JPH11183978A - 閃光制御装置 - Google Patents

閃光制御装置

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JPH11183978A
JPH11183978A JP9353291A JP35329197A JPH11183978A JP H11183978 A JPH11183978 A JP H11183978A JP 9353291 A JP9353291 A JP 9353291A JP 35329197 A JP35329197 A JP 35329197A JP H11183978 A JPH11183978 A JP H11183978A
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JP
Japan
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light emission
flash
control device
unit
main
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JP9353291A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Iwasaki
宏之 岩崎
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Original Assignee
Nikon Corp
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    • G03B7/09979Multi-zone light measuring

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像面の拡散特性が悪く、本露光時にTTL
調光を行えない電子カメラなどにおいて、TTL調光の
優れた点を兼ね備えることを可能にする。 【解決手段】 被写体を照明する閃光発光部42と、閃
光発光部を本露光直前に予備発光させ、被写体からの反
射光を撮影光学系を介して受光しながら、受光量が所定
量になるまで予備発光を行うよう制御する予備発光制御
部26と、被写体までの距離を算出する距離算出部30
と、予備発光時の絞り値を算出する露出演算部22と、
予備発光制御部と距離算出部と露出演算部との出力に基
づいて、本露光時の閃光発光量をあらかじめ算出する本
発光演算部31と、本発光演算部の出力に基づいて、閃
光発光部の本露光時の閃光発光量を制御する本発光制御
部(32)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、閃光発光量を最適
量に制御する閃光制御装置に関し、特に、電子カメラ等
のTTL調光に適した閃光制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、一眼レフカメラに主に採用されて
いる閃光発光器(以下、SBと呼ぶ)の自動調光装置
は、いわゆるTTL調光方式と呼ばれるものである。こ
の調光方式は、SBから発光し、被写体で反射されてき
た光束を撮影レンズを通してリアルタイムに測光し、発
光量が適量に達したときに、SB発光をストップさせる
方式である。この調光方式は、撮影レンズを通った光束
を測光するので、撮影される領域と測光する領域のずれ
(パララックス)が無いことや、撮影者が絞り値を自由
に設定可能である点が特に優れている。
【0003】しかし、このTTL調光方式は、撮像面
(銀塩フィルム又は固体撮像素子など)の拡散特性がお
おむね完全拡散面であるという前提に基づいており、拡
散特性が完全拡散面から著しくかけ離れている場合に
は、性能が悪化してしまう。特に、電子カメラの撮像面
に設けられている固体撮像素子は、固体撮像素子そのも
のの拡散特性が悪いことや、その手前に設けられている
カバーガラスなどの影響により、拡散特性が完全拡散面
から著しくかけ離れており、TTL調光方式では、適切
な露光が得られなかった。
【0004】この問題を解決するために、特開平9−9
0461号は、撮像面が個体撮像素子によって作製され
ている電子カメラにおいて、SB使用時の露光を適切に
制御する撮像装置が提案されている。この撮像装置は、
図20に示したように、第1の操作51(例えば、カメ
ラのシャッターボタンの半押し動作)により、測距手段
52を作動させ、その距離情報に基づいて、絞り値を決
定し絞り制御53を行い、続いて、第2の操作54(例
えば、シャッターボタンの全押し動作)により、発光部
57によってSBの予備発光を行うと同時に予備露光5
5を行い、その予備露光55の結果に基づいて、本露光
56時の発光部57のSB発光量を決定するものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の装置の場合は、予備露光時に本露光と同一の撮像手段
から信号を読み出して、予備露光の結果を判定する必要
があるために、予備露光判定に大量の撮像信号を扱わな
ければならず、処理に時間が掛かる、という問題点があ
った。
【0006】そこで、本発明は、撮像面の拡散特性が悪
く、本露光時にTTL調光を行えない電子カメラなどに
おいて、予備発光時のデータ処理量を少なくし、かつ、
撮影領域と測光領域のずれ(パララックス)が無く、撮
影者が絞り値を自由に設定可能であるなどのTTL調光
の優れた点を兼ね備えた閃光制御装置を提供することを
課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、被写
体を照明する閃光発光部(42)と、前記閃光発光部を
本露光直前に予備発光させ、前記被写体からの反射光を
撮影光学系を介して受光しながら、前記受光量が所定量
になるまで予備発光を行うよう制御する予備発光制御部
(26)と、被写体までの距離を算出する距離算出部
(30)と、予備発光時の絞り値を算出する露出演算部
(22)と、前記予備発光制御部と前記距離算出部と前
記露出演算部との出力に基づいて、本露光時の閃光発光
