JPH0859172A - 輸送用パレット吊上げ装置 - Google Patents

輸送用パレット吊上げ装置

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JPH0859172A
JPH0859172A JP19638194A JP19638194A JPH0859172A JP H0859172 A JPH0859172 A JP H0859172A JP 19638194 A JP19638194 A JP 19638194A JP 19638194 A JP19638194 A JP 19638194A JP H0859172 A JPH0859172 A JP H0859172A
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JP
Japan
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pallet
lifting
hanging
hoisting
corners
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JP19638194A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Seto
恒雄 瀬戸
Masaki Imamura
巨城 今村
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数個積み重ねたパレットのうち必要数を選
択して吊上げ装置により吊上げて搬送する。 【構成】 3段に重ねたパレット2の4隅に設けた支柱
42の開口25に吊りビーム5から垂設した吊上げロッド11
を挿入し、吊上げロッド11の先端部に設けた回動フック
13を点線位置から実線位置に油圧シリンダ21を作動させ
昇降バー16の下降により回動させて、パレット2の開口
部14に引掛ける。天井クレーンのCフック3を介して吊
上げ装置1を上昇させ、これによって3段のパレット2
を同時に吊上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、H形鋼、鋼矢板、フラ
ットバー、鋼管、棒鋼等の長尺物を搬送する際に使用す
る輸送用パレットの吊上げ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、現在一般に行われている棒鋼の搬
送方法を、図16で説明する。工場で製造された棒鋼110
は、最終工程(精整)にある集材ベッド111 上に製品束
として保管されている。その製品束は、工場から出荷す
る際、棒鋼110 の両端にワイヤ118 が掛けられ(図17参
照)、搬送台車112 上にクレーン113 で移される。この
時、搬送台車112 上には予め製品と搬送台車112 床面と
の接触傷を防止するため、木製の緩衝材114 が敷かれて
ある。そして、搬送台車112 上に置かれた製品束の上
に、さらに別の製品束を段積みする場合にも、上、下の
製品が接触することがないように、上記と同様の緩衝材
114 が用いられている。
【0003】次に、該製品束は、搬送台車112 にて目的
地まで搬送され、荷降しされるが、目的地(図16では倉
庫、岸壁が該当)でも地面上にまず緩衝材114 が敷か
れ、その後、搬送台車112 上の製品束に3束ずつワイヤ
が掛けられ、クレーン113 で上記緩衝材上114 へ移動さ
れる。3束に制限している理由は、それより多くなる
と、図17に示すように製品である棒鋼110 が重なり、荷
降し時の整列作業が増えるからである。この時にも、段
重ねをする場合には、製品束の接触部に上記同様に緩衝
材114 が置かれる。
【0004】ところで、従来の上記搬送方法は、製品を
3束ずつしかハンドリングしないので、クレーンの吊り
能力が製品束重量を大きく上回る場合には、吊り効率
(吊り荷重量/クレーン能力)が低下、つまり吊り回数
が増加して、クレーン113 の作業効率が低下するという
問題があった。これは、物流合理化要求が大きい今日、
真っ先に改良の対象となり、種々の対策が検討されてい
る。
【0005】例えば、特開昭54−45069 号公報に開示さ
れたように、製品束を複数束同時にハンドリングするた
めのU字形状の輸送具(クレードルとかパレットとい
う)が提案された。また、そのクレードル等を吊るため
の治具の開発も進み、実開昭63−18484 号、実開昭63−
18485 号公報に開示されている。その結果、前記長尺重
量物の搬送は、かなり合理化され、段重ね時の緩衝材11
4 も不必要となり、作業効率が著しく改善できた。
【0006】しかしながら、前記クレードルを利用する
搬送方法を用いても、クレーン吊り能力が吊り荷重量を
