JPH0860934A - 機能ブロックの取付機構 - Google Patents

機能ブロックの取付機構

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JPH0860934A
JPH0860934A JP22588094A JP22588094A JPH0860934A JP H0860934 A JPH0860934 A JP H0860934A JP 22588094 A JP22588094 A JP 22588094A JP 22588094 A JP22588094 A JP 22588094A JP H0860934 A JPH0860934 A JP H0860934A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付後機能ブロックが動いてしまうことが無
く、又、取付位置の微調整が容易な機能ブロックの取付
機構を提供する。 【構成】 機能ブロック24に少なくとも一対の長孔
6、6を開口させ、各長孔に挿通される止めねじ7、7
により、機能ブロック24を長孔6の長さ方向に位置調
整可能に取付けるようにしたものにおいて、機能ブロッ
ク24に衝止部35を形成すると共に、この衝止部の両
側に、衝止部を挟むようにして、第1及び第2固定ねじ
ブロック36、37を固定し、各固定ねじブロックに、
長孔の長さ方向に平行な軸線を有する固定ねじ38を螺
合させ、これらの固定ねじ38、38の先端の間に衝止
部35を挟んで固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、機能ブロックの取付
機構(以下単に取付機構という)に係り、特に、取付後
機能ブロックが動いてしまうことが無く、しかも、取付
位置の微調整が容易で、種々の機構、装置に応用可能な
取付機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、例えば或る種の気密
扉や気密容器においては、引戸或いは蓋体(以後単に引
戸という)1の端縁に機能ブロックとしての台2付きの
従動ピン3が装着されている。
【0003】一方、戸枠或いは容器の蓋体との接合部
(以下単に戸枠という)4の端縁に、これも機能ブロッ
クとしての誘導部材5が装着されており、気密の引戸を
閉鎖するとき、引戸1を図1で下方に押動する。
【0004】すると、引戸1が閉鎖される少し前に、従
動ピン3が誘導部材の傾斜端縁5aに当接し、以後これ
ら従動ピン3及び傾斜端縁5aの間に生じる楔作用によ
り、従動ピン3及びこれと一体の引戸は、図1の矢印A
方向に沿って移動するから、引戸1は戸枠4に引き付け
られることになり、これらの間に装着された図示しない
パッキン条を弾性変形させ、引戸1と戸枠4との間の気
密を保つ。
【0005】しかして、製造時における寸法誤差、或い
は取付誤差等を考慮して、従動ピン3を引戸1に固定的
に装着するのではなく、引戸1の見込み方向(厚さ方
向)に調節可能に装着するのが普通である。
【0006】具体的には、台2に少なくとも一対の長孔
6、6(図1においては、一方の長孔6は誘導部材5の
下に隠れていて見えない)を開口させ、各長孔6に挿通
され、先端を取付面である引戸の上端縁に開口した雌ね
じ孔に螺合させた止めねじ7により、機能ブロックとし
ての台付の従動ピン3を長孔6の長さ方向、即ち引戸の
見込み方向に位置調整可能に取付けるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した取付機構は、
勿論所期の機能を発揮し、従来種々の機構、装置に応用
されてきた。
【0008】しかしながら、従来の取付機構は、止めね
じの頭部と長孔の開口端縁との摩擦係合を介して機能ブ
ロックを取付面に固定しているため、長期間の使用によ
り、或いは機能ブロックに衝撃が加わると、止めねじが
弛み、当然に機能ブロックが取付面の所定の固定位置か
ら動いてしまう、という不都合がある。
【0009】又、機能ブロックの取付位置を調整する
為、一応少なくとも2本の止めねじを固定してから機構
や装置を作動させて調整しなければならないので、その
微調整が面倒である、という別の不都合がある。
【0010】この発明は、上記した不都合を解消し、取
付後機能ブロックが動いてしまうことが無く、又、取付
位置の微調整が容易な取付機構を提供することを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、機能ブロックに少なくと
