JPH086023A - 液晶表示装置および液晶投写型装置 - Google Patents

液晶表示装置および液晶投写型装置

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JPH086023A
JPH086023A JP32422494A JP32422494A JPH086023A JP H086023 A JPH086023 A JP H086023A JP 32422494 A JP32422494 A JP 32422494A JP 32422494 A JP32422494 A JP 32422494A JP H086023 A JPH086023 A JP H086023A
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JP
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liquid crystal
light
crystal panel
display device
crystal display
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JP32422494A
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Hideki Omae
秀樹 大前
Hiroshi Takahara
博司 高原
Yoshimasa Fushimi
吉正 伏見
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光散乱状態の変化として光学像を形成する液晶
パネルを用いた液晶表示装置および液晶投写型装置を提
供する。 【構成】光源111より出射した光線は拡散板112で
散乱し、均一な面光源となる。あらゆる方向に拡散板1
12から出射する拡散光線をプリズム116のような光
の指向性を狭くする手段によって一定の角度範囲内の光
だけを液晶パネル113に照射するように制御する。液
晶パネル113は映像信号に応じて散乱状態の変化とし
て光学像を形成する。これを拡大レンズ114および1
15を用いて拡大し、観察者の瞳へ入射させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、散乱状態の変化として
光学像を形成する液晶パネルを用いた液晶表示装置なら
びに液晶投写型装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルを用いた表示装置は、CRT
を用いた表示装置に比較して軽量化および薄型化の可能
性が高いことから、研究開発が盛んである。近年では液
晶の旋光性を電界により変化させるツイストネマティッ
クモード(TNモード)の液晶表示装置が実用化され、
コンピュータディスプレイ、ポケットテレビ、ビデオカ
メラのビューファインダなどに用いられている。
【0003】また液晶パネルの表示画像を投写レンズに
よってスクリーンへ拡大投影する液晶投写型装置が開発
され、液晶パネルを用いた大画面表示が行えるようにな
り、ホームシアターやプレゼンテーションに利用されて
いる。
【0004】従来の液晶表示装置の主要要素の斜視図を
図28に示す。光源は、内部に蛍光管が配置された蛍光
管ボックス286と、その全面に配置される拡散板28
7とで構成されている。拡散板287は、蛍光管ボック
ス286からの出射光を拡散し、輝度が均一な面光源に
するために用いる。
【0005】液晶表示装置289を構成するTN液晶パ
ネルの前後には偏光板288a,288bが配置され
る。拡散板287とTN液晶パネル289間に配置され
た偏光板288a(以後、偏光子と呼ぶ)は面光源から
の光を直線偏光にする機能を有する。TN液晶パネル2
89と表示画面の観察者の間に配置された偏光板288
b(以後、検光子と呼ぶ)はTN液晶表示装置289に
入射した光の変調度合に応じて、前記光を遮光する機能
を持つ。通常、偏光子288aと検光子288bは偏光
方向が直交するように配置される。
【0006】以上のようにして、面光源が形成され、前
記面光源からの光は偏光子288aにより直線偏光に変
換される。TN液晶表示装置では前記直線偏光の光を印
加される映像信号にもとづき変調する。検光子288b
は変調度合いに応じて光を遮光もしくは透過させる。こ
のようにして画像が表示される。
【0007】さらに最近では液晶パネルの対角長が10
インチ以上と大型化され、さらにそれに応じたバックラ
イトが要求され、上記のようなバックライトの方式では
薄型化および表示領域内を均一な明るさで照明するのは
困難である。そこで図29にその構成図を示すように導
光板291を用い、導光板291の側面から蛍光管29
2により照明を行うエッジライト方式のバックライトが
用いられている。このような方式であれば蛍光管の直径
と同じくらいの厚みの薄いバックライトが可能である。
さらにはこれに拡散板、プリズムシートなどを組み合わ
せ、明るさおよび均一性を向上させている。
【0008】次に従来のビューファインダについて説明
する。たとえば従来のビューファインダとして特開昭6
2−111233号公報が示される。なお、本明細書で
は少なくとも発光素子などの光源と画像表示装置を具備
し、両者が一体となって構成されたものをビューファイ
ンダと呼ぶ。
【0009】ビューファインダの外観形状を図3に示
す。また、従来のビューファインダの断面構成を図30
に示す。31はボデー、32は接眼カバー、300は接
眼リング、309はTN液晶表示装置である。ボデー3
1には液晶表示装置、光源としてのバックライトなどの
光源が格納されている。ボデー31と接眼リング300
の内部には拡大レンズ301、302が配置され、2つ
のレンズを組み合わせると拡大レンズとして機能する。
接眼リング300の挿入度合の調整により観察者の視力
に合わせてピント調整ができる。TN液晶表示装置30
9は、液晶層の膜厚が5μm程度であり、モザイク状の
カラーフィルタを有する。また、TN液晶表示装置の両
側にそれぞれ偏光子、検光子として機能する偏光板30
8a,308bが配置されている。ビューファインダ
は、取付金具33によりビデオカメラ本体に装着されて
用いられる。
【0010】動作の原理は先に説明したTN液晶表示装
置と同じである。ただビューファインダの場合は表示画
像を拡大レンズ301および302により拡大してみる
ことができる。
【0011】次に従来の液晶投写装置について説明す
る。図31に従来の液晶投写型装置の概略図を示す。集
光光学系312より出射した白色光はダイクロインクミ
ラー315a・315bにより、RGB光に分離され、
液晶パネル317R,317G,317Bで変調され
る。その後ダイクロイックミラー315C,315dで
合成されて投写レンズ318により拡大投写される。図
中の構成要素として311は筐体、312は集光光学
系、313a,313b,313cはミラー、314は
UVIRカットフィルタ、315a,315b,315
c,315dはダイクロイックミラー、316R,31
6G,316Bはフィールドレンズ、317R,317
G,317Bは液晶パネル、318は投写レンズであ
る。現在商品化されている液晶投写型装置に用いられて
いる液晶パネルは先に説明したTN液晶パネルである。
ところがTN液晶パネルは光の変調のために入射側およ
び出射側に偏光板が必要であり、そのために光利用効率
が低いという問題があった。
【0012】一方、偏光板を用いずに光を制御する方法
として散乱現象を用いる方法がある。とりわけ特開昭5
8−501638号公報に示されるような高分子分散液
晶パネルが最近明るさ向上への期待感から盛んに研究さ
れている。
【0013】さらに一方では図31に示すようなRGB
の光線をそれぞれ変調する液晶パネルを用いるのではな
く、画素ごとにRGBのカラーフィルターが形成された
一枚の液晶パネルを用いて投写する単板式液晶投写型装
置が開発されている。
【0014】単板式液晶投写型装置は従来の3板式液晶
投写型装置に比べると、色分離および合成の光学系が必
要ないので装置の小型軽量化が可能である。またRGB
のコンバーゼンス調整が不要である等の特長を有してい
る。しかしカラーフィルターの色特性が悪いために投写
画像の色純度が劣るという問題がある。
【0015】これを解決するために光源から出射される
白色光をあらかじめRGBに色分離し、液晶パネルの直
前に配置されたマイクロレンズを用いて各光線を各画素
に入射する方法が特開平4−60538号公報に示され
ている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ビデオカメラは携帯
