JP2002311478A - デジタルカメラ用外付けストロボの光量制御方法及び装置 - Google Patents

デジタルカメラ用外付けストロボの光量制御方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内蔵ストロボの本発光時の光量制御によりデ
ジタルカメラの撮影間隔を短くして、シャッターチャン
スを逃がさず、カメラの電池の寿命を延ばすとともに、
外付けストロボの本発光による撮影が適正光量で行なえ
る方法及び装置を提供する。 【解決手段】 デジタルカメラの内蔵ストロボに外付け
ストロボを同調発光させて行なう写真撮影において、内
蔵ストロボのプレ発光をトリガーとして外付けストロボ
をプレ発光させ、この外付けストロボのプレ発光時の光
量を本発光時に差し支えない程度に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、ストロボが内蔵
されたデジタルカメラに使用される外付けストロボの発
光制御技術の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】 水中撮影にデジタルカメラ(以下、単
にカメラと称する場合もあり)を使用する場合は、図1
に示すようにデジタルカメラ1を防水カメラハウジング
4に入れて使用する。水中では陸上に比べて暗い場所が
多いため、陸上撮影よりもストロボ光が必要になる。そ
の場合、カメラ1の内蔵ストロボ2を使用すると、内蔵
ストロボ2の発光部がカメラ1のレンズ3から近い部位
に配置されているため、水中に浮遊するゴミが反射して
白く強く写ってしまう現象(マリンスノー現象)を起こ
したり、また、外径の大きい外付けワイドコンバージョ
ンレンズを防水カメラハウジング4の前方外枠7に装着
したとき、このコンバージョンレンズによって内蔵スト
ロボ2の光が遮られ、被写体に暗い部分が出来るために
良質の写真が撮れなくなる。
【0003】このような問題を解決するために外付けス
トロボ9が使用されており、外付けストロボ9は防水カ
メラハウジング4に取り付けられる。そして、内蔵スト
ロボ2の光が被写体に当たってマリンスノー現象が起き
るのを避けるために、防水カメラハウジング4の拡散板
5の前面に黒い遮光板6やテープその他の同等品を貼っ
て遮光している。水中では、被写体までの距離が遠く内
蔵ストロボ2では光量不足の場合にも外付けストロボ9
が使用されている。また、陸上では、水中と同様に内蔵
ストロボでは光量不足のときは一般の外付けストロボを
使用し、影を無くす撮影をしたいときは外付けのリング
ストロボを使用している。なお、陸上で使用する場合、
防水カメラハウジング4は水滴の多い場所以外では不要
である。
【0004】外付けストロボ9は内蔵ストロボ2に同調
発光させる必要があるが、シンクロコードと称される電
気コードを用いないでこれを行う簡単な方法として、内
蔵ストロボ2の光を外付けストロボ9の光検出用センサ
ー10で検出して同調発光させる方法がある。通常は、
内蔵ストロボ2の光は光検出センサー10に充分に届く
ので、光伝達手段を特に講じなくても良いのであるが、
内蔵ストロボ2の発光部から外付けストロボ9までの距
離が遠い場合や外乱的要因がある場合には、図1に示し
たように内蔵ストロボ2の発光部と光検出センサー10
の間を光ファイバー8で接続すれば、内蔵ストロボ2の
光は光検出センサー10に確実に伝達される。
【0005】デジタルカメラの内蔵ストロボの発光制御
方法としては、カメラの仕様により下記の2方式が
あるが、外付けストロボには、2方式のどちらにも対応
してシャッターが切れる時に同調発光する兼用型のもの
と、どちらか一方の方式のみに対応した専用型のものと
がある。 シャッターが切れる直前に弱いプレ発光(予備発
光)をし、カメラのセンサーがレンズを通してその反射
光を測定して本発光の光量を決定し、次にシャッターが
切れる時(X接点で発光)に前記決定された光量で本発光
する方式。 シャッターが切れる時、通常のX接点と同調して一
回だけ発光し、カメラのセンサーで被写体からの反射光
を検出し、その信号を積分して適正光量になった時に発
光を停止する方式。 これは従来の外付けオートストロボと同じ方法である。
の方式のいずれも公知であり従来から使用されてい
る。現在のデジタルカメラは、制御のやり易さから、
の方式を採用したものが圧倒的に多くなっている。本発
明の光量制御方法と装置は、の方式によるデジタルカ
メラの内蔵ストロボに外付けストロボを同調発光させる
ときのものである。
【0006】上記の方式のデジタルカメラに対策無し
のオートストロボかマニュアルストロボを外付けした場
合の動作を図1及び図2により説明すると、デジタルカ
メラ1のシャッター動作は図2の(A)に示したように
なり、内蔵ストロボ2の発光動作は図2(B)に示した
ようになる。外付けストロボ9をカメラのシャッター動
作(X接点)に同調発光させるに当たり、カメラのシャ
ッターが切れる直前に光る内蔵ストロボ2の弱いプレ発
光、すなわち図2の(B)の発光11が外付けストロボ
9の光検出センサー10に導かれ、これによって外付け
ストロボ9がトリガーされるのであるが、このとき外付
けストロボが通常の大きい光量にて発光してしまう。
【0007】このように内蔵ストロボのプレ発光時に外
付けストロボが通常の大きい光量で発光したときには、
発光用エネルギーの残量がなくなってしまい、次のカメ
ラのシャッター動作(X接点)時に外付けストロボが同
調発光(以下、本発光という。)するとき、不充分な光
量で発光したり、全く発光しなくなってしまう。このよ
うな現象は、特にカメラから被写体までの距離が遠い場
合に多く起こる。
【0008】そこで従来技術では、内蔵ストロボのプレ
発光時には外付けストロボは発光せず、内蔵ストロボの
本発光時にのみ外付けストロボが同調発光するようにし
ている。そのための回路はプレ発光キャンセル回路とい
う。図2の(C)は外付けストロボの発光曲線を示し、
同調発光13はタイミングT1にて発光開始し、タイミ
ングT2で適正光量となって発光停止する。点線はフル
発光時を示す。この従来技術では、図1に基づいて述べ
たように防水カメラハウジング4の拡散板5の前に黒い
遮光テープ6等を貼って遮光する。そのため、内蔵スト
ロボ2の光は被写体に当たらず反射光も来ない。また、
防水カメラハウジング4の外枠7にリングストロボやコ
ンバージョンレンズその他の外径の大きな部品を取り付
