JPH0858706A - 包装材料ウエブの張力維持装置 - Google Patents
包装材料ウエブの張力維持装置Info
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- JPH0858706A JPH0858706A JP6221055A JP22105594A JPH0858706A JP H0858706 A JPH0858706 A JP H0858706A JP 6221055 A JP6221055 A JP 6221055A JP 22105594 A JP22105594 A JP 22105594A JP H0858706 A JPH0858706 A JP H0858706A
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- JP
- Japan
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- packaging material
- material web
- roller
- tension
- web
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- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 包装材料ウエブに加わる張力を一定の高い値
に維持することができる包装材料ウエブの張力維持装置
を提供すること。 【構成】 帯状の包装材料ウエブ60をその進行方向と
は異なる方向に引っ張り出すように巻き掛けられる揺動
ローラ11と、揺動ローラ11を回転自在であって且つ
揺動軸25を中心にして揺動自在に軸支する軸支手段2
1と、揺動ローラ11によって包装材料ウエブ60に所
定の張力を付与するように軸支手段21を所定の力で付
勢する付勢手段31と、軸支手段21の揺動角度を検出
する検出手段41と、検出手段41の出力信号に応じて
包装材料ウエブ60を駆動する駆動ローラの駆動速度を
調整する制御手段51とを具備する。
に維持することができる包装材料ウエブの張力維持装置
を提供すること。 【構成】 帯状の包装材料ウエブ60をその進行方向と
は異なる方向に引っ張り出すように巻き掛けられる揺動
ローラ11と、揺動ローラ11を回転自在であって且つ
揺動軸25を中心にして揺動自在に軸支する軸支手段2
1と、揺動ローラ11によって包装材料ウエブ60に所
定の張力を付与するように軸支手段21を所定の力で付
勢する付勢手段31と、軸支手段21の揺動角度を検出
する検出手段41と、検出手段41の出力信号に応じて
包装材料ウエブ60を駆動する駆動ローラの駆動速度を
調整する制御手段51とを具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装材料ウエブに加わ
る張力を一定に維持するために取り付けられる包装材料
ウエブの張力維持装置に関するものである。
る張力を一定に維持するために取り付けられる包装材料
ウエブの張力維持装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、紙の両面にポリエチレン層を設けた
包装材料をブリック(れんが)状の容器に成形し、その
内部に牛乳やジュース等の液体を充填した液体収納容器
が利用されている。
包装材料をブリック(れんが)状の容器に成形し、その
内部に牛乳やジュース等の液体を充填した液体収納容器
が利用されている。
【0003】一方この液体収納容器を成形しながら同時
にその内部に液体食品等を充填する液体包装装置が開発
されている。この液体包装装置は、ロールに巻き回され
た帯状の包装材料ウエブを引き出して複数個のローラに
案内させながら殺菌等の各種処理を施し、その後、該帯
状の包装材料ウエブを管状に徐々に成形してその両側の
長手方向端縁を一体に接着しながらその内部に液体を充
填し、さらに該包装材料ウエブを、ジョーユニットと呼
ばれる装置によって均等な間隔で成形・密封・切断し、
ブリック状の液体収納容器を製造していく構造のもので
ある。
にその内部に液体食品等を充填する液体包装装置が開発
されている。この液体包装装置は、ロールに巻き回され
た帯状の包装材料ウエブを引き出して複数個のローラに
案内させながら殺菌等の各種処理を施し、その後、該帯
