JPH07181461A - 液晶パネルおよびそれを用いた表示装置 - Google Patents
液晶パネルおよびそれを用いた表示装置Info
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- JPH07181461A JPH07181461A JP32911893A JP32911893A JPH07181461A JP H07181461 A JPH07181461 A JP H07181461A JP 32911893 A JP32911893 A JP 32911893A JP 32911893 A JP32911893 A JP 32911893A JP H07181461 A JPH07181461 A JP H07181461A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高輝度かつ経時変化がない液晶パネルを提供
する。 【構成】 アレイ基板11上にはマトリックス状に画素
電極15が配置されている。画素電極15にはTFT1
3が接続されている。TFT13には遮光膜18が形成
される。対向基板12上にはカラーフィルタ16が形成
され、カラーフィルタ16は画素電極15の形状と略一
致させる。両基板11、12間には高分子分散液晶14
が挟持されている。両基板11、12間に液晶と未硬化
の紫外線硬化樹脂とを混合したものを注入し、A方向か
ら紫外線を照射する。画素電極15上樹脂成分は硬化
し、液晶は相分離する。次にB方向から紫外線を照射
し、TFT上等の未硬化樹脂を硬化させる。 【効果】 高分子分散液晶を用いているので光利用率が
高く高輝度表示できる。また、未硬化の樹脂がないため
経時変化がおこらず、信頼性が高い。
する。 【構成】 アレイ基板11上にはマトリックス状に画素
電極15が配置されている。画素電極15にはTFT1
3が接続されている。TFT13には遮光膜18が形成
される。対向基板12上にはカラーフィルタ16が形成
され、カラーフィルタ16は画素電極15の形状と略一
致させる。両基板11、12間には高分子分散液晶14
が挟持されている。両基板11、12間に液晶と未硬化
の紫外線硬化樹脂とを混合したものを注入し、A方向か
ら紫外線を照射する。画素電極15上樹脂成分は硬化
し、液晶は相分離する。次にB方向から紫外線を照射
し、TFT上等の未硬化樹脂を硬化させる。 【効果】 高分子分散液晶を用いているので光利用率が
高く高輝度表示できる。また、未硬化の樹脂がないため
経時変化がおこらず、信頼性が高い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高分子分散液晶を用い
た液晶パネル、前記液晶パネルの表示画像を拡大投映す
る表示装置(以後、液晶投写型表示装置と呼ぶ)および
ビデオカメラにおいて再生あるいは撮影画像を表示する
表示装置(以後、ビューファインダと呼ぶ)に関するも
のである。
た液晶パネル、前記液晶パネルの表示画像を拡大投映す
る表示装置(以後、液晶投写型表示装置と呼ぶ)および
ビデオカメラにおいて再生あるいは撮影画像を表示する
表示装置(以後、ビューファインダと呼ぶ)に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルは軽量、薄型など数多くの特
徴を有する為、研究開発が盛んである。しかし、大画面
化が困難であるなどの問題点も多い。そこで近年、小型
の液晶パネルの表示画像を投写レンズなどにより拡大投
映し、大画面の表示画像を得る液晶投写型テレビがにわ
かに注目を集めてきている。また、液晶パネルの携帯性
のよさからビデオカメラのビューファインダにも用いら
れている。現在、商品化されている液晶投写型表示装置
およびビューファインダは、液晶の旋光特性を利用した
ツイストネマスティック(以後、TNと呼ぶ)液晶パネ
ルが用いられている。
徴を有する為、研究開発が盛んである。しかし、大画面
化が困難であるなどの問題点も多い。そこで近年、小型
の液晶パネルの表示画像を投写レンズなどにより拡大投
映し、大画面の表示画像を得る液晶投写型テレビがにわ
かに注目を集めてきている。また、液晶パネルの携帯性
のよさからビデオカメラのビューファインダにも用いら
れている。現在、商品化されている液晶投写型表示装置
およびビューファインダは、液晶の旋光特性を利用した
ツイストネマスティック(以後、TNと呼ぶ)液晶パネ
ルが用いられている。
【0003】(図7)は従来のTN液晶パネルの断面図
である。通常、アレイ基板11と対向基板12とは4〜
6μmの間隔で保持され、前記基板間にTN液晶73が
注入されている。対向電極17上には画素に対応して赤
色、緑色および青色の3原色からなるカラーフィルタ7
1が形成されている。表示領域の周辺部は封止樹脂(図
示せず)で封止されている。また、カラーフィルタ71
および画素電極15上には配向膜72a,72bが形成
され、TN液晶73がホモジニアスに配向するように配
向処理がなされ、なお且つアレイ基板11と対向基板1
2上でおよそ90度方向が異なるように配向処理がなさ
れている。この結果、TN液晶73は液晶分子の長軸方
向を基板と平行になし、上下基板間で90度ねじれた状
態に配向している。通常、従来のTN液晶パネルに用い
られるTN液晶は正の誘電率を有している。カラーフィ
ルタ71上もしくは対向電極17上にはブラックマトリ
ックス74が形成され、このブラックマトリックス74
はTFT13に光が照射されることを防止する。
である。通常、アレイ基板11と対向基板12とは4〜
6μmの間隔で保持され、前記基板間にTN液晶73が
注入されている。対向電極17上には画素に対応して赤
色、緑色および青色の3原色からなるカラーフィルタ7
1が形成されている。表示領域の周辺部は封止樹脂(図
示せず)で封止されている。また、カラーフィルタ71
および画素電極15上には配向膜72a,72bが形成
され、TN液晶73がホモジニアスに配向するように配
向処理がなされ、なお且つアレイ基板11と対向基板1
2上でおよそ90度方向が異なるように配向処理がなさ
れている。この結果、TN液晶73は液晶分子の長軸方
向を基板と平行になし、上下基板間で90度ねじれた状
態に配向している。通常、従来のTN液晶パネルに用い
られるTN液晶は正の誘電率を有している。カラーフィ
ルタ71上もしくは対向電極17上にはブラックマトリ
ックス74が形成され、このブラックマトリックス74
はTFT13に光が照射されることを防止する。
【0004】以下、従来の液晶パネルの製造方法につい
て説明する。まず、アレイ基板11と対向基板12には
