JPH08624B2 - 遊技システムにおけるメダル配送装置 - Google Patents

遊技システムにおけるメダル配送装置

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JPH08624B2
JPH08624B2 JP3179188A JP17918891A JPH08624B2 JP H08624 B2 JPH08624 B2 JP H08624B2 JP 3179188 A JP3179188 A JP 3179188A JP 17918891 A JP17918891 A JP 17918891A JP H08624 B2 JPH08624 B2 JP H08624B2
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medal
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健介 松永
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Japan Cash Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スロットマシン等の遊
技機、およびこれに使用されるメダルを提供するメダル
提供装置が複数個配された遊技システムにおいて、各メ
ダル提供装置にメダルを適宜配送し、補給する装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、メダルが使用される遊技システ
ムにおいては、各遊技機の間、あるいは遊技機に隣接す
る位置にメダル提供装置が設けられ、このメダル提供装
置で貸出されたメダルが遊技機への使用に供される。こ
のようなシステムでは、各メダル提供装置内のメダルが
なくなった場合、メダルの補給をいかにして自動的に行
うかが大きな課題となる。
【0003】例えば、実開昭62−28279号公報に
は、各遊技機で使用されたメダルを回収してメダルリフ
タによりメダル貯留部まで搬送し、このメダル貯留部に
貯留されたメダルをメダル配給用コンベアによって各メ
ダル貸機(メダル提供装置)の上方で循環させるととも
に、いずれかのメダル貸機においてメダルがなくなった
場合に上記メダル配給用コンベアから分配機を介してそ
のメダル貸機内にメダルを適宜補給するようにしたもの
が示されている。
【0004】しかし、この装置には次のような欠点があ
る。
【0005】(a) 遊技システムに応じてこれに適したも
のを個別に製造しなければならず、コスト高となり易
い。特に、遊技機の配置が少し異なるだけでも別の装置
を構成しなければならず、効率が悪い。
【0006】(b) メダルをベルトコンベアによって搬送
しているので、ベルトの耐久性が問題となり、また、そ
の修理や交換には多大な手間を要する。なお、搬送手段
としてベルトではなく、メダルを縦列させた状態で各メ
ダル貸機に補給するものも考案されているが、このよう
な装置では補給速度が遅く、また、変形したメダルが混
入している場合には、搬送路中でメダルが詰まるおそれ
がある。
【0007】(c) 上記装置では、補給を要しないメダル
までも循環させるので、この余剰メダルを回収するため
の回収装置が別途必要となり、さらにコンベア駆動用モ
ータの作動等に余分な動力を費しており、ランニングコ
ストが高くつく。
【0008】(d) 上記装置では、いずれかのメダル貸機
で補給が必要となった時点から、メダルを1枚ずつカウ
ントしてメダル貸機内に搬入するようにしているので、
補給動作の迅速性に欠ける。
【0009】そこで、上記欠点を克服すべく、特開平4
−165586号公報では、複数の自動販売機の上方に
バケットを走行可能に設置し、このバケットにメダルを
入れて同バケットを走行させ、所定の自動販売機のホッ
パーに対応する位置で停止させて、この位置でバケット
から上記ホッパー内にメダルを排出するようにした装置
が提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平4−165
586号公報の装置には、次のような解決すべき課題が
ある。
【0011】(a) 上記装置では、所定のホッパーの上方
にバケットを停止させる位置決め制御が必要であるが、
この位置決め制御を行うべく各ホッパーごとにバケット
センサを設けているので、自動販売機と同数だけバケッ
トセンサが必要であり、非常に高価となる。
【0012】(b) バケットセンサによりバケットが検出
された時点でいきなりバケットを停止させるようにして
いるので、その衝撃でバケットからメダルが飛び出した
り、最悪の場合にはバケットそのものを傷めるおそれが
ある。また、バケットがオーバーランして所望の位置に
正確に停止させることができないおそれもある。また、
このような不都合を回避すべくバケットの走行速度を低
く設定すると、特に自動販売機の個数が多くて長距離搬
送をしなければならない場合、その搬送に長時間かか
り、効率が悪い。
【0013】本発明は、以上のような課題を解決し、低
コストの構造で各メダル提供装置に良好にメダルを補給
できるメダル配送装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の遊技機
およびこれらの遊技機に使用されるメダルを提供する複
数のメダル提供装置が並設された遊技システムに設けら
