JPH086220Y2 - 低温庫 - Google Patents

低温庫

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JPH086220Y2
JPH086220Y2 JP1990090852U JP9085290U JPH086220Y2 JP H086220 Y2 JPH086220 Y2 JP H086220Y2 JP 1990090852 U JP1990090852 U JP 1990090852U JP 9085290 U JP9085290 U JP 9085290U JP H086220 Y2 JPH086220 Y2 JP H086220Y2
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JP
Japan
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storage chamber
suction port
chamber
door
opening
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JPH0450375U (ja
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善昭 高野
剛 川口
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は冷却器にて冷却された冷気を貯蔵室内に強制
循環する低温庫に関する。
(ロ)従来の技術 従来此の種低温庫に於ては、本願に先行する実開昭61
−145293号公報に冷却貯蔵庫として示されるように、貯
蔵室とは区画された室内に冷却器(蒸発器)を配設し、
これによって冷却された冷気を送風機によって貯蔵室内
に強制的に吹き出すと共に、貯蔵室の床前部に形成した
吸込口から冷気を吸い込むように構成している。
この時冷凍室の床には食品等の物品が載置されるの
で、この物品によって吸込口が塞がれないように、吸込
口には一般的に上方に突出するガードが取り付けられ、
このガードに透孔を形成している。
(ハ)考案が解決しようとする課題 然し乍ら、前記従来の技術では物品がガード上に載置
され、これが扉内面に密接するように収納されると、冷
凍室上方からの冷気が降下できず、吸込口に戻れない。
また、実開昭49−110355号公報では扉の内面にポケット
が形成されているため、物品が扉内面に密接しないよう
に思えるが、左右に渡るポケットの底壁前端に物品が密
接すれば、やはり吸込口上方からの冷気の降下がせき止
められ、冷凍室内の冷気循環が阻害される欠点があっ
た。
本考案は係る技術的課題を解決するために成されたも
のであり、貯蔵室内物品の収納状況に係わらず、循環冷
気が吸込口に円滑に案内されるようにした低温庫を提供
するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、一側面を開口する貯蔵室と、前記開口を開
閉自在に閉塞する扉と、貯蔵室とは区画された冷却室内
に収納された冷却器とを備え、この冷却器にて冷却され
た冷気を前記貯蔵室内に強制循環する低温庫に於て、貯
蔵室の床面前記開口側の部分には冷却室に連通する吸込
口を形成し、この吸込口には前記貯蔵室側に突出するガ
ードを取り付け、該ガードの前面及び上面に透孔を形成
すると共に、前記扉内面には上下に延在して貯蔵室側に
突出する突起を形成したものである。
更に、本考案は前記突起内に上下に延在する通路を形
成したものである。
(ホ)作用 本考案によれば、ガード上に物品が載置されても、吸
込口周辺の貯蔵室床面と物品は密接せず、透孔は塞がれ
ない。また、物品が扉に接近しても突起に当接するので
突起以外の部分で扉内面と物品との間には上下に延在す
る通路が形成され、この通路の下端は吸込口の透孔上方
に位置することになるので、貯蔵室上方の冷気はこの通
路を通って吸込口に至る。
更に、突起内にも通路を形成することにより、冷気の
降下通路の断面積は一層拡大される。
(ヘ)実施例 以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
1は低温庫としての冷蔵庫であり、本例ではトラック
等の搬送車に載せて物品の冷却を行ないながら物品の輸
送を行なう場合に利用されるコールドロールボックスと
称される輸送を目的とした冷蔵庫を例にとり説明する。
第1図及び第3図において、冷蔵庫1はその底部に移
動用の車輪2を具備し、一側面に開口3を形成した断熱
箱4と、開口3を開閉自在に閉塞する断熱性の扉5とを
有し、その内部は下面に断熱材17を具備した仕切板6に
て上下に仕切られ、底部に冷却室7、上方に貯蔵室8が
構成されている。
冷却室7内には、冷却器10と送風機11が配設されてい
る。また冷却室7の背部には区画板15によって背壁12に
沿い、下端を冷却室7の風下側に連通し、上端を貯蔵室
8の天部の吹出口14にて開口したダクト13が形成されて
いる。また、16は仕切板6の開口3側の前端部において
冷却室7の風上側に連通して形成された吸込口である。
送風機11が運転されると、冷却器10によって冷却され
た冷気はダクト13を上昇し、天部の吹出口14から貯蔵室
8内に吹き出される。貯蔵室8内に吹き出された冷気は
貯蔵室8内を循環した後、吸込口16から冷却室7内に帰
還する。