量をあらかじめ算出する本発光演算部(31)と、前記
本発光演算部の出力に基づいて、前記閃光発光部の本露
光時の閃光発光量を制御する本発光制御部(32)とを
備えた閃光制御装置である。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の閃光
制御装置において、撮像部の直前に設けられ、前記被写
体からの反射光を前記予備発光制御部に導く導光部を更
に備えることを特徴とする閃光制御装置である。
【0009】請求項3の発明は、請求項1に記載の閃光
制御装置において、前記本発光制御部は、交換可能な閃
光発光器内に設けられており、前記本発光演算部は、本
発光時の閃光発光量を通信によって、前記本発光制御部
に伝達させることを特徴とする閃光制御装置である。
【0010】請求項4の発明は、請求項1に記載の閃光
制御装置において、前記本発光演算部は、閃光発光量を
ガイドナンバーによって算出することを特徴とする閃光
制御装置である。
【0011】請求項5の発明は、請求項3又は請求項4
に記載の閃光制御装置において、前記本発光演算部は、
前記ガイドナンバーを通信によって前記本発光制御部へ
伝達することを特徴とする閃光制御装置である。
【0012】請求項6の発明は、請求項4に記載の閃光
制御装置において、前記ガイドナンバーを表示する表示
部を備えることを特徴とする閃光制御装置である。
【0013】請求項7の発明は、請求項6に記載の閃光
制御装置において、前記表示部は、前記本発光演算部で
求めた閃光発光量の補正値を表示することを特徴とする
閃光制御装置である。
【0014】請求項8の発明は、請求項1に記載の閃光
制御装置において、前記本発光制御部は、発光時間を制
御することにより、閃光発光量を制御することを特徴と
する閃光制御装置である。
【0015】請求項9の発明は、請求項1に記載の閃光
制御装置において、前記本発光制御部は、閃光発光器内
に設けられたモニター素子の出力に基づいて、閃光発光
量を制御することを特徴とする閃光制御装置である。
【0016】請求項10の発明は、請求項1に記載の閃
光制御装置において、前記予備発光制御部は、あらかじ
め既知のガイドナンバーの予備発光を所定発光量になる
まで繰り返し発光することによって、発光量を制御する
ことを特徴とする閃光制御装置である。
【0017】請求項11の発明は、請求項1に記載の閃
光制御装置において、前記予備発光制御部は、予備発光
時の絞り値に応じて、受光部の増幅率を決定することを
特徴とする閃光制御装置である。
【0018】請求項12の発明は、請求項1に記載の閃
光制御装置において、前記予備発光制御部は、被写界か
らの反射光を複数領域に分割して受光する分割型の受光
素子を更に備え、前記本発光演算部は、前記予備発光制
御部の出力に基づいて、本発光量の算出に用いる領域を
選択することを特徴とする閃光制御装置である。
【0019】請求項13の発明は、請求項11に記載の
閃光制御装置において、前記本発光演算部は、被写体の
反射率が標準反射率に最も近い領域を選択することを特
徴とする閃光制御装置である。
【0020】請求項14の発明は、請求項11に記載の
閃光制御装置において、被写界の特定領域の焦点検出を
行う焦点検出部を更に備え、前記本発光演算部は、前記
焦点検出部による焦点検出が行われている場合には、前
記検出領域と重複する受光領域を選択することを特徴と
する閃光制御装置である。
【0021】請求項15の発明は、請求項11に記載の
閃光制御装置において、前記本発光演算部は、前記被写
体の反射率が標準反射率から所定値以上離れている領域
を演算対象から除外することを特徴とする閃光制御装置
である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施
形態に係わるカメラの閃光制御装置の概略の構成を示す
ブロック図である。測光部21は、例えば、SPD(シ
リコン・フォト・ダイオード)等の受光素子を用いて被
写界を測光する回路であり、その測光出力は、露出演算
部22へ出力される。測光部21は、図3に示すよう
に、被写界をB1〜B5の5領域に分割して測光し、そ
れぞれの輝度値を出力可能な構造になっている。
【0023】露出演算部22は、測光部21からの出力
と、感度設定部35からのフィルム感度情報とに基づい
て、定常光露出に関する適正露出値を算出する部分であ
り、その適正露出値は、絞り値とシャッター値に分解さ
れて、露出制御部23へ出力される。また、絞り値は、
予備発光制御部26、予備発光演算部25、本発光演算
部31などに出力される。
【0024】露出制御部23は、露出演算部22からの
適正露出値に基づいて、ミラー2、絞り10及びシャッ
ター11により、露出制御する部分であり、レリーズス
イッチ24からのレリーズ信号が入力されると、まず、
図2に示すクイックリターンミラー2を跳ね上げ、絞り
10を所定値まで絞り込んだ後に、予備発光制御部26
へ予備発光開始信号を出力する。
【0025】予備発光制御部26は、予備発光部27を
予備発光させ、被写体からの反射光を撮影光学系を介し
て受光しながら、その受光量が所定量になるまで予備発
光を行うよう制御する部分である。予備発光制御部26
は、露出制御部23からの予備発光開始信号が入力され
ると、露出演算部22から入力した設定絞り値に応じ
て、積分アンプのゲインを設定し、所定のガイドナンバ
ー(通常フィルム感度ISO100の値で2程度)によ
って、閃光発光部42の中の予備発光部27を積分出力
が所定値に達してストップ信号が出力されるまで繰り返
し発光させる。
【0026】予備発光制御部26は、図4に示すよう
に、シャッター面Sに入射し結像した被写体像を、調光
用レンズ14により調光素子15上に再結像させ、S1
〜S5の5領域に分割して、それぞれ光電変換された電
荷を蓄積する構成になっている。そして、S1〜S5の
中で蓄積電荷が最大の領域の蓄積電荷量が所定値に達す
ると、ストップ信号が出力されるようになっている。
【0027】予備発光演算部25は、予備発光制御部2
6からのストップ信号が入力されると、予備発光制御部
26からS1〜S5の5領域の予備発光時の蓄積電荷量
に対応した信号IG(1)〜IG(5)を読み出す。そ
