JPH0857565A - 刃材の曲げ加工装置 - Google Patents

刃材の曲げ加工装置

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JPH0857565A
JPH0857565A JP6218215A JP21821594A JPH0857565A JP H0857565 A JPH0857565 A JP H0857565A JP 6218215 A JP6218215 A JP 6218215A JP 21821594 A JP21821594 A JP 21821594A JP H0857565 A JPH0857565 A JP H0857565A
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blade
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swing
bending
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/04Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on brakes making use of clamping means on one side of the work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D37/00Tools as parts of machines covered by this subclass
    • B21D37/20Making tools by operations not covered by a single other subclass
    • B21D37/205Making cutting tools

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 刃材を自動的にかつ正確に曲げることができ
ると共に、構造が簡単で製造容易な刃材の曲げ加工装置
を提供する。 【構成】 揺動アーム3は、帯板状の刃材1を固定・開
放自在に挟持する移動クランプ部2を前端部に有する。
揺動アーム3の移動クランプ部2よりも僅かに後端寄り
部位を鉛直軸心L廻りに回転自在として基台4上に枢着
する。一対の固定駒5,5を、揺動アーム3の移動クラ
ンプ部2先端近傍の基台4上に所定相互間隔Sをもって
左右に配設する。揺動アーム3の後端寄り部位に、固定
駒5,5と移動クランプ部2との間で刃材1を曲げるべ
く揺動アーム3を左右揺動させる揺動駆動機構6を、付
設する。揺動アーム3に沿って刃材1を前方へ送り出す
送り機構7を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯板状の刃材の曲げ加
工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ダンボール等を所定形状に打ち抜くため
に用いられる抜型用刃材は、帯板状の刃材を、所定形状
に合わせて曲げ加工して製作されるが、その曲げ加工を
する装置としては、例えば、ベース台上の固定駒と、レ
バー操作にて所定の動きをする移動駒との間に刃材を挟
んでその刃材を曲げるように構成された手動式の曲げ加
工装置が公知であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の曲げ加工装置では、手作業にて曲げ加工を行うた
め、刃材の曲げ加工能率が悪く、肉厚や幅の大きい刃材
では、曲げ加工が困難であった。また、曲げ(アール)
の精度上も熟練を要する仕事であった。
【0004】そこで、本発明は、上述の問題を解決し
て、刃材を自動的にかつ正確に曲げることができると共
に、構造が簡単で製造容易な刃材の曲げ加工装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明に係る刃材の曲げ加工装置は、帯板状の刃材
を固定・開放自在に挟持する移動クランプ部を前端部に
有すると共に該移動クランプ部よりも僅かに後端寄り部
位が鉛直軸心廻りに回転自在として基台上に枢着される
揺動アームと、該揺動アームの移動クランプ部先端近傍
の上記基台上に所定相互間隔をもって左右に配設される
一対の固定駒と、該固定駒と上記移動クランプ部との間
で上記刃材を曲げるべく上記揺動アームを左右揺動させ
ると共に該揺動アームの後端寄り部位に付設した揺動駆
動機構と、上記揺動アームに沿って上記刃材を前方へ送
り出す送り機構と、を備えたものである。
【0006】また、揺動アームの基台への枢着点から該
