JP2009095408A - 遊技媒体貯留装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 緊急補給専用の新たなスイッチを設けることなく、自動供給を停止させて、緊急補給に対応する。
【解決手段】 バケット収容部30が、メダルを収容する持ち運び可能なバケットを出し入れ可能に収容する。このバケット収容部30内のバケット34に、上タンク26のメダルがコンベヤ28を介して払い出される。制御部80は、自動供給処理開始の指示に応じて予め設定された条件が成立するまでメダルをバケット34に供給する自動供給処理と、手動供給処理開始の指示に応じてメダルのバケット34への供給を開始し、手動供給処理終了の指示に応じてメダルの供給を停止する手動供給処理とを、実行する。手動供給処理開始及び終了指示は、供給スイッチ38の操作によって制御部80に与えられる。制御部80は、自動供給処理の実行中に、供給スイッチ38が操作されると、自動供給処理を停止する。
【選択図】 図2
【解決手段】 バケット収容部30が、メダルを収容する持ち運び可能なバケットを出し入れ可能に収容する。このバケット収容部30内のバケット34に、上タンク26のメダルがコンベヤ28を介して払い出される。制御部80は、自動供給処理開始の指示に応じて予め設定された条件が成立するまでメダルをバケット34に供給する自動供給処理と、手動供給処理開始の指示に応じてメダルのバケット34への供給を開始し、手動供給処理終了の指示に応じてメダルの供給を停止する手動供給処理とを、実行する。手動供給処理開始及び終了指示は、供給スイッチ38の操作によって制御部80に与えられる。制御部80は、自動供給処理の実行中に、供給スイッチ38が操作されると、自動供給処理を停止する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、スロットマシンやパチンコ台のような遊技機において使用するメダルやパチンコ玉のような遊技媒体を貯留する遊技媒体貯留装置に関し、特にバケットに遊技媒体を供給することができるものに関する。
従来、バケットに遊技媒体を供給することができる遊技媒体貯留装置としては、例えば特許文献1に開示されているようなものがある。
特許文献1に開示されている遊技媒体貯留装置では、収納スペースにメダル収容器が存在することを検知して、メダルのメダル収容器への供給を開始し、メダル収容器内のメダル量が所定量になったことを検知すると、メダルの供給を停止する自動供給が行われている。また、操作部の手動操作によって、メダルの供給を開始したり、停止したりする手動供給も可能である。
自動供給によってメダルをメダル収容器に供給している最中に、メダルが所定量になることを待たずに早めにメダル収容器を取り出し、スロットマシンやメダル貸機のようなメダル使用機にメダルを補給したい場合がある。例えば緊急にメダルをメダル使用機に補給する必要のある場合が相当する。特許文献1では、自動供給を途中で停止することはできない。収納スペースに自動供給停止専用のスイッチを設けることも考えられるが、コストアップとなる上に、新たに自動供給停止専用のスイッチの設置スペースが必要となり、好ましくない。
また、メダル収容器には、数百枚のメダルが収容されることがあり、その場合バケットはかなりの重量となる。メダル収容器を持ち運ぶ距離が長くなると、相当の労力を要し、また、運ぶ途中でメダルを零す可能性も高くなる。従って、遊技島の長手方向の両側にスロットマシンやメダル貸機のようなメダル使用機を並べた両島の遊技島では、遊技島の長手方向の両側に設けた収納スペースのうち、メダル収容器を使用した手補給の必要のある遊技媒体使用機に近い方の収納スペースを通常利用する。また、メダル使用機へのメダル補給が緊急を要する場合もあり、その場合には、そのメダル使用機に近い側の収納スペースを使用して、上述した手動供給により少量のメダルをメダル収容器に供給したいという要望もある。ところが、メダル収容器へのメダル供給機構に、正逆転可能なベルトコンベヤを使用することがあり、この場合、いずれかの収納スペース側にしかメダルの供給が行えないので、一方の収納スペースで自動供給を行っている場合には、他方のスペースでは手動供給を行うことができなかった。
このような問題は、メダルに限ったものではなく、パチンコ玉を遊技媒体として使用するパチンコ台用の遊技媒体貯留装置においても生じる。
本発明は、新たなスイッチを設けることなく、自動供給を停止させたり、自動供給から手動供給に切換えたりして、緊急補給に対応することができる遊技媒体貯留装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の遊技媒体貯留装置は、例えばメダルやパチンコ玉のような遊技媒体を貯留手段に貯留している。この貯留手段は、例えば遊技媒体貯留装置の本体内に配置されている。この貯留手段に貯留した前記遊技媒体を払い出し手段が払いだす。払い出し手段としては、例えばコンベヤのような搬送手段を使用することができる。持ち運び可能なバケットを、バケット収容部が出し入れ可能に収容している。バケット収容部も、本体内に配置され、払い出し手段から遊技媒体がバケット収容部に払い出される。