れ、各メダル提供装置にメダルを配送する装置であっ
て、メダルをストックし、このメダルを外部に投出する
メダル供給手段と、各メダル提供装置よりも上方の位置
に設けられ、開口をもつ容器状をなし、メダルを収納可
能な収納状態とメダルを排出する排出状態とに切換可能
に構成されたバケットと、このバケットをその開口が上
記メダル供給手段の投出位置に合致する基準位置と各メ
ダル提供装置のメダル入口に対応する補給位置との間で
移動させるバケット駆動手段と、バケットが目的の補給
位置に到達した状態でこのバケットを収納状態から排出
状態に切換え、かつバケットからメダル提供装置へのメ
ダル補給が終了した後に収納状態に復帰させるバケット
状態切換手段と、バケットが上記基準位置にある状態で
上記メダル供給手段を作動させることによりバケット内
に所定量のメダルを供給させるメダル供給制御手段と、
補給を要するメダル提供装置に対応する補給位置までバ
ケットを移動させ、その後、上記バケットを基準位置に
戻すように上記バケット駆動手段を制御するバケット制
御手段とを備え、このバケット制御手段として、バケッ
ト搬送駆動量を検出する搬送駆動量検出手段と、メダル
提供装置の全個数よりも少数の個所に配設され、バケッ
トの通過を検出するバケット位置検出手段と、各メダル
提供装置の補給位置についてこの補給位置よりも所定距
離以上搬送方向手前側の位置でかつ上記補給位置に最も
近い位置にある対応バケット位置検出手段とこのバケッ
ト位置検出手段から上記補給位置に至るまでの対応搬送
駆動量とを記憶する補給位置記憶手段と、上記対応バケ
ット位置検出手段によりバケットの通過が検出されてか
ら上記対応搬送駆動量よりも上記所定距離に対応する駆
動量分少ない駆動量だけバケットが搬送駆動されたか否
かと上記対応バケット位置検出手段によりバケットの通
過が検出されてから上記対応搬送駆動量の分だけバケッ
トが搬送駆動されたか否かとを判別する駆動量判別手段
と、この駆動量判別手段により上記対応搬送駆動量より
も上記所定距離に対応する駆動量分少ない駆動量だけバ
ケットが搬送駆動されたと判別された時点で上記バケッ
トの減速を行いかつバケットが搬送駆動量だけ搬送駆動
されたと判別された時点でバケット駆動手段による駆動
を停止させる搬送駆動制御手段とを備えたものである。
【0015】
【作用】上記装置において、メダルの補給を行っていな
い通常の状態では、バケットはメダルを収納し得る収納
状態に保持されている。そして、このバケットが基準位
置にある状態でメダル供給手段によって所定量のメダル
が予めバケット内に補給される。
【0016】これに対し、補給すべきメダル提供装置が
指定されると、バケット制御手段の制御の下、バケット
駆動手段の作動によってバケットは上記メダル提供装置
に対応する補給位置まで駆動される。そして、この補給
位置に到達した時点でバケット状態切換手段の作用によ
りバケットが上記収納状態から排出状態に切換えられ、
このバケット内に収容されていたメダルは一度にメダル
提供装置内に補給される。補給後は、バケットが上記基
準位置に戻されるとともに、上記バケット状態切換手段
の作用により収納状態に戻される。
【0017】このような動作において、上記バケットが
上記補給位置に到達したか否かは、対応バケット位置検
出手段、すなわち、上記補給位置よりも搬送方向手前側
の位置にあり、かつ上記補給位置に最も近いバケット位
置検出手段によりバケットの通過が検出された時点から
のバケット搬送駆動量によって判別される。すなわち、
上記対応バケット位置検出手段によりバケットの通過が
検出された後、予め記憶された対応搬送駆動量だけバケ
ットが搬送駆動されることによりバケットが上記補給位
置に到達したと判別され、バケットの駆動が停止され
る。
【0018】さらに、上記補給位置よりも所定距離だけ
手前の位置からバケットの減速がなされ、その後にバケ
ットの駆動が停止されるため、この減速の分だけバケッ
ト停止時の衝撃が緩和されるとともに、オーバーランも
防がれる。
【0019】
【実施例】本発明の第1実施例を図1〜図15に基づい
て説明する。
【0020】図2及び図3は、遊技システムにおける一
つの遊技島を示したものである。図において、10は表
裏両側(図3では左右両側)に一直線上に配された複数
の遊技機であり、2つの遊技機10同士の間にはメダル
貸機(メダル提供装置)12が設けられている。表裏一
対のメダル貸機12の上方にはそれぞれメダルホッパ
(メダル入口)14が配設され、このメダルホッパ14
はメダル通路16を介して各メダル貸機12内のタンク
に連結されている。
【0021】なお、図2および図3において13は、各
遊技島の表裏両側に立設されたハウジング側壁である。
【0022】各遊技機10の下部にはメダル排出口18
が設けられ、その下方には回収コンベア20が設置され
ており、遊技機10で使用されたメダルが上記メダル排
出口18を通じて回収コンベア20上に排出され、メダ
ル貯留タンク22に搬入されるようになっている。遊技
島の端部には上下に延びるメダルリフタ24が設けら
れ、このメダルリフタ24の下端部が上記メダル貯留タ
ンク22内に挿入されている。このメダルリフタ24内
にはスパイラル部材が設けられ、その回転によってメダ
ル貯留タンク22内のメダルは上方に搬送される。
【0023】このメダルリフタ24の出口は、メダル供
給装置26に連結されている。このメダル供給装置26
は、各メダルホッパ14よりも上方の位置に設けられて