配向膜72a,72bが塗布され、ラビング工程により
配向処理される。その後、アレイ基板11の周辺部にT
N液晶73の注入口を残して封止樹脂(図示せず)が塗
布される。また、対向基板12上に均一な液晶膜厚を得
るためのビーズを散布する。次に、対向基板17とアレ
イ基板11を貼り合わせる。その後、紫外線を照射、ま
たは加熱することにより封止樹脂を硬化させる。次に貼
り合わせた前記基板を真空室に入れ、アレイ基板11と
対向基板12のギャップ内を真空状態にした後、液晶の
注入口を液晶に浸す。その後、真空室の真空を破ると、
液晶は注入口からギャップ内に注入される。最後に注入
口を封止して完成する。
て説明する。まず、アレイ基板11と対向基板12には
配向膜72a,72bが塗布され、ラビング工程により
配向処理される。その後、アレイ基板11の周辺部にT
N液晶73の注入口を残して封止樹脂(図示せず)が塗
布される。また、対向基板12上に均一な液晶膜厚を得
るためのビーズを散布する。次に、対向基板17とアレ
イ基板11を貼り合わせる。その後、紫外線を照射、ま
たは加熱することにより封止樹脂を硬化させる。次に貼
り合わせた前記基板を真空室に入れ、アレイ基板11と
対向基板12のギャップ内を真空状態にした後、液晶の
注入口を液晶に浸す。その後、真空室の真空を破ると、
液晶は注入口からギャップ内に注入される。最後に注入
口を封止して完成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の説明からも明ら
かなように、TN液晶を用いた液晶パネルでは、直線偏
光を入射させる必要があり、したがって、液晶パネルの
前後には偏光板を配置する必要がある。偏光板の透過率
は入射側の偏光板が約40%、出射側の偏光板が約80
%である。したがって、入射側および出射側の偏光板を
通過する光は、入射光の約30%となり、光の利用率は
非常に悪くなる。また、偏光板で吸収された光は熱とな
り、偏光板を加熱し、劣化させる。
かなように、TN液晶を用いた液晶パネルでは、直線偏
光を入射させる必要があり、したがって、液晶パネルの
前後には偏光板を配置する必要がある。偏光板の透過率
は入射側の偏光板が約40%、出射側の偏光板が約80
%である。したがって、入射側および出射側の偏光板を
通過する光は、入射光の約30%となり、光の利用率は
非常に悪くなる。また、偏光板で吸収された光は熱とな
り、偏光板を加熱し、劣化させる。
【0006】TN液晶パネルをライトバルブとして用い
れば液晶投写型表示装置を構成できるが、先に説明した
ように、光利用率が悪く、低輝度表示しか実現できな
い。また、ビューファインダに用いた場合も同様に低輝
度表示しか実現できず、実用上不充分である。
れば液晶投写型表示装置を構成できるが、先に説明した
ように、光利用率が悪く、低輝度表示しか実現できな
い。また、ビューファインダに用いた場合も同様に低輝
度表示しか実現できず、実用上不充分である。
【0007】本発明は上記問題点を解決し、高輝度表示
を実現できる液晶パネルおよびそれを用いた表示装置を
提供するものである。
を実現できる液晶パネルおよびそれを用いた表示装置を
提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶パネルは、
マトリックス状に配置された画素電極を有する基板と、
モザイク状に形成されたカラーフィルタを有する対向基
板間に、高分子分散液晶を挟持させたものである。
マトリックス状に配置された画素電極を有する基板と、
モザイク状に形成されたカラーフィルタを有する対向基
板間に、高分子分散液晶を挟持させたものである。
【0009】カラーフィルタは画素電極形状に対応して
形成されており、前記カラーフィルタは、TFTおよび
信号線等の金属材料で形成された部分と相面する位置に
は形成されていない。つまり、前記位置で、かつ対向基
板側から入射した光はカラーフィルタを透過することな
く光変調層に達することができる。
形成されており、前記カラーフィルタは、TFTおよび
信号線等の金属材料で形成された部分と相面する位置に
は形成されていない。つまり、前記位置で、かつ対向基
板側から入射した光はカラーフィルタを透過することな
く光変調層に達することができる。
【0010】TFT上には遮光膜が形成され、TFTに
入射する光により前記TFTにホトコンダクタ現象が生
じないようにしている。
入射する光により前記TFTにホトコンダクタ現象が生
じないようにしている。
【0011】本発明の液晶パネルをライトバルブとして
用いれば、高輝度表示の液晶投写型表示装置を構成する
ことができ、画像表示パネルとして用いれば高輝度表示
のビューファインダを構成することができる。
用いれば、高輝度表示の液晶投写型表示装置を構成する
ことができ、画像表示パネルとして用いれば高輝度表示
のビューファインダを構成することができる。
【0012】
【作用】本発明の液晶パネルは高分子分散液晶を光変調
層として用いている。高分子分散液晶は光変調に偏光板
を用いる必要がないため光利用率を非常に高くできる。
高分子分散液晶に用いる樹脂成分は紫外線硬化樹脂(以
後、UV樹脂と呼ぶ)を用いる。アレイ基板11と対向
基板12間にUV樹脂と液晶とを混合させた溶液(以
後、混合溶液と呼ぶ)を注入し、紫外線を照射すること
によりUV樹脂を硬化し、樹脂成分と液晶成分とを相分
離させる。
層として用いている。高分子分散液晶は光変調に偏光板
を用いる必要がないため光利用率を非常に高くできる。
高分子分散液晶に用いる樹脂成分は紫外線硬化樹脂(以
後、UV樹脂と呼ぶ)を用いる。アレイ基板11と対向
基板12間にUV樹脂と液晶とを混合させた溶液(以
後、混合溶液と呼ぶ)を注入し、紫外線を照射すること
によりUV樹脂を硬化し、樹脂成分と液晶成分とを相分
離させる。
【0013】カラーフィルタは紫外線をほとんど透過せ
ず、また、信号線、TFT等も金属材料で形成されてい
るため紫外線を透過しない。紫外線を照射されず相分離
しなかった混合溶液は不安定であり、また経時変化が大
きく液晶パネルの信頼性を低下させる。
ず、また、信号線、TFT等も金属材料で形成されてい
るため紫外線を透過しない。紫外線を照射されず相分離
しなかった混合溶液は不安定であり、また経時変化が大
きく液晶パネルの信頼性を低下させる。
【0014】本発明の液晶パネルを製造するにあたり、
まずアレイ基板側から紫外線を照射し、混合溶液を液晶
成分と樹脂成分とに相分離させる。画素電極15はIT
Oで形成されているため紫外線を透過し、画素電極上の
混合溶液は相分離する。信号線、TFT上の混合溶液に
は紫外線が照射されないため相分離しない。本発明の液