けたときにも、内蔵ストロボの光が遮蔽されてしまい、
上記と同様な結果となる。従来技術においては、内蔵ス
トロボよりプレ発光した光が被写体に当たって、被写体
からの反射光が来ない(カメラのレンズに入射しない)
か、反射光量が通常より少ない場合には、カメラは被写
体が遠距離に存在するものと判断し、内蔵ストロボの本
発光は、ほとんどがフル発光になってしまう。この内蔵
ストロボのプレ発光と本発光の様子を図2の(B)に示
す。
【0009】図2の(B)において、プレ発光11の約
100mS(ミリセカンド)後に本発光を行う。図面で
は分かりやすくするために100mS部分は水平軸の尺
度を縮めてある。尚、内蔵ストロボの閃光時間は周知の
ようにフル発光で3mS位である。次の2回目の本発光
では、上記のようにフル発光となり、この様子を波形1
2aに示す。このようにフル発光になってしまうと、次
の撮影のためには内蔵ストロボ2のコンデンサに充電し
なくてはならない。この充電時間が一般のカメラでは7
秒から8秒かかるため、その間はデジタルカメラのシャ
ッターはロックされ、次の撮影ができなくなる。これと
同時にカメラの電池は、内蔵ストロボの充電のために消
耗されるので、フル発光が多くなるほど同じ電池での撮
影枚数が減って電池の寿命が短くなってしまう。
【0010】また、撮影データの演算時間とメモリーに
書き込む時間も必要であるが、内蔵ストロボのコンデン
サに充電中、初めのうち電池の電圧が下がっている間は
演算及び書き込みができない仕様のカメラもあり、さら
に次の撮影まで時間がかかる。この状態も追加され、そ
の間、撮影が出来ないためシャッターチャンスを失う原
因になる。通常のカメラ単体での撮影の場合、約0.5
mから3mの距離であれば,内蔵ストロボの本発光は、
図2の(B)に点線波形12bで示すようにフル発光と
はならず、途中で発光を停止するので、少ない光量とな
る。そのため、充電時間を必要とせずに直ちに次の撮影
に移ることができて、シャッターチャンスを逃がすこと
がなく、カメラの電池の消耗速度も遅くなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】 本発明はこのような
従来技術に鑑みてなされたものであり、本発明の目的
は、内蔵ストロボの本発光の光量を少なくして次の撮影
までの待ち時間を短縮し、カメラの電池の寿命を長くで
きるとともに、外付けストロボのプレ発光と本発光の光
量を適正に制御して品質の高い撮影を行える、デジタル
カメラ用外付けストロボの光量制御方法及び装置を提供
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】 前記課題を解決するた
めになされた請求項1の発明は、内蔵ストロボでプレ発
光と本発光を行う方式のデジタルカメラに使用される外
付けストロボの光量制御方法において、内蔵ストロボの
プレ発光をトリガーとして外付けストロボをプレ発光さ
せる発光手段を有し、この外付けストロボのプレ発光時
の動作を、外付けストロボの本発光に差し支えないよう
に、メインコンデンサに本発光時のための電力を残して
行なわれるように制御することを特徴とする。
【0013】請求項2の発明は、内蔵ストロボでプレ発
光と本発光を行う方式のデジタルカメラに使用される外
付けストロボの光量制御装置において、外付けストロボ
はDC−DCコンバータ、メインコンデンサ、電圧検出
・レディ回路、トリガー回路、放電管、ゲート電圧発生
回路、発光制御回路、プレ発光用信号回路、光検出用セ
ンサー回路に加えて、内蔵ストロボのプレ発光を検出す
るセンサー手段と、内蔵ストロボのプレ発光をトリガー
として外付けストロボを発光させる発光手段及びプレ発
光用信号発生手段を有しており、この外付けストロボの
プレ発光時の動作を、外付けストロボの本発光に差し支
えないように、メインコンデンサに本発光時のための電
力を残して行なわれるように制御することを特徴とす
る。
【0014】請求項3の発明は、内蔵ストロボでプレ発
光と本発光を行う方式のデジタルカメラに使用される外
付けストロボの光量制御装置において、外付けストロボ
はDC−DCコンバータ、第1メインコンデンサ、第2
メインコンデンサ、電圧検出・レディ回路、トリガー回
路、放電管、ゲート電圧発生回路、発光制御回路、光検
出用センサー回路に加えて、内蔵ストロボのプレ発光を
検出するセンサー手段と、内蔵ストロボのプレ発光をト
リガーとして外付けストロボを発光させる発光手段を有
しており、第2メインコンデンサに接続されている放電
管によって外付けストロボのプレ発光を行ない、第1メ
インコンデンサに接続されている放電管によって外付け
ストロボの本発光を行ない、所定光量にて外付けストロ
ボの本発光が停止するように制御することを特徴とす
る。
【0015】請求項4の光量制御方法の発明は、請求項
1の発明の前記構成に加えて、プレ発光用信号発生手段
には発光停止手段を含んでおり、該発光停止手段は、
微分信号を利用する、積分信号を利用する、タイマー
回路を利用する、内蔵ストロボのプレ発光時の発光停
止信号を利用する、のいずれか一つまたは二以上の組み
合わせによって、発光停止信号を生成することを特徴と
する。
【0016】請求項5の光量制御装置の発明は、請求項
2又は請求項3の発明の前記構成に加えて、プレ発光用
信号発生手段には発光停止手段を含んでおり、該発光停
止手段は、微分信号を利用する、積分信号を利用す
る、タイマー回路を利用する、内蔵ストロボのプレ発
光時の発光停止信号を利用する、のいずれか一つまたは
二以上の組み合わせによって、発光停止信号を生成する
ことを特徴とする。
【0017】請求項6の光量制御方法の発明は、請求項
1又は請求項4の発明の前記構成に加えて、オート発光
停止信号発生回路を有することを特徴とする。請求項7
の光量制御装置の発明は、請求項2、請求項3又は請求
項5の発明の前記構成に加えて、オート発光停止信号発
生回路を有することを特徴とする。請求項8の光量制御
装置の発明は、請求項2、請求項3、請求項5又は請求
項7の発明の前記構成に加えて、プレ発光時に作用する
インヒビット回路を設けたことを特徴とする。請求項9
の光量制御装置の発明は、請求項2、請求項3、請求項
5、請求項7又は請求項8の発明の前記構成に加えて、
プレ発光時の光量を調節するための切り替え回路を設け
たことを特徴とする。
【0018】
【発明の作用】 本発明方法及び装置が適用されるデジ