状の包装材料ウエブを管状に徐々に成形してその両側の
長手方向端縁を一体に接着しながらその内部に液体を充
填し、さらに該包装材料ウエブを、ジョーユニットと呼
ばれる装置によって均等な間隔で成形・密封・切断し、
ブリック状の液体収納容器を製造していく構造のもので
ある。
【0004】ここで、前記帯状の包装材料ウエブは駆動
ローラによって液体包装装置内を一定速度で移送されて
いく。
ローラによって液体包装装置内を一定速度で移送されて
いく。
【0005】一方管状に成形された後の包装材料ウエブ
は、前記ジョーユニットにおいて成形・密封・切断され
るため、一定速度では移送されない。
は、前記ジョーユニットにおいて成形・密封・切断され
るため、一定速度では移送されない。
【0006】図4はジョーユニットの動作を簡単に説明
するための動作概略図である。同図に示すようにジョー
ユニットは一対の密封用ジョー201,201を具備し
(実際はこれを2組具備して交互に動作させる)、管状
に成形されてその内部に液体が充填された包装材料ウエ
ブ60を挟持する(矢印a)。
するための動作概略図である。同図に示すようにジョー
ユニットは一対の密封用ジョー201,201を具備し
(実際はこれを2組具備して交互に動作させる)、管状
に成形されてその内部に液体が充填された包装材料ウエ
ブ60を挟持する(矢印a)。
【0007】次に密封用ジョー201,201はこの状
態で液体収納容器205一個分の長さに相当する距離だ
け矢印b方向に下降する。この間に包装材料ウエブ60
は密封用ジョー201,201によって押圧加熱されて
密封され、図示しないカッターによって切断される。
態で液体収納容器205一個分の長さに相当する距離だ
け矢印b方向に下降する。この間に包装材料ウエブ60
は密封用ジョー201,201によって押圧加熱されて
密封され、図示しないカッターによって切断される。
【0008】次に密封用ジョー201,201は矢印c
方向に移動して包装材料ウエブ60の挟持を解除し、元
の位置に戻る(矢印d方向)。
方向に移動して包装材料ウエブ60の挟持を解除し、元
の位置に戻る(矢印d方向)。
【0009】つまり管状に成形された包装材料ウエブ6
0は、ジョーユニットによって挟持されて引っ張られる
ことによって移送されて行くので、その移送速度を一定
にできないのである。
0は、ジョーユニットによって挟持されて引っ張られる
ことによって移送されて行くので、その移送速度を一定
にできないのである。
【0010】ところで実際には密封用ジョー201,2
01の上部に図示しない成形用フラップが取れ付けられ
ており、該成形用フラップによって上記密封・切断の際
に同時に包装材料ウエブ60の外周側面形状が円形から
矩形状に成形される。そしてこの成形用フラップによっ
て包装材料ウエブ60を矩形状に成形させるためには、
該包装材料ウエブ60に一定の強い張力が加わっている
ことが必要である。
01の上部に図示しない成形用フラップが取れ付けられ
ており、該成形用フラップによって上記密封・切断の際
に同時に包装材料ウエブ60の外周側面形状が円形から
矩形状に成形される。そしてこの成形用フラップによっ
て包装材料ウエブ60を矩形状に成形させるためには、
該包装材料ウエブ60に一定の強い張力が加わっている
ことが必要である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述のよ
うに、駆動ローラによる包装材料ウエブ60の移送速度
と、ジョーユニットによる包装材料ウエブ60の移送速
度が同一でないため、包装材料ウエブ60に加わる張力
が一定とならず、このため前記成形用フラップによる包
装材料ウエブ60の矩形状への成形がうまく行われず、
このため製造される液体収納容器205の形状が変形し
てしまう恐れがあった。
うに、駆動ローラによる包装材料ウエブ60の移送速度
と、ジョーユニットによる包装材料ウエブ60の移送速
度が同一でないため、包装材料ウエブ60に加わる張力
が一定とならず、このため前記成形用フラップによる包
装材料ウエブ60の矩形状への成形がうまく行われず、
このため製造される液体収納容器205の形状が変形し
てしまう恐れがあった。
【0012】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、包装材料ウエブに加わる張力を一定の