性、操作性の点からコンパクト・軽量であることが要求
される。そのため、ビューファインダ用ディスプレイと
して、液晶表示装置が導入されつつある。ところが、現
状ではTN液晶表示装置を用いているので消費電力がか
なり大きい。たとえば、TN液晶表示装置を用いたビュ
ーファインダの消費電力は、TN液晶パネルが約0.1
W、光源が約1.0Wを消費し、計1.1Wという例が
ある。ビデオカメラは、コンパクト性および軽量性を確
保するために、バッテリーの容量が限られている。ビュ
ーファインダの消費電力が大きい場合には、連続使用時
間が短くなるので大きな問題となる。
【0017】コンピュータディスプレイにおいても、ラ
ップトップタイプなどの携帯型では同様の問題が生じて
いる。TN液晶表示装置の消費電力が大きい原因とし
て、次のようなことが考えられる。前述のように、TN
液晶を用いる液晶表示装置は、入射側と出射側に偏光板
が必要であり、この2枚の偏光板の総合透過率は約30
%と非常に低い。これでは必要な輝度を得ようとすると
光源からの光の出力量を多くするしかない。これは光源
の消費電力の増大を招く。
【0018】本発明では液晶パネルとして散乱状態の変
化により光学像を形成する高分子分散液晶パネルを用い
るので、上記のように偏光板による光利用効率の低下が
ないので明るくできる。すなわち光源の消費電力を小さ
くできる。高分子分散液晶を用いて表示を行う場合、コ
ントラストを大きくとろうとすると光源はその光の指向
性が狭いほうが好ましい。高分子分散液晶パネルは、各
画素への印加電圧を変えるとその画素の光散乱度合が変
化する。電圧無印加の場合に光散乱度合が最も大きく、
印加電圧を大きくすると光散乱度合が減少する。指向性
の狭い光を液晶パネルに入射し、光散乱度合を変化させ
ると、その画素から観察者の瞳に入射する光量が変化す
る。つまり、観察者からみた画素の輝度が変化するの
で、これを利用して画像表示を行う。ところが指向性の
狭い光源を用いては画面全体を均一に照明することが難
しい。画面全体を均一に照明しようとすると光源と液晶
パネルとの距離をとらなければならず、しかも液晶パネ
ルが大きくなるとその距離もさらに大きくなり、液晶表
示装置全体が大きくなってしまう。これでは液晶パネル
そのものの薄型である特長が失われてしまう。しかしな
がら光源が拡散光源であれば高分子分散液晶パネルが透
明状態になっても出射光線は散乱光であり、高分子分散
液晶パネルが散乱状態の時と変わらず、したがってコン
トラストがとれなくなってしまう。
【0019】さらに液晶投写型装置において高分子分散
液晶パネルを用いた場合、アパーチャを用いて指向性の
中心方向に進む光を利用する方式を用いる。これは液晶
パネルの出射光のうち一定の立体角内の光だけ取り出す
と、その立体角内に入る光量が光散乱状態により変化す
ることを利用する。すなわち液晶パネルの散乱特性を大
きくするか、あるいは光源の指向性を狭くし、なおかつ
それに合わせて投写レンズの集光角を小さくしないと高
コントラストが得られない。
【0020】特に特開平4−60538号公報に示され
るような単板式の液晶投写型装置にライトバルブとして
高分子分散液晶パネルを用いた場合、各画素を透過する
RGBの光線を集光するためには大きな集光角を有する
投写レンズが必要となり、高いコントラストが得られな
い。
【0021】本発明はこれらの問題に留意し、その目的
は低消費電力、小型、軽量でかつコントラストの高い液
晶表示装置および液晶投写型装置を提供することであ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置は
蛍光管、陰極線管あるいはLEDといった光発生手段
と、前記光発生手段から放射される出射光を拡散させる
光拡散手段と、高分子分散液晶パネルのような散乱状態
の変化として光学像を形成する液晶パネルとを具備し、
前記光拡散手段と液晶パネルとを離して配置する。
【0023】または光発生手段と散乱状態の変化として
光学像を形成する液晶パネルとの間に光の指向性を制御
する手段を具備する。さらにこの光指向性制御手段は光
発生手段と液晶パネルとの間で可動でき、その間隔を変
えることができる。光の指向性を制御する手段として
は、たとえば複数の壁面で区分されたルーバあるいは複
数のファイバーの集合体を用いるとよい。これらの開口
径と厚みの関係を変化させることによって光の指向性を
制御することができる。さらにはルーバの壁面あるいは
ファイバーの側面で光を吸収する。
【0024】もしくは光の指向性を制御する手段として
プリズムまたはレンチキュラレンズまたは微小レンズ等
の光屈曲手段を用いてもよい。ただしその場合、プリズ
ムの頂点を液晶パネル側にまたレンチキュラレンズの円
柱面を液晶パネル側にくるようにそれぞれ配置する必要
がある。微小レンズの集合体を用いる場合は、それぞれ
のレンズに対応した開口部を有し、それ以外は遮光され
ている。さらにこの開口部は光発生手段側にくるように
配置する必要がある。
【0025】また、液晶パネルの光学像を拡大しかつ光
学像を観察可能にする拡大表示手段を具備すればビュー
ファインダーとなる。本発明の液晶投写型装置は光発生
手段と、前記光発生手段から放射される出射光を色分離
する色分離手段と、前記光発生手段から放射される光の
進行方向を制御する光屈曲手段と、散乱状態の変化とし
て光学像を形成する液晶パネルと、前記液晶パネルの光
学像を投影する投写手段と、前記投写手段の瞳近傍に形
成される光源像と相似形の開口部を有する絞りを具備す
る。
【0026】さらにその絞りの開口部にはそれぞれの光
源像の色のみを選択的に透過する色選択手段が配置され
る。光屈曲手段としては先に述べたプリズムまたはレン
チキュラレンズまたは微小レンズ等が挙げられる。
【0027】
【作用】高分子分散液晶の動作について図26を用いて
簡単に述べる。図26は高分子分散液晶の動作の説明図
であり、(a)はオフ状態、(b)はオン状態を示す。
図26において、262はTFT等が形成されるアレイ
基板、264は画素電極、261は対向電極、265は
水滴状液晶、266はポリマー、263は対向電極基板
である。画素電極264にはTFT(図示せず)等が接
続され、TFTのオン・オフにより画素電極に電圧が印
加されて、画素電極上の液晶配向方向を可変させて光を
変調する。図26の(a)に示すように電圧を印加して
いない状態では、それぞれの水滴状液晶265は不規則
な方向に配向している。この状態ではポリマー266と
水滴状液晶265とに屈折率差が生じ入射光は散乱す
る。ここで図26の(b)に示すように画素電極264
に電圧を印加すると液晶の方向がそろう。液晶が一定方
向に配向したときの屈折率をあらかじめポリマー266
の屈折率と合わせておくと、入射光は散乱せずにアレイ
基板262より出射する。
【0028】光散乱状態の変化として高分子分散液晶パ
ネルに形成された光学像を輝度の変化に変換するには、
液晶パネルの出射光のうち一定の立体角の光だけを取り
出すと、その立体角内にはいる光量が光散乱状態により
変化することを利用する。
【0029】ビューファインダは、観察者の瞳の位置が
接眼カバー32(図3)によりほぼ固定される。接眼リ
ングを用いない場合でも、表示画面が小さいため、広い
視野角は要求されない。光源として蛍光灯バックライト
を用いる場合、その液晶表示装置の表示領域とほぼ同じ
大きさの領域からある方向の微小立体角内に進む光だけ
が利用され、他の方向に進む光は利用されない。
【0030】そこで本発明のように光源と液晶パネルを
離して配置すれば、光源から出射される拡散光のうち液
晶パネルに入射する光線の角度が制限されるので光線は
指向性をもち、高コントラストが得られる。光の指向性
の角度は液晶パネルの大きさと光源と液晶パネルとの距
離によって規定され、高いコントラストを得ようとする
と光源と液晶パネルとの距離を大きくとらなくてはなら
ず、結局奥行きの大きな液晶表示装置となってしまう。
【0031】これを解決するために本発明では光源と液
晶パネルとの間に光の指向性を制御する手段を配置する
ことで、奥行きが小さいままでも液晶パネルに入射する
光線の指向性を高めることができ、高コントラストの液
晶表示装置が得られる。
【0032】次に本発明の液晶投写型装置についてその
作用を説明する。光源より出射する白色光をRGBの3
色に色分離し、各光線を1枚の液晶パネルに照射する。
このとき液晶パネルの光入射側に光屈曲手段を配置して
おくと、各方向から入射するRGBの光線は前記光屈曲
手段によって各光線に対応する画素をそれぞれ透過する
ことになる。さらに液晶パネルを透過したRGBの光線
は投写レンズの瞳近傍でそれぞれの光源像を結像する。