も一対の長孔を開口させ、各長孔に挿通され、先端を取
付面に開口した雌ねじ孔に螺合させた止めねじにより、
機能ブロックを長孔の長さ方向に位置調整可能に取付け
るようにしたものにおいて、機能ブロックに衝止部を形
成すると共に、長孔の長さ方向におけるこの衝止部の両
側に、衝止部を挟むようにして、雌ねじ孔を形成した第
1及び第2固定ねじブロックを固定し、各固定ねじブロ
ックに先端を機能ブロックの衝止部に向けた固定ねじを
螺合させ、これらの固定ねじの先端により、衝止部を挟
んで固定するようにしたことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記のように構成された本発明による取付機構
は、機能ブロックを取付面に固定する際、長孔に挿通さ
れた止めねじを弛め、機能ブロックが長孔の長さ方向に
移動できる状態で、第1及び第2固定ねじブロックに螺
合された固定ねじをドライバー等の工具により回し、機
能ブロックに形成された衝止部をこれらの固定ねじの先
端で挟むようにする。
【0013】具体的には、例えば、一方の固定ねじと衝
止部との間に間隙を保たせた状態で、他方の固定ねじを
回してその先端により機能ブロックを一方の固定ねじ方
向に押動する。
【0014】そして、機能ブロックを固定すべき位置に
まで移動させたら、上記一方の固定ねじを回して、その
先端と他方の固定ねじの先端との間に衝止部をしっかり
と挟着する。
【0015】然る後、機能ブロックの長孔に挿通された
止めねじを締め込み、機能ブロックをしっかりと取付面
に固定する。
【0016】このように、本発明による取付機構により
取付面に固定された機能ブロックは、衝止部が固定ねじ
によって長孔の長さ方向において拘束されるので、止め
ねじと長孔の開口端縁との摩擦係合が弛んでしまうこと
がない。固定ねじを回すことによって機能ブロックを動
かすことは出来るが、固定ねじを軸線方向に押動して
も、固定ねじが回動して機能ブロックが動くことはない
からである。
【0017】又、機構上、長孔の幅方向においては機能
ブロックは止めねじによって拘束されるから、機能ブロ
ックは長孔の幅方向に動くこともない。
【0018】一方、機能ブロックの取付位置を固定位置
から少しずらせたいときには、衝止部に関し移動方向に
ある一方の固定ねじを弛める方向に回し、その固定ねじ
と衝止部の間に移動させたい距離と同じ量の間隙を設け
る。
【0019】然る後、止めねじを弛め、他方の固定ねじ
を回し、これを一方の固定ねじに近接する方向に移動さ
せる。この他方の固定ねじの移動により、その先端に押
動された機能ブロックが同方向に移動する。
【0020】この移動量は、衝止部が一方の固定ねじの
先端に当接するとそれ以上移動できなくなるので自動的
に設定される。この微調整後、止めねじを締め込んで機
能ブロックを取付面に固定する。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図2及至図14
を参照して説明する。尚、以下の説明においては、この
発明を所謂ドレーキップ窓のトリガー装置の取付に応用
する場合について説明する。
【0022】この発明をドレーキップ窓のトリガー装置
に適用した実施例をより良く理解できるように、以下に
先ずドレーキップ窓の構造及びトリガー装置の必要性に
つき簡単に説明する。
【0023】従来からあるドレーキップ窓は、図2に示
すように、例えば壁面の開口に嵌め込まれる窓枠8と、
窓ガラス9を嵌装した障子11とを有しており、障子1
1の自由縦框(図2で左側の縦框)に設けられたハンド
ル12の自由端が実線で示すように例えば下方に向かっ
ているときには、障子11は窓枠8に固定される(施錠
状態)。
【0024】次に、ハンドル12を図2で鎖線で示すよ
うに水平にすると、障子11はその右側の縦框付近を通
る垂直な回動軸線の回りを旋回できるようになって通常
の窓のように内側に開くことができる(所謂ドレー状
態)。
【0025】又、一旦窓を閉めてからハンドル12をそ
の自由端が上方を向くように更に回動させると、障子1
1はその下框を通る水平な回動軸線の回りを回動できる
ようになり、図3及び図4に示すように、換気等の為障
子が内倒し(いわゆるキップ状態)に傾動できるように
構成された窓で、その全体の構成は従来から公知であ
る。
【0026】上記障子11をドレー状態からキップ状態