高い値に維持することができる包装材料ウエブの張力維
持装置を提供することにある。
ありその目的は、包装材料ウエブに加わる張力を一定の
高い値に維持することができる包装材料ウエブの張力維
持装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明にかかる包装材料ウエブの張力維持装置は、帯
状の包装材料ウエブをその進行方向とは異なる方向に引
っ張り出すように巻き掛けられる揺動ローラと、該揺動
ローラを回転自在であって且つ所定の揺動軸を中心にし
て揺動自在に軸支する軸支手段と、前記揺動ローラによ
って前記包装材料ウエブに所定の張力を付与するように
前記軸支手段を所定の力で付勢する付勢手段と、前記軸
支手段の揺動角度を検出する検出手段と、前記検出手段
の出力信号に応じて前記包装材料ウエブを駆動する駆動
ローラの駆動速度を調整する制御手段とを具備して構成
した。
め本発明にかかる包装材料ウエブの張力維持装置は、帯
状の包装材料ウエブをその進行方向とは異なる方向に引
っ張り出すように巻き掛けられる揺動ローラと、該揺動
ローラを回転自在であって且つ所定の揺動軸を中心にし
て揺動自在に軸支する軸支手段と、前記揺動ローラによ
って前記包装材料ウエブに所定の張力を付与するように
前記軸支手段を所定の力で付勢する付勢手段と、前記軸
支手段の揺動角度を検出する検出手段と、前記検出手段
の出力信号に応じて前記包装材料ウエブを駆動する駆動
ローラの駆動速度を調整する制御手段とを具備して構成
した。
【0014】
【作用】包装材料ウエブに加わる張力が増減しようとし
ても、揺動ローラは包装材料ウエブに常に所定の張力を
付与するように揺動するので、包装材料ウエブに加わる
張力を常に一定の高い値に保つことができる。
ても、揺動ローラは包装材料ウエブに常に所定の張力を
付与するように揺動するので、包装材料ウエブに加わる
張力を常に一定の高い値に保つことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。ここで図3は、液体包装装置内における包
装材料ウエブの処理工程を示す概略斜視図である。同図
に示すように、帯状の紙の両面にポリエチレン層を形成
した包装材料ウエブ60(場合によっては紙とポリエチ
レン層の間にアルミニウム層を設ける)は、ロール65
に巻き回されている。
に説明する。ここで図3は、液体包装装置内における包
装材料ウエブの処理工程を示す概略斜視図である。同図
に示すように、帯状の紙の両面にポリエチレン層を形成
した包装材料ウエブ60(場合によっては紙とポリエチ
レン層の間にアルミニウム層を設ける)は、ロール65
に巻き回されている。
【0016】そして該ロール65から繰り出された包装
材料ウエブ60は、幾つかのローラ70を通って各種処
理が行われた後に、殺菌処理部80において過酸化水素
水による殺菌処理が行われる。
材料ウエブ60は、幾つかのローラ70を通って各種処
理が行われた後に、殺菌処理部80において過酸化水素
水による殺菌処理が行われる。
【0017】その後、駆動ローラ61(この駆動ローラ
61は包装材料ウエブ60を移送させる作用の他に、殺
菌処理部80で包装材料ウエブ60に付着した過酸化水
素水を絞り取る作用も行う)と、本発明にかかる張力維
持装置10の揺動ローラ11と、2つのローラ70を通
った包装材料ウエブ60は、ほぼ垂直下方へ導かれる。
61は包装材料ウエブ60を移送させる作用の他に、殺
菌処理部80で包装材料ウエブ60に付着した過酸化水
素水を絞り取る作用も行う)と、本発明にかかる張力維
持装置10の揺動ローラ11と、2つのローラ70を通
った包装材料ウエブ60は、ほぼ垂直下方へ導かれる。
【0018】そして垂直下方に導かれる包装材料ウエブ
60の移動進路に沿って配列された上部成形用ローラ9
0,93によって板状の包装材料ウエブ60は徐々に管
状に成形され、下部成形用ローラ97の部分において図
示しない溶着装置によって前記包装材料ウエブ60の両
長手方向縁部が相互に接着され、完全な管に成形され
る。
60の移動進路に沿って配列された上部成形用ローラ9
0,93によって板状の包装材料ウエブ60は徐々に管
状に成形され、下部成形用ローラ97の部分において図
示しない溶着装置によって前記包装材料ウエブ60の両