して、露出演算部22からの絞り値と、予備発光部27
からの1発光あたりの予備発光ガイドナンバーGNp1
とに基づいて、S1〜S5に対応した予備発光ガイドナ
ンバーGNrtn(1)〜GNrtn(5)を算出し、
本発光演算部31へ出力する。このGNrtn(1)〜
GNrtn(5)の算出方法については、後に詳しく説
明する。
【0028】焦点検出部28は、図3の領域Fに示した
被写界中央の1点についての焦点状態を検出する部分で
あり、その情報は、レンズ駆動部29へ出力される。レ
ンズ駆動部29は、焦点検出部28の情報に基づいて、
ピントずれ量が0になるまで撮影レンズ1を駆動する部
分である。距離算出部30は、撮影レンズ1の距離環の
位置に応じたエンコーダ出力に基づいて、そのときのピ
ント位置を算出する部分であり、その値は、被写体まで
の撮影距離値Dとして、本発光演算部31へ出力する。
【0029】本発光演算部31は、予備発光演算部25
からの予備発光ガイドナンバーGNrtn(1)〜GN
rtn(5)と、距離算出部30からの撮影距離値D
と、露出演算部22からの絞り値F(AV値から求め
る)などに基づいて、本発光ガイドナンバーを算出する
部分であり、その結果は、本発光制御部32と表示部3
4へ出力される。本発光ガイドナンバーの算出方法につ
いても、後に詳しく説明する。
【0030】一方、露出制御部23は、露出演算部22
で求められたシャッター値に基づいて、シャッター11
を制御し、シャッター11が全開になった時点で、本発
光制御部32へ本発光開始信号を出力する。
【0031】本発光制御部32は、露出制御部23から
の本発光開始信号が入力されると、本発光演算部31か
ら入力した本発光ガイドナンバーによって、露光時の本
発光を、本発光部33に行わせる。また、表示部34
は、本発光演算部31からの本発光ガイドナンバーなど
の表示を行う。
【0032】ここで、露出演算部22、予備発光演算部
25、予本発光演算部31は、1チップマイクロプロセ
ッサ41(以下、マイコンと略す)の内部演算によって
実現されている。また、予備発光部27と本発光部33
は、一つの閃光管が時系列的に発光することにより実現
され、本発光制御部32、表示部34と共に、カメラ本
体から着脱可能な閃光発光器42内に構成されている。
【0033】図2は、本発明による閃光制御装置の実施
形態の光学系を示す図である。撮影レンズ1を通過した
光束は、クイックリターンミラー2、拡散スクリーン
3、コンデンサレンズ4、ペンタプリズム5、接眼レン
ズ6を通って撮影者の目に到達する。一方、拡散スクリ
ーン3によって拡散された光束の一部は、コンデンサレ
ンズ4、ペンタプリズム5、測光用プリズム7、測光用
レンズ8を通して、測光素子9へ到達する。また、クイ
ックリターンミラー2は、一部の光束を透過させるハー
フミラーになっており、それを透過した光束は、サブミ
ラー13によって下方に折り曲げられ、焦点検出部28
へ入射する。
【0034】閃光発光時には、絞り10が所定値まで絞
られ、クイックリターンミラー2及びサブミラー13が
跳ね上げられ、まず、閃光発光器42によって予備発光
が行われる。そして、被写体で反射光されたSB光は、
撮影レンズ1、絞り10を通過した後に、シャッタ−1
1に結像する。その反射光は、調光用レンズ14によっ
て調光素子15上へ再結像する。露光時には、シャッタ
ー11が開き、撮像手段12へ光束が導かれる。撮像手
段12は、例えば、CCDなどの固体撮像素子などによ
って構成されている。
【0035】図3は、本実施形態に係る閃光制御装置の
測光素子9の分割状態を被写界に照らし合わせて示した
図である。測光素子9は、被写界のほぼ全面を5分割し
て測光し、それぞれの測光値B1〜B5を出力できるよ
うになっている。また、中央の領域Fは、焦点検出部2
8が焦点検出を行う領域である。
【0036】図4は、本実施形態に係る閃光制御装置の
予備発光制御部26の光学系を示した図である。予備発
光制御部26の光学系は、既に説明したように、シャッ
ター面Sに入射し結像した被写体像を、3連の調光用レ
ンズ14により、調光素子15上に再結像させ、S1〜
S5の5領域に分割して、それぞれ光電変換された電荷
を蓄積する構成になっている。ここで、S1〜S5の各
領域と番号の関係は、図3における測光領域B1〜B5
の各領域の番号と対応している。
【0037】図5は、本実施形態に係る閃光制御装置の
実際の予備発光の様子を示した図である。予備発光は、
所定のガイドナンバーGNp1(ISO100の表示で
2程度)のチョップ発光が、ストップ信号が出るか、発
光回数の上限値(通常は16回)に達するまで連続して
行われる。ここで、1回あたりの予備発光のガイドナン
バーGNp1は、カメラに装着されたSBに固有の数値
であり、カメラ−SB間の通信により、その値がSBか
らカメラに伝達される。また、予備発光開始と共に、カ
メラは、予備発光時間tpreの計時を行う。
【0038】図6は、本実施形態に係る閃光制御装置の
SBの発光強度と時間の関係を示した図である。ここ
で、SBのガイドナンバーは、発光強度を時間で積分し
たものであるから、図中の曲線の面積(例えば、斜線で
示した部分)で表される。従って、閃光発光器42は、
発光時間tを管理することにより、そのガイドナンバー
を制御することができる。
【0039】図7は、本実施形態に係る閃光制御装置の
本発光量制御方法を説明する図である。また、発光強度
は、SB内の充電電圧にも依存するので、充電電圧が変
化すれば、発光時間が同じであっても、そのガイドナン
バーは変化する。例えば、予備発光の回数が異なること
により、本発光時の充電電圧が異なったり、充電電圧が
十分でないときに撮影されるなどの場合があげられる。
そのような場合には、充電電圧そのものや予備発光の回
数などをパラメーターとして、発光時間tとガイドナン
バーとの関係を算出するようにすればよい。この実施形
態では、図7に示すように、SB内にモニター素子36
を設け、SBからの発光量を直接モニターし、所望のガ
イドナンバーになったところで、GN制御部37により
発光を止めるようにしている。
【0040】図8は、閃光発光器42の背面に設けられ