に移行させるための機構は大略次に述べるようになって
いる。
【0027】即ち、図5及び図6に示すように、障子1
1の上端縁に形成された案内溝13には、ハンドル12
と連動してその長さ方向に移動する駆動ロッド14、こ
の駆動ロッド14の先端に連結されたステイアーム受け
15、及びステイアームガイド16が摺動可能に案内さ
れており、このステイアームガイド16はステイアーム
17の自由端部にリンク結合されている。
【0028】このステイアーム17は、図5及び図7に
示すように、窓枠8の室内側に固定されたヒンジ18に
旋回可能に支持、案内されている。
【0029】そして、ドレー状態においては、図5に示
すように、ステイアーム17の基端部下面に突設された
ローラー等の連結部材19が、ステイアーム受け15の
上面に形成された受け溝21に係入している。
【0030】従って、障子11は、ステイアーム17に
一体的に結合され、ヒンジ18に枢支されて上記内開き
旋回が可能となる。
【0031】一方、キップ状態への移行時、ハンドル1
2(図2参照)の回動に連動して駆動ロッド14が図5
で左方に移動し、連結部材19と受け溝21との係合が
解かれる。(図6参照)。その為、障子11はステイア
ーム17を室内側に振り出すようにして内倒し状態(キ
ップ窓)となる。
【0032】尚、これは言うまでも無いことではある
が、図8及び図9に示すように、ハンドル12の回動と
連動して、障子11の下端縁に沿って見付け方向に移動
する支持ピン22を、ハンドル12がキップ角度位置に
あるとき窓枠8に固定された受けブロック23と係合さ
せ、キップ窓が傾動したときの障子の重量をこれらに担
持させることは従来のドレーキップ窓と同様である。
【0033】上記のように構成されたドレーキップ窓に
おいて、例えばドレー状態にあるとき、換言すれば障子
11がステイアーム17からぶら下がった状態で内開き
に旋回しているとき、ハンドル12をキップ角度位置に
まで回動させると、ハンドル12の回動に連動して移動
する前記駆動ロッド14が図5で左方に移動し、その結
果ステイアーム17の下面に植設された連結部材19が
ステイアーム受け15の受け溝21から外れてしまい、
障子11が不安定になる、という不都合が生じる。
【0034】一方、ドレーキップ窓がキップ状態にある
とき、換言すれば障子11が図3及び図4に示すように
内倒しになっているとき、ハンドル12をドレー角度位
置にまで回動させると、図8に鎖線で示すように、支持
ピン22が受けブロック23から外れる結果、最悪の場
合障子11がステイアーム17を曲げて窓枠8から落ち
てしまう、という不都合が生じる。
【0035】そこで、ドレーキップ窓は、通常、障子1
1の自由側端縁部に図2に点線で示すトリガー装置24
を内蔵し、ドレー窓の場合も、又キップ窓の場合にも、
このトリガー装置24によって障子が完全に閉鎖された
ことを検知した後でないとハンドル12を回動すること
ができないようになっている。
【0036】しかして、そのトリガー装置24の詳細、
及びこのトリガー装置を機能ブロックとした場合の、本
発明の一実施例による機能ブロックの取付機構の構成を
図10及至図14を参照して説明する。
【0037】図10において符号8は窓枠を、符号11
は障子を夫々示し(図2参照)、上記トリガー装置24
は障子11側に装着されている。尚、図10において矢
印Aは障子11の開放方向を示している。
【0038】トリガー装置24は、大体の形状が直方体
をなし、一対の長孔6、6(図11参照)を開口させた
支持ブロック25を有し、この支持ブロック25は、夫
々長孔6に挿通され、後述の連結杆26に開口した逃げ
孔27と遊嵌する止めねじ7、7により、障子11の自
由側端縁部に取付位置調整可能に装着される。この構成
は、従来の機能ブロックの取付機構と同様である。
【0039】一方、障子11の自由側端縁にも、その長
さ方向に沿って、前記案内溝13(図5参照)が形成さ
れており、この案内溝13中に、上記連結杆26が長さ
方向に摺動可能に保持、案内されている。
【0040】図10に示すように、連結杆26は障子1
1と支持ブロック25との間に挟まれた状態で障子11
の自由側端縁に沿って延在しているが、連結杆26が収
納されている案内溝13の寸法は連結杆26の厚さ方向
において余裕が有るし、又、支持ブロック25を固定す
るための止めねじ7は連結杆に開口した逃げ孔27に遊