長手方向縁部が相互に接着され、完全な管に成形され
る。
【0019】完全な管に成形された包装材料ウエブ60
の中には、その上方から挿入された充填管105によっ
て所望の液体が充填され、サポート用ローラ100を通
過した後、図4において説明した密封用ジョー201,
201によって均等な間隔で密封・切断されると同時に
矩形状に成形され、ベルトコンベア110によって図示
しない最終折り曲げ装置に運ばれ、略平行6面体状のブ
リック状容器とされる。
の中には、その上方から挿入された充填管105によっ
て所望の液体が充填され、サポート用ローラ100を通
過した後、図4において説明した密封用ジョー201,
201によって均等な間隔で密封・切断されると同時に
矩形状に成形され、ベルトコンベア110によって図示
しない最終折り曲げ装置に運ばれ、略平行6面体状のブ
リック状容器とされる。
【0020】ここで図1は本発明の1実施例にかかる包
装材料ウエブの張力維持装置10を示す斜視図である。
この張力維持装置10は、前記図3に示すように、殺菌
処理部80の後であって、包装材料ウエブ60を管状に
成形する前の位置に取り付けられる。
装材料ウエブの張力維持装置10を示す斜視図である。
この張力維持装置10は、前記図3に示すように、殺菌
処理部80の後であって、包装材料ウエブ60を管状に
成形する前の位置に取り付けられる。
【0021】そしてこの張力維持装置10は、帯状の包
装材料ウエブ60を巻き掛ける揺動ローラ11と、該揺
動ローラ11の回転軸13を回転自在であって且つ揺動
軸25を中心にして揺動自在に軸支する軸支手段21
と、軸支手段21を付勢する付勢手段31と、軸支手段
21の揺動角度を検出する検出手段41と、検出手段4
1の出力信号を入力する制御手段51とを具備して構成
されている。以下各構成部品について説明する。
装材料ウエブ60を巻き掛ける揺動ローラ11と、該揺
動ローラ11の回転軸13を回転自在であって且つ揺動
軸25を中心にして揺動自在に軸支する軸支手段21
と、軸支手段21を付勢する付勢手段31と、軸支手段
21の揺動角度を検出する検出手段41と、検出手段4
1の出力信号を入力する制御手段51とを具備して構成
されている。以下各構成部品について説明する。
【0022】揺動ローラ11は、図3に示すように、包
装材料ウエブ60をその進行方向とは異なる方向(この
実施例の場合は略垂直下方向)に引っ張り出す位置に配
設されている。
装材料ウエブ60をその進行方向とは異なる方向(この
実施例の場合は略垂直下方向)に引っ張り出す位置に配
設されている。
【0023】軸支手段21は、前記揺動ローラ11の回
転軸13の両端を回転自在に軸支する2本のアーム2
3,23と、該両アーム23,23の他端に固定される
揺動軸25と、該揺動軸25の一端に固定されるL字状
アーム27によって構成されている。揺動軸25は図示
しない軸支手段によって回動自在に軸支されている。
転軸13の両端を回転自在に軸支する2本のアーム2
3,23と、該両アーム23,23の他端に固定される
揺動軸25と、該揺動軸25の一端に固定されるL字状
アーム27によって構成されている。揺動軸25は図示
しない軸支手段によって回動自在に軸支されている。
【0024】付勢手段31はエアシリンダによって構成
されており、そのロッド35の先端は前記L字状アーム
27の一端に接続されている。そして該付勢手段31に
エアを供給すればロッド35は上方向(矢印C方向)に
付勢され、揺動軸25は矢印A方向に回動され、揺動ロ
ーラ11は矢印D方向に揺動する。
されており、そのロッド35の先端は前記L字状アーム
27の一端に接続されている。そして該付勢手段31に
エアを供給すればロッド35は上方向(矢印C方向)に
付勢され、揺動軸25は矢印A方向に回動され、揺動ロ
ーラ11は矢印D方向に揺動する。
【0025】検出手段41は直線型可変抵抗器によって
構成されており、そのロッド45の先端は前記L字状ア
ーム27の他端に接続されている。従って検出手段41
の出力信号は、揺動軸25が回転することによって変化
する。
構成されており、そのロッド45の先端は前記L字状ア
ーム27の他端に接続されている。従って検出手段41
の出力信号は、揺動軸25が回転することによって変化
する。
【0026】制御手段51は検出手段41の出力を入力
して所定の演算処理を行い、その出力信号を駆動ローラ