この光源像と相似形の開口部を有するアパーチャーを投
写レンズ内に配置する。ただしこのままでは液晶パネル
が散乱状態のときに散乱した光線が全ての開口部を透過
してスクリーンへ到達するためにコントラストが低下し
てしまう。たとえば液晶パネル内のある1画素にR光が
入射し散乱した場合に、R光の光源像を透過させるため
に設けたアパーチャの開口部以外にG光およびB光の開
口部からも散乱光が透過する。これを防ぐために各色の
光源像に対応する開口部にその色のみ透過するような色
選択手段を配置することにより、各色の散乱光はその色
に対応した開口部からだけ出射するのでコントラストを
高めることができる。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明の液晶表示装置の第1の
実施例の内部構成を示した断面図である。11は光源、
12は拡散板、13は高分子分散液晶パネル(以下液晶
パネルと呼ぶ)である。
【0034】液晶パネル13としては高分子分散液晶を
用いた液晶パネルを用いることにより高輝度表示を行う
ことができる。従来のTN液晶パネルでは偏光子および
検光子を用いるのでその光透過率は約30%であり、高
分子分散液晶パネルは偏光板を用いないのでTN液晶パ
ネルに比較してほぼ3倍の高輝度表示を行うことができ
る。
【0035】高分子分散液晶パネル13はTN液晶パネ
ルのようにそれ自体がシャッターの機能を有しているの
ではなく、光線の出射する方向を変えるだけである。高
分子分散液晶パネル13の各画素への印加電圧を変える
とその画素の光散乱度合が変化する。電圧無印加の場合
に光散乱度合が最も大きく、印加電圧を大きくすると、
光散乱度合が減少する。光線を液晶パネル13へ入射
し、光散乱度合を変化させると、その画素から観察者の
瞳に入射する光量が変化する。つまり、観察者からみた
画素の輝度が変化するので、これを利用して画像表示を
行う。したがって液晶パネル13へ入射する光線の指向
性が狭いほど、または液晶パネル13から出射する光線
の取り込み角度が狭いほどコントラストが高くなる。
【0036】光源11は発光素子ならびに反射板からな
る。発光素子は蛍光管を用い、背後に配置した反射板に
より光利用効率を高めている。パネル面内で均一な明る
さを得るために拡散板12を光源11の直後に配置して
いる。ところが高分子分散液晶パネル13に拡散光を入
射した場合はパネルが散乱状態では出射光は勿論拡散光
となるが、パネルが透明状態においても出射光は拡散光
となりコントラストが取れなくなる。そこで本発明では
拡散板12と液晶パネル13との距離を離して配置す
る。このようにすれば液晶パネル13に入射する光線の
角度が制限され、指向性は狭くなる。具体的に説明すれ
ば液晶パネル13の表示領域の対角長は17mmであ
り、拡散板12との距離を10mm離すと液晶パネル1
3の中央部に入射する光線の角度は半角40゜となる。
液晶パネル13が散乱すると入射した光線がさらに全方
向に出射するので単位立体角あたりの光量は減少する。
したがってコントラストが得られる。
【0037】拡散板12との距離を離せば離すほど液晶
パネル13に入射する光線の角度は小さくなり、コント
ラストも向上するが、奥行きが大きくなってしまう。ま
た液晶パネル13の周辺まで照明するためには光源11
の大きさは液晶パネルの表示領域よりも大きくする必要
がある。その点においても液晶パネル13と拡散板12
との距離を離せば離すほど大きな光源が必要になってく
る。
【0038】以下、高分子分散液晶パネルについて簡単
に説明しておく。高分子分散液晶は液晶と高分子の分散
状態によって大きく2つのタイプに分けられる。1つは
水滴状の液晶が高分子中に分散しているタイプである。
液晶は高分子中に不連続な状態で存在する。以後、この
ような液晶をPDLCと呼び、また、前記液晶を用いた
液晶パネルをPD液晶パネルと呼ぶ。さらにもう1つは
液晶が連続的に高分子中に分散しているタイプであり、
このような液晶をPNLCと前記2種類の液晶パネルで
画像を表示するためには光の散乱・透過を制御すること
により行う。
【0039】PDLCは、液晶が配向している方向で屈
折率が異なる性質を利用する。電圧を印加していない状
態では、それぞれの水滴状液晶は不規則な方向に配向し
ている。この状態では、高分子と液晶に屈折率の差が生
じ、入射光は散乱する。ここで電圧を印加すると液晶の
配向方向がそろう。液晶が一定方向に配向したときの屈
折率をあらかじめ高分子の屈折率と合わせておくと、入
射光は散乱せずに透過する。
【0040】これに対して、PNLCは液晶分子の配向
の不規則さそのものを使う。不規則な配向状態、つまり
電圧を印加していない状態では入射した光は散乱する。
一方、電圧を印加し配列状態を規則的にすると光は透過
する。本発明において、PD液晶パネルとPN液晶パネ
ルのうち一方に限定するものではないが、説明を容易に
するためPD液晶パネルを例にあげて説明する。また、
PDLCおよびPNLCを総称して高分子分散液晶と呼
び、PD液晶パネルおよびPN液晶パネルを総称して高
分子分散液晶パネルと呼ぶ。また、高分子分散液晶層に
おいて水滴状に分散した液晶を水滴状液晶、前記水滴状
液晶の周辺部の樹脂成分ををポリマーと呼ぶ。
【0041】本発明の液晶表示装置の高分子分散液晶パ
ネルに用いる液晶材料としてはネマティック液晶、スメ
クティック液晶、コレステリック液晶が好ましく、単一
もしくは2種類以上の液晶性化合物や液晶性化合物以外
の物質も含んだ混合物であってもよい。なお、さきに述
べた液晶材料のうち異常光屈折率neと常光屈折率noの
差の比較的大きいシアノビフェニル系のネマティック液
晶が最も好ましい。高分子マトリック材料としては透明
なポリマーが好ましく、ポリマーとしては、熱可塑性樹
脂、光硬化性樹脂のいずれであっても良いが、製造工程
の容易さ、液晶層との分離等の点より紫外線硬化タイプ
の樹脂を用いるのが好ましい。具体的な例として紫外線
硬化性アクリル系樹脂が例示され、特に紫外線照射によ
って重合硬化するアクリルモノマー、アクリルオリゴマ
ーを含有するものが好ましい。このような高分子形成モ
ノマーとしては、2−エチルヘキシルアクリレート、2
−ヒドロキシエチルアクリレート、ネオペンチルグリコ
ールドアクリレート、ヘキサンジオールジアクリレー
ト、ジエチレングリコールジアクリレート、トリプロピ
レングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコー
ルジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、ペンタエリスリトールアクリレート等々であ
る。
【0042】オリゴマーもしくはプレポリマーとして
は、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレー
ト、ポリウレタンアクリレート等が挙げられる。また重
合を速やかに行うために重合開始剤を用いても良く、こ
の例として、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニ
ルプロパン−1−オン−(メルク社製「ダロキュア11
73」)、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒ
ドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン(メルク社製
「ダロキュア1116」)、1−ビドロキシシクロヘキ
シルフェニルケトン(チバガイキー社製「イルガキュア
651」)等が該当する。その他に任意成分として連鎖
移動剤、光増感剤、染料、架橋剤等を適宜併用してもよ
い。
【0043】高分子分散液晶中の液晶材料の割合はここ
で規定していないが、一般には20重量%〜95重量%
程度がよく、好ましくは50重量%〜85重量%程度が
良い。20重量%以下であると水滴状液晶の量が少な
く、散乱の効果が乏しい。また、90重量%以下となる
と高分子と液晶が上下2層に相分離する傾向が強まり、
液晶とポリマーとの界面の割合は小さくなり散乱特性は
低下する。高分子分散液晶層の構造は液晶の比率によっ
て変わり、だいたい50重量%以下では液晶は独立した
ドロップレト状として存在し、50重量%以上となると
高分子と液晶が互いに入り組んだ連続層となる。
【0044】液晶の膜厚は5〜30μmの範囲が好まし
く、さらには10〜15μmの範囲が好ましい。膜厚が
薄いと散乱特性が悪くなりコントラストがとれなくな
る。逆に、厚いと高電圧駆動を行わなければならなくな
り、液晶を駆動するドライブICの設計などが困難とな
る。また、ドライブICの消費電力も増大する。
【0045】また、水滴状液晶の粒子径の平均値は0.