嵌しているから、連結杆26の摺動を妨げる要因はな
い。
【0041】又、上記連結杆26の支持ブロック25に
対向する上面中央には、図10及至図12に示すよう
に、大体の形状がさいころ状の係止ブロック28が例え
ばかしめにより植設されている。
【0042】連結杆26は、前記ハンドル12(図2参
照)の回動に連動してその長さ方向に移動する。したが
って、連結杆26に植設された上記係止ブロック28
も、ハンドル12の回動に連動して連結杆26の長さ方
向(図12で左右方向)に移動する。即ち、障子11が
閉鎖されているか、ドレー窓になっているか、或いはキ
ップ窓になっているかの状態変化により、係止ブロック
28の位置が異なることになる。
【0043】一方、支持ブロックの連結杆26に対向す
る裏面側には、図11及び図13に示すように、全体の
形状が略矩形の盤状のトリガー29が障子11の見込み
方向(図10及び図11で上下方向)に移動可能に案内
されている。尚、図13において符号31は支持ブロッ
クにかしめ止めされたトリガーの案内板を示す。
【0044】上記トリガー29は、トリガーばね32、
32(図13参照)の弾力により、図13で右方に向け
て付勢されているが、図示しないストッパーにより、ト
リガー29に外力が作用しない常態においては、図13
に示す突出状態を保つ。
【0045】上記トリガー29の付勢方向は、図10に
おいては矢印A方向とは逆方向、即ち図10で下方であ
る。
【0046】又、図14に示すように、トリガー29の
後端部(図14で左端部)は厚く肉が盛られて段部が形
成されており、この段部の中央部は肉を盗まれて係止凹
陥部33が形成されている。
【0047】一方、障子11が閉鎖されたとき、トリガ
ー29の先端に対向する窓枠8側の部分には、断面形状
が略L字形のトリガー受け34(図10及び図12参
照)が装着されている。
【0048】したがって、障子11を図10で矢印A方
向に開放させるとき、トリガー装置24とトリガー受け
34とは離間するから、トリガー29は図13に示すよ
うに支持ブロック25から突出する。これは、ドレー窓
の場合でも、或いはキップ窓の場合でも同様である。
【0049】反対に、障子11を閉鎖するときには、ト
リガー29とトリガー受け34との相対的な近接によ
り、トリガー29は、支持ブロック25内に押込まれる
方向に移動して、図14に示す状態となる。
【0050】上記したように、トリガー29の係止凹陥
部33を形成した段部は、障子が閉鎖されているときに
は、図14に示すように、係止ブロック28の移動軌跡
から離間するから、係止ブロック28の移動は自由であ
る。
【0051】換言すれば、係止ブロック28に連結され
ているハンドル12の回動は自由であり、このドレーキ
ップ窓の閉鎖状態、ドレー窓、キップ窓の切換えは自由
に行える。
【0052】一方、障子11が開放され、トリガー29
が突出しているときには、係止凹陥部33を形成した段
部は、図13に示すように、係止ブロック28の移動軌
跡と干渉する方向に移動する。
【0053】その為、係止ブロック28は例えば係止凹
陥部33と嵌合し、或いは段部の側面と当接してその移
動を阻止されるので、障子11が開放されているときに
は、ハンドル12を操作することができないのである。
【0054】上記した機能ブロックとしてのトリガー装
置は、製作誤差や部品のガタによる係止ブロック28と
トリガーの係止凹陥部33とのずれを吸収するため、前
記したように、連結杆26の長さ方向において取付位置
調整可能に装着されている。
【0055】その為、支持ブロック25に長孔6、6が
開口し、止めねじ7、7により取付位置調整可能に取付
けられているが、本発明による取付機構は、この構成に
加え、図11に示すように、支持ブロック25の見込み
方向における一方の側面に一対の衝止部35、35を形
成する。
【0056】又、長孔6の長さ方向におけるこの衝止部
35、35の両側に、衝止部を挟むようにして、第1及
び第2固定ねじブロック36、37をトリガー装置24
の取付面である障子11の自由側端縁にねじにより固定
する(図10、11参照)。
【0057】更に又、各固定ねじブロック36(37)
に、長孔6の長さ方向に平行な軸線を有する雌ねじ(付
番せず)を形成すると共に、各雌ねじ孔に、先端を機能
ブロックとしてのトリガー装置の衝止部35に向けた固
定ねじ38を螺合させ、これら固定ねじ38、38の先
端により、衝止部35、35を挟んで固定する。