た表示部34を示した図である。表示部34には、設定
絞り値F、撮影距離D、発光したガイドナンバーGN
(ISO100相当での値)、また、以下の数式1によ
って求められるdGNを表示する。
【0041】 dGN=2・Log2(F・D/GN) …(1)
【0042】ここで、dGNは、標準的な反射率(約1
8%)の被写体に対して、どのくらい露出補正を行った
かをアペックス値で表したものである。例えば、dGN
=+1であれば1EVオーバーである。
【0043】図9は、マイコン41のプログラムを示し
たフローチャートである。カメラのレリーズスイッチ2
4が半押しされることによって、カメラの電源が入り、
本プログラムが実行される。まず、ステップS101に
おいて、測光部21によって定常光測光を行い、B1〜
B5までの輝度値を算出する。次に、ステップS102
において、露出演算部22によって定常光露出演算を行
い、数式2に示す演算式により、定常光露出値BVaを
算出する。
【0044】 BVa=(B1+B2+B3+B4+B5)/5 …(2)
【0045】ステップS103において、感度設定部3
5からフィルム感度値SVを読み込む。ステップS10
4において、BVa及びSVから、絞り値AV、シャッ
ター値TVを数式3によって算出する。ここで、AVと
TVの組み合わせは、複数存在し、選択された露出モー
ド(プログラム、絞り優先、シャッター優先)等に依存
するが、本実施形態では、その選択方法は特に問わな
い。
【0046】BVa+SV=TV+AV …(3)
【0047】ステップS105において、焦点検出部2
8によって焦点検出を行い、ステップS106におい
て、撮影レンズ1を焦点位置まで駆動し、ステップS1
07によって、そのときのピント位置、すなわち撮影距
離Dを読み出す。
【0048】ここで、ステップS108において、レリ
ーズスイッチ24が全押しされているか否かを判別し、
全押しの場合には、ステップS109へ進み、そうでな
い場合には、ステップS116へジャンプする。
【0049】ステップS109では、ミラー2を跳ね上
げ、絞り10をAVに応じた値に設定する。ステップS
110では、予備発光を行い、そのときの調光データか
らS1〜S5の領域に対応した予備発光ガイドナンバー
を算出する。予備発光ガイドナンバーの求め方は後述す
る。ステップS111では、予備発光ガイドナンバーと
絞り値Fと撮影距離Dなどから、本発光時のガイドナン
バーGNmを算出する。GNmの算出方法も後に詳しく
述べる。ステップS112では、求められたガイドナン
バーGNmをSB側へ通信により出力する。
【0050】そして、ステップS113において、シャ
ッター11を開き、ステップS114によって、ガイド
ナンバーGNmによって本発光を行い、撮像手段12へ
の露光を行う。さらに、S115により、露出演算によ
って求められたシャッター値TVに応じた時間後にシャ
ッター11を閉じ、絞り10とミラー2を初期位置へ復
帰させ露出制御を終了させる。
【0051】露出制御が終わると、ステップ116へ進
み、半押しタイマーによりレリーズスイッチ24の半押
し解除後に、所定時間が経過したか否かを判定し、半押
し継続中又はタイマーが所定時間内であった場合には、
ステップS101へ戻って処理を繰り返し、タイマー切
れであった場合には、プログラムを終了する。
【0052】図10は、予備発光時の制御方法を示した
サブルーチンのフローチャートである。図9のステップ
S110が実行されることにより、本サブルーチンが呼
び出されて実行される。まず、ステップS201におい
て、1発光あたりのガイドナンバーGNp1をSBから読
み込む。このガイドナンバーは、フィルム感度がISO
100であった場合の値とする。次に、ステップS20
2により、予備発光制御部26のアンプゲインGpre(n)
を以下に示す数式4によって設定する。
【0053】 Gpre(n)=γ{AV+3+Log2(1/5)−Sα(n) } …(4)
【0054】ここで、Gpre(n)は、n=1〜5であり、
それぞれの番号は、図4に示した領域に対応している
が、予備発光の場合はどの領域も同一のアンプゲインと
する。また、AVは、数式3にも出てきたように、設定
された絞り値のアペックス値、Sα(n) は、各領域毎の
ゲインをそろえるための補正値、γは、ストップ信号が
適切な受光量で出るための係数である。また、Log2
(1/5)の項は、5領域の積分値の総和が適切な受光
量になるための補正項である。なお、Log2(N)
は、2を底とする対数を示すものとする。このように、
アンプのゲインGpre は、AV値が大きい程、つまり絞
りが絞り込まれている程、大きなゲインを設定するよう
になっている。これは、絞り込まれている程、シャッタ
ー面の照度が低下するので、それを補うためである。
【0055】ステップS203によって、予備発光回数
を示す変数Qpre を0にセットし、予備発光時間tpre
の計時を開始する。ステップS204において、Qpre
に1を加える。ステップS205では、ガイドナンバー
GNp1で予備発光(チョップ発光)を行う。ここで、ス
テップS206において、予備発光制御部26からスト
ップ信号が出たか否かを判定し、ストップ信号が出た場
合には、次のステップS207をジャンプして、ステッ
プS208へ進み、そうでない場合は、ステップS20
7へ進む。
【0056】ステップS207では、予備発光回数Qpr
e が最高回数の16回に達したか否かを判定し、16回
に達したときには、予備発光を終了して、ステップS2
08へ進み、そうでない場合には、ステップS204へ
戻り予備発光を繰り返す。
【0057】予備発光が終わると、ステップS208に
おいて、予備発光時間tpre の計時を終了する。そし
て、ステップS209において、調光領域S1〜S5に
対応した積分値IG(1) 〜IG(5) を読み出す。ステッ
プS210では、ステップS208によって計時した時
間だけSBを発光させずに、定常光のみの積分を行い、
ステップS211において、その積分値Ipst(1)〜Ips
t(5)を読み込む。そして、ステップS212において、
カウンタnを0にセットし、続いて、ステップS213
においてnに1を加える。