おり、上記メダルリフタ24から搬送されてきたメダル
をストックし、かつ後に詳細に記す中央制御装置80の
指令により所定数のメダルをカウントしながらメダル供
給口27より投出するものである。この実施例では、上
記メダル供給装置26はラチェット機構(図示せず)を
備え、この機構によりメダルを1枚ずつ投出するように
構成されるとともに、その投出数をカウントするメダル
カウンタを備えており、このカウント数、すなわち投出
されるメダル数が所定数に達したとき、その投出を停止
するように制御される。
【0024】一方、各メダルホッパ14の上方の位置に
は、図4に示されるようなバケット28が設けられてい
る。このバケット28の本体は上下に開口する形状を有
しており、その後端面(図4では右側面)下部にはブラ
ケット29を介して水平軸30が取付けられ、この水平
軸30を中心に回動可能に底蓋32が設けられている。
このバケット28の表側側面には、回動軸33を中心と
して回動可能に底蓋保持部材34が取付けられている。
この底蓋保持部材34の上端でかつ前側の部分(図4の
左側部分)は外側に折り返され、これによりばね取付部
35が形成されている。
【0025】この底蓋保持部材34の裏側の位置には、
ストッパ板36がバケット28の表側側壁側に固定さ
れ、このストッパ板36の上端でかつ後側の部分が外側
に折返されてストッパ部37が形成されている。そし
て、このストッパ部37と上記底蓋保持部材34のばね
取付部35との間に引張ばね38が介設されている。こ
の引張ばね38の引張力により、底蓋保持部材34は図
4時計回り方向に付勢され、通常状態では上記ストッパ
部37に当接する位置(図の位置)に保持される。
【0026】この底蓋保持部材34の下端にはフック部
39が形成されている。これに対し、底蓋32の回動自
由端の表側側面にはピン40が突設されており、上記底
蓋保持部材34が上記ストッパ部37に当接する位置で
上記フック部39が上記ピン40に係合され、これによ
り底蓋32が図4に示されるような閉状態に保持される
ようになっている。
【0027】すなわち、上記底蓋保持部材34は、上記
引張ばね38の引張力により、底蓋32のピン40にフ
ック部39が係合される位置、すなわち底蓋32を閉位
置に保持する位置に固定されている。また、この底蓋保
持部材34の下端部表側面にはピン64が突設されてい
る。
【0028】バケット28の前後両側面には、ブラケッ
ト42を介して水平軸43が回転可能に取付けられてお
り、この水平軸43の両端にローラ44が固定されてい
る。一方、図5に示されるように、バケット28を両側
から挟む位置にはフレーム45が直立状態で設けられ、
このフレーム45の上端が内側に折返されてレール部4
6が形成されるとともに、このレール部46がカバー4
7で覆われており、このレール部46上を上記バケット
28側のローラ44が走行することによりバケット28
が遊技機10の並設方向(図2の左右方向)に移動する
ようになっている。
【0029】遊技島の一方の端部(図2では右方の端
部)の上部には、図4にも示されるようなバケット搬送
用モータ(バケット駆動手段)52が上向きに設けら
れ、このバケット搬送用モータ52の駆動軸53にプー
リ54が固定されており、同じ遊技島の他方の端部には
プーリ56が回転可能に支持されている。そして、両プ
ーリ54,56にワイヤ50が掛けられており、このワ
イヤ50の両端がテンションスプリング48を介して両
ブラケット42の手前側端部に連結されている。従っ
て、バケット搬送用モータ52が作動してプーリ54が
回転駆動されることにより、バケット28は上記の方向
に移動することとなる。
【0030】また、上記バケット搬送用モータ52の駆
動軸53の上端部には、複数個のスリット65が周方向
に並設されたスリット板(搬送駆動量検出手段)66が
一体に固定される一方、このスリット板66を両側から
挾む位置に光透過型センサからなるパルスカウントセン
サ(搬送駆動量検出手段)68が配設されており、上記
バケット搬送用モータ52の作動、すなわちバケット2
8の駆動と同時にパルスカウントセンサ68からパルス
信号が出力されるようになっている。
【0031】各メダル貸機12におけるメダルホッパ1
4の直上方の所定の位置には、図6に示されるように、
水平軸58を中心として回動可能に切換部材60が取付
けられている。上記水平軸58は、ロータリソレノイド
62によって回動駆動され、これにより上記切換部材6
0は、その後端面が図6に示されるように上記底蓋保持
部材34の下端に設けられたピン64と接触しない倒伏
位置と、図7に示されるように上記ピン64に当接可能
な位置とに切換えられる。
【0032】さらに、バケット28の搬送経路中でかつ
各メダルホッパ14よりも基準位置よりの位置には、図
10〜図12に示されるような円柱状の底蓋規制部材7
9が水平に設けられている。この底蓋規制部材79の高
さ位置は、底蓋32が閉じた状態では底蓋規制部材79
に当接せず、底蓋32が開いた状態にある場合にのみ当
接するように設定されている。
【0033】上記バケット28の上端部には、この上端
よりも上方に突出する位置に被検出板78が設けられて
いる。これに対し、ハウジング側壁13側において上記
被検出板78と対向可能な位置には光反射型センサから
なるポジションセンサ76が複数個所に配設され、各ポ
ジションセンサ76により、このポジションセンサ76
の配設位置を上記バケット28が通過したことが検出さ
