JPH0862464A - 防水型光ファイバケーブル - Google Patents

防水型光ファイバケーブル

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JPH0862464A
JPH0862464A JP6225733A JP22573394A JPH0862464A JP H0862464 A JPH0862464 A JP H0862464A JP 6225733 A JP6225733 A JP 6225733A JP 22573394 A JP22573394 A JP 22573394A JP H0862464 A JPH0862464 A JP H0862464A
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water
groove
optical fiber
fiber cable
spacers
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Naoki Okada
直樹 岡田
Koichiro Watanabe
幸一郎 渡辺
Suehiro Miyamoto
末広 宮本
Hideyuki Iwata
秀行 岩田
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Fujikura Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Fujikura Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4407Optical cables with internal fluted support member
    • G02B6/4408Groove structures in support members to decrease or harmonise transmission losses in ribbon cables

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 円形ユニットの場合と違い、Uグルーブユニ
ット16は、形状が四角である。そのため、ユニット1
6間に僅かの隙間が生ずる設計の場合、製造時に隙間が
1箇所に集中して、大きな隙間となる場合が多い。する
と、たとえ防水テープ20,22があっても、浸水した
とき、この大きな隙間を通って水が走り、接続箱にまで
達する危険がある。この課題を解決する。 【構成】 Uグルーブユニット16間にスペーサ40,
42を挿入する。スペーサの寸法を適当にすると、ユニ
ット16を、底面の側稜間に隙間の無い(側稜が密着し
た)状態で、撚合わせ集合できる。すなわち、ユニット
16間に大きな隙間ができなくなる。よって、浸水時の
水の走りが、長くならない。なお、スペーサに吸水材料
を用いると、浸水時における水の走りが、より短かくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防水構造のUグルーブ
型光ファイバケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3(a)は、防水構造のUグルーブ型
光ファイバケーブルの一例である。Uグルーブ12内に
光ファイバテープ14を積層収納したものによって、U
グルーブユニット16が構成される。中心テンションメ
ンバ18上に防水テープ20の層を設け、その上にUグ
ルーブユニット16の内層を撚合わせ集合する。その上
に防水テープ22の押え巻を設け、その上にUグルーブ
ユニット16の外層を撚合わせ集合する。さらにその上
に防水テープ24の押え巻とシース26を設けて、Uグ
ルーブ型ケーブル28とする。
【0003】Uグルーブユニット16(Uグルーブ1
2)は、たとえば幅wが6.9mm、高さhが5.8mmである。
これを、たとえば25本、最小外径で撚り合わせようとす
ると、内層9本、外層16本となる。この場合、設計上、
外層のUグルーブ12は、底面120の側稜122間に
隙間の無い(側稜122が密着した)状態で、きれいに
配置することができる。しかし、内層は、側稜122間
に僅かな隙間ができる。この隙間は、設計上は、均等に
配分さる。
【0004】なお、内層と外層に同じ外部寸法のUグル
ーブ12を用いて、最小外径で撚り合わせようとすると
き、内・外層とも、底面120の側稜122間に隙間の
無い(側稜122が密着した)状態で、Uグルーブ12
を配置することは不可能である。また、Uグルーブ12
の形状・本数により、上記とは逆に、内層に隙間が無
く、外層に隙間ができる場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の多心光ファイバ
ケーブルは、たとえば図4のマルチスロット型のよう
に、ユニット30は円形のものが、ほとんどである。ま
た、図5のHグルーブ型の場合も、ユニット32は円形
である。このような円形ユニットの場合と違い、Uグル
ーブユニットは、形状が四角である。そのため、製造時
に、Uグルーブユニット16にかかる張力と撚りの応力
により、上記の内層のUグルーブ12間の隙間が1箇所
に集中して、図3(b)のように、大きな隙間17とな
る場合が多い。