揺動アームの移動クランプ部までの長さ寸法よりも、該
枢着点から揺動アームに揺動駆動機構の力が作用する作
用点までの距離が、十分に大きく設定されている。
【0007】また、揺動駆動機構が、基台上に固着され
た平面視円弧状のラックと、揺動アームの後端寄り部位
に付設されて上記ラックに噛合するピニオンギヤと、該
ピニオンギヤを回転駆動させるモータと、を備えてい
る。
【0008】また、送り機構が、揺動アームに沿って配
設された回転自在のボールねじと、該ボールねじに螺進
退自在に螺嵌されると共に揺動アームに前後スライド自
在に取付けられる刃材送り部材と、上記揺動アームの前
端部に付設されると共に上記ボールねじを回転駆動させ
るモータと、を備えている。
【0009】また、揺動アームの先端部に、刃材の上端
縁の刃先に外嵌状とされると共に該刃先のテーパ面に転
動自在に当接する周方向V溝を有する刃材ガイドローラ
を配設すると共に、該刃材ガイドローラの上記周方向V
溝の開き角度が、上記刃材の刃先角度よりも小さく設定
されている請求項1記載の刃材の曲げ加工装置。
【0010】また、揺動駆動機構が、基台上に固着され
た平面視円弧状のラックと、揺動アームの後端寄り部位
に付設されて上記ラックに噛合するピニオンギヤと、エ
ンドレス状可撓動力伝導体と該伝導体が懸架される回転
体を介して該ピニオンギヤを回転駆動させるモータと、
を備えていると共に、該モータが揺動アームの中間乃至
前端部寄りに付設されている。
【0011】また、揺動駆動機構が、揺動アームの後端
寄り部位に鉛直軸心廻りに首振自在に枢着されるナット
部材と、該ナット部材に螺入されるボールねじと、該ボ
ールねじを回転自在に支持すると共に基台上に鉛直軸心
廻りに揺動自在に取付けられる枢支枠と、上記ボールね
じを回転駆動させるモータと、を備えている。
【0012】また、帯板状の刃材が送り出し自在に挿通
される間隙を有する移動口部を前端部に有すると共に該
移動口部よりも僅かに後端寄り部位が鉛直軸心廻りに回
転自在として基台上に枢着される揺動アームと、該揺動
アームの移動口部先端近傍の上記基台上に所定相互間隔
をもって左右に配設される一対の固定駒と、該固定駒と
上記移動口部との間で上記刃材を曲げるべく上記揺動ア
ームを左右揺動させると共に該揺動アームの後端寄り部
位に付設した揺動駆動機構と、上記揺動アームに沿って
上記刃材を前方へ送り出す送り機構と、を備えたもので
ある。
【0013】また、固定駒の後方内面を平面視円弧状と
すると共に、該固定駒の後方内面に対応する移動口部の
前方対応面に於いて、刃材送り出しの間隙前方端部の左
右に、逃げ凹部が形成されている。
【0014】
【作用】
(請求項1によれば)揺動駆動機構にて揺動アームを揺
動させることにより、先端の移動クランプ部が刃材を挟
持した状態で左右に移動(揺動)して、該移動クランプ
部と左右何れか一方の固定駒との間で、移動クランプ部
の揺動方向とは反対側に刃材が曲げられる。また、揺動
駆動機構にて揺動アームの揺動角度を制御することによ
り刃材の曲げ角度を調整できる。さらに、クランプ部の
開状態に於て、送り機構にて刃材を前方へ送れば、刃材
を次の曲げ位置に移動させることができる。
【0015】(請求項2によれば)揺動アームの基台へ
の枢着点から揺動アームの移動クランプ部までの長さ寸
法よりも、枢着点から揺動アームに揺動駆動機構の力が
作用する作用点までの距離が、十分に大きいため、揺動
駆動機構の駆動力が小さくとも、梃子の原理にて、刃材
を確実に曲げることができる。
【0016】(請求項3によれば)モータを小型(小出
力)としても、揺動アームを十分に揺動させることがで
きる。また、ラックとピニオンギヤとの間のバックラッ
シュは、揺動アームの揺動中心軸(鉛直軸心)に近いク
ランプ部に於て減殺され、刃材の曲げ角度に問題が生じ
ない程度の微小な誤差となる。
【0017】(請求項4によれば)刃材を正確に前方へ
送り出すことができる。また、ボールねじを回転させる
モータが揺動アームの前端部にあるため、揺動アームの
慣性モーメントが小さくなる。
【0018】(請求項5によれば)刃材を、その幅方向
が鉛直となるように保持することができる。
【0019】(請求項6によれば)揺動駆動機構のモー
タを揺動アームの中間乃至前端部寄りに付設するため、
揺動アームの慣性モーメントが小さくなる。
【0020】(請求項7によれば)ボールねじとナット
部材との組合わせにより、揺動アームをより正確に揺動
させることができる。
【0021】(請求項8によれば)移動口部は構造が簡
単であり、部品点数が極めて少なくなる。(請求項9に
よれば)固定駒の後方内面と、移動口部の前方対応面と
の間に、刃材が挟み込まれるのを防止できる。
【0022】