大きく上回る場合には、吊り回数の増加、クレーン作業
効率が低下するという問題は若干残っている。また、最
近は、製品束を納めた該搬送用装置自体を段重ね可能な
構造になり、クレーンの下回り作業者115 が該搬送用装
置の着脱作業を行う場合もあるが、その作業は危険を秘
め、作業者115 の数も増加するという問題もあった。
【0007】このような問題点を解決するための手段と
して特開平5−162828号公報に、図18および図19に示す
ように少なくとも二つのパレット116 を、前後方向に所
望間隔を開けて配置して構成した。各パレット116 は、
床フレーム117 の両側端に支柱118 を立設し、両側支柱
118 に上端部に係合孔119 を有すると共に、下端縁から
上端部付近までの中央部を切欠き120 を形成した懸垂プ
レート121 を立設して構成した。そして、両側支柱118
を前後に間隔を開けて平行に立設された一対の梁柱部12
2 で構成することにより、各支柱118 に、積み重ね時に
下位のパレット116 の懸垂プレート121 が下方から侵入
係合する、下方および外方に開放した係合空間123 を形
成し、さらに、係合空間123 の下端開口部の側方方向の
開口幅を増大させる方向に傾斜したガイド板124 を設け
たものが開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平5−162828
号公報に開示された従来技術によれば、複数のパレット
を順次その上に積み重ねる作業は容易に行うことができ
るが、段積みされた複数のパレットを吊上げて搬送する
際には、上から順次1個ずつ吊上げて輸送する必要があ
り、吊上げ、搬送に時間が掛かるという問題点があっ
た。
【0009】段積みされたパレットの吊上げ、搬送時間
を短縮するため、搬送クレーンを高速化することも考え
られるが、クレーン高速化は投資が大きくなり得策では
ない。この点、緩衝材を不要とすることができるパレッ
ト内に長尺材を入れて複数個のパレットを天井クレーン
により同時に吊上げ、搬送ができればハンドリング作業
能率を向上することが可能になる。
【0010】ところでパレット方式の課題としては下記
のものがある。 (1)パレット内に収容された長尺物の数は一定数量と
は必ずしもならず1本から充満状態までの多様なパレッ
トが存在する。 (2)クレーン能力(吊り荷重)を最大限に活用するた
めには、クレーン1回に吊上げるパレットは1〜複数個
の場合があり、遠隔操作でパレットの吊上げ数を選択で
きる装置にしないと、クレーン下まわりの作業員が吊上
げ装置をパレットに着台したり、パレットの個数を選択
する作業が必要になり、作業員の増加、危険作業の増加
につながることになる。
【0011】本発明は、複数のパレットを作業性よく積
み上げ作業を行うことができると共に、段積みされた複
数のパレットから任意の数だけ選択してパレットを吊上
げ搬送することが可能な輸送用パレットの吊上げ装置を
提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の請求項1記載の本発明は、長方形に形成した枠フレー
ムおよび該枠フレームの4隅に立設された支柱から主と
して構成され、各支柱の中央部を上下に貫通する開口を
備えると共に、該開口の側部にフック引掛用開口部を有
し、上方が開放した輸送用パレットの吊上げ装置であっ
て、上方からみて長方形を有し、上面に吊上げ用引掛け
金具を備えた吊りビームと、この吊りビームの4隅部に
それぞれ配設した開口部を貫通して下方に向け垂設され
ると共に、吊りビームに支持された吊上げロッドと、各
吊上げロッドの上部に刻設したスクリューをウォーム機
構を介して回転させる回転駆動装置と、前記吊上げロッ
ド内の上下方向に設けた貫通孔に挿通された昇降バー
と、該昇降バーの上端部に連結されたレバー機構を介し
て連結されたバー昇降用駆動装置と、各バー昇降用駆動
装置により昇降される昇降バーの先端部にピン機構を介
して前記吊上げロッドの先端部に支持されると共に、水
平状態と下方鉛直状態とに回動され、前記パレットの側
部に設けたパレット引掛け用開口部に引掛けたり、解除
できるようにした回動フックとを具備したことを特徴と
する輸送用パレット吊上げ装置である。
【0013】請求項2記載の本発明は、吊りビームの4
隅部にそれぞれ配設した開口部を貫通して垂設された吊
上げロッドと、この吊上げロッドの上端部にクランプヘ
ッドを介して接続された昇降駆動装置と、該昇降駆動装
置の下方における吊上げロッドの上部にレバー機構を介
して接続された回転駆動装置と、この回転駆動装置を駆
動することによって前記パレットの側部に設けたパレッ
ト引掛け用開口部に引掛けたり、解除できるように吊上
げロッドの下端部に取り付けられた水平フックとを具備
したことを特徴とする請求項1記載の輸送用パレットの
