20と同様にINT_SLV端子の割り込
みを禁止し要求をクリアして、#22でリターンする。
【0021】以上でスレーブ機能の設定に関する処理が
終了する。次に受光回路SLV_CKTが受光して、電
子閃光装置がスレーブ発光するまでの処理を説明する。
図5はINT_SLV割り込みの処理で、#30で割り
込み処理が開始した直後の#31で、ポートPS にHレ
ベルの出力を行っている。ポートPS は平常時は出力L
の設定なので、データレジスタをHにするだけで直ちに
Hレベルを出力することができる。また実際にはビット
操作命令を用いるので、各種レジスタ類を破壊すること
がないので、#30で通常行われるレジスタの待避より
も先にポートへの出力を実行してもよい。従って、IN
T_SLV割り込みが発生してからポートPS が変化す
るまでは介在する命令数も最小で、CPUの能力を最大
限活用した迅速な応答が可能となる。
【0022】スレーブ機能設定スイッチ6が『S』モー
ドの設定になっていれば、 ポートPS のHレベルによっ
て、トランジスタQ1、Q2、Q3が順次ONしてシン
クロ信号が出力され、電子閃光装置自身および、シンク
ロターミナル7に接続された電子閃光装置も発光するこ
とができる。この様子を図8のタイミングチャートで見
ると、発光波形FLASHの立ち上がりでINT_SL
V端子に信号が入力し、 前述のようにほぼ遅れなくポー
トPS にHレベルが出力される。
【0023】図5に戻って、#31でPS 端子をLに戻
し、 #32でDモードのための遅延時間を作るためのス
レーブタイマを設定する。たとえば電子閃光装置の閃光
時間より長い1mSをタイマーに設定する。このスレー
ブタイマは設定時間経過後にタイマ割り込みを発生する
ようになっている。#33で割り込みから復帰処理を行
ってリターンする。以上で『S』モードのスレーブ処理
は終了する。なおスレーブ機能設定スイッチ6が『D』
モードである場合は、 PS 端子が後段の回路に接続され
ていないので作用せず完全に『S』モードとは分離され
ている。
【0024】『D』モードの場合はスレーブタイマ時間
が経過すると、 図8の時刻Tb でタイマ割り込みが発生
して#40からINT_TIMの処理が始まる。 #41
でPD にHを出力すると、この信号が直ちにシンクロ信
号を発生する。図8において主灯の発光が自動調光によ
って停止してから、『D』モードのシンクロ信号が発生
することが明らかである。従って『D』モードによるス
レーブ発光はTTL自動調光などの主灯の調光制御に影
響を与えることなく、全く独立して行われることがわか
る。
【0025】図10にはカメラ及び電子閃光装置の概略
構成を示している。カメラ10は少なくとも動作を指令
する中枢機能であるCPU101と、撮影モードを選択
するためのモード設定手段102と、定常光及び電子閃
光装置を用いた場合の被写体の明るさを測光する測光回
路103と、シャッター速度を制御するシャッター制御
回路104と、電子閃光装置と電気的に接続されて種々
の情報交換を行うインターフェース105からなってい
る。またCPU101とモード設定手段102とは接続
ライン10aで、CPU101と測光回路103とは接
続ライン10bで、CPU101とシャッター制御回路
104とは接続ライン10cで、CPU101とインタ
ーフェース105とは接続ライン10dとでそれぞれ接
続されている。また電子閃光装置8は少なくとも動作を
指令する中枢機能であるCPU81と、発光モードを選
択するたものモード設定手段82と、発光管を含み、発
光管の発光量を制御する発光制御回路83と、カメラと
電気的に接続されて種々の情報交換を行うインターフェ
ース84からなっている。またCPU81とモード設定
手段82とは接続ライン8aで、CPU81と発光制御
回路83とは接続ライン8bで、CPU81と、インタ
ーフェース84とは接続ライン8cとでそれぞれ接続さ
れている。
【0026】ここでカメラ10のモード設定手段102
によってプリ発光を伴うTTL調光が選択されていた場
合にその情報はライン10aを介してCPU101に伝
達され、さらにその情報はライン10dを介してインタ
ーフェース105に伝達される。そして電気的な接点を
介してカメラ10のインターフェース105から電子閃
光装置8のインターフェース84に伝達される。この状
態で電子閃光装置8のモード設定手段82(図1のスレ
ーブ機能設定スイッチ6を含む)によってスレーブモー
ドが選択されるとライン8aを介してCPU81に伝達
される。CPU81はカメラ10の設定をデータ交信を
通じて認識しており、カメラ10がプリ発光有りの調光
を宣言している場合にはプリ発光を禁止する旨の信号
(フラグ)をライン8cを介してインターフェース84
に伝達し、カメラ10に送信する。カメラ10はインタ
ーフェース105を介して受信した信号をライン10d
を介してCPU101に伝達し、先のフラグを受信する
ことによってカメラ10は本発光に先駆けてのプリ発光
を行わない。
【0027】
【発明の効果】以上述べてきた様に近年進歩してきたT
TL調光における被写体状態の事前確認の手段として本
発光に先駆けてプリ発光を行い、適正な露出を得る高度