この払い出し手段の駆動を制御手段が制御する。制御手段は、自動供給処理開始の指示に応じて予め設定された条件が成立するまで前記遊技媒体を前記バケットに供給するように前記払い出し手段を制御する自動供給処理を実行するように構成されている。自動供給処理を停止するための予め設定された条件としては、自動供給処理を開始してからの経過時間や、払い出し手段の駆動時間や、払い出し手段の遊技媒体の払い出し数や、バケットの遊技媒体の貯留量等とすることができる。さらに、制御手段は、手動供給処理開始の指示に応じて前記遊技媒体の前記バケットへの供給を開始し、手動供給処理終了の指示に応じて前記遊技媒体の前記バケットへの供給を停止するように前記払い出し手段を制御する手動供給処理も実行するように構成されている。手動供給処理開始及び終了指示は、供給指示手段の操作によって前記制御手段に与えられる。供給指示手段としては、例えばスイッチを使用することができ、このスイッチを押すことによって自動供給開始の指示を与え、このスイッチを離すことによって自動供給停止の指示を与えることができる。あるいは、このスイッチを一度押すと自動供給開始の指示を与え、再度押すことによって自動供給停止の指示を与えることもできる。制御手段は、前記自動供給処理の実行中に、前記供給指示手段が操作されたとき、前記自動供給処理を停止する。
このように構成された遊技媒体貯留装置では、手動供給の開始及び終了を指示する供給指示手段を自動供給処理の停止指示にも兼用している。従って、新たな停止指示手段を設ける必要がなく、コストアップにもならず、新たな停止指示手段の設置スペースも不要であって、緊急補給に速やかに対応できる。
自動供給開始の指示は、前記バケット収容部内に前記バケットが存在することをバケット検知手段が検知することによって前記制御手段に与えられることもできるし、バケット収容部に設けた開閉可能な扉が閉じられたことを扉開閉検知手段が検知したことによって前記制御手段に与えられることもできる。
このように構成すると、バケットをバケット収容部に載置したり、扉を閉じたりすることによって、自動供給処理が開始され、係員がなんらかの指示手段を操作する必要がないし、バケットが載置されていないのに誤って遊技媒体の供給を開始することを防止したり、扉が開いている状態で遊技媒体の供給が開始されて、扉から遊技媒体が零れることを防止したりすることができる。なお、バケットの存在をバケット検知手段が検知し、かつ扉が閉じられたことを扉開閉検知手段が検知したときに、制御手段が自動供給を開始するようにすることもできる。
前記払い出し手段は、前記遊技媒体を正逆いずれの方向にも切換えて搬送可能なものとすることができる。この場合、前記払い出し手段の搬送方向のそれぞれに対応させて、前記バケット収容部が一対設けられる。バケット収容部ごとに前記供給指示手段が設けられる。一対のバケット収容部のうち一方のバケット収容部で前記自動供給処理が実行中に、他方のバケット収容部の前記供給指示手段が操作されたとき、前記一方のバケット収容部での自動供給処理を停止し、他方のバケット収容部での手動供給処理を開始する。
このように構成すると、自動供給が行われている最中であっても、供給指示手段を操作することによって、別のバケット収容部において直ちに手動供給を開始することができ、緊急補給に対応することができる。
以上のように、本発明によれば、新たなスイッチを設けることなく、自動供給を停止させたり、自動供給から手動供給に切換えたりすることができ、緊急補給に対応することができる。
本発明の1実施形態の遊技媒体貯留装置、例えばメダル貯留装置2は、図1に示すように遊技島4に設置されている。遊技島4は、遊技機、例えばスロットマシン6を横方向に複数台並べて配置したものである。これらスロットマシン6に挟まれるように遊技媒体貸機、例えばメダル貸機8が設けられている。この遊技島4は、島の長手方向の両側に、スロットマシン6やメダル貸機8のような遊技媒体使用機を並べた両島のものである。
メダル貯留装置2は、遊技島4の一方の端部に設けられている。メダル貯留装置2は、図1に示すように、遊技媒体、例えばメダルの回収手段の一部、例えばメダル計数機10を載置するための載置台12を備えた載置台付きのものである。
スロットマシン6とメダル貸機8との下方に、これらの配列方向に沿って回収手段の一部、例えば回収コンベア14が、ほぼ水平に設けられている。回収コンベア14は、遊技島4の一端部から他端部まで配置されている。各スロットマシン6からオーバーフローしたメダルは、回収コンベア14上に排出され、メダル貯留装置2が配置されている回収コンベヤ14の一端部まで搬送される。一端部まで搬送されたメダルは、メダル貯留装置2の直方体状の本体2a内に設けられたバケット16に一時的に貯留され、本体2a内の中間コンベア18によって本体2a内の洗浄手段、例えば洗浄ユニット22に投入される。洗浄ユニット22で洗浄されたメダルは、洗浄ユニット22の背後に立設された揚送手段、例えばメインリフト24によってメダル貯留装置2の上方に揚送され、本体2a内に設けた貯留手段、例えば上タンク26に供給される。