【実施例】以下、図示の実施例に基き本発明を詳説す
る。
【0023】図1は本発明に係る刃材の曲げ加工装置の
第1の実施例を示し、この装置は、ダンボール等を所定
形状に打ち抜くための抜型用の帯板状の刃材を所定形状
に曲げるためのものであり、帯板状の刃材1を固定・開
放自在に挟持する移動クランプ部2を前端部に有する揺
動アーム3と、該揺動アーム3の移動クランプ部2先端
近傍の基台4上に配設される一対の固定駒5,5と、固
定駒5,5と移動クランプ部2との間で刃材1を曲げる
べく揺動アーム3を左右揺動させる揺動駆動機構6と、
揺動アーム3に沿って刃材1を前方へ送り出す送り機構
7と、を備えている。
【0024】揺動アーム3は、移動クランプ部2よりも
僅かに後端寄り部位が鉛直軸心L廻りに回転自在として
基台4上に枢着される。また、図2と図3に示すよう
に、揺動アーム3は、水平な帯板状の基板8と、その基
板8の所定箇所に配設されるスペーサ部材9…と、その
スペーサ部材9…を介して基板8の上方に平行に配設さ
れると共に上面に刃材案内用の溝部10を有する帯板状の
案内板11と、を備えている。
【0025】移動クランプ部2は、揺動アーム3の先端
に配設された左右のクランプ爪12a, 12bから成る(図
2参照)。具体的には、図2と図4に示すように、一方
のクランプ爪12aが揺動アーム3の先端に固定され、か
つ、他方のクランプ爪12bが揺動アーム3の先端に鉛直
軸心K廻りに揺動自在に枢着されている。さらに、クラ
ンプ爪12bの後方には、該クランプ爪12bの後端のテー
パ面に当接してクランプ爪12bを開閉させる揺動片13
と、該揺動片13を揺動させるトグル37と、該トグル37を
昇降させるシリンダー14と、を備えたトグル機構15が設
けられる。
【0026】また、固定駒5,5は、基台4上に設けら
れた小受け台28の左右両端部に、固定される。しかし
て、固定駒5,5は、基台4上に所定相互間隔Sをもっ
て左右に配設される(図4参照)。移動クランプ部2の
クランプ爪12a, 12bは、その先端が固定駒5,5の後
方内面31, 31よりも僅かに後方にて揺動するように、配
設される。
【0027】さらに、左右の固定駒5,5の上端部に
は、揺動アーム3の先端部の上方を覆うヘッドカバー29
が固着される(図2参照)。ヘッドカバー29の上壁の中
央部には、貫孔30が設けられ、該貫孔30には、揺動アー
ム3の先端部の鉛直軸心Lに沿って付設されたシリンダ
32が挿通される。
【0028】上記シリンダ32は、刃材を、その幅方向が
鉛直となるように保持するための刃材ガイドローラの高
さ位置を調整するためのものである。即ち、図5に示す
ように、揺動アーム3の前端部に、刃材1の上端縁の刃
先34に外嵌状とされると共に該刃先34の左右のテーパ面
35, 35に転動自在に当接する周方向V溝36を有する刃材
ガイドローラ33を配設する。この刃材ガイドローラ33
は、該ガイドローラ33が水平軸心廻りに回転自在に取付
けられる図示省略の枢支部材を介して、上記シリンダ32
のスライド杆の下端に取付けられる。
【0029】これにより、シリンダ32にて刃材ガイドロ
ーラ33を昇降させることができ、刃材1の幅寸法(高さ
寸法)に合わせて該刃材1を幅方向が鉛直となるように
保持できる。
【0030】また、刃材ガイドローラ33の周方向V溝36
の開き角度θ1 は、刃材1の刃先角度θ2 よりも小さく
設定される。これにより、周方向V溝36の谷底部に刃材
1の刃先34が当たらない。従って、刃先34を傷める虞れ
がない。
【0031】なお、刃材ガイドローラ33の周方向V溝36
の開き角度θ1 は、30°〜40°程度の範囲に設定するの
が好ましいが、必ずしもこの範囲に限定されない。
【0032】次に、図1と図3に示すように、揺動駆動
機構6は、揺動アーム3の後端寄り部位に付設されてい
る。この揺動駆動機構6は、基台4上に固着された平面
視円弧状のラック16と、揺動アーム3の後端寄り部位に
付設されてラック16に噛合するピニオンギヤ17と、ピニ
オンギヤ17を回転駆動させるモータM1 と、を備えてい
る。
【0033】モータM1 とピニオンギヤ17との間には、
減速機18が介装される。25と26は、モータM1 と減速機
18とピニオンギヤ17を揺動アーム3に取付けるための取
付け部材である。これにより、揺動部材3は自走式で揺
動する。
【0034】なお、ラック16の円弧の中心点は、揺動ア
ーム3の揺動中心軸である鉛直軸心Lに一致するように
配設される。また、モータM1 の下面に、エンコーダー
が付設されるが、エンコーダーの取付け位置を揺動アー
ム3の下面とする場合もある。
【0035】さらに、揺動アーム3の基台4への枢着点
P(軸心Lと一致する点)から該揺動アーム3の移動ク