タルカメラと外付けストロボのセットアップの具体例
は、従来技術の説明に関連して示した図1のものと、外
観的には基本的構成は同じである。図1に示したように
デジタルカメラ1はプレ発光及び本発光するストロボ2
を内蔵しており、このデジタルカメラ1は防水カメラハ
ウジング4に格納され、防水カメラハウジング4には外
付けストロボ9が取り付けられている。前記内蔵ストロ
ボ2の発光部が対面する防水カメラハウジング4の拡散
板5の前面には、黒い遮光板6が貼られており、内蔵ス
トロボ2の光が被写体に向かわないようになっている。
なお、陸上で使用する場合、防水カメラハウジング4は
水滴の多い場所以外では不要である。内蔵ストロボ2の
光を外付けストロボ9の光検出用センサー10に伝達さ
せるために、必要に応じて内蔵ストロボ2の発光部と光
検出センサー10の間は光ファイバー8で接続される。
【0019】図2において、(D)はデジタルカメラ1
の内蔵ストロボ2の発光曲線を示し、(E)は外付けス
トロボ9の発光曲線を示す。カメラ1の内蔵ストロボ2
は、シャッターが切れる直前にプレ発光動作14する。
外付けストロボ9は、内蔵ストロボ2のプレ発光の光を
光検出センサー10で受け、その検出信号をトリガーと
してプレ発光動作14する。この外付けストロボ9のプ
レ発光動作は、フル発光とならないように外付けストロ
ボ9に内蔵されている所要の制御回路で制御して行なわ
れる。内蔵ストロボ2のプレ発光の開始タイミングをT
3、停止タイミングをT4とすると、外付けストロボC
のプレ発光の開始タイミングはT7であり、T3と同時
かほぼ同時となる。外付けストロボ9のプレ発光の停止
タイミングT8は、内蔵ストロボ2のプレ発光の停止タ
イミングT4と同じにする必要はない。外付けストロボ
9の本発光に差し支えることがない程度、すなわち外付
けストロボ9の本発光を適正光量で実行するのに必要十
分な量の電力(電気量)が、そのメインコンデンサーに
残されるようにプレ発光の停止タイミングT8が調整さ
れる。
【0020】この外付けストロボ9のプレ発光の光量
を、内蔵ストロボ2のプレ発光の光量より多くすれば、
被写体からの反射光が多くなってより効果的であるが、
内蔵ストロボ2のプレ発光の光量と同等であっても効果
はある。次にデジタルカメラ1の内蔵ストロボ2が本発
光する場合について説明すると、前記の遮光措置が講じ
られているため、内蔵ストロボ2のプレ発光時には被写
体からの反射光は、カメラ1のレンズ3にほとんど返っ
て来ないが、外付けストロボ9のプレ発光時の光は、被
写体に当たって返って来る(撮影距離により違いがある
が、図2の波形説明は0.5mから2m位を前提として
いる)。そのため、デジタルカメラ1は、その入射光に
基づいて被写体が近距離にあるものと判断して、内蔵ス
トロボ2の本発光は、発光波形15のように弱い光量と
なる。すなわち、タイミングT5で発光を開始して、タ
イミングT6で発光を停止する。
【0021】このようにデジタルカメラ1側に関して言
えば、内蔵ストロボ2の本発光は弱い光になり、そのコ
ンデンサに電力が残るため、次の撮影のための充電時間
が短くなり、次の撮影までの待ち時間が短縮される。前
記発光波形15のピークからの点線で示された波形は、
外付けストロボ9がプレ発光しなかった場合に、被写体
からの反射光がないために、被写体が遠距離にあるもの
とカメラ1が判断して、内蔵ストロボ2がフル発光で本
発光することを意味している。外付けストロボ9は、内
蔵ストロボ2の本発光と同時かほぼ同時に波形17のよ
うに本発光し、発光開始はタイミングT1、発光停止は
タイミングT2となる。外付けストロボ9の光量制御回
路は通常、オート回路になっており、適正光量になると
発光を停止する。光量のレベルは、あらかじめデジタル
カメラAの絞りに合わせセットしておく。外付けストロ
ボ9は、マニュアル発光の場合でも撮影距離に応じて適
正な光量に調整すれば実用可能である。また、外付けス
トロボ9の電源はデジタルカメラ1とは別電源であるた
め、その電源電池の容量や電源回路の選択によって充電
時間を独自に速くすることができ、仮に本発光がフル発
光の場合でも、次の撮影のための待ち時間は2秒から3
秒になり、シャッターチャンスを逃すことはない。
【0022】
【発明の実施の形態】 次に本発明の実施形態について
図面に沿って説明する。図3はデジタルカメラ1に装着
された外付けストロボ9の回路構成を示すブロック図で
ある(一部実際の回路図を含む)。通称オートストロボ
と呼ばれているこの外付けストロボの回路構成と動作は
公知のものと同様であるので、以下に簡単に説明する。
電池18の電力を、整流ダイオード21を含むDC−D
Cコンバータ20で最大約330Vの高圧に変換してメ
インコンデンサ22に充電する。メインコンデンサ22
の電圧が徐々に上昇し所定の電圧、例えば260V位に
なると、電圧検出・レディ回路23に内蔵するネオン管
が点灯して、外付けストロボを使用する準備が整ったこ
とを表示する。普通、この表示用ネオン管をレディライ
トまたはレディランプと呼ぶ。このようにメインコンデ
ンサの電圧が所定電圧に到達して外付けストロボがレデ
ィ状態になったことを検出表示する方法としては、前記
電圧検出・レディ回路23に限定されず、DC−DCコ
ンバータ回路の電圧を検出する方法もあり、また、ネオ
ン管のかわりに発光ダイオードを使用することもある。
その後、トリガー回路24に接続されているトランジス
タ37がONになると、トリガー回路24がONにな
り、トリガーコイルから約3000Vの高圧パルスが発
生して放電管26に印加される。
【0023】外部から制御する場合は、X接点用端子2
5を使用する。本発明の場合であっても、内蔵ストロボ
のプレ発光と同調するためには、内蔵ストロボの光を検
出する必要があるが、本発光の信号はX接点から公知の
方法によるリード線で接続するか、または、この信号を
公知の方法で光に変換し、前記のように光ファイバーで
外付けストロボに接続することもできる。これは一般の
デジタルカメラであっても、X接点だけは付いている場
合が多いからである。その後、放電管26は発光を開始
する。その時点では発光制御用のIGBT素子27はO
Nしている。また、トリガー回路24の動作と同期して
トリガー回路24から制御信号が出てゲート電圧発生回
路19に印加され、この信号と同期してゲート電圧発生
回路19からゲート電圧が発生する。上記制御信号また
はゲート電圧を取る方法は、この公知のゲート信号発生