また、遊技者の遊技の結果、スロットマシン6から払い出された賞品であるメダルは、計数機10を経由して、本体2a内の洗浄用貯留手段、例えば下タンク20に投入される。下タンク20に投入されたメダルは、下タンク20の下部に設けたベルトコンベヤ21を介して洗浄ユニット22に投入されて、洗浄される。洗浄されたメダルは、メインリフト24によって上方に揚送され、上タンク26に供給される。
図2に示すように、上タンク26内のメダルは、上タンク26の下部に設けられた払い出し手段、例えばベルトコンベア28により下方に払い出される。ベルトコンベヤ28は、その両端部のいずれの方向からも、メダルを払い出し可能に双方向にメダルを搬送可能なものである。
ベルトコンベヤ28の両端部、すなわちメダルの払い出し部のそれぞれ下方に1個ずつバケット収容部30が設けられている。これらバケット収容部30は、遊技島4の長手方向の両側にそれぞれ位置している。バケット収容部30には、バケット34を傾斜して寝かせた状態で保持する保持手段、例えばバケット載置台60が配置されている。バケット34は、その上部にメダルが投入される開口部34aを有している。この上部開口34aが上側に位置するようにバケット34がバケット載置台60に寝かされており、この状態で、開口部34aはベルトコンベヤ28の端部側に臨んでおり、ベルトコンベヤ28から払い出されたメダルは、開口部34aからバケット34内に収容される。
バケット収容部30は、本体2aの側面に面する面が開口されており、この開口に対応するように本体部2aの側面には、横開き可能な扉36が設けられている。バケット収容部30内部の天井には、バケット34へのメダル供給を指示する供給指示手段、例えば供給スイッチ38と、扉36の開閉を検知する扉開閉検知手段、例えば扉開閉スイッチ39(図6参照)が設けられている。
下タンク20は、計数機10からのメダルの受け入れ口となる上部開口部が、図1に示すように、両バケット収容部30の下方位置まで延長されている。これによって、両バケット収容部30内のバケット34に収容されなかったメダルは下タンク20に受け入れられる。
このメダル貯留装置におけるメダルの流れは、次のようなものである。回収コンベヤ14により回収されたメダルは洗浄ユニット22に投入される。また、メダル計数機10により回収されたメダルも、一旦、下タンク20に貯留され、下タンク20からベルトコンベヤ21によって洗浄ユニット22に投入される。洗浄ユニット22で洗浄されたメダルは、リフト24によって上タンク26に投入される。上タンク26のメダルは、ベルトコンベヤ28によって、いずれかのバケット収容部30に払い出される。これによって、メダルの一部がバケット収容部30内のバケット34に貯留される。払い出されたがバケット34に貯留されなかったメダルは、バケット収容部30から下タンク20に投入される。下タンク20のメダルは、洗浄ユニット22、リフト24を経由して、再び上タンク26に投入される。このようにバケット34に収容されなかったメダルは、下タンク20、洗浄ユニット22、リフト24によって形成された環流手段を介して、これらと上タンク26及びバケット収容部30とで形成された環流経路を循環する。
図3に示すように、バケット収容部30は、メダル貯留装置2の正面側に位置する側板40を有し、これと対向するように背面側に側板41が位置している。側板40、41の上部における扉36側の端部間に跨って天板42が設けられている。これによってバケット収容部30の上部にはメダル受け入れ部44が形成されている。また、側板40、41の下部間に跨って底板43が設けられている。底板43は、扉36と反対側に向かって斜め下方に傾斜しており、扉36と反対側にある先端部は、側板40、41の扉36と反対側の端部よりも内側に位置している。これによって、バケット収容部30の下部にはメダル通過口45が形成されている。
側板40には、バケット載置台60を固定するためのねじ孔46a乃至46dが形成されている。ねじ孔46a乃至46cは、ねじ孔46dを中心とする同一半径の円弧上に所定の角度を隔てて位置する。側板40には、さらに、バケット載置台60にバケット34が載置されたことを検知するためのセンサを取り付ける孔部47と、バケット載置台60の傾斜角度を検知するためのセンサを取り付ける孔部48a、48bとが、形成されている。また、側板41には、図4に示す連結部材50を固定するためのねじ孔49も形成されている。
図4に示すように、連結部材50は、脚部51、52がL字状をなし、脚部51の先端部に固定片53が形成され、脚部52の先端部に固定片54が形成されている。固定片53は側板41にねじ孔49を利用してねじ固定される。脚部52には、その長さ方向に沿って一列に、バケット載置台60をねじ固定するためのねじ孔55a乃至55cが形成されている。これらねじ孔55a乃至55cのいずれにバケット載置台60を固定するかによってバケット載置台60の傾斜角度を調整できる。