ランプ部2までの長さ寸法N1 よりも、該枢着点Pから
揺動アーム3に揺動駆動機構6の力が作用する作用点Q
までの距離N2 が、十分に大きく設定されている。これ
により、梃子の原理にて曲げ加工を行うことができる。
従って、揺動駆動機構6のモータM1 として、小型低出
力のモータを使用することができる。
【0036】なお、長さ寸法N1 と距離N2 の比率とし
ては、例えば、N1 :N2 =1:20とするのが曲げ加工
の精度上好ましいが、それ以外にも、N1 :N2
(1:10)〜(1:30)程度の範囲で変更自由である。
【0037】また、揺動アーム3の後端寄り部位の下方
の基台4上に、平面視円弧状の第1ガイドレール19が配
設される。また、第1ガイドレール19を挟持状として該
第1ガイドレール19に転動自在に当接する複数個の遊転
ガイドローラ20…が、揺動アーム3の後端寄り部位に、
枢着される。
【0038】具体的には、第1ガイドレール19は、前端
縁と後端縁がテーパ状とされた横断面T字状の部材から
成り、その下端部内面側に沿って上記ラック16が配設さ
れる。なお、第1ガイドレール19は、基台4の上面に設
けられた取付枠22上にねじ部材27…にて固着される。
【0039】また、遊転ガイドローラ20…は周方向のV
溝を有し、そのV溝に第1ガイドレール19の前端縁と後
端縁が嵌まり込む。なお、図例では、第1ガイドレール
19の前端縁と後端縁に、夫々、遊転ガイドローラ20…が
2個ずつ転動自在に当接して合計4個とされている。ま
た、第1ガイドレール19と遊転ガイドローラ20…との摩
擦を少なくして揺動アーム3をよりスムースに揺動させ
るため、揺動アーム3の下面に、第1ガイドレール19の
後端縁に摺動自在に接触するフェルト等から成るオイル
塗布部46と、オイルタンク47と、を備えたオイル供給手
段48が設けられる。
【0040】さらに、第1ガイドレール19の左右両端部
には、該第1ガイドレール19の曲率半径を微調整する曲
率微調整機構21, 21が設けられる。この曲率微調整機構
21は、基台4上の取付枠22の左右両端部に固着された固
定片23, 23と、その固定片23, 23に設けられた複数のね
じ孔に螺進退自在に螺入されると共に先端が第1ガイド
レール19の後面に当接する複数本のねじ部材24…と、か
ら成る。
【0041】しかして、ラック16のねじ部材27…を緩め
て、曲率微調整機構21, 21のねじ部材24…を螺進退させ
ることにより、第1ガイドレール19とラック16の曲率半
径を微調整することができる。なお、曲率微調整機構21
のねじ部材27…を締付けておく。
【0042】また、図1と図2に示すように、揺動アー
ム3の前端寄り部位の下方の基台4上に、平面視円弧状
の第2ガイドレール38を配設し、かつ、揺動アーム3の
前端寄り部位に、第2ガイドレール38に摺動自在に外嵌
される摺動ガイド部材39を付設する。
【0043】さらに、第2ガイドレール38の両端部に、
該第2ガイドレール38の曲率半径を微調整する曲率微調
整機構40, 40を設ける。この微調整機構40は、前述の微
調整機構21と同様に、固定片23と、その固定片23に設け
られた複数のねじ孔に螺進退自在に螺入されると共に先
端が第2ガイドレール38の後面に当接する複数本のねじ
部材24…と、から成る。
【0044】上述の構成により、揺動アーム3を、鉛直
軸心Lを中心として正確に揺動させることができ、刃材
1の曲げ加工精度が向上するという利点がある。
【0045】次に、送り機構7は、揺動アーム3に沿っ
て配設された回転自在のボールねじ41と、該ボールねじ
41に螺進退自在に螺嵌されると共に揺動アーム3に前後
スライド自在に取付けられる刃材送り部材42と、揺動ア
ーム3の前端部に付設されると共にボールねじ41を回転
駆動させるモータM2 と、を備えている。ボールねじ41
とモータM2 との間には、減速機45が介装される。
【0046】また、刃材送り部材42は、刃材1の後端部
を挟持する左右のチャック爪部43,43と、その爪部43, 4
3を開閉自在とする開閉機構を有するスライド支持部44
と、を備えている。ボールねじ41の下方には、スライド
支持部44を前後スライド自在に支持するガイド杆59が配
設される(図2と図3参照)。
【0047】しかして、揺動駆動機構6と送り機構7と
トグル機構15は、刃材1を所定形状に曲げ加工すべく図
外の制御手段にて自動制御される。
【0048】例えば、図6に一部示したように刃材1を
曲げ加工する場合は、先ず、図1の如く刃材1を揺動ア
ーム3上にセットすると共に、送り機構7の爪部43, 43
にてその刃材1を挟持させる。
【0049】その後、図外の曲げ加工開始ボタンを入れ
ると、トグル機構15によりクランプ部2のクランプ爪12