吊上げ装置である。
【0014】請求項3記載の本発明は、フレームにより
長方形に形成した枠フレームおよび該枠フレームの4隅
に立設した支柱とから主として構成され、前記枠フレー
ムの4隅に開口を備えると共に、前記支柱上部に内向き
に係止突起部を有する上方が開放した輸送用パレットの
吊上げ装置であって、吊上げ用引掛け金具を備えた吊り
部材に配設した支持部材を介して支持された上方からみ
て長方形の吊りビームと、該吊りビームの4隅に配設し
た開口部にそれぞれ挿通可能に垂設された吊上げロッド
と、各吊上げロッドに設けたラックに対応して吊りビー
ム上に配設されたピニオン機構を介して連結された昇降
駆動装置と、前記吊りビームの4隅下面に下向きに前記
パレットの支柱上端に当接する位置に対応して配設され
た第1液圧シリンダと、各第1液圧シリンダに液圧ホー
スを介して接続され、吊りビーム上に水平向きに配設さ
れた第2液圧シリンダと、各第2液圧シリンダに連結さ
れ、吊りビーム上を走行する台車と、各台車と前記吊り
ビーム支持金具との間に介在させたばねと、前記吊上げ
ロッドにその高さ方向に配設され、水平状態と上方鉛直
状態とに回動され、前記パレットの支柱上部に内向きに
設けた吊り突起部に引掛けたり、解除できるようにした
複数の回動フックとを具備したことを特徴とする輸送用
パレット吊上げ装置である。
【0015】請求項4記載の本発明は、吊りビームの4
隅下面に下向きにパレットの支柱上端部に設けた突起ガ
イドに対応して配設された吊り具ガイドを具備したこと
を特徴とする請求項3記載の輸送用パレットの吊上げ装
置である。
【0016】
【作用】本発明は、前述の構成であるので鋼管や条鋼等
の長尺物を搬送するために用いる輸送用パレットを吊上
げ装置により段積みしたり、搬送する際に上下のパレッ
ト接触部をクレーンオペレータのみの操作で容易に連結
したり、開放することができる。このためクレーンによ
るパレットの吊り荷作業効率が向上し、作業人員の低減
および危険作業の削減が達成できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の構成および作用を実施例に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る輸送用パレ
ット吊上げ装置の主として左半分側について示す縦断面
図であり、図2は図1のA−A矢視を示す平面図であ
り、また図3は図1のB−B矢視を示す平面図である。
さらに図4は図1のC−C矢視を示す横断面図であり、
図5は図1のD部を示す部分縦断面図である。
【0018】図1および図2に示すように吊上げ装置1
は、上方からみて長方形をした吊りビーム5を有し、吊
りビーム5の中央部には吊上げ用の引掛け金具4が設け
てある。引掛け金具4に天井クレーンのCフック3を引
掛けるようになっている。吊りビーム5の4隅には開口
部6が配設してあり、これら開口部6にはそれぞれ吊上
げロッド11が鉛直に貫通する状態で垂設されている。
【0019】吊上げロッド11の上部にはスクリュー24が
刻設してあり、このスクリュー24はウォームホイール32
と噛み合っている。また、ウォームホイール32はウォー
ムシャフト31の先端部に設けたウォームギヤ31Aと噛み
合っている一方、ウォームシャフト31は減速機34Aを介
してモータ34に連結されており、回転駆動装置33を構成
している(図2参照)。
【0020】吊上げロッド11内の上下方向に設けた貫通
孔35には、昇降バー16が挿通されており、昇降バー16の
上端部はピン17Aを介してレバー18に接続されている。
レバー18はピン17Bを介してその中央部がブラケット19
上に設置したサポート20により支持されている。またレ
バー18の他端は、ブラケット19上に設置された油圧シリ
ンダ21のピストンロッド22にピン17Cを介して接続され
ている。一方、吊上げロッド11の下端部には図4および
図5に示すように、ピン15Aを介して回動フック13が取
り付けてあり、この回動フック13の一端部にはピン15B
を介して昇降バー11の下端部が接続してある。なお、吊
上げロッド11は吊りビーム5の下面4隅部に設けた支持
部材8に固定したキー23により昇降する時に回転するの
を防止するようになっている。
【0021】輸送用パレット2は、図3に示すように枠
フレーム41により上方からみて長方形に形成され、床板
12を設けると共に、枠フレーム41の4隅に支柱42が立設
してある。これら4本の支柱42の中央部には、上下に貫
通する開口25を有すると共に、側壁部にフック引掛け用
開口部14を備えている。なおパレット2内には、複数本
の丸棒7を収納してある場合を示している。
【0022】次に本発明の作用について説明する。図1
においては、複数本の丸棒7を収納したパレット2A、