【0058】ステップS214では、読み出した予備発
光時の積分値IG(n) と定常光の身による積分値Ipst
(n)とから、定常光成分の影響を除去した積分値IGR
(n) を、以下に示す数式5によって算出する。
【0059】 IGR(n)=IG(n)−Ipst(n)、n=1〜5 …(5)
【0060】ステップS215では、求めたIGR(n)
が0より大きいか否かを判定し、大きかった場合には、
ステップS216により、その領域のガイドナンバーG
Nrtn(n)に十分大きな値を代入する。ここでは、その値
を999とする。IGR(n)が0より大きかった場合に
は、ステップS217において、数式6により、各領域
のGNrtn(n)を算出する。
【0061】 GNrtn(n)=GNp1・{Qpre ・IGstop/IG(n) ・2^(AV−2)/5} ^(1/2) …(6)
【0062】ここで、記号^はべき乗を示すものとす
る。ステップS218では、カウンタnが5であるか否
かを判定し、そうでなかった場合には、ステップS21
3へ戻り、n=5であった場合には、本サブルーチンを
終了する。
【0063】図11は、本発光量を算出するサブルーチ
ンのフローチャートである。図9のメインフローチャー
トのステップS111が実行されることにより、本サブ
ルーチンが呼び出され実行される。まず、ステップS3
01において、S1〜S5の調光領域において、反射率
が異常に高い領域(Hiカット領域)や異常に低い領域
(Loカット領域)を判別する。判別方法は後述する。
次に、ステップS302により、ステップS301の結
果に基づいて、本発光量の算出に用いる領域を決定し、
同時に本発光時のガイドナンバーを算出する。この処理
方法についても後述する。
【0064】図12は、Hi,Loカットの方法を示し
たサブルーチンフローチャートである。図11のステッ
プS301が実行されることにより、本サブルーチンが
起動される。まず、ステップS401において、Hiカ
ット、Loカットを行うまで猶予値とも言える係数Kh
i、Kloを算出する。Khi、Kloの算出方法について
は、本出願人による特開平6−35030号公報などに
詳しく記載されているので、ここではその説明を省略す
る。
【0065】次に、ステップS402により、カウンタ
nを1にセットする。ステップS403により、Hiカ
ット、Loカットされたか否かを示すフラグFLGhl
(n)を0にセットする。ステップS404では、数式
7に示す判定を行い、肯定の場合には、ステップS40
5へ進み、FLGhl(n)にHiカットを示す値1を
代入し、否定の場合には、次の処理へ進む。
【0066】GNrtn(n)<Khi・D・F? …(7)
【0067】ここで、Dは撮影距離(単位m)、Fは設
定絞り値である。ステップS406では、数式8に示す
判定を行い、肯定の場合には、ステップS407へ進
み、FLGhl(n)にLoカットを示す値2を代入
し、否定の場合には、次の処理へ進む。
【0068】GNrtn(n)>Klo・D・F? …(8)
【0069】ステップS408により、カウンタnに1
を加え、ステップS409において、nが5を越えたか
否かを判定し、越えていない場合には、ステップS40
3へ戻り、処理を繰り返し、越えていた場合には、処理
を終了する。このように、予備発光の結果より、被写体
の反射率を各領域毎に判定し、標準反射率から著しくか
け離れた領域をカットすることにより、本発光時の発光
量演算を正確に算出できるという効果がある。
【0070】図13は、本発光量算出の基準とする領域
の決定とガイドナンバーの算出方法を示したサブルーチ
ンのフローチャートである。図11のステップS302
が実行されることにより、本サブルーチンが起動され
る。まず、ステップS501において、カメラの設定が
AF、すなわち自動焦点検出モードで、かつ、デフォー
カス量dAFが基準値Dth以下であるか否かを判定す
る。Dthの好ましい値としては、例えば約150ミク
ロンである。ステップS501が肯定の場合には、ステ
ップS502に示す、E0の処理を行う。E0の処理方
法については後述する。
【0071】ステップS503において、Hi、Loカ
ットの判定結果、カット領域が1つもなく全て有効領域
であったか、すなわちFLGhl(1)〜FLGhl
(5)が全て0であるか否かを判定する。その場合に
は、ステップS504においてE5の処理を行う。
【0072】ステップS505において、Hi、Loカ
ットの判定結果、全てHiカットであったか、すなわち
FLGhl(1)〜FLGhl(5)が全て1であるか
否かを判定する。その場合には、ステップS506にお
いてE4の処理を行う。
【0073】ステップS507において、全てLoカッ
トであったか、すなわちFLGhl(1)〜FLGhl
(5)が全て2であるか否かを判定する。その場合に
は、ステップS508においてE3の処理を行う。
【0074】ステップS509において、全ての領域が
カットであり、かつ、Hiカット,Loカットが混在し
ている、すなわちFLGhl(1)〜FLGhl(5)
が全て1又は2であるか否かを判定する。その場合に
は、ステップS510においてE2の処理を行う。その
他の場合には、1〜4個有効領域が存在し、その場合に
は後述するE1の処理を行う。
【0075】図14は、図13のステップS502のE
0処理を詳しく示したフローチャートである。まず、ス
テップS601において、中央領域がHiカットである
か、すなわち、FLGhl(1)=1であるか否かを判
定する。FLGhl(1)=1の場合には、ピントを合
わせた被写体が高反射物であった可能性が高いので、露
出アンダーになるのを防止するために、本発光補正量を
示す変数dGNに+1を代入する。
【0076】次に、ステップS603において、中央領
域がLoカットであるか、すなわち、FLGhl(1)
=2であるか否かを判定する。FLGhl(1)=2の
場合には、ピントを合わせた被写体が低反射物であった
可能性が高いので、露出オーバーになるのを防止するた
めに、本発光補正量を示す変数dGNに−1を代入す
る。その他の場合には、ステップS605において、d
GN=0を代入する。そして、ステップS606によ