a,12bが開状態となると共に、送り機構7が駆動し
て、刃材1が前方へ送り出される。そして、刃材1が最
初の曲げ加工位置に達すると送り機構7が停止し、クラ
ンプ爪12a,12bが閉じて刃材1が強固に固定される。
【0050】次に、揺動駆動機構6が作動して、図7の
矢印A方向に揺動アーム3が揺動する。これにより、図
9に拡大して示すように、刃材1の一側面(図の右側
面)が、一方(右側)の固定駒5の内端縁に当接し、そ
の固定駒の内端縁とクランプ爪12a,12bの先端との間
で、刃材1が曲げられる。
【0051】そして、刃材1が予め設定された角度まで
曲がると、揺動アーム3が停止する。即ち、揺動駆動機
構6のモータM1 の回転数が精密に制御され、揺動アー
ム3が、図1の中間位置から、予め入力されていた所定
角度だけ揺動した位置で、動駆動機構6のモータM1
停止する。
【0052】上述の曲げ加工の後、揺動駆動機構6のモ
ータM1 が逆回転し、揺動アーム3が逆方向へ揺動す
る。さらに、トグル機構15によりクランプ部2のクラン
プ爪12a,12bが開状態となると共に、送り機構7が駆
動して、刃材1が前方へ送り出される。そして、刃材1
が次の曲げ加工位置に達すると送り機構7が停止し、ト
グル機構15によりクランプ部2のクランプ爪12a,12b
が閉じられる。
【0053】その後、図8の矢印B方向に揺動アーム3
が揺動する。これにより、図10に拡大して示すように、
刃材1の他側面(図の左側面)が、他方(左側)の固定
駒5の内端縁に当接し、その固定駒5の内端縁とクラン
プ爪12a,12bの先端との間で、刃材1が図9とは逆方
向に曲げられる。そして、刃材1が予め設定された角度
まで曲がると、揺動アーム3が停止する。
【0054】なお、図7と図8に於て、刃材1が固定駒
5に当接しない所定角度θ1 , θ2の範囲では、揺動駆
動機構6のモータを早送りして揺動アーム3を早く揺動
させる。
【0055】ところで、この揺動アーム3の揺動角度
は、アブソリュートプログラミングにて制御される。即
ち、揺動アーム3が図1に示した中間位置にある状態を
原点として、予め設定された方向及び角度だけ揺動して
曲げ加工を施し、それ以後の曲げ加工に於ても、中間位
置を原点として、揺動アーム3を予め設定された方向及
び角度だけ揺動させて曲げ加工を施すように制御され
る。これにより、揺動アーム3が揺動する角度の誤差が
蓄積しないため、刃材1を正確な角度に曲げることがで
きる。
【0056】また、揺動アーム3の基台4への枢着点P
から移動クランプ部2までの長さ寸法Nよりも、枢着点
Pから揺動駆動機構6の力が作用する作用点Qまでの距
離Dが、十分に大きく設定されているため、揺動駆動機
構6のラック16とピニオンギヤ17との間のバックラッシ
ュは、揺動アーム3の前端の移動クランプ部2に於て減
殺される。従って、バックラッシュによる曲げ加工精度
の低下を防止することができ、刃材1を一層正確に曲げ
ることができる。
【0057】さらに、揺動駆動機構6のモータM1 が小
型であること、及び、送り機構7のモータM2 が揺動ア
ーム3の前端部に付設されていることにより、揺動アー
ム3全体の慣性モーメントが小さくなる。従って、揺動
アーム3を正確な角度で停止させることができ、刃材1
の曲げ加工精度向上に貢献できる。
【0058】また、移動クランプ部2の移動方向(揺動
方向)とは反対側に刃材1が曲げられるため、刃材1の
前端部の左右の振れ幅が比較的狭くなる。従って、曲げ
加工時に、作業者等に刃材1の前端部が当たり難くな
り、安全に使用できる。
【0059】次に、図11は本発明の刃材の曲げ加工装置
の第2の実施例を示し、この装置は、揺動駆動機構6
が、基台4上に固着された平面視円弧状のラック16と、
揺動アーム3の後端寄り部位に付設されてラック16に噛
合するピニオンギヤ17と、ベルトやチェーン等のエンド
レス状可撓動力伝導体49と該伝導体49が懸架されるプー
リーやギヤ等の回転体50,50を介して該ピニオンギヤ17
を回転駆動させるモータM3 と、を備えている。かつ、
該モータM3 が揺動アーム3の中間乃至前端部寄りに付
設されている。なお、その他の構造は、図1のものと同
様とされる。
【0060】このように構成したことにより、揺動アー
ム3全体の慣性モーメントが小さくなり、従って、揺動
アーム3を正確な角度で停止させることができ、刃材1
の曲げ加工精度向上に貢献できる。
【0061】また、図12は第3の実施例を示し、この装
置は、揺動駆動機構6が、揺動アーム3の後端寄り部位
に鉛直軸心L′廻りに首振自在に枢着されるナット部材
51と、該ナット部材51に螺入されるボールねじ52と、該
ボールねじ52を回転自在に支持すると共に基台4上に鉛