図5に示すように、バケット載置台60は、本体部61を有している。本体部61は、長方形の額縁形状で、その中央が長方形に中抜きされている。本体部61の短辺の長さは、バケット34の胴幅とほぼ同寸法で、バケット34が本体部61の中抜き部を通過しない寸法にされている。本体部61の一方の長辺に連なる脚部62は、本体部61に対して垂直に設けられており、バケット収容部30の側板40にねじ止め固定される。脚部62には、側板40のねじ孔46a乃至46cのいずれかにねじ止めするためのねじ孔64と、側板40のねじ孔46dに対応するねじ孔65とが、形成されている。本体部61の他方の長辺に連なる脚部63も、本体部61に対して垂直に設けられ、かつ脚部62と同一方向にある。脚部63は、連結部材50にねじ止め固定されるもので、連結部材50のねじ孔55a乃至55cのいずれかにねじ止めされるねじ孔66が形成されている。バケット載置台60にバケット34を寝かした状態で載置したときに、バケット34を保持するために底部支持片67と、側部支持片68とが本体部61に形成されている。底部支持片67は、本体部61の一方の短辺に、これと垂直に、但し、脚部62、63と反対方向に形成されている。側部支持片68は、脚部63が形成されている長辺に、これと垂直に、但し、脚部63と反対方向に形成されている。
図6及び図7に示すように、連結部材50の脚部52が底板43に対して垂直となり、連結部材50の脚部51が水平かつ扉36と平行になる状態に、連結部材50の固定片54をバケット収容部30の底板43にねじ止めする。図7及び図8に示すように、連結部材50の固定片53をバケット収容部30の側板41にねじ止め固定する。
バケット載置台60の脚部62と、バケット収容部30の側板40とをねじ止めすることによってバケット載置台60を固定する。このとき、脚部62のねじ孔64を、側板40のねじ孔46a、46b、46cのいずれに位置合わせするかによって、バケット載置台60の水平面に対する傾斜角度を調整する。ねじ孔46aに合わせた場合、傾斜角度は水平面に対して約25度となり、ねじ孔46bに合わせた場合、水平面に対して約20度となり、ねじ孔46cに合わせた場合、水平面に対して約15度となる。同様に、脚部63のねじ孔66も、連結部材50の脚部52のねじ孔55a、55b、55cのいずれかに位置合わせされて、ねじ止めされる。なお、脚部62のねじ孔65は、常に側板40のねじ孔46dに固定される。
図7に示すように、バケット収容部30の側板40の孔部47に、バケット載置台60にバケット34が載置されたことを検知するバケット検知手段、例えばバケット検知センサ70が固着される。このセンサ70には、種々のものを使用できるが、例えばバケット34で反射する光を孔部47を介して検知する反射型フォトセンサとすることができる。
バケット収容部30の側板40の孔部48a、48bに、傾斜角度検出手段、例えばバケット載置台60の傾斜角度を検知する傾斜角度検知センサ71a、71bが固着されている。これらセンサ71a、71bにも種々のものを使用できるが、例えばバケット載置台60の脚部62で反射する光を孔部48a、48bを通して検知するフォトセンサとすることができる。例えば両センサ71a、71bが共に検知していない場合、バケット載置台60は25度の傾斜であり、センサ71aのみが検知している場合、バケット載置第60は20度の傾斜であり、センサ71bのみが検知している場合、バケット載置台60は、15度の傾斜である。
バケット収容部30の奥行、すなわち、図7、図8に示す側板40、41間の距離は、バケット34を2個収容できるように定められており、図8に示すように、メダルが供給されているバケットは、バケット載置台60に載置され、予備のバケット34は、載置台60上のバケット34に隣接して、連結部材50の脚部51に寄りかかった状態で収容されている。
図9に示すように、制御手段、例えば制御部80がメダル貯留装置2に設けられている。制御部80は、スロットマシン6、メダル貸機8およびメダル計数機10からのメダル回収、洗浄ユニット22によるメダルの洗浄、バケット34へのメダル補給などを制御する。制御部80は、CPU、メモリ、タイマー等からなる。制御部80には、データ入出力装置82が接続されている。制御部80は、回収コンベア14、中間コンベヤ18、洗浄ユニット22、メインリフト24、上タンク26のベルトコンベヤ28、下タンク20のベルトコンベヤ21等の駆動手段からなる駆動手段群84を、これらに設けたセンサからなるセンサ群86からの信号を受けて制御する。制御部80には、操作子群88及び表示装置90が接続され、各種条件の設定やエラーメッセージ等の表示を行う。操作子群88及び表示装置90は、本体2aの正面にタッチパネル式LCDとして設置されている。なお、センサ群86には、扉開閉スイッチ39、バケット検知センサ70、傾斜角検知センサ71a、71bが含まれており、操作子群88には供給スイッチ38が含まれている。
バケット載置台60上のバケット34へのメダルの供給は、次のように行われる。上タンク26からベルトコンベヤ28によりメダルを排出し、図10(a)、(b)に示すようにメダルが溢れるまでバケット34にメダルを供給する。バケット34に貯留されるメダルの量は、バケット34の傾斜角度によって異なり、傾斜角度が小さいほど少なくなる。従って、傾斜角度を調整することによって、貯留メダル量を調整することができる。例えば図10(a)は、バケット34を水平面から25度の傾斜角度で保持した場合で、同図(b)は15度で保持した場合である。25度で保持した場合の方が、多くのメダルを貯留している。