回路19による方法に限定されず、放電管回路から取る
方法もある。このゲート電圧の発生によりオート側発光
制御回路28またはマニュアル側発光制御回路30が動
作する。
【0024】ゲート電圧発生回路19は外付けストロボ
の動作のタイミングを合わせるための信号を生成する回
路である。切り替えスイッチ29がオートになっている
場合、前記のように放電管26が発光した時、オート発
光停止信号発生回路43が動作する。この動作は、フォ
トトランジスタよりなるセンサー44が被写体からの反
射光を受けて電気信号に変換し、その電気量を積分コン
デンサ45に充電する。積分コンデンサ45はコンパレ
ータ47に接続されており、積分コンデンサ45の電圧
があらかじめ決められた電圧(抵抗46で分割された比
較電圧)になると、適正露出になったことになり、コン
パレータ47から信号が発生し、その信号がオート側発
光制御回路28に印加され、オート側発光制御回路28
から発光停止信号が出て、発光制御回路の一部であるI
GBT素子27に加わり、IGBT素子27はOFFにな
って放電管26は発光を停止する。
【0025】外部からの制御端子48は、オート/マニ
ュアル発光停止信号発生回路またはその同等回路が外部
にある場合に使用する。カメラからの発光停止制御信号
を入力する場合にも使用する。切り替えスイッチ29を
マニュアル側に切り替えた時は、前記ゲート電圧発生回
路19からのゲート電圧が抵抗を介して積分コンデンサ
31aに印加され、この電圧があらかじめ決められた適
正値になったとき、マニュアル側発光制御回路30がON
し、発光停止信号をIGBT素子27に印加して、前記
と同様に放電管26は発光を停止する。
【0026】次に本発明の各手段の構成及び動作を図3
と図4を用いて説明する。本発明の外付けストロボ9
は、デジタルカメラ1の内蔵ストロボ2のプレ発光をト
リガーとして発光するため、内蔵ストロボ2の光を検出
する光検出用センサー10を含む光検出用回路と、その
信号を選別する回路を含む第1プレ発光用信号回路39
及び第2プレ発光用信号回路33から成るプレ発光用信
号発生手段が必要である。また、プレ発光用信号発生手
段は、プレ発光時の光量制御の動作をして発光停止信号
を発生する。まず、デジタルカメラ1のシャッターボタ
ンを押すと、内蔵ストロボ2は最初プレ発光して図4の
(A)の波形49に示すように少ない光量で発光する。
次に外付けストロボ9の下記に示す発光手段の回路が動
作する。
【0027】図1に示したような接続により、まずフォ
トトランジスタ34または同等品からなる光検出用セン
サー10で内蔵ストロボ2の光を検出し、その信号は直
流分カットコンデンサ35を介してタイマー回路36と
トランジスタ37に印加される。このフォトトランジス
タ34からなる光検出センサー10または光検出センサ
ー10に近傍の回路は、外付けストロボ9に内蔵されて
いない別部品であっても動作可能であり、そのような構
成であっても本発明の範囲に属するものである。例え
ば、この光検出センサー及び周辺回路をカメラ1の内蔵
ストロボ2の近くに置いて、そこからリード線で外付け
ストロボに接続してもよい。または、その信号を光信号
に変換して光ファイバーで接続することも可能である。
フォトトランジスタ34の検出信号が印加されたトラン
ジスタ37の出力信号は、図4の(B)の波形51に示
すようになり、前記のようにトリガー回路24が動作し
て放電管26が発光を開始する。
【0028】次に図3に示す第1プレ発光用信号回路3
9について説明する。第1プレ発光用信号回路39に含
まれるタイマー回路36は、内蔵ストロボの2回光る時
の信号の内、最初のプレ発光のみを検出するために設け
たものであり、この方法は一番回路構成が簡単になる。
このタイマー回路36は請求項4及び請求項5の発明に
おけるタイマー回路とは別のものである。本発明に記載
した時間を設定するための回路は一例であり、すなわち
積分回路、微分回路、タイマー回路については、それら
を使用しなくても公知のワンショットマルチ回路または
ラッチ回路その他の同等回路、デジタル化した同等回路
を使用して、積分回路、微分回路あるいはタイマー回路
と同等な動作をさせれば代用可能である。すなわち、本
発明の時間を設定するための回路は、同等の作用、動作
をするものを含むものである。デジタル化した方法の場
合、例えばカウンター42(例えば10進)を使用して初
めのプレ発光の信号を取り出しても良い。尚、波形修正
回路41は必要に応じて入れる。さらに、コストは高く
なるが図4に示すタイミングでプログラムすればマイコ
ンで制御することも可能であり、デジタル式のタイマー
機能等、同等機能を利用することができる。この場合は
他の制御回路もまとめて制御できる。
【0029】次に、このタイマー36に直流分カットコ
ンデンサ35からの信号が印加されると、図4の(C)
のようにタイマーがONする。このタイマー36は約20
0mS(ミリセカンド)以上ONしているので、内蔵ストロ
ボの2回目の発光には影響されなくなり、図4に示すよ
うにプレ発光時だけ動作するための信号を作る。この信
号により第1プレ発光用信号回路39と第2プレ発光用
信号回路33はプレ発光時だけ動作することになる。こ
のタイマー36の出力信号を図4の(C)のタイミングT
9の位置から微分回路38で微分すると、図4の(D)
に示す波形になり、その信号がトランジスタ40に印加
されるとトランジスタ40のコレクタ端子は図4の
(E)のようになる。微分回路38の定数を変えること
により信号の幅を変えることができ、最終的に外付けス
トロボの1回目の発光量をコントロールすることも可能
である。
【0030】図3及び図4で説明すると、図4の(D)
の波形53は基準容量の場合の波形であり、波形54は
波形53よりも容量を増やした場合を示す。また、それ
に対応したトランジスタ40の波形が図4の(E)の波
形55、波形56であり、さらにこれに対応した光量は
図4の(F)の光量波形57a、光量波形57bに示す
ものとなる。このように容量を可変することによりプレ
発光の光量が増減でき、撮影状況に応じ最適な値に調節
することができる。これに対応した回路は図3の微分コ
ンデンサ38aと38bを含むものであり、微分コンデ
ンサ38aに微分コンデンサ38bを追加することで容
量が増加する。この場合、コンデンサを複数設けて、切
り替えスイッチSW1を付けておけば、撮影状況に応じ
て随時切り替えて使用することができる。上記の場合は