り、数式9に示す演算式に基づいて、本発光時のガイド
ナンバーGNmを算出する。
【0077】 GNm=GNrtn(1)・2^(dGN/2)・2^{(5−SV)/2} …(9)
【0078】ここで、SVは、フィルム感度を表すアペ
ックス値であり、数式3に書かれているものと同一であ
る。つまり、ガイドナンバーとは、フィルム感度がIS
O100、つまりSV=5の場合に対しての値であるの
で、フィルム感度が異なる場合には、ガイドナンバーを
補正する必要があるのである。例えば、ISO400の
フィルムの場合には、ISO100の場合に比べて感度
が4倍でありSV=7であるので、ISO100の場合
に比べてガイドナンバーが半分で適正露出を得ることが
できる。
【0079】図15は、図13のステップS504のE
5処理、つまり予備発光の結果5領域とも有効であった
場合の処理を詳しく示したフローチャートである。ま
ず、ステップS701において、カウンタm,nをそれ
ぞれ0にセットし、GN=0を代入する。次に、ステッ
プS702において、カウンタnに1を加える。ステッ
プS703において、FLGhl(n)=0であるか否
か、つまり、その領域が有効であるか否かを判定し、有
効であれば、ステップS704において、数式10の処
理を行う。
【0080】GN=GN+GNrtn(n) …(10)
【0081】次に、ステップS705において、カウン
タmに1を加える。ステップS706では、n=5であ
るか否かを判定し、n=5になるまでステップS702
へ戻り、同様の処理を繰り返す。ステップS707で
は、数式11に示す演算によって、本発光時のガイドナ
ンバーGNmを算出して、処理を終了する。
【0082】 GNm=GN/m・2^{(5−SV)/2} …(11)
【0083】図16は、図13のステップS510のE
2処理、つまり予備発光の結果5個とも有効でなく、か
つ、HiカットとLoカットが混在していた場合の処理
を詳しく示したフローチャートである。まず、ステップ
S801において、カウンタnを0にセットし、GN=
0を代入する。次に、ステップS802において、カウ
ンタnに1を加える。ステップS803において、FL
Ghl(n)=1であるか否か、つまり、その領域がH
iカットであるか否かを判定し、肯定であれば、ステッ
プS804において数式12に示した判定を行い、さら
に肯定であれば、ステップS805において、GNに新
たにGNrtn(n)を代入する。
【0084】GNrtn(n)>GN? …(12)
【0085】つまり、GNには、5領域中のHiカット
の領域中で、かつ、予備発光ガイドナンバーGNrtn(n)
が最大の値を代入する。ステップS806では、n=5
であるか否かを判定し、n=5になるまでステップS8
02へ戻り、同様の処理を繰り返す。ステップS807
では、数式13に示す値によって、ガイドナンバー補正
値dGNを与える。数式13の単位はEVである。
【0086】dGN=+1 …(13)
【0087】つまり、この場合には、予備発光によって
得られたガイドナンバーに対して、+1EVの発光量補
正を施す。そして、ステップS808において、数式1
4に示す演算によって、本発光時のガイドナンバーGN
mを算出して、処理を終了する。
【0088】 GNm=GN×2^(dGN/2)・2^{(5−SV)/2} …(14 )
【0089】図17は、図13のステップS508のE
3処理、つまり予備発光の結果5領域ともLoカットで
あった場合の処理を詳しく示したフローチャートであ
る。まず、ステップS901において、数式15に示し
た演算によりGNを算出する。
【0090】 GN=Min(GNrtn(n))、n=1〜5 …(15)
【0091】ここで、関数Minは、引数内の最小値を
示す関数である。次に、ステップS902では、数式1
6に示す値によってガイドナンバー補正値dGNを与え
る。数式16の単位はEVである。
【0092】dGN=−1 …(16)
【0093】つまり、この場合には、予備発光によって
得られたガイドナンバーに対して、−1EVの発光量補
正を施す。そして、ステップS903において、上に示
した数式14に示す演算によって、本発光時のガイドナ
ンバーGNmを算出して、処理を終了する。
【0094】図18は、図13のステップS506のE
4処理、つまり予備発光の結果5領域ともHiカットで
あった場合の処理を詳しく示したフローチャートであ
る。まず、ステップS1001において、数式17に示
した演算により、GNを算出する。
【0095】 GN=Max(GNrtn(n))、n=1〜5 …(17)
【0096】ここで、関数Maxは、引数内の最大値を
示す関数である。次に、ステップS1002では、数式
18に示す値によって、ガイドナンバー補正値dGNを
与える。数式18の単位はEVである。
【0097】dGN=+1.5 …(18)
【0098】つまり、この場合には、予備発光によって
得られたガイドナンバーに対して、+1.5EVの発光
量補正を施す。そして、ステップS1003において、
上に示した数式14に示す演算によって、本発光時のガ
イドナンバーGNmを算出して、処理を終了する。
【0099】図19は、図13のステップS504のE
5処理、つまり予備発光の結果5領域とも有効であった
場合の処理を詳しく示したフローチャートである。この
場合には、ステップS1101において、以下に示す数
式19によって、本発光時のガイドナンバーGNmを算
出する。
【0100】 GNm=GNmean・2^{(5−SV)/2} …(19)
【0101】ここで、GNmeanは、GNrtn(n)(n
=1〜5)の平均値を示す関数である。
【0102】このように、予備発光の結果から、本発光
時の発光量レベルをきめ細かく補正することにより、反
射率が標準反射率からかけ離れていた被写体に対して
も、適正な発光量制御を行うことができる。
【0103】以上詳しく説明したように本実施形態によ
れば、以下のような効果がある。 (1)シャッター面11からの反射光を受光しながら予
備発光を行い、予備発光制御部26からの出力に基づい
て、本発光演算部31が本露光時の閃光発光量をあらか
じめ算出するようにしたので、撮像面の拡散特性が悪