なTTL調光ができる様になったが、特に急峻な光の立
ち上がりをとらえて発光を開始するいわゆるワイヤレス
増灯撮影においては、プリ発光なのか本発光なのかを認
識することができない。したがって主灯である電子閃光
装置がカメラに対してワイヤレス増灯撮影を行う旨の宣
言を行うことによってカメラはプリ発光無しのTTL調
光を行う様にしたので、ワイヤレス増灯時の同調不良と
いう不具合はなくなることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子閃光装置の外観図であり、(a)
は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。
【図2】本発明の電子閃光装置のスレーブ機能設定スイ
ッチの外観図である。
【図3】本発明の電子閃光装置の電気回路図を示す回路
図である。
【図4】本発明の電子閃光装置のマイクロコンピュータ
のソフトウエアのフローチャートである。
【図5】本発明の電子閃光装置のマイクロコンピュータ
のソフトウエアのフローチャートである。
【図6】本発明の電子閃光装置のマイクロコンピュータ
のソフトウエアのフローチャートである。
【図7】本発明の電子閃光装置の電源スイッチの外観図
である。
【図8】本発明の電子閃光装置のスレーブ機能の外観図
である。
【図9】本発明の電子閃光装置のマイクロコンピュータ
のソフトウエアのフローチャートである。
【図10】本発明の電子閃光装置と、接続されるカメラ
のブロック図である。
【符号の説明】
1 発光部 2 電源スイッチ 5 スレーブ機能用受光部 6 スレーブ機能スイッチ 7 シンクロターミナル CPU マイクロコンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】急峻な光信号を受光する受光部と、 該受光部によって受光された前記光信号に応じて被写体
    に対し照明光をスレーブ発光する発光部と、 カメラボディへ着脱するための着脱部と、 該着脱部を介して前記カメラボディとの間で撮影情報を
    含む種々のデータの授受を行うものであって、少なくと
    もカメラボディ側で本発光に先駆けプリ発光を行う撮影
    モードが選択されることに応じて前記プリ発光可能な状
    態に設定するためのデータ交信機能とを含む電子閃光装
    置に於いて、 前記カメラボディ側で前記撮影モードが選択されたとし
    ても、スレーブ発光モードが選択されている場合には前
    記プリ発光を禁止することを特徴とするスレーブ発光機
    能を有する電子閃光装置。
  2. 【請求項2】前記データ交信機能は、前記プリ発光によ
    って被写体の輝度情報を得て、該情報に基づいて前記本
    発光を行なうTTL調光を可能とすることを特徴とする
    請求項1に記載の、スレーブ発光機能を有する電子閃光
    装置。
JP6200493A 1994-08-24 1994-08-25 スレーブ発光機能を有する電子閃光装置 Pending JPH0862679A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6200493A JPH0862679A (ja) 1994-08-25 1994-08-25 スレーブ発光機能を有する電子閃光装置
US08/786,961 US5794082A (en) 1994-08-24 1997-01-23 Electronic flash device with slave emission function

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6200493A JPH0862679A (ja) 1994-08-25 1994-08-25 スレーブ発光機能を有する電子閃光装置

Publications (1)

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JPH0862679A true JPH0862679A (ja) 1996-03-08

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ID=16425243

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JP6200493A Pending JPH0862679A (ja) 1994-08-24 1994-08-25 スレーブ発光機能を有する電子閃光装置

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JP (1) JPH0862679A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015034862A (ja) * 2013-08-08 2015-02-19 オリンパス株式会社 撮像装置

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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