2B、2Cが下から順に載置されており、この3段に積
み重ねてパレット2A、2B、2Cのうち最下段のパレ
ット2Aを吊上げることによって3段のパレット2A、
2B、2Cを吊上げようとしている状態を示している。
このとき3段のパレット2A、2B、2Cは、各々に配
設された支柱42の中央部を貫通する開口25は合致した状
態になっている。
【0023】天井クレーン(図示せず)から吊下げたC
フック3を吊りビーム5に設けた引掛け金具4に引掛け
た状態で吊上げ装置1を、積み重ねたパレット2A、2
B、2Cの上方に搬送する。この時、吊りビーム5の4
隅に設けた開口部6から下方に垂設された吊上げロッド
11の先端部に配設された回動フック13は点線で示すよう
に鉛直状態になっているので、4個の吊上げロッド11を
段積みされたパレット2A、2B、2Cの4隅に配設し
た支柱42の開口25に位置合わせしたのち、天井クレーン
を操作して吊りビーム5を下降させ、吊上げロッド11を
開口25内に挿入すると、吊上げロッド11が支柱42に設け
た開口25にガイドされながら下降することができる。
【0024】かくして吊りビーム5の4隅下面に配設し
た支持部材8を最上段のパレット2Cに設けた支柱42上
に載置してこれに支持させる。次にモータ34を正転また
は逆転により、運転し減速機34Aを介してウォームシャ
フト31を回転すると、ウォームシャフト31のギヤーに噛
み合うウォームホイール32が回転する。ウォームホイー
ル32が回転するとウォームホイール32と噛み合っている
スクリュー24を介して吊上げロッド11がキー23に沿って
上昇または下降するので、この時の吊上げロッド11の移
動量を昇降駆動装置33に設けた移動量検出器(図示せ
ず)により検出しながら、吊上げロッド11の下端部に配
設した鉛直状態に回動している回動フック13を、ここで
は最下段のパレット2Aの側部に設けたフック引掛け用
の開口部14に位置合わせすることができる。このように
して回動フック13の移動位置を選択することにより吊上
げるパレット段数を決定することができる。
【0025】回動フック13の位置を最下段のパレット2
Aの開口部14に合わせたら、油圧シリンダ21を伸長側に
作動することによりピストンロッド22を押し上げるとサ
ポート20に取り付けたピン17Bにより支持されたレバー
18を介して昇降バー16が下降するので、吊上げロッド11
の先端部に配設した回動フック13が点線で示す鉛直状態
から水平状態まで回動する。
【0026】この状態で天井クレーンを操作してCフッ
ク3に引掛けた金具4を介して吊りビーム5を上昇させ
ると、回動フック13が最下段のパレット2Aの側部に設
けた開口部14の上端縁に引掛るので、段積みされた3段
のパレット2A、2B、2Cを同時に吊上げることがで
きる。天井クレーンにより吊上げたパレット2A、2
B、2Cを、輸送先まで搬送したら所定の場所に載置す
る。引続き油圧シリンダ21を収縮側に作動することによ
り昇降バー16を上昇させると回動フック13が水平状態か
ら鉛直状態まで回動するのでパレット2Aの側部に設け
た開口部14から外れる。この状態で、天井クレーンによ
り吊りビーム5を上昇させ、吊上げロッド11を3段のパ
レット2A、2B、2Cに設けた開口25から抜き去るこ
とにより搬送作業を終了する。
【0027】図6は本発明に係る他の態様を主として左
側半分について示す縦断面であり、図7は図6のA−A
矢視を示す平面図であり、また図8は図6のB−B矢視
を示す平面図である。さらに図9は図6のC−C矢視を
示す平面図であり、図10は図6のD−D矢視を示す横断
面である。図6および図7は、本発明の輸送用パレット
吊上げ装置に係る他の実施態様を示しており、上方から
みて長方形をした吊りビーム5を有し、吊りビーム5の
中央部には吊上げ用の引掛け金具4が設けてあり、ここ
に天井クレーンのCフック3を引掛けるようになってい
る。吊りビーム5の4隅部には、開口部6が配設してあ
り、これら開口部6にはそれぞれ吊上げロッド11が鉛直
に貫通する状態で垂設されている。
【0028】図7および図9に示すように吊上げロッド
11上部に設けた角軸部9に取り付けたレバー18はピン17
を介して吊りビーム5上に配置した油圧シリンダ21のピ
ストンロッド22に連結されている。また図6に示すよう
に、吊上げロッド11の角軸部9の上端部に設けたフラン
ジ部26には、クランプヘッド27がクランプされており、
このクランプヘッド27はピン15、フォーク28およびピス
トンロッド29を介して油圧シリンダ30に接続されてお
り、これにより昇降駆動装置33を構成している。
【0029】さらに吊上げロッド11の下端部には、図10
に示すようにピン10を介して回動フック13A、13Bが互
いに反対側に水平に突き出していると共に、吊上げロッ