く、本露光時にTTL調光を行えない電子カメラなどに
おいて、予備発光時のデータ処理量を少なくし、かつ、
撮影領域と測光領域のずれ(パララックス)が無く、撮
影者が絞り値を自由に設定可能であるなどのTTL調光
の優れた点を兼ね備えた閃光制御装置を提供可能となっ
た。
【0104】(2) 撮像部の直前に被写体からの反射
光を予備発光制御部に導くようにしたので、カメラボデ
ィの狭いスペースであっても容易に配置できる。 (3) 本発光時の閃光発光量を通信によって伝達させ
ることにより、着脱可能な閃光発光器42を用いた場合
にも、発明を適用できる。 (4) 本発光演算部31は、閃光発光量をガイドナン
バーによって算出することにより、閃光発光器42での
制御が容易になる。 (5) 本発光演算部31は、ガイドナンバーを通信に
よって、本発光制御部32へ伝達させることにより、着
脱可能な閃光発光器42を使用した場合に、汎用性の広
いシステムを構築可能となる。
【0105】(6) ガイドナンバーを表示する表示部
34を備えることにより、撮影者が発光量を知ることが
可能となり、撮影結果の成功/失敗の判定が可能とな
る。 (7) この表示部34は、本発光演算部31で求めた
閃光発光量の補正値を表示することにより、撮影結果の
成功/失敗の判定が可能となる。
【0106】(8) 本発光制御部32は、発光時間を
制御することにより、閃光発光量を制御するので、発光
量の制御が容易に行える。 (9) 本発光制御部32は、閃光発光器42内に設け
られたモニター素子36の出力に基づいて、閃光発光量
を制御することにので、正確に発光量を制御可能とな
る。
【0107】(10) 予備発光制御部26は、あらか
じめ既知のガイドナンバーの予備発光を所定発光量にな
るまで繰り返し発光することによって、発光量を制御す
るので、着脱可能な閃光発光器42を使用した場合に
も、予備発光量を正確に制御可能となる。 (11) 予備発光制御部26は、予備発光時の絞り値
に応じて、受光部15の増幅率を決定するので、予備発
光量を必要最小限の発光量に抑えることが可能となる。 (12) 予備発光制御部26は、分割型の受光素子1
5を備え、本発光演算部32は、予備発光制御部26の
出力に基づいて、本発光量の算出に用いる領域を選択す
るので、本発光量を最適に算出可能となる。
【0108】(13) 本発光演算部31は、被写体の
反射率が標準反射率に最も近いと思われる領域を選択す
るようにしたので、本発光量を最適に算出可能となる。 (14) 被写界の特定領域の焦点検出を行う焦点検出
部28をさらに備え、本発光演算部31は、焦点検出部
28による焦点検出が行われている場合には、焦点検出
領域と重複する受光領域を選択するようにしたので、本
発光量を最適に算出可能となる。 (15) 本発光演算部31は、被写体の反射率が標準
反射率から所定値以上離れている領域を演算対象から除
外するようにしたので、本発光量を最適に算出可能とな
る。
【0109】以上説明した実施形態に限定されることな
く、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明
の均等の範囲内である。図2において、シャッター11
が設けらている例で説明したが、撮像素子12にシャッ
ター11が不要の場合には、予備発光時に、撮像素子1
2の前面に現れ、本発光時(撮影時)に、退避するよう
な反射体を設けるようにしてもよい。
【0110】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、被写体からの反射光を受光しながら予備発光を行
い、その結果に基づいて、本露光時の閃光発光量をあら
かじめ算出するようにしたので、撮像面の拡散特性が悪
く、本露光時にTTL調光を行えない電子カメラなどに
おいて、予備発光時のデータ処理量を少なくし、かつ、
撮影領域と測光領域のずれが無く、撮影者が絞り値を自
由に設定可能であるなどのTTL調光の優れた点を兼ね
備えた閃光制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による閃光制御装置の実施形態の構成を
示すブロック図である。
【図2】本実施形態に係る閃光制御装置の光学系を示し
た図である。
【図3】本実施形態に係る閃光制御装置の分割測光の分
割状態を示す図である。
【図4】本実施形態に係る閃光制御装置の予備発光制御
部についての説明図である。
【図5】本実施形態に係る閃光制御装置の予備発光の様
子を示した図である。
【図6】本実施形態に係る閃光制御装置の本発光の様子
(SBの発光強度と時間の関係)を示した図である。
【図7】本実施形態に係る閃光制御装置の本発光量制御
方法を説明した図である。
【図8】本実施形態に係る閃光制御装置の表示部う示す
説明図である。
【図9】本実施形態に係る閃光制御装置のアルゴリズム
(メインプログラム)を示すフローチャートである。
【図10】本実施形態に係る閃光制御装置のアルゴリズ
ム(予備発光制御のサブルーチン)を示すフローチャー
トである。
【図11】本実施形態に係る閃光制御装置のアルゴリズ
ム(本発光量算出のサブルーチン)を示すフローチャー
トである。
【図12】本実施形態に係る閃光制御装置のアルゴリズ
ム(Hi,Loカット方法のサブルーチン)を示すフロ
ーチャートである。
【図13】本実施形態に係る閃光制御装置のアルゴリズ
ム(領域決定とガイドナンバー算出のサブルーチン)を
示すフローチャートである。
【図14】本実施形態に係る閃光制御装置のアルゴリズ
ム(図13のE0処理)を示すフローチャートである。
【図15】本実施形態に係る閃光制御装置のアルゴリズ
ム(図13のE5処理)を示すフローチャートである。
【図16】本実施形態に係る閃光制御装置のアルゴリズ
ム(図13のE2処理)を示すフローチャートである。
【図17】本実施形態に係る閃光制御装置のアルゴリズ
ム(図13のE3処理)を示すフローチャートである。
【図18】本実施形態に係る閃光制御装置のアルゴリズ
ム(図13のE4処理)を示すフローチャートである。
【図19】本実施形態に係る閃光制御装置のアルゴリズ
ム(図13のE5処理)を示すフローチャートである。