晶パネルは、前記信号線、TFTと相面する対向基板1
7上の位置にはカラーフィルタを形成していない。画素
電極上の混合溶液を相分離した後、カラーフィルタ側
(対向基板12側)から紫外線を照射すれば、前記信号
線、TFT上の混合溶液を相分離できる。ゆえに混合液
晶をすべて相分離でき、安定かつ高信頼性の液晶パネル
を得ることができる。
まずアレイ基板側から紫外線を照射し、混合溶液を液晶
成分と樹脂成分とに相分離させる。画素電極15はIT
Oで形成されているため紫外線を透過し、画素電極上の
混合溶液は相分離する。信号線、TFT上の混合溶液に
は紫外線が照射されないため相分離しない。本発明の液
晶パネルは、前記信号線、TFTと相面する対向基板1
7上の位置にはカラーフィルタを形成していない。画素
電極上の混合溶液を相分離した後、カラーフィルタ側
(対向基板12側)から紫外線を照射すれば、前記信号
線、TFT上の混合溶液を相分離できる。ゆえに混合液
晶をすべて相分離でき、安定かつ高信頼性の液晶パネル
を得ることができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の液晶パ
ネルの実施例について説明をする。(図1)は本発明の
第1の実施例における液晶パネルの断面図である。ただ
し、図面は理解を容易にするため、不要な箇所は省略
し、拡大もしくは誇張して図示している。つまりモデル
的に描いている。以上のことは以下の図面においても同
様である。
ネルの実施例について説明をする。(図1)は本発明の
第1の実施例における液晶パネルの断面図である。ただ
し、図面は理解を容易にするため、不要な箇所は省略
し、拡大もしくは誇張して図示している。つまりモデル
的に描いている。以上のことは以下の図面においても同
様である。
【0016】アレイ基板11上に、ITOで形成された
画素電極がマトリックス状に配置されている。各々の画
素電極にはスイッチング素子としてのTFT13が接続
される。また、前記スイッチング素子を動作あるいは非
動作にする電圧を供給するゲート信号線(図示せず)お
よび前記スイッチング素子に映像信号を供給するソース
信号線(図示せず)等も形成されている。
画素電極がマトリックス状に配置されている。各々の画
素電極にはスイッチング素子としてのTFT13が接続
される。また、前記スイッチング素子を動作あるいは非
動作にする電圧を供給するゲート信号線(図示せず)お
よび前記スイッチング素子に映像信号を供給するソース
信号線(図示せず)等も形成されている。
【0017】一方、対向基板12上には対向電圧を印加
する対向電極17が形成され、対向電極17上にはカラ
ーフィルタ16が形成されている。なお、対向基板12
上にカラーフィルタ16を形成し、その上に対向電極1
7を形成してもよい。カラーフィルタ16は画素電極1
5の形状に対応してパターニングされている。TFT1
3上には遮光膜18が形成され、遮光膜18は対向基板
12側から入射した光がTFT13の半導体層に入射す
ることがないように機能する。遮光膜としては、TFT
13上に絶縁膜(図示せず)を形成した上、遮光膜18
としての金属薄膜を形成する方法が例示され、また、T
FT13上にアクリル樹脂にカーボンを分散させた有機
材料の薄膜を形成する方法が例示される。
する対向電極17が形成され、対向電極17上にはカラ
ーフィルタ16が形成されている。なお、対向基板12
上にカラーフィルタ16を形成し、その上に対向電極1
7を形成してもよい。カラーフィルタ16は画素電極1
5の形状に対応してパターニングされている。TFT1
3上には遮光膜18が形成され、遮光膜18は対向基板
12側から入射した光がTFT13の半導体層に入射す
ることがないように機能する。遮光膜としては、TFT
13上に絶縁膜(図示せず)を形成した上、遮光膜18
としての金属薄膜を形成する方法が例示され、また、T
FT13上にアクリル樹脂にカーボンを分散させた有機
材料の薄膜を形成する方法が例示される。
【0018】上述した従来の課題を解決するため、本発
明では液晶として高分子分散液晶を用いている。高分子
分散液晶は偏光板を用いないため、光利用率を非常に高
くできる。アレイ基板11と対向基板12間には高分子
分散液晶14が挟持されている。
明では液晶として高分子分散液晶を用いている。高分子
分散液晶は偏光板を用いないため、光利用率を非常に高
くできる。アレイ基板11と対向基板12間には高分子
分散液晶14が挟持されている。
【0019】以下、簡単に高分子分散液晶について説明
しておく。高分子分散液晶は、液晶と高分子の分散状態
によって大きく2つのタイプに分けられる。1つは、水
滴状の液晶が高分子中に分散しているタイプである。液
晶は、高分子中に不連続な状態で存在する。以後、この
ような液晶をPDLCと呼び、また、前記液晶を用いた
液晶パネルをPD液晶パネルと呼ぶ。液晶は水滴状に存
在する。この水滴状の液晶の平均直径を平均粒子径と呼
ぶ。もう1つは、液晶層に高分子のネットワークを張り
巡らせたような構造を採るタイプである。ちょうどスポ
ンジに液晶を含ませたような格好になる。液晶は、水滴
状とならず連続に存在する。以後、このような液晶をP
NLCと呼び、また、前記液晶を用いた液晶パネルをP
N液晶パネルと呼ぶ。スポンジ状の突の平均径を平均孔
径と呼ぶ。前記2種類の液晶パネルで画像を表示するた
めには光の散乱・透過を制御することにより行なう。
しておく。高分子分散液晶は、液晶と高分子の分散状態
によって大きく2つのタイプに分けられる。1つは、水
滴状の液晶が高分子中に分散しているタイプである。液
晶は、高分子中に不連続な状態で存在する。以後、この
ような液晶をPDLCと呼び、また、前記液晶を用いた
液晶パネルをPD液晶パネルと呼ぶ。液晶は水滴状に存
在する。この水滴状の液晶の平均直径を平均粒子径と呼
ぶ。もう1つは、液晶層に高分子のネットワークを張り
巡らせたような構造を採るタイプである。ちょうどスポ
ンジに液晶を含ませたような格好になる。液晶は、水滴
状とならず連続に存在する。以後、このような液晶をP
NLCと呼び、また、前記液晶を用いた液晶パネルをP
N液晶パネルと呼ぶ。スポンジ状の突の平均径を平均孔
径と呼ぶ。前記2種類の液晶パネルで画像を表示するた
めには光の散乱・透過を制御することにより行なう。
【0020】PDLCは、液晶が配向している方向で屈
折率が異なる性質を利用する。電圧を印加していない状
態では、それぞれの水滴状液晶は不規則な方向に配向し
ている。この状態では、高分子と液晶に屈折率の差が生
じ、入射光は散乱する。ここで電圧を印加すると液晶の
配向方向がそろう。液晶が一定方向に配向したときの屈