れるようになっている。
【0034】ポジションセンサ76は、各メダル貸機1
2のメダルホッパー14同士の間隔よりも大きな間隔を
おいて配されており、従ってメダル貸機12の全個数よ
りも少数の個所に配設されている。この実施例では、図
9に示すA,B,…,M,…の多数のメダル貸機12の
補給位置のうち、最も基準位置(すなわちメダル供給装
置26の直下方の位置)に近い補給位置Aと基準位置と
の間に1番目のポジションセンサ76Aを設け、補給位
置Eと補給位置Fとの間に2番目のポジションセンサ7
6Bを設け、補給位置Jと補給位置Kとの間に3番目の
ポジションセンサ76Cを設けるといったように、間に
5つの補給位置を挾みながら各ポジションセンサ76が
設けられている。
【0035】この遊技システムには、図8に示すような
中央制御装置(本発明の各制御手段を構成)80が設置
されている。この中央制御装置80には、上記パルスカ
ウントセンサ68及びポジションセンサ76の検出信号
の他、各メダル貸機12内に収容されたメダルが一定レ
ベル以下(0でもよい)となった時点でオンに切換えら
れるメダルエンプティスイッチ82、メダル供給装置2
6内のメダルが満杯となった時点でオンに切換えられる
メダル満杯スイッチ84、および上記バケット28が基
準位置に到達した時点でオンに切換えられるホームポジ
ションスイッチ85、およびバケット28が基準位置で
空き状態の時にオンに切換えられるバケットエンプティ
センサ81の検出信号が入力されるようになっている。
【0036】そして、この中央制御装置80は、上記検
出信号に基づき、上記ロータリソレノイド62に制御信
号を出力することにより切換部材60の位置切換制御を
行い、上記メダル供給装置26に制御信号を出力するこ
とによりメダル供給装置26のメダル投出動作の制御を
行い、上記バケット搬送用モータ52に制御信号を出力
することによりバケット28の駆動制御を行うととも
に、上記メダルリフタ24のスパイラル部材に連結され
たメダルリフト用モータ86に制御信号を出力すること
により、メダルリフト24の駆動制御を行う。
【0037】この中央制御装置80は、上記バケット2
8を所望のメダル貸機12の補給位置まで搬送し、かつ
同位置で停止させるバケット制御手段として、図1に示
すような補給位置記憶手段80a、パルスカウント手段
(搬送駆動量検出手段及び搬送駆動量判別手段)80
b、及び搬送駆動制御手段80cを備えている。
【0038】補給位置記憶手段80aは、各メダル貸機
12に対応する補給位置について、この補給位置よりも
後述の所定距離以上搬送方向手前側でかつ最も補給位置
に近い位置にあるポジションセンサ(以下、対応ポジシ
ョンセンサと称する。)76と、この対応ポジションセ
ンサ76から上記補給位置に至るまでに要する搬送駆動
量(以下、対応搬送駆動量と称する。)とを記憶するも
のである。例えば、図9に示す補給位置Hについては、
この位置Hよりも上記搬送距離以上手前の範囲で同位置
Hに最も近いポジションセンサすなわち対応ポジション
センサとしてポジションセンサ76Bを記憶するととも
に、このポジションセンサ76Bから補給位置Hに至る
までの搬送駆動量すなわち対応搬送駆動量を検出する。
また、この補給位置記憶手段80aは各メダルエンプテ
ィスイッチ82から出力されたメダルエンプティ信号を
受け、メダルエンプティ信号を出力したメダルエンプテ
ィスイッチ82をもつメダル貸機12の補給位置に関す
る対応ポジションセンサ及び対応搬送駆動量を選出し、
その情報信号をパルスカウント手段80bに出力するよ
うに構成されている。
【0039】なお、この実施例において上記搬送駆動量
はパルスカウントセンサ68の出力するパルス信号のカ
ウントパルス数を通じて検出されることとなる。
【0040】パルスカウント手段80bは、補給位置記
憶手段80aで選出された対応ポジションセンサ76が
バケット28の通過を検出した時点から、パルスカウン
トセンサ68の出力するパルス信号のパルス数をカウン
トし始め、このカウントパルス数が上記対応搬送駆動量
に応じたパルス数(対応パルス数)よりも上記所定距離
に対応するパルス数だけ少ないパルス数に達した時点
で、搬送駆動制御手段80cに減速指令信号を出力し、
かつ、上記カウントパルス数が上記対応搬送駆動量に応
じたパルス数(対応パルス数)に達した時点で、搬送駆
動制御手段80cに停止指令信号を出力するものであ
る。
【0041】搬送駆動制御手段80cは、メダルエンプ
ティスイッチ82からメダルエンプティ信号が出力され
ている場合に、バケット駆動用モータ52に駆動信号を
出力してバケット28の搬送駆動を開始させるととも
に、上記パルスカウント手段80bから減速指令信号を
受けた時点で上記駆動信号を高速用から低速用に切換
え、上記パルスカウント手段80bから停止指令信号を
受けた時点で上記駆動信号の出力を止め、バケット28
を停止させるように構成されている。
【0042】次に、このコントローラ80の制御による
実際のメダル配送動作を図10〜図12および図13の
フローチャートを併せて参照しながら説明する。
【0043】まず、バケット28を基準位置に戻し(ス
テップ#1)、この状態で、バケット28内に未だメダ
ルが供給されていない場合、すなわちバケットエンプテ
ィセンサ81がオンに切換えられている場合には(ステ
ップ#2でYES)、中央制御装置80からメダル供給
装置26に制御信号が出力されることにより、メダル供