微分コンデンサの容量を可変する実例を記したが、微分
回路に付属する抵抗を可変しても、また、トランジスタ
40のベース抵抗を可変しても同様の結果となる。
【0031】トランジスタ40は第2プレ発光用信号回
路33に接続してあり、上記信号が印加される。この第
2プレ発光用信号回路33は下記のように必要に
応じて動作が異なる場合があるが、どれも発光停止手段
の一部として動作する。この動作は、所定値になった
時、発光停止信号を発生し、該信号を発光制御回路の一
部であるIGBT素子27に印加する。IGBT素子2
7はOFFに成り、放電管26が発光を停止する。
【0032】 外付けストロボのプレ発光時の閃光時
間を内蔵ストロボに比べかなり長くしたい場合。 第2プレ発光用信号回路33にタイマー回路または同等
回路を追加してON時間(動作時間)を延ばした後に積分
回路31に接続する。この理由は、第2プレ発光用信号
回路33が積分回路に電力を供給する時間を長くしない
と、積分値が所定の値にならないうちに第2プレ発光用
信号回路33がOFFしてしまうためである。図3では積
分回路31はマニュアル側発光制御回路30のものを一
部共通に使用しているが、別の同等回路を設けることも
可能である。第2プレ発光用信号回路33のONにより積
分コンデンサ31aの値が所定値になると、マニュアル
側発光制御回路30が動作して発光停止信号を出し、放
電管26は発光を停止する。外付けストロボ9のプレ発
光時の閃光時間を調節したい場合は、積分回路31の異
なったC / R時定数を複数設けておき、前記と同様に切
り替えスイッチSW2により、撮影状況に応じて切り替
えて使用することができる。例として抵抗で切り替える
場合は、抵抗31bと抵抗31cを切り替える。容量で
切替える場合は、コンデンサ31aに追加する。積分回
路31はマニュアル側発光制御回路30と組み合わされ
た回路としてはタイマー回路と同等になるので、この部
分は請求項4及び請求項5の発明におけるタイマー回路
といえる。特にデジタル化した場合、この部分はデジタ
ル式タイマー回路または前記にある同等回路となる。
【0033】 外付けストロボのプレ発光時の閃光時
間を内蔵ストロボに比べ同等か少し長い位にしたい時。 第2プレ発光用信号回路33は単にバッファ回路のみと
して積分回路31に接続する。この場合、第2プレ発光
用信号回路33のON時間は図4の(E)の波形55か
ら波形56となる。積分コンデンサ31aの値が所定値
になるまでの時間を第2プレ発光用信号回路33のON
時間以内に設定しておけば動作可能である。その後は上
記と同様に動作する。
【0034】 外付けストロボのプレ発光時の閃光時
間を微分回路38とトランジスタ40の動作のみで調整
する場合。 第2プレ発光用信号回路33は単にバッファ回路のみと
して点線32に示すように積分回路31を通さずにマニ
ュアル側発光制御回路30の一部に直接接続する。この
場合の放電管26の発光停止のタイミングは図4の
(E)の55から56に示すものとなり、発光停止信号
が第2プレ発光用信号回路33からIGBT素子27に
印加され、放電管26は発光を停止する。図で説明する
と、放電管26は図4の(F)のT10で発光を開始
し、図4の(E)の55に対応する57a(T11a)ま
たは図4の(E)の56に対応する57b(T11b)
で発光を停止する。
【0035】上記のプレ発光時の動作は、前記し
た説明及び図4に示した通り、本発光時に差し支えない
ようにメインコンデンサ22に本発光時のための電力
(電気量)を残して発光するように光量制御して行われ
る。特に遠距離撮影の場合とか、レンズの絞りを絞った
時は、本発光の方がプレ発光より大きい光量が必要とな
る。さらに明細に説明すると、外付けストロボ9の放電
管26の発光にはメインコンデンサ22の電力(電気量)
を専ら使用するのであるが、プレ発光の時にフル発光に
近い動作をした場合には、2回目の本発光の時にメイン
コンデンサ22の電力(電気量)が足りなくなり、露出
不足の光量になるか、発光しなくなる。
【0036】上記の動作が終わると、約100m
S後にデジタルカメラ1の内蔵ストロボ2は本発光(2
回目の発光)を行う。この場合、前記した通り内蔵スト
ロボ2のプレ発光の光は、遮光されているためカメラ1
のレンズ3に入射しないが、外付けストロボ9のプレ発
光の光(図4の(F)の57aから57b)は、被写体
から反射してカメラ1のレンズ3に入射している(例え
ば被写体までの距離は0.5mから2mとする)。その
ため、デジタルカメラ1は被写体までの距離を近距離と
判断しており、内蔵ストロボ2の本発光は、図4の
(A)の波形50に示すように途中で発光を停止して少
ない光量になり、フル発光することがないから、光量制
御の目的は達せられたことになる。外付けストロボ9に
おいては、この内蔵ストロボ2の本発光の光を前記と同
様にフォトトランジスタ34からなる光検出センサー1
0で検出し、トランジスタ37が図4の(B)の波形5
2のようにONし、放電管26が図4の(F)の波形5
8に示すように発光する。このときは前記説明のように
第1プレ発光用信号回路39と第2プレ発光用信号回路
33は動作せず、信号も出ない。
【0037】従って切り替えスイッチ29がオート側に
なっている場合、オート発光停止信号発生回路43が動
作し、あらかじめ設定した適正露出になると発光停止信
号を出し、放電管26は発光を停止し、一連の動作は終
了する。図面で説明すると、図4の(F)のタイミング
T12で発光を開始して、タイミングT13で発光を停
止する。切り替えスイッチ29がマニュアル側になって
いる場合も上記と同様、設定値になった時に放電管26
は発光を停止し、一連の動作は終了する。尚、本発明に
おいて各動作のタイミングにズレがあっても、写真の写
りに影響が無ければ良いことになり、従来から多少のズ
レは問題無いことが確認されている。従って同調、同
期、同時の意味も一定の幅があって上記のように前後の
ズレを許容されるものであり、また、タイミング図も完
全に合っている部分から前後のズレも含まれるものとす
る。一例として、プレ発光は少ない光量のため、閃光時
間としては非常に短くて約20μS(マイクロセカン
ド)から50μSとなる。このため内蔵ストロボのプレ
発光が停止した後から外付けストロボのプレ発光を開始
させても間に合うことになり、この位のズレは問題ない
のである。外付けストロボの発光動作は内蔵ストロボの