折率をあらかじめ高分子の屈折率と合わせておくと、入
射光は散乱せずに透過する。
折率が異なる性質を利用する。電圧を印加していない状
態では、それぞれの水滴状液晶は不規則な方向に配向し
ている。この状態では、高分子と液晶に屈折率の差が生
じ、入射光は散乱する。ここで電圧を印加すると液晶の
配向方向がそろう。液晶が一定方向に配向したときの屈
折率をあらかじめ高分子の屈折率と合わせておくと、入
射光は散乱せずに透過する。
【0021】これに対して、PNLCは液晶分子の配向
の不規則さそのものを使う。不規則な配向状態、つまり
電圧を印加していない状態では入射した光は散乱する。
一方、電圧を印加し配列状態を規則的にすると光は透過
する。なお、前述のPDLCおよびPNLCの液晶の動
きの説明はあくまでもモデル的な考え方である。本発明
においてはPD液晶パネルとPN液晶パネルのうち一方
に限定するものではないが、説明を容易にするためPD
液晶パネルを例にあげて説明する。また、PDLCおよ
びPNLCを総称して高分子分散液晶と呼び、PD液晶
パネルおよびPN液晶パネルを総称して高分子分散液晶
パネルと呼ぶ。また、高分子分散液晶パネルに注入する
液晶を含有する液体を総称して液晶溶液または樹脂と呼
び、前記液晶溶液中の樹脂成分が重合硬化した状態をポ
リマーと呼ぶ。本発明の液晶パネルはPDLCとPNL
Cの一方に限定するものではないが、説明を容易にする
ためPDLCを例にあげて説明する。
の不規則さそのものを使う。不規則な配向状態、つまり
電圧を印加していない状態では入射した光は散乱する。
一方、電圧を印加し配列状態を規則的にすると光は透過
する。なお、前述のPDLCおよびPNLCの液晶の動
きの説明はあくまでもモデル的な考え方である。本発明
においてはPD液晶パネルとPN液晶パネルのうち一方
に限定するものではないが、説明を容易にするためPD
液晶パネルを例にあげて説明する。また、PDLCおよ
びPNLCを総称して高分子分散液晶と呼び、PD液晶
パネルおよびPN液晶パネルを総称して高分子分散液晶
パネルと呼ぶ。また、高分子分散液晶パネルに注入する
液晶を含有する液体を総称して液晶溶液または樹脂と呼
び、前記液晶溶液中の樹脂成分が重合硬化した状態をポ
リマーと呼ぶ。本発明の液晶パネルはPDLCとPNL
Cの一方に限定するものではないが、説明を容易にする
ためPDLCを例にあげて説明する。
【0022】高分子分散液晶の動作について(図4
(a)(b))を用いて簡単に述べる。(図4(a)
(b))は高分子分散液晶パネルの動作の説明図であ
る。(図4(a)(b))において、41は水滴状液
晶、42はポリマーである。画素電極15にはTFT1
3が接続されている。TFT13のオン・オフにより画
素電極に電圧が印加されて、画素電極上の液晶配向方向
を可変し、光を変調する。(図4(a))に示すよう
に、電圧を印加してしない状態では、それぞれの水滴状
液晶41は不規則な方向に配向している。この状態では
ポリマー42と水滴状液晶41とに屈折率差が生じ、入
射光は散乱する。ここで(図4(b))に示すように、
画素電極に電圧を印加すると液晶の方向がそろう。液晶
が一定方向に配向したときの屈折率をあらかじめポリマ
ー42の屈折率と合わせておくと、入射光は散乱せずに
アレイ基板11より出射する。
(a)(b))を用いて簡単に述べる。(図4(a)
(b))は高分子分散液晶パネルの動作の説明図であ
る。(図4(a)(b))において、41は水滴状液
晶、42はポリマーである。画素電極15にはTFT1
3が接続されている。TFT13のオン・オフにより画
素電極に電圧が印加されて、画素電極上の液晶配向方向
を可変し、光を変調する。(図4(a))に示すよう
に、電圧を印加してしない状態では、それぞれの水滴状
液晶41は不規則な方向に配向している。この状態では
ポリマー42と水滴状液晶41とに屈折率差が生じ、入
射光は散乱する。ここで(図4(b))に示すように、
画素電極に電圧を印加すると液晶の方向がそろう。液晶
が一定方向に配向したときの屈折率をあらかじめポリマ
ー42の屈折率と合わせておくと、入射光は散乱せずに
アレイ基板11より出射する。
【0023】種々の検討の結果、高分子分散液晶の特性
には以下の関係があることを導出した。第1に、高分子
分散液晶の平均粒子径またはポリマーネットワークの平
均孔径(以後、これらを含めて平均径と呼ぶ)と駆動電
圧とは密接な関係があることである。また、第2には、
散乱性能と平均径とも密接な関係があることである。平
均径が大きくなると透過状態にする駆動電圧は低くな
る。逆に小さいと透過状態にするための駆動電圧は高く
なる。また、液晶パネルに入射する光、つまり変調光を
最適に光変調させるには、波長に応じた平均径とするこ
とが重要である。入射する光が長波長の場合、つまりR
光の場合は、平均径は大きくするべきであり、入射する
光が短波長の場合、つまりB光の場合は平均径は小さく
するべきである。
には以下の関係があることを導出した。第1に、高分子
分散液晶の平均粒子径またはポリマーネットワークの平
均孔径(以後、これらを含めて平均径と呼ぶ)と駆動電
圧とは密接な関係があることである。また、第2には、
散乱性能と平均径とも密接な関係があることである。平
均径が大きくなると透過状態にする駆動電圧は低くな
る。逆に小さいと透過状態にするための駆動電圧は高く
なる。また、液晶パネルに入射する光、つまり変調光を
最適に光変調させるには、波長に応じた平均径とするこ
とが重要である。入射する光が長波長の場合、つまりR
光の場合は、平均径は大きくするべきであり、入射する
光が短波長の場合、つまりB光の場合は平均径は小さく
するべきである。
【0024】そこで、本発明のように、RGBのモザイ
ク状のカラーフィルタをつけた液晶パネルでは、RGB
それぞれに対応する画素の高分子分散液晶の平均径を異
ならせることが好ましい。つまり、Rのカラーフィルタ
の画素の高分子分散液晶の平均径は大きくし、Gのカラ
ーフィルタの画素はそれより小さく、Bのカラーフィル
タの画素は最も小さくすることが好ましい。
ク状のカラーフィルタをつけた液晶パネルでは、RGB
それぞれに対応する画素の高分子分散液晶の平均径を異
ならせることが好ましい。つまり、Rのカラーフィルタ
の画素の高分子分散液晶の平均径は大きくし、Gのカラ
ーフィルタの画素はそれより小さく、Bのカラーフィル
タの画素は最も小さくすることが好ましい。
【0025】高分子分散液晶層14の液晶としては、ネ
マティック液晶、スメクティック液晶、コレステリック
液晶が好ましく、単一もしくは2種類以上の液晶性化合
物や液晶性化合物以外の物質も含んだ混合物であっても