18は圧縮機19を収納する機械室であり、断熱箱4の後
下隅部に形成されている。20は凝縮器21を収納するため
の凝縮器室であり、断熱箱4の天部に形成されて天板22
にて閉塞されており、内部には凝縮器21を冷却するため
の送風機23も収納配置される。
次に、第2図は仕切板6前端部の拡大断面図を示す。
吸込口16には第4図に示すようなガード25が取り付けら
れている。このガード25はステンレス鋼板等にて長尺横
長に形成され、上面25A、前面25B及び後面25Cを有して
おり、更に各面25A〜25Cに渡る切欠状の透孔26が複数並
列して穿設されている。
このガード25は仕切板6の前端に取り付けられた状態
で、第2図の如く断熱箱4の前壁27に渡って吸込口16を
冷気流通可能に被覆し、更に仕切板6よりも高く貯蔵室
8側に突出している。これによって第2図の如く仕切板
6上に食料品の箱等の物品28が載置され、更に吸込口16
上方に位置しても、物品28はガード25上に乗り上げる形
となり、透孔26が塞がれることはない。
次に、第5図は扉5の内面を示している。この扉5内
面には複数の突起29が取り付けられている。突起29は第
5図の如く、扉5の縦寸法よりも少許短い寸法で上下に
延在しており、所定間隔を存して並設されている。更
に、突起29は第6図の如く上下端を開口して内部が中空
であり、ここに貯蔵室8の略上下に渡る通路30が構成さ
れている。
この突起29が存在することにより物品28が扉5に直接
当接することはない。特に、物品28が第2図の如く突起
29に当接した状態でも突起29の側方には、物品28と扉5
の間に上下に渡る通路31が構成される。更に、突起29の
内部にも通路30が存在しており、これら通路30、31の下
端はガード25の透孔26上方に開放しているため、扉5内
方において貯蔵室8天部と吸込口16とを連通してる。こ
れによって、仕切板6上に載置された物品28が吸込口16
上方に位置したとしても貯蔵室8上部と吸込口16の間の
冷気循環経路は確保されることになる。
尚、実施例ではトラック等に載せて物品を冷却しなが
ら輸送する冷蔵庫に本案を適用したが、それに限られ
ず、一般据え置き型冷蔵庫、冷凍冷蔵庫、冷凍・冷蔵シ
ョーケース等にも有効である。
(ト)考案の効果 本考案によれば、貯蔵室床面の吸込口上に物品が載置
されても、ガードが床面より突出しているので、吸込口
周辺の貯蔵室床面と物品は密接しないことに加えて、透
孔はガードの前面及び上面に形成されているので、透孔
は塞がれないので、吸込口が収納物品によって閉塞され
ることはない。また、物品が扉に接近しても突起に当接
するので突起以外の部分で扉内面と物品との間には上下
に延在する通路が形成され、貯蔵室上方の冷気はこの通
路を通って吸込口に至ることができ、従って貯蔵室から
吸込口への冷気通路は確保され、収納物品によって貯蔵
室内の冷却が阻害されることはない。
特に、突起内にも通路を形成すれば、冷気の降下通路
の断面積は一層拡大され、冷気循環は一層良好となる。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の一実施例を示し、第1図は冷蔵庫の縦
断面図、第2図は吸込口部分の冷蔵庫の拡大縦断面図、
第3図は冷蔵庫の斜視図、第4図はガードの斜視図、第
5図は扉の裏面斜視図、第6図は扉の平面図である。 1…冷蔵庫、5…扉、6…仕切板、8…貯蔵室、10…冷
却器、11…送風機、16…吸込口、25…ガード、26…透
孔、29…突起、30、31…通路。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側面に開口する貯蔵室と、前記開口を開
    閉自在に閉塞する扉と、前記貯蔵室とは区画された冷却
    室内に収納された冷却器とを備え、該冷却器にて冷却さ
    れた冷気を前記貯蔵室内に強制循環する低温庫に於て、
    前記貯蔵室の床面の前記開口側の部分には前記冷却室に
    連通する吸込口を形成し、該吸込口には前記貯蔵室側に
    突出するガードを取り付け、該ガードの前面及び上面に
    透孔を形成すると共に、前記扉内面には上下に延在して
    前記貯蔵室側に突出する突起を形成したことを特徴とす
    る低温庫。
  2. 【請求項2】突起内には上下に延在する通路が形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の低温庫。
JP1990090852U 1990-08-29 1990-08-29 低温庫 Expired - Fee Related JPH086220Y2 (ja)

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JPH0450375U JPH0450375U (ja) 1992-04-28
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JP2016080247A (ja) * 2014-10-16 2016-05-16 東芝キヤリア株式会社 可搬式保冷庫

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JPH0450375U (ja) 1992-04-28

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