バケット34に貯留される物体が液体の場合には、同図(a)、(b)に二点鎖線で示すように液面が水平になるので、正確に貯留量を調整することが可能である。しかし、この実施形態のように貯留対象物がメダルの場合、貯留したときに、同図(a)、(b)に実線で示すように、山盛りになるので、その分を考慮して傾斜角度を調整する。
表1は、ある所定の形状のバケット34を使用した場合において、傾斜角度による貯留枚数の目安を示したものである。メダル貯留装置2を使用して実験を繰り返した結果、山盛り状態の形状やメダルの積み重なり状態に微妙な差が生じるので、実際の貯留枚数は、表1の目安枚数に対し、数十枚程度の差異が生じることもあったが、実用可能な範囲の差異とすることができた。
図11は、このメダル貯留装置2の動作遷移図で、電源オンから移行した初期設定(ステップS2)において、操作子群88を使用して、各種設定を行う。この設定は、メンテナンス操作中(ステップS16)において変更可能である。
行われる設定として、使用するバケット収容部の設定、メダルサイズの設定、バケットへの自動供給の設定、自動供給の駆動時間の設定がある。
使用するバケット収容部の設定は、2つのバケット収容部30のいずれをバケット34へのメダル供給用として使用するかを設定するものである。両バケット収容部30を使用するように設定することも可能である。メダル供給用として設定されたバケット収容部30にバケット34が載置されると、後述する手動供給または自動供給により、バケット34へのメダル供給が可能となる。メダル供給用として設定されないメダル収容部30は、上タンク24から下タンク20へのメダル通路として使用される。
メダルサイズの設定は、メダル貯留装置2が使用するメダルの直径を設定するもので、ベルトコンベヤ21、28が排出できる単位時間当たりのメダル枚数は、メダルの直径によって異なる。また、表1に示したように、バケット34に貯留できるメダルの枚数も、メダルの直径によって異なる。従って、バケット34を満杯にするために必要なベルトコンベヤ28の駆動時間もメダルの直径によって異なる。制御部80は、設定されたメダルの直径を参照し、ベルトコンベヤ21、28の駆動時間を調整する。
バケットへの自動供給の設定は、バケット載置台60にバケット34が載置されたことを検知して、メダルを自動的に供給する自動供給を行うか否かを設定するものである。自動供給ありの設定にすると、制御部80は、バケット検知センサ70がバケット載置台60にバケット34が載置されていることを検知すると、バケット34が載置されているバケット収容部30の方向にベルトコンベヤ28を駆動し、バケット34にメダルを自動供給する。自動供給なしに設定すると、係員が供給スイッチ38を操作している間、ベルトコンベヤ28を駆動する手動供給を行う。なお、自動供給ありに設定した場合でも、供給スイッチ38を操作することによって、手動供給も可能に設定することもできる。
自動供給の駆動時間の設定は、次のような理由で必要である。メダル貯留装置2は、バケット34からメダルがオーバーフローするまでメダルを供給することによって、定量のメダルをバケット34に貯留しているので、バケット34の傾斜角度に拘わらず、バケット34の最大貯留量以上のメダルを供給すれば、所望量のメダルをバケット34に貯留することができるが、傾斜角度を小さくし、少量のメダルを貯留する場合には、このままでは大量のメダルがオーバーフローすることになり、無駄な処理が多く発生する。そこで、バケット34の傾斜角度に応じてメダル供給量を調整し、オーバーフローするメダルの量をなるべく少なくすることが望ましい。
バケット34へのメダル供給を上述した自動供給に設定した場合、ベルトコンベヤ28の駆動時間は、バケット34の傾斜角度に合わせて設定できるようにしてある。即ち、係員は、バケット34の傾斜角度と、扱うメダルの直径と、ベルトコンベヤ28の単位時間当たりの平均的な排出量を予め把握しておき、傾斜角度に合わせた枚数のメダルがベルトコンベヤ28から排出されるように駆動時間を設定する。例えばベルトコンベヤ28が平均して毎秒60枚のメダルを排出可能であり、バケット34の傾斜角度が25度で、直径25mmのメダルを供給する場合、バケット34に貯留されるべきメダルは、表1から600枚なので、ベルトコンベヤ28を理論上、10秒間駆動させる必要がある。しかし、ベルトコンベヤ28の排出枚数にはある程度の変動があるので、確実に600枚以上のメダルが供給されるように、理論値よりも幾分大きい値である例えば12秒に設定する。同様に、傾斜角度20度、直径25mmの場合には、10秒に、傾斜角度15度、直径25mmの場合には、8秒に、それぞれ設定する。
上記の場合、駆動時間を設定するが、バケット34への供給枚数を設定することによって、自動的に駆動時間を設定することもできる。例えば係員がバケット34の傾斜角度と、メダルの直径と、メダル枚数とを設定する。制御部80は、設定された枚数を参照し、ベルトコンベヤ28の駆動時間を算出する。上述したように変動分を考慮して、この算出時間よりも長めの時間を設定する。