61の駆動手段63に出力してその駆動を制御する。
して所定の演算処理を行い、その出力信号を駆動ローラ
61の駆動手段63に出力してその駆動を制御する。
【0027】次にこの張力維持装置10の動作を図1,
図2を用いて説明する。ここで図2は張力維持装置10
の動作を説明するための概略側面図である。
図2を用いて説明する。ここで図2は張力維持装置10
の動作を説明するための概略側面図である。
【0028】ここで前述のように、付勢手段31にはエ
アが供給されてそのロッド35は常に矢印C方向に一定
の力で付勢されており、これによって軸支手段21の揺
動軸25には矢印A方向の力が常に加わり、揺動ローラ
11には常に下方向(矢印D方向)へ向けて一定の付勢
力が加わっている。
アが供給されてそのロッド35は常に矢印C方向に一定
の力で付勢されており、これによって軸支手段21の揺
動軸25には矢印A方向の力が常に加わり、揺動ローラ
11には常に下方向(矢印D方向)へ向けて一定の付勢
力が加わっている。
【0029】そして図2に示すように、駆動ローラ61
を一定の速度で回転すると、帯状の包装材料ウエブ60
は一定の速度で、殺菌処理部80→駆動ローラ61→揺
動ローラ11→ローラ70,70→上部成形用ローラ9
0へと移送されていく。
を一定の速度で回転すると、帯状の包装材料ウエブ60
は一定の速度で、殺菌処理部80→駆動ローラ61→揺
動ローラ11→ローラ70,70→上部成形用ローラ9
0へと移送されていく。
【0030】一方管状に成形されて液体が充填された包
装材料ウエブ60は、前述のようにジョーユニットによ
って成形・密封・切断されるが、そのとき包装材料ウエ
ブ60を引っ張る力は一定ではない。
装材料ウエブ60は、前述のようにジョーユニットによ
って成形・密封・切断されるが、そのとき包装材料ウエ
ブ60を引っ張る力は一定ではない。
【0031】しかしながら本発明においては、包装材料
ウエブ60に加わる張力が増減しようとしても、揺動ロ
ーラ11は包装材料ウエブ60に対して常に所定の張力
を付与するように弾発した状態で揺動する。従って、包
装材料ウエブ60に加わる張力は常に一定の高い値を保
持できる。従って製造される液体収納容器の形状が変形
することはない。
ウエブ60に加わる張力が増減しようとしても、揺動ロ
ーラ11は包装材料ウエブ60に対して常に所定の張力
を付与するように弾発した状態で揺動する。従って、包
装材料ウエブ60に加わる張力は常に一定の高い値を保
持できる。従って製造される液体収納容器の形状が変形
することはない。
【0032】包装材料ウエブ60に加わる張力の調整
は、付勢手段31の付勢力を調整することによって行
う。
は、付勢手段31の付勢力を調整することによって行
う。
【0033】一方軸支手段21が矢印A又はB方向に揺
動した際、それに応じて検出手段41の出力信号が変化
する。そしてこの出力信号を入力した制御手段51は、
軸支手段21の揺動方向及び揺動量に応じて、包装材料
ウエブ60の移送速度が適当か否かを判断し、適当でな
いと判断した場合は、揺動ローラ11の駆動手段63に
その回転速度の変更を指示する。これによって駆動ロー
ラ61は最適な回転速度に制御され、包装材料ウエブ6
0の移送はスムーズに行え、包装材料ウエブ60に加わ
る張力を一定にすることにも寄与する。
動した際、それに応じて検出手段41の出力信号が変化
する。そしてこの出力信号を入力した制御手段51は、
軸支手段21の揺動方向及び揺動量に応じて、包装材料
ウエブ60の移送速度が適当か否かを判断し、適当でな
いと判断した場合は、揺動ローラ11の駆動手段63に
その回転速度の変更を指示する。これによって駆動ロー
ラ61は最適な回転速度に制御され、包装材料ウエブ6
0の移送はスムーズに行え、包装材料ウエブ60に加わ
る張力を一定にすることにも寄与する。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる包装材料ウエブの張力維持装置によれば、包装材料
ウエブに加わる張力を一定の高い値に保つことができ、
このため製造される液体収納容器の形状が変形すること
はないという優れた効果を有する。
かる包装材料ウエブの張力維持装置によれば、包装材料
ウエブに加わる張力を一定の高い値に保つことができ、
このため製造される液体収納容器の形状が変形すること