ド11の外周部には数箇所にガイドリング37が設けてあ
る。なお、図示していないが吊上げロッド11を昇降駆動
装置33により昇降する時の、吊上げロッド11の移動量
(昇降量)は作動変圧式等の移動量検出装置(図示せ
ず)によって行うことができるようになっている。
【0030】図8に示すように輸送用パレット2は枠フ
レーム41により上方からみて長方形に形成され、床板12
を設けると共に、枠フレーム41の隅部に支柱42が立設し
てある。支柱42は水平断面が長方形をなしており、内部
には上下方向に貫通孔36を設けてあると共に側部に開口
部14が対称位置に配設してある。次に前記本発明に係る
他の態様についての作用を説明する。
【0031】図6においては、複数本の丸棒7を収納し
たパレット2A、2B、2Cが下から順に載置されてお
り、3段に積み上げたパレット2A、2B、2Cのうち
中段のパレット2Bを吊上げ、これによってパレット2
B、2Cを同時に吊上げようとしている状態を示してい
る。このとき3段のパレット2A、2B、2Cの支柱41
の貫通孔36は、合致している。
【0032】天井クレーン(図示せず)から吊下げたC
フック3を吊りビーム5に設けた引掛け金具4に引掛け
た状態で吊上げ装置1を段積みされたパレット2A、2
B、2Cの上方に搬送する。この時、吊上げロッド11の
下端部に設けた回動フック13A、13Bは図10の点線で示
すように支柱42の貫通孔36内に入ることができる退避位
置に調整してある。
【0033】吊りビーム5の4隅に設けた4個の吊上げ
ロッド11を、段積みされたパレット2A、2B、2Cの
各支柱42に位置合わせしたのち、天井クレーンを操作し
て吊りビーム5を下降させ、吊上げロッド11を支柱11の
貫通孔36内に挿入する。そして吊りビーム5の4隅下面
に配設した支持部材8を最上段のパレット3Cに設けた
支柱42上に載置してこれに支持させる。
【0034】油圧シリンダ30を作動してピストンロッド
29を下降または上昇することにより、クランプヘッド27
を介して支持された吊上げロッド11の先端部に設けた回
動フック13A、13Bを、中段のパレット2Bの側部に設
けたフック引掛け用の開口部14の位置に合わせて停止さ
せる。この時、吊上げロッド11の昇降量は、たとえば油
圧シリンダ30に付属させた移動量検出装置(図示せず)
により、昇降量を検出するので、吊上げるべきパレット
2A、2B、2Cの段数(h1 =h2 =h3 )の高さ情
報がコンピュータから指示され、これによって必要な段
数を任意に選択できる。
【0035】回動フック13A、13Bを、中段のパレット
2Bの側部に設けた開口部2Bに合わせたら、油圧シリ
ンダ21を作動してレバー18の角度を90度回動させ、これ
によって吊上げロッド11の下端部に設けた回動フック13
A、13Bを図10に示すように点線位置から実線位置に回
動して開口部14に係合できるように移動させる。この状
態で天井クレーンを操作して吊りビーム5を上昇させる
と回動フック13A、13Bが中段のパレット2Bの側部に
設けた開口部14の上端縁に引掛けるので段積みされた2
段のパレット2B、2Cを同時に吊上げ、最下段のパレ
ット2Aは床上に残した状態にすることができる。
【0036】天井クレーンによりパレット2B、2Cを
輸送先まで搬送したら、所定の場所に載置する。引続き
油圧シリンダ21を作動して回動フック13A、13Bを実線
位置から点線位置まで90度回動させるとパレット2Bの
側部に設けた開口部14から外れた退避位置に戻る。この
状態で天井クレーンにより吊りビーム5を上昇させ、吊
上げロッド11をガイドリング37でガイドしながら2段の
パレット2B、2Cに設けた支柱42の貫通孔36から抜き
去ることにより搬送作業を終了する。
【0037】なお、前記2つの実施例では昇降、回転の
駆動手段として、油圧シリンダの作動により行う場合に
ついて説明したが、これに限定するものではなく電動機
など他の手段を使用することが可能であるのは云うまで
もない。図11は本発明に係る別の実施態様を示す側面図
であり、図12〜図15は図11の装置を用いて輸送用パレッ
トを吊上げる場合の操作手順を示す側面による説明図で
ある。
【0038】図11に示すように一対の引掛け金具4を有
する吊り部材38から垂設された吊リンク39を介して吊り
ビーム5が支持されている。引掛け金具4には、天井ク
レーンから吊下げたワイヤ47が締結してある。また、吊
りビーム5の4隅に配設させた開口部6には、それぞれ
吊上げロッド11が鉛直に貫通する状態で、台車40に垂設
されている。各吊上げロッド11には、ピン50を介して回
動フック13が上下方向に回動自在に4箇所取り付けてあ
る。なお、各回動フック13は吊上げロッド11に配設した