予め定めた形状のバケット34のみを使用し、バケット載置台60への載置姿勢も規定して使用する場合、バケット34の傾斜角度により貯留枚数が一意に決定されるので、バケット34の傾斜角度を設定すると、自動的にベルトコンベヤ28の駆動時間が算出されて設定されるようにすることも可能である。この場合、制御部80には、表1に示すメダルの直径ごとの、バケット34の傾斜角度と貯留枚数との対応を記憶させておく。係員は、バケット載置台60の傾斜角度を確認し、その傾斜角度を設定する。制御部80は、設定された傾斜角度と、別に設定されたメダル直径とから、バケット34の貯留枚数を算出し、さらに設定されたメダル直径からベルトコンベヤ28の単位時間当たりの排出量を算出し、先に算出した貯留枚数に合わせてベルトコンベヤ28の駆動時間を決定する。
上述したように規定形状のバケット34を使用し、バケット載置台60への載置姿勢も規定して使用する場合であって、バケット載置台60の傾斜角度を傾斜角度検知センサ71a、71bによって自動検知できるようにした場合には、制御部80は、検出した傾斜角度を参照して、ベルトコンベヤ28の駆動時間を自動算出して設定することができ、係員は、ベルトコンベヤ28の駆動に関する設定を行う必要がない。
図6に示す傾斜角度検知センサ71a、71bは、バケット載置60の脚部62の端部の位置を孔部48a、48bを介して検知する。傾斜角度検知センサ71a、71bが共に非検知の場合、脚部62の端部は、孔部48aよりも高い位置にあると推測でき、制御部80はバケット載置台60の傾斜角度は25度であると判定する。傾斜角度検知センサ71aが検知状態にあると、脚部62は孔部48aの高さにあると推測でき、傾斜角度は20度と判定される。同様に、傾斜角度検知センサ71bが検知状態にあると、脚部62は孔部48bの高さにあると推測でき、傾斜角度は15度と判定される。このようにして自動判定した傾斜角度と、別に設定されたメダルの直径とから、ベルトコンベヤ28の駆動時間が決定される。
このように設定されたことにより、上タンク26のメダルはベルトコンベヤ28によりほぼ定量ずつ排出され、バケット収容部30の受け入れ口44を経てバケット34に供給される。バケット34をオーバーフローしたメダルまたはバケット34に供給されずにこぼれたメダルは、通過口45を経て下タンク20に投入される。
バケット34へのメダル供給処理には、上述したように手動供給と自動供給とがある。
手動供給では、係員が扉36を開け、バケット載置台60にバケット34をセットし、供給スイッチ38を押す。供給スイッチ38が押されている間、ベルトコンベヤ28が押されている供給スイッチ38の方向に向けて駆動され、係員が供給スイッチ38を放すと、ベルトコンベヤ28が停止する。係員は、供給スイッチ38を押している期間を調整することによって、所望の量のメダルをバケット34に供給することができる。またバケット34への供給以外の目的のため、ベルトコンベヤ28を駆動し、上タンク26からメダルを排出することができる。なお、供給スイッチ38が押されている間、ベルトコンベヤ28を駆動するようにしたが、供給スイッチ38を押すことによりベルトコンベヤ28の駆動を開始し、再度、供給スイッチ38を押すことによって駆動を停止するようにすることもできる。
自動供給では、バケット載置台60にバケット34が載置されると、バケット検知センサ70がこれを検知し、制御部80は新たに空のバケット34が載置されたと判断し、検知したバケット収容部30の方向にベルトコンベヤ28を駆動する。そして、自動供給の駆動時間の設定により決定した時間が経過すると、ベルトコンベヤを停止する。
バケット検知センサ70に反射型のフォトセンサを使用したが、これに限らず、近接センサ等の公知のセンサを使用することが可能であるし、バケット34が導電性材料からなる場合、バケット34をバケット収容台60に載置したとき導通するスイッチ機構をバケット検知センサとして使用することもできる。
バケット検知センサ70に代えて、扉開閉スイッチ39により扉36の開閉状態を検知し、ベルトコンベヤ28の駆動開始の条件に加えることも可能である。例えば、扉36が開放状態から閉鎖状態になったとき、新たに空のバケット34がセットされたと判断して、扉閉鎖が検知されたバケット収容部30の方向にベルトコンベヤ28を駆動する。
また、バケット検知センサ70と扉開閉スイッチ39の出力の両方を利用して、自動供給を制御してもよい。例えば、バケットなしの状態からバケットありの状態に変化したことをバケット検知センサ70が検知し、さらに扉36が閉じられたことを扉開閉スイッチ39が検知したとき、ベルトコンベヤ28の駆動を開始してもよい。このようにすると、バケット34へのメダル供給時には、必ずバケット34がセットされており、かつ扉36が閉じているので、バケット34に確実にメダルを供給することができ、かつ正常に供給されなかったメダルが、扉36から外部に飛び出すことを防止できる。
自動供給ありと設定されている場合でも、手動供給は有効である。自動供給によりベルトコンベヤ28が駆動されていない状態で、供給スイッチ38を押すと、制御部80は手動供給の指示を有効に受理し、上述した手動供給の動作を実行する。これにより、自動供給を行ったが、ベルトコンベヤ28の不具合によりバケット34に充分な量のメダルの供給ができていない場合には、不足分のメダルを補充することができる。