直軸心L′廻りに揺動自在に取付けられる枢支枠53と、
上記ボールねじ52を回転駆動させるモータM4 と、を備
えている。
【0062】モータM4 とボールねじ52との間には、ギ
ヤ等の減速機構54が介装される。なお、平面視円弧状の
ラックとそれに噛合するピニオンギヤは設けられず、そ
の他の構成については図1のものと同様とされる。
【0063】しかして、モータM4 を回転駆動させれ
ば、ボールねじ52の回転により、ナット部材51が左右何
れか一方へ移動する。そして、例えば、ナット部材51
が、図示矢印I1 方向(図の左方向)へ移動すれば、同
方向へ揺動アーム3が揺動すると共に、ナット部材51と
ボールねじ52と枢支枠53が、矢印J1 方向へ揺動する。
逆に、ナット部材51が、矢印I2 方向(図の右方向)へ
移動すれば、同方向へ揺動アーム3が揺動すると共に、
ナット部材51とボールねじ52と枢支枠53が、矢印J2
向へ揺動する。
【0064】これにより、揺動アーム3をスムースに揺
動させることができる。また、揺動アーム3を揺動させ
るためのモータM4 が、揺動アーム3に付設されないた
め、揺動アーム3の慣性モーメントが小さくなり、揺動
アーム3を正確な角度で停止させることができ、曲げ加
工精度向上に貢献できる。
【0065】また、図13は第4の実施例の要部を示し、
刃材1が送り出し自在に挿通される間隙55を有する移動
口部56を前端部に有すると共に該移動口部56よりも僅か
に後端寄り部位が鉛直軸心L廻りに回転自在として基台
4上に枢着される揺動アーム3と、該揺動アーム3の移
動口部56先端近傍の基台4上に所定相互間隔Sをもって
左右に配設される一対の固定駒5,5と、を備えてい
る。
【0066】さらに、固定駒5,5の後方内面31, 31を
平面視円弧状とすると共に、該固定駒5,5の後方内面
31, 31に対応する移動口部56の前方対応面に於いて、刃
材送り出しの間隙前方端部57, 57の左右に、逃げ凹部5
8, 58が形成されている。
【0067】また、この装置は、固定駒5,5と移動口
部56との間で刃材1を曲げるべく揺動アーム3を左右揺
動させると共に該揺動アーム3の後端寄り部位に付設し
た(図外の)揺動駆動機構6と、揺動アーム3に沿って
刃材1を前方へ送り出す(図外の)送り機構7と、を備
えている。なお、揺動駆動機構6と送り機構7は、図1
に示したものと同様の構造とされる。
【0068】しかして、図14に示すように、揺動アーム
3を揺動させて、移動口部56の間隙前方端部57, 57と、
一方の固定駒5の内端縁との間で、刃材1を曲げること
ができる。また、逃げ凹部58を形成したことにより、移
動口部56の前面と固定駒5の後方内面31との間に刃材1
の一部が噛み込まれるのを防止できる。特に、刃材1が
薄い場合に有効である。これにより、刃材1と移動口部
56と固定駒5,5とを傷付ける虞れがなくなる。
【0069】次に、図15は、移動クランプ部2を自動開
閉するためのトグル機構15の変形例を示す。移動クラン
プ部2は、一方のクランプ爪12aが揺動アーム3の先端
に固定され、かつ、他方のクランプ爪12bが揺動アーム
3の先端に鉛直軸心K廻りに揺動自在に枢着されてい
る。
【0070】しかして、トグル機構15は、揺動アーム3
の前端部側方に付設されたシリンダー14と、前後方向の
水平軸心を中心として左右両端部が上下に揺動自在とし
て揺動アーム3の前端部に枢着されると共に外端部がシ
リンダー14のシリンダー杆61に枢結された揺動片62と、
その揺動片62の内端部に下端部が枢結されると共に揺動
アーム3に設けられた孔部に上下動自在に挿通された昇
降部材63と、その昇降部材63の上端部に後端部が枢結さ
れると共に前端部がクランプ爪12bの後面の外方寄り部
位と揺動アーム3の上面に当接するトグルアーム60と、
を備えている。また、クランプ爪12bの後面の内方寄り
部位とトグルアーム60の前端部との間には、クランプ爪
12bを開方向へ揺動するように弾発付勢する弾発部材64
が、介装される。
【0071】このように構成したことにより、シリンダ
ー14のシリンダー杆61が上昇すれば、揺動片62の外端が
上方へ揺動すると共に内端が下方へ揺動して昇降部材63
が下降し、トグルアーム60の後端が下降する。その下降
に伴って、トグルアーム60の前端が前方へ移動するた
め、クランプ爪12bの後面の外方寄り部位が前方へ揺動
して該クランプ爪12bの前端部がクランプ爪12a側へ
接近してクランプ部2が閉じる。これにより、移動クラ
ンプ部2を強い力で閉じることができ、刃材を動かない
ように挟持状に固定させることができる。
【0072】逆に、シリンダー14のシリンダー杆61が下
降すれば、揺動片62の外端が下方へ揺動すると共に内端