給装置26に設けられたメダルカウンタがオンに切換え
られる(ステップ#3)とともに、メダル供給装置26
によるメダル投出が開始され、バケット28内には1枚
ずつメダルが供給される。
【0044】そして、このメダルのカウント数が、各メ
ダル貸機12への1回のメダル補給数(ここでは100
0)に到達した時点で(ステップ#4でYES)、メダ
ルカウンタがオフに切換えられる(ステップ#5)とと
もに、メダル供給装置26によるメダルの投出が停止さ
れる。この動作により、基準位置にあるバケット28内
には常に一定量のメダルが補充されることになる。
【0045】この状態で、補給すべきメダル貸機12が
指定されている場合、すなわちメダル補給指令が出され
ている場合には(ステップ#6でYES)、次のような
メダル配送動作が実行される。
【0046】まず、中央制御装置80から上記メダル貸
機12に対応するロータリソレノイド62に制御信号が
出力されることにより、ロータリソレノイド62がオン
に切換えられ(ステップ#7)、これに対応する切換部
材60は、その位置が図6に示されるような倒伏位置か
ら図7に示されるような起立位置に切換えられ、その後
端面61に底蓋保持部材34のピン64が当接可能な状
態となる。
【0047】この状態で、バケット搬送用モータが正転
方向(図4の上から見て時計回り方向)に駆動されるこ
とにより(ステップ#8)、バケット28は上記基準位
置からレール部46に沿って目的のメダル貸機12に向
かって走行する。そして、このメダル貸機12に到達す
る直前に底蓋保持部材34の下端のピン64が上記切換
部材60に当接することにより、底蓋保持部材34は引
張ばね38の付勢力に抗して正面視反時計回りの方向に
押し込まれ、これにより底蓋保持部材34のフック部3
9と底蓋32のピン40との係合が外されて、底蓋32
がその自重で開く状態となる(図10および図11参
照)。
【0048】一方、図1に示すバケット制御手段におい
ては、バケット28を目的のメダル貸機12の補給位置
に停止させる制御すなわちバケット位置決め制御(詳細
後述)が実行され(ステップ#9)、これによりバケッ
ト28は上記補給位置に位置決めされる。この時点で底
蓋32は図11に示されるような全開状態となり、バケ
ット28内のメダルM(図11参照)は、メダルホッパ
14を通じて目的のメダル貸機12内に供給される。
【0049】その後、所定時間(全てのメダルMがメダ
ル貸機12に移るのに充分な時間)の経過を待って(ス
テップ#11)、中央制御装置80からバケット搬送用モ
ータ52に制御信号が出力されることにより、同モータ
52が逆転方向に駆動され(ステップ#12)、バケット
28は元の基準位置に向かって走行する。この移動中
に、開いた状態にある底蓋32が搬送路中に設けられた
底蓋規制部材79に当接することにより、この底蓋32
は自動的に閉位置に押込まれ(図12)、底蓋保持部材
34により再び保持される状態となる。
【0050】その後、このバケット28によりホームポ
ジションスイッチ85がオンに切換えられた時点、すな
わちバケット28がほとんどホームポジション(基準位
置)に戻った時点で(ステップ#13でYES)、バケッ
ト搬送用モータ52の駆動が停止され(ステップ#1
4)、元の通常状態に戻る。そして、以上の動作が、遊
技システムのメインスイッチがオフに切換えられるまで
行われることにより(ステップ#15)、メダルの適切な
補給が実行される。
【0051】次に、上記ステップ#9のバケット位置決
め制御の内容を図14のフローチャート及び図16のタ
イムチャートに基づいて説明する。
【0052】まず、初期設定、すなわち目的のメダル貸
機12に対応する補給位置に関する対応ポジションセン
サ76及び対応搬送駆動量の設定が行われる(ステップ
S1)。そして、上記対応ポジションセンサ76がオン
になった時点(ステップS2でYES;図16上段参
照)、すなわち対応ポジションセンサ76がバケット2
8の通過を検出した時点で、パルスカウンタが0にクリ
アされる(ステップS3)と同時にパルスカウントが開
始される。すなわち、パルスカウントセンサ68から1
つのパルスが入力される度に(ステップS4でYE
S)、パルスカウンタが1ずつ加算される(ステップS
5)。そして、このパルスカウント数が対応搬送駆動量
に対応するパルス数すなわち対応パルス数(図16の例
では7)に達した時点で(ステップS6でYES)、バ
ケット駆動モータ52がオフに切換えられることにより
(ステップS7;図15の下段参照)、バケット28は
正確に目的の補給位置に停止する。
【0053】さらに、この実施例では、フローチャート
には図示しないが上記対応パルス数よりも所定距離に対
応するパルス数分(図16では3)だけ少ないパルスが
カウントされた時点でバケット搬送速度が高速から低速
に切換えられる。
【0054】以上のような装置によれば、バケット28
の往復駆動により、各メダル貸機12に対して効率よく
メダルMを補給することができる。しかも、各補給位置
同士の間隔よりも大きな間隔をおいて、メダル貸機12
の全個数よりも少数のポジションセンサ76を設置し、
対応ポジションセンサ76からの対応搬送駆動量に基づ
いて各補給位置にバケット28が到達したか否かを判別
するようにしているので、各補給位置に対応してこれと
同数のポジションセンサを設ける場合に比べ、より低コ
ストの構造でバケット28の位置決めを行うことができ