良い。なお、先に述べた液晶材料のうちクロル系あるい
はシアノビフェニル系のネマティック液晶が好ましい。
樹脂材料としては透明なポリマーが好ましく、製造工程
の容易さ、液晶層との分離等の点より紫外線硬化タイプ
の樹脂を用いる。具体的な例として紫外線硬化性アクリ
ル系樹脂が例示され、特に紫外線照射によって重合硬化
するアクリルモノマー、アクリルオリゴマーを含有する
ものが好ましい。これらは、紫外線を照射することによ
って樹脂のみ重合反応を起こしてポリマーとなり、液晶
のみ相分離する。この際、樹脂分と比較して液晶の量が
少ない場合には独立した粒子状の水滴状液晶が形成され
るし、一方、液晶の量が多い場合は、樹脂マトリクスが
液晶材料中に粒子状、または、ネットワーク状に存在
し、液晶が連続層を成すように形成される。
マティック液晶、スメクティック液晶、コレステリック
液晶が好ましく、単一もしくは2種類以上の液晶性化合
物や液晶性化合物以外の物質も含んだ混合物であっても
良い。なお、先に述べた液晶材料のうちクロル系あるい
はシアノビフェニル系のネマティック液晶が好ましい。
樹脂材料としては透明なポリマーが好ましく、製造工程
の容易さ、液晶層との分離等の点より紫外線硬化タイプ
の樹脂を用いる。具体的な例として紫外線硬化性アクリ
ル系樹脂が例示され、特に紫外線照射によって重合硬化
するアクリルモノマー、アクリルオリゴマーを含有する
ものが好ましい。これらは、紫外線を照射することによ
って樹脂のみ重合反応を起こしてポリマーとなり、液晶
のみ相分離する。この際、樹脂分と比較して液晶の量が
少ない場合には独立した粒子状の水滴状液晶が形成され
るし、一方、液晶の量が多い場合は、樹脂マトリクスが
液晶材料中に粒子状、または、ネットワーク状に存在
し、液晶が連続層を成すように形成される。
【0026】画像表示領域部の水滴状液晶の平均径は
0.1μm〜数μmの範囲でなければ入射光の散乱性能
が悪くコントラストが上がらない。なお、好ましくは水
滴状液晶の平均径は0.8μm〜2.5μmの範囲がよ
い。この為にも紫外線硬化樹脂のように短時間で硬化が
終了しうる材料でなければならない。また、液晶材料と
樹脂材料の配向比は90:10〜10:90である。
0.1μm〜数μmの範囲でなければ入射光の散乱性能
が悪くコントラストが上がらない。なお、好ましくは水
滴状液晶の平均径は0.8μm〜2.5μmの範囲がよ
い。この為にも紫外線硬化樹脂のように短時間で硬化が
終了しうる材料でなければならない。また、液晶材料と
樹脂材料の配向比は90:10〜10:90である。
【0027】高分子分散液晶層の膜厚としては5μm〜
20μmに形成され、中でも10μm〜15μmの範囲
が散乱特性および駆動する上での印加電圧の範囲が最適
である。
20μmに形成され、中でも10μm〜15μmの範囲
が散乱特性および駆動する上での印加電圧の範囲が最適
である。
【0028】カラーフィルタ16は、TFT13および
信号線と相面する対向基板12上には形成されない。ア
レイ基板11側から平行光を入射した場合、対向基板1
2上に影ができるので、このような光があたらない箇所
には形成しないことが好ましい。(図2)はその例とし
て、カラーフィルタ16と、TFT13、ゲート信号線
21およびソース信号線22との位置関係を示してい
る。カラーフィルタ16のパターンは画素電極15の形
状と略一致させている。なお、カラーフィルタ16は図
に示すように赤色(R)、緑色(G)および青色(B)
の3原色がモザイク状に配置されている。
信号線と相面する対向基板12上には形成されない。ア
レイ基板11側から平行光を入射した場合、対向基板1
2上に影ができるので、このような光があたらない箇所
には形成しないことが好ましい。(図2)はその例とし
て、カラーフィルタ16と、TFT13、ゲート信号線
21およびソース信号線22との位置関係を示してい
る。カラーフィルタ16のパターンは画素電極15の形
状と略一致させている。なお、カラーフィルタ16は図
に示すように赤色(R)、緑色(G)および青色(B)
の3原色がモザイク状に配置されている。
【0029】以下、本発明の液晶パネルの構造をより理
解するために、その製造方法について説明する。まず、
対向基板12上に、所定の液晶膜厚を得るためのビーズ
(図示せず)を散布する。一方、アレイ基板11上に封
止樹脂(図示せず)が塗布される。その後、対向基板1
2とアレイ基板11は位置決めされ、貼り合わされる。
液晶の注入方法としては真空注入方式と加圧注入方式が
あるがどちらでもよい。真空注入方式は貼り合わせた前
記基板を真空室に入れ、アレイ基板11と対向基板12
間を真空状態にした後、液晶の注入口を混合溶液に浸
す。その後、真空室の真空状態を破ると、混合溶液は前
記基板間に注入される。一方、加圧注入方式は対向基板
12の周辺部に形成した0.8〜1.2mmの注入口よ
り加圧により混合溶液を注入する。
解するために、その製造方法について説明する。まず、
対向基板12上に、所定の液晶膜厚を得るためのビーズ
(図示せず)を散布する。一方、アレイ基板11上に封
止樹脂(図示せず)が塗布される。その後、対向基板1
2とアレイ基板11は位置決めされ、貼り合わされる。
液晶の注入方法としては真空注入方式と加圧注入方式が
あるがどちらでもよい。真空注入方式は貼り合わせた前
記基板を真空室に入れ、アレイ基板11と対向基板12
間を真空状態にした後、液晶の注入口を混合溶液に浸
す。その後、真空室の真空状態を破ると、混合溶液は前
記基板間に注入される。一方、加圧注入方式は対向基板
12の周辺部に形成した0.8〜1.2mmの注入口よ
り加圧により混合溶液を注入する。
【0030】紫外線はまず、(図1)のAの方向から照
射する。紫外線の照射強度は、紫外線照射光が発生する
紫外線の分光分布、使用液晶材料、パネル構造、重合時
の温度等により大きく異なる。一例として、基板11、
12を40〜60度に加温し、光源に超高圧水銀灯を用
いて、混合溶液に紫外線(基板での照度強度:20〜4
0mW/cm2)を5〜8秒間する。本実施例の場合、
基板11を50度に加温し、基板での照度30mW/c
m2で6秒間照射した際、無電界状態で表示領域全面に
渡り均一な白濁状態を示し、また、電界印加によってむ
らのない均一な透過状態が得られた。なお、用いた構成
材料は、液晶(BL002 メルクジャパン(株)製)
8.2g、モノマー(2エチルヘキシルアクリレート、
2ヒドロキシエチルアクリレート、伴にナカライテスク
(株)製で0.6g)、オリゴマー(ビスコート823
大阪有機化学工業(株)製)0.6g、重合開始剤
(ベンジルジメチルケタール(日本化薬(株)製)0.