ストッパ51により水平状態を保持することができると共
に、ピン50を介して上方に回動可能になっている。ま
た、吊上げロッド11にはその内側にラック43が設けてあ
り、このラック43には台車40に搭載されたピニオン44と
噛み合っている。モータ等からなる昇降駆動装置33を駆
動することにより、ピニオン44が回転されラック43を介
して吊上げロッド11が昇降される。
【0039】吊りビーム5の下面4隅には、それぞれ下
向きに第1油圧シリンダ48が配設されており、第1油圧
シリンダ48のピストン58には下向きにガイド穴59が設け
てあると共に、吊りガイド54が下向きに配設されてい
る。また吊りビーム5上に配設されたレール45上を車輪
46を介して移動する各台車40には、吊りビーム5上に横
向きに設置した第2油圧シリンダ52がピン49を介して連
結されている。さらに台車40と吊リンク39との間には、
ばね61が配設してある。そして第1油圧シリンダ48と第
2油圧シリンダ52とはホース53を用いて接続されてい
る。
【0040】また、図11に示すように枠フレーム41およ
び枠フレーム41の4隅に設けられた支柱42から主として
構成されるパレット2は、4段重ねにて段積みされてお
り、枠フレーム41の4隅には開口55が設けてあると共
に、各支柱42にはその上端部に内向きに掛け金具56が配
設されている。さらに各支柱42の上端部には、上向きに
上端ガイド57が取り付けてあり、この上端ガイド57は第
1油圧シリンダ48のピストン58に設けたガイド孔59に嵌
まり込んでガイドされる。されに上端ガイド57はパレッ
ト2を重ねたときに支柱42の下端部に設けたガイド穴60
に嵌まり込んで上下のパレット2が横ずれするのを防止
するようになっている。
【0041】次に前記本発明に係る別の実施態様につい
ての作用を説明する。図11においては、4個のパレット
2がそれぞれ支柱42の上端部に設けた上端ガイド57を下
端部に設けたガイド穴60に互いに嵌合させた状態で積み
重ねて載置してある。吊上げ装置1は、吊り部材38に設
けた一対の引掛け金具4に通したワイヤ47を介して天井
クレーン(図示せず)により吊下げた状態で支持されて
いる。吊り部材38から垂設された吊リンク39を介して吊
りビーム5が支持されており、吊りビーム5の4隅に配
設した吊上げロッド11は、ほぼ上限まで上昇させてあ
る。吊上げロッド11の上下方向に配設した4個の回動フ
ック13はストッパ51によりピン50を支点として水平状態
を保持している。
【0042】図11では、4段重ねのパレット2上に吊上
げ装置1を近付けた状態を示しており、吊りビーム5の
下面4隅に設けた第1油圧シリンダ48のピストン58に下
向きに配設された吊りガイド54により大まかな位置合わ
せを行いつつ、吊上げ装置1を下降させる。そしてピス
トン58に設けたガイド穴59にパレット支柱42の上端部に
設けた上端ガイド57を嵌合して位置合わせを行い吊上げ
装置1を最上段のパレット2上に載置する。
【0043】図12に示すように吊上げ装置1をパレット
2上に載置すると、その重量によりピストン58が押され
るので第1油圧シリンダ48内の圧油がホース53を経由し
て第2油圧シリンダ52に供給される。このためピン49を
介して連結された台車40がばね61の付勢力に抗して吊り
ビーム5の外側方向へ移動する。そのため台車40に搭載
された吊上げロッド11が吊りビーム5の外側方向に移動
し、これによって吊上げロッド11に配設した回動フック
13の先端はパレット支柱42に内向きに設けた掛け金具56
の先端より外側に位置するようになる。
【0044】次にモータ等からなる回転駆動装置33を駆
動して、ピニオン44を下降方向に回転させると、図13に
示すようにピニオン44と噛み合うラック43により、吊上
げロッド11が下降する。このとき吊上げロッド11に配設
した4個の回動フック13は最下段側のものから順次パレ
ット支柱42に設けた掛け金具56に接触するごとにピン50
を支点にして上方に回動して逃げるので吊上げロッド11
を下降させることができる。
【0045】図14は最上段のパレット2に設けた掛け金
具56を最上段の回動フック13が通過するまで吊上げロッ
ド11を下降させた状態を示してある。この場合、吊上げ
ロッド11に配設した4個の回動フック13の距離の差ΔL
は、上側から順次L1 、L1+ΔLおよびL1 +2ΔL
と下側になるほど大きくしてある。ここでΔL=10〜15
mmとした。
【0046】したがって、天井クレーンを運転しワイヤ
47を介して吊上げ装置1を吊上げる時には、前述のよう
に上下のパレット2の間に10〜15mmの隙間が生じるが、
上下のパレット2に互いに嵌合するようにしてある支柱
42の上段ガイド57およびガイド穴60の高さL0 =100 〜
120mm を設けることにより吊り状態で横ずれを生じるこ