【図20】従来例による撮像装置の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 撮影レンズ 2 クイックリターンミラー 3 拡散スクリーン 4 コンデンサレンズ 5 ペンタプリズム 6 接眼レンズ 7 測光用プリズム 8 測光用レンズ 9 測光素子 10 絞り 11 シャッター 12 撮像面 13 サブミラー 14 調光レンズ 15 調光素子 21 測光部 22 露出演算部 23 露出制御部 24 レリーズスイッチ 25 予備発光演算部 26 予備発光制御部 27 予備発光部 28 焦点検出部 29 レンズ駆動部 30 距離算出部 31 本発光演算部 32 本発光制御部 33 本発光部 34 表示部 35 感度設定部 41 マイクロプロセッサ 42 閃光発光器

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を照明する閃光発光部と、 前記閃光発光部を本露光直前に予備発光させ、前記被写
    体からの反射光を撮影光学系を介して受光しながら、前
    記受光量が所定量になるまで予備発光を行うよう制御す
    る予備発光制御部と、 被写体までの距離を算出する距離算出部と、 予備発光時の絞り値を算出する露出演算部と、 前記予備発光制御部と前記距離算出部と前記露出演算部
    との出力に基づいて、本露光時の閃光発光量をあらかじ
    め算出する本発光演算部と、 前記本発光演算部の出力に基づいて、前記閃光発光部の
    本露光時の閃光発光量を制御する本発光制御部とを備え
    た閃光制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の閃光制御装置におい
    て、 撮像部の直前に設けられ、前記被写体からの反射光を前
    記予備発光制御部に導く導光部を更に備えることを特徴
    とする閃光制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の閃光制御装置におい
    て、 前記本発光制御部は、交換可能な閃光発光器内に設けら
    れており、 前記本発光演算部は、本発光時の閃光発光量を通信によ
    って、前記本発光制御部に伝達させることを特徴とする
    閃光制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の閃光制御装置におい
    て、 前記本発光演算部は、閃光発光量をガイドナンバーによ
    って算出することを特徴とする閃光制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載の閃光制御
    装置において、 前記本発光演算部は、前記ガイドナンバーを通信によっ
    て前記本発光制御部へ伝達することを特徴とする閃光制
    御装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の閃光制御装置におい
    て、 前記ガイドナンバーを表示する表示部を備えることを特
    徴とする閃光制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の閃光制御装置におい
    て、 前記表示部は、前記本発光演算部で求めた閃光発光量の
    補正値を表示することを特徴とする閃光制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の閃光制御装置におい
    て、 前記本発光制御部は、発光時間を制御することにより、
    閃光発光量を制御することを特徴とする閃光制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の閃光制御装置におい
    て、 前記本発光制御部は、閃光発光器内に設けられたモニタ
    ー素子の出力に基づいて、閃光発光量を制御することを
    特徴とする閃光制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の閃光制御装置におい
    て、 前記予備発光制御部は、あらかじめ既知のガイドナンバ
    ーの予備発光を所定発光量になるまで繰り返し発光する
    ことによって、発光量を制御することを特徴とする閃光
    制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の閃光制御装置におい
    て、 前記予備発光制御部は、予備発光時の絞り値に応じて、
    受光部の増幅率を決定することを特徴とする閃光制御装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の閃光制御装置におい
    て、 前記予備発光制御部は、被写界からの反射光を複数領域
    に分割して受光する分割型の受光素子を更に備え、 前記本発光演算部は、前記予備発光制御部の出力に基づ
    いて、本発光量の算出に用いる領域を選択することを特
    徴とする閃光制御装置。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の閃光制御装置にお
    いて、 前記本発光演算部は、被写体の反射率が標準反射率に最
    も近い領域を選択することを特徴とする閃光制御装置。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載の閃光制御装置にお
    いて、 被写界の特定領域の焦点検出を行う焦点検出部を更に備
    え、 前記本発光演算部は、前記焦点検出部による焦点検出が
    行われている場合には、前記検出領域と重複する受光領
    域を選択することを特徴とする閃光制御装置。
  15. 【請求項15】 請求項11に記載の閃光制御装置にお
    いて、 前記本発光演算部は、前記被写体の反射率が標準反射率
    から所定値以上離れている領域を演算対象から除外する
    ことを特徴とする閃光制御装置。
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