06g)である。
射する。紫外線の照射強度は、紫外線照射光が発生する
紫外線の分光分布、使用液晶材料、パネル構造、重合時
の温度等により大きく異なる。一例として、基板11、
12を40〜60度に加温し、光源に超高圧水銀灯を用
いて、混合溶液に紫外線(基板での照度強度:20〜4
0mW/cm2)を5〜8秒間する。本実施例の場合、
基板11を50度に加温し、基板での照度30mW/c
m2で6秒間照射した際、無電界状態で表示領域全面に
渡り均一な白濁状態を示し、また、電界印加によってむ
らのない均一な透過状態が得られた。なお、用いた構成
材料は、液晶(BL002 メルクジャパン(株)製)
8.2g、モノマー(2エチルヘキシルアクリレート、
2ヒドロキシエチルアクリレート、伴にナカライテスク
(株)製で0.6g)、オリゴマー(ビスコート823
大阪有機化学工業(株)製)0.6g、重合開始剤
(ベンジルジメチルケタール(日本化薬(株)製)0.
06g)である。
【0031】次に、B側より紫外線を照射する。紫外線
強度は、先の強度よりも強くする。強くすれば平均径は
小さくなり、通常の駆動電圧では液晶層14は光透過状
態とならず、好ましい。(図1)はTFT13上の液晶
の平均径を小さくしたところを示している。なお、これ
はあくまでも一例であって、本発明は、例えば(図3)
に示すように液晶層14全体にわたり液晶の平均径を同
一にすることを除外するものではない。B方向から照射
する紫外線強度の一例として40〜50mW/cm2の
光を5〜8秒間照射する。
強度は、先の強度よりも強くする。強くすれば平均径は
小さくなり、通常の駆動電圧では液晶層14は光透過状
態とならず、好ましい。(図1)はTFT13上の液晶
の平均径を小さくしたところを示している。なお、これ
はあくまでも一例であって、本発明は、例えば(図3)
に示すように液晶層14全体にわたり液晶の平均径を同
一にすることを除外するものではない。B方向から照射
する紫外線強度の一例として40〜50mW/cm2の
光を5〜8秒間照射する。
【0032】以下、図面を参照しながら、本発明の液晶
投写型表示装置について説明する。(図5)は本発明の
一実施例における液晶投写型表示装置の構成図である。
52は放電ランプである。一例としてメタルハライドラ
ンプ、キセノンランプ、ハロゲンランプが例示される。
中でも寿命、大きさの観点からメタルハライドランプが
好ましい。ランプ52は白色光を放射し、前記光は凹面
鏡51で反射され前方に出射される。凹面鏡51はガラ
ス製で、反射面に可視光を反射し、赤外線光を透過させ
る多層膜を蒸着したものである。前記光は、UVIRカ
ットミラー53により紫外線および赤外線をカットさ
れ、可視光のみがUVIRカットミラー53を通過す
る。55は本発明の液晶パネルである。液晶パネル55
にはフィールドレンズ54により光が入射する。液晶パ
ネル55は映像信号にもとづいて液晶層14を散乱もし
くは透過させ入射光を変調し、光学像を形成する。変調
された光は投写レンズ56に入射し、前記投写レンズ5
6は光学像を拡大投映する。
投写型表示装置について説明する。(図5)は本発明の
一実施例における液晶投写型表示装置の構成図である。
52は放電ランプである。一例としてメタルハライドラ
ンプ、キセノンランプ、ハロゲンランプが例示される。
中でも寿命、大きさの観点からメタルハライドランプが
好ましい。ランプ52は白色光を放射し、前記光は凹面
鏡51で反射され前方に出射される。凹面鏡51はガラ
ス製で、反射面に可視光を反射し、赤外線光を透過させ
る多層膜を蒸着したものである。前記光は、UVIRカ
ットミラー53により紫外線および赤外線をカットさ
れ、可視光のみがUVIRカットミラー53を通過す
る。55は本発明の液晶パネルである。液晶パネル55
にはフィールドレンズ54により光が入射する。液晶パ
ネル55は映像信号にもとづいて液晶層14を散乱もし
くは透過させ入射光を変調し、光学像を形成する。変調
された光は投写レンズ56に入射し、前記投写レンズ5
6は光学像を拡大投映する。
【0033】投写レンズ56のF値は6〜8程度が好ま
しい。F値が大きければ、表示コントラストは向上する
が表示画像が暗くなる。逆にF値が小さければ、表示画
像は明るくなるが、コントラストは低下する。放電ラン
プ52のアーク長も重要である。アーク長は6mm以下
としなければ十分な表示輝度とコントラストが得られな
い。また、液晶パネル55に入射する光の広がり角と投
写レンズ56の集光角は略一致させる必要がある。
しい。F値が大きければ、表示コントラストは向上する
が表示画像が暗くなる。逆にF値が小さければ、表示画
像は明るくなるが、コントラストは低下する。放電ラン
プ52のアーク長も重要である。アーク長は6mm以下
としなければ十分な表示輝度とコントラストが得られな
い。また、液晶パネル55に入射する光の広がり角と投
写レンズ56の集光角は略一致させる必要がある。
【0034】以下、本発明の液晶パネルを用いたビュー
ファインダの実施例について説明する。(図6(a))
は本発明のビューファインダの外観図である。(図6
(a))において、61はボデー、62は接眼カバー、
63はビデオカメラとの取り付け金具である。(図6
(b))は、(図6(a))に示すボデー61内部の構
成を示した本発明のビューファインダの断面図である。
64は発光素子、66は集光レンズ、67は本発明の液
晶パネル、68は拡大レンズ、69は接眼リングであ
る。一例として、液晶パネル67の表示領域の対角長は
28mmであり、集光レンズ66は有効直径が30m
m、焦点距離が15mmである。集光レンズ66の焦点
の近傍に発光素子64が配置されている。集光レンズ6
6は平凸レンズであり、平面を発光素子64側に向けて
いる。ボデー61の端部に接眼リング69が装着されて
いる。また、接眼リング69には、それぞれ拡大レンズ
68が装着されている。ボデー61の内面は不要光を吸
収するため黒色あるいは暗色にしている。65は中央部
に円形の穴のあいた遮光板である。より具体的にはピン
ホール板である。発光素子64から光が放射される領域
を小領域にする機能を有している。穴の面積が大きくな
ると液晶パネルの表示画像は明るくなるが、コントラス