【0006】このような大きな隙間17ができると、た
とえ防水テープ20,22があっても、防水機能が大幅
に低下する。ケーブルに浸水したとき、この隙間17を
通って水が走り、接続箱にまで達する恐れがある。そう
なると、隣接の非浸水ケーブルまで張り替えなければ、
ならなくなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1に例示するように、
Uグルーブユニット16間にスペーサ40,42を挿入
する。スペーサ42に吸水材料を用いてもよい。
【0008】図1(a)のスペーサ40は、たとえばポ
リエチレン、ナイロン、エンプラ等のプラスチックから
なる。断面形状がクサビ形で、Uグルーブ12間の隙間
を埋めることのできる細長い紐状のものである。その断
面の大きさは、その挿入によって、Uグルーブ12の底
面120の側稜122間の隙間が無くなる程度のものに
する(計算で決める)。スペーサ40は、1箇所にまと
めてもよいし、同図のように3箇所、あるいはその他の
複数箇所に分割して挿入してもよい。
【0009】図1(b)のスペーサ42は、たとえば吸
水ヤーンからなる。吸水ヤーンは、吸水により膨潤する
から、非膨潤の状態では、Uグルーブ12間の隙間を完
全に埋めることのできる断面形状でなくてもよい。
【0010】
【作 用】上記のように、Uグルーブユニット16間に
挿入するスペーサ40,42の寸法を適当にすることに
より、Uグルーブユニットを、Uグルーブ12の底面1
20の側稜122間に隙間の無い(側稜が密着した)状
態で、撚合わせ集合できる。すなわち、Uグルーブユニ
ット16間に大きな隙間ができなくなる。よって、撚合
わせ層上の吸水材料の薄層(吸水テープ等)が、有効に
働いて、浸水時の水の走りを短かくすることができる。
スペーサに吸水材料を用いると、浸水時の水の走りが、
より短かくなる。
【0011】
【実施例】上記図3の場合と同じく、幅wが6.9mm、高
さhが5.8mmのUグルーブユニットを使用し、図1
(a)のケーブルを試作した。すなわち、中心テンショ
ンメンバ18上に防水テープ20の層を設け、その上に
9本のUグルーブユニット16を撚り合わせ、かつ3箇所
に、プラスチック製のスペーサ40を挿入した。その上
に防水テープ22の押え巻をし、その上に16本のUグル
ーブユニット16を撚り合わせ、防水テープ24の押え
巻とシース26を設けた構造である。また、図1(b)
のケーブルも試作した。これは、スペーサ42を防水ヤ
ーン(防水テープ20等と同じアクリル系高分子電解質
材料)としたもので、その他は、同図(a)の場合と同
じである。また、特性を比較するため、図3(b)のケ
ーブルも試作した。これは、スペーサを挿入しないた
め、大きな隙間17が生じた構造で、それぞれ以外は上
記のものと同じである。
【0012】上記3種のケーブルにつき、図2の防水試
験を実施した。光ケーブル50の長さは10m、人口海水
52の水頭高は1mである。24時間後の浸水長は、次のと
おりであった。 <ケーブル構造> <浸水長> ・図1(a) 8m ・図1(b) 7m ・図3(b) 10m(全長) この結果から、本発明品が良好な防水特性を有すること
が、よく分かる。
【0013】
【発明の効果】
(1)Uグルーブユニットの撚合わせ間にスペーサが挿
入されるので、上記のように、Uグルーブ間に大きな隙
間の形成されることがなくなり、浸水時の走水長さの長
くなることが避けられる。 (2)スペーサに吸水材料を用いることにより、浸水時
の走水長さをより短かくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の説明図。
【図2】防水試験方法の説明図。
【図3】防水型Uグルーブ型光ファイバケーブルの説明
図で、(a)はUグルーブユニット16が理想的に配列
された状態、(b)はUグルーブユニット16が偏在し
て大きな隙間が形成された状態を示す。
【図4】マルチスペーサ型光ファイバケーブルの説明
図。
【図5】Hグルーブ型光ファイバケーブルの説明図。
【符号の説明】
12 Uグルーブ 120 Uグルーブの底面 122 側稜 14 光ファイバテープ 16 Uグルーブユニット 17 隙間 18 中心テンションメンバ 20,22,24 防水テープ 26 シース 28 Uグルーブ型ケーブル 30,32 ユニット 40,42 スペーサ 50 光ケーブル 52 人口海水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 末広 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 岩田 秀行 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心テンションメンバの回りに、Uグル
    ーブユニットの撚合わせ層が設けられ、当該撚合わせ層
    の上に吸水材料の薄層が設けられている防水型光ファイ
    バケーブルにおいて、前記Uグルーブユニット間にスペ
    ーサが挿入されている、防水型光ファイバケーブル。
  2. 【請求項2】 スペーサが、吸水材料からなる、請求項
    1記載の防水型光ファイバケーブル。
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