とはない。
【0047】このようにして吊上げロッド11に設けた4
個の回動フック13を、それぞれ対応するパレット2の掛
け金具56に係止して天井クレーンにより吊上げ装置1を
介して4段のパレット2を所定の輸送先まで搬送する。
吊上げ装置1を用いて4段のパレット2を輸送先まで搬
送したら所定の場所に載置する。引続きモータ等からな
る回転駆動装置33を下降方向に回転させ、ピニオン44、
ラック43を介して吊上げロッド11に設けた回動フック13
の上面と上方のパレット2の掛け金具56の下面との距離
2 が油圧シリンダ48のピストン58の高さL3 (図11参
照)より大きくなる(L3 <L2 )まで下降させる。
【0048】次に天井クレーンを運転してワイヤ47を介
して吊上げ装置1をピストン58の高さL3 相当だけ上昇
させると油圧シリンダ48に加わっていた吊上げ装置1に
よる荷重が解消される。このため、ばね61による付勢力
により台車40が吊りビーム5の内側に移動するので第2
油圧シリンダ52内の圧油がホース53を経由して第1油圧
シリンダ48に押し戻されピストン58が元の高さL3 に伸
長することになる。それと同時に吊上げロッド11が吊り
ビーム5の内側に移動し、これによって回動フック13の
先端がパレット2の掛け金具56に係合しない位置まで移
動する。
【0049】次にモータ等からなる回転駆動装置を駆動
してピニオン44を上昇方向に回転させるとラック43を介
して吊上げロッド11が上昇され、図11に示す元の位置に
戻され、吊上げ装置1がパレット2から離脱される。こ
れによって吊上げ装置1による4段のパレット2の搬送
作業が終了する。なお、前記の場合には4段重ねのパレ
ットを全部吊上げて搬送する場合について説明したが、
吊上げロッドの昇降量を移動量検出装置を用いて検出
し、その高さを調整することにより、選択した段数のパ
レットを吊上げることができるのは云うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明の吊上げ装置
によれば、鋼管や条鋼類等の各種長尺物をパレットに入
れて搬送するに際し、段積みした複数のパレットから選
択した任意段パレットをクレーン操作者のみによる吊上
げ装置の操作によりパレット連結吊上げおよび開放荷下
しが可能となる。その結果、クレーンによる長尺物の搬
送効率向上が図れるばかりでなく、作業者数の削減およ
び危険作業の軽減が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の輸送用パレット吊上げ装置を主として
左半分について示す縦断面図である。
【図2】図1のA−A矢視を示す平面図である。
【図3】図1のB−B矢視を示す断面図である。
【図4】図1のC−C矢視を示す断面図である。
【図5】図1のD部を示す部分拡大断面図である。
【図6】本発明の他の輸送用パレット吊上げ装置を主と
して左半分について示す縦断面図である。
【図7】図6のA−A矢視を示す平面図である。
【図8】図6のB−B矢視を示す断面図である。
【図9】図6のC−C矢視を示す平面図である。
【図10】図6のD−D矢視を示す断面図である。
【図11】本発明の別の輸送用パレット吊上げ装置を示す
縦断面図である。
【図12】図11の装置によるパレット搬出第1操作段階を
示す説明図である。
【図13】図11の装置によるパレット搬出第2操作段階を
示す説明図である。
【図14】図11の装置によるパレット搬出第3操作段階を
示す説明図である。
【図15】図11の装置によるパレット搬出第4操作段階を
示す説明図である。
【図16】従来の棒鋼の物流を示す説明図である。
【図17】従来の棒鋼束をワイヤで吊った状態を示す説明
図である。
【図18】従来例に係るパレットを段積みした状態を示す
側面図である。
【図19】従来例に係るパレットを段積みした状態を示す
正面図である。
【符号の説明】
1 吊上げ装置 2 パレット 3 Cフック 5 吊りビーム 7 丸棒 11 吊上げロッド 13 回動フック 14 開口部 16 昇降レバー 21 油圧シリンダ 24 スクリュー 30 油圧シリンダ 32 ウォームホイール 40 台車 41 枠フレーム 42 支柱 43 ラック 44 ピニオン 48 第1油圧シリンダ 51 ストッパ 52 第2油圧シリンダ 53 ホース 61 ばね

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形に形成した枠フレームおよび該枠
    フレームの4隅に立設された支柱から主として構成さ
    れ、各支柱の中央部を上下に貫通する開口を備えると共
    に、該開口の側部にフック引掛用開口部を有し、上方が
    開放した輸送用パレットの吊上げ装置であって、上方か