トは低下する。これは集光レンズで66に入射する光量
は多くなるが、入射光の指向性が悪くなるためである。
ファインダの実施例について説明する。(図6(a))
は本発明のビューファインダの外観図である。(図6
(a))において、61はボデー、62は接眼カバー、
63はビデオカメラとの取り付け金具である。(図6
(b))は、(図6(a))に示すボデー61内部の構
成を示した本発明のビューファインダの断面図である。
64は発光素子、66は集光レンズ、67は本発明の液
晶パネル、68は拡大レンズ、69は接眼リングであ
る。一例として、液晶パネル67の表示領域の対角長は
28mmであり、集光レンズ66は有効直径が30m
m、焦点距離が15mmである。集光レンズ66の焦点
の近傍に発光素子64が配置されている。集光レンズ6
6は平凸レンズであり、平面を発光素子64側に向けて
いる。ボデー61の端部に接眼リング69が装着されて
いる。また、接眼リング69には、それぞれ拡大レンズ
68が装着されている。ボデー61の内面は不要光を吸
収するため黒色あるいは暗色にしている。65は中央部
に円形の穴のあいた遮光板である。より具体的にはピン
ホール板である。発光素子64から光が放射される領域
を小領域にする機能を有している。穴の面積が大きくな
ると液晶パネルの表示画像は明るくなるが、コントラス
トは低下する。これは集光レンズで66に入射する光量
は多くなるが、入射光の指向性が悪くなるためである。
【0035】発光素子64から広い立体角に放射された
光は、集光レンズ66により平行に近く、指向性の狭い
光に変換され、液晶パネル67の対向電極(図示せず)
側から入射する。液晶パネル66は、印加される映像信
号に応じて液晶の光の透過量もしくは散乱度合が変化し
て、画像を形成する。観察者は、接眼カバー62に眼を
密着させて、液晶パネル67の表示画像を見ることにな
る。つまり、観察者の瞳の位置はほぼ固定されている。
液晶パネル67の全画素が光を直進させる場合を仮定し
た時、集光レンズ66は発光素子64から放射され、前
記集光レンズ66の有効領域に入射する光が拡大レンズ
68を透過した後にすべて観察者の眼に入射するように
している。観察者は液晶パネル67の小さな表示画像を
拡大して見ることができる。
光は、集光レンズ66により平行に近く、指向性の狭い
光に変換され、液晶パネル67の対向電極(図示せず)
側から入射する。液晶パネル66は、印加される映像信
号に応じて液晶の光の透過量もしくは散乱度合が変化し
て、画像を形成する。観察者は、接眼カバー62に眼を
密着させて、液晶パネル67の表示画像を見ることにな
る。つまり、観察者の瞳の位置はほぼ固定されている。
液晶パネル67の全画素が光を直進させる場合を仮定し
た時、集光レンズ66は発光素子64から放射され、前
記集光レンズ66の有効領域に入射する光が拡大レンズ
68を透過した後にすべて観察者の眼に入射するように
している。観察者は液晶パネル67の小さな表示画像を
拡大して見ることができる。
【0036】ビューファインダは観察者の瞳の位置が接
眼カバー62によりほぼ固定されるため、その背後に配
置する光源は指向性が狭くてもよい。光源として蛍光管
を用いたライトボックスを用いる従来のビューファイン
ダでは、液晶パネルの表示領域とほぼ同じ大きさの領域
からある方向の微小立体角内に進む光だけが利用され、
他の方向に進む光は利用されない。つまり、光利用効率
が非常に悪い。
眼カバー62によりほぼ固定されるため、その背後に配
置する光源は指向性が狭くてもよい。光源として蛍光管
を用いたライトボックスを用いる従来のビューファイン
ダでは、液晶パネルの表示領域とほぼ同じ大きさの領域
からある方向の微小立体角内に進む光だけが利用され、
他の方向に進む光は利用されない。つまり、光利用効率
が非常に悪い。
【0037】本発明では、発光体の小さな光源を用い、
その発光体から広い立体角に放射される光を集光レンズ
66により平行に近い光に変換する。こうすると、集光
レンズ66からの出射光は指向性が狭くなる。観察者の
視点が固定されておれば前述の狭い指向性の光でもビュ
ーファインダの用途に十分となる。発光体の大きさが小
さければ、当然、消費電力も少ない。以上のように、本
発明のビューファインダは観察者が視点を固定して表示
画像を見ることを利用している。通常の直視液晶表示装
置では一定の視野角が必要であるが、ビューファインダ
は所定方向から表示画像を良好に観察できれば用途とし
て十分である。
その発光体から広い立体角に放射される光を集光レンズ
66により平行に近い光に変換する。こうすると、集光
レンズ66からの出射光は指向性が狭くなる。観察者の
視点が固定されておれば前述の狭い指向性の光でもビュ
ーファインダの用途に十分となる。発光体の大きさが小
さければ、当然、消費電力も少ない。以上のように、本
発明のビューファインダは観察者が視点を固定して表示
画像を見ることを利用している。通常の直視液晶表示装
置では一定の視野角が必要であるが、ビューファインダ
は所定方向から表示画像を良好に観察できれば用途とし
て十分である。
【0038】発光素子としては蛍光発光管、LEDなど
の電子の動作により発光する素子が例示される。今回の
本発明では、ミニパイロ電機株式会社からルナパステル
シリーズとして発売されている7mm径の白色発光の蛍
光発光管を用いた。
の電子の動作により発光する素子が例示される。今回の
本発明では、ミニパイロ電機株式会社からルナパステル
シリーズとして発売されている7mm径の白色発光の蛍
光発光管を用いた。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明の液晶パネルは高
分子分散液晶を用いているため、TN液晶を用いた液晶
パネルに比較して2倍以上の高輝度表示を得ることがで
きる。また、TFTおよび信号線上等が相面する箇所の
カラーフィルタを除去していることにより、表示領域全
域にわたり液晶を完全に相分離できる。したがって、安
定性が高く、信頼性が良好である。
分子分散液晶を用いているため、TN液晶を用いた液晶
パネルに比較して2倍以上の高輝度表示を得ることがで
きる。また、TFTおよび信号線上等が相面する箇所の
カラーフィルタを除去していることにより、表示領域全