る。また仮に、上記のようなポジションセンサを全く設
けずにパルスカウントだけでバケット28の位置決めを
行うようにした場合には、搬送駆動量が大きくなるほ
ど、すなわち遊技システム全体の規模が大きくなるほど
位置決め誤差が大きくなる不都合が発生するが、上記の
ように適所にポジションセンサ76を設置しておき、対
応ポジションセンサ76によるバケット検出時点を基準
にしてバケット28の駆動制御を行うことにより、遊技
システムの規模にかかわらず常に正確な位置決めを行う
ことができ、各メダル貸機12に確実にメダルMを補給
することができる。
【0055】さらに、この実施例では、バケット搬送モ
ータ52によるバケット搬送速度が高速、低速の2段に
分けられ、駆動開始後しばらくは高速駆動を行う一方、
目的補給位置までの残りパルス数が一定値になった時点
から駆動停止までは低速駆動を行うように搬送駆動制御
手段80cが構成されているので、図15のタイムチャ
ートに示すように減速がない場合に比べて停止時にバケ
ット28に作用する慣性力は小さい。従って、停止時に
バケット28に作用する衝撃を弱め、この衝撃によるメ
ダルの飛び出しやバケットの損傷といった不都合を未然
に防ぐことができるとともに、バケット28のオーバー
ランも未然に防ぐことができる。換言すれば、上記減速
によってメダルこぼれやバケット28のオーバーラン等
を防ぎながら、上記減速期間以外の期間ではバケット搬
送速度を上げることにより、メダル配送効率の向上を図
ることが可能となる。
【0056】なお、この実施例では2段減速の場合を示
しているが、この例と同様にして、3段階以上の複数段
階にわたって減速することも可能である。
【0057】なお、本発明は上述の実施態様のほか、例
として次のような態様を採ることも可能である。
【0058】(1) 本発明において、バケット28内のメ
ダルMを各メダル貸機12に移す手段は、上記のような
底蓋32の回動によるものに限らない。例えば、図17
に示すように、バケット28の底蓋120をバケット進
行方向にスライド可能に構成し、この底蓋120を図外
のバネ等でバケット進行方向に付勢して通常は図17
(a)に示すようにバケット28前端のストッパ122
に当接する位置(すなわち閉位置)に保持しておき、底
蓋120の後部底面に突起124を下方に突設する一
方、図外のメダルホッパの近傍の位置に上記突起124
と当接可能な当接位置と当接しない回避位置とに切換可
能なストッパ126を設け、補給を要するメダル貸機に
対応するストッパ126のみを回避位置から当接位置に
切換えた状態でバケット28を進行させることにより、
上記突起124がストッパ126に当接した時点からさ
らにバケット28が前進して停止することによって、バ
ケット28を図17(b)に示される開状態に切換え、
メダルホッパへメダルMが落とし込まれるようにしても
よい。この場合、バケット28を後退させることによ
り、上記付勢手段の付勢力で底蓋120を閉位置に復帰
させることが可能である。
【0059】また、図18(a)〜(c)に示すよう
に、バケット28の転倒によって中のメダルMをメダル
貸機12内に落とし込むようにしてもよい。同図におい
て、前記各実施例で示したワイヤ50に軸受ローラ10
0が固定されており、この軸受ローラ100によってバ
ケット28の後部が水平軸回りに回動可能に支持される
一方、軸受ローラ100自身がレール46に案内されて
いる。また、バケット28の前部側壁にはローラ102
が回転可能に支持され、このローラ102がレール46
に案内されるようになっている。レール46の所定部
分、詳しくは図外のメダル貸機12のメダルホッパ14
に対応する部分は、回動板104がバケット進行方向後
側の端部を中心に回動可能に支持されている。この回動
板104は図外のロータリソレノイド等によって回動駆
動され、このロータリソレノイドは前記図11に示され
る中央制御装置80によって駆動制御されるようになっ
ている。また、この回動板104に対応する位置には前
方斜め下がりに傾斜するローラ案内板106が配設され
ている。
【0060】このような構造において、メダル補給の対
象となるメダル提供装置に対応する回動板104を下方
に回動させる制御を実行することにより、ローラ102
は図18(b)に示されるように回動板104を橋渡し
にして同図(c)に示されるようにローラ案内板106
内に案内され、これによりバケット28が傾くことによ
りその中のメダルMを所望のメダル提供装置のメダルホ
ッパ内に落とし込むことができる。また、補給後はバケ
ット28を後退させるだけで、元のように開口部が上を
向く状態にバケット28を復帰させることができる。
【0061】(2) 上記実施例では、メダル不足が検出さ
れた場合に自動的に中央制御装置80から駆動制御信号
を出力するようにしたものを示したが、これに代え、各
メダルエンプティスイッチ85による検出状況を表示す
る表示装置や、メダル貸機内のメダル残量を外部に表示
する表示窓等を各メダル貸機12に設け、これらの表示
を見て操作者がメダル配送の必要なメダル貸機12を中
央制御装置80に指定するような構成にしてもよい。具
体的には、外部から操作可能な入力部を中央制御装置8
0に接続し、この入力部の操作により指定されたメダル
貸機12にバケット28でメダルMを配送するように中
央制御装置80を構成すればよい。さらに、上記入力部
によってバケット28による補給回数(すなわちメダル
Mの補給量)も使用者が指定できるように構成すれば、