が上方へ揺動して昇降部材63が上昇し、トグルアーム60
の後端が上昇する。その上昇に伴って、トグルアーム60
の前端が後方へ移動するため、弾発部材64の弾発力によ
りクランプ爪12bがその前端部がクランプ爪12aから
離れる方向へ揺動してクランプ部2が開く。
【0073】なお、揺動駆動機構6としては、図1に示
したもの以外にも、図11に示したものと同様のものでも
よく、あるいは、図12に示したものと同様の構造とする
も自由である。
【0074】
【発明の効果】本発明は上述の構成により、次のような
著大な効果を奏する。
【0075】請求項1記載の刃材の曲げ加工装置によれ
ば、帯板状の刃材を自動的にかつ正確に曲げることがで
きる。また、構造が簡単となり容易に製造できる。さら
に、移動クランプ部2の揺動方向とは反対側に刃材1が
曲げられるため、曲げ加工の際に刃材1の前端部が左右
に振れる振れ幅を小さくすることができ、怪我の発生を
防止できる。また、移動クランプ部2により、刃材1の
厚みに関係なく曲げ加工することができる。
【0076】請求項2記載の刃材の曲げ加工装置によれ
ば、梃子の原理で刃材を曲げることができるため、揺動
駆動機構6の駆動力が小さくても、確実かつ精密に曲げ
加工できる。
【0077】請求項3記載の刃材の曲げ加工装置によれ
ば、揺動駆動機構6のモータM1 として小型のモータを
使用することができる。また、揺動アーム3をスムース
に揺動させることができる。
【0078】請求項4記載の刃材の曲げ加工装置によれ
ば、刃材を自動的にかつ正確に送り出すことができる。
従って、曲げ加工を完全に自動化できる。
【0079】請求項5記載の刃材の曲げ加工装置によれ
ば、揺動アーム3の先端部に於て、刃材1の刃先34を傷
めることなく、該刃材1を幅方向が鉛直となるように保
持することができる。従って、曲げ加工精度が向上す
る。
【0080】請求項6記載の刃材の曲げ加工装置によれ
ば、揺動アーム3の慣性モーメントが小さくなるため、
揺動アーム3を正確な角度で停止させることができると
共に、曲げ加工精度向上に貢献できる。
【0081】請求項7記載の刃材の曲げ加工装置によれ
ば、揺動アーム3の慣性モーメントが小さくなるため、
揺動アーム3を正確な角度で停止させることができると
共に、曲げ加工精度向上に貢献できる。
【0082】請求項8記載の刃材の曲げ加工装置によれ
ば、帯板状の刃材を自動的にかつ正確に曲げることがで
きる。また、構造が簡単となり容易に製造できる。
【0083】請求項9記載の刃材の曲げ加工装置によれ
ば、移動口部56の逃げ凹部58, 58により、移動口部56の
前面と固定駒5の後方内面31との間に、刃材1が噛み込
まれれないようにできる。従って、刃材1の破損を防止
できる。かつ、移動口部56と固定駒5.5とが傷むのを
防止でき、耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の簡略平面図である。
【図2】要部拡大斜視図である。
【図3】要部拡大斜視図である。
【図4】要部拡大平面図である。
【図5】刃材ガイドローラの作用説明図である。
【図6】曲げ加工後の刃材の要部斜視図である。
【図7】使用状態の作用説明図である。
【図8】使用状態の作用説明図である。
【図9】使用状態における要部拡大平面図である。
【図10】使用状態における要部拡大平面図である。
【図11】本発明の第2の実施例の簡略平面図である。
【図12】本発明の第3の実施例の簡略平面図である。
【図13】本発明の第4の実施例の要部拡大平面図であ
る。
【図14】使用状態における要部拡大平面図である。
【図15】変形例の要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 刃材 2 移動クランプ部 3 揺動アーム 4 基台 5 固定駒 6 揺動駆動機構 7 送り機構 16 ラック 17 ピニオンギヤ 21 曲率微調整機構 31 後方内面 33 刃材ガイドローラ 34 刃先 35 テーパ面 36 周方向V溝 38 第2ガイドレール 39 摺動カイド部材 40 曲率微調整機構 41 ボールねじ 42 刃材送り部材 49 エンドレス可撓動力伝導体 50 回転体 51 ナット部材 52 ボールねじ 53 枢支枠 55 間隙 56 移動口部 57 間隙前方端部 58 逃げ凹部 L 鉛直軸心 L′ 鉛直軸心 M1 モータ M2 モータ M3 モータ M4 モータ N1 長さ寸法 N2 距離 P 枢着点 Q 作用点 S 所定相互間隔 θ1 開き角度 θ2 刃先角度

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯板状の刃材1を固定・開放自在に挟持