プレ発光の発光停止信号をトリガーにしても間に合うこ
とになる。この動作を人の目で見て判断すれば当然同時
となる。尚、外付けストロボの動作に関して内蔵ストロ
ボの光をトリガーとして動作している場合、発光は当然
遅れる動作となる。
【0038】
【実施例】 本発明を図面に基づいてさらに具体的に説
明する。図5は図3のブロック図をさらに明細にしたも
のであり、公知部分は省略し本発明部分のみになってい
る。A5は図3のゲート電圧発生回路19に接続されて
いる。B5は図3のメインコンデンサ22に接続されて
いる。G1、G2はグランドであり、電池18のマイナ
ス部分に接続されている。プラス回路C5は電池18の
プラス部分に接続されている。図5の回路は図3のブロ
ック図と対応しているので、同じ部分は図3に関連して
既に説明した通りであり、重ねての説明は省略する。タ
イマー回路67は、図3のタイマー回路36に対応する
実施例の1つであり、発光開始信号によりトランジスタ
66がONするとタイマー回路67のコンデンサに電荷
が充電され、これによりタイマーが動作する。第2プレ
発光用信号回路33に対応する部分は、トランジスタ6
4部分とコンデンサ65部分であり、タイマーが必要な
場合はコンデンサ65を追加することにより可能とな
る。前記のようにこの部分のタイマーにおいても他の方
法で動作可能である。また、トランジスタ64の回路の
接続方法も前記の様に色々あるが、図5では積分回路に
接続されている。
【0039】この積分回路の値があらかじめ設定された
値になると、トランジスタ63,62,61がそれぞれ
ONになり、そのためIGBT素子27がOFFにな
り、放電管26は発光を停止する。前記の説明のように
積分回路が不要の場合は、トランジスタ64のコレクタ
側出力をトランジスタ61のベース回路に接続すること
で可能になる。切り替えスイッチ29がオート側になっ
ていると、オート発光停止信号発生回路43から信号が
来たとき、トランジスタ60がONし、トランジスタ5
9もONし、そのためIGBT素子27がOFFにな
り、放電管26は発光を停止する。
【0040】ここで下記のような現象が発生する。オー
ト発光停止信号発生回路43は内蔵ストロボのプレ発光
時と本発光時の両方で動作することことになる。そこで
プレ発光時、被写体までの距離がかなり近くて(例えば
0.5m)、絞りの設定値をF22位に明るくした場
合、プレ発光用信号回路で設定した光量になる前に、オ
ート発光停止信号発生回路43はさらに少ない光量で所
定値に達してしまい、発光停止信号を発生し、放電管2
6は発光を停止してしまう。従って、外付けストロボ9
のプレ発光の光量が設定値よりも少なくなってしまう。
しかしこの現象が起きても実際は上記のように距離がか
なり近く、絞りの設定値もF2位に明るいため、プレ発
光時の被写体からの反射光が多少少なくなっても、反射
光が被写体から返って来ていれば、デジタルカメラ1側
の本発光の光量は少なくなり、フル発光になることはほ
とんどない。このためこの対策は実施しなくてもさして
問題はないが、悪い撮影条件が重なった時等で上記のよ
うな問題が起きた場合、簡単な回路を付け加えることで
これを解決できる。
【0041】この動作原理としては、内蔵ストロボのプ
レ発光と同調して発光する外付けストロボのオート発光
停止信号発生回路43またはオート側発光制御回路28
の動作を、プレ発光時だけ停止させればよい。図6にそ
の実施例を示す。追加されたインヒビット回路以外は図
3と同様である。プレ発光時のオート発光停止信号発生
回路43の動作を停止させるためには、第1インヒビッ
ト回路89を追加する。このように回路構成すると、第
1プレ発光用信号回路39から発生する信号を受けて、
第1インヒビット回路89がONになり、オート発光停
止信号発生回路43の動作は停止することになる。もう
一つは、第2インヒビット回路86を配線87でオート
側発光制御回路28側に付けることで、プレ発光時のオ
ート側発光制御回路28の動作を停止させることであ
り、どちらを実施しても問題は解決される。
【0042】次に図3に示す第1プレ発光用信号回路3
9とは別の原理で動作する実施例を図7、図8に示す。
これは内蔵ストロボのプレ発光時の発光停止タイミング
と外付けストロボの発光停止タイミングが同じになるよ
うにしたものであり、2回目の本発光に関しては前記と
同様である。図7は上記のような新規の動作部分のみを
示していて、他の部分は図3と同様であるので、重ねて
の説明は省略する。図7のA6は電池のプラスまたは同
等電位に接続する。B6は図3のオート側発光制御回路
28に接続する。C6は図3のトリガー回路24に接続
する。G6はグランドであり、電池のマイナスまたは同
等電位に接続する。図7、図8で動作を説明すると、図
8の(A)は内蔵ストロボの発光曲線を示し、最初のプ
レ発光が波形76となる。その信号はコンデンサ68に
より微分されて図8の(B)に示すようになる。この微
分信号78を交流増幅回路69で増幅してトランジスタ
70に印加すると、このトランジスタ70はベースがプ
ラスの時だけONするので、図8の(C)に示す波形8
0になり、この信号は発光停止信号となり、オート側発
光制御回路28を介してIGBT素子27に印加され、
図8の(C)のT14と図8の(F)のT15のタイミ
ングで放電管26は発光を停止する。
【0043】トランジスタ70の前か後に動作を遅らせ
るタイマーまたは同等回路を追加すると、前記T15の
発光停止タイミングを延ばすことができるため、プレ発
光の光量は状況に応じて調整可能である。図8の(E)
はトランジスタ75の動作を示すものであり、内蔵スト
ロボの発光動作76,77に同調してONしてトリガー回
路23が動作し、外付けストロボが図8の(F)に示す
波形84,85のように発光する。タイマー回路71、
積分コンデンサ72、トランジスタ73、トランジスタ
74を含む回路は、2回目の本発光の時にトランジスタ
70が動作することを防ぐインヒビット回路である。こ
の回路がないと、内蔵ストロボの2回目の発光停止(図
8の(A)の77)に同期したパルス信号(図8の
(B)の79)がトランジスタ70に印加して、外付け
ストロボは発光を停止してしまう。このインヒビット回
路は、初めのプレ発光の時はタイマー回路71と積分コ
ンデンサ72の動作により、トランジスタ74が図8の
(C)に示すタイミングT14でONしないようになって
いる。その後、2回目の本発光の時にトランジスタ73