5μm以上2.0μm以下でなければ、散乱特性が悪く
十分なコントラストを得ることができない。さらには、
前記粒子径は0.8μm以上1.5μm以下の方が好ま
しい。PNLCのような場合、前記粒子径に該当するも
のはポリマーの穴径つまりポリマーネットワークの穴径
が前述の粒子径に該当する。
【0046】本実施例では高分子分散液晶パネルを用い
たが、ただし、これに限定するものではない。たとえば
散乱と透過との光変調動作を行えるものとして、動的散
乱モード(DSM)を用いた液晶パネル、散乱モードの
強誘電性液晶パネル、液晶パネル以外にもPLZTを用
いた表示パネルなどがあり、これらも同様に本発明の光
変調装置として用いることができる。
【0047】また光源については、発光素子として陰極
線管,蛍光管等の発光原理を用いた発光管,蛍光発光素
子,キセノンランプ,ハロゲンランプ,タングステンラ
ンプ,メタルハライドランプ,LED,EL(Electro
Luminescence)などの電子の動作により発光する素子,
PDP(Plasma Display Panel)などの放電により発光
する素子等が例示される。これらのどの発光素子でも光
発生手段として用いてもよいが、中でも低消費電力、明
るさ、小型、白色発光を行える等の点から、陰極線管、
発光管、LEDおよび蛍光発光素子が最適である。発光
素子が面光源であり、明るさの均一性が液晶パネルの表
示領域内で得られるならば拡散板12は不要である。
【0048】さらに本発明の第2の実施例の液晶表示装
置の断面図を図2に示す。本実施例は図1に示した液晶
表示装置にさらに拡大レンズ25および26を設けたも
ので、ビューファインダとして用いる。以下全てビュー
ファインダーとしての実施例を示すが、拡大レンズを取
り外せば第1の実施例に示したような液晶表示装置とな
る。図3は本発明のビューファインダの外観図である。
ボデー31の端部に接眼リング27が装着されている。
また、ボデー31と、接眼リング27には、それぞれ拡
大レンズ25、26が装着されている。ボデーの内面は
不要光を吸収するため黒色あるいは暗色にしている。光
源21内の発光素子から放射された光は、拡散板22に
よって拡散光となって均一な面光源となる。拡散光は液
晶パネル23の対向電極(図示せず)側から入射する。
液晶パネル23は高分子分散液晶パネルを用いる。高分
子分散液晶パネル23は、印加される映像信号に応じて
液晶の光の透過量もしくは散乱度合が変化して、画像を
形成する。このとき拡散板22と液晶パネル23との距
離を離して配置すれば、液晶パネルに入射する光線の角
度が小さくなり、液晶パネル23のコントラストが大き
くなる。観察者は、接眼リング27に眼を密着させる、
もしくは接眼カバー32に密着させて、液晶パネル23
の表示画像を見ることになる。2つのレンズ25、26
を組合せると拡大レンズとして機能するので、観察者は
液晶パネル23の小さな表示画像を拡大して見ることが
できる。つまり、拡大した虚像を見ることができる。
【0049】ビューファインダは観察者の瞳の位置が接
眼カバー32によりほぼ固定されるため、その背後に配
置する光源は本来指向性が狭くてもよい。しかし、あま
り光の指向性が狭くなると、ビューファインダを見る際
に、視点を少しずらしただけで極端に表示画面が暗くな
る。ビューファインダでは、液晶パネルの表示領域とほ
ぼ同じ大きさの領域からある方向の微小立体角内に進む
光だけが利用され、他の方向に進む光は利用されないの
で光利用効率が非常に悪い。しかし光利用効率を高くす
るために点光源をレンズなどで拡大するとその光路長が
長くなり、ビューファインダーの奥行きが大きくなって
しまう。
【0050】液晶パネル23にはモザイク状のカラーフ
ィルタ(図示せず)が取り付けられている。画素配置は
デルタ配置であり、画素数は約96000画素である。
カラーフィルタは赤、緑、青のいずれかの色を透過させ
る。カラーフィルタの構成物により各色の膜厚を制御し
てもよい。カラーフィルタの膜厚はカラーフィルタの作
製時に調整して形成する。つまりカラーフィルタの膜厚
を赤、緑、青で変化させる。カラーフィルタの膜厚によ
り各画素上の液晶の膜厚はそれぞれのカラーフィルタ色
に応じて調整することができる。特に高分子分散液晶パ
ネルは、長波長の光(赤色光)に対する散乱特性が悪
い。そこで、赤の画素の液晶層厚を他の青、緑の画素よ
りも液晶層厚を厚くすれば、散乱性能を向上させること
ができ、赤、緑、青の諧調性を揃えることができる。
【0051】次に本発明のビューファインダに用いる液
晶表示装置の駆動回路部について説明する。なお、本発
明のビューファインダでは高コントラスト表示を行うた
め、液晶表示装置は、アクティブマトリックス型液晶パ
ネルを用いる。図27はアクティブマトリックス型液晶
パネルの等価回路図である。図27において、G1〜Gm
はゲート信号線であり、その一端はゲートドライブIC
276に接続されている。ゲートドライブIC276は
スイッチング素子としての薄膜トランジスタ(以後、T
FTと呼ぶ)を動作状態による電圧(以後、オン電圧と
呼ぶ)または非動作状態にする電圧(以後、オフ電圧と
呼ぶ)を出力する。また、S1〜Snはソース信号線であ
り、その一端はソースドライブIC277に接続されて
いる。TFT278は画素電極に接続され、画素電極と
対向電極間に高分子分散液晶280を狭持している。ま
た、TFT278の一端子には電荷蓄積素子としての付
加コンデンサ279が接続されている。
【0052】図2で示す液晶パネル23からの出射光の
一部は観察者の瞳に入射するが、他の光は迷光となり、
表示画像のコントラストを低下させる要因となる。この
問題を回避するために、ボデー31(図3)と接眼リン
グ27の内面は、光の反射を防止するために黒色あるい
は暗色としている。したがって、液晶パネル23への不
要光入射による表示画像のコントラスト低下は非常に小
さくなる。
【0053】接眼リング27のボデー31への挿入度合
を調整することにより、観察者の視力に合わせてピント
調整を行なうことができる。なお、接眼カバー32によ
り観察者の眼の位置が固定されるので、ビューファイン
ダの使用中に視点位置がずれることはほとんどない。視
点が固定されておれば液晶パネル23への光の指向性が
狭くても観察者は良好な画像を見ることができる。な
お、図2に示した正レンズ25をはずして用いることも
できる。この場合、接眼リング27の移動により多少表
示画面の拡大倍率は変化するが実用上は全く問題がな
い。もちろん、観察者の視力にあわせてピント調整もお
こなえる。低コスト化も実現でき、また、小型、軽量化
も行える。さらに、発光素子21の発光領域が小領域に
形成されている場合は絞り22を省略できることはあき
らかである。
【0054】以上のように本発明のビューファインダは
高分子分散液晶パネルを用いるので明るく、光源21な
らびに拡散板22を用いた均一な面光源のバックライト
を用いても拡散板22と液晶パネルを離して配置するの
で液晶パネル23のコントラストを向上することができ
る。
【0055】さらに本発明の液晶表示装置の第3の実施
例の構成を(図4)に示す。41は光源、42は拡散
板、43は高分子分散液晶パネル、44、45は拡大レ
ンズ、46はルーバ、47は接眼リング、48はボディ
である。
【0056】光源41より出射した光線は拡散板42で
散乱し、均一な面光源となる。あらゆる方向に拡散板4
2から出射する光線をルーバ46によって一定の角度範
囲内の光だけを液晶パネル43に照射するように制御す