    する移動クランプ部2を前端部に有すると共に該移動ク
    ランプ部2よりも僅かに後端寄り部位が鉛直軸心L廻り
    に回転自在として基台4上に枢着される揺動アーム3
    と、該揺動アーム3の移動クランプ部2先端近傍の上記
    基台4上に所定相互間隔Sをもって左右に配設される一
    対の固定駒5,5と、該固定駒5,5と上記移動クラン
    プ部2との間で上記刃材1を曲げるべく上記揺動アーム
    3を左右揺動させると共に該揺動アーム3の後端寄り部
    位に付設した揺動駆動機構6と、上記揺動アーム3に沿
    って上記刃材1を前方へ送り出す送り機構7と、を備え
    たことを特徴とする刃材の曲げ加工装置。
  2. 【請求項2】 揺動アーム3の基台4への枢着点Pから
    該揺動アーム3の移動クランプ部2までの長さ寸法N1
    よりも、該枢着点Pから揺動アーム3に揺動駆動機構6
    の力が作用する作用点Qまでの距離N2 が、十分に大き
    く設定されている請求項1記載の刃材の曲げ加工装置。
  3. 【請求項3】 揺動駆動機構6が、基台4上に固着され
    た平面視円弧状のラック16と、揺動アーム3の後端寄り
    部位に付設されて上記ラック16に噛合するピニオンギヤ
    17と、該ピニオンギヤ17を回転駆動させるモータM
    1 と、を備えている請求項1記載の刃材の曲げ加工装
    置。
  4. 【請求項4】 送り機構7が、揺動アーム3に沿って配
    設された回転自在のボールねじ41と、該ボールねじ41に
    螺進退自在に螺嵌されると共に揺動アーム3に前後スラ
    イド自在に取付けられる刃材送り部材42と、上記揺動ア
    ーム3の前端部に付設されると共に上記ボールねじ41を
    回転駆動させるモータM2 と、を備えている請求項1記
    載の刃材の曲げ加工装置。
  5. 【請求項5】 揺動アーム3の先端部に、刃材1の上端
    縁の刃先34に外嵌状とされると共に該刃先34のテーパ面
    35, 35に転動自在に当接する周方向V溝36を有する刃材
    ガイドローラ33を配設すると共に、該刃材ガイドローラ
    33の上記周方向V溝36の開き角度θ1 が、上記刃材1の
    刃先角度θ2 よりも小さく設定されている請求項1記載
    の刃材の曲げ加工装置。
  6. 【請求項6】 揺動駆動機構6が、基台4上に固着され
    た平面視円弧状のラック16と、揺動アーム3の後端寄り
    部位に付設されて上記ラック16に噛合するピニオンギヤ
    17と、エンドレス状可撓動力伝導体49と該伝導体49が懸
    架される回転体50, 50を介して該ピニオンギヤ17を回転
    駆動させるモータM3 と、を備えていると共に、該モー
    タM3 が揺動アーム3の中間乃至前端部寄りに付設され
    ている請求項1記載の刃材の曲げ加工装置。
  7. 【請求項7】 揺動駆動機構6が、揺動アーム3の後端
    寄り部位に鉛直軸心L′廻りに首振自在に枢着されるナ
    ット部材51と、該ナット部材51に螺入されるボールねじ
    52と、該ボールねじ52を回転自在に支持すると共に基台
    4上に鉛直軸心L′廻りに揺動自在に取付けられる枢支
    枠53と、上記ボールねじ52を回転駆動させるモータM4
    と、を備えている請求項1記載の刃材の曲げ加工装置。
  8. 【請求項8】 帯板状の刃材1が送り出し自在に挿通さ
    れる間隙55を有する移動口部56を前端部に有すると共に
    該移動口部56よりも僅かに後端寄り部位が鉛直軸心L廻
    りに回転自在として基台4上に枢着される揺動アーム3
    と、該揺動アーム3の移動口部56先端近傍の上記基台4
    上に所定相互間隔Sをもって左右に配設される一対の固
    定駒5,5と、該固定駒5,5と上記移動口部56との間
    で上記刃材1を曲げるべく上記揺動アーム3を左右揺動
    させると共に該揺動アーム3の後端寄り部位に付設した
    揺動駆動機構6と、上記揺動アーム3に沿って上記刃材
    1を前方へ送り出す送り機構7と、を備えたことを特徴
    とする刃材の曲げ加工装置。
  9. 【請求項9】 固定駒5,5の後方内面31, 31を平面視
    円弧状とすると共に、該固定駒5,5の後方内面31, 31
    に対応する移動口部56の前方対応面に於いて、刃材送り
    出しの間隙前方端部57, 57の左右に、逃げ凹部58, 58が
    形成されている請求項10記載の刃材の曲げ加工装置。
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