と74はONになり、図8の(D)に示す信号81がト
ランジスタ70のベースに印加され、トランジスタ70
は不動作となる。
【0044】このため外付けストロボは、内蔵ストロボ
の2回目の本発光の発光停止には影響されなくなる。ま
た、内蔵ストロボのプレ発光の回数が1回ではなく、2
回、3回と多いものでも、上記インヒビット回路のタイ
ミングを合わせれば同調可能となる。本回路では外付け
ストロボのプレ発光の発光停止は、内蔵ストロボの発光
停止とほとんど同時にできるので、制御がやり易くな
る。このように外付けストロボのプレ発光の発光停止信
号の作り方は別方法であるが、前記回路と同様な効果が
ある。
【0045】さらに図3に示す第1プレ発光用信号回路
39とは別の原理で動作する実施例を図9に示す。この
実施例は、請求項1の方法発明及び請求項3の装置発明
に係るものである。これはプレ発光用に第2のメインコ
ンデンサを設けたものであり、図面では放電管も別にな
っているが、これは動作を分かりやすくしたためであ
り、下記のように数量を限定するものではない。次に図
9の回路の接続と動作を説明する。図3の回路と同じ動
作の部分は同番号で示し重ねての説明は省略する。G7
はグランドで電池のマイナス回路へ接続されている。A
7はDC−DCコンバータ20に接続されている。D7
はオート側発光制御回路とマニュアル側発光制御回路に
接続されていて、本回路では図3に示す第1プレ発光用
信号回路39、第2プレ発光用信号回路33は不要とな
る。B7はトランジスタ37に接続されている。C7は
前記した公知のプレ発光キャンセル回路を介して本発光
時のみ動作するようになっている。
【0046】まずDC−DCコンバータ20から別の整
流ダイオード90を介して第2メインコンデンサ91に
電力(電気量)が充電される。この第2メインコンデンサ
91の容量は第1メインコンデンサ22に比べ1/5か
ら1/10と小さくなっていて、その分少ない光量とな
る。この容量を増減することによりプレ発光の光量を調
節することが可能である。最初B7端子には内蔵ストロ
ボがプレ発光したときの信号が来て、第2トリガー回路
92が動作して放電管93が発光する。その後、内蔵ス
トロボが本発光したときの信号が来るが、第2メインコ
ンデンサ91の電力は既に上記プレ発光の時に使い切っ
ていてほとんど残っていないので、放電管93は発光し
ない。
【0047】トリガー回路24の方はC7端子から本発
光時のみ信号が来て動作し、放電管26が発光を開始す
る。C7の信号はプレ発光時は発生しないようになって
いて、この信号はタイマー回路と積分回路を組み合わせ
て作ったり、カウンター回路等のデジタル回路で作るこ
とができ、これらは公知の回路である。その後、前記の
ようにD7端子に発光停止信号が来て、IGBT素子が
OFFになり発光を停止する。このように放電管2本を
使用すると、それぞれの放電管は別の場所に設けること
ができ、例えばカメラの近くにプレ発光の放電管、それ
より離れた所に本発光の放電管を設けることができる。
図9では放電管を2本使用しているが、放電管26のみ
使用することも可能であり、第2トリガー回路92も不
要となる。その代わり干渉しないようにするため、プレ
発光時に第1メインコンデンサ22の回路を切断する公
知のスイッチング回路が必要になる。または本発光時に
第1メインコンデンサ22の回路を接続する公知の回路
が必要になる。このようにプレ発光の回路方式が異なっ
ても、プレ発光と本発光の光量比率は前記の図3の別回
路と同等にすることができ、効果も同様になる。
【0048】
【発明の効果】 以上のように本発明の方法及び装置に
よれば、外付けストロボをデジタルカメラの内蔵ストロ
ボと同調発光させて撮影するとき、内蔵ストロボのプレ
発光をトリガーとして外付けストロボをプレ発光させ、
被写体から返された外付けストロボのプレ発光の反射光
に基づいて内蔵ストロボの本発光時の光量を制御するた
め、内蔵ストロボの本発光時の光量を少ないものとする
ことができ、これによって、次の撮影のためになされる
内蔵ストロボのコンデンサの充電時間が従来品よりも短
くなるため、次の撮影までの待ち時間が短くなり、シャ
ッターチャンスを失うことがない。また、デジタルカメ
ラの電池の寿命も長くなり、頻繁に電池交換する必要が
ないなどの実用的効果がある。
【0049】また、本発明の方法及び装置では、外付け
ストロボのプレ発光時の動作を、外付けストロボの本発
光時に差し支えが生じないように、メインコンデンサに
本発光時のための電力を残して行なわれるように制御す
るため、外付けストロボの本発光が必要十分な適正光量
でなされることになり、被写体との距離に影響されずに
品質の高い撮影を行なうことができる。
【0050】また、本発明の別の方法及び装置では、第
2メインコンデンサに接続されている放電管によって外
付けストロボのプレ発光を行ない、第1メインコンデン
サに接続されている放電管によって外付けストロボの本
発光を行ない、外付けストロボの本発光が所定光量にて
停止するように制御するため、外付けストロボの本発光
が必要十分な適正光量でなされることになり、被写体と
の距離に影響されずに品質の高い撮影を行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術及び本発明におけるデジタルカメラ
と外付けストロボの接続状態を説明する概要図である。
【図2】 従来技術及び本発明におけるデジタルカメラ
のシャッター動作と内蔵ストロボ及び外付けストロボの
発光動作を説明するタイミングチャート図と波形図であ
る。
【図3】 本発明の回路構成を示すブロック図(一部明
細回路図)である。
【図4】 図3の回路構成におけるタイミングチャート
図と波形図である。
【図5】 図3に示した回路構成の特定部分の実施例を
示す明細な回路図である。
【図6】 図3に示した回路構成に一部新機能を追加し
たものである。
【図7】 本発明の回路構成の別の実施例を示し、図3
のものとは一部別の動作をする。
【図8】 図7の回路構成におけるタイミングチャート
図と波形図である。
【図9】 本発明の別の実施例における回路構成の要部