る。液晶パネル43は映像信号に応じて散乱状態の変化
として光学像を形成する。これを拡大レンズ44および
45を用いて拡大し、観察者の瞳へ入射させる。
【0057】ルーバ46はその斜視図を図5に示すよう
に、六角形のハニカムパターンが連続して形成されてい
る。六角形と六角形は互いに光不透過の遮光壁51で仕
切られており、六角形内部分は光透過である。さらには
遮光壁51が光を吸収することが好ましい。遮光壁51
で光が反射するとルーバ46を用いても光の指向性を制
御することはできない。遮光壁51で光が反射しないな
らばこのルーバ46に拡散光が入射するとこの1つの六
角形の開口径dとルーバの厚みtとで決まる角度の範囲
の光線しか出射しないので光の指向性を制御できる。
【0058】好ましくは開口径dはルーバの厚みtの
0.2倍以下にする。0.2倍のときにこのルーバ46
から出射する光線は最大で12゜の広がり角度であり、
この角度全てを取り込んだときに得られるパネルコント
ラストは30である。ただし、高分子分散液晶パネルは
電圧5V印加した状態で完全な透明状態になり、コント
ラストとはパネル全面がこの透明状態の時の明るさとパ
ネルに電圧無印加のとき、すなわちパネル全面が散乱状
態の時の明るさの比で表している。
【0059】また他の形状のルーバの斜視図を図6に示
す。図5ではハニカムのパターン形状が六角形であった
のに対し、図6では四角形である。先に説明したのと同
様に四角形と四角形は互いに遮光壁61で仕切られてお
り、四角形内部は光透過性である。遮光壁61は光を吸
収することが好ましい。遮光壁61で光が反射しないな
らば図6で示すルーバに拡散光が入射すると、四角形の
長辺方向には長辺の長さlとルーバの厚みtとで決まる
角度の範囲の光線が出射し、四角形の短辺方向には短辺
の長さmとルーバの厚みtとで決まる角度の範囲の光線
が出射する。したがってルーバの方向によって出射光の
指向性に異方向性を持つので、観察者の瞳が動く方向に
合わせて指向性の弱い方向にルーバを配置するとよい。
なぜなら指向性の弱い方向が視角の広い方向になるから
である。
【0060】図5または図6に示した以外の形状のルー
バでもよいことは言うまでもない。たとえば単にストラ
イプだけのルーバであっても、一方向については出射す
る光線の角度を制限し、指向性をもたせることができ
る。またどの方向にも均一な指向性をもたせようとする
とルーバの形状は円になる。
【0061】ルーバ46と液晶パネル43を密着させて
用いると、拡大レンズ44、45を通して液晶パネル4
3を見た場合にルーバ46が透けて見えてしまう。ある
いは液晶パネル43の信号線あるいはブラックマスクの
マトリクス構造とルーバ46の周期構造の干渉によって
モアレが発生し、表示品位が下がる。この問題を解決す
るために図7に本発明の液晶表示装置の第3の実施例の
他の構成を示す。図7のビューファインダにおいてはル
ーバ46と液晶パネル43を離して配置している。この
ようにすることで拡大レンズ44、45を通して液晶パ
ネル43を見た場合でもルーバ46が透けて見えてしま
うことがなくなるし、さらにモアレも軽減される。モア
レについては液晶パネル43の画素ピッチをP d 、ルー
バのピッチをPr とすると、発生するモアレのピッチP
【0062】
【数1】
【0063】とあらわせる。最大モアレピッチが最小と
なるのは、
【0064】
【数2】
【0065】のときであり、nが大きいほどモアレの変
調度が小さくなる。数2を満たすようにPr /Pd を決
めるとよい。しかしルーバ46を細かくすると開口率が
小さくなって暗くなったり、ルーバ46と液晶パネル4
3との距離を離しすぎるとビューファインダそのものが
大きいものになってしまう。そこで図8に示すようにル
ーバ46と液晶パネル43との間に散乱性能の低い拡散
板88を配置するとよい。
【0066】さらに本発明の液晶表示装置の第4の実施
例の構成を図9に示す。91は光源、92は拡散板、9
3は高分子分散液晶パネル、94、95は拡大レンズ、
96は光ファイバの集合体である。
【0067】光源91より出射した光線は拡散板92で
散乱し、均一な面光源となる。あらゆる方向に拡散板9
2から出射する光線を光ファイバによって一定の角度範
囲内の光だけを液晶パネル93に照射するように制御す
る。液晶パネル93は映像信号に応じて散乱状態の変化
として光学像を形成する。これを拡大レンズ94および
95を用いて拡大し、観察者の瞳へ入射させる。
【0068】光ファイバの集合体96はその斜視図を図
10に示す。先に説明した図5および図6のルーバと同
じ効果を持つ。円形のファイバ101が連続して形成さ
れている。ファイバ101とファイバ101は互いに光
不透過の遮光壁102で仕切られており、ファイバ10
1内部分は光透過である。さらには遮光壁102が光を
吸収することが好ましい。遮光壁102で光が反射する
とファイバ集合体96を用いても光の指向性を制御する
ことはできない。遮光壁102で光が反射しないならば
このファイバ集合体96に拡散光が入射するとこの1つ
の円の開口径dとルーバの厚みtとで決まる角度の範囲
の光線しか出射しないので光の指向性を制御できる。
【0069】さらには図8および図9で示したようなビ
ューファインダの構成にしてもよい。さらに本発明の液
晶表示装置の第5の実施例の構成を図11に示す。11
1は光源、112は拡散板、113は高分子分散液晶パ
ネル、114、115は拡大レンズ、116はプリズム
板、117は接眼レンズ、118はボディである。
【0070】光源111より出射した光線は拡散板11
2で散乱し、均一な面光源となる。あらゆる方向に拡散
板112から出射する光線をプリズム116によって一
定の角度範囲内の光だけを液晶パネル113に照射する
ように制御する。液晶パネル113は映像信号に応じて
散乱状態の変化として光学像を形成する。これを拡大レ
ンズ114および115を用いて拡大し、観察者の瞳へ
入射させる。
【0071】プリズム板116はプリズムの頂角が液晶
パネル113側に向くように配置する。プリズムによっ
て拡散光の指向性が制御される様子を図12を用いて説
明する。図12において光の進行方向を矢印で示す。プ
リズム126の平面側から拡散光を入射すると、プリズ
ム126の平面上の点Aにはあらゆる角度から光が入り
込んでくる。プリズム126に入射すると光線はスネル
の法則にしたがって空気とガラスの屈折率差に応じて曲
がる。ガラスの屈折率のほうが空気と比べて大きいので
ガラス内では曲がる角度は小さくなる。プリズム126
から出射する光線はプリズム126の側面から、入射し
たときと同様にスネルの法則にしたがって曲がって出射
する。出射するときは反対に空気中に出ると曲がる角度
は大きくなるが、プリズム126の側面が傾いているの
でプリズム板に垂直な方向からすれば角度は小さく指向
性が高くなったといえる。さらにはこのプリズム126
の頭頂角の角度を大きくする、すなわち側面の傾きを大
きくするほど出射光線の指向性は高くなる。
【0072】本発明で用いたプリズム板116(図1
1)の斜視図を図13に示す。プリズム板116はプリ
ズムをストライプ状に並べた構成のシートになったもの
である。図13に示すようなプリズム板116はプリズ
ムを並べた方向には光の指向性を高められるが、それと
直交する方向には全く効果がない。したがって本発明の
ビューファインダにおいてプリズム板116は回転可能
になっており、観察者の瞳が動く方向に合わせて指向性