一つのメダル貸機12に対して一度に集中してメダルM
を補給したい場合、例えばメダル貸機12を交換した直
後に同メダル貸機12にメダルMを十分に補給したい場
合に効果的となる。
【0062】(3) 前記実施例では、1つの底蓋中間保持
部材134を備えたものを示したが、2つ以上の底蓋中
間保持部材を並設することにより、底蓋32の開度をよ
り多段階に切換えることが可能になる。
【0063】(4) 前記実施例では、バケット位置検出手
段として光反射型のポジションセンサ76を用いている
が、これに代え、磁気センサ、リミットスイッチ等の各
種検出装置を用いることが可能である。
【0064】(5) バケット28による一回のメダル補給
ではメダル貸機12が満杯にならないような場合には、
上記中央制御装置80にバケット往復回数のカウンタ等
を設け、メダル貸機12が満杯となる回数までバケット
28を往復させた時点でメダル補給動作を終了するよう
に中央制御装置80を構成すればよい。
【0065】(6) 前記各実施例に示した装置において、
自動・手動切換手段を中央制御装置80に接続し、前記
各実施等に示したようにメダルMの配送を自動的に行う
自動モードと、手動操作を受けて初めてメダルMの配送
を開始する手動モードとに切換可能となるように構成し
てもよい。この場合、例えば手動モードに切換えてメダ
ルMの配送動作を停止させておき、この状態でメンテナ
ンス作業等を行った後、手動操作でメダル配送動作を再
開させるようにすれば、このメンテナンス作業等の間に
メダルMの配送動作が自動的に開始される危険を未然に
回避することができる。
【0066】(7) 上記実施例では、単数のバケット28
を備えた装置を示したが、図19に示すように複数のバ
ケット28を並設し、いずれのバケット28でもメダル
貸機12に対するメダル補給が行えるようにすれば、一
つのバケット28が基準位置に戻る間に他のバケット2
8によってメダルMの配送を行うといった制御を行うこ
とができ、各メダル貸機12にメダルMを配送する時間
を短縮することができる効果がある。また、中央に単一
のメダル供給装置26を設け、その左右両側にバケット
28をそれぞれ設けて、一方のバケット28を上記メダ
ル供給装置26よりも左側のメダル貸機12群への補給
専用、他方のバケット28を上記メダル供給装置26よ
りも右側のメダル貸機12群への補給専用に振り分ける
ようにしてもよい。
【0067】このような複数のバケット28をもつ装置
においても、各バケット28について位置検出及び搬送
駆動量の検出を行うことにより、本発明の効果を得るこ
とができる。
【0068】(8) 本発明では、メダル供給装置26の具
体的な構造を問わず、基準位置にあるバケット28に対
して所定量のメダルMを供給できるものであれば種々の
ものを適用することができる。
【0069】
【発明の効果】以上のように本発明は、遊技システムの
構成に対応して容易に設置可能で、従来のベルトコンベ
ア等による装置に比べて汎用性に富み、量産化および低
コスト化に適する。また、メダル補給動作を行わない通
常状態で予めバケット内に適量のメダルを補充してお
き、その後、このメダルを一度に目詰まりを起こすこと
なくメダル提供装置に補給することにより、メダル補給
動作を短縮できるとともに、上記通常状態でバケットを
完全停止させておくことができるので、メダルを常時循
環させるものに比べてランニングコストが低減し、耐久
性も向上する。
【0070】さらに、この装置の重大なる1番目の特徴
として、メダル提供装置よりも少数のバケット位置検出
手段を配置し、目的の補給位置に対応する対応バケット
位置検出手段がバケットを検出してから対応搬送駆動量
の分だけバケットを搬送駆動した時点でバケット駆動を
停止させることにより、バケットの位置決めを行うよう
にしているので、各メダル提供装置に対応してこれと同
数のバケット位置検出手段を設ける場合に比べ、低コス
トの構造でバケットの位置決めを行うことができる一
方、バケットの搬送駆動量のみでその搬送駆動制御を行
う装置に比べ、搬送距離が長い場合すなわち遊技システ
ム全体の規模が大きい場合にも大きな誤差を生ずること
なくバケットを各補給位置に正確に位置決めすることが
でき、これによって確実なメダル補給を保証できる効果
がある。
【0071】さらに、この装置の重大なる2番目の特徴
として、目的の補給位置に対応する対応バケット位置検
出手段がバケットを検出してから対応搬送駆動量よりも
所定距離に対応する駆動量分少ない駆動量だけバケット
を搬送駆動した時点でバケット駆動を減速するようにし
ているので、このような減速を行わない場合に比べ、停
止時にバケットに作用する衝撃を弱め、この衝撃による
メダルの飛び出しやバケットの損傷といった不都合を未
然に防ぐことができるとともに、バケットのオーバーラ
ンも未然に防ぐことができる。換言すれば、メダルこぼ
れやバケットのオーバーラン等を防ぎながら、上記減速
をする期間よりも前の期間ではバケット搬送速度を上げ
ることにより、メダル配送効率を向上できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるメダル配送装置の
コントローラの要部を示すブロック図である。
【図2】上記メダル搬送装置が設けられた遊技システム
の遊技島の全体構成を示す断面正面図である。
【図3】上記遊技島の側面図である。
【図4】上記遊技島に設けられたバケットおよびその駆