を示すブロック図(一部明細回路図)である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 2 内蔵ストロボ 3 カメラのレンズ 4 防水カメラハウジング 5 拡散板 6 黒い遮光板 7 外枠 8 光ファイバー 9 外付けストロボ 10 光検出用センサー 18 電池 19 ゲート電圧発生回路 20 DC−DCコンバータ 22 メインコンデンサ 24 トリガー回路 26 放電管 27 IGBT素子 28 オート側発光制御回路 29 切り替えスイッチ 30 マニュアル側発光制御回路 31 積分回路 33 第2プレ発光用信号回路 34 光検出用センサー 36 タイマー回路 38 微分回路 39 第1プレ発光用信号回路 43 オート発光停止信号発生回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月19日(2001.4.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 19/02 G03B 19/02 H04N 5/225 H04N 5/225 Z 5/238 5/238 Z H05B 41/32 H05B 41/32 E P // H04N 101:00 H04N 101:00 Fターム(参考) 2H002 CD05 CD06 CD09 CD13 HA05 HA06 JA07 2H053 AA06 AB06 AD00 AD03 AD06 AD08 AD11 AD14 AD21 AD23 BA00 BA02 BA21 BA25 BA31 BA32 BA33 BA34 BA51 BA62 BA63 BA65 BA71 BA77 BA78 DA01 DA03 DA06 2H054 AA01 3K098 AA01 AA04 AA05 AA06 AA07 AA11 AA20 AA30 BB01 BB09 BB13 BB14 BB20 5C022 AA07 AA13 AB15 AB40 AB67 AC52 AC65 AC73

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内蔵ストロボでプレ発光と本発光を行う
    方式のデジタルカメラに使用される外付けストロボの光
    量制御方法において、内蔵ストロボのプレ発光をトリガ
    ーとして外付けストロボをプレ発光させる発光手段を有
    し、この外付けストロボのプレ発光時の動作を、外付け
    ストロボの本発光に差し支えないように、メインコンデ
    ンサに本発光時のための電力を残して行なわれるように
    制御することを特徴とするデジタルカメラ用外付けスト
    ロボの光量制御方法。
  2. 【請求項2】 内蔵ストロボでプレ発光と本発光を行う
    方式のデジタルカメラに使用される外付けストロボの光
    量制御装置において、外付けストロボはDC−DCコン
    バータ、メインコンデンサ、電圧検出・レディ回路、ト
    リガー回路、放電管、ゲート電圧発生回路、発光制御回
    路、プレ発光用信号回路、光検出用センサー回路に加え
    て、内蔵ストロボのプレ発光を検出するセンサー手段
    と、内蔵ストロボのプレ発光をトリガーとして外付けス
    トロボを発光させる発光手段及びプレ発光用信号発生手
    段を有しており、この外付けストロボのプレ発光時の動
    作を、外付けストロボの本発光に差し支えないように、
    メインコンデンサに本発光時のための電力を残して行な
    われるように制御することを特徴とするデジタルカメラ
    用外付けストロボの光量制御装置。
  3. 【請求項3】 内蔵ストロボでプレ発光と本発光を行う
    方式のデジタルカメラに使用される外付けストロボの光
    量制御装置において、外付けストロボはDC−DCコン
    バータ、第1メインコンデンサ、第2メインコンデン
    サ、電圧検出・レディ回路、トリガー回路、放電管、ゲ
    ート電圧発生回路、発光制御回路、光検出用センサー回
    路に加えて、内蔵ストロボのプレ発光を検出するセンサ
    ー手段と、内蔵ストロボのプレ発光をトリガーとして外
    付けストロボを発光させる発光手段を有しており、第2
    メインコンデンサに接続されている放電管によって外付
    けストロボのプレ発光を行ない、第1メインコンデンサ
    に接続されている放電管によって外付けストロボの本発
    光を行ない、所定光量にて外付けストロボの本発光が停
    止するように制御することを特徴とするデジタルカメラ
    用外付けストロボの光量制御装置。
  4. 【請求項4】 プレ発光用信号発生手段には発光停止手
    段を含んでおり、該発光停止手段は、微分信号を利用
    する、積分信号を利用する、タイマー回路を利用す
    る、内蔵ストロボのプレ発光時の発光停止信号を利用
    する、のいずれか一つまたは二以上の組み合わせによっ
    て、発光停止信号を生成することを特徴とする請求項1
    に記載したデジタルカメラ用外付けストロボの光量制御
    方法。
  5. 【請求項5】 プレ発光用信号発生手段には発光停止手
    段を含んでおり、該発光停止手段は、微分信号を利用
    する、積分信号を利用する、タイマー回路を利用す
    る、内蔵ストロボのプレ発光時の発光停止信号を利用
    する、のいずれか一つまたは二以上の組み合わせによっ
    て、発光停止信号を生成することを特徴とする請求項2
    又は請求項3に記載したデジタルカメラ用外付けストロ
    ボの光量制御装置。
  6. 【請求項6】 オート発光停止信号発生回路を有するこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項4に記載したデジタ
    ルカメラ用外付けストロボの光量制御方法。
  7. 【請求項7】 オート発光停止信号発生回路を有するこ
    とを特徴とする請求項2、請求項3又は請求項5に記載
    したデジタルカメラ用外付けストロボの光量制御装置。
  8. 【請求項8】 プレ発光時に作用するインヒビット回路
    を設けたことを特徴とする請求項2、請求項3、請求項
    5又は請求項7に記載したデジタルカメラ用外付けスト
    ロボの光量制御装置。
  9. 【請求項9】 プレ発光時の光量を調節するための切り
    替え回路を設けたことを特徴とする請求項2、請求項
    3、請求項5、請求項7又は請求項8に記載したデジタ
    ルカメラ用外付けストロボの光量制御装置。
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