の弱い方向にプリズム板116を配置するとよい。なぜ
なら指向性の弱い方向が視角の広い方向になるからであ
る。
【0073】両方向に光の指向性を高めるには図14に
示すような四角錐を並べたような構造のプリズム板11
6を用いるとよい。さらに本発明の液晶表示装置の第6
の実施例の構成を図15に示す。151は光源、152
は拡散板、153は高分子分散液晶パネル、154、1
55は拡大レンズ、156はレンチキュラ板、157は
接眼リング、158はボディである。
【0074】光源151より出射した光線は拡散板15
2で散乱し、均一な面光源となる。あらゆる方向に拡散
板152から出射する光線をレンチキュラレンズ156
によって一定の角度範囲内の光だけを液晶パネル153
に照射するように制御する。液晶パネル153は映像信
号に応じて散乱状態の変化として光学像を形成する。こ
れを拡大レンズ154および155を用いて拡大し、観
察者の瞳へ入射させる。
【0075】レンチキュラ板156は円柱面が液晶パネ
ル153側に向くように配置する。レンチキュラレンズ
によって拡散光の指向性が制御される様子を図16を用
いて説明する。図16においてレンチキュラレンズ15
6の平面側から拡散光を入射すると、レンチキュラレン
ズ156の平面上の点Aにはあらゆる角度から光が入り
込んでくる。プリズムに入射すると光線はスネルの法則
にしたがって空気とガラスの屈折率差に応じて曲がる。
ガラスの屈折率のほうが空気と比べて大きいのでガラス
内では曲がる角度は小さくなる。レンチキュラレンズ1
56から出射する光線は円柱面から、入射したときと同
様にスネルの法則にしたがって曲がって出射する。出射
するときは反対に空気中に出ると曲がる角度は大きくな
るが、プリズムの側面が傾いているのでレンチキュラ板
に垂直な方向からすれば角度は小さく指向性が高くなっ
たといえる。
【0076】本発明で用いたレンチキュラ板156の斜
視図を図17に示す。レンチキュラ板は半円筒をストラ
イプ状に並べた構成のシートになったものである。図1
3で示したプリズム板と同様に図17に示すようなレン
チキュラ板156はレンチキュラレンズを並べた方向に
は光の指向性を高められるが、それと直交する方向には
全く効果がない。したがって本発明のビューファインダ
においてレンチキュラ板156は回転可能になってお
り、観察者の瞳が動く方向に合わせて指向性の弱い方向
にレンチキュラ板156を配置するとよい。なぜなら指
向性の弱い方向が視角の広い方向になるからである。
【0077】両方向に光の指向性を高めるには図18に
示すようなレンズを並べたような構造のレンズアレイ板
を用いるとよい。さらに本発明の液晶表示装置の第7の
実施例の構成を図19に示す。191は光源、192は
拡散板、193は高分子分散液晶パネル、194、19
5は拡大レンズ、196はレンズアレイ板、197は接
眼リング、198はボディである。
【0078】光源191より出射した光線は拡散板19
2で散乱し、均一な面光源となる。あらゆる方向に拡散
板192から出射する光線をレンズアレイ板196によ
って一定の角度範囲内の光だけを液晶パネル193に照
射するように制御する。液晶パネル193は映像信号に
応じて散乱状態の変化として光学像を形成する。これを
拡大レンズ194および195を用いて拡大し、観察者
の瞳へ入射させる。
【0079】レンズアレイ板196は図20に示すよう
に複数のレンズ201の集合体で、個々のレンズ201
に対応した小穴(アパーチャ)202が設けられてい
る。さらに少なくとも一方のアパーチャが光源191側
に向くように配置する。このようにすると拡散光がレン
ズアレイ板196に入射するとまずアパーチャ202に
よって光線の取り込む角度が制限され、さらにレンズ2
01によってその指向性が高まる。もちろん図17およ
び図18においても少なくとも光源側にアパーチャを設
けてもよい。
【0080】これまで図示したビューファインダは全て
拡大レンズを外せば直視の液晶表示装置として用いるこ
とができる。さらに大きな面積の液晶パネルにおいては
図29に示すようなバックライトを光源として用い、こ
れまで説明してきた構成を適応すれば良い。
【0081】さらに本発明の液晶投写型装置の第1の実
施例の構成を図21に示す。211は高分子分散液晶パ
ネル、212は光源、216は投写レンズである。光発
生手段としての光源212はランプ213と凹面鏡21
4で構成され、ランプ213から出た光は凹面鏡214
により集光されて指向性の比較的狭い白色光が出射す
る。光源212の出射端にはUVIRカットフィルタ2
15が配置され、紫外及び赤外域の光線を除去し可視光
域の光線のみを透過する働きをしている。ランプ213
としてハロゲンランプ、キセノンランプ、メタルハライ
ドランプ等があげられるが、本実施例では高輝度、高寿
命、低消費電力などの点から総合的にみてメタルハライ
ドランプを用いている。
【0082】光源212より出射した光線を3枚のダイ
クロイックミラー217a、217b、217cを用い
てそれぞれ赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に色分
離する。この3色に分離された光線が1枚の液晶パネル
を照明する。ダイクロイックミラーへの光線入射角度が
大きくなると色分離特性が悪くなるので光源212の配
置に注意する必要がある。
【0083】液晶パネル211の光入射側には光屈曲手
段としてのマイクロレンズアレイ218が配置されてい
る。マイクロレンズアレイ218は図18に示した形状
のものであるが、平板状で屈折率の異なる部分を有し、
レンズとして機能する屈折率分布型レンズのようなもの
であっても構わない。マイクロレンズアレイ218の機
能についてさらに詳しく説明するため図22を用いて説
明する。
【0084】図22は本発明の液晶投写型装置の液晶パ
ネル部分の拡大断面図である。液晶パネル211は2枚
の透明な基板221、222の間に高分子分散液晶層2
23を狭持している。基板221、222の液晶層側に
は透明な電極としてそれぞれ対向電極225、画素電極
226が形成されている。画素電極226はマトリクス
状に形成され、各画素電極の近傍にはスイッチング素子
としてTFT228が設けられている。各TFTはソー
ス信号線(図示せず)ならびにゲート信号線(図示せ
ず)に接続され、それぞれ信号供給回路ならびに走査回
路に接続されており、各画素に信号電圧が供給される。
高分子分散液晶223は十分な電界が印加されると入射
光を直進させ、電界が印加されない場合は入射光を散乱
させるので各画素の液晶層は印加電圧によって光散乱状
態を制御することができる。
【0085】TFT228上には遮光膜224が形成さ
れておりTFTのホトコンを防いでいる。この遮光膜2
24はさらに信号線上にまで形成されていてもよい。こ
れは従来のブラックマトリクスの働きをするものであ
り、従来のように対向基板221側に形成したのでは角
度の大きな方向から入射する光線に対して開口率を低下
させる原因となる。
【0086】ダイクロイックミラーによってRGB3色
に色分離された光線はマイクロレンズアレイ218によ
って屈折し、それぞれ異なる画素に焦点を結ぶように設
計されている。したがって液晶パネル211の3画素に
つきマイクロレンズアレイ218のレンズ1個がそれぞ
れ対応するように構成され、それぞれの画素がRGBの
各色の光線を変調する。このようにすることでカラーフ
ィルターを形成することなく1枚の液晶パネルでRGB