【0058】尚、図示の実施例における一対の固定ねじ
38、38は同軸に配設されているが、固定ねじ38、
38を同軸に配設することは本発明の必須の構成要件で
はなく、これらのねじの軸線が平行にずれてもよい。
【0059】但し、この様に固定ねじ38、38の軸線
がずれた場合、固定ねじを締め込むと、機能ブロックに
回転モーメントが生じるが、それは止めねじによって担
持すれば良い。
【0060】又、図示の実施例では機能ブロックの衝止
部を2つ設けるものとしたが、これは一つで充分である
ことは言うまでも無い。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、機能ブロックに衝止部を設けると共に、機能ブロッ
クに開口した長孔の長さ方向における衝止部の両側に、
夫々固定ねじを螺合させた第1及び第2固定ねじブロッ
クを固定し、これらの固定ねじの先端により、衝止部を
挟んで固定するようにしたので、取付後機能ブロックに
作用する外力は主に固定ねじを介して固定ねじブロック
に担持され、機能ブロックを取付位置調整可能に固定す
る止めねじが弛むことはない。
【0062】又、一方の固定ねじと衝止部との間に間隙
を保った状態で他方の固定ねじを回すと、機能ブロック
の取付位置の微調整が可能であるから、機能ブロックの
取付位置の調整が極めて容易になる、という効果も奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の取付機構の一例を示す線図的平面図。
【図2】ドレーキップ窓を室内側から見た正面図。
【図3】障子が内倒しになった状態を示すドレーキップ
窓の平面図。
【図4】障子が内倒しになった状態を示すドレーキップ
窓の側面図。
【図5】ドレーキップ窓の障子の上框の部分縦断面図。
【図6】図5に示す障子の上端縁に収納された機構部材
を展開して示す斜視図。
【図7】一部の部材を省略して示すドレーキップ窓のス
テイアーム支持部分の一部断面平面図。
【図8】キップ窓の障子の重量を担持する下部支持機構
の一部断面正面図。
【図9】キップ窓の障子の重量を担持する下部支持機構
の横断面図。
【図10】図2のX−X線による拡大断面図。
【図11】本発明の一実施例による取付機構の平面図。
【図12】本発明の一実施例による取付機構の背面図。
【図13】機能ブロックとしてのトリガー装置の裏面図
で、トリガーが支持ブロックから突出した状態を示す。
【図14】機能ブロックとしてのトリガー装置の裏面図
で、トリガーが支持ブロック内に引込んだ状態を示す。
【符号の説明】
6 長孔 7 止めねじ 8 窓枠 11 障子 24 トリガー装置 25 支持ブロック 35 衝止部 36 第1固定ねじブロック 37 第2固定ねじブロック 38 固定ねじ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機能ブロックに少なくとも一対の長孔を
    開口させ、各長孔に挿通され、先端を取付面に開口した
    雌ねじ孔に螺合させた止めねじにより、機能ブロックを
    長孔の長さ方向に位置調整可能に取付けるようにしたも
    のにおいて、機能ブロックに衝止部を形成すると共に、
    長孔の長さ方向におけるこの衝止部の両側に、衝止部を
    挟むようにして、雌ねじ孔を形成した第1及び第2固定
    ねじブロックを固定し、各固定ねじブロックに先端を機
    能ブロックの衝止部に向けた固定ねじを螺合させ、これ
    らの固定ねじの先端により、衝止部を挟んで固定するよ
    うにしたことを特徴とする機能ブロックの取付機構。
  2. 【請求項2】 上記第1及び第2固定ブロックに螺合さ
    せた固定ねじを同軸にしたことを特徴とする請求項1記
    載の機能ブロックの取付機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114135183A (zh) * 2021-12-13 2022-03-04 湖州诺美诺建材科技有限公司 一种推拉门的底座轨道

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CN114135183A (zh) * 2021-12-13 2022-03-04 湖州诺美诺建材科技有限公司 一种推拉门的底座轨道

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