    らみて長方形を有し、上面に吊上げ用引掛け金具を備え
    た吊りビームと、この吊りビームの4隅部にそれぞれ配
    設した開口部を貫通して下方に向け垂設されると共に、
    吊りビームに支持された吊上げロッドと、各吊上げロッ
    ドの上部に刻設したスクリューをウォーム機構を介して
    回転させる回転駆動装置と、前記吊上げロッド内の上下
    方向に設けた貫通孔に挿通された昇降バーと、該昇降バ
    ーの上端部に連結されたレバー機構を介して連結された
    バー昇降用駆動装置と、各バー昇降用駆動装置により昇
    降される昇降バーの先端部にピン機構を介して前記吊上
    げロッドの先端部に支持されると共に、水平状態と下方
    鉛直状態とに回動され、前記パレットの側部に設けたパ
    レット引掛け用開口部に引掛けたり、解除できるように
    した回動フックとを具備したことを特徴とする輸送用パ
    レット吊上げ装置。
  2. 【請求項2】 吊りビームの4隅部にそれぞれ配設した
    開口部を貫通して垂設された吊上げロッドと、この吊上
    げロッドの上端部にクランプヘッドを介して接続された
    昇降駆動装置と、該昇降駆動装置の下方における吊上げ
    ロッドの上部にレバー機構を介して接続された回転駆動
    装置と、この回転駆動装置を駆動することによって前記
    パレットの側部に設けたパレット引掛け用開口部に引掛
    けたり、解除できるように吊上げロッドの下端部に取り
    付けられた水平フックとを具備したことを特徴とする請
    求項1記載の輸送用パレットの吊上げ装置。
  3. 【請求項3】 長方形に形成した枠フレームおよび該枠
    フレームの4隅に立設した支柱とから主として構成さ
    れ、前記枠フレームの4隅に開口を備えると共に、前記
    支柱上部に内向きに係止突起部を有する上方が開放した
    輸送用パレットの吊上げ装置であって、吊上げ用引掛け
    金具を備えた吊り部材に配設した支持部材を介して支持
    された上方からみて長方形の吊りビームと、該吊りビー
    ムの4隅に配設した開口部にそれぞれ挿通可能に垂設さ
    れた吊上げロッドと、各吊上げロッドに設けたラックに
    対応して吊りビーム上に配設されたピニオン機構を介し
    て連結された昇降駆動装置と、前記吊りビームの4隅下
    面に下向きに前記パレットの支柱上端に当接する位置に
    対応して配設された第1液圧シリンダと、各第1液圧シ
    リンダに液圧ホースを介して接続され、吊りビーム上に
    水平向きに配設された第2液圧シリンダと、各第2液圧
    シリンダに連結され、吊りビーム上を走行する台車と、
    各台車と前記吊りビーム支持部材との間に介在させたば
    ねと、前記吊上げロッドにその高さ方向に配設され、水
    平状態と上方鉛直状態とに回動され、前記パレットの支
    柱上部に内向きに設けた吊り突起部に引掛けたり、解除
    できるようにした複数の回動フックとを具備したことを
    特徴とする輸送用パレット吊上げ装置。
  4. 【請求項4】 枠フレームの4隅下面に下向きにパレッ
    トの支柱上端部に設けた突起ガイドに対応して配設され
    た吊り具ガイドを具備したことを特徴とする請求項3記
    載の輸送用パレットの吊上げ装置。
JP19638194A 1994-08-22 1994-08-22 輸送用パレット吊上げ装置 Pending JPH0859172A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999055615A1 (de) * 1998-04-27 1999-11-04 Msr Maschinen-Stahlbau Gebhard Reutemann Hubvorrichtung
CN105149528A (zh) * 2015-07-22 2015-12-16 梅州五指石科技有限公司 双层辊道转运小车
CN107186740A (zh) * 2017-06-23 2017-09-22 天津市双象工程液压件有限责任公司 一种缸筒用齿轮式机械手

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WO1999055615A1 (de) * 1998-04-27 1999-11-04 Msr Maschinen-Stahlbau Gebhard Reutemann Hubvorrichtung
CN105149528A (zh) * 2015-07-22 2015-12-16 梅州五指石科技有限公司 双层辊道转运小车
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