動機構の斜視図である。
【図5】上記バケットおよびその案内機構の断面側面図
である。
【図6】上記バケットに設けられた底蓋保持部材と切換
部材との位置関係を示す正面図である。
【図7】上記バケットに設けられた底蓋保持部材と切換
部材との位置関係を示す正面図である。
【図8】上記遊技システムに設置された中央制御装置の
入出力信号を示すブロック図である。
【図9】上記中央制御装置における補給位置記憶手段の
記憶内容を説明するための説明図である。
【図10】上記遊技システムにおいて行われる動作を説
明するための断面正面図である。
【図11】上記遊技システムにおいて行われる動作を説
明するための断面正面図である。
【図12】上記遊技システムにおいて行われる動作を説
明するための断面正面図である。
【図13】上記コントローラにより行われる補給制御動
作を示すフローチャートである。
【図14】上記補給制御動作におけるバケット位置決め
制御の内容を示すフローチャートである。
【図15】上記バケット位置決め制御においてバケット
の減速をしない場合を示すタイムチャートである。
【図16】上記バケット位置決め制御の内容を示すタイ
ムチャートである。
【図17】(a)(b)はバケットの状態切換の変形例
を示す正面図である。
【図18】(a)(b)(c)はバケットの状態切換の
変形例を示す一部断面正面図である。
【図19】互いに並設された2つのバケット及びその駆
動機構を示す平面図である。
【符号の説明】
10 遊技機 12 メダル貸機(メダル提供装置) 14 メダルホッパ 20 回収コンベア(回収手段を構成) 22 メダル貯留タンク(回収手段を構成) 24 メダルリフタ(回収手段を構成) 26 メダル供給装置 28 バケット 50 プーリ(バケット駆動手段) 52 バケット搬送用モータ(バケット駆動手段) 54 プーリ(バケット駆動手段) 62 ロータリソレノイド 68 パルスカウントセンサ(搬送駆動量検出手段) 76 ポジションセンサ(バケット位置検出手段) 80 中央制御装置(各制御手段を構成) 80a 補給位置記憶手段 80b パルスカウント手段(搬送駆動量検出手段及び
駆動量判別手段) 80c 搬送駆動制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 65/23 G07D 9/00 473

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の遊技機およびこれらの遊技機に使
    用されるメダルを提供する複数のメダル提供装置が並設
    された遊技システムに設けられ、各メダル提供装置にメ
    ダルを配送する装置であって、メダルをストックし、こ
    のメダルを外部に投出するメダル供給手段と、各メダル
    提供装置よりも上方の位置に設けられ、開口をもつ容器
    状をなし、メダルを収納可能な収納状態とメダルを排出
    する排出状態とに切換可能に構成されたバケットと、こ
    のバケットをその開口が上記メダル供給手段の投出位置
    に合致する基準位置と各メダル提供装置のメダル入口に
    対応する補給位置との間で移動させるバケット駆動手段
    と、バケットが目的の補給位置に到達した状態でこのバ
    ケットを収納状態から排出状態に切換え、かつバケット
    からメダル提供装置へのメダル補給が終了した後に収納
    状態に復帰させるバケット状態切換手段と、バケットが
    上記基準位置にある状態で上記メダル供給手段を作動さ
    せることによりバケット内に所定量のメダルを供給させ
    るメダル供給制御手段と、補給を要するメダル提供装置
    に対応する補給位置までバケットを移動させ、その後、
    上記バケットを基準位置に戻すように上記バケット駆動
    手段を制御するバケット制御手段とを備え、このバケッ
    ト制御手段として、バケット搬送駆動量を検出する搬送
    駆動量検出手段と、メダル提供装置の全個数よりも少数
    の個所に配設され、バケットの通過を検出するバケット
    位置検出手段と、各メダル提供装置の補給位置について
    この補給位置よりも所定距離以上搬送方向手前側の位置
    でかつ上記補給位置に最も近い位置にある対応バケット
    位置検出手段とこのバケット位置検出手段から上記補給
    位置に至るまでの対応搬送駆動量とを記憶する補給位置
    記憶手段と、上記対応バケット位置検出手段によりバケ
    ットの通過が検出されてから上記対応搬送駆動量よりも
    上記所定距離に対応する駆動量分少ない駆動量だけバケ
    ットが搬送駆動されたか否かと上記対応バケット位置検
    出手段によりバケットの通過が検出されてから上記対応
    搬送駆動量の分だけバケットが搬送駆動されたか否かと
    を判別する駆動量判別手段と、この駆動量判別手段によ
    上記対応搬送駆動量よりも上記所定距離に対応する駆
    動量分少ない駆動量 だけバケットが搬送駆動されたと判
    別された時点で上記バケットの減速を行いかつバケット
    が搬送駆動量だけ搬送駆動されたと判別された時点で
    ケット駆動手段による駆動を停止させる搬送駆動制御手
    段とを備えたことを特徴とする遊技システムにおけるメ
    ダル配送装置。
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