の各色を独立して変調することができる。
【0087】さらにRGBの配列について説明する。高
分子分散液晶パネルにおいては波長依存性が大きく、長
波長の光線になるにつれて散乱特性が悪くなる。そこで
長波長の光線ほど液晶パネルに入る角度を大きくすれば
液晶層のパスが長くなり散乱特性を補うことができる。
【0088】さらに液晶パネル211の各画素で変調さ
れたRGBの光線は投写レンズ216の瞳近傍でそれぞ
れ光源像を形成する。その光源像の形状と相似形の開口
部を有するアパーチャ219が設けられている。フィー
ルドレンズ210はシュリーレンレンズとして機能して
いるがなくても構わない。
【0089】投写レンズ216は各画素から出射する光
線のうちある立体角に含まれる光を取り込む。投写レン
ズ216はアパーチャの開口面積によって集光できる立
体角が決まり、開口部が光源像より大きいと余分な散乱
光を取り込み黒表示が明るくなり、反対に開口部が光源
像より小さいと白表示が暗くなる。したがってRGBの
それぞれの光源像と同じ形状の開口部を有するアパーチ
ャ219を設けることによってコントラストが向上して
いる。
【0090】しかしながらRGBそれぞれの光源像に対
応する開口部があるために、Rの散乱光がG光およびB
光の光源像に対応する開口部から取り込まれてコントラ
ストを低下させる。このことはGの散乱光およびBの散
乱光についても同様である。そこで本発明では色選択手
段としての色フィルター220a、220b、220c
をアパーチャ219の開口部に配置する。それぞれR
光、G光、B光のみを透過させる色フィルタであるの
で、Rの散乱光がG光およびB光の光源像に対応する開
口部に到達しても色フィルタ220bおよび220cに
よって吸収されてしまい前記開口部を透過しない。色フ
ィルタ220aはR光を透過するのでR光の光源像に対
応する開口部だけからR光は取り込まれる。このことは
Gの散乱光およびBの散乱光についても同様である。し
たがってさらにコントラストを向上できる。
【0091】色フィルタを用いる場合はアパーチャを用
いなくても、色フィルタ以外の部分を遮蔽しておけばよ
いことは明らかである。またマイクロレンズアレイ21
8は図17に示すようなレンチキュラーレンズであって
もよい。さらに画素のRGBの配列が縦一列同色になら
ないように図23にマイクロレンズアレイの平面図を示
すように各レンズが千鳥に配列するようにしてもよい。
ただし3画素につき1レンズが対応するようにレンズは
配置されている。
【0092】図13に示すようなプリズムシートを用い
た例について図24に本発明の液晶投写型装置の液晶パ
ネル部分の拡大断面図を示して説明する。液晶投写型装
置の他の部分については図21に示したのと同様であ
る。221は高分子分散液晶パネルであり、248は頂
角部分を切りとった形状のプリズムシートである。ダイ
クロイックミラーによってRGB3色に色分離された光
線はプリズムシート248によって屈折し、それぞれ異
なる画素を通過するように設計されている。したがって
液晶パネル211の3画素につきプリズムシート248
のプリズム1個がそれぞれ対応するように構成され、そ
れぞれの画素がRGBの各色の光線を変調する。このよ
うにすることで図22の例と同様にカラーフィルターを
形成することなく1枚の液晶パネルでRGBの各色を独
立して変調することができる。
【0093】さらに本発明の液晶投写型装置の第2の実
施例の構成を図25に示す。211は高分子分散液晶パ
ネル、212は光源、216は投写レンズであり、図2
1と同様である。図21と異なる点は色分解手段として
ダイクロイックプリズム257を用いていることであ
る。光源212から出射した白色光をダイクロイックプ
リズム257によってRGBに色分離する。さらにミラ
ー258a、258bおよびレンズ259a、259
b、259cによって液晶パネル211に照射する。
【0094】以上の本発明の液晶投写型装置において、
色分離手段を用いずに光発生手段として複数の色光源を
用いて、前記色光源から出射する各色光線を角度をつけ
て液晶パネルへ照射してもよいことは明かである。
【0095】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、散乱状態
の変化として光学像を形成する液晶パネルを用いた液晶
表示装置において、明るく、パネル表示領域面内で均一
な拡散光源をバックライトに持ってきてもコントラスト
が得られる。さらに光源と液晶パネルの間に光の指向性
を制御する手段、たとえばルーバあるいはプリズム板等
を配置すれば装置全体も薄くできる。さらには拡大レン
ズを用いればビューファインダとなる。
【0096】また本発明によれば、散乱状態の変化とし
て光学像を形成する液晶パネルを用いた液晶投写型装置
において、明るく、小型軽量で、しかも高コントラスト
の表示が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における液晶表示装置の
断面図
【図2】本発明の第2の実施例における液晶表示装置の
断面図
【図3】ビューファインダの外観図
【図4】本発明の第3の実施例における液晶表示装置の
断面図
【図5】本発明の液晶表示装置に用いるルーバの斜視図
【図6】本発明の液晶表示装置に用いるルーバの斜視図
【図7】本発明の他の実施例における液晶表示装置の断
面図
【図8】本発明の他の実施例における液晶表示装置の断
面図
【図9】本発明の第4の実施例における液晶表示装置の
断面図
【図10】本発明の液晶表示装置に用いる光ファイバの
斜視図
【図11】本発明の第5の実施例における液晶表示装置
の断面図
【図12】本発明の液晶表示装置に用いるプリズム板の
説明図
【図13】本発明の液晶表示装置に用いるプリズム板の
斜視図
【図14】本発明の液晶表示装置に用いるプリズム板の
斜視図
【図15】本発明の第6の実施例における液晶表示装置
の断面図
【図16】本発明の液晶表示装置に用いるレンチキュラ
板の説明図
【図17】本発明の液晶表示装置に用いるレンチキュラ
板の斜視図
【図18】本発明の液晶表示装置に用いるレンチキュラ
板の斜視図
【図19】本発明の第7の実施例における液晶表示装置
の断面図
【図20】本発明の液晶表示装置に用いるレンズアレイ
板の斜視図
【図21】本発明の第1の実施例における液晶投写型装
置の構成図
【図22】本発明の液晶投写型装置の液晶パネル部分の
拡大断面図
【図23】本発明の液晶投写型装置に用いるレンズアレ
イの平面図
【図24】本発明の液晶投写型装置の液晶パネル部分の
拡大断面図
【図25】本発明の第2の実施例における液晶投写型装
置の構成図
【図26】高分子分散液晶の動作の説明図
【図27】アクティブマトリックス型液晶パネルの等価
回路図
【図28】従来のビューファインダの主要構成部品の斜
視図
【図29】バックライトの斜視図
【図30】従来のビューファインダの断面図
【図31】従来の液晶投写型装置の構成図
【符号の説明】
11、21、41、111 光源 12、22、42、112 拡散板 13、23、43、113 高分子分散液晶パネル 25、26、45、46 拡大レンズ 27、47、117 接眼リング 31 ボデー 32 接眼カバー 33 取り付け金具 46 ルーバ 96 光ファイバ 116 プリズム板 156 レンチキュラ板 196 レンズアレイ板 211 液晶パネル 212 光源 216 投写レンズ 217 ダイクロイックミラー 218 レンズアレイ板 219 絞り 220 色フィルタ 248 プリズムシート 221 対向電極基板 222 アレイ基板 223 高分子分散液晶層 224 遮光層 225 対向電極 226 画素電極 228 TFT