このメダル補給装置2では、自動供給の緊急停止が行える。通常、自動供給は、バケット34の傾斜角度に合わせてバケット34が貯留可能な枚数よりも少し多い枚数のメダルを供給できるように駆動される。しかし、メダルの緊急補給のために、バケット34に設定よりも少量のメダルを供給した状態でバケット34を取り出してスロットマシン6等に補給を行いたい場合や、同じく緊急補給のために通常の自動供給の終了を待たずに直ちにバケット34を取り出して補給を行いたい場合などのために、自動供給を停止する機能を設けることが望ましい。
メダル貯留装置の本体2aの正面に設けられるタッチパネルの操作画面(操作子群88、表示装置90)を操作することにより停止できるようにすることも可能であるが、操作画面とバケット収容部30とは若干離れた位置にあり、タッチパネルは他の多くの操作も可能となっているので、停止操作が煩雑となることがある。また、バケット収容部30内に自動供給停止専用のスイッチを設ければ、上記の問題は解消するが、新たにスイッチを設けることによってコストアップとなる。
そこで、手動供給用スイッチ38を、自動供給の緊急停止スイッチとして兼用している。すなわち、自動供給によりベルトコンベヤ28が駆動されているとき、メダルが供給されている側のバケット収容部30の供給スイッチ38を押すと、ベルトコンベヤ28が停止され、自動供給が停止される。これによって新たな機構を設ける必要がなく、自動緊急停止を行える。
図12は、自動供給と手動供給の併用と自動供給の緊急停止に関連して制御部80が行う処理を示す動作フローチャートである。まずバケット検知センサ70の検知状態が、バケット34が存在しない状態からバケットが存在する状態に変化したかを判断する(ステップS20)。ステップS20の判断の答えがイエスの場合、ベルトコンベヤ28を駆動して供給を開始する(ステップS22)。次に供給スイッチ38が押されたか、即ちオンされたかを判断し(ステップS24)、この判断の答えがノー場合、設定された駆動時間が経過した判断するステップ26)。この判断の答えがノーであると、ステップS24から再び実行する。ステップS24の判断の答えがイエスの場合、またはステップS24の判断の答えがイエスの場合、ベルトコンベヤ28での供給を停止し(ステップS28)、ステップS20を再び実行する。ステップS20からステップS28が、供給スイッチによる緊急停止を備えた自動供給処理である。
ステップS20の判断の答えがノーの場合、供給スイッチ38が押されているか、すなわちオンされたか判断する(ステップS30)。この判断の答えがノーの場合、ステップS20から再び実行する。ステップS30の判断の答えがイエスの場合、ベルトコンベヤ28での供給を開始する(ステップS32)。次に、供給スイッチ34が放されたか、すなわちオフされたか判断し(ステップS34)、この判断の答えがノーの場合、ステップS32を再び実行する。ステップS34の判断の答えがイエスの場合、ステップS28を実行してベルトコンベヤ28による供給を停止する。ステップS30、S32、S34、S28が手動供給処理である。
上述したように両バケット収容部30がメダル供給用と設定されている場合であって、両方共に手動供給ありと設定されている場合に、両バケット収容部30で同時に供給スイッチ38が押し下げられたとき、一方のバケット収容部30、例えば正面から見て左側のバケット収容部30の供給スイッチ38が有効となるように制御部80によって設定されている。また、両バケット収容部30がメダル供給用と設定されている場合であって、両方共に自動供給ありと設定されている場合に、両バケット収容部30で同時にバケット無しからバケットありになったときにも、例えば左側のバケット収容部30の供給スイッチ38が有効となるように制御部80によって設定されている。
両バケット収容部30がメダル供給用と設定されている場合であって、一方のバケット収容部30で自動供給中に、他方のバケット収容部30の供給スイッチ38が押された場合、自動供給を停止して、他方のバケット収容部30で手動供給が開始される。これは、自動供給よりも手動供給の方が緊急性が高いと予測されるからである。
両バケット収容部30がメダル供給用と設定されている場合であって、一方のバケット収容部30で手動供給中に、自動供給ありに設定されている他方のバケット収容部30に、新たにバケット34が載置されても、一方のバケット収容部30での手動供給を継続し、他方のバケット収容部30への自動供給は、手動供給が終了した後に開始される。これも、自動供給よりも手動供給の方が緊急性が高いと予測されるからである。
メダル貯留装置2の本体2aの正面に設けたLCD形式の表示装置90の画面には、左右のバケット収容部30ごとに、バケットの有無、自動供給中、自動供給の完了などのメダル貯留装置2の運転状況が表示される。これにより、係員は、バケット34を設定する必要性や、手動補給が必要なときのバケット34を取り出すタイミングや、左右いずれのバケット収容部30の扉36を開ければよいか等を判断することができる。