域にわたり液晶を完全に相分離できる。したがって、安
定性が高く、信頼性が良好である。
【0040】また、本発明の液晶投写型表示装置および
ビューファインダは本発明の液晶パネルを用いているた
め、高輝度表示もしくは低消費電力化を実現できる。
ビューファインダは本発明の液晶パネルを用いているた
め、高輝度表示もしくは低消費電力化を実現できる。
【図1】本発明の一実施例における液晶パネルの断面図
【図2】本発明の一実施例における液晶パネルの平面図
【図3】本発明の他の実施例における液晶パネルの断面
図
図
【図4】高分子分散液晶の動作の説明図
【図5】本発明の一実施例における液晶投写型表示装置
の構成図
の構成図
【図6】本発明の一実施例におけるビューファインダの
構成図
構成図
【図7】従来の液晶パネルの断面図
11 アレイ基板 12 対向基板 13 薄膜トランジスタ(TFT) 14 高分子分散液晶層 15a、15b、15c 画素電極 16a、16b、16c、71a、71b、71c カ
ラーフィルタ 17 対向電極 18 遮光膜 21 ゲート信号線 22 ソース信号線 41 水滴状液晶 42 ポリマー 51 凹面鏡 52 放電ランプ 53 UVIRカットフィルタ 54 フィールドレンズ 55 液晶パネル 56 投写レンズ 57 アパーチャ 61 ボデー 62 接眼カバー 63 取り付け金具 64 発光素子 65 絞り 66 集光レンズ 67 液晶パネル 68 拡大レンズ 69 接眼リング 72a、72b 配向膜 73 TN液晶層 74 ブラックマトリックス
ラーフィルタ 17 対向電極 18 遮光膜 21 ゲート信号線 22 ソース信号線 41 水滴状液晶 42 ポリマー 51 凹面鏡 52 放電ランプ 53 UVIRカットフィルタ 54 フィールドレンズ 55 液晶パネル 56 投写レンズ 57 アパーチャ 61 ボデー 62 接眼カバー 63 取り付け金具 64 発光素子 65 絞り 66 集光レンズ 67 液晶パネル 68 拡大レンズ 69 接眼リング 72a、72b 配向膜 73 TN液晶層 74 ブラックマトリックス
Claims (8)
- 【請求項1】マトリックス状に配置された複数の画素電
極と、前記画素電極に信号を印加するスイッチング素子
と、前記スイッチング素子に信号を供給する信号線とを
有する第1の基板と、 マトリックス状に、かつ前記画素電極の位置に対応した
位置にカラーフィルタが配置されている第2の基板と、 前記第1の基板と第2の基板間に挟持された、光散乱状
態の変化として光学像を形成する光変調層とを具備し、 前記信号線上の光変調層に、前記第2の基板側から紫外
線を照射可能なように構成されていることを特徴とする
液晶パネル。 - 【請求項2】第2の基板上で、かつ第1の基板上に配置
されている信号線と相対する位置に、カラーフィルタが
形成されていないことを特徴とする請求項1記載の液晶
パネル。 - 【請求項3】光変調層は高分子分散液晶であることを特
徴とする請求項1記載の液晶パネル。 - 【請求項4】画素電極上以外の高分子分散液晶の平均孔
径と平均粒子径のうち少なくとも一方が、画素電極上の
高分子分散液晶の平均孔径と平均粒子径と異なっている
ことを特徴とする請求項1記載の液晶パネル。 - 【請求項5】スイッチング素子上に遮光膜が形成されて
いることを特徴とする請求項1記載の液晶パネル。 - 【請求項6】光発生手段と、前記光発生手段から放射さ
れる光を略平行光に変換する集光手段と、前記集光手段
からの出射光を変調する液晶パネルと、前記液晶パネル
の光学像を拡大し、かつ拡大した光学像を観察者に見え
るようにする拡大表示手段とを具備し、前記液晶パネル
として請求項1記載の液晶パネルを用いることを特徴と
する表示装置。 - 【請求項7】集光手段は平凸レンズであり、光発生手段
から放射され前記集光手段の有効領域に入射し液晶パネ
ルを直進する光が観察者の瞳に到達するようにすること
を特徴とする請求項6記載の表示装置。 - 【請求項8】液晶パネルと、光発生手段と、前記光発生
手段が発生した光を前記液晶パネルに導く光学手段と、
前記液晶パネルに信号を印加し画像を表示させる駆動回
路と、前記液晶パネルで変調された光を投映する投写手
段とを具備し、前記液晶パネルとして請求項1記載の液
晶パネルを用いることを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32911893A JPH07181461A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 液晶パネルおよびそれを用いた表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32911893A JPH07181461A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 液晶パネルおよびそれを用いた表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07181461A true JPH07181461A (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=18217818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32911893A Pending JPH07181461A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 液晶パネルおよびそれを用いた表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07181461A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100485200B1 (ko) * | 1995-10-12 | 2005-04-27 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 디스플레이 장치 |
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