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光発生手段と、前記光発生手段から放射
    される出射光を拡散させる光拡散手段と、散乱状態の変
    化として光学像を形成する液晶パネルとを具備し、前記
    光拡散手段と液晶パネルとを離して配置することを特徴
    とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 拡散手段の光拡散面が液晶パネルの有効
    表示領域よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の
    液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 光発生手段と、前記光発生手段から放射
    される出射光を拡散させる光拡散手段と、前記光拡散手
    段から放射される光の指向性を制御する光指向性制御手
    段と、散乱状態の変化として光学像を形成する液晶パネ
    ルとを具備することを特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 光指向性制御手段と液晶パネルとを離し
    て配置することを特徴とする請求項3記載の液晶表示装
    置。
  5. 【請求項5】 光発生手段と、前記光発生手段から放射
    される出射光を拡散させる光拡散手段と、前記光拡散手
    段から放射される光の指向性を制御する光指向性制御手
    段と、散乱状態の変化として光学像を形成する液晶パネ
    ルと、前記液晶パネルの光学像を拡大しかつ光学像を観
    察可能にする拡大表示手段とを具備することを特徴とす
    る液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 液晶パネルは高分子分散液晶パネルであ
    ることを特徴とする請求項1、3、5のいずれかに記載
    の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 光指向性制御手段は光拡散手段および液
    晶パネルとの距離を可変にできることを特徴とする請求
    項3または5記載の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 光指向性制御手段は複数の壁面で区分さ
    れたルーバーであることを特徴とする請求項3または5
    記載の液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 ルーバーの壁面は光を吸収することを特
    徴とする請求項8記載の液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 1つのルーバーの開口径がその長さの
    0.2倍以下であることを特徴とする請求項8記載の液
    晶表示装置。
  11. 【請求項11】 ルーバーと液晶パネルとの間に第2の
    光拡散手段を具備することを特徴とする請求項8記載の
    液晶表示装置。
  12. 【請求項12】 光指向性制御手段は複数の透明なファ
    イバーの集合体であることを特徴とする請求項3または
    5記載の液晶表示装置。
  13. 【請求項13】 ファイバーの側面は光を吸収すること
    を特徴とする請求項12記載の液晶表示装置。
  14. 【請求項14】 1つのファイバーの開口径がその長さ
    の0.2倍以下であることを特徴とする請求項12記載
    の液晶表示装置。
  15. 【請求項15】 ファイバーと液晶パネルとの間に第2
    の光拡散手段を具備することを特徴とする請求項12記
    載の液晶表示装置。
  16. 【請求項16】 光指向性制御手段は複数のプリズムま
    たは微小プリズムの集合体であり、プリズムの頂点を液
    晶パネル側に向けて配置されていることを特徴とする請
    求項3または5記載の液晶表示装置。
  17. 【請求項17】 光指向性制御手段は光路と直交する平
    面内で回転可能であることを特徴とする請求項16記載
    の液晶表示装置。
  18. 【請求項18】 光指向性制御手段はレンチキュラーレ
    ンズであり、円柱面を液晶パネル側に向けて配置されて
    いることを特徴とする請求項3または5記載の液晶表示
    装置。
  19. 【請求項19】 光指向性制御手段は光路と直交する平
    面内で回転可能であることを特徴とする請求項18記載
    の液晶表示装置。
  20. 【請求項20】 光指向性制御手段は微小レンズの集合
    体であり、各レンズに対応した開口部を具備し、前記開
    口部が光発生手段側にあることを特徴とする請求項3ま
    たは5記載の液晶表示装置。
  21. 【請求項21】 光発生手段と、前記光発生手段から放
    射される出射光を色分離する色分離手段と、前記光発生
    手段から放射される光の進行方向を制御する光屈曲手段
    と、散乱状態の変化として光学像を形成する液晶パネル
    と、前記液晶パネルの光学像を投影する投写手段と、前
    記投写手段の瞳近傍に形成される光源像と相似形の開口
    部を有する絞りとを具備することを特徴とする液晶投写
    型装置。
  22. 【請求項22】 絞りの開口部位置近傍に、それぞれの
    開口部に形成される光源像の色のみ透過させる色選択手
    段を具備することを特徴とする請求項21記載の液晶投
    写型装置。
  23. 【請求項23】 光発生手段と、前記光発生手段から放
    射される出射光を色分離する色分離手段と、前記光発生
    手段から放射される光の進行方向を制御する光屈曲手段
    と、散乱状態の変化として光学像を形成する液晶パネル
    と、前記液晶パネルの光学像を投影する投写手段と、前
    記投写手段の瞳近傍に色選択手段を具備することを特徴
    とする液晶投写型装置。
  24. 【請求項24】 液晶パネルは高分子分散液晶パネルで
    あることを特徴とする請求項21または23記載の液晶
    投写型装置。
  25. 【請求項25】 液晶パネルはスイッチング素子を具備
    し、スイッチング素子上に直接遮光膜を設けたことを特
    徴とする請求項21または23記載の液晶投写型装置。
  26. 【請求項26】 光屈曲手段は複数のプリズムまたは微
    小プリズムの集合体であることを特徴とする請求項21
    または23記載の液晶投写型装置。
  27. 【請求項27】 光屈曲手段はレンチキュラーレンズで
    あることを特徴とする請求項21または23記載の液晶
    投写型装置。
  28. 【請求項28】 光屈曲手段は微小レンズの集合体であ
    ることを特徴とする請求項21または23記載の液晶投
    写型装置。
  29. 【請求項29】 色分離手段は波長の短い光線ほど液晶
    パネルに入射する角度が小さくなるように配置されたこ
    とを特徴とする請求項21または23記載の液晶投写型
    装置。
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