メダル貯留装置2に投入されるメダルは、計数機10、下タンク20を経由して洗浄ユニット22で洗浄されるが、洗浄ユニット22の処理能力の一時的な低下などにより、期待通りの洗浄ができない場合がある。そのため、遊技店の営業終了後に、メダル貯留装置に貯留しているメダルを、再度、洗浄しておきたいという要求がある。この要求に応じるために、上タンク26、ベルトコンベヤ28、バケット収容部30、下タンク20、ベルトコンベヤ21、洗浄ユニット22、リフト24から形成される還流経路を利用して、メダルの再洗浄を行うことができる。
操作子群88を操作して、図11に示す係員操作中の状態(ステップS10)に遷移し、再洗浄を指示する。再洗浄が指示されると、制御部80は、リフト24、洗浄ユニット22、ベルトコンベヤ21、28を駆動する。ベルトコンベヤ28は、メダル供給用と設定されていない側のバケット収容部30に向けて駆動される。左右両方のバケット収容部30がメダル供給用として設定されている場合には、例えば左側のバケット収容部30を使用する。バケット収容部30に投入されたメダルは、そのまま(バケット34が存在しない場合)、或いはバケット34が存在する場合にはバケット34に一旦貯留された後オーバーフローして、バケット収容部30の通過口45を通過して、下タンク20に投入される。下タンク20のメダルは、ベルトコンベヤ21によって洗浄ユニット22に投入され、洗浄されて、リフト24によって上タンク26に投入される。
以上の動作を繰り返すことによって、メダル貯留装置2内の内部に貯留したメダルを再洗浄することができる。再洗浄は操作子群88から停止を指示したとき、または予め定めた時間が経過したとき、または計数機10からメダルが投入され、下タンク20、上タンク26が共に満杯状態になったときに、停止する。
上記の実施形態では、メダル貯留装置2は、バケット34にのみメダルを供給するものを示したが、公知のようにスロットマシン6やメダル貸機8にもメダルを供給しつつ、バケットにもメダルを供給可能なメダル補給装置に、本発明を実施することもできる。上記の実施形態では、バケット34を傾斜させてメダルを供給するように構成したが、これに限ったものではなく、公知のようにバケット34を垂直に配置するように構成することもできる。また、上記の実施形態では、遊技媒体としてメダルを使用したが、これに限ったものではなく、パチンコ玉を遊技媒体として使用する場合にも、同様に本発明を実施することができる。
2 メダル補給装置
26 上タンク(貯留手段)
28 ベルトコンベヤ(払い出し手段)
30 バケット収容部
34 バケット
60 バケット載置台(保持手段)
26 上タンク(貯留手段)
28 ベルトコンベヤ(払い出し手段)
30 バケット収容部
34 バケット
60 バケット載置台(保持手段)
Claims (4)
- 遊技媒体を貯留する貯留手段と、
この貯留手段に貯留された遊技媒体を払い出す払い出し手段と、
この払い出し手段の駆動を制御する制御手段と、
前記遊技媒体を収容する持ち運び可能なバケットを出し入れ可能に収容するバケット収容部とを、
有し、このバケット収容部に収容された前記バケットに、前記払い出し手段から払い出された前記遊技媒体が投入可能とされる遊技媒体貯留装置において、
前記制御手段は、自動供給処理開始の指示に応じて予め設定された条件が成立するまで前記遊技媒体を前記バケットに供給するように前記払い出し手段を制御する自動供給処理と、手動供給処理開始の指示に応じて前記遊技媒体の前記バケットへの供給を開始し、手動供給処理終了の指示に応じて前記遊技媒体の前記バケットへの供給を停止するように前記払い出し手段を制御する手動供給処理とを、実行するように構成され、
前記手動供給処理開始及び終了指示は、供給指示手段の操作によって前記制御手段に与えられ、
前記制御手段は、前記自動供給処理の実行中に、前記供給指示手段が操作されたとき、前記自動供給処理を停止する
遊技媒体貯留装置。 - 請求項1記載の遊技媒体貯留装置において、前記自動供給処理開始の指示は、前記バケット収容部内に前記バケットが存在することをバケット検知手段が検知することによって前記制御手段に与えられる遊技媒体貯留装置。
- 請求項1記載の遊技媒体貯留装置において、前記自動供給処理開始の指示は、前記バケット収容部に設けた開閉可能な扉が閉じられたことを扉開閉検知手段が検知したことによって前記制御手段に与えられる遊技媒体貯留装置。
- 請求項1記載の遊技媒体貯留装置において、
前記払い出し手段は、前記遊技媒体を正逆いずれの方向にも切換えて搬送可能であり、
前記払い出し手段の搬送方向のそれぞれに対応させて、前記バケット収容部が一対設けられ、
前記バケット収容部ごとに前記供給指示手段が設けられ、
前記一対のバケット収容部のうち一方のバケット収容部で前記自動供給処理が実行中に、他方のバケット収容部の前記供給指示手段が操作されたとき、前記一方のバケット収容部での自動供給処理を停止し、他方のバケット収容部での手動供給処理を開始する
遊技媒体貯留装置。
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- 2007-10-15 JP JP2007267688A patent/JP2009095408A/ja active Pending
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