はないという優れた効果を有する。
【図1】本発明の1実施例にかかる包装材料ウエブの張
力維持装置10を示す斜視図である。
力維持装置10を示す斜視図である。
【図2】張力維持装置10の動作を説明するための概略
側面図である。
側面図である。
【図3】液体包装装置内における包装材料ウエブの処理
工程を示す概略斜視図である。
工程を示す概略斜視図である。
【図4】ジョーユニットの動作を簡単に説明するための
動作概略図である。
動作概略図である。
10 張力維持装置 11 揺動ローラ 13 回転軸 21 軸支手段 31 付勢手段 41 検出手段 51 制御手段 60 包装材料ウエブ 61 駆動ローラ 65 ロール 70 ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クヌート シェーラン フイスカーゴトン 7 S−232 35 ア ーロヴ スウェーデン (72)発明者 ミカエル オルソン レゲメンツガータン 16 S−211 42 マルモ スウェーデン
Claims (1)
- 【請求項1】 ロールに巻き回された帯状の包装材料ウ
エブを引き出して複数個のローラに案内させ、各種処理
を施した後に筒状に成形してその中に液体を充填し、さ
らに所定間隔毎に密封し切断する液体包装装置の中に取
り付けられ、 前記帯状の包装材料ウエブをその進行方向とは異なる方
向に引っ張り出すように巻き掛けられる揺動ローラと、 該揺動ローラを回転自在であって且つ所定の揺動軸を中
心にして揺動自在に軸支する軸支手段と、 前記揺動ローラによって前記包装材料ウエブに所定の張
力を付与するように前記軸支手段を所定の力で付勢する
付勢手段と、 前記軸支手段の揺動角度を検出する検出手段と、 前記検出手段の出力信号に応じて前記包装材料ウエブを
駆動する駆動ローラの駆動速度を調整する制御手段とを
具備することを特徴とする包装材料ウエブの張力維持装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6221055A JPH0858706A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 包装材料ウエブの張力維持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6221055A JPH0858706A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 包装材料ウエブの張力維持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0858706A true JPH0858706A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16760794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6221055A Pending JPH0858706A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 包装材料ウエブの張力維持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0858706A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105480765A (zh) * | 2015-12-30 | 2016-04-13 | 无锡市南江包装机械有限公司 | 一种快递制袋机恒张力机构 |
JP2016175672A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 株式会社イシダ | 製袋包装機 |
JP2020011803A (ja) * | 2018-07-17 | 2020-01-23 | 株式会社不二鉄工所 | 張力調整装置 |
-
1994
- 1994-08-23 JP JP6221055A patent/JPH0858706A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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